平成25年6月定例会の一般質問

一般質問の日程

  • 平成25年第5回定例会第2日・・・平成25年6月24日(月)
  • 平成25年第5回定例会第3日・・・平成25年6月25日(火)

各議員の質問事項一覧

議員名から当定例会の各議員一般質問がご覧いただけます。

通告順

議席

番号

   

質 問 事 項

1

15

西山 富三郎

1.大山町町長選挙における差出人詐称差別はがきばらまき事件について、部落差別の現実に学べ

2.大山町自治基本条例の制定を

2

8

杉谷 洋一

1.森田町政2期目の取り組みは

3

1

加藤  紀之

1.ジェネリック医薬品の取り扱いについて

2.買い物弱者支援について

4

13

岩井 美保子

1.ごみ施策の今後について

2.医療費について

3.テレビ報道について

5

9

野口 昌作

1.町道等の町有地の未登記地の登記実施について

2.地方自治法第179条(専決処分)の解釈について

3.消雪設備の整備計画と実施の取り組みについて

6

4

圓岡 伸夫

1.観光地としての魅力アップのために、破損した説明看板(標識)の更新を

2.太空海(たくみ)号の解体・撤去を視野に

3.行政に建築工事の監理能力はあるのか

7

12

吉原 美智恵

1.ふるさと納税を問う

2.英語教育の取りくみは

8

6

米本 隆記

1.町長選挙を振り返って

2.公社運営の安定化と町の役割は

9

10

近藤 大介

1.今後の財政見通しと、町の活性化につい

10

3

大杖 正彦

1.「スポーツによる大山町を元気にする取り組み」について

2.「大山町の観光振興対策」について

11

14

岡田  聰

1.2期目を迎えた森田町長の施政方針は

12

5

遠藤 幸子

1.消費者問題について

13

7

大森 正治

1.安心できる国保政策を

2.大山電機閉鎖に伴う従業員の雇用確保を万全に

【リンク】議員紹介ページ
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平成25年第5回定例会 第2日会議録第3日会議録

西山富三郎議員の一般質問

○議長(野口 俊明君) 日程第1、一般質問を行います。

 通告順に発言を許します。

 15番、西山富三郎君。

○議員(15番 西山富三郎君) 皆さん、おはようございます。

 4月の21日には、町長と議員の一般選挙が行われました。町長は、僅差ではありましたが連勝をして、4年間のかじ取りをとられます。おめでとうございます。頑張ってください。

 また、16人の議員も誕生いたしました。私は長い年月議員をやっておりますが、このたび取り上げます一般質問は、非常に残念な質問であります。部落差別を利用して森田町長候補者を落とそうというふうな、ありありとした差別はがきが大山町内に25通もばらまかれたということであります。私のところにも参りました。私は、こんなはがきをもらういわれはないと思っております。差別語を真っ先に使って、土方やめろ、汚い、死ね。私に死ねというはがきが来ました。許せませんので、怒りを込めて社会正義の立場から質問をしていきたいと思います。

 一つ、大山町町長選挙における差出人詐称差別はがきばらまき事件について、部落差別の現実に学べと題しています。

 住民は、自治体のサービスを享受し、納税の負担義務を負い、自治体の選挙に参与する権利を有しています。自治体の主人公が住民であるというのは、代表機関である二元代表制の首長と議員を選挙しているからであります。選挙運動は、知性と常識と情操の水準が基本でなければなりません。

 去る3月18日、米子郵便局の消印で、3月19日夕刻、私、西山富三郎にもこのようなはがきが届きました。合計25枚と聞いています。差出人は、大山町国信324、大山町長、森田増範となっています。森田町長が出すはずがない。4月21日に町長、町議会一般選挙の投票日が決定していることに照準を合わせた、悪質、非人道的な何らかの政治的意図、落選させようとする意図を持ってのはがきを送付したことは想像にかたくないのであります。

 選挙は公平であるべきです。部落差別の言葉は人間をおとしめ、人間の存在を抹殺する人間否定の言葉であります。こういう言葉を浴びせられたことに抗議、糾弾をし、その誤りを正すというのはむしろ正当な行為であると言わなければなりません。

 鳥取県では、90年前の1923年2月、私の地元に押平水平社が創立され、続いて4月に智頭水平社が創立されています。差別からの解放と全人類が祝福される日を求めて闘ってきた歴史があります。そうした先人の取り組み、そして今現在も差別撤廃に向けて取り組んでいる被差別部落住民、行政関係者、教育関係者、人権・同和教育推進協議会などすべての人々をあざ笑い、これまでの取り組みを無に帰そうとする許しがたい差別行為であります。千載の痛恨であります。

 本事件の差別性について分析していますか。1つ、賤称語の差別性、2つ、文面の差別性、3つ、差出人詐称に見られる差別性、4点目、受け取った方々に与えた被害の差別性、5点目、部落問題解決に向けた取り組みに対する差別性、6点目、今後の対応は。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。それでは、通告の1番手でございます西山議員、1点目の大山町長選挙における差別詐称差別はがきばらまき事件についてということで、御質問に答えさせていただきたいと存じます。

 3月に発生をし、4月の全員協議会で御報告させていただきました差別はがき投函事件の差別性について、分析をしているのかということに関する5つの視点での御質問と、今後の対応に関する質問をいただきました。お答えをさせていただきたいと存じます。

 まず、1点目の賤称語の差別性、2点目の文面の差別性につきまして、このはがきの文面に記載された差別語は露骨な部落差別であり、議員御指摘のとおり人間の存在を抹殺する人間否定の言葉であり、極めて侮辱的かつ卑劣な内容でございます。また、その後に使われている特定の職業に対する用語は、危険、汚い、きついというイメージから来る職業差別意識のあらわれであり、同和地区住民のみならず、その職業に従事する方々すべてに対する侮辱でもあります。このなりわいとしての職業に対する差別意識と同和地区に対する差別意識を結びつけ、人を攻撃する文面となっております。さらに、死ねという言葉で人の命をも否定をいたしており、明確な部落差別の意図を持って今回の行為に至ったのではないかと思われるところであります。

 3点目、差出人詐称に見られる差別性につきましては、町長という他者の名前をかたるという匿名性を悪用して差別はがきを送りつけるという卑劣な犯罪行為であります。詐称につきましては、差別性というよりも犯罪性というとらえ方になろうかと思っております。あらゆる差別の解消と人権尊重の町づくりを町政の重要課題として位置づけ、これまで取り組んできたにもかかわらず、私の名前がかたられたということに強い憤りを感じているところであります。

 4点目の、今回のはがきを受け取った方々に与えた被害の差別性についてでありますが、このような人間をおとしめ人間の存在を抹殺する人間否定の言葉が記載されたはがきを受け取った方々の怒り、悲しみ、不安、そういったことなどの精神的苦痛は筆舌に尽くしがたいものと思っております。だれにでも保障されているはずの平穏な住民生活を送る自由が侵害されたことが、このたびの事件の大きな差別性であると考えます。まことに遺憾に感じるとともに、受け取られた心の傷を払拭することは大きな課題であると思っております。

 5点目の部落問題解決に向けた取り組みに対する差別性についてでありますが、大山町では、これまで差別解消に向けた企業、学校のPTAを対象とした推進者養成講座、また、みんなの人権セミナー、あるいは人権・同和教育研究大会、小地域懇談会など継続した学習、そして啓発活動を行っておりまして、県内でもかなり熱心な取り組みだと私は思っております。その中にあって県内でも例を見ない差別事象が発生をしたということは、町、そして教育委員会、また人権・同和教育推進協議会などと連携をしたこれまでの取り組みや成果を否定する行為であります。

 6点目の今後の取り組みにつきましては、継続は力なりと言われるように、これまで取り組んでまいりました学習、啓発事業を引き続き取り組んでいくとともに、今回の事象について専門家に分析を依頼をし、結果から見えてくる課題などを今後の学習、啓発活動に活用してまいりたいと思っております。

 また、今回の事象も含めて、今後このようなことが繰り返されることのないよう、町報の7月号、1ページ目になりますけれども、そこに差別をなくすためのメッセージ、これを掲載をして町民の皆様に発信をし、その後もさまざまな機会をとらえてそのメッセージを呼びかけていくことといたしております。今後もあらゆる差別解消のため関係機関と連携をして取り組んでまいります。

 以上で答弁にかえさせていただきます。

○議長(野口 俊明君) 教育委員長、伊澤百子君。

○教育委員長(伊澤 百子君) はい、議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育委員長。

○教育委員長(伊澤 百子君) このたびの差別はがき投函事件につきましては、教育委員会といたしましても非常に強い怒りを感じているところです。

 この事件の差別性に関する御質問、1から5までの御質問につきましては、先ほどの町長の答弁と全く同様でございます。

 6番目の今後の対応につきましてですが、これまでも教育委員会は大山町や大山町人権・同和教育推進協議会などと連携をしながら、人権や同和教育を大切に、そして熱心に推進をしてまいりました。

 それぞれの保育所でも人権・同和保育目標というものを設定いたしまして、子供同士はもとより、保育士、保護者、地域の方々など保育所を取り巻くさまざまな方とのかかわりを通して心豊かな子供を育てる保育に努めてまいります。

 また、小・中学校では、人権・同和教育の視点から、卒業するまでに育てたい資質、能力を設定いたしまして、全学年を通して、それぞれの児童生徒の発達段階に応じた指導計画、人を人として大切にする学習を進めてきております。町内の小学校では6年生で部落問題を扱う人権学習会というものを設定いたしておりまして、部落差別を初め身の回りにあるさまざまな不合理や偏見に気づき、それらをなくしていこうとする児童を育てていこうと努めているところです。中学校におきましても、小学校の学習を踏まえ、さらに生徒の人権意識を高め人権尊重の実践的な態度を養っていけるよう、水平社の創立、統一応募用紙、結婚差別などを題材として計画的な学習を進めております。

 今後もそれぞれの取り組みをさらに一層しっかりと継続をし、一人一人が大切にされ人権が尊重される町づくりをみんなで進めていく、それが重要だというふうに考えております。以上でございます。

○議員(15番 西山富三郎君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 西山富三郎君。

○議員(15番 西山富三郎君) 町長、言葉は人を大きくし、光は木を大きくするという言葉があるんですね。それからね、手は足の踏み場を知らない。こういうことがあるんですよ。つまり、言葉は凶器にもなって人を殺すことができるんです。人を育てることもできるんです。手が足の踏み場を知らないというのはね、手は文章は書けるけれども、現場に立つのは足です。したがって、部落差別の現実に学べということは、手は、足、大地に立つことができないということですね。

 この、差別がないとか云々といっておりますけども、これが差別事象です、差別事件です。これから学んで大山町の行政は進めなきゃなりません。このはがき25枚は警察に、私はこれは持っておりますけど、コピーしたものを警察に資料として届けておりますが、警察は犯人捜しなんですね、大山町の同和行政や同和教育は警察はやらんのですよ。やるのは町長と教育委員会が中心ですね。この事件を見て、さらに森田町長は、自分の名前をかたったけれども、こういう町民がいるということに怒りを持って、よし、ここからが同和行政、森田町政第2期目のスタートだと、いい町づくりのスタートにしなきゃいかんという気概はあるんですか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。西山議員の質問にお答えさせていただきます。

 その思いでこれから4年間取り組んでまいりたいと思っております。そして、この事件は、先ほど述べられましたように、一つには人権の問題、そして犯罪としての問題、2点あると思っております。それぞれの取り組みをしっかりと、特に犯罪の関係についておっしゃいますように、警察の事案として捜査中であるということ、もう1点の人権のこの問題について、この事件を踏まえ、関係機関、そして先ほど述べましたように続けることの大切さ、そのことを改めて意識をし、充実した取り組みを進めてまいりたいと考えております。

○議員(15番 西山富三郎君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 西山富三郎君。

○議員(15番 西山富三郎君) 最後の方で、専門家にお願いをして勉強すると言ってますが、私はね、ちゃんと学識経験者の人と勉強して分析しておるんですよ、私はちゃんと分析してる。あなた方は、この差別はがきが出たらすぐに専門家に頼んで、部落解放研究所とか大学とかに頼んで、なぜ専門家にこのはがきをもらった時点で解説をお願いしなかったんですか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。専門家の関係について、担当より答えさせていただきます。

○人権推進課長(松田 博明君) 議長、人権推進課長。

○議長(野口 俊明君) 松田人権推進課長。

○人権推進課長(松田 博明君) 西山議員から、今回の事案に対する専門家への依頼をなぜすぐにしなかったかということの御質問につきましてお答えをさせていただきます。

 議員おっしゃいますように、確かにこの事案発生しまして、その原因なり、その内容につきまして、早急にそういった専門知識なり実践を重ねられた方に当然お願いをしていくところではありましたが、今回につきましては、町として住民に対してこの事実をきちんと整理をしたものを住民にも発信をしていきたいということで、そちらの方を優先をさせていただいたところであります。

 専門家の分析としましては、この事象がこれで当然事実として発生したわけですから、これがどっかへ消えてなくなるというものではありません。ですので、このことにつきましてはじっくりと専門の方にも依頼をして、今年度の各事業の中でそれを反映することは難しいかとは思いますが、今後の事業の中で今回専門家に分析した結果を返していくような取り組みをしていきたい、それが議員おっしゃる、いわゆる差別の現実に学ぶものであろうかというふうに思っておりますので、それにつきましては今年度に分析していきたいというふうに思ってます。若干時間がかかってしまったことについてはおわびをしたいと思います。以上です。

○議員(15番 西山富三郎君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 西山富三郎君。

○議員(15番 西山富三郎君) 部落問題の解決は、焦眉の急を要すると書いてあるのは同対審の答申だよ。答弁になってないよ、町長。早速、町長も教育委員会も早速に取り組みなさい。あなた方の答弁は答弁になっておりません、残念ながら。私は大学の先生と相談をして、大学の先生と相談をして、勉強してここに立っておるんですよ。私がたった一人で立っておるわけじゃないです。部落差別を初め、あらゆる差別をなくそうとする皆さんの代弁者として立ってるということです。だから、西山議員、あなたの代弁はわかるということでもっともっといい答弁をしないと、何ですか、この答弁は。答弁になってないよ、10点ぐらいなもんですな、私に言わせりゃ。

 いいですか、まず第一の、第一の私の解説しましょう。人間でないという意図を込めて使っておるわけですよ。これを使った言葉が、差別者の方が使っておるんです。この差別を分析せんと、この1の私の質問には答えられませんよ。

 それから文面性、文面性。企業には社会的責任があるんです、社会的責任がね。どのような職業につこうとも、第三者から職業選択の自由を云々される必要ない。企業には社会的貢献というものがある。公共事業を中心にやっておる建設業は大きな社会貢献をしておる。このようなことが一つもうかがえない。

 それから、生存権をですね、生存権をですね、否定されてるんですよ。生存権というのは憲法25条でしょう、就業の権利というのは22条でしょう。このですね、差別はがきだと言われるのは、このように人間でない生活権、労働権まで奪っておることが差別はがきとして根拠がある、これですよ。何ですか、時間を置いて大学の先生に勉強させてもらう。現場はあるじゃないの、大山地区、名和地区、中山地区に現場があるじゃないの。差別はがきをもらった人に、町長や教育委員会はですね、出向いてその苦しみや気持ちを聞いたことがあるんですか、聞こうとしないんですか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。西山議員の質問にお答えさせていただきますが、当事者の方々の方に出向いてということの行動は行っておりません。

 それから、先ほどいろいろと大学の先生通じての状況を把握されたということでございます。議員の御発言、しっかりと受けとめさせていただいて、今後に生かさせていただきたいと思います。

○議員(15番 西山富三郎君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 西山富三郎君。

○議員(15番 西山富三郎君) 私どもは、部落差別だけなくせとは言っていません。あらゆる差別をなくせと言っております。

 ちょっと教育委員会にお尋ねしますけどね、差別、加差別の桎梏という問題があります。差別、加差別の桎梏。これには共通性、公開性があるわけですね。そこで、部落差別をなくさないかんし、いじめもなくさないけん。部落差別といじめの共通性というのはどのように行っていますか。

 それから、解放文化祭等で子供たちがお父さんの仕事を調べということで、私のお父さんは工事現場で測量士をしておりますとか、工事現場で舗装の道路をつくっていますとか、お父さんは海に入ってウニやワカメやサザエをとり、ワカメを加工しています。どのような職業観を教えていますか。

○教育委員長(伊澤 百子君) 議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育委員長。

○教育委員長(伊澤 百子君) はい。ただいまの西山議員の御質問につきましては、教育長の方よりお答えをいたします。

○教育長(山根  浩君) 議長、教育長。

○議長(野口 俊明君) 山根教育長。

○教育長(山根  浩君) はい。お答えします。

 非常に難しい御質問だと思いますけれども、まず最初に職業のことを言いますと、どの職業もそれぞれの社会で必要とする職業でございます。職業についての貴賤は当然ございません。いろんな形で小学校、中学校でいろいろ学習するわけですけれども、職業についての貴賤について教えておると、そういうことはありません。どの職業も大事な職業だということです。

 それから、部落差別といじめの共通性てっていうことですけれども、非常に一言で言うと非常に難しい面があります。いじめてっていうのは、今の定義の中でいきますと、弱い者に一方的に加害を加えていくという形でございます。部落差別の場合もそういう面はないことはないわけですけれども、あるいは部落差別の場合は地域に住んでおるということを非常に、属地性てっていいますか、そういったことについてのある面での忌避意識てっていいますか、そういったことが非常に強く出てくるだろうと思っております。

 いずれにしましても、職業には貴賤はございませんし、それから今回の事件のように、ましてや死ねまで言う差別文書てっていうのは絶対許されるべきもんではないというふうに思っております。

○議員(15番 西山富三郎君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 西山富三郎君。

○議員(15番 西山富三郎君) 難しい質問でも何でもないよ、私の質問は。いいですか、教育委員会は、このはがきができたということを聞いて、教育委員さん全体でこの問題話したんですか。私はね、言いたくないけれども、40年前からこういう資料を持って、新任教職員の研修、学校の先生方の研修、PTAの研修、西部同対の研修、あらゆるところやってきたんですよ。

 そのときに私はこう説明しております。部落差別といじめの共通性は、まず1つ、4点あります。1つはね、人権侵害だと。2つ目は、相手の立場を無視した行為だと。3点目には、自殺に追いやることがある。いじめで死んだのは、今全国で放送されてるでしょ。4点目は、最大の責任は、いじめ、差別する側にある。これが私は部落差別と、部落差別といじめの共通性だと。桎梏というのは差別する側とされる側のかかわり合いですから、このかかわり合いをよくしなさいと。それは公開性だし説得性がなけにゃいかんということですよ。反論がありますか。

○教育委員長(伊澤 百子君) 議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育長。

○教育委員長(伊澤 百子君) ただいまの質問につきましては、教育長よりお答えいたします。

○教育長(山根  浩君) 議長、教育長。

○議長(野口 俊明君) 山根教育長。

○教育長(山根  浩君) おっしゃられたとおりだと思います。

○議員(15番 西山富三郎君) 議長。

○教育長(山根  浩君) ついでにもう一つ。

○議長(野口 俊明君) 山根教育長。

○教育長(山根  浩君) はい。その差別はがきが来たときに教育委員会全員で話ししたかということでございますけれども、4月、3月の定例会におきまして、コピーだったですけれども、コピーを全部見ていただいて、それの差別性だとか、こういう卑劣な行為が行われておるということについて教育委員さん全員で話ししました。かなり早かったと思います。

○議員(15番 西山富三郎君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 西山富三郎君。

○議員(15番 西山富三郎君) 町長にお尋ねしますがね、同和対策事業が、名前は変わりましたけども33年間も続いてるんですね。大山地区、名和地区、中山地区、環境はよくなりました。それは何の目的かというとですよ、生活の安定を目標にしてやったんです。町長は生活の安定とはどのようなことか、お考えを。どのように考えていますか、生活の安定とは、こうこう、こうこう、こういう条件が整って生活の安定だということを教えてください。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。いろいろあろうと思っておりますけれども、一つは、人権、心の安定、経済的な安定、あるいは地域社会からの安定、安心、そうしたものではないかと思っております。

○議員(15番 西山富三郎君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 西山富三郎君。

○議員(15番 西山富三郎君) 3点は合っとるんです。4つあります。1つには、まず経済的なゆとりを持つこと。2つ目には、心の豊かさを持つこと。3点目は、いいですか、近隣、近所、地区、その他職場でも交友関係がつくられるということです。それから4点目には何かというと、自分一人で閉じこもってしまわずに、社会をよくしようということで社会参加する。この4つがそろって安定した生活というんです。その安定した生活をするために、小地域懇談会があり人権セミナーがあり、あらゆる事業があってきとるんです。そういうことですよ、安定した生活というのは。

 それで、我々は子供に、そこに生まれたことが差別だと言われてるんですから、ふるさとを胸張って名乗らせたい。血につながるふるさと、心につながるふるさと、言葉につながるふるさと。これ言ったのは島崎藤村なんです。胸張って、ここに生まれた西山だと子々孫々に言わせたいために一生懸命頑張ってるんです。水平社宣言は、凛として生きなさいと言っとるんですよ。片ひじ振って歩くんじゃない。胸を張って人間の正しさを問いただしなさいと。私はそれを水平社宣言で、人の世に熱あれ、人間に光あれ。この人の世に熱あれ、人間に光あれは、世界人権宣言の第1条です、第1条です。

 そのようなことで、自分の生まれたところを、血につながるふるさと、言葉につながるふるさと、心につながるふるさとを胸張って名乗らせたいということです。小地域懇談会にもっと一層、力入れられますか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。小地域懇談会ということについてのお話でございました。特に小地域懇談会、大山町ずっと継続をして取り組みを進めております。特に就任をさせていただいてから、各職員の事前の研修、また各自治会長さん、区長さん、全体で集合していただきますときの打合会を充実した研修につなげていく、また内容につきましても、個別的な事案から普遍的な基本的人権、そうしたことを含めての取り組み、小地域懇談会の内容についてもいろいろ検討しながら進めてきている現状であります。継続をしながらこの人権ということを町民すべての皆さんに思いをしっかり持っていただいて、大山町は人権尊重の町であるという自負を持って、先ほどおっしゃいました生活の安定、そうした町であることを目指して取り組みを進めてまいりたいと考えております。

○議員(15番 西山富三郎君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 西山富三郎君。

○議員(15番 西山富三郎君) 行政はね、目的を持って事業をするですね。教育もそうだと思いますよ、目的がある。同和問題が解決した姿というのは、行政側、町長でも副町長でも担当課長でもいい、同和行政が解決するために行政があるわけですね。事業をいいかげんにやっとるわけじゃないですよ。部落差別をなくし、あらゆる差別をなくして本当に民主主義的な社会をつくろうと、成熟した社会をつくろうというのが目的である、我が国の成熟した社会。まだ私は日本は成熟してないと思ってるけども。

 部落差別がなくなった行政の姿、これはどういうことですか、町長、教育委員会。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。人権といいますのは、憲法にも基本的人権がうたわれております。そうした基本的な人権、そうした国民すべてが生まれつき持っているその権利、これをしっかりと保障していく、あるいはお互いが認め合っていく、そうした町であること、国であること、町に限らず国としてもそのことを目指して今取り組みをしているところであると考えております。

○教育委員長(伊澤 百子君) 議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育委員長。

○教育委員長(伊澤 百子君) はい。教育長がお答えをいたします。

○教育長(山根  浩君) 議長、教育長。

○議長(野口 俊明君) 山根教育長。

○教育長(山根  浩君) お答えします。

 西山議員さんがおっしゃったとおり、ふるさとを胸を張って名乗らせたいという言葉がありましたけども、まさにそのことだろうと思います。差別されない、部落差別がなくなったという一つの世の中てっていいますか、要はふるさとを言っても不利益をこうむらないし、人間関係も変わらないし、やっぱりそういったことが一つのでき上がった姿。よく言われます、ふるさとを胸張って名乗らせたいと、ここが究極のところだないかなと思っております。

○議員(15番 西山富三郎君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 西山富三郎君。

○議員(15番 西山富三郎君) 私はね、ハローワークに電話しまして、厚生労働省は職業問題をどのように取り扱っていますかということ聞いたら、資料を送ってきました。職業というのはね、大分類、中分類、小分類、細分類に分かれるんだそうですね。大分類が11、中分類が78、細分類すると900。900の仕事があるわけですが、ここに、ここのはがきに使ってるような言葉は一つもありません。漁業に従事する方も、農業に従事する方も、建設業に従事する方も、働く人はやっぱり作業員というところから始まっていますよ。そういうふうに国の方にも調べてみたんです。国は言ってました。また仕事がどんどんふえるでしょうと。そこではやっぱり公正採用が基本だと言ってます。で、町長は来年度は西部同対の会長になるわけですが、私は今副会長ですけど。そこでもやっぱり各企業に公正採用しなさいということでお願いに、交渉に行ってるわけです。そういうことですよ。ですからね、900もある小さな仕事が、今現在、厚生労働省が登録しておるのが。これは去年の3月ですからね、また変わってきておる。この中でですね、賤称を使ってはいかんということを国も決めとるわけです、国もね。こういうことを認識しといてください。

 そこで、教育委員会が努力してることはわかりますけどもね、進路指導じゃなくて、私どもは進路保障と言っとるんですな。進路指導と進路保障はどのように取り組んでるんですか。

○教育委員長(伊澤 百子君) 議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育委員長。

○教育委員長(伊澤 百子君) ただいまの質問には、教育長がお答えをいたします。

○教育長(山根  浩君) 議長、教育長。

○議長(野口 俊明君) 山根教育長。

○教育長(山根  浩君) はい。根本の問題が次々出てまいりますけれども、進路保障といった場合には、そこのところの、そこのそれぞれの家庭の経済的なことも含めた形があるだろうと思っております。進路指導を、学校は学習指導と進路指導が2大看板でございますので、どの子にも進路指導、なりたいところに向かってもちろん学力もつけないけませんし、学習指導とその両輪でやっていくわけですけれども、進路保障てっていった場合には、いろんな子供さんがございます。同和地区に限らず、いろんな今苦しい家庭の状況の皆さんもおられます。そういったことも含め奨学金の問題でありますとかいろんなことを考えながらやるのが、普通の進路保障というときに頭に置いておかなければならないことだないかなと思っております。以上です。

○議員(15番 西山富三郎君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 西山富三郎君。

○議員(15番 西山富三郎君) 町長、いつごろ中山地区の人、名和地区の人、大山地区の人とお話を持たれる予定ですか。私の部落の場合、運営委員会開いたんです。そこの中で、私どももその会合に出席したわけですけども、差別はがきは、うちの部落の場合、亡くなった人にも3通来ておるわけです。そこの亡くなった方の子供さんが、はがきが来たので怒りを持ったと。しかし、よく見たら死んだおやじにまで来とる。死んだおやじになぜ来なきゃならんかと私は残念だった、悲しかったと、こういう言葉を聞いてこそ、あのあれですね、町長も教育委員会も体に身にしみて、だれにも教わることない。

 私は若いときから議員していますが、大森町長、松本町長ね、山口町長、森田町長、つき合ってきました。大森町長も、水平社宣言はすごいと言いましたよ。それから亡くなっておりますが、松本町長は堂々として、小地域懇談会に出ましても、差別はある、なくさないかん、小集落改良事業をやると、お金がおくれてると言ってる、確かにおくれてるけども、これが差別の現実というものだと、堂々と言ったもんです。町長も2期連続当選の大町長になりかけとるわけですから、町長、村の人の声を聞いて堂々と胸張って、差別はあるんだということを言えるのは、やはり村の人と話し合って。それから建設業の人だって怒っとるんですよ。社会貢献をしてる建設業がなぜこんなことを言われなきゃならん。だから村の人とじかに3地区の人と話し合って、建設業とも話し合って、そういう交わりをするのが大山町行政の基本じゃないですか。いつごろやられますか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。

 失礼しました。

 今の話し合いということでございますけれども、私自身の名をかたられてのこの事案であります。議員おっしゃいますように、私自身も非常に憤りを持っています。刑事事件ということと同時に、人権問題としての取り組みがあるからこそ、私もこの人権の取り組み、小地域懇談会含めて継続して取り組みを続け、そして充実した内容に近づけるべく、関係機関、担当課とも話し合いをしながら進めてきた経過であります。

 本人の、この20数通ということでございます。個人名ということについての状況、十分に把握はしておりません。これからのこの人権問題に対して、あるいは部落差別についてのいろいろな意見交換、それはこれまでも行ってきておりますし、これからも進めてまいりたいと思いますが、この特定された方々との意見交換、話し合い、このことについては、また担当課あるいは同推協の皆さんとも協議しながら考えてまいりたいというぐあいに考えております。

