合併協定調印式

                      日 時:平成16年10月18日(月)

                          午前10時

                      場 所:名和町保健福祉センター

1 開  式

2 来賓紹介

3 経過報告

4 合併協定調印

5 立会人署名

6 町長挨拶

7 来賓祝辞

8 閉  式

 


○司会

 おはようございます。本日は、御多用のところ、中山町・名和町・大山町合併協定調印式に御臨席をいただき、まことにありがとうございます。御案内いたしておりました時刻となりましたので、ただいまから開会させていただきます。

 私、本日の司会進行をいたします名和町総務課の細谷智子と申します。どうぞよろしくお願いいたします。(拍手)

 初めに、名和町助役、末次敬忠が開式の言葉を申し上げます。

 

○末次名和町助役

 御列席の皆様には、大変御多忙の中、御臨席をいただき、まことにありがとうございました。ただいまから中山町・名和町・大山町合併協定調印式を開会をいたします。(拍手)

 

○司会

 ここで、この調印式に御臨席いただいております御来賓の皆様方の御紹介を申し上げます。

 なお、紹介順は順不同でございますので、御了承願います。

 鳥取県副知事、平井伸治様。(拍手)

 鳥取県議会議員、上村忠史様。(拍手)

 鳥取県議会議員、小谷茂様。(拍手)

 鳥取県議会議員、福間裕隆様。(拍手)

 西部町村会会長職務代理、副会長、住田圭成様。(拍手)

 大山消防署長、友森篤夫様。(拍手)

 八橋警察署長、石亀禮次郎様。(拍手)

 米子警察署長、山内幸夫様。(拍手)

 鳥取県西部総合事務所長、青木茂様。(拍手)

 本日は、以上9名の方々に御来賓として御臨席いただいております。ありがとうございます。

 次に、これまでの合併協議の取り組みに関する経過を西伯郡東部地域合併協議会事務局長、中山町助役、森安元義が報告申し上げます。

 

○森安中山町助役

 御紹介いただきました、事務局長を仰せつかっております森安であります。合併協調印式に先立ちまして、今日までの中山町、名和町、大山町における合併協議会の取り組みの経過について報告をさせていただきます。

 お手元のパンフレットにも若干経過を載せさせていただいておるところでございますが、御案内のように私ども3町の合併協議につきましては、それぞれの立場で合併の枠組みについて検討を重ねてまいりました。平成14年12月6日、3町で枠組みを基本とした合併協議の設立に向けた準備会を開催をし、合併協議に向けた具体的な取り組みを始めたところでございます。そして、12月20日に3町議会で法定協議会の設置が議決され、平成15年1月1日、鳥取県知事から合併重点地域の指定を受けたところでございます。3町の議会議員の代表、有識者、首長等、総数27名で構成をする法定協議会の第1回の会議を平成15年1月29日に開催をいたしました。以降、新町の町づくりに向けた提言づくりに住民の皆さんの参加をいただきながら、新町〜夢づくり工房を初め、住民アンケート、合併まちづくりフォーラム、新町の名称募集、あるいは、小学生あるいは中学生のアンケート、地域情報化政策の検討会、住民説明会など、多くの住民の皆さんの御協力と御支援、そして参加をいただいたところでございます。協議会委員の皆様の献身的な取り組みを得て、先月、9月29日までに1年9カ月、時間をかけて合併協定項目についての協議を重ねてまいったところでございます。この間、協議会を19回、4つの小委員会を延べ23回開催してまいりました。1月29日、第1回協議会では合併の方式、8月29日、第7回協議会では新町の名称、10月29日、第9回の協議会では新町の事務所位置、12月19日、第10回の協議会では議会議員の定数及び任期、平成16年8月26日、第18回の協議会では合併の期日、農業委員会委員の任期及び定数、新町まちづくりプラン、9月29日、第19回の協議会では財産の取り扱い、あるいは消防団の取り扱いなどについて協議、確認をしてきたところでございます。合計46項目にわたる協定項目の一つ一つについて慎重かつ真剣に審議をいただき、すべての協議項目について確認、決定を見たところでございます。この協定を受けまして、合併協定書を調製し、本日の調印式に至ったところであります。

 合併協定書に基づきましては、先ほど申し上げたもののほか、事務組織、あるいは機構編成、事務処理の基本方針、住民生活に密接でニーズの高い福祉、保健、教育等の各種事務事業を実施するための方向性及び合併後のまちづくりマスタープランであり、新町建設計画の根幹となる、いわゆる市町村建設計画等につきましても記載をいたしているところでありますが、詳細につきましては、お手元にお配りをいたしております資料を御参照いただきたいというふうに考えております。

