大山恵みの里公社

大山の恵まれた風土の下に産まれる、作り手のこだわりと温もりがぎゅっと詰まった安心・安全の地元産 。 大山恵みの里公社は地元の思いと愛情を繋ぎます。

【ブルーベリー】 小林 隆雄さん

小林さん

初夏を彩る紫色の小さな果実
その実をパクッと摘みたてで楽しむ贅沢

甘酸っぱい香りとうまみを届けてくれるブルーベリー 大山町の初夏の味覚。
大山が新緑で色づきはじめ、いよいよ登山シーズン突入!
そんな時期、山麓の恵まれた土壌でたわわに実るフルーツこそが、甘酸っぱい香りとうまみを届けてくれるブルーベリーです。

実はここ大山町。
ブルーベリーの摘み取り体験ができる場所として有名で、旬間近となれば役場のHPのアクセス数が急増。問い合わせも増えるということで、多くのリピーターがその実を心待ちにしているのが非常によくわかりますね。

十数件あるブルーベリー農家のうち、今回は小林隆雄さんと奥様の公子さんが営む「小林観光ブルーベリー園」をご紹介。
およそ2haという広大な土地に20数種類、約4,400本のブルーベリーが揃い、木が等間隔に植えられ、通路には芝が敷き詰められた緑美しい丘陵地からは、北に日本海、南に雄大な大山北壁を望むことも可能。

そんな農園が活気づくのが6月中旬から8月下旬。
摘み取り園として開園される時期で、年間約2,700人の人がこの場所に訪れては、甘くてフルーティーなその実を摘み取り、そのフレッシュな味わいを心ゆくまで満喫。開園中の7月初旬〜15日ごろが一番多くの種類が実り、食べ比べが楽しいオススメの時期だそうです。

ブルーベリーとの運命の出会い

営業マンから一念発起
ブルーベリーとの運命の出会い

朗らかで人当たり良く、お話し上手な小林さん。
実は、27歳まで車のセールスマンをしていたとか。家業を継ぐことになり仕方なく農業を始め、長年、芝とネギの栽培に携わってきたそうです。
しかし、根っからの話好き。
お客さんとのコミュニケーションを大切にする現場を懐かしく思う日々が続きました。
時代が平成へ移り、めまぐるしく世情が変化していく中で、「お客さんと直接触れ合うことができて、この土地に合った作物は何かないか」と、自然に考えるようになり、そんなとき知人がつくっていたブルーベリーに出逢います。
酸性の土壌を好むブルーベリーは、同じく酸性の火山灰を含む大山の黒ぼくと相性ピッタリ。「これだ」と直感し、ブルーベリー栽培への移行を決意。
本場である長野県などを視察、ブルーベリーを食べ歩いたり、品種や栽培の勉強を始めたのです。

お客さんの声が聞けるのはうれしい
ブルーベリーがつなぐ人と人の交流に感謝

ブルーベリーがつなぐ人と人の交流 ブルーベリーはフルーツの中でも品種が多く、全部で200種類以上はあるそうで、農園では、生で食べても美味しい北部ハイブッシュ系を中心に栽培。ブルーレイやレイトブルー、デキシー、大粒で甘い実のビッグダローやスパータンなどが所狭しと植えられています。

摘み取り園の開園にこぎ着けたのは、ブルーベリー栽培をスタートして3年目。
最初はお客さんが来てくれるのか、そんな不安もあったそうですが、小林さんの温厚な人柄、そして肝心のブルーベリーの味も評判を呼びお客は増加。
生産者であると同時に、長年培った営業マンとしての実力も駆使し、毎年多くのお客さんを笑顔で迎えては、おいしい実と故郷に足を運んだようなアットホームな時間を届けてくれています。

一瓶一瓶、心を込めて手づくり
生食の味がそのまま詰まったこだわりジャム

ジャムづくり 摘み取り園は土日・祝日が中心なので、平日はジャムづくりに向けての収穫作業にいそしみます。
完熟すると実が落ちてしまうので、そうなる前の熟れごろを公子さんと共に一つ一つ摘み取り。
1s摘むのに1時間かかるという地道な作業が、農園自慢のジャムづくりのスタートです。

5〜6種類の品種を混ぜ合わせて味のバランスを調整、大きな蒸気釜に投入。
しゃもじでゆっくりかき混ぜながら煮詰めると水分とアクが出てくるので、丁寧にアク取り。
かき混ぜる隆雄さんとアクを取る公子さんの連携プレーが続く中、水分がどんどん減っていきますが、加水はしません。
その理由は・・・。
水を加えて砂糖を多く入れればもっとたくさんのジャムができるのですが、甘くなりすぎてブルーベリー本来の味が失われてしまうからだそう。
果肉のうま味がギュッと濃縮されたジャムであることがこのこだわりからも容易に想像できてしまいますね。

その後ジャムを瓶詰め、最後は娘さん手づくりのラベルを貼って出来上がり。
完成したジャムはもちろん無添加で、観光客が摘んでそのまま食べられるように栽培された実を使っているから、安心で美味。しかも粒の食感が楽しめて、甘さ控えめ、後味スッキリ。無加水だから、ブルーベリーの味がしっかりと感じられるのです。
大量生産にはない味だけに、厳選された山陰の名産品を通販する「大山王国セレクション」でも非常に人気が高く、売り切れ御免の商品です。(200g 600円)

HP、ブログにも挑戦!
この精神こそが小林さんの元気の源

9年目を迎えた農園の木は、大人の木に成長しました。
旨みの増したブルーベリーが実っていて、まさに今が食べごろ。さらに、新しい品種にもどんどん挑戦中だとか。
「県内はもとより全国各地から訪れる人たちとの出会いやコミュニケーション、率直な意見を直に聞けることがうれしい」そうやさしく微笑む小林さん。
ホームページの更新や掲示板でのやりとり、また地域のブログ、はがきでの開園案内等こまめな接客が実を結び、初めての方はもちろん、毎年のように訪れるリピーターの方も多いとか。
さすが元セールスマン、念願の本領発揮がブルーベリー農園の人気の“要”となっているようです。

ブログ(外部リンク) ブルーベリーの風景
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