○議員(15番 西山富三郎君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 西山富三郎君。

○議員(15番 西山富三郎君) 私が言うまでもなく、あなたは町長のトップですから、こんな町をつくって、住んでいてよかったと、生まれてきてよかった、住みたくなるような町をつくらなきゃならないわけですね。それは目標がなけにゃいかん。同和問題の解決された姿というのはね、職業が大事なんですよ。私が講演して回っとったときにはこういうふうに言ってやります。同和地区住民が社会の発展に相応してみずからの意思で能力を高め、その能力を発揮し、本人の能力と適性に応じて多様な職業分野に進出することにより、先ほど言った生活安定の向上が図れる。勉強して仕事について安定した生活を送るというのが部落問題の解決した姿だと。教育と職業が大事だちゅうことですよ。だからここで職業差別してるということは大変な問題なんです。

 それから、やっぱり部落差別の解決した姿というのは、桎梏と言いましたけれども、差別する側、される側、この表現は余りよくないということですが、国民全体がです、国民全体がですよ、先ほど言った誇りを持って語ることのできる社会の実現であり、社会の構成員がすべて差別意識という社会悪から解き放たれ、さらに人が人として尊敬を認め合い、高め合うような社会をつくることでありますと、部落問題はこうした人権社会につながっていくということですから、今後の同和行政の方向は、あらゆる人がそれぞれの立場を尊敬し合ってともに生きていく社会をつくるということなんですね。そういうことで部落問題の解決した姿を目標にしませんと、化け物と相撲とっとるんじゃないですからね、部落差別の現実と相撲とってるんですよ。ここに部落差別があるからこれをなくそうとしてる。部落差別、化けもんじゃない。現実があるわけです。うちの部落にもある、いっぱい。そういう現実をなくしていくために、行政や教育委員会や国民が一体となる。こういうことが、私はあるべき行政や教育委員会の姿だと思っておりますが、どうですか、町長、教育長。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。差別問題ということについては、本当に同和問題も含めていろいろな事案があるわけであります。差別する側、される側、これはいろいろな場面で人間関係の中でもある今の現実もございます。

 私は、この人権の取り組みを進めていくこと、学習を続けていくということ、それは人間の意識を高めていくこと、そのことによって、人格形成であり人間形成につながるものであると思っております。さまざまなこうした差別事案、あるいはそのことを含めての学習をするということによって意識を高めるということによって、人々がお互いに尊重し合うと、認め合うということを意識をし、その輪を広げていく。その一人一人の、私は人格形成、人間形成につながることであると思っておりますので、町としてのこの人権教育についての取り組み、一層進めてまいるということでお答えにかえさせていただきたいと思います。

○教育委員長(伊澤 百子君) 議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育委員長。

○教育委員長(伊澤 百子君) はい。ただいま議員がおっしゃいました、まさにそのとおりだというふうに思っております。教育委員会の現場でも、保育所でも小学校でも中学校でも、人権教育ということがあらゆる教育のまず基本であるというふうな認識を持って先生方も取り組んでいただいております。何より、やはり友達を大切にするいい人間関係、いい仲間づくりというものがしっかりとできていけば、そこにはこういったような問題はやがて起こらなくなるだろうというふうに思っているところです。以上です。

○議員(15番 西山富三郎君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 西山富三郎君。

○議員(15番 西山富三郎君) 曹洞宗の開祖の道元師は、高僧ですが、道元さんはこう言ってるようですよ。私は教える資格はない、ともに学ぼう、ともに学ぼう。ともに学ぼうという考えで町長も教育委員会もやってほしいと思います。

 でね、私にもこんな悪いはがきばっかり来とるわけじゃないです。いい手紙も来とるわけですよ。これ広島の方です。私は広報委員会やってましたのでね、広報の研修に行った人です。長らく御苦労さんでした。私は40年間で議員を引退しますけれども、西山さんはまだまだ頑張ってください。この4年間が幸せなものであるように願っておりますという、これいい手紙。これが来るのが本当なんです。こんなはがきなんかもらいたくない。ともに生きるということの、ともに学ぶということの、町長と教育委員会の再度のお話を聞いておきたいと思います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) そうした手紙が届くような町にこれからも展開できたらと、取り組みが進めていけたらというぐあいに思いますので、一層の御指導や御提言、賜りたいと思います。

○教育委員長(伊澤 百子君) 議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育委員長。

○教育委員長(伊澤 百子君) はい。また教育委員会一体となって、本当に学校現場も含めて一緒になってこの問題に取り組んでいき、よりよい大山町の教育のために今後も頑張っていきたいと思っております。以上です。

○議員(15番 西山富三郎君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 西山富三郎君。

○議員(15番 西山富三郎君) 不十分ですけど、時間が来ましたので次の質問に入ります。

 大山町自治基本条例の制定を。

 私たちは、先人が守り、つくり育てた自然や歴史、文化に感謝し、未来を担う子供たちが誇りと夢を持って心豊かに育つふるさとを築き、次代に引き継いでいかなければなりません。地域のことは地域で考え地域で決めるという自治の本旨に基づき、町民、議会、町そして地域、団体等がそれぞれの役割や責任を認識し、参画と協働による町づくりを進めなければならないと思います。自治の基本原則や町づくりのルールをわかりやすく定めて町民みんなの共通認識とするとともに、だれもが安心して暮らせる大山町の実現を目指し、町の最高規範として自治基本条例を定めなければならないと思います。

 私は、平成24年3月の一般質問でもいたしましたが、時間をかけて考えるということであります。1つ、自治基本条例の認識は。2、自治基本条例の推進体制、職員プロジェクトチームは設置していますか。3、自治基本条例制定に向けた町民への講義などを開催すべきではないでしょうか。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。西山議員の2点目の質問でございます、大山町自治基本条例の制定についてということについてでございます。

 住民自治基本条例の認識はということでございますが、この住民自治基本条例は、始まりは、大阪府箕面市が平成9年制定をいたしましたまちづくり理念条例が最初と言われておりまして、平成13年、北海道のニセコ町がまちづくり基本条例を制定した後、全国的に注目されることとなりました。全国の自治体は約1,700ほど自治体があるわけでございますけれども、平成22年4月1日現在におきましては、203の自治体で制定されているというところであります。県内では、19の自治体のうち5団体で制定をされていると認識いたしております。

 自治基本条例の明確な定義はいまだ定まっていないようでございますが、一般的には、1点目に、まちづくりにおける自治体運営の基本理念、基本原則、2点目に、まちづくりにおける住民、行政、議会の役割、3点目に、住民参加、情報提供などの住民自治に関すること、4点目に、自治体の最高法規としての位置づけなどを規定をいたした内容となっているところであります。

 自治基本条例の制定につきましては、現在もその賛否が分かれている状況でありますが、近年制定をされております自治基本条例では住民投票条例についての内容が盛り込まれているケースが多く、有権者の資格、発議のあり方などについて賛否が大きく分かれているものと認識いたしております。

 現在のところ、我が町の自治基本条例制定に向けた職員プロジェクトチームは設置をいたしておりません。昨年の御質問でもお答えをいたしましたが、地方自治で重要なことは、その自治体の住民の意思と責任に基づいて行政を行うということ、その自治体のみずからの権限と責任において地域の行政を行うということでございます。そのためには、町づくり活動のため住民の皆様に積極的に参加をしていただくことが必要であると考えております。現在進めております集落の健康診断等によります村づくり、また、まちづくり地区会議の活動、そしてさまざまな組織、グループの活動、また自主防災組織の育成など、住民の皆様に積極的に町づくりについて参加していただく機会を設けるよう、さらに努めていきたいと思っております。また、これから住民参画によります未来づくり10年プランの策定を計画し、さらに実践につなげていきたいと考えております。

 現在の状況では、このような活動を進めていく中で条例の制定について考え、そして判断をしてまいりたいと存じます。

 以上で答弁にかえさせていただきます。

○議員(15番 西山富三郎君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 西山議員に言っておきます。あと17秒しかありませんので、よろしくお願いします。

○議員(15番 西山富三郎君) 終わります。また次の機会にいたしますので、よろしく。ありがとうございました。

杉谷洋一議員の一般質問

○議長(野口 俊明君) 再開いたします。

 休憩前に引き続き一般質問を継続いたします。

 次、8番、杉谷洋一君。

○議員(8番 杉谷 洋一君) はい、議長。

 杉谷でございます。もう昼前になってからおはようございますというのは何か変なんですけど、皆さん、こんにちはで、よろしくお願いします。

 私も、大きな声でおはようございますということで一般質問をやりたかったわけなんですけども、いつものごとく西山議員さんが先とられてしまいまして、先ほど西山議員さんのど迫力のある一般質問、恐れ入りました。

 町長、このたびの4月21日選挙で御当選、おめでとうございます。先ほど西山議員さんからもあったんで、個人に激励の手紙、応援の手紙じゃなくして、町長、大山町に対して、町長に対して全国の村々から、大山町はすばらしい町、応援しますというような、そういう手紙がたくさん届くような町づくりを私は町長に期待しております。

 それで、今回は2期目の森田町政の決意はということで、きょうは、町長はどのような考えでこの4年間、町民のトップリーダーとして町民を引っ張っていかれるのかということを中心に、町長にお尋ねしたいと思います。

 それでは、2期目の森田町政の決意はということで、アベノミクス効果で景気は緩やかに持ち直しており明るい兆しもありますが、最近、株の乱高下、また円高ということで経済もどうかなという。私もこれ通告出したのが今月の初めだったもんですから、ああ、いい兆しだなとも思っておりましたら、中には専門家の人がこういういろいろな社会情勢を見ながら、ちょっとどうかなというような首をかしげておられる専門家もおられます。そういう不安定要素も残っておりますが、超高齢社会の到来による社会保障費の増大や老朽化インフラ対策など、事前防災のため国土強靱化の推進による社会資本の整備など、国の財政は年々悪化し、それに伴い地方の財政も厳しくなってくると考えられます。

 そこで、安定し持続できる町を築くためには、人的資源を私は最大に活用するべきであろうというふうに思います。職員さんでもやる気満々な人もたくさんおられます。その職員さんを適材適所に配置したり、将来を担う職員の育成、スキルアップ、研修及び新しい発想や意識改革の決定が重要となってくると考えます。そのためには、トップ、町長は、町民の声や職員の新しい発想などがスムーズに伝わるシステムを確立し、多様なアイデアを各種情報から住民視点で将来を見据えた方向を見出し、実現することが求められているかと思います。

 具体的な取り組みとして、定住人口の増加対策では、撤退する誘致企業もあり厳しいが、新規の企業誘致や若者が本当に住みやすい住宅環境の整備による若者の人口流出を最小限に抑え、子育て支援の充実、教育の充実、環境の整備、大山の恵みによる大山ブランドを生かした産業振興ができる町づくりを行うことにより、若者や高齢者に信頼と期待をされる、だれもが安全で安心して生き生きと暮らせ、夢が持てる元気な町づくりが求められています。町長の2期目の決意をお伺いいたします。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。杉谷議員の、森田町政2期目の取り組みはということにつきましてのお答えをさせていただきたいと存じます。

 まず、所信表明で述べましたとおり、大山の恵み、自然、歴史、文化、産業、そして人材、そうした豊かな財産を生かして町民が安全で安心して暮らせる、そして若者が住み続けたい、にぎわいのある元気な町を目指してまいりたいと存じます。また、現場の視点に軸足を置く、町民の皆様、民間力、行政、それぞれが一体となった次世代につなぐ町民参画の町づくりを推進してまいりたいと考えております。

 その取り組みといたしまして、5つの柱、これも所信表明の方で述べさせていただきましたけれども、掲げているところであります。

 繰り返しになりますけれども、1点目につきましては、みんなでつくる未来の大山町。これまでの2年間、内閣府からお越しいただいた赤井さんの精力的な働きもあり、また住民の皆さんの積極的な参加もあり、この取り組み、町民の皆さんによる地域づくりの活動が活発化しているところであります。こうした活動を育成、支援するとともに、未来づくり10年プラン、これの策定を進める中で、町民参画町づくりを積極的に推進をしてまいりたいと存じます。

 2点目は、子育てしやすく、若者定住、そして教育文化度の高い町であります。若者の出会い事業や子育て活動の充実を進めるとともに、本年度、名和地区拠点保育園の建設により3地区の子育て支援の体制が整います。この拠点をもとに本町の子育て支援体制を充実させてまいりたいと存じます。また、若者定住の施策といたしましては、定住、移住のサポートセンター、これを設置をし取り組むとともに、このたびの6月の補正予算にも上げさせていただいておりますが、山陰道の町内全線開通の記念として、中山ナスパルタウンの若者向け定住助成事業を実施いたしたいと考えております。また、学校教育につきましては、特に教育委員会の方で、大山町版の大山町のオリジナル版であります家庭学習の手引、これを作成をしていただきました。これの活用や学校施設の整備を進めて、児童や生徒の学力向上に努めてまいりたいと存じます。

 3点目は、多様な資源を生かす元気な町であります。国立公園大山から日本海まで豊富な資源を有する我が町を活性するには、基幹産業であります農林水産業の振興強化であり、また観光交流という農商工連携、大山恵みの里づくりプラン、これをさらに進めていくことであると思っております。具体的には、農業のマイスター制や親元新規就農支援制度の創設、また大山ツーリズムなどを通しての大山北ろく観光交流の産業化、ビジネス化、これを進めてまいりたいと存じます。また、若者定住のためには働く場の確保が必要となります。本町独自ではもちろんですけれども、広域連携による企業誘致、これも進めながら、また、町としての雇用促進助成制度を創設して地元雇用促進に努めてまいりたいと存じます。

 4点目は、人に優しく安全で安心して暮らせる町であります。近年、台風、地震、大雪など大きな自然災害、多発しております。自主防災組織の育成など地域防災体制の充実に取り組みを進めてまいりたいと思います。また、交通安全対策、危険箇所の改善、津波避難経路などを点検をして整備などを進め、安全を高める施設整備などを進めてまいりたいと存じます。さらには、高齢化が進む現状であります。地域で支え合う仕組みづくり、サポート体制の充実が特に重要と考えております。生活習慣病や要介護者対策など、保健、また医療、福祉、そうした連携、充実によって安心して暮らせる町づくり、進めてまいりたいと存じます。また、先ほど西山議員からも御質問ございましたが、本町では、町民の皆様の人権を尊重する意識、これを高めるためにこれまでさまざまな取り組み、施策を進めております。依然、差別事象が発生しているという状況があります。今後も一人一人が互いに認め合う、そして大切にする人権尊重の町づくり、進めてまいりたいと存じます。

 5点目は、財政的に安定し持続する町であります。合併以来、これまでも行財政改革を進め、財政の健全化に取り組んでまいりました。これから未来づくり10年プラン、この総合計画の策定などを進める中で町民ニーズを的確に把握をし、選択と集中、効果的な施策により、行政サービス向上と、そして持続する町づくりを進めてまいります。

 これまで述べましたような施策一つ一つを着実に進めていくということが、本町の発展と町民の皆様の安心、安全な生活実現につながるものと存じ、その取り組みを進めてまいります。議員のいろいろな御提案や御指摘も賜りたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。

○議員(8番 杉谷 洋一君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 杉谷洋一君。

○議員(8番 杉谷 洋一君) 私のちょっと勘違いだったかもわからんですけど、町長は選挙中あるいは当選後に、町内にある財産をいろいろ磨きながら全国に向けて光り輝く町として全国発信をしたいというやな、そういうやな思いをちょっと語られたと思うんですけど、私はまことにいいことだと思うです。やっぱり大山町は地味でだなくして、いいところはいいと全国発信していく、全国とかいろんなところにもっともっと発信していくべきだと思います。そうすることで大山町は本当、行ってみたい、住んでみたい、住み続けたい町ということが皆さん思うじゃないでしょうか。

 この間、人権セミナーというのが土曜日行われまして、男女共同参画の講演会で藻谷さんという日本総合研究所の人が講演された中の話の中でも、本当に大山町ちゅうのは、この日本の中でもこれだけね自然環境のいいとこはないとおっしゃってるんですよ。そういう大山町でね、ただ、人口がなぜ少なくなるのということです。だからそこは大山町は、私も以前からずっと申し上げておったんですけど、本当に自然災害に強い。川がはんらんするわけでもないし、津波が来るわけでもないし、この西部広域の中でも地盤の低いところでも家がたくさん建ってるところあるじゃないですか。大山町はもっともっと地盤安定してますよ、地価も安いですよ、米子へ15分もかからんですよと。そういうことを含めてまた全国発信や、もうちょっとそこにつけ加えて、全国の皆さん、大山町へぜひ、特に若い人に住んでくださいよというようなことをもっともっと自信持ってね、町長、発信していただきたいと思うんですが、そのあたり町長はどういうふうにお考えですか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。杉谷議員のおっしゃるところ、同じ思いでございます。そうした思いを持って今取り組みを進めているところであります。

○議員(8番 杉谷 洋一君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 杉谷洋一君。

○議員(8番 杉谷 洋一君) そういう方向で頑張る。私も、じゃあどこをどういうぐあいにしてくださいという具体性を言ったわけじゃないですので、その思いだけは、町長はしっかりこの2期目で最初に当たり、この4年間、しっかり受けとめ、頑張っていただきたいなというふうに思います。

 それで、次に、交付金等も減少する中で、私は地方も本当に厳しい時代になっていてくかというふうに思うわけですね。ただ、その財源が少なくなってくれば、じゃあ何が頼りになるかといったら、私は人的資源だと思うんですよ。役場の職員さんでも本当に若い人、大変優秀な方たくさんおられます。最初、大山町の私は職員になりました、町民の公僕として頑張ります。どこら辺までは元気がいいんだけど、どことなしに元気が悪くなってくる。私は、こういう若い人とかやる気のある職員さんからそういういろいろ人的資源を本当もっともっと活用するべきだと思います。住民視点で町行政のアイデア、提言のいろいろな意見など、スムーズに町長に伝わる私はシステムを確立して、その中で方向性を見出して町長に強いリーダーシップを持っていただいて、その職員からの提言を取り上げてしたらなというふうに思うわけですが、このあたりは、町長は職員のそういうところはどういうふうに考えておられますか、御答弁お願いします。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。人的資源の活用ということについてのいろいろなお話かなと思って伺っておりました。その中で、職員の取り組みということであります。

 おっしゃるように、町の職員、非常に優秀であると私は思っております。いろいろな場面で取り組みをしていく中で、事務的なものであったりいろいろなプラン、あるいは事業展開、そうした取り組みを一生懸命やっているところであります。

 ただ、今の時代の中で一つ大切であるなと思っておりますのは、やはり住民の参加、参画、町民の皆さんが町づくりにいかにして舞台に上がっていただくか、そうしたことへ向けての協力体制であったり仕掛けであったり取り組み、私は、ここがこれから大きなポイントであると思っております。先ほども述べましたけれども、未来づくり戦略室を立ち上げて、庁外、内閣府から赤井氏を迎え入れました。御縁があって非常に優秀な方に来ていただきました。非常にそうした方の活動、姿を見て、職員が後ろ姿を見、あるいは一緒に汗をかき、集落に出向き、展開をしていく状況も、これも町職員の大きな活動の財産として身についたものと思っております。

 そうした状況の中で、これから合併をして間もなく10年がたちます。次の10年をつくり上げていくための計画づくり、あるいは、それは計画と同時に実践に向けての取り組みでなければならないと思っております。

 御案内をさせていただいておりますように、この未来づくり10年プラン、この取り組みについては専門的な事業者、民間力にもかかわっていただきながら、その中で職員の町づくりへの意識改革あるいは意識研修、そうしたものも加えたり、さらには今活動していただいておりますたくさんの住民の皆さんの参加、あるいはさらにこうして参加したいという方々への参加、公募、そうしたものをあわせながら、これから本当に町政、町づくりを進めていく中での行政と町民の皆さんと、そして民間力一体となった、先ほどおっしゃいます大山町の本当にすばらしい財産、これを一つ一つを磨き上げて光り輝かせていく、全国に光り輝く町づくり、これを一つ一つ着実に一歩一歩展開していくということであると思っております。そのための一歩は、おっしゃいますように、人材、人という資源をいかに活用し、あるいは磨いて意識を高めてみんなで汗かいていくかということであろうと思っております。ひとつまたよろしくお願い申し上げたいと思います。

○議員(8番 杉谷 洋一君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 杉谷洋一君。

○議員(8番 杉谷 洋一君) 10年プランについては、このちょっと後からもう一回質問させていただきます。

 そういうことで、人材ちゅうのは一朝一夕にできるもんではないわけでして、例えば、もう5年後には交付税等がもっともっと少なくなりますよちゅうわけですね。確かに住民と一緒に汗をかきながら町をつくっていくのもあるし、それから行政の中でいろいろ改革するところがあろうかと思います。そういうところをどんどんどんどん提言して、そういう若い人、若い人ちゅうか、年寄りさんでもいいわけなんですけど、そういうところを、町長、どんどんどんどん酌み上げてほしいなというふうに思います。そこで本当に皆さんのやる気があって、町民は、皆さんが一生懸命やってくださるほど町というのはよくなっていくかと思います。やっぱり何といっても中心におられる行政の皆さん方を本当に頼りにしとるところがあります。そういうことで住民目線で、住民だけで住民で立ち上げるちゅうことも大事なんですけど、まず行政の中でそれ頑張っていっていただきたいなというふうに思います。

 それで、私、一つの提案なんですけど、やる気のある職員の処遇は私は十分考えてあげるべきだろうと思います。公務員だいったら、もう公務員は年功序列だ、年が来にゃ、にっちもさっちもならんわいやという、そうではなくして、飛び級制度を導入したらどうかなというふうに思うわけなんです。例えば係長級が課長補佐を飛び越えていきなり課長だというふうに。それはやっぱり経験もいろいろあるわけなんですけど、やっぱりこれあたりも、1人2人の目ではその人が本当に優秀かどうかわからんわけなんですけど、三、四人の目で見れば、あ、本当にこの職員は一生懸命やる気持ち持っとるなというところがあれば、本当、もうちょっとその職員をいろんな面で登用してあげたらなというふうに思います。

 ただ、職員も一生懸命やっても、課長があんたの失敗だろうがなとか、いいところは私、課長がやります、そんなことじゃね、到底だれもついてきませんし、また課長も、よし、一生懸命、町長に成りかわって頑張ってやるぞと思っても、町長が、いや、そりゃ失敗はあなたの失敗と言われたでは、おられる課長もですね、やる気もなくなるではないかなというふうに思いますので、町長、そのあたりは責任は全部私にあるということで、どんと私についてきてくれやというような意気込みを私は出してほしいなというふうに思うわけです。

 かつて伯耆町の町づくりのところの視察に行きたときなんか、そこの職員さんが言われる。うちの町長は、やらいや、町が失敗したらそれやめりゃええし、いけにゃ、おれが責任とるわいやと、そういうことでついてきたら町づくり本当によかったとかいうことですね。やっぱり職員さんが本当に一生懸命やってくれんことには、この大山町の先の未来は私はないというふうに思っておるところです。

 そのあたりで、町長、もう一度言います。民間でもそうすることによって短時間で効率のいい業務をこなすことができると思いますけど、町長はその辺ちょっとどうでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。杉谷議員から、町政を預かるものについての心構え、そうしたことについてのお話だったかなと思っております。

 まさにそうした思いで臨んでおります。特にこれからの4年間、これまで4年間経験したことを踏まえて、精力的に町づくりに臨んでいくということが私の使命であると思っております。おっしゃいますように、職員が伸び伸びと取り組んでいく、常に能動的であれということを管理職会含めてつないでおります。

 先ほど処遇、評価ということについてもございましたけども、いろいろな人事考課の中での見方もあると思っております。一生懸命ということだけではなく、やはりそこにどういう成果が上がっているのかということも必要だろうと思っております。この点については、また今後についても、いろいろな人事の評価等については検討していかなければならないかなと思っているところであります。思いをいただき、そのような思いでこの4年間努めてまいりたいと存じます。

○議員(8番 杉谷 洋一君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 杉谷洋一君。

○議員(8番 杉谷 洋一君) 公務員は、おればお金をいただいて、そうそう首にもならんし安心できる職場ということになっておるわけです。民間っていうのはそういうことは絶対ないわけでして、このごろ民間でもよく用いられてる、社員のアイデアや業務改善の目標値を数値化して優良事例を取り入れたりすることによって業績を伸ばしております。ぜひこのあたりは、人事評価ちゅうのはいろいろ、私もさっきはそう言ったんですけど、いろいろ中に入ってみれば大変な部分もあろうかと思いますけど、そういう民間的な手法を公務員の中にもどんどんどんどん入れていくちゅうことは、私は間違いではないと思います。それこそ大山町の行政、大山町政は、大山町は全国から本当に皆さんが行政視察に山ほど来るような立派な町になろうかというふうに思います。

 それはおいときまして、次に、町民参画の町づくりということで、先ほど町長の方からもまちづくり10年プランということで、議会開会の初日の全協の中で企画の方からこの案が示されました。

 そこで最初、私ちょっと私の考えを述べさせてもらうと、町づくりは集落を中心として、先ほど町長がおっしゃったように大変人材も私は育っているかと思います。また、隠れた人材もたくさん優秀な方もおられます。住民からそういうアイデア、提案を取り入れ、有識者会議でそれを練って、住民みずから汗をかいてこの事業をやっていくというやなお話がありました。智頭町では百人委員会というようなことを立ち上げて、いろいろなその中のアイデアが提案されて、森林セラピーとか森の保育園が実現して、そういうことをすることによって本当に住民が安心して暮らせる町だと思うんですけど、私、そういう中で、先ほども言ったんですけど、幾ら住民が幾らいい案をつくったところでも、それを最後には事業化するのは行政なんですよね。そこの職員が育ってなかったら、何だ、この程度の案なのかというやな見方が違ってくると思うんです。やっぱりそこには住民を思う心の職員を育て、また行政マンとしても、そういうためにも立派な行政を遂行していくための職員をつくっていかにゃ、このせっかくのプランが、プランは出たんだけど、これは絵にかいたもちにすぎんじゃないかなということになっちゃうと思うんですが、そのあたり職員も含めて、町長、このプランについて町長はどういう思いを持っておられるのか、詳しく説明してください。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。未来づくり10年プランについてということのお話ございましたが、その前に、先ほど職員のいろいろなやりがいであったりとかいろいろな話をいただきました。特に町の職員も本当に一生懸命、先ほどおっしゃいましたように町を思う思いの中で、あるいは自分の人生をかけた生きがい、やりがいという職場の中でそれぞれの取り組みをしているところであります。単に安定をした職場であるという意識ではないと思っております。この4年間の中でも、本当に精力的に保育所の木のぬくもりのある保育所の建設であったりだとか、地下水の保全条例の関係であったりとか、本当に町づくり、大山を生かしてこの大山を全国に発信していこうという取り組みであったりとか、まちづくり地区会議、あるいは集落での村づくり、いろんな場面で職員が精力的に現場の方に、あるいは取り組みをしながら取り組んできたこの4年間であったと私は思っております。

 そうした中で、このたびの10年プランの取り組みであります。おっしゃいますように、絵にかいたもちであってはならない。それが、まず私の思いの第一歩であります。計画をしていくことによって、でき上がったことによって、そこで達成感を持ってしまうということであってはならないと思っておりまして、当然このプランを計画をしていくときから、そのメンバーの中に、先ほど申し上げましたように役場の職員、若手の職員も当然精力的に加わっていただきながら、事前の研修等もし、そして町民の皆さんも一緒になって、プランづくりにいろいろなテーマを掲げながら踏み込んでいくということであろうと思っております。そして、本当に職員と住民の皆さんが一つ一つのテーマに向けてプランをつくっていただく。それは、でき上がったものについて今度は職員も住民の皆さんもそのでき上がったプランを実現するために、次の一歩一歩に入っていくということでなければならないと思っております。そうした手法を積み上げていくについても、職員だけの能力では私はやはりまだまだ限界があると思っておりますので、その点については、このたびの補正に出させていただいておりますように、民間のある面実績がある、あるいは専門性にたけたところにもかかわっていただきながら、そうした道筋を達成するために一緒になって取り組みができたらということであります。

 議会の皆さんにも、いろいろな場面で10年プランについてのかかわりや参画あるいは提言をいただく中でともにして、これからの大山町のありようのこの10年間を土台としてさらにステップアップしていくための町づくり、進めていきたいというぐあいに考えておるところであります。以上です。

○議員(8番 杉谷 洋一君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 杉谷洋一君。

○議員(8番 杉谷 洋一君) そういうことでですね、職員の皆さんの中でも夜遅くまで、きょうもあしたも住民の皆さんといろいろ町づくりとかいうことで大変努力されてる人もたくさんおられます。本当に何とかしてあげたいなというのは、こちら住民から思うところであります。