 以上、簡単で雑駁ではございましたが、中山町、名和町、大山町の合併に向けたこれまでの取り組みの経過について報告をさせていただきました。ありがとうございました。(拍手)

 

○司会

 続きまして、合併協定の署名、調印に入らせていただきます。

 合併協定書は3部でございます。最初に、中山町長、名和町長並びに大山町長が署名、調印を行います。その後に、立会人の中山町議会議長、名和町議会議長並びに大山町議会議長に御署名をお願いいたします。なお、会場の皆様には、受付でお渡ししています資料の中に合併協定書の写しを入れておりますので、ごらんください。

 下池忠正中山町長、山口隆之名和町長、黒田隆弘大山町長、ステージの調印席へお願いをいたします。

 鹿島功中山町議会議長、野坂喜美名和町議会議長、林原隆英大山町議会議長、ステージの調印席へお願いをいたします。

 それでは、合併協定書に署名と調印をお願いいたします。

                〔署名・調印〕

○司会

 ただいま中山町長、名和町長、大山町長そろっての署名、調印が終了しました。

 続きまして、立会人の御署名をいただきます。

                 〔署  名〕

○司会

 ありがとうございました。これで合併協定書の調印が終了いたしました。

 ここで、合併協定書を立会人の3議長から3町長にお渡ししていただきます。

 林原議長から下池町長へ、鹿島議長から山口町長へ、そして野坂議長から黒田町長へ、合併協定書を手渡していただきます。(拍手)

 ただいま立会人の3人の議長さん方から3人の町長へ協定書が手渡され、3町の合併協定調印が調いました。

 合併協定書をお受け取りになった下池町長、山口町長、黒田町長のかたい握手により、調印のきずなをより一層かたいものとしていただきたいと思います。

 それでは、握手をお願いします。

 会場の皆様も、大きな拍手でその気持ちを受けとめていただきますようお願いします。(拍手)

 さらに、本日の来賓を代表して、平井副知事に握手に加わっていただきまして、3町の合併協定の調印が調ったことを改めて披露していただきたいと思います。

 各町長、議長、調印席の前のステージ中央へお移りいただきますようお願いします。

 それでは、平井副知事、3町長、3議長、握手をお願いします。

 会場の皆様、いま一度盛大な拍手をお願いいたします。(拍手)

 ありがとうございます。平井副知事、3町長、3議長は、お席にお戻りください。

 続きまして、3町長から皆様方にお礼のごあいさつを申し上げます。

 あいさつの準備をいたしますので、しばらくお待ちください。

 あいさつの準備が整いました。

 最初に、下池忠正中山町長がごあいさつを申し上げます。

 

○下池中山町長

 一言ごあいさつを申し上げさせていただきます。

 本日は、今、ただいま平成の大合併の調印式を終えさせていただくことができました。このことは、住民の皆さんを初め、合併協議会の委員の皆さんの格別な御理解と御協力によるたまものでございまして、厚く厚くお礼と感謝を申し上げる次第でございます。そしてまた、本日は平井副知事さんを初め県会議員の皆さん、そして各警察署の署長さん、消防署長さん等、多数の御臨席をちょうだいいたしまして、高いところからではございますけれども、厚く厚く御礼を申し上げる次第でございます。

 考えてみますというと、この大合併は歴史に残る大変大きな意味合いを持った意義ある合併でございまして、本当に感慨深いものを覚える次第でございまして、本当にここに立ちましても緊張を覚える次第でございます。本当に本日はありがとうございます。

 次々にごあいさつが待っておりますので、私はこの平成の大合併に向けて、住民の皆さんが、ああ、これは合併してよかったなと言っていただけるように誠心誠意、本当に頑張ってまいりますことを皆さんにお誓いを申し上げまして、大変簡単なごあいさつですけども、ごあいさつにさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)

 

○司会

 続きまして、山口隆之名和町長がごあいさつを申し上げます。

 

○山口名和町長

 皆さん、本日は本当にありがとうございました。この3町で合併をしようということでお互いに確認をし合ってから丸2年、合併協議会を立ち上げまして本格的に協議を開始いたしましてから1年9カ月がたちました。その間、多くの皆さんの御理解と御協力、御支援をいただく中で、さまざまな課題を克服し、本日を迎えることができました。ただいまは平井副知事様を初め御来賓の皆様に御臨席をいただき、多くの皆様の前で無事調印を終えることができました。この2年間を振り返るとき、本当に感慨深いものがございます。お世話になりました多くの皆様を初め3町の町民の皆様に、改めて感謝を申し上げる次第でございます。

