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鉄製厨子(附 祈願文鏤刻ノ鉄板三枚、鉄造地蔵菩薩ノ頭部)
更新:2025年12月16日
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大山寺に伝わる鉄製の厨子です。鉄板に鏤刻された祈願文から、大山寺が承安元(1171)年7月28日に火災に遭い、その翌年に紀成盛が地蔵尊とこの厨子を鋳造して宝殿を建立寄進したこと、中門・南光・西明の三院が合議で大山寺を営んだ様子などが分かります。
文献等の資料がわずかしか残っていない大山寺では、史料的価値も高いものです。厨子は円筒形で傘状屋根の上に火炎付宝珠がつくもので、高さ72.7cm、胴径41cmを測ります。鉄板はもと4枚でしたが、数度の火災で1枚が失われました。
| 指定日 | 明治37年2月18日 |
|---|---|
| 種別 | 美術工芸品 |
| 所在地 | 大山町大山(大山寺宝物館霊宝閣内) |