日本遺産 地蔵信仰が育んだ日本最大の大山牛馬市
更新日:
2021年06月01日
日本遺産とは
文化庁が平成27年度から創設した制度で、地域に点在する有形・無形の文化財をパッケージ化し、我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」に認定する仕組みです。
このストーリーを語る上で不可欠な魅力ある文化財群を地域主体となって総合的に整備・活用し、国内外に戦略的に発信することにより、地域の活性化・観光振興を図るものです。
日本遺産とは2
文化庁では、日本遺産を東京オリンピックが開催される2020年までに100件程度認定していく予定です。平成27年度には18件認定されており(鳥取県内では三朝町)、平成28年度は19件のストーリーが認定となりました。 平成30年9月現在、全国で67件のストーリーが認定されています。認定されたストーリーの概要
【タイトル】地蔵信仰が育んだ日本最大の大山牛馬市
認定されたストーリーの概要2
【ストーリーの概要】
大山の山頂に現れた万物を救う地蔵菩薩への信仰は、平安時代末以降、牛馬のご加護を願う人々を大山寺に集めた。江戸時代には、大山寺に庇護され信仰に裏打ちされた全国唯一の「大山牛馬市」が隆盛を極め、明治時代には日本最大の牛馬市へと発展した。
西国諸国からの参詣者や牛馬の往来で賑わった大山道沿いには、今も往時を偲ぶ石畳道や宿場の町並み、所子に代表される農村景観、「大山おこわ」など独特の食文化、大山の水にまつわる「もひとり神事」などの行事、風習が残されている。ここには、人々が日々「大山さんのおかげ」と感謝の念を捧げながら大山を仰ぎ見る暮らしが息づいている。
お問い合わせは観光課 文化財室
大山町役場大山支所 1階
〒689-3332 大山町末長500
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電話0859-53-3136