 新町がスタートいたしますまで残り5カ月ということになりました。より多くの町民の皆さんに新しい町づくりのスタートラインに並んでいただくためにも、これからの5カ月は大変重要であるというふうに思っております。本日の調印を契機に、私たちは何のために合併をするのか、だれのために合併をするのか、もう一度改めて考え、それぞれ3町が長い間培ってきた歴史や文化、そして伝統を大切にしながら、我々3町民の心のふるさとであります秀峰大山をシンボルとした、新しい目標に向かった町づくりが円滑にスタートができるように、より一層の努力を皆で傾注していかなければならないというふうに思っております。

 私自身も、町が大きく変わるという、この歴史的なときに町長という重責を担わせていただいた者として、その責任を改めて自分自身に問い直し、より一層精進をしてまいる考えでございます。どうかより一層皆様方の御支援、御協力をお願い申し上げまして、お礼のごあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)

 

○司会

 続きまして、黒田隆弘大山町長がごあいさつを申し上げます。

 

○黒田大山町長

 皆さん、おはようございます。一言あいさつを申し上げます。

 本日は、大変さわやかな秋晴れの天気に恵まれました。私どものシンボルであります大山も美しい姿を見せております。このようなよき日に、多くの来賓の皆さん、そして関係者の皆さんの御臨席をいただき、中山町、名和町、大山町の合併の調印をすることができました。大変うれしく思っておりますとともに、3町の町民並びに関係者の皆さんに心から感謝とお礼を申し上げます。

 本日の調印式を迎えるに至るまでには、昨年の1月の合併協議会の発足以来、いろいろな困難なことがありましたが、関係者の皆さんの小異を捨てて大同につくという前向きの考え方によりまして、この調印式を迎えることができました。この上は、今直面をしております地方財政の危機を町民の皆さんとともに克服して、新町まちづくりプランに掲げました「大山の恵みを受け継ぎ、元気な未来を拓くまちづくり 〜人と人、人と自然が心でつながるまち〜」、そういった高い理想の町づくりの実現を目指して、私ども関係者はもとより、町民が一丸となって頑張っていかなければなりません。そのことをきょう、この場で皆さんとともに確認しておかなければならないと思います。

 さて、新しい大山町は、南に秀峰大山を仰ぎ、北に紺碧の日本海を望み、山ろくには肥沃な多くの田畑を有する自然豊かな美しい町であります。歴史的には、弥生時代に始まる妻木晩田遺跡、そして今から1,300年前にさかのぼる大山寺、名和長年公や後醍醐天皇にまつわるいろいろな歴史や文化があります。そして中山町、名和町、大山町、この3町が昭和の合併より50年間、営々と築いてきた大きな財産があります。新しい大山町は、これらのすべてを引き継いでスタートするわけであります。私はいい町ができるというふうに思っております。今築き上げた3町の特色を生かした新しい住みよい町、住みたくなる町、住んでよかった、そういった町をつくっていかなければならないと考えております。新しい大山町が町民一人一人住みよい町になり、そして限りなく発展していくことを祈念をいたしまして、本日の私のあいさつといたします。本日は大変ありがとうございました。(拍手)

 

○司会

 ここで、御来賓の御祝辞をお受けします。

 本来であれば、御来賓の皆様方にお言葉をちょうだいいたしますのが本筋ではございますが、進行の都合上、御来賓の皆様を代表して、平井伸治鳥取県副知事から御祝辞を賜りたいと存じます。大変失礼ではございますが、御容赦のほど、よろしくお願い申し上げます。

 平井副知事、よろしくお願いいたします。

 

○平井副知事

 皆様、おはようございます。本日は、中山町、名和町、大山町の合併協定の調印がこのように厳かな中にも晴れやかに相調いましたことを、心からお喜び申し上げる次第であります。

 本来なら、知事、片山が参りまして皆様に親しくお祝いを申し上げるべきでありますけれども、上京しておりまして、かわりに私の方から祝辞を申し上げたいというふうに思います。

 きょうのこの調印式、今、下池町長、山口町長、そして黒田町長が調印をされました。そしてかみしめるように一言一言、お言葉があった次第であります。それぞれに誠心誠意、新しい、いい町をつくるんだという発言、それから、だれのための合併か、何のための合併かということを問い直しながら、これから合併に向かっていきたいというようなお言葉、それから、いい町が必ずできるという確信に満ちたお言葉、いろんな話が聞けました。