 それで、時間もあれなんですけども、あと町長に、細かいとこなんです。町長の考え方を一つお聞かせいただきたいと思います。

 まず、ちょっと待ってくださいよ。子育て環境の整備ということで、確かにこのたび名和保育所ができました。この間の藻谷さんの講演でもあるように、女性が職場に勤めて職場進出をしてきたら報酬も入ってきて、その報酬、金をどんどんどんどん使うから経済的にも効果が高いんですよというやな話がありまして、大山町でも共稼ぎの家庭がたくさんあるわけでして、そういう中で、働きやすい、例えば日曜保育だ、早朝、今は7時半かもうちょっと早く、あるいは大山町から米子までちょっと時間がかかるからもうちょっと遅くまでというやな、そういう環境は私は大事かというふうに思います。

 この細かいことについては、いずれまた次回、その後ぐらいに教育委員会の教育委員長の方にお尋ねしたいと思いますが、きょうはそこではなくして、町長はどう思われるかということを一つお聞かせください。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。細かなことではなくって、大きなところ、子育て環境、あるいは女性の進出、またそういったところの観点かなというぐあいにお話を伺ったところであります。

 子育ての環境づくりということについては、大山町は非常に私は進んできていると思っております。もちろん子育てということと同時に、教育環境ということもあわせてということであろうと思っております。

 若い方が定住をしていただくということの中での大きな柱の中に、ポイントの中に子育て環境の整備ということがあると思っておりまして、これまで10園ありまして保育所それぞれが延長保育であったり一時保育であったり、いろいろなサービスが分散されているという状況にあったものを、各中山、名和、大山、それぞれに拠点の保育所を設置をしてサービスの一元化をしていくということ。それと同時に、病後児保育ということもあわせてそうですけども、それぞれに子育て支援センター設置をして、保育所に通わせておられないお子さんも来ていただいて、いろいろな子育て相談、あるいはいろいろな取り組みを、人とのつながり、ネットワークを広げていくというような取り組みもしているところであります。

 また、子育てサークルの活動も非常に今盛んであります。名和、中山、大山、それぞれサークル活動を通じてお母さん方が集っていろいろな話をされたり、子育ての悩み、レベルアップ等をしていただいてるという状況もあります。非常にそれが大切だなと思っておりますのは、これからそのお子さんが大きくなられたときに、小学校、中学校につながっていく、小学校のPTA活動や中学校のPTA活動、特に親の活動にもつながっていくということでありますし、子育てに対しての意識の高まりということにもなっていくと思っております。

 いろいろな取り組みを進めていく中で、もちろん教育上の問題はまた教育委員会の方から話をしてもらうということでありますけども、そうした整備をしていく中で、大山町で子育てをしていきたいなという思いになっていただく方々も多いんではないかと思っております。

 1点それを感じておりますのは、大山のきゃらぼく保育園建設をいたしました。ここ数年の中では初めてだと思いますけども、民間の事業者の方が集合住宅を近くに建てられました。早い時期に満室であったということであります。いろいろな要因はあろうと思いますけども、この大山町にやはりおいて子育てをしていきたいなという方々がふえて、そうした意識を持っておられる方が非常にあるということを改めて感じたところでもあります。いろいろな場面を通じて、そうした集合住宅等々についても町がということよりも、民間の力をいただきながらでもそうした環境整備、進めていけたらなと思うところであります。

 また議員の皆さん方からのいろいろな御提案や、あるいはそうした民間力を生かす取り組みについてのお力添えも賜れたらなと思うところであります。

○議員(8番 杉谷 洋一君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 杉谷洋一君。

○議員(8番 杉谷 洋一君) 若者定住ということになると、やっぱり企業が大山に、この大山、あるいは町長が前から言っておられる西部広域の中でそういう企業誘致というのを考えているということを前からおっしゃってるわけなんですけど、今度、旧大山町で企業誘致された大山電機が今撤退するというやなことがあるわけでして、撤退したならば、もう決まっとる、撤退した跡に企業の誘致ということを進めていかれたらなというふうに思うわけですけど、大山町は本当に災害に強い町、東南海地震がもう確率70%で30メーターの津波が来るということだったら、もう本当に企業もこの大山町を目指して企業を立ち上げてした方が安心かというふうに思うわけです。

 そういうことも踏まえて、大山電機の現状はどのようなことになってるか、また今、職員さんあたりでも不安感を持っておられる方もおられるわけですけど、このあたりのこと、大山町はどのような取り組みを現在行っておられるのかお聞かせください。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。杉谷議員から、大山電機についての御質問であります。また、ほかの議員の方からも、この大山電機ということについての質問案件が出ておりますので、そちらの方で主に話をさせてもらってというぐあいに思っておりますが、担当の方からも少し述べさせていただきたいと思っております。

 今現在は、まだまだフル操業しておられる現状であります。大きな親会社の方針の中で仕事が受注がなくなるということで、閉鎖ということを余儀なくされるということであります。町としても、この取り組み、いわゆる雇用ということについて、特に大山町の住民の方が20数名おられるということでありますので、まずは優先をして町内で生活をしていただけるように、新しい雇用先、再雇用先、企業回りをしたりしてその取り組みを進めているところであります。

 その状況について、若干ですけども担当の方から述べさせていただきたいと思います。

○観光商工課長(福留 弘明君) 議長、観光商工課長。

○議長(野口 俊明君) 福留観光商工課長。

○観光商工課長(福留 弘明君) 失礼いたします。町長答弁を若干補足させていただきます。

 御承知のとおり、大山電機さんですけれども、操業を今月以内、そして来月20日をもって事業所の閉鎖ということで、これにつきましては伺ってるとおり進んでいるといったような状況でございます。

 既に従業員の皆さんそれぞれが御自身の力で再就職の活動をなさっているということもございますが、町、そして県、国、ハローワークですね、三者いろいろと一緒になって大山電機に向けた取り組み、協力を行ってきてるところでございます。先週までに2回にわたりまして、企業の、いわゆる採用される側の企業の説明会というのも大山電機を会場に開かせていただいたということでありますが、従業員さんが、いわゆる赤字倒産ではないということもありまして、実は在職中に次の仕事を決めたいという希望を持っておられる従業員さんが3分の1をちょっと下回るくらい、アンケート結果によりますと、といったようなこともありまして、現在、従業員の皆さんはいろんな企業のお話を聞いたりして、どうしようかなということで考えておられるというところでもあります。

 一つ御紹介いたしますけれども、県外企業で町内に進出を予定されております企業につきまして、そちらの工場見学のツアーを募集しましたら、10人近い従業員の方が手を挙げていただいてるというふうにも伺っておりますので、そういった形で今後も、最後の一人、実は大山町民の方24名いらっしゃるんですが、最後の一人が決まるまで頑張っていきたいなというふうに思っております。

○議員(8番 杉谷 洋一君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 杉谷洋一君。

○議員(8番 杉谷 洋一君) 町内の皆さんおられますので、先ほど課長のありましたように、最後の一人まで、ひとつ一生懸命対応してあげていただきたいなというふうに思います。

 で、町長、もう一つ。この企業が逃げた後は、その跡の工場誘致というようなことはお考えはどうなんでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。跡の用地あるいは物件どうするかということが次の課題でもあります。雇用の問題と用地、建物の活用ということが課題でありますが、特にこの物件については町の所有ということではございませんので、やはり所有者の方のお考え等々も非常に大きく左右されるものと思っております。ただ、町として思うところでは、やはりそこでまた雇用が発生するような活用につながっていければ非常にありがたいなと思いますし、この活用、利用等については、先般大阪の方にも出張をいたしました際に大阪の関西本部の方にも状況をつないだりして、いろいろな問い合わせ等々があれるようにお願いをしてまいったりということであります。

 また、こっちの県の方においても、そういった思いの中で情報を共有しながらいろいろな情報を伝えていくということであります。以上です。

○議員(8番 杉谷 洋一君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 杉谷洋一君。

○議員(8番 杉谷 洋一君) 旧大山町の企業誘致のですので、そのあたりは町が直接どうこう手を下すではなくして、仲介してそのような努力をしていただきたいなというふうに思います。

 もう一つ、今度は、若者、住宅というのが結構これが問題になってくるところでして、山陰道開通でナスパルタウンの40歳までというのが示されました。私は、先ほど町長がちらっとあった、旧大山支所の前のあそこの集合住宅なんか、すぐでも埋まります。やっぱりね、今、大山町から米子までいったら山陰道に乗れば15分もかからんですよね。本当に都会からいやあ、1時間かけても通勤距離だとか電車に乗ったりというのがあるわけなんですけど、JRに乗ったところでもう30分、大山口からということで、また名和あたりでも、今度インターあたりでも土地があろうかというふうにも思いますので、本当に大山町は津波にも安全な町ということで、もっともっと人に住みついていただきたいなというふうに思うわけです。

 この間の、何遍もこの講演会の話の中でですが、日吉津あたりはもう若者定住ちゅうか、定住が非常に進んで、そこで一つびっくりしたのは、南部町あたりも多いですよね、今ね。そしたら、大山町いったらまだ私は南部町より条件がいいんではないかなというふうに思うわけでして、この住宅環境の整備いうことで、この山陰道もこれもそれでいいんですけど、将来的にはどっか本当に大山町に人に来てもらう、そういう住宅地というのを、これもいつかの質問したんですけど、これあたりを本当に進めていただくというか。だけど、これだけ大山町で旧大山の大山支所前の集合住宅一つでもすぐ満室になっちゃうじゃないですか。ということは、やれば人が来るんじゃないですかということを、ぜひ今度の町長、この4年間にぜひその辺を考えて住宅政策というのも推し進めてしていただいたらなというふうに思うわけですが、町長、その辺はどうなんでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。杉谷議員のおっしゃる点、まさにそのとおりだと思っております。

 特にこの25年度中に大山町内の山陰道が全線開通をいたします。このたびの事例の中でも、いわゆる大山地区のインターチェンジのそばでの集合住宅の建設、それから、実は名和地区の名和のインターチェンジのそばでも民間の事業者の方が分譲地を用意をされて、そこがかなり状況が非常にもう埋まっているという状況にあっております。今度、中山の方に中山ハーフインターがナスパルタウンのとこに建設をするということでありますので、本当に記念事業というとらえ方の中で、そこの用地の一部を若者向けに提供する制度をつくったらということで、このたび提案をさせていただいておるところであります。特に3つのインターチェンジの周辺というのはこれからも非常に魅力のある場面であると思いますし、そうなるためにも、町づくり、魅力ある町づくりの取り組みが必要であると思っております。大山町に住み続けたい町であるというテーマのもとの環境づくり、これからも議会の皆さんのお力をいただきながら、あるいは御提言もいただきながら、御指摘いただきながら着実に進めてまいりたいと考えております。

○議員(8番 杉谷 洋一君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 杉谷洋一君。

○議員(8番 杉谷 洋一君) ぜひそういうことで、たくさんの人に大山町、特に若い人だけという言い方はおかしいですけど、特に若い人に力を入れた施策を、町長、よろしくお願いしたいと思います。

 そこで、もう時間も大分少なくなりましたけど、大山ブランド、本当に大山町は自然豊かな、もう農作物からいろんなことで大変、農水産物でもそうなんですけど、たくさんの資源があります。これを本当にもうちょっと生かして全国発信してやったらなと思うところがあるんですけど、このあたりは、私、大山町住民ですけど、大山町、一体何があるのと、せっかくこれだけの立派な資源豊かな大山町、ブロッコリーなんかは本当に京阪神でたくさん売れてるのは事実です、これはね。もっともっとそのほかに大山町として売り出すものはないだろうか、あるいは2次加工しながらそれに付加価値をつけて物を売り出していくと、そういうお考えは町長はどのように考えておられますか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。大山ブランドという話の中でのいろいろな展開のお話だったかなと思っております。

 大山ブランドというとらえ方はいろいろあろうと思っております。今現在でも、大山というネームの中でさまざまな商品、魅力ある商品、求められている現状もあります。恵みの里の公社の活動の中でも、アンテナショップ的な形の中でのスーパーでの販売でも、そうした量的な問題、あるいは求められているという状況もありますが、単にそういうことだけではなくて、既に現在ある農産品、先ほどお話ございましたように、大山のお米、本当に清らかな水の中での大山のお米、非常にその味わいも含めてファンがあります。ブロッコリーあるいは和牛、またナシ、あるいは芝。農産品の中でもそうですし、漁業、御来屋漁港から上がってくる地どれのもの、いろいろな産品が実際大山の恵みの中からあります。これをどういう形でさらに付加価値をつけて大山ブランド品というレベルに持っていくのかということなのかなと思っております。

 一つ一つをふやすという方法もあると思いますけども、あるものを体制としてまとめて販売をしていくということも大切であろうと思っております。その一番大切なのは、私は、つくる過程の中でのこだわり、土づくりであったりとか、本当に減農薬であったりとか、新鮮なものを消費者に届ける努力であったりとか、それの基本は、求められるときにこたえれる産地であるということ、周年出荷ができるということ、計画的な生産であり計画的な納品ができるということ、まだまだそこの部分で非常に私は弱い部分が大山町にはあると思っております。いろいろな産品があるものをいかにして連携してまとめていって、周年、大山のブランド品として消費地に届けていくかということがポイントであると思いますし、ブロッコリーやネギや、あるいは周年供給していけるものについては今そうした姿ができていると思っております。大山ブロッコリーは、そういった地域商標をとられたということでの状況もあります。この4年の中で商標をとられて大山ブロッコリーという一つのブランドを確立されて、販売戦略を今強化してるという状況もあります。

 いろいろな取り組みを一つ一つ積み重ねていく中で、この大山ブランドというものをつくり上げ、磨き上げていくということかなと思っております。1品目に限定する場面もあると思いますし、トータルとしてつくり上げていくという方法もあると思っております。

○議員(8番 杉谷 洋一君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 杉谷洋一君。

○議員(8番 杉谷 洋一君) 町長は農業のプロですので、特に農産品についてはよく御存じかと思います。とあわせて、本当に大山町のきれいな海というところで海産物あたりも力を入れていただきたいなというふうに思います。

 もう時間がなくなりましたので最後の質問させていただきます。

 体験型の観光交流産業はということで、特に観光、農業ということで都会の人にこの大山町に出かけてもらって、それで農業をいろいろ体験してもらうとか、あるいは漁業を体験してもらうとか、そういうような一つの産業として強化していけたらいいではないかなと思うわけなんですが、町長、その辺のお考えは町長はどのように考えておられるのかお聞きしたいと思います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。先ほど述べさせていただきました大山町の柱であります農林水産業、これにさらに付加価値をつけたり、あるいは雇用の創出、企業を推し進めていくということの中で、観光交流産業化、ビジネス化ということが次のテーマであると思っておりますし、また、それを既にやっておられる方々もあります。農業体験、林業体験、漁業の体験、あるいは、今ここにあります自然、歴史、文化、そうしたものを生かしていく上で体験をしていただく、滞在をしていただく。それによって企業、なりわいが成り立っていく取り組みが、我が大山町においてはできる町であると思っております。そうした取り組みを、大山ツーリズムという形の中でここ数年間立ち上げて取り組みをしているところでありますけども、まだまだこれの体制づくりというのはこれからだと思っています。

 昨年には、議会の方の御理解をいただいて、3月には大山観光局に旅行業の取得をするための予算を認めていただきました。大山の観光局で旅行業を取得をして、そこから大山町の海から山まであるいろいろな商品をつくり上げていく。そのつくり上げていく中では、やはり受け手でありますところの農家の方であったり、あるいはボランティアの案内の方であったり、あるいは漁業の関係であったり、いろんな場面での受け手の対応、体制づくりもこれから必要になってまいります。そうしたことを含めていく。

 それから、もう1点、ずっと議論をしていただく中で、この4月にオープンしました夕陽の丘神田、ここにも今、先週、この日曜日にもちょっと顔を出してきましたけども、100名ぐらいの子供たちが集まってサッカーでのいろいろな活動をしてくれてました。お母さんやお父さんもたくさん来ておられました。大山町にたくさんの方々が来てくれるというような核であり、ポイントが生まれてきておりますので、そうした方々にも、この大山町、あちこちに散策してもらえるような体制づくり、大山というこれまである観光地の強化、あるいは広がり、深まり、これも必要であると思っております。

 いろいろな取り組みを進めていく中で、これから町内の体制づくりということの中で観光商工課の中に大山北ろくの観光の推進室をつくって、そうした場面を集中して展開できるような取り組みを進めてまいりたいと考えてるところであります。よろしくお願い申し上げます。

○議員(8番 杉谷 洋一君) これで終わります。

加藤紀之議員の一般質問

○議長(野口 俊明君) 次、1番、加藤紀之君。

○議員(1番 加藤 紀之君) はい。そうしましたら、ジェネリック医薬品の取り扱いについてお伺いさせていただきます。

 ジェネリック医薬品につきましては、患者負担の軽減や医療保険財政の改善という点から、政府は平成24年度までに数量シェアを30%にするという目標を掲げて使用促進に取り組んでおりまして、現在も継続されていると思います。

 そうした中で、大山町ではどのような使用促進の取り組みをされ、その成果として数量シェアはどう推移しているのか、まず1点。2点目、現在、町内3診療所においてはジェネリック医薬品の院内処方はされていないようですが、それはどのような理由からでしょうか。その2点、お伺いしたいと思います。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。加藤議員の1点目の質問であります、ジェネリック医薬品の取り扱いについてということにつきましてお答えをさせていただきたいと存じます。

 まず初めに、大山町での使用促進の取り組みと成果ということについてであります。

 大山町国民健康保険では、医療費と患者負担額を削減をするためにジェネリック医薬品が安全で低価格であることなどについて啓発を行い、一層の利用促進を図っているところであります。具体的な取り組みといたしましては、平成24年度からジェネリック医薬品差額通知事業を実施をいたしており、国民健康保険の被保険者のうち、35歳以上で高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病、ぜんそく、リウマチなど慢性疾患の病気で長期服用されている人を対象に、ジェネリック医薬品に切りかえた場合に削減できる自己負担額について通知をいたしたところであります。また、8月の保険証の更新のときにジェネリック医薬品希望シールを配布をして、ジェネリック医薬品への取りかえの意思表示が手軽にできるようにしているところであります。

 次に、成果でありますが、平成24年度の平均利用率は、数量ベースで約22%となっております。平成24年7月にジェネリック医薬品差額通知を対象者に送付、発送しているところでありますが、通知前3カ月、これは平成24年3月から5月と、通知後の最近3カ月、これは平成24年12月から平成25年2月でありますが、これのジェネリック医薬品の利用率を数量のベースで比較をしてみますと、国保一般被保険者全体が2.9ポイント、また退職被保険者全体では3.8ポイント上昇いたしております。

 続きまして、町内診療所で院内処方されないことについての御質問にお答えをいたします。

 院内処方とは、医療機関内において薬の受け取りが行えることをいいます。一方、院外処方とは、医師から処方せんを受け取り、外部の調製薬局で薬を受け取ることをいいます。院内処方するメリットは、患者さんの負担額が安くなり、外部の調剤薬局まで行く手間が省けることがあります。院外処方のメリットは、かかりつけ薬局をつくることにより、ほかの病院で処方された薬の飲み合わせのチェックができるなど、専門的な立場で薬の管理ができます。

 現在、大山町国民健康保険直営診療所におきましては、ジェネリック医薬品は原則として院内処方をいたしておりません。その理由は、患者さんの希望する医薬品を全部院内処方で出そうとすると、先発薬と合わせて単純に2倍以上の保管場所が必要になり、そのスペースを確保することが困難であること、また、薬の種類がふえると薬剤の欠品や不良在庫を出さないための管理労力がふえ、現在の人員体制では十分な管理が行えなくなる懸念があることなどによるところであります。

 したがいまして、院内でジェネリック医薬品を扱うということは、現状と比較をし、経費や労力の増加を伴うことから実施を控えている状況にあります。

 しかしながら、患者さんの理解が進み、ジェネリック医薬品の信頼性が向上すれば、先発品からジェネリック医薬品に切りかえ、院内に置くことは可能であるというぐあいに考えますので、診療上、医師とその取り扱いについて協議を重ねてまいりたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

○議員(1番 加藤 紀之君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 1番、加藤紀之君。

○議員(1番 加藤 紀之君) そうしますと、今の御答弁を聞かせてもらってますと、今後は置かせてもらう可能性があるということですけれども、それは近い将来実現されると考えてもよろしいでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。加藤議員の質問に答えさせていただきます。

 診療所それぞれの状況がございます。担当より答えさせていただきます。

○保健課長(後藤 英紀君) 議長、保健課長。

○議長(野口 俊明君) 後藤保健課長。

○保健課長(後藤 英紀君) 御質問にお答えいたします。

 診療所で置くようになるかということでございますけども、これは先ほど町長も答弁いたしましたように、先発薬品、それから後発薬品、後発薬品をジェネリックといいますけども、これの信頼性が増し、そして流通が十分できるような状況になって、医師の方がジェネリックを使用しても大丈夫だろうというふうなことを判断いたしましたら、その後、診療所の方には順次入れかえをしていきたいというふうに思っております。

○議員(1番 加藤 紀之君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 加藤紀之君。

○議員(1番 加藤 紀之君) そうしますと、具体的にはいつごろに達成されるというわけではないということでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 具体的にということにはなかなか至らないのではないかと思っております。

○議員(1番 加藤 紀之君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 加藤紀之君。

○議員(1番 加藤 紀之君) そうしましたら、2番目の買い物弱者支援について。

 私がここで言います買い物弱者といいますのは、スーパーなどの生鮮食品店まで500メートル以上の距離があり、なおかつ自動車を持たない人を指しますけれども、いわゆる買い物弱者は全国で1,000万人近くおられると見られております。

 その中で、2点質問をさせていただきます。大山町では、中山間地域はもちろん、私の地元の御来屋地区なんかにも該当する方がおられるんじゃないかなと思うんですけれども、町内の買い物弱者に該当する住民をどのくらいと推計されておりますか。

 2点目、県内でも他の地域では移動販売業者との連携が進んでいますが、大山町ではそういった取り組みはされていますか。2点お願いします。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。加藤議員の2点目の質問であります、買い物弱者支援についてということにつきましてお答えをさせていただきます。

 買い物弱者とは、経済産業省の定義によれば、日常の買い物をしたり生活に必要なサービスを受けたりするのに困難を感じる人とされており、その総数は、高齢者を中心に全国で600万人と言われております。身近な小売店が減り、公共交通網も縮小していく中、高齢のために自動車が運転できないなどの理由で買い物に行くことを困難に感じる方が多くなっているところであります。

 まず、お尋ねのありました大山町における買い物弱者の数ということでありますが、住民の方が買い物などに困難を感じておられるかということについての最新のデータがございませんので、その推測はいささか困難であります。

 参考までに申し添えますけれども、平成22年に社会福祉協議会が町内の70歳以上の高齢者夫婦世帯を対象に行われました調査の項目の中に、日常生活で不便に思っておられることを3つ以内で選択をしていただく設問がございました。その結果では、回答者の32%の方が、交通手段がないため遠方への用事、買い物や通院など不便を感じている旨の回答をしておられました。

 町では、このような状況を打開をするためにその後検討を重ね、町内のどこに住んでいても買い物を含めて日常の暮らしに必要最小限な移動が安価にできるスマイル大山号、これの運行を昨年度からスタートさせたところであります。このスマイル大山号につきましては、まだまだ十分御利用いただいているという状況ではないと思っておりますが、タクシー助成制度とあわせて買い物弱者をなくすための主要な行政施策が、制度としては一応確立しているものと考えているところであります。

 今後は、買い物などが困難と思っておられる方々へこれらの利用をしていただけるように、PRを一層進めてまいりたいというぐあいに考えます。

 次に、ほかの地域では移動販売業者との連携が進んでいるが、大山町での取り組みはどうかということについてであります。

 大山町内では、昨年の10月から、富長にありますコンビニエンスストアのポプラさんが名和地区で11カ所、大山地区で10カ所、それぞれ公民館などを会場に週2回ずつ、食料品や日用品の移動販売を実施しておられるところであります。また、ことしの4月からは、赤碕のポプラさんも中山地区の6カ所で移動販売を開始されております。この事業につきましては、計画の段階で町の方に相談がございましたので、既存の商店と競合せず必要な住民の皆様のところへサービスが届くよう配慮をお願いをしながら、地域の状況等について情報の提供をさせていただいたところであります。

 なお、ポプラさんは、この事業の中で一部地元商店の総菜も仕入れて販売をしていただくなど、地域のニーズに配慮した取り組みをしておられるところであります。

 今後につきましても、このような取り組みが継続をされ必要な地域へさらに広がっていくよう、事業者から相談等がございましたら適切に対応してまいりたいと考えてるところであります。

 以上で答弁にかえさせていただきます。

○議員(1番 加藤 紀之君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 加藤紀之君。

○議員(1番 加藤 紀之君) 鳥取県とっとり暮らし支援課に6月の3日から相談窓口の方が設置されたんですけれども、大山町ではそういった相談窓口を設置することや、また移動販売業者が町内を回っているという周知をされたりとかということを考えてはおられませんでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。加藤議員の質問に、担当より答えさせていただきます。

○企画情報課長(戸野 隆弘君) 議長、企画情報課長。

○議長(野口 俊明君) 戸野企画情報課長。

○企画情報課長(戸野 隆弘君) お答えいたします。

 町として特に相談窓口という看板とか名称をつくって実施しておるわけではございませんけども、住民の方からそういうことの相談があれば企画情報課の方で承ります。また、事業者さんからの御相談についても以前も承っておりますけども、こちらの方で対応をさせていただきます。

 もう1点は、町内での移動販売をされておられる事業者さん等の事業の周知ということですけども、町としては特に行っておりません。

○議員(1番 加藤 紀之君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 加藤紀之君。

○議員(1番 加藤 紀之君) そうしますと、周知っていうのはちょっと1業者さんに限られてしまうので難しいのかもしれないとは思いますけれども、相談窓口の方なんですけども、こういったものは特別につくられないと住民の皆さんどこに相談していいかわからないんじゃないかと思うんですけれども、いかがお考えでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 質問の趣旨がちょっと十分理解できなくて、買い物弱者支援についての窓口ということでしょうか。

○議員(1番 加藤 紀之君) そうですね。

○議長(野口 俊明君) 加藤紀之君。

○議員(1番 加藤 紀之君) おっしゃるように、鳥取県のとっとり暮らし支援課につくられたのは、買い物難民、買い物弱者を対象にした相談窓口ということなんですけれども、大山町ではそれのみに特化することはできないかもしれないんですけれども、そういった買い物、もちろん生活にも不便を感じておられる住民の方対象にした窓口というものをつくられる考えはないでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。担当より答えさせていただきたいと思います。

○企画情報課長(戸野 隆弘君) 議長、企画情報課長。

○議長(野口 俊明君) 戸野企画情報課長。

○企画情報課長(戸野 隆弘君) お答えさせていただきます。

 実は、町長の答弁にもございましたけども、町の方では社会福祉協議会さんが22年度にされておられた、住民の皆さんの大きな困り事、一番多かったのが交通が不便で買い物とか医療機関に行くのに不自由しているというそのお答えが一番多くて32%ということでございました。

 その解決方法として具体的に行政として昨年度からスマイル大山号を実施して、どこに住んでおられても、主な買い物先、医療機関も含めてですけども、そういうところに住民の方が直接行っていただくことができるような仕組みをつくったということで、これは他町村には恐らく余り例がないシステムだと思っております。

 ということで、システム的にはそういったお困り事を解決できるものをつくったというふうに思っております。ただ、まだ十分に周知が徹底してないといいますか、御利用いただいてない、まだスマイル大山号の利用については少しハードルが高いというようなこともあって、御利用がまだ率が少ないのかなと思っております。

 ということで、今までうちの方にいただいた相談の中で、企画情報課の方ですけども、買い物についてということはほとんどなかったように思います。交通の手段を解決することによって、社協さんのアンケートにあったそのことを解決したというふうに思っておるところでございますので、そういう経過から、今窓口を、そのことに特化した窓口をつくるというふうには検討しておりません。

○議長(野口 俊明君) 加藤紀之君の一般質問の途中でありますが、ここで休憩いたします。再開は午後1時といたします。

○議員(1番 加藤 紀之君) 議長、済みません、これで終わりです。僕の質問終わりですので。

○議長(野口 俊明君) なら、許します。

 加藤紀之君。

○議員(1番 加藤 紀之君) ありがとうございました。

岩井美保子議員の一般質問

○議長(野口 俊明君) 再開いたします。

 次、13番、岩井美保子君。

○議員(13番 岩井美保子君) はい、議長。

 それでは、早速でございますが、質問に入らせていただきます。

 1、ごみの施策の今後についてということで提出しておりますが、私は、このごみ全般を行政で処理をしていただき町民が快適な暮らしができますこと、本当に感謝している一人でございます。

