大山をだいせんと読ませるプロジェクト 番外編
番外編
「新ボス誕生秘話 姑息な工作を排除せよ!」の巻
すでに前回、僕たちの新しいボスは紹介したけど、
実はその背後に知られていないストーリーが存在したんです。
そう、前任のボス「エフ」の存在。異動になったにも関わらず、「大山をだいせんと読ませるプロジェクト」で全国各地へと出向く僕たちに同行し、いろいろと指示を出しては手柄を横取り。
イベントは大成功だったのでよかったんだけど、僕たちに残ったのは、虚しい疲れと大量の領収書、そして報告書の作業といったものばかり・・・。
そこでついに僕たちが反旗をひるがえし、町長に直談判。そんなドタバタ劇を今回みなさんにみてもらっちゃおうかな〜、と。
えっ、そんなもん観たくない? まぁ、そう言わないで。
しばしの間、お付き合いくださいませ〜〜〜。
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【つい数日前・・・】
エフの異動後しばらく経った頃、町長室にむきぱんだ達が・・・
ぱんだ : 町長!なんとかしてください!!
町長 : 血相変えてどうした?エフがいなくなり仲間も増えて、お前達ものびのびとできているだろうに。
ぱんだ :そうなんです。エフがいなくなって、やっとゆっくりまともな任務ができると思ったのもつかの間、エフのヤツ、やたらと顔を出してきてはあれこれと指図はするは、任務は邪魔するはで・・・
責任がないもんだからよけいに始末が悪くて困っているんです。
なんとかしてください! これが動かぬ証拠です。
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【遡ること、半年前・・・】
プレイバック「大山をだいせんと読ませるプロジェクト」
エフ : おい、ぱんだ達、せっかく東京まで出てきたんだ。銀座にでも行ってみないか?
ぱんだ : えっ?いいんですか?わーい!
エフ : よし、新橋の銀座よりに鳥取県のアンテナショップがオープンしている。今度はそこの売り場をジャックしてむきぱんだラーメンを売ってこい。いいな!
ぱんだ : (なぁ〜んだ、喜んで損した。どうせそんなところだ・・・)ところで、誰にアポが?
エフ : そんなものなどない。ジャックしろと言ったはずだ。成功を祈る!
ぱんだ:や、やっぱり・・・姑息な。
店長 : おい、おまえらそこで何してる!
ぱんだ : 早速見つかってしまった。逃げろ〜 こんな小さな店なのにばれるに決まってるだろう!
店長 : なんて奴らだ!ん、うまそうだな置いてったこのラーメン。よし、売りまくって儲けてやろう!ウシシ・・・
エフ : おいぱんだ達、今度東京であのモンベルの大規模フェアが開催される。そこで「だいせん」を売ってくるのだ。いいな!
ぱんだ : エフって異動したはずなのに・・・ぶつぶつ ま、東京で羽でも伸ばすか。
エフ : あ、おまえ達だけでは心配だから俺も一緒に行ってやるからな。
ぱんだ : ゲッ
・・・東京にて・・・
エフ : うーん、ここのレイアウトはこうした方が・・・おい、パンダたち!さっさとやらんか!終わらんぞ!
ぱんだ : あっ、また勝手にいじっている。いつになったら準備ができるのやら・・・
ぱんだ : あ〜忙しい。ぱんだの手も借りたいこんな時にエフの姿が見えん!
んとにもう〜!
あ、あんなとこでモンベルの辰野会長と遊んでる(怒)
エフ :
おい、ぱんだ達!今度大山にあの有名な宮川大助さんと花子さん達が
やってくるそうだ。お客さんもいっぱいだろう。
例によって「むきぱんだラーメン」をPRしてこい!
今回俺は忙しいので、現場で指揮することはできないが、
簡単なミッションだ。ドジるなよ!
ぱんだ :
はっ(異動したのに偉そうに・・・ま、エフがいないからいいか)
・・・イベント当日・・・
ぱんだ :
お〜っ凄い人出だ。今日はPRの絶好の機会だ。エフもいないし、みんながんばろう!早速、お客さんの列ができてるぞ。どんどん作ろうぜ!
主催者 :
もしもし、あなた方そこで何してるんですか?
ぱんだ :
ぼくたち「むきぱんだラーメン」の試食会をやってま〜す!一杯いかがですか?おいしいですよ。
主催者 :
そうぢゃなくてっ!誰の許可を取ったの?だれがここでしていいって言ったの?
ぱんだ :
あのぅ〜もしかして無届けってことですか?
主催者 :
そう!無許可の上にこんなおいしいものをただで配ったりするから、周りのお店から営業妨害だと苦情が来てるんだ。さっさと片付けなさい!
ぱんだ :
す、すんません。(くそー、またエフのヤツにはめられた(怒))

そのころ、エフは神奈川県伊勢原市のイベント会場にいた。
エフ :
ぱんだ達、ちゃんとやってるんだろうなぁ。あいつら失敗ばっかりだからな。
そういえば、以前のミッションではこの町の大山寺でもドジ踏んで逃げ帰ってきたし・・・
エフ :
それにしても大きなイベントだ。さ、しっかりと「だいせん」をPRしよう。
今回は、アシスタントに若い女性達を雇ったし、ミッション成功間違いなしだ!
ん?この大山豆腐うまい!
バイト達 :
何ぃ〜?いったいこのバイト。
時給につられて来たけど、変なおやぢが朝から地ビールに地酒を名物肴に飲んでばっかし。
それに「大山」は「だいせん」じゃなくて「おおやま」に決まってるでしょ!
エフ :
あ、浅香唯ちゃんだ!
可愛い〜!こっち向いて!
あ、バイトさん、好きなものあったらおじさんに言って。
バイト達 :
いえ、なにも・・・(はぁ〜、このえろおやぢ!早く帰ってしまえ!)
【すべてを見終わって・・・】
ぱんだ :
どうです?ヒドイでしょ?もう限界です。ウッ、ウッ(涙)
町長 :
そうだったのか。近頃、エフの姿が見えんのは、まじめに行商してるのかと思っていたが・・・
相変わらず姑息なことを。
町長 :
それならば、今後エフのヤツが口を挟めないように実力派の新ボスを付けてやろう。
コードネームは「カーネル」。
エフよりもずっと優秀なエージェントだ。
だから安心してミッションに励むように。そしてしっかりと「カーネル」をサポートしてやってくれ。
ぱんだ : イエッサー
【場所が変わって事務所にて・・・】
「カーネルと初対面の日」
カーネル :
君たちの活躍は聞いている。よろしくな。
ぱんだ :
よろしくお願いしまぁす。と、ところでその手にお持ちの長細いものは?
カーネル :
あ、これは生きたマムシだ。食べると精が付く。バリバリ。おまえ達も食うか?
ぱんだ :
い、いえ。お腹すいてません・・・
し、失礼します。
(なんか、また大変なボスが来たような・・・ とぼとぼ・・・)
こっちはこっちで・・・
むきぱんだ達の受難は続きそう・・・
なんでボスって変わりもんばっかりなの〜〜〜。
・・・番外編 END
※ これはフィクションです。
「新ボス誕生秘話 姑息な工作を排除せよ!」の巻