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野田の暦応二年宝篋印塔

更新:2025年12月16日

野田の暦応二年宝篋印塔

大山町野田の墓地に所在する宝篋印塔の基礎(一辺46cm、高さ37cm)は、正面に南北朝時代の暦応2(1339)年の北朝元号が刻まれており、年号の刻まれた石塔では、現在のところ県内で2番目に古いものです。

銘文には、蓮阿を代表とする集団が、亡くなった日阿・道義・見阿・妙阿の4名をはじめとする世の中の全ての人々が等しく仏のご加護を受けることを願って暦応2年4月に建立したものであることが書かれています。

暦応2年頃は、時宗の地域普及が活発な時期であったと推測されます。銘文中の「阿」の呼称を用いる僧侶名は時宗信徒に多くみられることから、南北朝時代の戦乱期に時宗が地方に展開していく過程で建立された宝篋印塔である可能性が考えられます。

 

文化財情報
指定日 平成25年3月25日
種別 美術工芸品
所在地 大山町野田

 

 

 

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