 今、まさに私たちは歴史の新しい一ページを開こうとしているんだと思います。その証左に、ただいま調印式をしておりまして、たくさんのカメラマンがその調印の様子を記録をされていましたが、ふと横を見ますと、町会議員の方も一緒になってカメラを構えておられまして、それほどまでに町会議員の皆様や住民の方々にとって、これは大きな大きな転換期、自分たちの人生の中で経験し得る一つの転機であるというように考えておられるのではないかというように思います。鹿島議長、野坂議長、林原議長を初め町会議員の皆様、そして合併協議会の委員の皆様、住民の方々、さまざまな思いが交錯をして、きょうのこのよき日を皆様がお祝いをしているということであろうかと拝察を申し上げます。

 今の町長さんのお話の中にもありましたが、合併というのはさまざまなことを包含していくものであります。一つには、町の足腰をきちんと立て直して、新しい時代、地方分権の時代にふさわしい、そうした町の基盤をつくる、そのための合併ということがあり、それに多くの方々の理解を得て突き進んでいくということがあります。ひとえに一つ財政の問題だけではないわけでありまして、3つの町がかたくきずなで結ばれることになりますと、いろんなものが違った形で見えてきます。

 今のお話の中にもありましたが、ここ一帯は大山町から日本海へ駆けおりるように大地が広がっているところであります。肥沃な大山の恵みを引き継いで、そして元気な未来をつくっていくんだという、そういうキャッチフレーズを今掲げておられますが、まさにそういうところであります。えてして鳥取県内、砂浜などが多いところでありますが、ここはそういう特殊な地形を持ち、そこに豊かな田畑が古くから開かれてきたわけであります。

 そうしたところで、例えば香取の村なんかもつくられたわけであります。この3町にまたがって香取村があったわけでありますが、もともと山の中の奥地につくられたわけであります。そこに苦労して開墾をしてあのような酪農などの一帯の開かれた土地をつくられたわけでありますが、不幸にして村は分断されて3つの町でそれぞれにあった。きょうの合併協定書を拝見いたしますと、小・中学校の校区を整理をされるようでありまして、ここに初めて一つの統一が結ばれたということになるのではないかと思います。

 このような例に、枚挙にいとまがないわけであります。例えば大山寺にやってくるお客さんの中には、合宿を楽しもうと、若者たちも多いわけでありますが、そうした夏場の需要などを考えますと、今、現実には神田ですとか、名和町などで実際に合宿のフィールドを持たれるところもあるわけでありますが、いろんなものが結ばれてくるということになります。3つの矢が合わさったところで新しい形が見えてくる。そこにあるのは、今までの中山町でも名和町でも大山町でもないわけであります。すべて町境が取っ払われた190平方キロメートルの肥沃な大地、そしてそこに住まう2万人の人々であります。住民の皆様が新しい視点で新しい町を今こそ築いていただきたい、そういうように念願をする次第であります。

 また、大切なのは単に財政基盤だとか行政の基盤がつくられるということだけではありません。合併して町が変わるというのは、町が、役場が生まれ変わる、そうした大きなチャンスであるというように考えます。ぜひとも多くの住民の皆様が気軽に参画できる、そして住民の皆様の手で新しい地方の時代における道しるべをみずから設定し、それを自分たちも一緒になってやっていく、協働の町づくりができることを願ってやみません。新町の建設計画の中にも、そうした基本条例をつくろうというような項目は今、読まさせていただきましたけれども、そういうようなことがこれから大切なことになってくるのだろうと思います。

 今、残念ながら、まだ完全に住民の方の中で理解が得られているとは言いがたい部分もあるかと思います。ぜひそうした地域においては、時間をかけて、労力をかけて、きちんと住民の方々との対話をとっていただくことが大切ではないかと思います。そういう中で新しい町に対する理解がさらに進むことで祝福される、そうした新町が誕生するのではないかというように思います。

 歴史をひもといてみますと、この中山、名和、大山の、この3町の一帯というのは、いにしえより文化が栄え、産業が栄え、そして人々が集う、そうした場所でありました。かつて妻木晩田遺跡に代表されますように多くの遺跡があり、そこには一つの国があったというように思います。そして大山が、その霊験あらたかな姿、神います山として尊敬を集めていたわけであり、金色のオオカミを求めて、そこに神秘の世界が広がり、宗教世界が生まれた。