 大山町においては、大山地区のごみの処理施設は閉鎖をしておりまして、合併してから撤去をしております。中山地区の処理施設は閉鎖していますが、そのまま施設は残っております。現在、名和クリーンセンターでのみ処理されていて、できない部分を米子市にお世話になっておる状況でございます。平成27年度には米子市との契約が切れるということを伺っておりますが、どのようになるのでしょうか。その場合にシステムが変わるのでしょうか、それとも名和クリーンセンターの維持管理はどうなっていきますでしょうか。お願いいたします。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。岩井議員の1点目の御質問であります、ごみ施設の今後についてということにつきましてお答えをさせていただきたいと存じます。

 町内には2カ所の可燃ごみの焼却施設がございますが、その一つであります中山清掃センターは耐久年数を経過をし、平成23年4月に休止をいたしてるところであります。現在は、残る一つの名和クリーンセンターで処理能力1日8トンの焼却を行い、そのほかの可燃ごみは、中山清掃センター休止の平成23年4月から米子市のクリーンセンターで委託処理を行っているところであります。

 今後の予定といたしましては、名和クリーンセンター、修繕をしながら維持管理を行い、現在の処理を平成23年度まで継続をしたいというように考えてるところであります。

 以上でお答えにかえさせていただきます。(「33年」と呼ぶ者あり)

 現在の処理を平成33年度まで継続したいというぐあいに考えてるところであります。失礼いたしました。よろしくお願いします。

○議員(13番 岩井美保子君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 岩井美保子君。

○議員(13番 岩井美保子君) はい。ただいまの答弁で、平成33年度までは継続していきたいと、このままでの状況ということでございますが、27年に米子市との契約が切れるということでございますが、このままずっと米子市にお世話になることになるんでしょうか。

 それと、西部広域行政管理組合で大山町も負担金をしております。その部分とは関係ないんでしょうけれども、この西部広域行政の管理組合での取り組みですね、今後のごみについての取り組みなどは全然ないものでしょうか。以前に伺ったような気がしておりますが、そこのところどうでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。岩井議員より、28年以降ということについての質問だと思っております。

 28年以降ということについての名和クリーンセンターについては、先ほど申し上げたとおりでございます。米子市との関係ということにつきましては、現在、米子市と28年以降の継続した取り組みということについて協議をしているという段階であります。いずれそのような形になっていくというぐあいに思います。

 あわせて、平成23年度以降ということについてであります……(「33年」と呼ぶ者あり)平成33年度以降ということでありますけれども、西部広域行政管理組合、西部の市町村でつくっているところでありますけれども、そうした方で今検討を重ねているという段階であります。

○議員(13番 岩井美保子君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 岩井美保子君。

○議員(13番 岩井美保子君) はい。検討を重ねていると、西部広域でも検討を重ねているということでございます。具体的にどのようになるのかというようなことはまだわかりませんでしょうか。

○副町長(小西 正記君) 議長、副町長。

○議長(野口 俊明君) 小西副町長。

○副町長(小西 正記君) 今現在、西部広域で検討しておりますのは、米子市に全町村が持ち込んだ方が安く上がるのか、あるいは西部広域の方で新しく炉を建設するにはどういうふうな方法があるのか、補助制度があるのかということを検討しておるところでございます。炉を新たに新設するということになりますと、平成44年度を見据えて西部地区におきましてはごみの焼却炉を1基にするというふうな計画がございますので、それからしますと33年から44年、10年余りしか耐用年数がなくなってしまいますので不経済なことになるというふうなこともございます。

 したがいまして、どういうふうな炉の導入なり、あるいは民間委託なり、あるいは米子に全量委託するのかというふうなことを含めて今検討中でございます。

○議員(13番 岩井美保子君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 岩井美保子君。

○議員(13番 岩井美保子君) はい。広域での取り組みはちょっとわかってきましたですが、そうしますと、名和クリーンセンターの今維持管理をしていただいております、行政でですね、可燃ごみが平成24年度では3,295トンという大まかな数字を聞いておりますが、これの米子市に持って出ました24年度のごみの量は幾らだったでしょうか。そして、委託料として幾ら支払わなければいけなかったのでしょうか、ちょっとお伺いいたします。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。岩井議員の御質問に、担当より答えさせていただきます。

○住民生活課長(森田 典子君) 議長、住民生活課長。

○議長(野口 俊明君) 森田住民生活課長。

○住民生活課長(森田 典子君) 岩井議員さんの、米子市への搬入の分量をと、金額をという御質問でしたけれども、今、米子市からいただいた数字の方をいろいろ計算をしたり配分をしたりということで、今申し上げる数字の方をきちんと把握しておりません。申しわけありません。

○議員(13番 岩井美保子君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 岩井美保子君。

○議員(13番 岩井美保子君) はい。それでは、それこそ33年までこの名和クリーンセンターを維持していきたいということでございますので、いつも放送で聞いておりますが、可燃ごみの中に不燃ごみが混入していたり、集荷便の以前にごみが出されておるとか分別なしでのごみが出されておるとか、不燃ごみの出し方などのいろいろなことの放送を聞いておりますが、行政では広報紙や広報無線で決まりを守ってもらうように注意を呼びかけているということを伺っております。このほかに、もっときめ細やかに指導をされるあれはないでしょうか、お気持ちはないでしょうか。

○住民生活課長(森田 典子君) 議長、住民生活課長。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。担当より答えさせていただきます。

○住民生活課長(森田 典子君) 議長、住民生活課長。

○議長(野口 俊明君) 森田住民生活課長。

○住民生活課長(森田 典子君) 岩井議員さんの、広報紙や無線以外のきめ細かい広報はということの質問でございます。

 今のところ、すべての住民の方に公平に情報を発信できる方法としましては、やはり広報無線、あるいは広報だいせんということで情報の方を発信しておる状況であります。とはいいながら、日ごろのごみの分別の方法については、住民の方から日常いろいろ問い合わせのお電話を課の方でお受けしております。その御相談や御質問に対しましてはその都度職員の方がきちんとした対応をしておりまして、お電話をいただきます住民の方につきましては、ごみ収集の方法について町の施策に対して高い関心を持っていただき、また御協力をしていただくというようなお気持ちでかけてきていただいてるというように受けとめまして、御相談や問い合わせのお電話の方には丁寧にお答えをしておるといったような状況でございます。

○議長(野口 俊明君) 岩井美保子君。

○議員(13番 岩井美保子君) はい。近ごろは高齢化社会と言われまして、高齢者のひとりおりの家庭もふえてきております。やはりごみ施設を長く、その炉ですね、炉、燃やす中の可燃ごみに使います炉ですけれど、炉を長もちさせるためには、徹底をしたごみの分別をして出さなくては、爆発いたしますと炉が壊れてしまいますので、その意味におきましても本当にこれ大事なことじゃないかと思っております。

 少子化になりまして人口もどんどん減ってくる状況にありまして、一つの自治体でごみ処理場を持つというのは本当にもう無理な時代になってきました。ですから、本当に広域でということはまだまだ先のようでございますので、それをクリーンセンターだけで維持をしていこうと思えば、ちゃんとしたごみの出し方をしながらお世話になっていかないとだめじゃないかと思っておりますので、きめ細やかな対応をしておられるようですが、その上にも増して、もうちょっときちんとした方法といいますか、パンフレットでもいいですけれど、各自が見える、各自がちゃんといる目の前ぐらいに張れるような大きな太さの文字で、簡単でいいですけん、そういうものを配布していただいたらなという思いがしております。いかがでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。担当より答えさせていただきます。

○住民生活課長(森田 典子君) 議長、住民生活課長。

○議長(野口 俊明君) 森田住民生活課長。

○住民生活課長(森田 典子君) お答えいたします。

 ごみの減量化、分別、資源化といったようなことは、継続して住民の皆さんの御協力を呼びかけていく内容だというように思っております。きめ細かいそれについてのお知らせというようなものを、どういったような方法があるかということも検討しながら今後努めてまいりたいというように考えております。

○議員(13番 岩井美保子君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 岩井美保子君。

○議員(13番 岩井美保子君) はい。ごみの中で、もう一つお願いいたします。

 中山の施設は、私も行ったことがありますけど、これも山の中に建っております。これが閉鎖といいますか、休止ということで答弁をいただいたんですが、しております。これ、いつまでこの状態に置かれるつもりなんでしょうか。本当に危ないことでもあれば大変な事態が起きますし、何事か起きてもおかしくない状態にさらされているんではないかという気持ちがしております。いかがでしょう。撤去ということはどのぐらいの年度で考えておられますでしょうか。

○副町長(小西 正記君) 議長、副町長。

○議長(野口 俊明君) 小西副町長。

○副町長(小西 正記君) 中山のごみの処理施設でございますが、基本的にはできるだけ早く壊したいというふうに思っておるとこでございますが、現在新しく施設を建てる場合については取り壊し費用も補助金なり起債対応ができるんですが、今現在の制度上では全部単町費というふうなことになります。その辺のところの財源確保を確認してから取り壊し計画をきちっと定めて、議会の方とまた相談させていただきたいというふうに思ってるとこでございます。

○議員(13番 岩井美保子君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 岩井美保子君。

○議員(13番 岩井美保子君) はい。わかりました。

 それでは、次に入らせていただきます。

 次は、医療費についてということでございます。

 大山町では予防対策としていろいろな取り組みをしておりますが、脳ドックについては特に力を入れています。私が体験したことで、ふと疑問に思ったことがありますので、問いたださせていただきます。

 人間ドックでの検診でも補助がありますのでしょうか、脳ドックについてでございます。年齢の区割りが、昨年からでしたか、一昨年ですね、から始まって3年目を迎えているわけなんですけれども、それは別といたしましてのことでございます。

 私は、Aの病院で人間ドックでMRIを撮影いたしました、してもらいました。そして2カ月してからB病院でもまた撮影することになりました。AとBの病院の連携はないものかということでございます。こんなシステムでお医者さんにかかりますと、すごくお金がかかったり、それから保険税の方にはね上がってくるということを実感したわけでございます。このことについて何か対策がありますでしょうか、お伺いいたします。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。岩井議員より2点目の質問であります、医療費についてということにお答えをさせていただきます。

 まず1番目の、人間ドックでの検診でも補助があるのかということについてでありますが、大山町が実施をしております人間ドックは、高齢者の医療の確保に関する法律第19条第1項の規定に基づき、各保険者で実施しています特定健康診査として取り組んでおりまして、対象者は、大山町国民健康保険被保険者で40歳から74歳までの方のうちドック受診を希望された方ということで対象といたしております。

 人間ドックは、検査委託医療機関に1人当たり4万2,000円で委託をいたしておりまして、このうち大山町国民健康保険から3万2,000円が支出されております。したがいまして、受診者の負担が1万円ということであります。負担金は受診時に医療機関に直接支払っていただいているところであります。

 次に、2番目のいわゆる重複検査の解消についてでありますが、我が国の医療制度は、国民全員が健康保険に加入をし、医療が必要なときには希望する病院を選んで必要な医療サービスを直接受けることができます。医療機関では患者を診察をし、必要があればその診療機関で必要な検査などを行います。診察の結果ほかの医療機関の診療が適切と判断されれば、紹介状とともに検査データなどは次の医療機関に引き継がれることとなります。しかし、紹介先の医療機関の医師がさらに精密な検査が必要と判断すれば同じ検査を受けることになりますので、質問であった事例も発生をいたします。

 したがいまして、医療を受ける側は、症状などにより検査データの引き継ぎで足る場合もあれば、医療機関ごとに同一の検査を受けることとなる場合もあるなど、状況によって対応が異なってくることを理解しておく必要があると存じます。

 また、現在の医療制度では、新たに医療機関を受診する場合であっても、先に受診をした医療機関に申し出れば検査データは新たな医療機関に引き継ぐことが可能でございますので、先に受診された医療機関の医師にその旨明確に伝えることが必要と存じます。

 現在、医療現場では、検査結果のデータベース化など病院同士をオンラインで結び、相互のデータの活用が進みつつある状況であります。将来的には、一医療機関での検診データが有効に利用されることも考えられると存じます。

 しかしながら、医療機関の重複受診は患者側の負担増になりますし、ひいては医療保険料の増にもつながりますので、重複受診は控えていただきたいこと、また、医療機関をかえての受診が必要と判断された場合には、先に受診された医療機関の医師とよく御相談の上、紹介状により受診していただくことなど、医療機関を利用される上での注意点を御理解いただくよう一層の啓発を努めていきたいというぐあいに考えております。

 以上で答弁にかえさせていただきます。

○議員(13番 岩井美保子君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 岩井美保子君。

○議員(13番 岩井美保子君) はい。今御答弁いただきましたが、全くそのとおりではありますが、そのとおりにいかない事態が起きるわけでございます。私もそのことはよくわかっているつもりでございましたけれども、私が体験いたしましたことは、日曜日に緊急で入らなければいけない状態になったのであります。それで月曜日に先生からMRIを撮るとおっしゃいましたので、1月7日に撮ってますということを言ったんです。そうしましたら先生が、それは先生は病院が別でしたから。

 といいますのは、最初から話さないとわからないんですが、今の人間ドックでMRI撮ったのはA病院です。それで、そこに耳鼻科がなかったものですからB病院に日曜日に緊急で行ったんです。そうしましたら、日曜日でしたけれどもちょうど当直で耳鼻科の先生がいらっしゃったので、そこの診察が受けれたということでございます。

 それで、先生はMRI撮るって言われましたから、いや、撮ったんです、実はといって、その撮ったものをちょっと持っていっとりましたので、2013年1月7日、ことしです。で、その前にも2011年2月の21日にMRIを撮ってまして、この撮ったところは同じ病院でしたから、同じ処方で結果は一緒だったんです。ですからそのこともB病院でお伝えしましたが、B病院ではやっぱりMRIを撮らんといけないとおっしゃいました。それで撮っていただいたんです。

 そうしましたらですね、人間ドックで支払いましたお金は、MRIが2万円です、2万円です。それからB病院でMRI撮りましたところが、再診料というのもかかりまして、含めまして1万ちょっと幾ら、1万1,800円だったわけです。これはそれこそ国保に入ってますから、3割の負担で済んだんで私はそういうふうだったんだなと感じております。

 そのようなことから撮ってもらいまして、そのとき、これだけ言ってもその前のこれは見ていただけない。新しく撮って先生のお部屋で画像を見て、全部撮影したのを全部私も見て説明を受けましたから納得がいきましたですね。

 そういうことでいいですが、ドックとか、それから行政が行ってます脳ドックというのは、やっぱり脳ドックに参加された方はこのような用紙でこういうふうにして結果が来るのかなと思っております。ですから、これを見て、あ、結果がよかった、悪かったと自分で判断するんですけれど、いけない方はまた再診をしなさいということの連絡もあるでしょう。そういうことがありまして、いろいろとよしあしはあるんですが、デメリット、メリットがあるんですけれど、私、ふっと考えましたのね、行政がこういう前もって脳ドックをしても、その後二、三日ではないけれども、1週間か10日しても頭の中がどうなってるかわからんから撮りましょうということになりますと脳ドックも撮らにゃいけん。こういう診察のやり方っていうのは日常茶飯事ずっと行われてますから医療費もかさみますし、やはり医療費が膨らんでくるということは保険税の方にもこたえてきますよね。

 そういうことを思いますと、行政がそこまで本当にして脳ドックに力入れていいのかな。メリットのあった方は早く発見できたけん助かりましたということなんですけれども、行政もすごくお金をそこにつぎ込んで皆さんに行ってもらってるわけです。そこのところ、もう少し使い方を変えなければいけないんじゃないかという思いがいたしたところでございます。

 このことにつきまして、町長、どういう御意見をお持ちでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 岩井議員より、自分の経験をもとにしての人間ドックの今のあり方ということについての御提言、お話かなというぐあいに伺ったところであります。

 補足するところがあれば、また担当課の方からも述べさせていただきたいと思いますが、現在、人間ドックということについては、たくさんの方々が御利用いただいているところであります。700、800という方の受診がありますが、一方では、議会の方でも述べさせていただきましたように、それを受けたことによっての安心感があって逆に生活習慣病、高額医療につながるようなものも、町内でも鳥取県の平均を上回る状況が出てきてるということもあります。この人間ドックのあり方ということについては、検討をしていくことも必要であろうかなと思っておるところもあります。有効な活用ということで、あるいは受診される方にとっての意識をもう一度しっかりと持っていただくということもあろうかなと思っております。

 重複受診ということの中でのお話も、重複検査ということもございましたけども、やはり今の現状の中では、医療機関が検査結果、データベース化をして一本化していくという形にはまだまだなっていないという現状もあります。将来的にはそうしたオンライン化が漸次進んでいくものと思っておりますので、持っているデータ、カルテが、一医療機関にかかわらず、そのものが有効に活用できるという仕組みにはなるというぐあいには期待をし、思ってるとこでありますけども、今の状況の中ではそこに至ってないという現状であります。

 人間ドックということについての取り組みについては、おっしゃいますことを踏まえて、今すべての方にフリーに人間ドック受診をしていただいているという現状がありますが、見直しをしていく、検討をしていく場面も出てきているのかなというぐあいに考えているところであります。

 また議会の皆さんの方からのいろいろな御意見、御相談をさせていく中で、このありようについても、より成果の上がる取り組みとして御相談を御検討をさせてもらえたらというぐあいに思っております。

○議員(13番 岩井美保子君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 岩井美保子君。

○議員(13番 岩井美保子君) はい。この医療費を私もたくさん使いましたので、反省をしながら、反省を込めてなんですけれども、いろいろと思いを述べてみたいと思います。

 平成25年度大山町のね、国民健康保険税という賦課決定明細書というのを送っていただきました、こんなんです。それを見てみますとですね、所得割、資産割、均等割、平等割、精算合計ということになっておりまして、その医療給付費分ということになっております。それから、その隣に後期高齢者支援金分というのでもう1枠ありまして、それの合計が保険税として、毎月じゃなくて、2カ月に一遍ずつこれだけ支払いなさいという、こういう一連のものをいただいております。皆さんこれ御存じだと思います。

 私、この間、まあ、たくさんだわと思いながら課長さんのところに行きまして、私、課長さん、ちょっと御相談させてくださいといって相談させていただきましたが、その分に、まだこれは別個ですけれども、介護保険というのもついてくるんですよ。ついてくるっていったら大変変な言い方なんでいけませんが、取り下げなければいけませんが、介護保険、当然ですよね。こういう介護保険料というのはこういう大きな判で封書で送ってきます。(資料の提出あり)

 そういうことを考えまして、課長さんに、私、課長さん、これ私が医療費を全然使わなくてもこれは支払わにゃいけんお金ですよねって確認に行きました。そうですよてって言われました。それは診察料としてはちゃんともう支払ってますからそれであれなんですけれど、みんなで払わにゃいけんお金は医療費を負担していかにゃいけん部分は、それこそ所得割、資産割、均等割、平等割ということにかかってきて、私が一切診察に行かなくてもこれは支払わにゃいけん税金なんですね。

 そういうシステムになってますから、医療費を抑えるとかなんとか個人的な問題はあとにしましても、オンラインが進めば簡素化になるんじゃないかと思ってさっきも聞いたですけど、そういうことを早くしてもらわないと、何ぼでも医療費がかさみますから保険税は一緒にはね上がってくるんですよね。これは行政が、一行政があれしても国のシステムがそういうふうになってますから、残念なことにそういう仕組みですから仕方がないと思いますが、先ほど町長さんおっしゃいましたように、システムがちゃんと進んでオンラインが進んでちゃんとなればっていうことをおっしゃいました。早くそういう簡素につながるようなことにしてもらわないと、私は幾らあれでも保険税は下がってこないと、上がる一方だということを思っています。一行政が騒いでもといいましても、みんなから声を上げていかないとこういうことは進まないんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。カルテ等のデータベース化等について、担当の方からまた述べさせていただきたいと思います、今の状況を含めて。

 ただ、それについては財政的なことも当然あるわけでございますので、国のレベルでの支援体制等々も必要であろうと思っております。と同時に、やはり一番大切なのは、自分の健康は、まずみずからがしっかりと自分の健康維持管理をしていくということがもう基本だと思っておりますので、いま一度それぞれが受診をされたりする、人間ドックを受診をされたり脳ドックを受診をされたり、あるいは基本健診を受けたりということの中で、数字としての異常、あるいはイエローカード的な数値が出たりしている状況がありますので、まずやはり、私も含めてですけれども、自分の健康についてはみずからが早期に対処していく、あるいは健康づくりをしっかりと取り組んでいくということからであると思っております。生活習慣病、食を通じていろいろな場面の、あるいはスポーツということもあると思います。そうしたことの啓発活動をしながら、まずは自分の健康は自分で維持管理をし、見詰めていくということの啓発活動をもう一度力を入れていかなければならない場面ではないかな、時期ではないかなということもお伝えさせていただきたいと思います。

 担当の方から、システムについて少し述べさせていただきます。

○保健課長(後藤 英紀君) 議長、保健課長。

○議長(野口 俊明君) 後藤保健課長。

○保健課長(後藤 英紀君) 岩井議員さんの御質問にお答えいたします。

 医療のオンライン化につきましては、まず電子カルテ化、こういうものが必要になってまいりますし、また、オンラインをひくことにつきましても、やはり大変な経費がかかってまいります。そういたしますと、やはりその効果とその経費とを見比べまして、やはりちゃんとした効果があるというふうに判断されましたら、やはりそれは進めていくべきだというふうに思っております。実際、県西部でも、西伯病院、日南病院は電子カルテ化、医大とのオンライン化ということが進んでおります。以上です。

○議員(13番 岩井美保子君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 岩井美保子君。

○議員(13番 岩井美保子君) はい。わかりました。

 それでは、次に行きたいと思います。

 3番目の、テレビ報道についてということで御質問をいたします。

 約1年になります。6月26日でしたか、鶴瓶さんが大山町に来られまして、そのときにいろいろなところを回られましたですけれど、経済効果っていうのは、あれだけNHKの総合テレビで放送いたしましたが、経済効果というのはありましたでしょうか。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) 議長。

 岩井議員より、3点目の質問であります、テレビ報道についてということにつきましてお答えをさせていただきます。

 議員も登場なさいました「鶴瓶の家族に乾杯」でありますけれども、大きな反響を呼んだものと感じております。こうした形で本町を紹介をしていただくということは、そのPR効果の大きさからも、積極的に取り組んでいきたいというぐあいに思っておるところであります。また、その後のいろいろな放送番組でも、ほかの場面での紹介もあったりテレビ放映でもあったということも御承知のとおりと思います。また、今議会の補正予算につきましても、フィルムコミッションの関連の予算、経費を、若干ではありますけれども計上させていただいているところでもあります。

 こうした放送で特別な関係が築けるということではありませんけれども、今後もこうしたNHKであったり民法であったり、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌など、いろいろなメディアを活用したPR、特に大山ということについてのネームバリューがあるわけでありますので、そうした取り組みが継続していけますように、また話題性づくりもあわせて行いながら情報の提供や取り組みに努めてまいりたいというぐあいに考えておるところであります。よろしくお願いいたします。

○議員(13番 岩井美保子君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 岩井美保子君。

○議員(13番 岩井美保子君) はい。この放映のおかげで、それこそ経済的に効果があったというような具体的な例はありませんでしょうか。全然なかったんでしょうか。

 それともですね、私、そのNHKテレビを見ました後に、9月でしたね、放送がありましたのは。あの後に金勝商店さんに話を聞くことができました。夏輝が欲しいという注文が来たんだそうです。テレビ放映があってからですからね。いや、これは夏のもんだから、もう来年でないとだめですわてって言いましたというような返事でございましたが、ほかに何か追跡をされまして、そういうようなお話は行政サイドでは何もないでしょうか、具体的な例はないでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。詳しいところは担当の方からまた述べさせていただきたいと思いますけれども、この番組でも登場されました大山寺の方の関係であったりとか、あるいはその後に番組の中でもありました、そうした番組に出られた事業者の関係の方等々には問い合わせがあったりということで伺っております。

 このNHKの関係の方に、町の方として予算を入れたということではないわけでありますけれども、こうした全国ネットの中で取り組みをしていただけたということについては、非常に大山町としても、いろいろかかわりをいただいた方々それぞれの場面にいろいろな反響なり影響、経済効果があっているものと推察はいたしておるところであります。

 少し担当の方から述べさせていただきます。

○観光商工課長(福留 弘明君) 議長、観光商工課長。

○議長(野口 俊明君) 福留観光商工課長。

○観光商工課長(福留 弘明君) 失礼いたします。ただいまの町長の答弁に若干補足をさせていただければと思います。

 NHKに限りませず、テレビの全国放映、非常に即効的な大きな反響といいますか、PR効果が発生をいたします。この鶴瓶さんの番組でいきますと、2週間にわたってあれだけの時間の放送を仮に自前でつくりますと数千万円の経費がかかるわけでありまして、それをスポンサードするだけでも相当の広告料を払わなければいけない。それがNHKさんでしたら向こうの手によって詳細に取り上げていただけたというところが一番大きな経済効果なのかなというふうに思います。

 ただ、テレビの宿命でありますけれども、次の週は別の地区が紹介されるわけでありまして、2週間続きますけれども。となりますと、今度は視聴者の関心は2週間後には次の場所に行くということで、すぐ消えるというのもテレビの特徴でございます。放映がありました直後には、役場も含めましてかなりの問い合わせをいただいたのは確かでございますけれども、2週間ぐらいたちますと鎮静化をしていく。逆に言いますと、私どもとしては、そういった単発の取り組みもですけれども、そういった紹介を年を通じていろいろなところでしていただけるような、町長が申しました話題性づくりを含めまして働きかけをしていくことが、経済効果を持続させるための方策なのかなというふうに考えております。

○議員(13番 岩井美保子君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 岩井美保子君。

○議員(13番 岩井美保子君) はい。もう少し突っ込んだ質問になるかもしれませんが、行政側に何の連絡もなしにNHKがおいでになったんではないと私は思って感じました。それでですね、ないしょで進めてありますから全然みんなが知らんかったわけですけれど、でも、情報を早くもらう人はちゃんと情報が入ってきまして適切に対応したということになったんじゃないかと思いますが、最初に名和公園のあずまやがあるところのがけみたいなところなんですけれど、ちょうど御来屋の海岸があれに見えるといういい場所が選んでありました。そういうようなことの設定は、みんなNHKが来て前もってされたんでしょうか。それとも、そうじゃなくって行政も一緒になってやられたんでしょうか。本当に私も鶴瓶さんにお会いしていろんなことを話ししましたが、下調べして来たんですかてって言ったら、いやいや、全然ですよっていうような感じで対応だったんです。ですから、もう本人さんに聞いてもわからなかったんですが、今ここで話してもいい程度のことならお聞かせいただけませんでしょうか。よろしくお願いします。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。まず、私ごとでありますけども、全く知りませんでした。

 それから、下調べというようなことでありますけども、担当の方からまた述べさせていただきますけれども、多分事前の準備としての、NHKのスタッフが事前の準備のための下調べといいますか、そういうことはされていたのではないかなと思っておりますが、これも推測の範囲内であります。担当の方から答えさせていただきます。

○観光商工課長(福留 弘明君) 議長、観光商工課長。

○議長(野口 俊明君) 福留観光商工課長。

○観光商工課長(福留 弘明君) 失礼いたします。

 鶴瓶さんが言われたのが、まさにそのとおりでありまして、同じNHKでも鳥取放送局長すらどこに行くかを御存じないと、そういう状況での取材番組でございます。ただ、実際に来てみて思い当たる節は幾つかありまして、NHKさんから、町内高いところから町内全体が見えるところはありますかとか、御来屋地区で何か名物はありますかとか、そういうのが半年、1年前からぱらぱらと実は問い合わせ的なものはございましたので、後から考えますと、そういったものがつながってああいう番組になっていったのかなというふうに考えたと、こっちが推測してるところです。取材に入ります実は前日にNHKから連絡がありまして、不審者と間違われちゃいけないのでということで承知だけしといてくださいと。ただし、極秘でお願いしますということでございました。以上です。

○議員(13番 岩井美保子君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 岩井美保子君。

○議員(13番 岩井美保子君) はい。私は、プロデューサーの方、女性だったんですけれど、お話しすることができました。鶴瓶さんの一行にその女性の方がおられましたので、どういうわけで大山町を訪ねてきてくださいましたかと質問しました。といいますのは、私もあの番組は大変好きでして、ずっと見てたんです。大山町にも鶴瓶さんが来てくださりゃいいのになといつもいつも思っていましたが、こんなにだれがお願いしても来てもらえるものじゃないなと思いながら見させていただいておりましたときにそういうことがありましたので、これはどうして大山町を訪ねてきてくださいましたかてって聞きましたら、草刈さんが漁港が見たいということで、それも小さな漁港をということを言われたんだそうです。それで、ああそうですか、じゃ、御来屋でしたらねてって言ったら、そうです、インターネットで調べて、こうこう、こうでしたというようなことをディレクターの方がおっしゃいました。

