ふれあい茶論「弥生の風」

自慢の料理&笑顔でファン多数
大山で出逢ったアイドルユニット?

「若いお兄さんとかわいいパンダさんに取材に来てもらってうれしいわ。はっはっは」

いきなりの攻撃に圧倒される取材スタッフ。
そう、これがこのグループのパワーであり、今の時代を証明するかのような女性の力強さ。

こちら大山口駅近くにあるふれあい茶論(さろん)「弥生の風(やよいのかぜ)」では、地元のお母さんたちが集い、地域の一つのパワーとなって地元の特産品の販売のほか、食堂として地産食材を多用した様々な“おふくろの味”を提供してくれています。
もともと地域活性、交流の場を提供する婦人団体として立ち上げ、以後活動9年、現在約15人で構成されるグループはみんな仲良し。
平均年齢67歳とは思えない威勢のよさ、フットワークで、この日も豪快な笑いを室内に響かせ、「笑売繁盛」とばかり訪れる人を満面の笑顔で迎えているのです。

ほとんどが日替わりという献立は、それぞれが自家栽培で作ったという野菜を取り入れ、我が家の味付けで提供するという究極の地産地消であり、やさしい料理の数々。
同じ素材でもその日の担当によって調理法も違えば味付けも違う。
同じ味に出逢うことの方が難しいと感じるほどに、それぞれの経験での“献立”で提供されるから、毎日訪れてもあきず、しかも家庭を感じるやさしい味を気軽に堪能できるという訳なんです。

この日の担当は4人。
品のある“としえちゃん”に、働きもんの“梅ちゃん”、リーダー的存在の“けいこちゃん”に、話上手で才女的な“ようこちゃん”。
AKB48ならぬ、DYK67(Daisen Yayoi no Kaze 平均年齢67歳)が、アイドルのTOPを極める彼女達に負けない最高の笑顔とパフォーマンスをお披露目してくれました。

何だか信頼関係というか、仲のよさというか、そうしたチームプレーの輪なんてものを感じることができて、このサラダはこの人、この煮物はこの人みたいな感じで担当を決め、みなさんテキパキと見事な定食へとアレンジしていく様子がとっても微笑ましい。
少なくとも取材スタッフはすっかり彼女達のとりこです(笑)

ちなみにこの日、彼女達がバツグンの手際のよさで仕上げた献立はというと・・・、
季節野菜の揚げびたし、鮭の酒粕煮、きのこのすまし汁、きゅうりのピリ辛、ポテトサラダに、デザートのぶどうetc.
みなさん自慢の全7品の定食。それがたったの600円なんて聞けば・・・。
ぜひこのページを見たみなさんは、お母さん達の笑顔とともにすべて手作りのこの料理、味わってみてください。

あと・・・。

「これも自慢だけん」。
そういって、立ち上る湯気の後に野趣溢れる香りを漂わせつつ目の前へと運ばれてきたのができたての「大山おこわ」(大山おこわ定食は、10月〜5月の毎週木曜日の期間限定)。
「うちの大山おこわが一番」、そう胸を張る彼女達に囲まれ一口いただくと、いや〜、味付けが実にやさしい。わが子の体を気遣い一手間一手間じっくり丁寧に愛情込めて作っている様子が想像できるような・・・。これも長年の経験、そして何より楽しみながら料理してるっていう感情からくるものなんでしょうか。

「作り手によってこんなにも味が違うもんだねぇ」ってスタッフが唸ると、またまた彼女達は大声で大爆笑。落ち込むことを知らない彼女達、そしてやさしさを届けてくれる大山おこわ。最後の最後まで圧倒されっぱなしの1時間はどっちが取材されているのかわからないほど(笑)
でも・・・、気がつけば仕事に疲れ少々こわばっていた自分の表情もちょっぴり晴れやか。あら、いつの間にか元気をもらっていたんですね。

このほかでは毎週火曜日に販売されるカレー(サラダ付・600円)も評判で、こちらは地元の野菜、キノコたっぷり、肉は極力使わずとも、自家製の焼肉のタレ、ケチャップ、そしてヨーグルトなどおふくろ自慢の隠し味でしっかりのうま味を演出。
「これ食べんといい男になれんよ〜〜(笑)」と自信満々に笑う姿に、「これは火曜日にまた来なければ」とも。
すっかり大山のアイドルユニット「DYK67」(Daisen Yayoi no Kaze 平均年齢67歳)に魅了された一日。
彼女達の笑顔を思い出してはまたこの場所に通うんだろうな〜、そう実感したスタッフでありました。

としえちゃ〜ん、梅ちゃ〜ん、けいこちゃ〜ん、ようこちゃ〜ん、いつまでも元気でね〜(笑)


(基本データ)
施設名ふれあい茶論「弥生の風」
所在地鳥取県西伯郡大山町国信(JA大山口支所隣り)
TEL080-1901-4164
営業時間11:30〜15:30ごろ
休み土曜・日曜・祝日
駐車場5台程度(JA大山口支所内の駐車場を利用してください)
HPhttp://www.daisen.gr.jp/fureaisaron/okowashoukai/