「大山恵みの里って何?」そんな疑問に即回答。
大山恵みの里公社に突撃取材し、事務局の下岡真さんに7つの質問をぶつけてみました。
A. 今、全国的に「大山」がブランドとして認識されてきました。地元では大山産というだけでイメージがいい。そんな「大山」という名前だけが一人歩きせず、実質の伴ったものを流通させるために発足したのがこの「大山恵みの里公社」です。
一言で言うと「産地商社」です。販売者が一方的にこれがブランドですと言っても、実態や誠意のないブランドは意味がない。消費者認知の支援、生産者の啓蒙などを公社を通じて行なうことによる、生産農家の意識向上、モチベーションUPが狙いでもあります。
A. 生産者と消費者の架け橋として実際に流通させることや広報、セミナーなどによる生産者の知見を増やすことが主な活動で、商品全体の質の向上により消費者に選ばれる商品を数多く流通させ、生産者の所得を上げることをテーマに掲げています。耕作放棄地の解消、後継者問題にも寄与していくことが最終目標です。
一部だけの商品をクローズアップして価値を上げるのではなく、我々が目指すのは全体の底上げ。そうすることで大山のブランド力の向上を目指します。
大山の農家の現状は?
A. 大・中・小農家の意識の差が少ないように思います。
全般的にいいものを作ろうという意識が非常に高い。
ただ「大山」という名前に戸惑っている面も見られますね。その点が難しいところであり、今後公社として何かとりまとめるべきことがあるのかもしれません。
安心・安全に関する基準はありますか?
A. 現在のところ、公社が商品に対して明確な基準は設けていません。これまでは生産履歴の提出という形で、生産者の良心に任せてきた経緯があります。ただ中には、私達の基準を満たさない商品があるのも事実で、そうした商品に関しては出荷の際、公社側で出品しないよう取り除いていますが、今後はこうした取り組みの理解により、まずは生産者間での自浄作用を期待したいですね。そのための生産者組織の育成に取りかかっています。また生産履歴の現地実施確認、残留農薬検査、明確な基準を設けていく予定にもしています。
A. もちろんです。ただ実際に悪い商品は売れ残り、生産者に跳ね返ってきます。
その事実を真摯に受け止め、売れる商品作りをすることで、それぞれが意識を高め、質を上げてほしいですね。
こちらサイドとしても、持ち込まれる商品の中で、非常にこだわり上質のものを作り上げていると判断した高品質なものについては、今後
「大山の恵みプレミアム」に認定し、シールなどで差別化することを考えてはいますが・・・。
先にも言ったように、私達は全体のボトムアップを目指しています。よってプレミアム商品にあまり力を注ぐつもりはありません。
あくまでも一部商品をブラント化するのではなく、大山町産の特産物全体を流通させることが重要ですから。
環境への取り組みは?
A. 大山恵みの里のシール代にエコ環境分を付加し、それを積み立てて環境事業に還元する。という構想はありますが、まだ実施はしていません。
A. 現在、ほとんど生産者間の交流がないので、今後HP内に設置される地域のブログ(めぐみ風呂)をきっかけに積極的な情報交換ができれば・・・。
もちろんパソコンに対する知識を持たない高齢の方も多いので、そうした方への講習会、意見交換会などの場も数多く設けていきたいと考えています。
また、先日地元米で作る地酒がマスコミにも取り上げられましたが、オリジナル商品の開発にも積極的に取り組みたいですね。
オリジナル商品の開発により、生産者、公社、製造者(農・商・工)が連携でき、しかもそれが公社の収益にもつながる。そうすることで、将来的には税金に頼らない株式会社として自立できるような団体になれればと考えています。
そのためには・・・、全国的に戦力となる商品づくりが必須です。
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