 ですから私は、そこで大山町を目指して草刈りさんが言われた、ゲストですから草刈さんが言われたことをちゃんと受け入れて大山町を指定してくださったなら、行政の方に連絡はあったんだなという思いがずっとしてまして、やはり行政が連絡があれば、もうちょっと何かいい宣伝の効果もあるような方に結びつけるようなことになるのに、これがてんてんばらばらとなった状態であれしましたから、まとまったというようなPRができないような感じは受けましたですね。

 午前中の質問にも杉谷議員が、何か大山町PRしたらどうだてって言われえですけど、そのチャンスっていうのさえも生かされない、なかなか思うように。せっかくテレビで全国放送をさせていただくんだけれども、行政側としての思いは全然伝わらない。それは番組ですから仕方がないことなんですねと思いましたけれども、私も鶴瓶さんにぱっと何げなしに出会ったもんですから、頭が真っ白になりますし、どういうことをお願いして、どういうことを話して、どういうふうに結びつけたらいいなというようなことは全然もう考えられませんでした。ましてや私の車に乗るてって言われましたから、えっ、困ったな、こんな大切な人がもし私が事故したら大変だにというような頭しか回らなかったんです。そういうこともありましたりして、本当に行政がもうちょっと。

 ですから今後は、こういうことがいつ訪れるかわかりません。みんなでいろいろ話し合って、大山町をPRするにはどうしたらいいかというそのアイデアをいつもみんなが持っていないと、いつどういう方に会ってPRができるかもわかりませんので、そういうことを考えておかないと、ちっともPRに結びつかないなと思った次第ですが、いかがでしょうか、町長。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。岩井議員の思うところは感ずるところでありますけども、「鶴瓶の家族に乾杯」、ぶっつけ本番、これがこの売りでありますし特徴でありますので、そういうやり方で大山町に来ていただいて、でもしっかりとPRしていただいたということだと思っております。

 日ごろからの思い、考え、あるいは心がけということについては、議員おっしゃいますように、いろいろな場面でそうした心がけをみんなが私たちも含めて町民の皆さんも含めてPRをしていく、そのことはある面おもてなしの心であり、だれが来られても、大山町、非常に心地よかったというような気持ちになっていくことであろうと思っておりますので、おっしゃいます思い、これはマスコミ、メディア対応だけではなくって、やはり観光地を目指す大山町としてのやはり心がけとして必要であるというぐあいに思っております。日ごろからそういう思いをお互いに共有しながら、また発信をしながら取り組みが進めていけたらなと思うところであります。よろしくお願いします。

○議長(野口 俊明君) 岩井美保子君。

○議員(13番 岩井美保子君) はい、議長。

 安心して、終わります。

野口昌作議員の一般質問

○議長(野口 俊明君) 休憩前に引き続き一般質問を再開いたします。

 次、9番、野口昌作君。

○議員(9番 野口 昌作君) 一般質問をさせていただきますが、きょうは3問について質問いたします。

 まず最初に、町道等の町有地の未登記の登記実施についてということで質問させていただきます。

 町内の生活環境整備で、道路拡張が各地で行われてきました。また、人口減少が今進んでおりますが、人口減少分の生活空間というものがこれから土地とか道路とかというようなことに利用されていくと、そして快適な環境を整えていくというような案件がふえてきて、町へのそういう要望などがふえてくるでないかというぐあいに思ったりしております。

 町内を回ってみて、そうならなければならないというぐあいに痛切に感じたわけでございますが、町内を回ってみてといいますのは、選挙カーで回ってみて、非常に道路が狭い、やはりどこも狭いところがあるんだなということを、4年前もでしたけれども今回も痛切に感じまして、やっぱりこれから先も道路拡張等なんかは十分にやっていかれなければいけないんだなというぐあいに思ったようなところでございます。

 これらの道路拡張等につきましての登記につきましては、相続とかいろいろな複雑な問題があったりしまして登記が大変であるというぐあいには思ったりするわけでございますけれども、過去に町が取得した道路敷地なども古い事案となってしまっているというようなこともあると思いますが、そういうところはまた古くなって、それはそれでまた難しいでないかなというぐあいに思ったりしているところでございます。がしかし、この町有地にしたところの登記だけは避けて通ることはできない、これは必ずやらなければいけない事案であるというぐあいに私は思うものでございます。

 そこで、お尋ねいたしますが、①で書いておりますが、町は登記事務体制についてですね、どのようないわゆる組織体制をとっているかということと、②でですね、過去の道路拡張等で町有になっている土地の登記はどう進められているか、また、今後の登記事務計画はということでございます。

 現在ですね、過去に道路拡張になったところの土地が未登記であるということを前提にして質問をしておりますので、そのように考えていただいて答弁いただきますようにお願いいたします。まず第1問目はそういうことでございます。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。野口議員の1点目の質問であります、町道などの町有地の未登記地の登記実施についてということにつきましてお答えをさせていただきます。

 まず1点目の、町は登記事務体制についてどのような体制をとっているかということについてであります。

 町では、さまざまな事業によりまして用地の取得を行っているというところでありますが、議員御質問の登記事務につきましては、分筆を必要とする場合にはもちろん土地家屋調査士あるいは測量コンサルタントに依頼をして、登記に必要な書類作成をお願いしているとこでございますが、基本的には、土地の所有権移転登記につきましては町道事業用地については建設課が、このたびの保育所建設用地については幼児教育課ということなど、それぞれ事業を所管をいたしております課の職員が行っているところであります。

 2点目の、過去の道路拡張などで町有になっている土地の登記はどう進められているか、また、今後の登記事務計画はということについてであります。

 過去の道路拡張などで未登記案件となっている土地の多くは、町発案の事業より、狭隘な道路隣接者の皆さんによります善意の提供により拡幅した路線に多く存在しているものと認識いたしております。そして、未登記案件の大きな要因として、議員御指摘のとおり、所有権移転登記に必要な相続書類が整わないため登記ができなかったことと推測をいたしてるところであります。

 このような状況でありますが、地籍調査事業による現地立ち会いの際、官民境界を現況に合わせて設定していただくことなどによりまして、少しずつ改善しているところであります。また、新たに未登記が判明した場合には、その都度お話をさせていただき、登記が可能な案件につきましては道路用地として御寄附いただいているのが現状であります。

 また、今後の登記事務計画でありますが、さきに御答弁させていただきましたように、今後も職員により案件が判明するごとに処理をしてまいりたいと考えているところであります。

 以上で答弁にかえさせていただきます。

○議員(9番 野口 昌作君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 野口昌作君。

○議員(9番 野口 昌作君) 今答弁いただきまして、地籍調査のところでかかった道路用地に出ているんだなというようなところは、寄附していただくような形といいますか、境界を変えて完遂しているというようなことでございましたが、そういう地籍調査等も終わったりなんかしているようなところなんかの分で、大体、町長、未登記、旧大山、旧名和、旧中山で何件ぐらいの登記が未登記で残っているかというようなことを推測できますか、考えたことがありますか。もしもなんでしたら、何件ぐらいあるということをちょっとお尋ねいたします。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。野口議員の御質問に、担当より答えさせていただきます。

○地籍調査課長(種田 順治君) 議長、地籍調査課長。(「地籍の方ですか」と呼ぶ者あり)なら……。訂正します。建設課長から補足させていただきます。

○議長(野口 俊明君) いや、それは町長の言うことで。

○建設課長(野坂 友晴君) 議長、建設課長。

○議長(野口 俊明君) 野坂建設課長。

○建設課長(野坂 友晴君) ただいまの御質問でございますが、恐らく多いというぐあいには考えておりますが、実際の数字を把握しているということではありません。

○議員(9番 野口 昌作君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 野口昌作君。

○議員(9番 野口 昌作君) 実際数字を把握ということはなかなか難しいでないかとは思いますけれども、それで、未登記があるということは確かでございますから、これらについて登記事務を建設課の方で遂行されていると、執行されているということでございますが、大体1カ月に何件ぐらいのそういう登記をやっておられるか伺います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 担当より答えさせていただきます。

○建設課長(野坂 友晴君) 議長、建設課長。

○議長(野口 俊明君) 野坂建設課長。

○建設課長(野坂 友晴君) はい。当課で扱っております用地買収に伴います登記でございますが、過去5年間でおおむね年平均で30件程度という数字が残っているところでございます。

○議員(9番 野口 昌作君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 野口昌作君。

○議員(9番 野口 昌作君) 今、年30件ほどということでございましたけれども、1カ月2件で24件でございますから2.ちょっとという件数になるわけでございますが、これは現在進められている事業についての登記がほとんどでしょうか。ちょっとその点を伺います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。事務的なことが多くございますので、これより担当の方から述べさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

○建設課長(野坂 友晴君) 議長、建設課長。

○議長(野口 俊明君) 野坂建設課長。

○建設課長(野坂 友晴君) はい。未登記案件につきましては、なかなか先ほど町長の答弁にございまして、書類が完全に完成せずに至ってるのがほとんどでございまして、現在、現時点で未登記案件の所有権移転の手続をさせていただいてる進行中のものが5件ございます。以上でございます。

○議員(9番 野口 昌作君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 野口昌作君。

○議員(9番 野口 昌作君) 今、未登記案件が5件というようなことでございましたが、それは未登記案件のごく一部というとらえ方ですか、大体総数はとらえていないということでございますが、5件というもののどのような、5件してしまったら済むような考え方の数字でとらえておられますか。どうですか、その辺は。

○建設課長(野坂 友晴君) 議長、建設課長。

○議長(野口 俊明君) 野坂建設課長。

○建設課長(野坂 友晴君) この5件につきましては、個人さん同士のいわゆる民地の用地売買に伴いまして、隣接地の立ち会いを求められた際に判明したものでございます。したがいまして、今後はこのような案件が発生して、あるいは地籍調査課の方からも地籍調査が終わったところにつきましては、町道内に民有地が残っているという場合につきましては連絡をいただいておりますので、そちらの方も事案が判明し次第、それぞれの方と話をさせていただきたいというぐあいに考えてるところでございます。以上です。

○議員(9番 野口 昌作君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 野口昌作君。

○議員(9番 野口 昌作君) 今、議案が発生し次第、その関係の方と話し合わせていただくというようなことを言われましたけれども、それらについての関係するところの登記は、これまでやっておられますか。何か地籍調査課がどうのこうのと言われた件については、どうですか。

○建設課長(野坂 友晴君) 議長、建設課長。

○議長(野口 俊明君) 野坂建設課長。

○建設課長(野坂 友晴君) 話を進めさせていただいておりますが、なかなかやはりそれぞれ登記に至るという事案はまだ起こっておりません。ただ、今後もやはり議員御指摘のとおり、投げておくわけにはいきませんので、できる限り所有権移転が整うように努力してまいりたいというぐあいに考えておるところであります。

○議員(9番 野口 昌作君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 野口昌作君。

○議員(9番 野口 昌作君) 町長の方にお伺いしますが、今、建設課の方とのやりとりで、やっぱりなかなか進んでいないという状況が、本当にそういう状況だということがはっきりわかったわけでございますけれども、これはやっぱり登記をしなければいけないんだという町長のはっきりした姿勢というものがないでないかというぐあいに私は思います。やっぱり登記も、これは必ずしなければなりませんから、これを町長として進めていくんだ、人員も配置するんだという考え方にならなければ進んでいかない。町民に対して非常に迷惑をかけることになるということでございますが、その点について、町長の考え方を伺いたいです。

○副町長(小西 正記君) 議長、副町長。

○議長(野口 俊明君) 小西副町長。

○副町長(小西 正記君) 登記の関係につきまして御説明申し上げますが、旧名和町におきましては、干拓地整備事業という事業をやりまして、この道路用地については、基本的に用地は無償で全部出してもらうと、工事費用については、負担は求めないというふうな事業でございまして、長年未登記案件として処理ができておらなかったわけですが、平成10年前後におきまして、元池本建設課長の方が努力いたしまして、200件程度の登記を進めてきたという経過がございます。そのように登記を重点的にやっていくということになると、路線ごとで確認をしながらやっていかなければできないというふうに思っておりますし、町の方といたしましては、そういう案件が出てき次第、登記を進めていきたいというふうに思っております。また、確認できたところについては、用地の部分については非課税扱いとしての取り扱いをさせていただいておるところでございますので、そういう案件が明確になり、事務的な手続がおくれてる分がありましたら、早急に手続を進めていきたいというふうに思ってるところでございます。

○議員(9番 野口 昌作君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 野口昌作君。

○議員(9番 野口 昌作君) 私は、さっき町長に対して答弁を願いたいと、考え方を伺いたいということを言ったわけです。副町長が答弁して、町長はこの登記の問題については何も考えていないということですか。副町長がなぜ、町長が副町長に答弁させるということでなくして、なぜ副町長が答弁して、町長がきちんと今の平成10年に名和の方で100件ぐらいも登記したというようなことを言われましたけども、そういうような体制をとってやっていくんだということがなぜ言われないですか。町長は、やる考えがないですか。登記事務というものの、登記は必ず町がやらなければいけない。わかってるんです。町長、どうですか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 一般質問につきまして説明員ということで、ここに席にそれぞれ着いているところであります。必要な案件について、それぞれ必要な説明を、質問に対してお答えをさせていただくということで御理解を賜りたいと思います。

○議員(9番 野口 昌作君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 野口昌作君。

○議員(9番 野口 昌作君) 結局今の登記の問題については、今後登記事務をやっていくというだけで、どういうようなことで体制をとりながら、今、町内で未登記部分がどの辺にあるんだとかというようなことを調査しながら進めていくんだというようなことは、なかなか出てこんようでございますけれども、町長、その辺について、やっぱり町長の姿勢が本当に大切なんですから、その辺をきちっとちょっと答弁いただきたいと思いますが。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 野口議員の御意見、御提言、参考にさせていただき、今後に生かさせていただきたいと思います。

○議員(9番 野口 昌作君) では、次に移ります。次は、地方自治法第179条、専決処分のことでございますが、これの解釈について質問いたします。

 地方自治法第179条では、専決処分について、1つといたしまして、議会が成立しないとき、2つ目としまして、法第113条ただし書きの場合において、なお会議を開くことができないとき、3番目といたしまして、普通地方公共団体の長において、議会の議決すべき事件について、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるとき、または4番目としまして、議会において議決すべき事件を議決しないときと、4つの場合を定めております。結局地方自治法第179条で、専決処分はどういう場合にできるかということで、4つの場合を定めておるわけでございます。

 本町の4月30日、先日行われました第3回の議会で、条例改正2件、それから13会計の補正予算の専決処分が報告されました。本来なら議会に提案して議論を経て、決定すべき事例と予算でございます。専決できるものは、179条で規定しております、さっき言いましたところで規定しておりますところの専決処分でございまして、町長は、その専決処分を提案されるときに、報告されるときに、説明の中で決算見込みとか、歳入歳出の調整というような説明をされておりましたが、この179条というものを町長はどういうぐあいにとらえて、このような専決処分を出されたかということをお伺いいたします。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) 野口議員の2点目の質問であります地方自治法第179条、専決処分の解釈についてということの質問につきまして、お答えをさせていただきたいと存じます。

 地方自治法第179条では、議員が質問で述べられましたように、その第1項において4つのケースにおいて専決することを認めており、第3項において、専決を行った場合には、次の議会において、これを議会に報告をし、その承認を求めることを定めています。

 専決処分につきましては、平成22年に鹿児島県の阿久根市において、議会との対立から市長が専決処分を繰り返したため、議論を巻き起こしたことがございますが、実際の行政運営の中では専決処分は必要なものであり、総務省のデータによりますと、全国の町村での専決処分の状況として、毎年度約5,300件程度行われており、その内訳としては、事例に関するものが約2,000件、予算に関するものが約3,000件、契約に関するものが約100件、そのほかに関するものが200から400件ということになっております。そして、専決処分を行う理由として、97%が特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるときとなっております。

 本町におきましては、4月30日に開催をされました第3回の議会におきまして、条例改正2件、補正予算に関する議案13件を報告をし、承認をいただいたところであります。条例改正、補正予算とも、本来は議会に提案をし、議決をいただくべきものでございますが、今回の案件は、年度末が迫る中で、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるときに該当する案件であるものと考えているところであります。

 以上で答弁にかえさせていただきます。

○議員(9番 野口 昌作君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 野口昌作君。

○議員(9番 野口 昌作君) 今、町長の答弁の最後で、年度末が迫って、特に緊急を要するために議会を招集する時間的余裕がないことが明らかなために、この前の13件の予算の専決については、そういうような答弁でございます。私は、これ本当に町長、そんな考え方、執行部がそんな考え方をしておられるんだろうか、不思議でなりませんよ。私は、全会計で19会計ほどあるわけでございますけども、そのうちの13会計を専決処分するということを出されて、その13会計の中で、サバ読んでも9件はこれは専決処分する必要はないというぐあいに見て取りましたけども、これらについても本当に専決処分をしなければならない、何が緊急を要する案件なのか。結局議会にかけんでもやってしまってやろうというような考え方で専決処分をされたのか。私、本当にそういう考え方ですと不思議でなりません。

 1件、専決処分の中にございましたけれども、そのときは指摘はしておりませんが、3月31日に専決処分ということでやっておられますが、3月31日はたしか日曜日だったというぐあいに思いますが、最終の日にちでございます。このときに教育費の保健体育費で工事請負費536万8,000円、31日に工事請負費536万8,000円、これを予算化するということはどういうことですか。こういうような事例もありますけども、それから9件、私は緊急を要する必要はないということを申し上げましたけれども、一般会計の全然繰入金関係でも関係のない予算もございます。繰入金関係でも、ほとんどが繰入金の減額でございまして、こういう減額は緊急を要することはない。緊急を要することなしにできるはずだというぐあいに思ったりしますし、それから減額補正なんかも、そんなに緊急を要して、ほかの案件の減額をしていくということは、予算なり条例というものは、基本的には議会の審議を経て初めて成り立つものなんです。

 それを省略しとるということ。議会を軽視してしまうと、議会なんて、どうでもいいわい、専決してしまやいいんだというようなとらえ方になれば、今みたいな考え方は成り立ちますが、やっぱり予算なんかは基本的に議会にかけるべきなんだということで議会にかけてもらって、3月の定例議会が最終の予算議会になるんだというようなとらえ方で行政を進めていかなければ、それはまた専決すればいいんだわいというようなとらえ方だと、3月31日に何百万の工事請負費の予算を出したりして、どうして執行するんですか。そういうことってあることではないと思うですけれども。

 町長、今説明する中で、結局これも町長の姿勢だと思うですわ。町長がやっぱり予算というものは、できるだけ議会の審議を経ないけない、専決は最小限にとどめなければいけないというような考え方でやっておられたら、こういう事態にならないし、またやっぱり行政の方も、職員の方も、そういう考え方になるんでないかというぐあいに思ったりするわけでございまして、どうもおかしいでないかなというぐあいに思ったりしますが、町長、最後の今さっきの答弁の中で、特に緊急を要するため、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めたというようなこと、全案件を認めたということは、これを訂正というか、考え方を少し変えるわけなくして、あくまでもそうだというぐあいに思われますか、伺います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 案件については担当から述べさせていただきたいと思いますが、まず野口議員から9件というお話がありましたが、いずれにしましても、議員としての見解、思いを述べていただいているということであろうと思っております。既に議決いただいたところではあります、承認をいただいたところではありますけれども、先ほどお話しいただきましたように、特に緊急を要するための議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認めるときということの中で、該当する案件として出させていただいているということであります。

 そして、もう一つは、全く議会軽視ということについては、そうしたとらえ方は全くいたしておりませんので、そのことについては御理解を賜りたいと思います。

 担当より少し述べさせていただきます。

○総務課長(酒嶋  宏君) 議長、総務課長。

○議長(野口 俊明君) 酒嶋総務課長。

○総務課長(酒嶋  宏君) 3月における専決でございますけれども、合併後ずっと同じような形でやらせていただいております。1つにつきましては、3月に提案する補正予算は2月の段階で補正予算を計上して3月議会に出しますので、その間に事業費が緊急で足りなくなる案件も出てくるということが1つあります。それから、先ほど不用額を落とすような状態で、緊急性が要らないのではないかということもおっしゃいましたけれども、これにつきましては、議会の方から6月の決算期に不用額が多過ぎるということも指摘もございまして、この専決にあわせて落としているという状況であります。ですので、不用額が多くても仕方がないということであれば、そのまま残して、これについては決算期に落とす、精算するという形もあろうかと考えております。

 それから、特別会計につきましては、歳出等が不足した場合、歳入の方を繰り上げ充用するというようなことも生じますので、この専決というものがどうしても必要になってくるというふうに考えております。それから、条例につきましては、税条例等の改正が年度末にございますので、その改正にあわせて議案の配付等を行うことが非常に難しいというようなことがありまして、専決という形で対応させていただいてるというふうに考えております。

○議員(9番 野口 昌作君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 野口昌作君。

○議員(9番 野口 昌作君) 条例については、もっとも4月1日から国の方で施行しますから、それについてはやらなければいけないということで、条例については私も言っておりません。予算については、議会の方が不用額がようけ出て、そういうことじゃだめでないかということを言われたから専決したと。それは何事ですか。それは、ね、そういうぐあいにならないように予算を組まなければいけない。(「そうだ」と呼ぶ者あり)専決でないわけだ。3月の予算できちんとそう組まなければいけないわけだ。どうですか、その辺については。町長、どうですか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) それぞれの状況について、担当より答えさせていただきます。

○総務課長(酒嶋  宏君) 議長、総務課長。

○議長(野口 俊明君) 酒嶋総務課長。

○総務課長(酒嶋  宏君) ただいまの御質問ですけれども、野口議員のおっしゃいますとおり、3月の補正に向けては不用額が出ないようにということで、できる限り組んでおります。先ほど不用額が出たということにつきましては、そういう形でやっておりましても、かなり予算額で動きますので、不用額が出る場合があります。そういうものを専決にあわせて不用額を移させていただいたということで、不用額があるので専決をしたのではなくて、まず専決をするタイミングで不用額が移させていただいたというふうに御理解いただけたらと思います。表現が非常にまずかったというふうに思っておりますので、大変申しわけありませんでした。

○議員(9番 野口 昌作君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 野口昌作君。

○議員(9番 野口 昌作君) そうしますと、今回13件の予算、13件の専決をされたものは、これは地方自治法の179条でいうところの緊急性なり、議会を開く時間がなかったというようなことから照らし合わせて、これは全く正しいんだというとらえ方ですね、執行部の方は。私は、本当にそういう考え方でもって進まれるかと思って、びっくりするですわほんと。これは困ったことだなというぐあいに思うですわ、実際ね。やっぱりそういうこともある、少しは反省するようなことも、だれもが皆神様でないですから間違いもあるわけですから、少しはそういうようなことで反省し、これから先、この地方自治法を守って、きちんとした地方自治をやっていくというような考え方というものにもなってもらわないけんというぐあいにも思ったりもします、本当に。あくまでも2期目の町長は、そういう考え方で地方自治を、大山町の自治を進めていくんかということを思えば、本当に怖くなるところでございますが、町長、そういう私の見解について御答弁いただきたい。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 野口議員の御質問でありますけども、旧町の時代にも、いろいろなやり方があったと思いますけれども、そういった経験を踏まえての野口議員の御見解かなというぐあいに思ったりしておるところであります。御意見は御意見として預からせていただきたいと思います。

○議員(9番 野口 昌作君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 野口昌作君。

○議員(9番 野口 昌作君) 次に移ります。次は、消雪設備の整備計画と実施の取り組みについてということでございます。

 一昨年の冬は大変な豪雪でありまして、国道の大渋滞など過去に例のない被害を見ました。積雪の多い中山地区に毎年、雪に悩まされている道路で、羽田井集落の町道川向線があります。この道路の急な坂道に消雪整備が必要であるというぐあいに私、考えます。消雪設備につきましては、隣町で効果を上げているということを聞きまして、2カ所視察いたしました。これは私が、旧東伯町でございましたが、今、琴浦町でございますので、旧赤碕の方にもあるというようなことも聞きましたけれども、2カ所視察いたしました。1カ所は、町道川向線よりも勾配の緩い坂でございましたけれども、集落内でなく連絡道路になってございました。

 それで、消雪の水は、水田に使う水を利用しておられました。水路の水を利用して、そこまで導いてきて、そこからポンプで加圧して霧で出しておられましたけれども、これが自動装置になっておりまして、温度が下がれば自動的にスイッチが入って散水を始めると。それから、温度が上がれば自動的に停止するということで、人の手を煩わせずに消雪設備が動くようになっておりまして、金額としまして、施設が割と小さかったからでしょうかな、きちんとした料金も聞いたりしたわけでございますけれども、定額が低圧電力ということで、530円でございました。それから、一番金額が多いのが1月で3,896円ですか、というようなことでございまして、そんなに費用がかかっていないということでございます。

 そういうようなことは、今、消雪装置というもんがあちこちに設備されるようになりまして、私も、そろそろ、川向の人は前からずっと大分困っておられたでないかというぐあいに思ったりしますので、あそこらにそういう、川水は豊富にございますし、そういうものが敷設できたらなというぐあいに思っておるところでございまして、これらについて、今から消雪設備なんていうようなことは早いようでございますけれども、計画を練っていただいて、そして12月には予算化ができるような状態にしていただきたいなということから、今の早い時点で出したわけでございますけれども、そういうことで、消雪設備等の実施計画というものを町長、考えられないかということの質問でございます。御答弁いただきます。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) 野口議員の3点目の質問であります消雪設備の整備計画と実施の取り組みということにつきまして、お答えをさせていただきます。

 消雪設備には、議員が調査をされ、御提言いただきました消雪パイプ方式のほか、地中熱利用システムやヒートポンプ融雪システム、そして町内の主要地方道米子大山線に設置してあります地下水を循環利用した無散水融雪システムなどがございます。これらはいずれも設置費用、ランニングコスト、設置条件などに一長一短があり、また周辺部の路面凍結、歩行者への水害の弊害が発生するなど、本町も含め、西部地区の県道、町道ではほとんど採用されていないのが実情であります。

 町内では、過去、大山地区の幾つかの路線において、道路改良事業にあわせ、地元の協力のもと集落内用水を道路上に直接流し、消雪費用の低減を図った事例もございましたが、除雪環境の向上や流水量の減少などにより、現在は町道長田淀江線1路線のみ継続実施いたしているところであります。

 羽田井部落とは、町道川向線ほか3路線の除雪作業受託の申し込みをいただき、平成24年度から除雪作業委託契約を結び、協働で集落内の交通確保に当たっていただいているところであります。今後、羽田井集落の関係者の皆さんと協議をさせていただきたいと存じます。

 以上で答弁にかえさせていただきます。

○議員(9番 野口 昌作君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 野口昌作君。

○議員(9番 野口 昌作君) 今、答弁の中で、最後に羽田井集落の関係者の皆さんと協議させていただくということでございますけれども、協議もいろいろあるわけでございますが、新しい10年プラン、これから樹立されるわけでございますけれども、これのちょっとした説明の中で、関係者、住民の皆さんと十分に話をして、地元の方に出向いていきて、いろいろな意見を聞いて、10年間のプランを立てていくんだというようなことをちょっと聞いたことがあるわけでございますけれども、羽田井部落に話に行かれる中で、そういう話が出れば、やっぱりそういうプランにも含まれるかもしれませんけども、これからきょうの答弁の中での考え方として、そういうような要望が出れば整備してもいいがという考え方でおられるかどうか、伺いたいです。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 野口議員より質問をいただきました。未来づくり10年プランということがございましたけれども、そちらとのかかわりでの協議ということではなく、現在も除雪作業受託、いわゆる作業受委託の契約、除雪の関係ですけれども、結んでいただいているという状況がございますので、そうした関係も含めて、この消雪対策ということについての協議ということで述べさせていただいたところであります。

○議員(9番 野口 昌作君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 野口昌作君。

○議員(9番 野口 昌作君) といいますと、結局消雪装置については、何といいますか、こういうようなことを野口議員が言ったが、あなた方はどういうぐあいに思うかということで相談されるのか、それとも町の方で、やっぱりこれはやるべきと思うが、除雪費用を変更しなければいけないがというような考え方で臨まれるのか、その辺の集落の関係者の皆さんと協議という、その協議を、どういうような内容で協議される考え方なのかということを伺います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 担当の方から述べさせていただきたいと思いますが、まずは除雪作業のこの委託契約、24年度から結んでいただいてるという現状がありますので、そのことを踏まえて御協議ということであります。

