平成29年12月23日登山道の最新情報〜冬至

登山道の最新情報

12月23日(土)現在のだいせん夏山登山道の最新情報をお知らせします。
 
午前10時の大山寺の天候  くもり  気温5℃  無風
午後1時の山頂の天候  ガス時々くもり 気温−2℃  7〜10m/s
 
12月22日は「冬至」で、暦の上では立冬と立春の真ん中にあたり
実際の寒さはこの辺りから厳しくなるようです。
月半ばには降雪を伴う厳しい寒波がありましたが、今のところは落ち着いた
天候が続いています。
暦どおりに来週初めからはかなり荒れそうな予報も出ているようです。
 
登山道の様子ですが、このところまとまった降雪が無かったために
ルートも明確にわかるので、ガスってさえなければ迷う恐れはないと
思われます。
しかし今後の降雪によりますが、8合目を過ぎてからはトレースも
消えてしまいますので、決して無理をしないでください。
また気温がやや高めで推移したために登山道のトレースもステップが
崩れていて、かなり滑りやすくなっています。
この状態で気温がもっと下るとほとんど滑り台状態です。
従ってアイゼン12本爪は必ずお持ちください。
このアイゼンですが、時々10本で爪の短いものが安価で売られています。
しかし実際にアイスバーンで使ってみればわかりますが、6合目より
上での急斜面ではほとんど役に立ちません。
あくまで軽アイゼンと同程度のものと考えたほうがいいと思います。
(アイスバーンの急斜面を下ればよくわかります)
 
アイゼンワークをきっちり基本から学んでいる方は何とかなりますが、
12本のしっかりしたアイゼンのほぼ半額程度で購入できるのでという
理由で購入することは避けたほうがいいようです。
 
また冬山では何が起きても対処できるだけの装備を持たないと、
あまりに軽装備で登ることは遭難事故に繋がる恐れがあります。
 
先日も遭難死亡事故がありましたが、それでもなおかつ今日お会いした
グループはやはり軽装備で登っておられ、ペースも遅く、聞いてみると
ヘッドランプも持っていない・・・。
午後2時の段階で7合目付近を登っていたので、一応お願いをしましたが
やはり冬山は無雪期とはまったく違いますので、ご注意ください。
 
今の時期はピッケルよりもストックの方が使える場面は多いと思います。
ただピッケルもそうですが、ストックの正しい使い方を学んでください。
「ストックを使えば楽に登れますよ。」という単純なものでもありません。
 
最近はネットとか雑誌で知識だけは得ることができますが、実際の
冬山はそんなに簡単なものではありません。
下着ひとつとってみても意味を考えてこだわらないと、事故に繋がります。
 
この11月から12月にかけて事故が続いていますが、慎重に
注意していても事故が起きる要因は必ずあるものです。
 
決して大山の冬を甘く見ないで、無理をしないでください。
誰でもが気軽に登れる山ではありません。
 
山頂避難小屋は来年春までは無人ですが、トイレは非水洗が
1ヵ所だけ使えます。
風が避けられるだけいいと思いますのでご利用ください。
天候が悪い場合は内部も暗くなりますので、ヘッドライト等は
すぐに取り出せるところに入れておいてください。
トイレも含めて皆が気持ち良く使えるように、入り込んだ雪は
出られる時にほうきで吐き出す程度のことはご協力ください。
(ほうきやスコップは小屋内に常備しています。)
 
道路には積雪がありますので、車でお越しの際は冬用タイヤと
チェーンはお忘れなく。駐車場は除雪していない時が多いので、
お気をつけください。

 

この他、登山道の状態とか装備品などわからないこと、またガイドに関する
依頼も受けておりますので遠慮なく下記までお問い合わせください。

 
日本山岳ガイド協会認定
登山ガイド 
久保昌之
(携帯) 090−7999−2931

鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709−1  休暇村 奥大山
TEL 0859-75-2300

   
また他の山域の最新情報については「山と渓谷社」のHP
ヤマケイオンライン
をご覧ください。
もちろん大山の情報も載っています。
 

19日はスノーシュー遊び

南光河原の登山口

小鳥の道付近

阿弥陀堂付近

下山してきた平尾女史(左)と山下女史

1合目

2合目

3合目

4合目

5合目

6合目下の潅木帯

6合目

今日が結婚記念日だそうで

7合目

草鳴社ケルンより

韓国からノウンヒさん