 さらに、肥沃な大地を開いてさまざまな文物が生まれてきます。そういう中で、名和長年が隠岐から後醍醐天皇を救ってこちらの方へ運んでこられて、こちらで新しいスタートを切られた、そういうような歴史もあります。その後醍醐天皇が着かれたのは名和町の御来屋か、あるいは中山町の逢坂かと、若干の説が分かれるわけでありますが、もうこれからは悩む必要はないわけでありまして、いずれにせよ大山町に着いたということに、これからはなるわけでありますが、そうした歴史もあります。

 そして、中山町にラフカディオ・ハーンが100年ほど前にやってきます。ハーンはギリシャに生まれたわけでありますが、欧米を転々とされて、そして日本にやってきて、中山の下市で盆踊りを見て、いたく感動したというように記録をされているわけであります。そこに悠久の大自然の中ではぐくまれてきた人々の営みというものを感銘深く見守ったと。太古の歴史からこれは続いているんだろうなあというように深く感動を覚えたと、こういうことであります。

 このように、私たちのこのふるさと、大山町、名和町、中山町の一帯は、長く長く人々が営々として暮らしを営み、村づくりに励んできたわけであります。そして戦後の昭和の大合併以降、半世紀にわたる経験を踏まえて、皆様は新しい町に3町を束ねることとされたわけであります。皆様の限りない発展を心からお祈りを申し上げる次第であります。

 今、地方分権の時代として地方が立ち上がらなければなりません。実は鎌倉幕府というのもそういう時代でありました。それぞれに分権的に勢力があったわけであります。かつて名和氏などは幕府から悪党と呼ばれていたわけでありまして、地方に割拠する、そうした力を持った、幕府に反抗的な勢力の一つであったわけであります。しかし、歴史を考えてみますと、その悪党であった、地方の一勢力であったものが、ついには国を変えてしまいました。皆様の先祖がその一帯であります。名和一族だけでなくて、恐らくは大山寺の僧兵や、この地域に住んでいた人々がそうした国づくりにあずかったんだろうと思います。私たちは今、地方分権の荒波にもまれながらも、これから新しい船出をするわけでありますが、皆様のこの船出が本当に幸多いものであってほしい、そして国を変えるべき、それほどの原動力であってほしい、そういうように願う次第であります。

 この地域一帯には、辻々に塞の神が立ち、街道を守り、村を守っておりますし、大山に上がりますと、かつて開かれました阿弥陀堂、ここには良円の阿弥陀仏があるわけであり、見おろしているわけであります。そういうものに見守られながら、きょうのこの調印式があったことを、私たちはともに深く胸に刻みたいと思います。この3町の地域の限りない御発展と、お集まりの皆様の御隆盛、御健勝をお祈り申し上げまして、お祝いといたしたいと思います。どうもおめでとうございました。(拍手)

 

○司会

 ありがとうございました。

 ここで、本日の合併協定調印式に当たり、お祝いの電報をいただいていますので、御披露させていただきます。

 

○後藤合併推進室長

 失礼します。合併推進室の後藤といいます。電報をちょうだいいたしておりますので、御披露申し上げます。

 本日は、大山町・名和町・中山町合併調印式が、このように大勢の方々の御参加の中、開催されましたことに対し、心よりお祝い申し上げます。来年3月28日には人口約1万9,000人、面積約190平方キロの新生大山町が誕生の運びとなります。3町民の確かな協力と合意のもとに、皆様の一番の御関心の的である行政サービスの質的向上、効率アップを目指し、関係各位のますますの御奮闘と御活躍をお祈り申し上げますとともに、私もそのお手伝いをさせていただくべく奮起してまいりたいと存じますので、今後とも御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。衆議院議員、川上義博様。

 以下、電文を省略させていただきます。山陰合同銀行頭取、若佐博之様。山陰合同銀行常務取締役米子営業本部長、宇野松人様。鳥取銀行頭取、安藤賢様。鳥取銀行取締役常務執行役員、小田常人様。以上、御紹介申し上げます。ありがとうございました。(拍手)

 

○司会

 本日の日程は、閉式を残して、すべて終えることができました。

 それでは、大山町助役、中口三樹彦が閉式の言葉を申し上げます。

 

○中口助役

 中山町、名和町、大山町の町民の皆様の理解と協力によりまして、新しい町に向けて合併調印ができました。本日は、公務御多忙の中にもかかわりませず、御来賓の皆様を初め、たくさんの方々に御臨席を賜りまして、まことにありがとうございました。以上をもちまして、中山町、名和町、大山町の合併調印式を閉会とさせていただきます。きょうはどうもありがとうございました。(拍手)

 

○司会

 それでは、本日の中山町・名和町・大山町合併協定調印式を閉じさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)