 担当の方より答えさせていただきます。

○建設課長(野坂 友晴君) 議長、建設課長。

○議長(野口 俊明君) 野坂建設課長。

○建設課長(野坂 友晴君) まず、羽田井集落という特定の集落の話をさせていただきますが、町長の答弁の方にもありました、平成24年度から、従来町が除雪を担当しておりました路線につきまして、なかなか、ほかの路線もそうなんですけれども、かゆいところに手が行き届くような、どうしても台数等が限られてございます。やっぱりそういったときに、地元の方にその都度対応していただいて、通りやすい、通行しやすいというような、協働で交通路の確保につきましては当たっていこうという話をさせていただいてるところでございます。

 現地で話をさせていただくということにつきましては、議員の方から質問をいただきまして、こちらの方も現地の方を調査いたしました。現地条件につきまして、やはり住民の方、恐らく坂道の途中で一たんとまったら、特に一番坂の上でございますが、なかなか次にスタートできないというようなことがございました。そういったことを道路の条件等を考えながら、地元の皆さんとよりよい方法を見出していきたいというぐあいに考えてるところでございます。

 全体の用水あるいは地下水を利用した計画につきましては、先ほどの答弁にも申し上げておりますとおり、過去幾度となる除雪費の低減を図るため、いろんな方法で当たってきておりましたが、やはり弊害が起こるということで、県道につきましても、かつてやっておりました路線について交通事故を誘発したというような事案が発生して、現在はほとんどやっていないというようなことがありましたので、やはりそういったことも皆さんと相談しながら、要請があった場合につきましては、その都度現場条件を見ながら対応してまいりたいというぐあいに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

○議員(9番 野口 昌作君) これで終わります。

圓岡伸夫議員の一般質問

○議長(野口 俊明君) 次、4番、圓岡伸夫君。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) 4番、圓岡伸夫です。通告に従って3つの一般質問を行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 まず最初に、観光地としての魅力アップのために、破損した説明看板(標識)の更新をということで、町長と教育委員長にお聞きしたいと思います。

 この秋、10月19日から21日の日程でエコツーリズム国際大会2013in鳥取が国立公園大山とその周辺地域で開催されます。しかし、現在の大山寺周辺、これには僧兵コースなども含みますが、これらを見れば、かつては整備されたコースも、現在は決してお客様の目線で整備された観光地になっていないと思います。例えば僧兵いだてんの道の説明看板、参道でいえば、かしん地蔵の説明看板、読もうと思っても読めない看板、読めるけれども横たわった看板、足元が朽ちて透けかけたままの看板、まるで強者どもが夢の跡、そんな感じがいたします。国際大会に向けて、今ある説明看板や標識を新しくし、少なくとも英語表記ぐらいをあわせて記すようなものを新しく設置すべきではないでしょうか。また、横手道には、教育委員会管理の標識もあります。これも冬の雪で多少なりとも壊れたものがあったように記憶しておりますけれども、今後どのようにされるのか、お聞きしたいと思います。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) はい、町長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 圓岡議員の1点目の質問であります観光地としての魅力アップのために、破損した説明看板の更新をということにつきまして、お答えをさせていただきます。

 議員御指摘のとおり、観光地における案内看板、説明板の役割は、大変重要なものがあると認識をいたしております。ところで、大山に限りませんが、いろいろな看板標識、案内板などが設置をされているところであります。これは、それぞれの設置主体が設置する必要があると認識されて、それなりの経費と手間をおかけになり、設置されているところであります。したがいまして、破損した場合の修繕などは、あくまでも設置者の責任においてなされるべきものと考えておりまして、大山町が設置いたしました看板が破損した場合には、当然速やかに修繕するなどの対応をいたしておるところであります。

 問題は、設置主体が不明、設置者が亡くなったという場合でございまして、本町では5年ほど前から、そうした看板の調査を行っているところであります。そして、壊れたり、読めなくなったものは、観光協会の各支部の事業として修復などを行っていただいており、観光協会では手の回らない大きな物件などの場合は、町で対応するなどの手だてをとっているところであります。

 さて、このたびの議会で補正計上をお願いしておりますのは、山陰道開通対策としての看板を想定したものではございますが、先ほど申し上げましたように、どうしても大山町でしか対応できないといった物件にも対応できたらと考えているところであります。

 なお、英語表記ということではございますが、エコツーリズム、国際大会を行うからということではなく、新設、改修などの際に少しずつローマ字表記の対応を行っていきたいと考えておりますので、御理解のほどを賜りますようにお願い申し上げたいと思います。

 以上で答弁とさせていただきます。

○議長(野口 俊明君) 教育委員長、伊澤百子君。

○教育委員長(伊澤 百子君) はい、議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育委員長。

○教育委員長(伊澤 百子君) ただいまの圓岡議員さんの観光地としての魅力アップのために、破損した説明看板、標識の更新をの御質問につきまして、教育委員会としてお答えをさせていただきます。

 文化庁が全国の歴史的な道や街道が残る場所を歴史の道100選として選定した中の一つとして、大山寺の西側に伸びる横手道があり、ここに道標5基と説明板2基を設置しておりまして、これは教育委員会の管理となっております。このあたりは除雪や、なだれによる被害、損傷というものが多く、ほとんど毎年のように修繕を行っている現状にございます。そのほかにつきましては、ただいまの町長の答弁と同じように考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 圓岡伸夫君。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) 先ほど町長の答弁にもありましたように、問題は本当に設置者が不明、多分これは保勝会、具体的に名前を上げさせてもらっていいのかどうかよくわかりませんけども、保勝会の看板だろうというふうに思っておりますけれども、私、大山町のガイドボランティアもしておりますけれども、年間1,100人、全体で1,100人程度のお客様と一緒に、それこそ大山寺周辺を案内しておりますけれども、僕がずっと感じてるのは、行政から見ると、これは環境省、これは町、これは教育委員会、これは県、それにまた保勝会というふうに、いろいろなそれこそ言われたように、設置者の看板がある。

 ところが、よそから来た、それはここ近辺、米子市の方もおられますけども、よそから来たお客様から見ると、そういうことは一切関係ないんですよね。たまたま教育委員会については教育委員会、環境省については環境省というふうに銘は打ってありますけれども、お客様から見れば、本当に案内看板であり、標識なわけです。それが本当に、この間、それこそ先ほどから藻谷浩介さんの話も出ておりますけれども、藻谷さんも言われましたね。観光資源はある。本当に大山というところは、僕も本当に大好きなところです。本当に観光資源はある。雨の日は雨の日のように、天気のいい日は天気のいいように、お客様をそれこそ御希望がなければ、私の主観的な判断で、きょうはこっちがいいなと思ったら、そっちに連れて歩く。そういうことをしておりますけれども、観光資源はあるんだけれども、その観光資源が生かされてない。いま一つ魅力を削いでいるといいましょうか、そういう環境に今現在あると思うんです。

 町長の答弁にもありましたけれども、本当に選挙リーフの子育てしやすく、若者定住、教育・文化度の高い町、この中に、伝統、歴史、芸術等を町の財産として生かし、発信します、本当にこのとおりだと思うんです。そうしたときに、先ほどの同僚議員の話ではありませんけれども、町長の考え一つ。確かに大変です。僕も実は山に上がります。正直な話、ここ12年はよそには、県外には出てませんけれども、毎日のように、それこそ槍ヶ岳山荘のホームページをチェックしております。ことしは、4月の20日ぐらいだったでしょうか、初めて山に入られたのは。僕も随分前に、5月の連休に槍ヶ岳、新穂高温泉から行きましたけれども、そのころは5月の連休に向けて、ひたすら雪を掘る、小屋を出す。小屋が出たら、どうするかというと、それこそ木部、ことしは記憶によると5月の26日ぐらいだったと思いますけれども、キシラデ塗りとかいって、これは専門的ですけれども、キシラデコールという木部、木が腐らないようにするための塗料を塗る。そうやって建物も維持し、冬の間に道標も壊れますから、道標が出てきたら、道標直しもされます。それが一つの多分林野庁か何かとの約束事だろうとは思いますけれども、そうやってあるものを徹底的に、徹底的にといいましょうか、補修をしながら使われる。そういうことが必要だと思うんです。

 話を戻しまして、今回、私が問題にしている標識も、実際大山寺、去年はそんなに雪が降りませんでしたけれども、それ以前、随分降りました。雪の中に標識があります。当然水分を吸って腐ります。それはもう仕方がないことです。だけど、槍ヶ岳山荘に例えると、秋にも、そうやって冬に備えて腐らないように手入れもされる。雪が消えて出てくれば、また出てきたで、そうやって手入れをされる。そういうことが必要だろうと思うんです。話をもとに戻しますけれども、一般の観光客からすれば、本当にどれも一緒な標識なんです。ということで、改めて、今回たまたま国際ツーリズムがあって、それにひっかけたといいましょうか、かけてはおりますけれども、やっぱり観光地の魅力アップとしては、お客様から見たときに、これは何んじゃいやと言われないようなものが必要だろうと思うんですけれども、町長のお考えを改めてお聞きしたいと思います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 圓岡議員より、たくさんのお話をいただきました。最終的に大山観光地の魅力アップということの話もいただいたところでありますが、お話の中で、特に大山のガイドとして活動、活躍をしていただいている観点の中から、いろいろな御示唆のお話をいただいたものと思っております。日ごろからの活動に感謝を述べさせていただきたいと思います。本当にありがとうございます。

 その中で、特に現在では、大山の観光行政といいますか、事業のかかわりの中で、林野庁であったり環境省であったり、あるいは県であったり町であったり、あるいは民間の活動団体であったりというような、それぞれのかかわり、活動があるわけですけれども、こうしたことの連帯感、一体感、連携というお話もいただきました。まさにそのとおりだと思っております。特にこの25年に入りましてから、大山の環境会議というもの、関係する町村機関等御理解いただきながら立ち上げて、大山環境宣言をこの夏、山開きの前夜祭に宣言をさせていただきました。まさにその大切なところは、本当にたくさんの方々にかかわっていただいている今の大山、これをもう一度環境という視点を含めて、町内外に、全国に、世界に発信して、大山の魅力をさらに上げていこうという視点であります。

 その中で、守る取り組み、はぐくむ取り組み、生かす取り組みということをつながせていただいております。まさに、先ほど述べられましたこの看板の問題につきましても、これから本当に関係機関と一体となって、この大山の今あるものの魅力づくり、魅力の磨き、あるいは古くなったものの、こうしたものの対応・対策、関係する団体、機関と一体となって、心を一つにして取り組んでいく、その足がかりの一歩で環境宣言であり大山環境会議ということであります。御示唆いただきましたことを今後の取り組みの中に加えさせていただきながら、展開できたらというぐあいに思っておるところであります。よろしくお願い申し上げます。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 圓岡伸夫君。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) では、次に行きたいと思います。次に、太空海号の解体・撤去を視野にということで、4月30日の臨時議会でも反対討論の中で述べましたが、一般質問の場で町長のお考えをお聞きしたいと思います。

 これは県が平成13年3月に発行した新エネルギーの導入に向けて、随分雑に積んだままにしておりましたので、日にやけて古くなりましたけれども、これがその本です。(資料の提出あり)この本の51ページの風力発電の導入ポイント⑨に、撤去工事に工事費の3分の1程度がかかると書かれています。また、旧北条町議会が山形県の当時の立川町に特別委員会で行政視察をされた際の報告書には、14年度の売電収入は3,400万円の予定に対し、3,800万円あり、2,700万円ほど基金積み立てした。17年後は撤去する計画で撤去費用を見込み、最終2,000万円の黒字見通しと報告されています。

 太空海号も、建設されて10年を迎えようとしていますが、今後、解体・撤去も視野に入れた予算編成をすべきでないかと思いますが、町長のお考えをお聞きしたいと思います。

 なお、導入費用は約4億5,000万円で間違いなかったのか、あわせてお聞きしたいと思います。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 圓岡議員より2点目の質問であります太空海号、風力発電でありますが、これの解体・撤去を視野にということにつきまして、お答えをさせていただきます。

 平成17年1月から運転を開始いたしました太空海号は、ことしの1月で建設から8年を経過いたしました。導入費用は、建設費として4億4,020万円を支出いたしております。また、解体・撤去費には、おおむね9,450万円を見込んでいるところであります。メーカーの示す耐用年数は、建設から20年でございますので、平成36年末がその時期となります。そのあたりでの状況を見ながら、もし引き続き運転の継続が可能であれば、必要に応じて部品の交換等を行いながら延命を図りますが、継続が困難な状況になれば撤去・解体を選択することとなると思います。

 なお、毎年の建設費償還もありますため、これまでは積み立てまではできませんでした。しかし、昨年の12月から再生エネルギーの関係であります固定価格買い取り制度により、売電価格が1キロワットアワー当たり11円80銭から19円40銭に上がり、今年度は建設費を償還しながら、600万円を撤去費用のために積み立てることができる見込みであります。また、来年度から平成31年度まで、同様の額を積み立てできるものと試算をいたしているところであります。

 さらに、償還がなくなります平成32年度以降は、毎年2,400万円余りの積立額を見込んでいるところでございまして、耐用年数2年前の平成34年には、積立額の累計が約1億1,600万円に達し、解体・撤去に必要な金額を上回る予定であります。もちろん風のぐあい、あるいは故障の関係等もあろうと思いますが、そのような見込みを立てております。以上の試算により、解体・撤去にかかる費用は、現在の運営の中で生み出すことができるものと考えているところであります。

 以上で答弁にかえさせていただきます。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 圓岡伸夫君。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) 先ほど答弁をいただきましたけれども、これはたまたま電気事業連合会のホームページを見ておりましたところ、イギリスの再生エネルギー財団は2012年12月19日、陸上風力発電設備の耐用年数が政府や業界による想定よりも短くなるとの調査結果を公表しました。この調査は、イギリスとデンマークにある風力発電設備のデータを調べたもので、それによると、陸上風力発電設備の耐用年数は従来見通しの20から25年に対し、10から15年程度にとどまるという結果になったとしています。また、経年劣化に伴って発電能力も低下するため、風力の発電コストは、これまでの想定よりも高くなると伝えているというふうにホームページにあります。また、県内、北栄町の風車ですけども、経年劣化によって、これは1台でありますけれども、ローターベアリングの交換が必要になった。このために、どうも議会だよりを見ますと、約9,000万円のお金がかかるというふうに言われています。

 それから、この春、まだ記憶に新しいところではありますけれども、3月15日に京都府の伊根町にある太鼓山風力発電所、ここは太鼓山という名前のとおり、実は昔から雷がよく落ちるところだったそうですけれども、ここの太鼓山風力発電所では、タワーからナセルもろとも45トンもの部材が落下したことは記憶に新しいところですけれども、新聞報道によれば、11年間目視のみの点検だったと。いろいろ言われておりますけれども、原因は乱流、私はよくカルマン渦というふうに専門用語を使いますけれども、テレビでは乱流という表現で、風の乱れた流れによる金属疲労ではないかと見られているというふうに言われています。

 答弁の中にもあるんですけれども、これらを考えれば、確かに耐用年数から見れば、平成36年まで使えるかもしれないということだと僕は思うんですけれども、それ以前に、これから地方交付税もどんどん減らされていくというふうに言われているわけですけれども、確かにほかのことにもお金が必要だというふうには思うんですが、姿形のあるものが本当にいつまでもあるわけではないというふうに私は思っています。さっきの看板もそうですけれども、一度つくってしまったものというのは、いつか壊れると。それで、同僚議員のごみ焼却場の答弁の中にもありましたけれども、国の仕組みとして、立てるときには補助金はあるけれども、壊すのにはなかなか補助金がない中で、やはり解体・撤去を視野に入れて基金を積みます。答弁の中にありましたけれども、平成34年には積立額の累計が約1億1,600万に達するんだということではありますけれども、それ以前に、それに見合った額というのを積んでおくべきではないかというふうに私は思いますけれども、町長のお考えを改めてお聞きしたいと思います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 圓岡議員の質問でございますが、それまでに積み立てておくべきだという御発言がありましたが、今の状況の試算の中で、34年度にはということでお話をさせていただきました。これまで再生エネルギーの対策があって、昨年の12月から19円40銭という買い取り価格になったということによって、ようやくこれまで持ち出しの特別会計であったものが積み立てに転換できる状況になったということであります。試算の中で、当然いろいろなトラブル等が出てくるのかもしれませんけれども、やはりこうした再生エネルギーを前提としたところの風力発電、太空海号のこの収支の関係については、できるだけ延命をしていくということの視点が私は必要だろうと思っております。

 ただ、おっしゃいますように、ホームページであったり、いろいろな事例の中でのトラブり等々が出ておるようでありますので、そうしたことについては、状況を把握をしながら取り組んでいかなければならないというぐあいに思っております。町内には、町営の太空海号以外にも民間のものもたくさんあるわけであります。そうしたことを踏まえながらも、この太空海号の収益性、解体・撤去に充当できる積立額になれるまでは、何としても延命化し、取り組みを進めたいなというぐあいに考えているところであります。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 圓岡伸夫君。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) 先ほど延命が必要というふうに答弁されましたけれども、私は、この一般質問の原稿をつくるに当たりまして、どこで読んだかなと思って一生懸命資料を探しましたけれども、資料の根拠が正直言ってありません。私の記憶だけしかありません。まずそのことを初めにお断りをしながら、この山形の立川町、ここの風力発電についての、僕がなぜこれだけこだわるか。ここの立川町というのは、そもそもは昭和55年、町づくりのシンボルとして風力発電設備を建設したというふうにあるんですけれども、ここの大体当時の僕の記憶にある文章は、もともとは耐用年数は15年だと。15年で、とにかく解体をひっくるめた予算を立てて、もうかるというか、残るのなら、やりましょうと。その上で、もし17年、2年ぐらいだったら使えるようだったら使いましょうということでしたけれども、基本的には15年で耐用年数が来るということで、解体の費用もひっくるめて考えるべきだということが何かの本に載ってたんですね。

 この話を聞きながら、僕はふとアリとキリギリスの話を思い出しましたけれども、本当にアリのように、これから来る冬に備えてお金を積むのか、それともキリギリスのように、本当にこの世の春を謳歌して、冬にはアリに助けられるのかというような、そういう考え方だろうとは思うんですけれども、本当にもてばいいです。もてばいいですけれども、現在の位置も、僕が見るのに、冬の一番おいしい期間、北西の季節風が吹く期間は、実は孝霊山の陰で空気が乱れるんじゃないかなというふうに思うんです。風車が大きいですから、羽根のすべての面積で等しく風が当たればいいですけれども、それこそこの間、伊根町の太鼓山発電所、これNHKでやっておりましたけれども、空気が乱れることによって、上部には強い風が、下には弱い風がみたいな形で吹くと、どうしても風車そのものにかなりの負担がかかると。あすこのように四六時中そういう風が当たっているわけではないんだろうとは思いますけれども、もし延命ができればラッキーという感じで思えば僕はいいんであって、やはり最悪のこと、僕は、一部の山に登られる方は好きではないというふうに聞いておりますけれども、私は山屋ですので、山に入る際は最悪のことを考える。きょうは昼から荒れたらどうするか、あした雨だったらどうするかという、そんなことを考えながら一緒にいつも山に上がるわけですけれども、最悪のことを考えておけば、いざそういうことに遭っても、それなりの対応はできる。もう一つ思ったのが、本当に引き返す勇気、先ほどから言いますように、姿形のあるものは本当にいつかはだめになるわけですから、そのことも視野に入れて考えるべきだと思いますけれども、もう一度だけ町長の答弁をお願いします。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 圓岡議員より質問をいただきました。立川町のお話をいただいたりということの中で、何かの本を読んでということであったり、想像の中でのお話であったりということであるというぐあいに今聞かせていただきました。やはりメーカーの示しておりますところの耐用年数、建設から20年ということでありますので、このことを前提として対応してまいりたいというぐあいに考えております。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 圓岡伸夫君。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) なら、この問題は、とりあえず今回はここまでにしたいと思います。

 最後に、行政に建築工事の監理能力はあるのかということで、町長と教育委員長にお聞きしたいと思います。この際の監理の「監」は、監督の「監」であります。

 私は、高校を卒業後19年間、主に建築に携わり、数多くの公共の建築物を立ててきました。中山町議会議員の時代には、町内で建設された建物を第三者の目で見て問題があるものは、その都度議会でも取り上げてきました。14日の本会議で名和地区拠点保育所の建設工事を議会として承認をいたしましたけれども、私の過去の経験を通しても、行政は発注者としての決して監理する能力にたけているとは思いません。全然ないとも言いませんけれども、たけているとも思いません。このたび5億を超えるお金を使うわけですから、工事の期間中だけでも、それ相当の資格や能力のある人を配置することはできないのか、町長と教育委員長にお聞きしたいと思います。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) 圓岡議員の3点目の質問であります行政に建築工事の監理能力はあるのかということにつきましてであります。教育委員会ということでありますけれども、私の方の所管の方で答えさせていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

 名和地区拠点保育所の建設工事に当たり、その工事期間中だけでも工事監理について資格のある人を担当させることはできないのかということでございますが、御承知のとおり、名和地区拠点保育所のような大きな規模の工事を監理するためには、一級建築士の資格が必要となっております。本町におきましては、そのような資格を持つ職員はいないために、一級建築士の資格を持つ設計事務所に工事監理業務を委託をし、適切な工事が行われるよう万全を尽くしているところであります。よろしくお願い申し上げます。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 圓岡伸夫君。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) 正直どういうふうに切り出そうかなというふうに困っておりますけれども、実は私、今、建設課にそれなりの資格を持った職員の方がおられるというふうに聞いておりましたものですから、そういう書き方をいたしましたけれども、実際私も建築工事に携わって、設計事務所の方が来られます。人によって、また事務所によって、距離のこともありますけれども、頻繁に来られる設計事務所もあれば、そうでない設計事務所の方もおられます。この質問をつくるに当たって思いましたのは、結局民間で自分の家を建てられる場合、大概の方が自分の夢が現実になるわけですから、お茶の接待もひっくるめて、1日に2回とか、それともそれ以上来られる家庭もあります。

 やはり町として今回、最初の質問にも言いましたように、5億ものお金を使うわけですから、なかなか確かに資格がないのに監理をというのは酷というか、なかなかいい表現が見当たりませんけれども、適切ではないのかもしれません。しかし、実際仕事をしている逆の立場からいいますと、わからないことを聞かれるのが怖いんです。ここはなぜこうなのというふうに聞かれるのが職人は一番嫌うんです、現場員も嫌いますけれども。そういった感覚からいうと、本当に職員の方も忙しいでしょうけれども、都合のつく時間に時々のぞいてみる、そういうことが必要。そのことによって、ある程度の工事の質も保てる。今の建物がすべてが悪いというわけではありません。いい建物もありますけれども、そうやって、ある程度の職人も身が引き締まりますから、なかなか変なことはできないなというふうに思うわけですけれども。そういう意味で、いま一つ確認しておきたいのは、町においては、そのような資格を持つ職員はいないというふうに答弁されたわけですけれども、今、ちなみに町におられる職員の方というのは、どういう資格を持った方でしょうか。お聞きしたいと思います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 担当より答えさせていただきます。

○建設課長(野坂 友晴君) 議長、建設課長。

○議長(野口 俊明君) 野坂建設課長。

○建設課長(野坂 友晴君) 先ほどの御質問にお答えいたします。

 建設課で雇用しております建築技士は二級建築士の資格を有しているところでございます。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 圓岡伸夫君。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) 施工管理士の資格は持っておられないか、ちょっと教えていただけますか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 担当より答えさせていただきます。

○建設課長(野坂 友晴君) 議長、建設課長。

○議長(野口 俊明君) 野坂建設課長。

○建設課長(野坂 友晴君) それにつきましては承知しておりませんので。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) わかりました。

 議長。

○議長(野口 俊明君) 圓岡伸夫君。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) そうすると、ちょっと切り口を変えてみたいと思いますけれども、私も、ある町で下水処理場の工事を施工した際、完成検査は県の検査課の検査を受けました。担当の方に、どうして県の検査なのって聞きましたけれども、やはりそれまで業者側と担当職員との方でずっとやっておりますから、そういう意味では、検査を第三者的な目でということで、県の検査課に依頼されたようでありますけれども、この名和地区の拠点保育所の完成検査ですね、例えば県の検査課、これが可能かどうかはよくわかりませんけれども、県の検査課に委託することはできないのかどうか、お聞きしたいと思います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 担当より答えさせていただきます。

○副町長(小西 正記君) 議長、副町長。

○議長(野口 俊明君) 小西副町長。

○副町長(小西 正記君) 設計業者の方に監理委託をしておりますので、大きな物件について、そういう監理委託をした部分については、完成検査までその業者にやっていただくというふうな考え方でございます。圓岡さんの方でありました下水の処理場の検査というのは、以前、名和の下水処理場、これは農集でございましたけども、この分については県の代行でやっていただいたことがございます。その関係で県の方が検査をやられたんではないかというふうに推察するところでございます。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 圓岡伸夫君。

○議員(4番 圓岡 伸夫君) 以上で終わります。

吉原美智恵議員の一般質問

○議長(野口 俊明君) 再開いたします。

 休憩前に引き続き一般質問を再開いたします。

 次、12番、吉原美智恵君。

○議員(12番 吉原美智恵君) それでは、朝9時半から開場いたしまして、お疲れモードでしょうけれども、最後となる可能性のある議員となりましたが、最後までよろしくお願いいたします。

 まず、通告に従いまして2問質問いたします。

 1問目、ふるさと納税を問うというところで、町長に質問いたします。

 ふるさと納税は、2008年4月の地方税法改正で創設された寄附制度で、自治体から特産品がもらえる場合が多く、寄附金控除の対象となり、税制面での優遇があることから注目を集めています。大山町でも、外貨を稼ぐ意味で、いろいろな面で工夫を凝らし、多額の寄附を集める努力をしてはどうでしょうか。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) 吉原議員より1点目の質問であります、ふるさと納税を問うということにつきまして、お答えをさせていただきます。

 ふるさと納税とは、平成20年に創設をされました制度であり、自分のふるさとや応援したい自治体など、移住地以外の都道府県、市町村へ寄附することで、寄附した額の一定額が住民税などから税額控除される制度であります。

 本町におきましても、平成20年からふるさと納税の取り組みを行っております。初年度の平成20年度は34件、91万3,000円と、初年度としては多くの寄附をいただきました。当初は、町のホームページを使用した広報や大山ファンクラブの会員の皆様や大山町に進出していただいております企業の皆様へのパンフレットの配布などを行っておりましたが、その後、寄附をいただいた方への返礼として、大山町の特産品をお送りするなど内容の充実を図り、本町にふるさと納税をしていただくための魅力づくりを進めているところであります。

 昨年は、同窓会を開催されました幹事の方々に声をかけていただき、本町出身の皆様にパンフレットをお配りをして、ふるさと納税のお願いをいたしました。そのような活動も功を奏しており、年々寄附の件数が増加をいたしておりまして、平成24年度の実績といたしましては、件数として207件、金額として440万450円の御寄附をいただいたところであります。今年度は、6月に入り、大口の寄附もいただいたこともございますが、6月の20日現在、この段階で80件、そして292万円の御寄附をいただいているところであります。

 20日付の新聞報道によりますと、総務省では、ふるさと納税を進めるため、平成26年度の税制改革で制度の簡素化を検討されているようであります。本町でも一層の取り組みを進めたいと考えております。また、議員のお力添えもこれから賜りますように、よろしくお願い申し上げます。

○議員(12番 吉原美智恵君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 吉原美智恵君。

○議員(12番 吉原美智恵君) 今、回答をいただきまして、その経緯を見ますと、20年から考えましたら、随分24年度は207件、金額にして440万、91万から見ますと努力をされているとは思います。けれども、比較論で申し上げないんですけれども、確かに大山町としてはふえてると思います。けれども、自主財源が20%そこそこの大山町であります。そしてまた、交付税もどんどん減るというところで、どこまで積極的にやれるのか、やる気があるのかというところを問いたいと思います。

 それで、例えばたまたま読売新聞で、6月13日付の新聞で目にしましたところは、倉吉の例です。倉吉というのは、確かに大山町と全然違いますけれども、ただ、ファンを獲得するとか、ふるさと納税については競争力は一緒だと思っておりますので、寄附金とか、そういうことではなくて、取り組みの経緯をちょっと比較したいと思います。倉吉におきましては、12年度の寄附は272件で1,051万と、11年度の2倍以上に増加したということであります。いろいろ分析して、初めのころは倉吉も41件、計229万円の辺から始まっています。そして、しばらくずっと三、四年は475万円とか横ばいで推移していったわけです。それが今回、2012年度の寄附が一気に1,000万円を超したというところです。その中で工夫されたのは、いろいろ工夫が見られまして、寄附の申し込みを受けてから、市が振り込み用紙を発送していたのをパンフレットに振り込み用紙を添付するなど、手続を簡素化したとか、それからクレジットカードを使った支払いができるようにしたという利便性を図っております。こういう点について、どう思われますか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 倉吉の取り組みということであります。倉吉市としてのいろいろ御努力をされたということで、お伺いをさせていただいたところであります。

