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平成29年3月14日(火) 登山道の最新情報 〜 春まだ遠し

3月13日&14日のだいせん夏山登山道の最新情報をお知らせします。
 
14日午前11時の大山寺の天候
くもり  気温0℃  微風
 
14日午後2時の6合目の天候
雪    気温マイナス3℃  8m/s
 
11日から12日にかけて暖かい日が続きましたが、何とか14日までは
荒れずに天候が比較的に落ち着いていました。
しかし14日夜ぐらいから西高東低の冬型が強まり、15日はかなり
荒れていました。
3月5日が啓蟄で大地が暖まり、冬眠をしていた虫が穴から出てくると
言われ、さらに20日には春分と続きます。ニュースなどを見ていると
桜前線が云々と言われる時期になりましたが、今年の大山は例年どおり
まだまだ冬山です。
 
登山道そのものは積雪があるためにルートはわかりませんが、トレースが
しっかりついており、6合目辺りまでは迷うことはあまりないと思います。
ただ新雪が降り積もるとトレースも完全になくなりますので、ご注意ください。
 
新雪の部分もかなり締まっていますので、よほどの新雪が降らない限りは
腰までのラッセルもあまりやらなくて済みますが、気温が0℃以下になると
登山口からアイスバーンになっています。
 
この日の場合も登山口からかなり硬く締まっており、3合目手前の傾斜から
キックステップ気味で歩くことになります。
登りでアイゼンを引っ掛けることはさほどありませんが、下りでは要注意です。
アイゼンワークをきっちり体で覚えておかないと事故に繋がります。
 
5合目辺りまではストックで充分ですが、それより上になるとピッケルがあれば
安全です。
ただピッケルも雪山での使い方を知らないと無用の長物です。
最近は長さも短くなっており、ストックの代用にはならないと思います。
 
雪山での基本技術をしっかり身につけてからでないと積雪期の大山は非常に
厳しいと思います。
先日も立入り禁止の場所で雪庇を踏み抜いて遭難騒ぎを起こしたグループが
あったり、経験があまりないのに単独で雪山に入りビバークして遭難騒ぎを
起こしたりと、考えられないような初歩的なミスの騒ぎが続きました。
自己責任の意味を穿き違えて雪山に足を踏み入れるのはいいんですが、
ミスひとつでたくさんの人に迷惑がかかります。
くれぐれもご注意ください。
 
大山寺周辺では道路にも積雪がありますので、冬用タイヤとチェーンなどの
滑り止めは必ずお持ちください。
 
また4月15日(土)放映の「嵐にしやがれ」で大山が紹介されます。
ぜひご覧ください。
 
この他、登山道の状態とか装備品などわからないこと、またガイドに
関する依頼、冬山技術の講習も受けておりますので遠慮なく
下記までお問い合わせください。
 
日本山岳ガイド協会正会員
登山ガイド 久保昌之
 
中国山岳ガイド協会
事務局 090−7999−2931
鳥取県日野郡江府町御机鏡ヶ成709−1
休暇村 奥大山内
TEL 0859-75-2300
 
また他の山域の最新情報については「山と渓谷社」のHP
ヤマケイオンライン
をご覧ください。
もちろん大山の情報も載っています。
 
中国山岳ガイド協会

大山寺橋

    

南光河原の登山口

    

小鳥の道付近

    

 阿弥陀堂の横

    

1合目

    

2合目

    

3合目付近

    

4合目付近

    

5合目

    

6合目

    

(右から)石井さん、中浜さん、永尾さん、佐藤さん