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行政評価について

更新日:
2023年03月01日

行政評価を実施しました

  大山町では、町民本位の町政や町民の立場に立った町政に変えていくという行財政改革の一環として、平成25年度から行政評価(事務事業評価)を実施しています。

 まだまだ課題も多いと思いますが、試行錯誤しながらよりよい制度づくりに努めてまいります。

 行政評価とは、本町が実施している政策・施策や事務事業について、「町民にとっての効果は何なのか」、「当初想定していたとおりの成果は上がっているのか」などの視点から、その必要性や有効性、成果などを一定の基準で、できる限りわかりやすい指標を用いて把握・評価するもので、より効率的・効果的な町政、町民にわかりやすい町政の運営につなげていくための手法です。

1.行政評価の実施目的

(1) 行政の透明性と町民への説明責任(アカウンタビリティ)の向上
事務事業の目的、内容、達成度などを町民にわかりやすい形で公表することによって、行政の透明性の向上を図るとともに町民に対する説明責任(アカウンタビリティ)の向上を図ります。

(2) 職員の意識改革
評価活動を通して、担当する事務事業の目的意識・目標達成意識やコスト意識の浸透など、職員の意識改革を図ります。

(3) 事務事業の効率性の向上
事務事業を予算の執行率や事業の進捗度という観点からだけでなく、事務事業の目的や目標を明確にし、その成果・結果を明らかにすることによって、当初設定した目標の達成度、費用対効果を客観的に評価し、その結果を行政運営の改善につなげることにより、町民の満足度の高い行政サービスを効率的に提供します。

(4) 事務事業の見直しと予算編成への反映
不要・不急あるいは効果の小さい事務事業を明確にすることによって、事務事業の整理・合理化、廃止及び予算編成への反映やその効率的な配分を図ります。


2.行政評価の対象

 一般的に行政活動は、政策-施策-事務事業という三層構造としてとらえることができ、これらが相互に目的-手段の関係をもちながら一つの体系を形成しています。この政策体系に応じて、政策評価、施策評価、事務事業評価の3種類に分類されます。本町では、このうち最も基本的な単位である事務事業について評価を実施しています。

3.本町の評価システム

 本来、トータルマネジメントシステムを構築するためには,すべての事務事業を評価することが望ましいですが、その一方、すべての事務事業について評価シートを作成することは、評価シートの空欄を埋める作業に事務の主眼が置かれ、評価システムの形骸化と事務効率の低下を招く恐れもあります。

4.評価の推進体制

 評価は、客観性と信頼性を確保する観点から、次の段階的な評価を経て、最終的な評価としています。

  1. 1次評価(所属課評価)
    事務事業を直接実施する所管課の担当者による評価です。
    事業の目的・内容を明らかにし可能な限り数量的に表せる成果指標を設定します。
    担当者は、事業実施について妥当性・必要性、有効性、効率性、公平性の4つの視点から評価を行います。

    評価終了後、担当者は所属長に結果報告を行います。
    所属長は、1次評価の結果について各担当者と事務事業の内容と成果について十分話し合い、今後の事業のあり方について最終的な評価を行います。
     
  2. 2次評価(行政評価委員会)
    1次評価の結果について、副町長を委員長とし、総務課長、教育次長、財務課長で構成する行政評価委員会を設置し、報告します。報告された事務事業の内容と成果について、今後の政策・施策のあり方を評価します。評価結果は、次期計画・予算編成への方針等について反映できるように調整します。
     
  3. 外部行政評価委員会による評価(令和2年10月から)
    広く民間有識者及び町民の評価・意見を求めるため、大山町外部行政評価委員会を設置し、2次評価後に評価・意見を伺います。( 大山町外部行政評価委員会設置要綱

お問い合わせは財務課

大山町役場 2階  
〒689-3211 大山町御来屋328

電話0859-54-5200

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