○議員(12番 吉原美智恵君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 吉原美智恵君。

○議員(12番 吉原美智恵君) そういたしますと、町長にまずお尋ねいたしますけれども、ふるさと納税に対する町長の気持ちといいますか、取り組みの気持ちを聞かせていただきたいと思います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) ふるさと納税、大山町に出身の方であったり、また大山町にいろいろな思いを馳せていただく方に、このふるさと納税を活用していただくという制度であります。ぜひともたくさんの方々に利用していただきたいなという思いで、いろいろな取り組みをして、今日の実績ということについても、スタートのときからすると、かなり伸びてきてるというぐあいに思っております。

○議員(12番 吉原美智恵君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 吉原美智恵君。

○議員(12番 吉原美智恵君) そうしますと、今400万でありますけれども、この取り組みを町長が言われるように同窓会とか、その辺まででおさめてしまえば、そういうことかもわかりません。そして、今、私が提案しました改善というか、少し取り組みやすくしたり、それか、また倉吉では何が人気があるのか、今、寄附金控除の対象となるばかりでなくて、特産品の充実というか、そういうところに目をつけて一生懸命取り組んでおられるわけです。それで、人気がある特産品が果物とかお肉とかというところも分析されて、梨、スイカ、メロンなどの果物も提供していると、そういうぐあいだそすうです。確かに私も担当者の方に聞きましたら、たくさんふるさと納税していただくのはいいんですけれども、今度は発送とか、そういうことに人件費がかかってくると、そういうことも聞きました。ですけれども、例えばかなり財政的に苦しい、はっきり言って、何回も言いますけれども、これから自主財源がなくて、経常収支比率も高く、対して余裕のある予算ではないはずの大山町で、本当にこれまでの取り組みでいいのかどうか。そういう点からも、もう少し工夫をされたり、本当に送る手間と言われますけれども、そういうところを考えて、町長は言われてるのかもわかりませんが、その点についてどう考えられますか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) いろいろな取り組みがあるわけでございます。担当の方から、いろいろと述べさせていただきたいと思います。

○総務課長(酒嶋  宏君) 議長、総務課長。

○議長(野口 俊明君) 酒嶋総務課長。

○総務課長(酒嶋  宏君) 先ほど倉吉の取り組みということで御紹介いただきましたけれども、大山町の方でも、町長の答弁で述べましたように、特産品のお礼ということで、こういうようなパンフレットをつくりまして、大山ファンクラブ、それから先ほど述べましたけれども、大山町に進出していただいております企業の皆様にパンフレットをお配りしたりして、広報に努めております。金額的には、確かに倉吉よりかなり少ないですけれども、件数はかなり伸びておりまして、当初34件でしたけれども、昨年は207件ということで、ふえております。

 この発送の手続も、結構件数がふえてまいりますと手間もふえてくるということもございます。今、例えば1万円寄附をした場合、2,000円を除いて、あと残りの8,000円が税額で返ってくるということになっておりまして、この2,000円が町村の手数料というような形でいただいております。先ほど御紹介しましたけれども、国の方では、この手数料の方ももう少し減額しようというようなことを考えているようであります。

 町としましては、この税が大山町に納めていただくものについては非常にありがたいわけですけれども、ほかの町にされると税額ががっくり減ってしまうということもありますので、制度的に自治体間で取り合うのはどうかなというところはございますが、交付税等での措置をいただければありがたいなというふうには思っておりますけれども、制度としてございますので、大山町にたくさん寄附をいただけるような形で取り組みはしていきたいというふうに思っております。

 クレジットでの支払いということですけれども、まだ町の方でほかの税とかについてもクレジットでの支払いというのは行っておりませんので、これだけをクレジットでやるというのは、若干まだ難しいのかなというふうに思っております。

○議員(12番 吉原美智恵君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 吉原美智恵君。

○議員(12番 吉原美智恵君) なかなかいろいろと難しい問題もあったりもいたします。ただ、今、地域間自体もやはり競争の点はあると思います。ですので、工夫して、たくさんファンをふやすということは、ただ金額的なことだけでなく、縁ができるということであります。大山町に縁ができるということは、やはり都会の人、県外の人が多くなりますと、ここに滞在してみたいと思うことがあるかもわかりません。そして、その滞在は、大山観光協会がやっておりますみたいに、旅行業と言われましたけれども、そのお客さんになる可能性もあるわけです。そして、それが縁で滞在が今度はナスパルの団地を見たりして、その土地を買おうかという話になるかもわからないわけで、何かを一つ一生懸命やる、一生懸命やってないとは言いませんけれども、そういうふうに盛り上げていくことよって、循環的にほかのことも盛り上がってくるという可能性はあると思いますが、どう思われますか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 大山町としてのふるさと納税、これの情報発信をもっともっといろんな場面で広げていくということなんだろうなと思っているところであります。大山に対してのファンの方がたくさんございます。そういった方々に機会のある中で、このふるさと納税の方のお願いのパンフレットを入れたりということで工夫をしていくということかなと思っているところであります。よろしくお願い申し上げます。

○議員(12番 吉原美智恵君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 吉原美智恵君。

○議員(12番 吉原美智恵君) 何でも事業というものは、積極性と熱意と努力が要るわけですけれども、私も、どうしたらふるさと納税をできるのかというパンフレットを総務課でいただきました。これを求めるのにホームページがありますとか言われます。私たちおばさん世代は、アナログ世代は、口コミも大きな影響力かと思うんですけれども、その中で、商品もこういうふうに御来屋の産物とかも工夫されたと思います。中には、大山恵みの里公社の品物も入っています。これも本当にたくさん売れれば、恵みの里公社にも少し利益が出るのかなと思って、公的な使命が果たされるかと思うんですけれども、そして、手間が大変だと言われたら、恵みの里公社で送る手間ぐらいはできるんじゃないかと思う。それが本当の公的なことだと思うんですけども、その辺についても、もう一頑張りしていただいて、宣伝もしながらお金も入るという、そういう利点があると思うので、そういうところで、もう一頑張り、果物もふやすのも、梨といえば二十世紀、二十世紀といえば鳥取県、鳥取県も中山、大山地区、みんなおいしいですし、王秋も開発されてます。積極的に取り組もうと思えば、そういう大山町の産物を宣伝しながら税金も入ってくるという、そういう考えで、もう一頑張り、これを改善していくという強い意思はありますでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) もう一頑張りしながら、今の形にしてきておると思っております。いろいろな金額に応じてのおこたえする特産品セット等々があるわけでありますので、いろいろな関係者の御理解もいただきながらということであろうと思っておりますが、先ほどおっしゃいましたように、恵みの里公社の取り扱い等にもつながるものとして、おっしゃるように取り組みをその中に入れているというところであります。

○議員(12番 吉原美智恵君) それでは、ふるさと納税については今後の施策を見守りまして、次に行きたいと思います。

 2番目に行きます。英語教育の取り組みはというところで、教育委員長にお尋ねいたします。

 小学校での英語教育は、2010年から5、6年生で外国語活動として必修化されています。政府の教育再生実行会議は、ことし5月に教科化と開始学年の引き下げを求めています。教科化は、まだまだ課題が多いと思いますが、また大山町の取り組みは県内でも進んでいる方ではありますが、現状のままでよしとされますか。

○議長(野口 俊明君) 教育委員長、伊澤百子君。

○教育委員長(伊澤 百子君) はい、議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育委員長。

○教育委員長(伊澤 百子君) 吉原議員さんの英語教育の取り組みはという御質問にお答えをいたします。

 議員がただいま御指摘なさいましたとおり、教育再生実行会議の第3次提言に、これからの大学教育のあり方についてというのが出まして、その中で、初等・中等教育段階からグローバル化に対応した教育を充実するということが示され、その具体策として、小学校の英語学習の実施学年をもっと早めたらどうかとか、あるいは指導時間数をふやしたらどうかとか、あるいはこれを教科化にすればどうかとか、あるいは専任教員を配置すればどうかとかといったような抜本的な拡充というものが上げられております。

 さらに、中学校における英語による英語授業の実施、あるいは初等・中等教育を通じた系統的な英語教育について、学習指導要領の改訂も視野に入れて、諸外国の英語教育の事例も参考にしながら検討することということが提言をされております。

 大山町では、平成19年、20年度に中山小学校が文科省指定の小学校における英語活動等国際理解活動推進事業というものを受けまして、そういうものを受けるなど、非常に小学校からの英語活動に意欲的に取り組んでまいりました。また、早い時期から中学校のALTを小学校にも派遣をし、現在も外国語活動のすべての授業を学級担任とALTとの2人の先生、TT、チームティーチングで行う体制をとっております。しかし、そういった小学校の外国語活動というものがそのまま中学校の英語科の学力につながっているかと言われれば、必ずしもそう言い切れない状況というものもあります。

 そのような問題意識もありまして、平成23年度、24年度には、それぞれ1名ずつ町内の中学校の英語科の先生を鳥取県の教育センターに1年間派遣をいたしまして、小学校の外国語の活動と中学校の英語科の円滑な接続について研究をしていただきました。現在、学校に帰っていただきまして、その成果を生かしながら、例えば中学校の授業においても、小学校でよく使った英語カードというものを活用し、具体的な場面をイメージしやすくするとか、小学校で親しんだ単語や表現というものを意識して取り上げながら、聞く、話すといった活動を効果的に今度は書くという活動につなげるといった授業の工夫をしていただいているところです。

 先ほど議員が言われましたように、小学校で英語が教科になるには、まだまだ課題が多いですが、今後の国の動向も見ながら、大山町では小学校と中学校の連携をさらに進め、英語の授業改善に取り組み、そして子供たちの力をしっかりとはぐくんでいきたいというふうに考えております。

○議員(12番 吉原美智恵君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 吉原美智恵君。

○議員(12番 吉原美智恵君) 近ごろ本当にグローバル化というところで、かなり日本全国こぞって英語英語と言っているようで、それが果たして本当にグローバル化になるきかどうか、そういう疑問もあるかとは思いますが、けれども、大山町といたしましては、そういうふうに取り組んできたわけであります。考えてみれば、私の長女のころからALTがおられまして、もう何十年、その上に人材費でいえば結構なお金がかかってきたかとは思うんですけれども。で、そうはいっても、英語の今の成績というか、そういうところは分析しておられますか。県内とか県外とか、何か資料、やはりそういうものもあって、英語教育について考えていかなければならないと思うんですけれども、そういうものはありますか。

○教育委員長(伊澤 百子君) 議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育委員長。

○教育委員長(伊澤 百子君) ただいまの議員の質問につきましては、教育長の方よりお答えをいたします。

○教育長(山根  浩君) 議長、教育長。

○議長(野口 俊明君) 山根教育長。

○教育長(山根  浩君) それは当然でございまして、やっぱりやりっ放しでは物事は前に出ませんので、実際の力がついているかどうかというのは常に考えておるところでございます。

 なお、ついでに言っておきますと、教育再生実行会議というので、第3次提言、これでございます。これはこれからの大学教育等のあり方についての中で、英語の問題がグローバル化と一緒に出てきたということでございます。教育再生実行会議は、御存じのように、第2次安倍内閣に教育提言を行う諮問会議でございます。矢継ぎ早に次々に出てきますけれども、これも大学教育のあり方の中で英語教育ということが出てきたということだと思っております。以上です。

○議員(12番 吉原美智恵君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 吉原美智恵君。

○議員(12番 吉原美智恵君) 今の教育長の答弁では、今、大山町の子供たちの英語力は上がってきているのかどうかちょっとわかりにくいところがありましたので、そのことも聞きたいと思います。

 それから、きょう、まさに毎日新聞ですけれども、教育再生実行本部本部長、自民党ですけれども、遠藤利明衆議院議員に聞いた記事があります。これが本当の今のところの姿勢であろうと思います。それが一気に教科化にはならないと思いますけれども、そういう方向で進んでいくというふうなことです。ですので、その中では、かなり英語の教員に対しても求めるところが大きくなって、英語検定のTOEFLというのを導入しようとか、そういう動きもあったりします。今の現場の中の悩みとしましては、多分英語を小学校6年生で身近なものにするのに、担当の教員さんは本当に戸惑ってないのか、また今の研修に行かれたと言われますけれども、その辺でどれぐらい今の学校の6年生の担任の先生が英語を教えるに当たって成果が出てきているのか、研修の。その2点聞きたい思います。

○教育委員長(伊澤 百子君) 議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育委員長。

○教育委員長(伊澤 百子君) ただいまの議員の御質問ですが、まず初めに、早くから小学校でも英語活動に取り組み、先進的に頑張ってきているけど、それが点数に結びついてるかどうかといったようなことがあったかと思います。

 それは本当に今、大山町の各中学校の英語の先生方、非常に工夫をしてくださっています。意欲的に頑張ってくださっておりますが、成績が確実に伸びていってる学校もあれば、もっと上がってもいいのにと思うところも確かにあります。これは年度によって、ほかの教科もそうなんですが、年度によってちょっと違うといったところもありますけれども、成果の出てきている、見えてきている、頑張っておられるというところも、今回の全国一斉学力テスト、学習状況調査の中で見えてきたような気もいたしております。

 それからもう一つ、小学校で教科化になるということにつきまして、課題が多いというふうにさっき申し上げたんですが、今、小学校の先生の多くは英語の免許は持っておりません。ですから、これが教科ということになれば、そういったような教員免許の問題もたくさん出てくるというふうに思います。教科になったときの課題というのは、さっき議員も、たくさんあると思いますがというふうにおっしゃいましたけれども、全くたくさんあるというふうに思っております。教科になれば、今の教員の先生方の免許の問題もありますが、今、週に1回、5、6年生が受けておりますけれども、年間35時間、これがやっぱりふえると、どこかの科が減っていくわけですね。やはり小学校で母国語、日本語というものをしっかりと読んで、書いて、そしてそれを理解し、友達にも伝えることのできる能力というのは、あらゆる科目の基本ですので、そこの部分も大事にしていかないといけない中で、英語にどこまで力を入れていくのかというようなこともありますし、いろんな問題が、教員の今、大学で小学校の先生の教員の免許を取る、そのあたりの科目の課程も、またこれもちょっとかわってこないといけない。いろんなことがありますが、今、小学校の先生方は、子供たちにどのようにして英語に親しんでもらうか、外国語に親しみ、広く世界に関心を持ち、国際交流に関心を持ってもらうか、もっともっと英語を好きになってもらうという、そのあたりから英語科の活動というのは始まっておりますので、もともと学力をつけるというところからスタートしていないというところもございますので、そのあたり、中学校でせっかく楽しく学んできた英語をどのようにして学力につなげるのかというのが、ここが一番どの先生も思案をし、取り組んでいらっしゃるところかというふうに思います。

 足りないところは、教育長の方よりお願いいたします。

○教育長(山根  浩君) 議長、教育長。

○議長(野口 俊明君) 山根教育長。

○教育長(山根  浩君) 議員御存じのとおり、これが小学校5年生が使っている「Hi,friends!」という文部科学省が出しておる、まだ教科でありませんので、出してるやつです。これが6年生が使うのでございます。小学校の英語活動、外国語活動は、要するにコミュニケーションの基礎を養うという形になっております。ところが、中学校で非常に音声の学習というのが非常に多うございますので、非常に楽しい。どっちかというと、非常に楽しくやるということに重点がどうしても置かれております。ところが、皆さん方御存じのように、中学校に入りますと、5月の終わりには中間テストというのがあります。そうすると、早速すぐ書くという形になってきます。委員長が申し上げましたように、そこのつながりですね。小学校での外国語活動を頑張った、一生懸命やったことが中学校の英語の学習につながっていく。そこのところにやっぱり私はギャップがあるだろうと。その中で、名和中学校の池信先生や中山中学校の遠藤先生に研修センターに行っていただいて、その辺の接続をどうしたら学力も含めて、あるいは英語が好きになるかと。そこのところを研究してくれという形でお願いしました。

 なかなか難しい、すぐ成績がよくなるというところにまで、すぐは行きませんけれども、やっぱりこれから先考えていかなければいけないことというのは、中学校で学んでる生徒たちが、あるいは小学校と交流授業をするとか、あるいは今イングリッシュスクールの皆さんにALTをお世話になってるわけですけれども、どうせ学期中というのは難しいかもわかりませんけれども、夏休み中とか、何人もの英語の先生が来ていただいて、そこのイングリッシュのシャワールームみたいな形で、子供たちがそこに来て、いろいろお話をするというようなことも、これからは考えていかなければいけないのかなというようなことを今考えております。以上です。

○議員(12番 吉原美智恵君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 吉原美智恵君。

○議員(12番 吉原美智恵君) 確かに英語の問題は本当に難しい問題でありまして、確かに小学校まで好きだった英語が急にテストが入ったら嫌いになってしまうということもあります。それはもう何年も前から言っていることであります。今、英語ばかり言っていましたけれども、教育委員会としましては、英語力だけでなくて、本当は英語ができて、その上に論理的な主張とか、やはり日本の歴史とか、きちんとそれがわかっていないと本当のグローバルに外で活躍ができないというところがあると思うんです。大変でしょうけれども、英語の勉強をさせながら、きちんと人材を育てるというところが必要ではないかと思います。その辺もやはり自治体自身も教育委員会も、きちんとそういう信念を持たれて向かっていかなければならないんじゃないかと思うんですけども、その辺はいかがでしょうか。

○教育委員長(伊澤 百子君) 議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育委員長。

○教育委員長(伊澤 百子君) ただいまの議員の御質問、先ほどもちょっとお答えしたと思うんですけども、全くそのように思っております。そもそも日本語でしっかりと物を考えたり表現をしたり、知識等を人に伝えることのできる力をまず養い、それから広く世界に関心を向けると同時に、日本古来の文化や伝統や歴史や、そういったものを大切に誇りに思う。それを語ることができる、伝えることができる、そういう能力もあわせて大切にはぐくんでいきたいと思っております。それが前提ではないかなというふうに思っているところです。よろしいでしょうか。

○議員(12番 吉原美智恵君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 吉原美智恵君。

○議員(12番 吉原美智恵君) それを確認した上で、このたび私、教育民生委員会になりまして、たまたま学校視察をさせていただきました。委員会で、たまたま中山の小学校に行きましたら、英語の授業をやっていました、ALTの先生と担任の先生と子供たちで。でも、英語の授業を見ましたら、単語というか、きちんと発音と単語の勉強だったと思います。楽しくできるようにという、言葉の。文章じゃないんですね、言葉ですね。それもいいんですけれども、そこで終わってしまうと、その後どうなのかわかりませんが、やっぱり次の中学校とすごく差がついてしまって、そのときは楽しく授業ができたと、そういう感じに思いました。ですので、その先生の活用方法はどうかわかりませんが、そこの小学校から中学校に上がる、スペルを書きながら覚えるとか、ちょっとだけ勉強の要素を入れるとかしないと、中学校で苦労をすると、そういうふうに見えましたので、専門的な話になって申しわけありませんが、今の子供たちが苦労してるところは、素直に英語ができるのと全く英語が苦手になってしまって、何十年英語の大山町がたくさん取り組んでことがやっぱり同じことになってしまってるんじゃないかと、そういう危惧をいたしました。

 ですので、英語だけを話す授業とかがはやっております。私なんかも何年勉強しても、本当に恥ずかしい話ですけれども、なかなか深い会話なんかは全然できませんが、せめて今の子供たちには、そういう子供に育ってほしいし、また英語ができなくても、ほかのことで能力を発揮されればいいとは思いますが、受験に英語がありますので、その辺について、何か授業内容を見ましたら、ただ単語をみんなで発音を正しくしてる、ALTの先生と。6年生の担任も英語を言っておられましたけども、ただ単語をまだ勉強されていました。その後、何かほかに向上していくというか、勉強について単語だけでなくて、少しまだやっていくのか、その辺を教えてください。

○教育委員長(伊澤 百子君) 議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育委員長。

○教育委員長(伊澤 百子君) では、ただいまの議員の御質問につきましては、学校現場に一番足しげく通っております次長の方からお答えをいたします。

○教育次長兼学校教育課長(齋藤  匠君) 議長、教育次長。

○議長(野口 俊明君) 齋藤教育次長。

○教育次長兼学校教育課長(齋藤  匠君) では、質問にお答えさせていただきます。

 英語教育にかかわって、いろいろと御質問いただきまして、ありがとうございます。せんだって私も一緒に中山小学校を回らせていただきましたが、ちょうど単語の学習の中で、単語を繰り返し聞いたり発音したりするために、キーワードゲームというのをやっている場面だったかと思います。各学年、5年生と6年生で大体、これ5年生の「Hi,friends!」ですけども、レッスンワンからレッスンナインまでありまして、大体4時間が一まとまりというふうになっています。恐らく先日見ていただいたのは、4時間で1つの単元になっているうちの初めの1時間目あたりのところではないかなと思います。ちょうど学習していたところは、実はその単元自体は、アイ・ライク・アップルズというような、発音が悪くて申しわけないです。アイ・ライク・アップルズと、好きなものを言ったり、あるいは相手の好きなものを尋ねたりということで、この後、アイ・ライク・アップルズというような表現であるとか、ドュー・ユー・ライク何々というような表現が出てきます。初めのうちは、まず新しく出てきた単語を繰り返し聞いたりしながら覚える。次に、また今度は文章が出てきます。これも小学校の段階ではリズムや曲にあわせて、単純にアイ・ライク・アップルズとかを繰り返すんじゃなくて、リズムに合わせて、そういうセンテンスを発音する。それを耳から聞いて覚えていくというようなことをやっていきます。最終的には、3時間目、4時間目で実際の場面設定で、友達同士あるいはいろんな人に対して聞いて、その人の好きなものを本当に何なのかというのを聞いたりしながらコミュニケーションを体験するというのが大体の単元の構成になっています。

 小学校は、話すこと、聞くこと、書くこと、読むことの4つの領域のうちの聞くと話すを中心にやっていくわけですか、中学校では、それが読む、書くというのが当然入ってくるわけで、そこをうまくつなげて、耳で覚えた表現を今度は書いたり読んだりできるというふうにつなげていくということが大きな課題かなというふうに思って、そこをうまくつなぐように今取り組みを進めているところでございます。以上です。

○議員(12番 吉原美智恵君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 吉原美智恵君。

○議員(12番 吉原美智恵君) 取り組みはわかりました。ただ、人材が育つといいますか、6年の担任にしても中学校の先生にしても、子供たちに理解させて英語を好きになる、まず好きになるのが一番の近道だと思うんですけれども、好きにならせるという、その人材がなかなか大変だと思うんです。毎年かわられますし、多分ALTも。そんな中で、一つ提案なんですけれども、地域で英語が話せる人とか、そういう人材がおられるんじゃないかと思います。私たち、何で英語が話せないかというと、やっぱり本当は留学でもして英語づけの中に入って、必要とされれば英語も結局必要なので、しゃべれるようになるのかなと思うんですけれども、また英語は時間が終わってしまうと離れてしまって、普通の生活に戻ってしまうと、また英語を忘れてしまうという、そういう繰り返しだと思うんですね。ですので、せめて地域の人や民間の英語学校とか英語塾の先生がおられるかもわからないし、同じ町内の中でも結構そういう英語か得意な人とかおられるんじゃないかと思うんですけども、そういう方も活用されて、環境大学で今、英語村ってやってるんですよね、たしか。それで、私は1回行ってみたいんですが、なかなか行けないんですけど。

 本当に英語だけで、そこの部屋がとにかく英語だけという、そういうのを大山町でもできて、せめて英語の苦手な人も飛び込んでいけたり、得意な人も上手になったり、そういう部屋というか、そういうのがあればとか、それから地域で英語が話せる人を上手に活用していくとか、そういうこともやっていって、せめて大山町も、せっかく先進的なところがあるわけですから、もう一歩踏み込んで、英語の得意な子やら、英語で歴史が話せる子やら、そういう子ができればいいんだろうと思うんですけども。百人一首なんかも取り組んでいるのはよくわかっています。ですから、今度は英語でそういう日本の古い俳句とかを紹介できるぐらいまでの子供が育てばいいなと思うんですけれども、いかがでしょうか。

○教育委員長(伊澤 百子君) 議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育委員長。

○教育委員長(伊澤 百子君) ただいま地域にもたくさんの英語にかかわる人材がいらっしゃる、その活用はということが初めではなかったかと思います。本当にたくさんいらっしゃると思います。私の知ってる限りでは、大山小学校で、かつてやっぱりそういう地域でゆとりの時間に外部講師、社会人講師で英語の活動をしているという時間が設けられたというふうに認識をいたしております。今はそういうのはないですけれども。そういうふうに英語のシャワー、英語の教室というか、そこに入れば英語だけというところというのは非常におもしろいと思いますが、今、中学校の英語は本当に先生方は頑張られて、いらしたことがあると思いますけれど、中学校の英語の教室に入りますと、ほとんど英語なんです。私なんか、聞いていてもよくわからない。質問も進めていくのも英語で、でも、やはりなかなか理解できない子供たちには、和製英語みたいなところでちょっと背中を押してあげてるとか、TTですから、どちらかの先生がちょっとそういうふうに日本語でわかるように説明してあげる。しかし、本当に英語で進めていらっしゃる授業が多く、こういうところで子供たちが学べは本当にいいなと、英語が耳から、私たちの時代では、やっぱり読むこととか書くことから入ってきた英語が耳から入ってくるからいいなというふうに、そういう今、中学校の英語の実態、そういう実態があります。

 今、提案していただきました環境大学の英語の時間というのは私も非常に興味深く見ておりますので、今さっきそういうことをちょっと教育長が話されました、そういう試みも検討していると思います。

 じゃあ、補足を教育長より行います。

○教育長(山根  浩君) 議長、教育長。

○議長(野口 俊明君) 山根教育長。

○教育長(山根  浩君) いろいろ示唆に富んだお話をいただきました。大山町の場合は、ALTを米子のイングリッシュスクールというところと委託契約をしております。一番いいのは、そこであんまり人がかわらないということがあるだろうと思います。最初に言いましたように、環境大学の取り組み、また話をしてみようと思いますけれども、イングリッシュスクールと夏休みとか長期休業中になるんだろうと思いますけれども、そういう何人かの、四、五人か、3人から5人ぐらいの外国の方に来ていただいて、子供たちが自由に話ができるといいますか、あるいは地域の人も来ていただくと、そのようなことも考えてみたいと思っております。

 ただ、英語教育のことをいっぱいこと言われますけれども、私は基本は日本語だと思っておりますので、日本語をきちんと論理的に話し、語られ、そして歴史や文化が語れないと、言葉だけしゃべっても人からは尊敬されんだろうと思っております。やっぱりあわせて日本語といいますか、それの大切さを大事にしていきたいと思ってます。以上です。

○議員(12番 吉原美智恵君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 吉原美智恵君。

○議員(12番 吉原美智恵君) 議長。最後になりましたが、外国語教育といいますものは英語だけではなくて、今言われますように、日本語ももちろん大事でありますけども、韓国語もあります。そういうのの多様性というか、そういうことも含んでいかないと思っております。それが本当のグローバルな人材を育てるということだと思っていますが、その点について最後にお答え願えますか。

○教育委員長(伊澤 百子君) 議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育委員長。

○教育委員長(伊澤 百子君) ただいまの御質問の御質問につきまして、大山町はいろんな形でテメキュラとか、韓国の方とも交流をしております。子供たちを受け入れたり、こちらから行ったり、今いろんな政治的な思惑でちょっと中断をしたりしている時期もございますけれども、そういった中で、子供たちがいろんな異文化に触れる機会はたくさんありますし、これからさらにふえていくというふうに思っております。議員がおっしゃいましたように、韓国語であり英語であり、またもっと中国語とかフランス語とかドイツ語とか、いろんな国のいろんな言語に触れる機会がさらにこれからふえていくと思います。それは小学校とか中学校ではなく、もっと社会に出ていったり、あるいは大学教育の中で出会っていくかもしれませんが、いずれにしても、広く世界に関心を持ち、異文化に関心を持ち、世界に向けて子供たちが自分の夢も大きく羽ばたかせていくことのできる、まずその基本の力を今の間はしっかりと育て、身につけさせていくことだというふうに思っております。

○議員(12番 吉原美智恵君) 終わります。

米本隆記議員の一般質問

○議長(野口 俊明君) 日程第1、一般質問を行います。

 通告順に発言を許します。

 6番、米本隆記君。

○議員(6番 米本 隆記君) はい、議長。

 おはようございます。外の方はちょっとまだ曇っておりますけども、きょうは元気いっぱい晴れ晴れとした気持ちで一般質問をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 それでは、通告に従いまして2問させていただきます。

