大山町のあらまし
更新日:
2025年01月07日
大山町について
鳥取県西部に位置する大山町(だいせんちょう)は、平成17年(2005年)3月28日に西伯郡中山町(なかやまちょう)と、西伯郡名和町(なわちょう)、西伯郡大山町(だいせんちょう)の3町が合併して誕生しました。
南北20kmの間に、日本海(海抜0m)から中国地方最高峰「大山」の頂(標高1729m)を含み、海と山の恵みたっぷりの自然豊かな町です。
主な産業は農業・畜産・漁業・観光で、農畜産品としては、水稲、ブロッコリー・白ネギ・メロン・梨(二十世紀・新甘泉・王秋)・りんご・日本茶・紅茶などがあり、最近では、観光農園のブルーベリーなども好評を得ています。特にブロッコリーの販売高は10億円を超え、西日本一を誇っています。日本海に面した地域では漁業も盛んで、御来屋漁港は沿岸漁業の漁獲高が県内2位となっており、サザエ・ヒラメ・ハマチなどのほか、ウニ・板ワカメが特産品として有名です。
観光のメインは、古代より人々を魅了し続ける「大山」。「大山隠岐国立公園」の中心・大山は、山岳信仰の霊場として、近代までごく一部を除き入山が制限されてきたことから、西日本最大級のブナ原生林が育まれ、全国に誇る名水が採水できるなど、今日に至るまで希少な自然環境が守られています。その自然や遺された史跡の数々、独自の文化風習は今も人々を惹きつけています。大山寺や大神山神社などの神社仏閣や名所旧跡、またスキー場や登山道・散策コースなど多様な観光資源があり、春は新緑、夏は登山、秋は紅葉見物、冬はスノースポーツというように、自然の魅力も一年中楽しめます。
平成28年には「地蔵信仰が育んだ日本最大の大山牛馬市」が、日本遺産に認定されました。信仰に裏打ちされた歴史的ストーリーは全国でも稀なことから、国内外からより一層の来訪が期待されるところです。大山の裾野に住む私たちは、大山がもたらす恩恵に感謝しつつ、その魅力を活かすと同時にその資源を守り伝え、暮らしています。
概略
![]() |
![]() |
![]() |
人口 14,762人 |
世帯数 5,572世帯 |
【出生数】令和6年度 男 23人 女 30人 (令和7年2月1日現在) |
---|
令和5年度 男 40人 女 34人 計 74人 令和4年度 男 28人 女 38人 計 66人 令和3年度 男 32人 女 38人 計 70人 令和2年度 男 40人 女 29人 計 69人 令和元年度 男 42人 女 39人 計 81人 平成30年度 男 39人 女 40人 計 79人 平成29年度 男 52人 女 46人 計 98人 平成28年度 男 58人 女 46人 計 104人 平成27年度 男 54人 女 65人 計 119人 平成26年度 男 45人 女 39人 計 84人 平成25年度 男 51人 女 54人 計 105人 |
主な産業
主な産業は、農業・畜産・漁業・観光であり、農畜産品としては、水稲のほか、ブロッコリー・白ねぎ・スイカ・メロン・二十世紀梨・ゴールド二十世紀梨・りんご・日本茶・紅茶・畜産品・芝・種苗類・葉タバコ・生乳・ブロイラー・豚ほか、最近ではブルーベリーなども観光農園として好評です。
また、日本海に面した地域では漁業も盛んで、沿岸漁業によりサザエ・ヒラメ・ハマチ・タイ・アジなどのほか、ウニ・板ワカメは特産品としても有名です。観光は、国立公園大山が中心となっており、大山寺や大神山神社などの神社仏閣や名所旧跡、またスキー場や登山道・散策コースなど多様な観光資源があります。
自然と観光資源
日本海から大山山頂を含む当町は、まさに海抜0mから1729mまで、海と山の双方の恵みをたっぷりといただいた自然豊かな立地で、海と山をつなぐ中腹部では渓流風情と高原風情を楽しめるなど、町内全域が癒しの楽園さながらに、全国でも類を見ない好環境となっております。
また、近畿山陽圏からの交通アクセスも良く、米子自動車道、山陰自動車道と連結する国道9号線が東西に大動脈として走り、大阪--大山町間をクルマで約3時間で結んでおります。さらには山陰の玄関口である米子空港までも一般道にて約40分と至便であり、全国から訪れる皆様をお迎えしております。
また、広域観光の視野からは、大山隠岐国立公園の中心地として、また日本海沿いに展開する山陰海岸線観光の中心地として、魅力あふれる近隣観光地との連携をより深め、来訪者の皆様へのサービス向上、ホスピタリティの向上につとめています。