山陰・大山の旅【D-club】
■音楽がつなぐ出会いの場 大山ミュージシャンリゾート
「大山」を音楽であふれさせたい・・・そんな地域への愛から生まれた“夢のプロジェクト”
名峰大山の歩み。
野鳥の宝庫として、美しい高山植物、ブナの大樹林の生息地として、また名水の里として、豊かな自然とともにその歴史を刻んできた、我々の宝「大山」。
何千年も前に神の山として誕生し、開山1300年の大山寺に、僧兵の繁栄、日本最大規模の牛馬市、国立公園に指定など、長きにわたり数々の発展を遂げ、今もこうして今の世代に自然の恩恵と偉大な文化を継承してくれています。
そして21世紀。
また新しい称号を手にするべく“夢のプロジェクト”がスタート。
それが「大山ミュージシャンリゾート構想」です。
大山と音楽。
実はかねてからその活動は行われており、“音楽に焦点をあてた滞在型のリゾート開発が行えないか”ということで、 2000年、NPO大山王国の前身である大山山麓リゾート・観光推進協議会により「大山ミュージックリゾート構想」を提唱。自然と共存し、自然の中で生まれた音楽で溢れる町づくりを目指し、様々な取り組みが行われてきました。やがてこの思いが一つの行動を起こし大きな形となって成長し、数々の意欲的な取り組みが展開され、国交省の調査事業に採択されるなど、一つの成果を収めるようになったのです。
大山を音楽の都に・・・
その記録、そしてこれまでの軌跡5年以上に積み重ねてきた活動記録。
そのテーマは大山の自然、歴史との共存でした。
大野池を舞台に毎年開催、恒例となった湖畔の夕暮れコンサート「夏至祭」をはじめ、大山のイメージソングでもある「大山賛歌フェスティバル」といった地元ならではの催しをはじめ、尾崎亜美さん、小室等さん、夏川りみさん、THE BOOMのみなさんなどなど数々の大物アーティストを招待。大山と音楽のフュージョンを試みてきたのです。
あの大物でさえ、“特別”な想いを・・・
大山の歴史の象徴で刻まれた奇跡の時間その1つに2006年と2007年、国指定重要文化財の大神山神社拝殿をステージにしたコンサートも開催。日本を代表するカウンタテナー・米良美一さん、そして世界的バイオリニスト・千住真理子さんを招き、数々の大舞台を経験してきてこんな大物でさえ経験したことない神聖なステージを用意。非常に貴重な文化財でのコンサートが実現した瞬間でもありました。
演奏後のご本人たちは声をそろえて「演奏中は何かが乗り移ったようでこんな経験は初めてだった」とその特別な雰囲気に興奮冷めやらぬ様子。参加者だけでなく、演奏者にとっても満足のいくステージを提供することができたことが、一番の成功への手ごたえでもありました。
そしてプロジェクトはさらに進化
計画は“観る・演奏する”から“育てる・創る”へ・・・「夏至祭」から始まりことはや7 年・・・。徐々にプロジェクトは進行し、結果を残し、参加者からも多くの支持を受けるまでに成長。
そこで計画は第2ステージに移り、テーマは“ただ演奏できる場所、観る場所としてではなく、アーティストが育つ場所へ”と進化。
単にアーティスト招待し、演奏してもらうという観点だけではなく、ミュージシャンが育つ場所へ。アメリカのニューオーリンズがジャズの聖地と呼ばれるように、レコーディング、ライブ、作曲活動などなど音楽に携わる者にとって、ココ大山が聖地となるように・・・。
我々はそんな大きな夢を持って、その第一歩を歩み始めました。
それが「大山ミュージシャンリゾート構想」です。
大山が音楽の都に
ミュージシャンにやさしい街づくりを大山山麓周辺は、大自然という格好のステージ、練習に集中ができる大きな収容人員を誇る旅館街や宿坊、青年の家などの公的な施設、そして座禅やハイキング、温泉、乗馬などリフレッシュの環境が整っていることなど“ミュージシャンを育てる”には非常に恵まれた環境。
このようにこうした取り組みをうけて、大山山麓では現在も様々な活動が行われ、“大山には良質な音楽がある”という認識度も徐々に高まってきています。そして大山で演奏した音楽家が“また大山で演奏したい”と思うような地域づくり、大山に滞在して楽曲制作や練習、静養先としての大山、そして大山山麓が良質な音楽で満たされる日を目指していきたいと思っています。
音楽の聖地・大山。
そう呼ばれる日を目指し、今日もどこかで美しいメロディが山麓に響き渡っていることでしょう。
こんなアーティストも自然の舞台に感動!
大山ミュージシャンリゾート これまでの軌跡
●2007年6月16日 大山王国・夏至祭
プロの演奏家をメインゲストとして招待し、北欧の雰囲気漂う湖畔のスイスシャレー「大山レークホテル」前の芝生広場で開催されるこのイベント。今年はシンガーソングライター尾崎亜美さんとフラメンコギター奏者長尾ゆうたろうさんの2組で行われました
●2006年9月9日 米良美一コンサートin大神山神社
主催者にとって、実に5年越しの思い。国の重要文化財でもある本殿をステージに、これまでダレもがなしえなかった神社でのライブを行われました。主役は「もののけ姫」の歌声でもおなじみ日本を代表するカウンターテナー米良美一さん。奇跡の歌声が境内に響き渡りました
●2006年6月17日 大山王国・夏至祭
プロの演奏家をメインゲストとして招待し、湖畔のスイスシャレー「大山レークホテル」前の芝生広場で開催されるこのイベント。「米子フィルハーモニックブラスアンサンブル」による金管六重奏にはじまり、ソロシンガー山下玲美さんのステージ、そしてメインとなるスーパーベーシスト・櫻井哲夫さん、ギタリスト・岡崎倫典さんまで3組による癒しのステージが披露されました
●2006年6月3日・4日 大山夏山開き祭・大山賛歌フェスティバル
2000本のたいまつ行列で有名な「大山夏山開き祭」。2日目には、大山のイメージソングとして親しまれてきた「大山賛歌」に新しい命を吹き込もうと、原曲を独自にアレンジしたオリジナルの「大山賛歌」を一般公募。5組のアーチスト参加による「大山賛歌フェスティバル」が行われました。
●2005年6月18日 大山ミュージックリゾート2005 大山王国・夏至祭
北欧のような雰囲気に彩られた大野湖畔で奏でられる癒しのメロディ。今年は、女性3人で結成される「ウェールム」によるクリスタルヴォイス、「島根ホルンクラブ」によるこの風景にマッチした伝統音楽の演奏、そしてNHK音楽の広場、テレビ東京「タモリの音楽は世界だ」などに出演されていた日本を代表するパンフルート奏者・岩田英憲さんの演奏が行われました。
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