平成29年9月1日登山道の最新情報〜初秋

登山道の最新情報

9月1日(金)現在のだいせん夏山登山道の最新情報をお知らせします。
 
午前6時の大山寺の天候  くもり  気温18℃  無風
午前11時の山頂の天候  ガス時々雨  気温12℃  5〜8m/s
 
遠く離れた太平洋上にある台風15号の影響もあり、北から日本海の
水蒸気を含んだ風が大山付近に吹き込んできて、涼しいというよりも
冷たい風が8合目付近までかなり強く吹いていました。
今年の夏はいつだった?というぐらいに悪天候が続き、7月から8月に
かけて、ほとんど夏らしい天候がなかったように思います。
 
今日も冷たい北風のため、山頂では体感温度は一ケタ台でした。
 
登山道の危険ヶ所はありません。しょっちゅう登っているとわかりますが、
夏山登山道に関しては随分と登り易くなりました。
天候の悪い中で本日も鳥取県職員の方が地道に補修作業をして
おられましたが本当にご苦労さまです。
 
お花情報ですが、山頂付近では「イヨフウロ」、「アキノキリンソウ」、
「ゴマナ」、「ダイモンジソウ」、「ホソバノヤマハハコ」、
「キュウシュウコゴメグサ」、「トモエシオガマ」などが見られます。
また6合目前後では「クサボタン」の花がそろそろ終わり、果実が
付き始めています。この花の果実は痩果で綿毛が付いていて、
風で飛んでいきます。
タンポポを思い浮かべればわかりやすいと思います。
9合目付近の「ダイセンキャラボク」の純林では赤い実が目立ち始めて
きました。この木は雌雄異株ですので、雄の株には実がつきません。
1合目付近では「ウメバチソウ」、「ヤマジノホトトギス」、「ソバナ」などが
咲いています。
 
この時期に注意することは、やはり服装です。特に山の天候は変わりやすいので
雨具は必携です。ポンチョタイプは風に煽られるので、上下セパレートの
タイプをお持ちください。
下山する時に結構見受けられたのは、雨具を持たずに濡れたままで登って
いる方とか、時間的にかなり遅いスタートでヘッドライトも何も持たずに
ほとんど手ぶらで登っている方とかです。
山を甘く見ないでください。
特に天候の悪い時は暗くなるのが早いです。都会の暗さとは比較に
ならないですので、ご注意ください。
 
7月からサントリーの水のCMが非常に話題になり、烏ヶ山でも聖地巡礼の
登山者が増えています。
ただ同時に間違った情報も飛び交っていますので、書き添えますが、
撮影地については烏ヶ山も含めて、すべて申請許可を充分すぎるぐらいに
取ってあります。ドローンでの撮影も同様です。
100人強のスタッフ人数と機材で、これに対して大山を愛する人たちが
毎日15人づつ、延べで40人ほどがガイドとボッカの協力を申し出てくれました。
YouTubeでも公開されていますのでぜひご覧ください。
ちなみに沢は木谷沢ではありません。
 
この他、登山道の状態とか装備品などわからないこと、またガイドに
関する依頼、受けておりますので遠慮なく下記までお問い合わせください。
 
日本山岳ガイド協会
認定登山ガイド 久保昌之
 
中国山岳ガイド協会
事務局 090−7999−2931
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709−1
休暇村 奥大山内
TEL 0859-75-2300
   
また他の山域の最新情報については「山と渓谷社」のHP
ヤマケイオンライン
をご覧ください。
もちろん大山の情報も載っています。
 
中国山岳ガイド協会

今日の登山メンバー

夏山登山道入口

 阿弥陀堂横付近

3合目のブナ林

5合目

6合目付近から雲の中


クサボタンの花の終わり(6合目)

7合目

草鳴社ケルン

キュウシュウコゴメ


イヨフウロ(山頂台地)

(左から)長門さん、山本さん、佐々木さん

ダイセンキャラボクの実(山頂台地)

アキノキリンソウ(山頂台地)

ゴマナ(山頂台地)

山頂付近は雨

山頂にて(左から)中濱さん、西山さん、生田さん

登山道補修中の県職員の皆さん山頂避難小屋