行事当日、大山上空は今にも雨が降り出しそうな曇り空にも関わらず、出発地点となる大山寺境内下の広場、博労座には多くの参加者、見物客が訪れました。
ステージ中央に飾られたきらびやかな御輿。この御輿を担ぐのが、今年年男を迎える一般応募による地元の参加者たちで、白の衣装に着替え、今か今かとその出番を待ちます。
住職によるありがたい法要が終わると、いよいよ行列のスタート。降り出した雨にも関わらず、僧兵や猿田彦、天狗、弁慶などに先導され、威勢よく担ぎ上げられた御輿行列がゆっくりと参道を練り歩いていきます。その数、約100人。中には、外国人の方、また古の装束に着替えたかわいい子供たちの姿も。お父さん、お母さんに手を引かれ、堂々と参道を行進する様がとても初々しく、この晴れの舞台、訪れた観客からは多くのフラッシュがたかれていました。
一歩、一歩、時代行列は階段をかけ上がります。 そして終着点となる本堂に無事到着。その達成をそれぞれに祝います。
わずか数十分。 博労座から大山寺本堂へと続く500mの参道が、 この時ばかりは平安・鎌倉時代にタイムトリップしたかのような、 幻想的な王朝絵巻を描き出していました。