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むきパンダがお届けする「大山でスノーシュー」のススメ

ある日、大山町の観光PRを任されるケンケンは考えました。
大山町がプロデュースするミネラルウォーター「だいせん北麓の水」を、どう売り出していこうか?
このミネラルウォーターのおいしさは、きっと大山に育まれたブナの森と冬の間に降り積もった雪に関係があるに違いない!
そう思ったケンケンは、寂静山の「ブナの巨木を訪ねるスノートレッキング」をしようと一念発起。冬装備に変身し、いざ大雪後の大山へ・・・。

自分たちだけは絶対に遭難する。ということで、今回はボランティアガイドの上橋さん、大山観光局の森下さんにも同行してもらうことに。頼もしい2人をお供に従え(どっちがお供なんだか)、まずは連絡リフトを使って寂静山入口まで上がり、ここでスノーシューを着けて、雪のたっぷり積もった寂静山へと、エコツアーを開始しました。

この日の大山は最高のコンディション。前日まで山陰を襲った20年に1度の寒波が去り、澄み切った青空が大山上空を包んでくれたのです。しかも大雪が降ったあとだから森に立ついくつもの木々が雪に覆われ、真っ白な樹氷状態。いや〜〜、これだけの風景、なかなか普段から見れるわけではありません。これも僕の日頃の行いがいいからな(ウソつけ)。

想像はしていたものの現実はそれをはるかにこえる絶景。
まさに別世界がそこに広がっています(パンダだけに目を白黒させてましたが(笑))

さてさて、スノーシューって何?そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。
スノートレッキングとは、スノーシューをつけて雪原や雪山を歩きまわるハイキングの一つで、昔風にいうと雪上歩行器具(かんじき)。スノーシューをつけることによって、フカフカの深雪も膝下くらいまでしか潜らず、自由に野山を歩きまわることができるのです。

さらにこのエコツアーの魅力がもう一つ。
それは大山をよく知る専門ガイドさんから、樹木や野鳥、大山寺の歴史など、その地域ならではの話を聞くことができること。雪の中を進みつつ、気になるポイントを見つけては立ち止まり、その都度、うんちくを教えてくれたり、わかりやすく説明してくたり、時には実際に体験させてもらったり・・・。僕たちパンダはその内容にただただ「へぇ〜」とか、「おぉ〜」とか、とにかく森に響き渡る声で得意の擬音語を発しておりました。

たとえば・・・。
森の中の斜面を歩いている途中ガイドさんが突如う立ち止まり以下の説明を。
「かつて、寂静山には大山寺の僧坊がたくさん建ち並んでいた。この季節、その跡が雪に覆われて、段々畑のように広がっているんだよ。夏には、ブッシュが茂り分かりづらかったことも、雪によって逆に分かりやすくなるんです」との話。

思わず2人、いや2匹「へぇ〜」。
そんなストーリーを聞くだけで、「当時の僧侶達は、この雪深い中で、どのような暮らしをしていたんだろう・・・」ついそんなことを考えてしまいます。

そんなやりとりが続き、寂静山の僧坊跡から、さらに谷を詰めツアーはいよいよクライマックスへ。大山の森に息づくブナの巨木にいきます。
ここからはしんどい急斜面が続くもののパンダ魂でひたすら山をかけあがります。
そしてそして、息があがりだした頃に、ついに・・・。
まさに、ブナの王様とでもいうように堂々とそびえ立っていました。3m前後の積雪のため、根本はもっと足下にあり、太いはずですが、この高さでも、幹廻りは大人3人で手を繋いでもとどきません。そして、その上には7、8本の立派な枝がのびており、なにか「となりのトトロ」に出てくる巨木を彷彿。神々しささえ感じられます。まさに森の生き字引、森の重鎮。
思わず手をあわせてしまうのが人間の常・・・

その後もスノーシューは続き、時には急斜面を滑り降りたり、雪の中でダイブしてみたり・・・。
体全体で雪の冷たさ、そして新雪の柔らかさを体感しつつ、大山の冬を満喫。
何より素晴らしかったのはこの天候で、青空の下、白く染まる森の木々はまさに「雪の華」。
いや〜〜、ほんとに感動的でした。

最初は「水をどうやってPRしよう」なんて考えたケンケンでしたが、ツアーが終わるころにはすっかりスノーシューツアーのとりこ。早速宣伝マンならぬ宣伝パンダになってすれ違う観光客のみなさんにその魅力をPRしていました。

スキーやスノボもいいですが、大山の注目アクティビティとしてお勧めしたいスノーシュー。
ぜひみなさんも冬の思い出作りに体験してみませんか?

スノーシュー関連の参考サイト
森の国 大山フィールドアスレチックhttp://www.japro.com/morinokuni/
一般社団法人 大山観光局HPhttp://www.daisen.gr.jp/kyokai/
大山自然歴史館http://daisen.gr.jp/rekishikan/