 まず初めに、町長選挙を振り返ってと題しましてお尋ねしたいと思います。きのう杉谷議員が2期目の取り組みを質問されました。同じ内容になるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

 このたびの町長選挙は大変厳しい選挙戦になりました。僅差でしたが、見事勝利をおさめられ、森田町長の手腕に町民が期待を寄せていると思いますが、約半数の方は、この4年間を振り返り、森田町長の行政執行に疑問を持っておられます。この方々にも納得してもらえるかじ取りがこれからは必要になると思います。

 選挙終了後、町民の皆様からいろいろな声が聞こえました。町長はこの選挙戦を振り返ってどのような感想をお持ちなのでしょうか、伺います。

 また、選挙で町民に約束されました公約をどのように実行されるのか、その決意をお尋ねします。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 皆さん、おはようございます。

 それでは、米本議員の1点目の質問であります町長選挙を振り返ってということにつきましてお答えをいたしたいと存じます。

 まず、感想はということでございます。半年にも及ぶ厳しい後援会の活動、また選挙戦でありました。お互いに新しい大山町の町政を担い、知名度もある候補者同士という状況の中での選挙戦であったと思っております。まさにそれを反映した結果であったと思っております。掲げる政策面は類似したものであったと私は思っております。最終的には町政をどちらに担わせるのかという中での結果が出たものと思っております。

 次に、選挙で町民に約束をされた公約をどのように実行していくかという御質問でありますが、所信表明でも述べましたように、また昨日の杉谷議員の御質問にもお答えいたしましたように、選挙で町民の皆様にお約束した公約は着実に実行してまいりたいと存じます。具体的な内容につきましては、今回の補正予算で予算化をいたしたものもございますし、管理職会にて各課に指示をし、その取り組みを進めているところでもあります。まだ実施に向けて担当課で検討段階のものもございます。随時お示しをしてまいりたいと思います。よろしくどうぞお願い申し上げます。

○議員(6番 米本 隆記君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 米本隆記君。

○議員(6番 米本 隆記君) そうですね。このたびの森田現町長と前山口町長の一騎討ちの選挙になりました。二人の大山町にかける思いがあふれた政策論争を多くの方が期待したと思います。しかし、残念ながら政策的なものは余り語られず、だれが言ったのか、デマや誹謗中傷が町内を駆け回りました。また、脅迫、嫌がらせや妨害行為がなされるなど大変な選挙戦になりました。町民の皆さんからは、落胆するとともに、怒りの声も聞こえてきます。

 私は山口事務所に出入りしてましたのでそこの情報しかわかりませんが、後援会幹部の方に匿名で脅迫の封書が届いたり、おどしの電話が入ったりしています。さらには、告示間近になって事務所は理由も言わず明け渡すように家主に言われ、その後、事実無根のデマも流されております。また、このようなことはあってはならないことなんですが、若い農協職員に対し、山口を支援するなら首にするぞとか、山口を支援するなら町長に言って左遷するぞと脅された役場の職員もいることも事実でございます。告示後は投票の強要やおどし電話が何件もありました。町長の後援会にも同じようなことはありませんでしたか。

 選挙とは関係ないと思いたいんですが、昨日、西山議員も問題視しておられました、森田町長名で無差別なはがきが町民に送りつけられています。亡くなられた方にまで送られています。そうでしたね、西山議員。これは、3月に入ってからは山口後援会の関係者の車が数台パンクさせられております。だれが何の目的でこのようなことをするのか本当に腹立たしい思いでございます。

 大山町は地縁、血縁のきずなが強い土地柄ですから政策論争の選挙は難しい面があることは承知していますが、今回のような選挙が繰り返されてはいけないと思います。町長選挙は町民が自分たちの町の将来の方向を決める大事な機会なんです。政策を闘わせる選挙であってほしいと願っております。このような事態、町長はどのように思われますか、お聞きします。

 また、町長にとって選挙公約とはどのような認識を持っておられますか。あわせて伺います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 米本議員より質問をいただきました。私の対抗馬の方の事務所での出入りしかないということでありましたので、そちらからの状況なんだなというぐあいに思っております。全く同様の思いを持っています。政策論争でなかったのかなというところ、誹謗中傷が非常に取り交わされているという状況、私の知っている情報の中でも非常に人権にかかわるようなチラシを配られたというような状況、私の陣営ではございませんけれども、あったりというようなことも伺っております。お互いに厳しいということの中でありますので、いろいろなうわさや風評が飛んだということなのかもしれませんけれども、私どもの立場の中で本当に誠心誠意選挙戦は後援会活動はやらせていただいたと思っております。議員がおっしゃるような行動、行為、それはどこから本当に生まれたのかなという疑問ばかりが感ずるところであります。今後こういったことが起きないことを私自身も望みます。

 公約につきましては、掲げた政策、できるところから1つずつ着実に進めていくという考えであります。以上です。

○議員(6番 米本 隆記君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 米本隆記君。

○議員(6番 米本 隆記君) 今、公約については着実に進めていくと言われましたけども、町長が出された公約、いろいろとございます。たくさんございます。これをどのように実行していくのかお尋ねしとるんですけども、答弁書の中には、ただ着実に実行していきますということだけであって、何をどのように具体的に優先課題として取り組んでいくんだということはございません。私は、たくさん公約を上げられております。しかし、この中で町長の思い、そしてこれは確実に実行していくんだ、そしてこれはやはり今後のために、大山町の未来のために必要で早急に取り組むんだというようなものがあるというふうに私は思っております。まずそこについて町長はこの出されました公約、どれを最重要点として考えておられるのかお尋ねしたいと思います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 所信表明でも、またきのうの杉谷議員の方でも述べさせていただきました5つの柱をもって取り組んでいくということであります。その柱の中にいろいろな施策、具体策、当然出てまいりますし、これからの4年間の中で、そこに記してない具体的な施策も生まれてくると思っております。大きな柱を掲げながらいろいろな取り組みをさらに進めていくということであります。

 最優先ということをおっしゃいますけれども、まず基本になる大きな柱となりますのは、このたび6月議会に予算を出させていただいております未来づくり10年プランに向けての取り組みであります。この4年間、1期4年間は、いろいろな課題を抱えながら、そういった課題を今後の大山町の町づくりに生かしていくということの中で、住民の参画、町民の方々の参加、参画、そのことを大きなテーマとして、集落からの健康診断や、あるいは組織活動、グループ活動、交流事業の展開、また町づくり地区委員の皆さんへの取り組みの展開、そうしたことを一つ一つ取り組んできたところであります。未来づくり戦略室の取り組みがそれであります。そのことを土台として、いよいよ住民の皆さん、町民の皆さんと一緒になって行政、民間力を合わせて一丸となった町づくり、未来づくり10年プランであります。プランをつくるということだけではなく、そこに一緒に参画していただいた方々に含めて町民の方一緒に次の10年、一緒に汗をかいて、一丸となって行動を起こしていく、実践をしていくというこの取り組みであります。

 そのほかにもこのたびの補正でいろいろな予算をつけさせていただいております。若者定住に向けての山陰道全線開通に向けての定住への助成事業、あるいは農林水産業関係の中でも果樹の関係での取り組みや、あるいは先ほど、県の方でも取り組みが進んでおります風疹の事業、あるいはコミュニティー関係の事業、雇用促進の事業、まずは今早々にやらなければならないことをこのたびの予算の中に入れさせていただいているところであります。

 就任をさせていただきました5月1日の管理職会、そこには各課にこのたびの4年間に向けて、まずはそれぞれが取り組んでいくべきことについて指示をし、それぞれの検討を進めるよう指示をいたしたところでもあります。今やること、少しずつ時間をかけてやること、行財政改革もあります。いろいろなことを積み重ねながら、このたび公約をさせていただきました5つの柱に向かってしっかりと取り組みを進めてまいりたいと思っております。

○議員(6番 米本 隆記君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 米本隆記君。

○議員(6番 米本 隆記君) 大体公約については取り組んでいるということですけども、私が聞きたかったのは、何をどういうふうにというよりも、最重点課題として何をやられるかということ聞きたかったんですが、その辺のところは答弁がなかったなと思っております。もう一度その辺のところを聞きたいと思います。

 それともう1点、先ほど町長にとって選挙公約はどのような認識を持っておられますかということもお尋ねしたんですが、それについて答弁がなかったと思いますので、その2点について再度お願いいたします。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 公約についての認識ということでありますので、公約を実現するために誠心誠意努力をしていく、努めていく、当然それは町長だけの力ということでなく、職員の力、あるいは住民皆さんの協力、御理解、民間力の活用、そうしたものを含めながらということで実現をしてまいりたいと思っております。

 それから、取り組んでいく方向性ということの中での話でございました。これも所信表明の中でも述べておりますように、この大山町の町を、目指していくものとして、大山の恵みを生かす、自然、歴史、文化、産業、そして人材、たくさんの財産があります。その財産を生かし、磨き、本当に若者が住みたくなる、安全で安心な、そしてにぎわいのある元気な町づくり、これを目指すということを述べさせていただいているところであります。

○議員(6番 米本 隆記君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 米本隆記君。

○議員(6番 米本 隆記君) 町長にとって選挙公約とはということを尋ねましたが、これは努力していくということをどうも言われたようでしたけども、私の認識からいうと、選挙公約というのは、努力して、それを実現するものが私は選挙公約ではないかなというふうに思っております。違いますか、町長、再度答弁してください。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) そのように申し上げたと思っております。

○議員(6番 米本 隆記君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 米本隆記君。

○議員(6番 米本 隆記君) そうですよね。選挙公約というのは実現あるものをやっぱり町民の皆さん、有権者に言って、それをやっぱりやっていくということが大事だと思います。ですから、今回出されました公約、これは必ずこの4年間で道筋をつけるなり検討するなり、もしできないならできない、なぜできないかというところまではっきりと言われるのが町長たる務めではないかと私は思います。

 実は町長も選挙戦で約束したことはしっかり守っていくしやっていくと、認識もそうだと言われましたんで、ちょっとお聞きします。私、選挙が終わりまして、中山や名和、特に御来屋の方からたくさん電話もらいました。私は遊説中だったんで直接聞くことはなかったんですが、町長は選挙戦の終盤に子供1人に100万円支援しますと訴えられて回られたというふうに聞いております。これ事実でしょうか。子供を持つ親御さんからはとても期待されてるようでして、具体的なその支援方法を聞かせてもらえんでしょうか、もし事実であるとすれば。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 選挙戦の5日間の中でそのことについて触れて述べているということは事実であります。そしてこの取り組みについては、やはりこの公約の中にも明記しておりますけれども、国の保育料、教育費、そうした無償化ということが今審議をされ、進んでおるところであります。そうしたものとの状況を見ながら検討し、取り組みを進めていけたらというぐあいに考えておるところであります。

○議員(6番 米本 隆記君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 米本隆記君。

○議員(6番 米本 隆記君) 町長、それはね、具体的な話でないと思うんですよね。公約で出されたのは、これ見させてもらいましたけど、保育料については国の施策を見ながらやると出してあるんですよね。町長が言われたのは、子供1人に100万円支援しますよと言われたんですけども、保育料の無料化とか、これは国の施策に準じてるから検討というふうに書いてありますね。そうじゃなくて、そういったことでこの100万円というのは出すと言われたんですか。これは事実だと町長は言われました。選挙カーで言って回られたというのは事実だと認められました。だけども、その具体的な内容は保育料の無料化、これも国の施策によって、それから学費、それでは余りにも、さっき公約とは、ちゃんとそれは約束を守っていかないけんといいながら、まるでだましたというふうに思われても仕方ないですよ。町長、そこなんですよ。町長の政治的な姿勢がそこで問われてくるんですよ。きちんともう一度、どういった考え方でこの100万円支給しますということを言っておられたのか、再度わかりやすいように説明してください。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) いろいろなとらえ方があると思いますけれども、先ほど申し上げましたように、国としての保育料の無料化ということの中での子育て支援、出てまいります。そうしたものを関連をしながら、町としての財政的なことも検討しながら考え、取り組んでいくという考え方であります。具体的に今どのように進めていくというものについては、まだ素案としても十分持っているというところではありません。今後検討してまいりたいと思っております。

○議員(6番 米本 隆記君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 米本隆記君。

○議員(6番 米本 隆記君) 今大変なこと言われましたね。素案もなしに100万円払うということを言われたということですよ。これ、だましたじゃないですか。これは本当、悪いですけど、森田町長はこの過去4年間やってこられました。私は、山香荘のサッカー場の問題とか恵みの里の公社、これは強いて言えば前専務理事の問題とか、いろいろと議員とか町民の意見を聞こうとしなかったじゃないですか。それが今回これだけの激戦になる町長選挙になったんじゃありませんか。ええですか。もう一度言いますよ。町長の政治姿勢にかかわることですよ、これは。言うことだけ言って後は知らんわじゃあ町民は納得しないんですよ。町長がさっき言われたのは、そうなんです、まさしく。素案もないけども100万円支給しますと言いましたと言われたんですよ。わかりますか。いいですか。こういうことをやっておられたら、また私は、森田町長、町長が嫌いだからどうこうじゃないんですよ。だめだというんじゃないですよ。こういった政治姿勢がおかしいからだめだと言ったんですよ。きちんと言ったことは有言実行、できないならできないで、訂正するなり謝罪するなりしなきゃいけんじゃないですか。答弁してください。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 今、議員より山香荘の関係等々についても声を聞かなかったというような表現をされましたけれども、議員のそれは議員としての思いであると思っております。聞かれなかったという意識を持たれる方もあるわけでありますけれども、しっかりとそれを聞き、そして理解をしていただき、実現に向けていただいたということであります。議員の思いということの中での発言であると思っております。いろいろな立場の方がおられますし、いろいろな考え方があるわけでございますので、それがすべてそうだということではないと思っております。

 この取り組みの件につきましては、先ほど申し上げましたように、国の取り組み、無償化の取り組みもあります。当然財政の支援、町としての、受益者としての持ち分も出てくると思っております。国の子育て支援という、そうした制度との絡み、町がこれからそれに向けてどれだけ財政が必要になってくるのかということも踏まえながら、この件については検討していかなければならないという思いの中で素案ということに触れさせていただいたところであります。

○議員(6番 米本 隆記君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 米本隆記君。

○議員(6番 米本 隆記君) あのね、町長、町長が素案もない、無償化とかそういったことで100万支給しますということに対して素案もないと言われたんですよ、素案もないと。そのことが問題ですよ、政治姿勢にかかわりますよと私言いました。

 それから、山香荘の問題とかいろいろと言われましたけど、それは前回そういったことをされたわけですよ。そして、前回のマニフェスト、いろいろ出されております。これも、出されましたけども、実行されたものがそんなに数多くない。手つかずのものも多い。そういった姿勢がだめだというんですよ。だから、町長の政治姿勢に私は疑問を持ったから、今の現森田町長がいいのか、前山口町長がよかったのか、考えたわけですよ。それを一部の方は森田派だ山口派だと言われますけども、こういったことがすべて引き金になるんです。そして町民が二分されるようなことになるんですよ。この4年間、町長が、きのうも杉谷議員が2期目について聞かれたときに、答弁の中であったように、住民の意見を聞いてというようなことを言われました。それができているんならばこのような激戦になることもなかっただろうし、もっと町の運営がスムーズにいったと思うんですよね。そこのところを間違えてはいけんと思うんですよ。

 この中でも、公約の中でも出しておられます。住民視線だ協働だといろいろ出しておられますけども、実際にそれを積み重ねていかなければ町民の皆さんの理解も得られないし、本当に町長が目指す行政運営というのはできるんですかということなんです。私はそこのところを危惧するんです。ですから、町長に最初にも言いました。半数の方は4年間振り返ったときに疑問を持っておられます。その方々に納得してもらうためには、今出されておる公約を全力でやってもらう。できなかったらできなかったで、何が原因でできないけど、これは次に送らせてくれとはっきり言えるかどうかなんです。私はそれが町長の言葉として欲しかったんですけども、まるっきりそれがありませんでした。町長、どんなお気持ちなのか再度お伺いします。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。就任をさせていただいて、6月ということで初めての定例議会であります。そこにやるべき、今早急にやらなければならないことについての予算を出させていただいております。できないことはできないということの判断は、これから検討し、あるいは掲げているものを進めていく中で、財政的な問題あるいは住民の方々の御意見、その中で判断をしていくことであると思っております。おっしゃいますように、できないことが生じた場合には、できないということについての説明やあるいはおわびする必要があると思っております。これからの取り組みを進めていく中で、そのような場面が出たときには、議員がおっしゃるような、できないことについての状況の説明、また議員からの御指摘もあろうと思っております、お答えをさせてもらいたいというぐあいに思っているところであります。

 住民の声ということの話をよくされますけれども、私自身、住民の皆様のお声を重視をして、その姿勢でこの4年間も取り組んでまいりました。集落の方にも50カ所、50集落対象にしながら出かけさせていただいたり、あるいは集落からの村づくりの取り組みや、あるいは組織活動、グループで活動しておられる方々への支援や意見交換、町づくりの地区会議の活動などなど、本当に就任をさせていただいたときを思えば、住民の方々が町づくりの舞台に上がってきていただくその機会、姿は非常に多くなってきていると思っております。一つ一つの取り組みを進めていく中での住民さんの声、さまざまあります。さまざまあります中でそれをどう判断していくのか、それはやはり将来の大山町のありようを考えていく中で方向性を見出し進めていく、それを賛同していただく方々が多いからこそ事業予算を議会でも承認をしていただき、一つ一つ進んでいる現実があるということだと思っております。

○議員(6番 米本 隆記君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 米本隆記君。

○議員(6番 米本 隆記君) 町長も最後は根負けしたようで、訂正するところ、修正するところ、謝るところはちゃんとすると言われましたんで、この1問目につきましてはこの辺で終わって、時間もありませんので2問目、質問させていただきたいと思います。

 公社の運営の安定化と町の役割はと題しましてお尋ねします。

 森田町政2期目の大きな課題として恵みの里構想の推進が上げられると思います。しかし、多額の補助金に頼らなければならない大山恵みの里公社の運営には少なからず問題があります。公社の運営につきましては今までさまざまな問題について議論をさせていただきました。公社の設立目的や加工施設の役割などこの機会にもう一度検証する必要があると思います。選挙公約にも上げておられますが、どのような運営を目指しておられるのか、お聞かせください。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田たかよし君。あっ、失礼、森田増範君。

○町長(森田 増範君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 非常に緊張しておるところを緩めていただきまして、ありがとうございます。

 米本議員の2点目の質問であります、公社運営の安定化と町の役割はということにつきましてお答えをさせていただきます。

 平成18年10月に策定をいたしました大山恵みの里づくり計画における公社の役割といたしましては、農林水産・特産品・食という領域の中で、大山町の食の恵みのPR、また加工・流通の拡大を通じて、町内産業の活性化・所得の向上と雇用の確保・拡大を図るということであります。

 このことを基本理念としまして、私は町長就任1期目の4年間、理事長という立場で公社経営にかかわってまいりました。今後もそのことを念頭に置きながら取り組みを進めてまいる所存であります。

 さて、公社が取り組んでまいりました公益事業につきましては、公社定款の目的に照らして、町や県などの補助金を財源として実施することは意義あることと考えており、継続して実施する必要があると考えております。

 しかし一方、収益事業の面では、過去4年間で恵みの里公社の登録生産者会員数は約3割増加をし300名を超していますが、委託販売による売上高はほぼ横ばいで推移しており、現状を維持している状況にあります。

 売上高が横ばいの要因といたしましては、会員の高齢化による経営規模縮小といったことも背景としてありますが、生産者支援やコミュニケーション不足といった御指摘もいただいているところであります。引き続き、新規会員の確保・拡大を図りながら生産者会員個々に生産あるいは出荷調整を任せるだけではなく、生産者との合意形成による生産計画、計画生産、計画出荷の仕組みづくりも考えていかなければならない時期に来ていると感じております。その具現化によって、流通事業における取扱品の需給調整や出荷量・出荷品目の安定的拡大につなげてまいりたいと考えます。

 また、農産物処理加工施設も開設後3年が経過いたしましたが、安定した収支状況とはなっておりません。加工事業の自立運営は厳しいものと存じております。しかし、収益性向上に、引き続き取り組む課題であると認識いたしております。そのためには、研究開発に努め、収益性の高い自社製品の開発や既存の商品力を強化をし、販売拡大を図る必要があると考えております。

 ただし、現在の加工場の設備的な生産能力・商品保管場所などの問題から、工場単体で見た場合の収支の黒字化は極めて困難であると見ております。

 これにつきましては、工場で開発した商品を、外部のより低コストで製造できる業者に製造委託するなどの方法も検討しつつ、公社全体の収支の中で補助金を低減していくように努めていきたいと考えております。もちろん、外部へ製造委託する場合も、公社を通じて町内産原材料を支給することと考えております。

 また、公益的な取り組みとして、町内産の原材料の有効活用を図り、一次加工品や冷凍製品などの給食食材を学校や保育所などへ供給する取り組みも広げ、地産地消、食の安全・安心につながる公益的な役割も果たしてまいりたいと考えております。

 当面は、これらの事業活動に対する財政的、人的支援が本町の役割であると認識いたしているところであります。

 以上で答弁にかえさせていただきます。

○議員(6番 米本 隆記君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 米本隆記君。

○議員(6番 米本 隆記君) ゆっくり読んでいただきまして7分使いましたね。

 ではね、ちょっと町とのかかわりについてお聞きしたいと思います。

 理事長である町長は、町長職で忙しいと思います。実質、公社の現場責任者は専務になるんだろうというふうに考えております。先月の理事会で齋藤観光商工課参事が専務に再任されたと聞きましたが、町と公社のパイプ役とでもいいますか、齋藤参事の役割をどのように考え、どのような期待を寄せておられますか、お聞かせください。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。町長という役の中で、公社の理事長という非常勤の役で勤めているという状況にあります。齋藤参事につきましては、特にそういった状況を踏まえて、公社の事業、かかわりを常時かかわっていただいて、公社運営の取り組み、いろいろな課題を抱えている現状でありますけれども、そうした課題解決に向けて一つ一つ着実に取り組んでいただき、成果を上げていただきたいというぐあいに考えているところであります。

○議員(6番 米本 隆記君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 米本隆記君。

○議員(6番 米本 隆記君) 今、齋藤参事のことについて、非常勤と言われました。観光商工課参事のままのようですが、身分はあくまで町職員ということでしょうか。給与、手当等はすべて町から支出しているんでしょうか。これは昨年4月からこの状態でなかったかなというふうに思っておりますけど、間違いありませんか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。そのとおりであります。

○議員(6番 米本 隆記君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 米本隆記君。

○議員(6番 米本 隆記君) では、齋藤参事は毎日始業時はどこに出勤されておるんでしょうかね。で、出勤簿はどこで管理してありますか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。担当の方から答えさせていただきます。

○観光商工課長(福留 弘明君) 議長、観光商工課長。

○議長(野口 俊明君) 福留観光商工課長。

○観光商工課長(福留 弘明君) 失礼いたします。ただいまのお尋ねの齋藤参事の勤怠管理でありますが、観光商工課に所属いたしておりますので、観光商工課長であります私、福留が出勤簿等の管理、今、電子データですけれども、行っているところであります。なお、勤務場所でありますけれども、必要に応じていずれかに、いわゆる直行直帰といいますか、公社の事務所に行くときもあれば大山支所に出勤することもあるということでございます。以上です。

○議員(6番 米本 隆記君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 米本隆記君。

○議員(6番 米本 隆記君) はい。役場の職員として観光商工課に籍はあるということですけども、役場の職員に恵みの里公社の仕事をさせておられます。実際、第三セクターの公社の専務として仕事をされる。公社の、参事は公社の専務なんですよね、専務なんですよね。役割としてはどういうふうになるんですか、参事の役割としては。齋藤参事の役割です。そういった方が公社の専務理事になる、何かちょっと腑に落ちんとこがあるですけどな。どうですか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。担当より答えさせていただきます。

○観光商工課長(福留 弘明君) 議長、観光商工課長。

○議長(野口 俊明君) 福留観光商工課長。

○観光商工課長(福留 弘明君) 失礼いたします。ただいまの御質問でございます齋藤参事の位置づけということかと思いますが、観光商工課ではいろいろな業務を所管をいたしております。何年か私一人で課の事務を所掌しておりましたが、能力不足もあったかもしれませんが、なかなか手が回らない。特に恵みの里公社に関する事務につきましては、ちょうどここにおりますメンバーが理事ということで役員を兼ねているわけでございますけれども、なかなか日常業務に追われると、言いわけになるかもしれませんけれども、でありました。で、昨年度から齋藤参事ということで、いわゆる世間で言います特命参事という位置づけであります。この事項について専らその事務に当たるように特に命じられた職務で、参事という職名で齋藤参事は現在活動していると。その特に命じられた活動といいます、いわゆる位置づけでございますが、これが財団法人大山恵みの里公社の運営の支援、事務指導、そういったようなことを中心に、ほかにも所掌事務はございますけれども、特に大きなものとして恵みの里公社の運営にかかわるということを特に命じられた参事であるということであります。その中で、公社の理事会の中でそういった仕事で理事に任命をされたわけですので、その中で特に専務理事という形で公社の運営に深くかかわっていく。さらにその中で特に公社の収益事業ではなく、公益事業の部分に関してなかなか取り組めなかった部分について力を注いでいくというのが、齋藤参事の位置づけであるというふうに認識をしております。以上です。

○議員(6番 米本 隆記君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 米本隆記君。

○議員(6番 米本 隆記君) それではね、もう一回聞きますよ。観光商工課参事としては週にどのぐらい、1週間でどのぐらいですね、例えば観光商工課参事としての仕事を、机があるわけですよね、そこで仕事をされますか。そして仕事の内容は、どういった内容をそこの観光商工課参事としての仕事はしておられますか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。担当より答えさせていただきます。

○観光商工課長(福留 弘明君) 議長、観光商工課長。

○議長(野口 俊明君) 福留観光商工課長。

○観光商工課長(福留 弘明君) 齋藤参事本人が答えづらいかもしれませんので、私の方で。基本的には、齋藤参事、主要な事務が公社の専務理事ということになろうかと思います。したがいまして、事務所としては公社の事務所で執務することが非常に多いです。で、必要に応じて観光商工課に連絡調整等で立ち寄りますけれども、現在、電話、メール等でかなりの事務の連絡はとれますし、電子決裁システムの関係で事務所が離れておりましてもそういった役所の事務決裁については可能でありますので、現実的には公社の事務所で執務することが多いということでございます。

○議員(6番 米本 隆記君) 答弁漏れです、答弁漏れ。仕事内容は何ですか。

○観光商工課長(福留 弘明君) 失礼いたしました。齋藤参事の事務分掌でございますが、手元に事務分掌を持ってきておりませんので正確な表現でないことをお許しください。大山恵みの里公社の運営支援に関すること、大山の恵みからす天狗市実行委員会の運営に関すること、大山町の物産の振興に関すること。以上です。

○議員(6番 米本 隆記君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 米本隆記君。

○議員(6番 米本 隆記君) はい。今聞きますと、齋藤参事、大変忙しい面があると思いますけど、どうも公社の仕事が主になってますね、今聞きますとね。どうですか、公社の専務は大変な責務があると思いますので、逆に言ったら公社の専任にしてはどうですか。もっとも今のお話聞く限りでは、今の勤務状態では町の職員ではなくて公社の職員じゃないですか。出勤簿も、何だっけ、判を押すんじゃなくて電子ですか、電子出勤簿というんですか、ここに来ましたって判を押すんですか、メールか何かで。私ようわからんですけど、そうですか。

○観光商工課長(福留 弘明君) 全員がそうです。

○議員(6番 米本 隆記君) ああ、全員が。はあ、変わりましたね。そういうことですからどうですか、されたらどうですか。

 それともう1点、こういったぐあいに公社の方の中心的役割を担わされておる職員ということは、これはどうなんですか、地公法については違反にならんですか。きちっと公社とはどういった契約を結んで、派遣手続とかそういったことでやっておられるのか。町の職員がこれだけ第三セクターの仕事に携わるということについては、いささか問題があるんじゃないですか。その辺のところはどういうふうになっていますか。ちょっとその辺、法制担当の見解でもちょっともしありましたら、聞かせてもらいたいと思います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。細かなところは担当からそれぞれお答えさせていただきたいと思いますが、公社の参事の専任制というようなお話も御提案いただきました。今後の中で参考の御意見として預からせていただきたいと思います。

○総務課長(酒嶋  宏君) 議長、総務課長。

○議長(野口 俊明君) 酒嶋総務課長。

○総務課長(酒嶋  宏君) 齋藤参事が公社の業務を行っていることについての地公法上の扱いということですけれども、今、福留課長が申しましたように、主に公社にかかわる運営等の支援、それから公益事業、町がやっているものの活動ということで理解しておりまして、整理しておりまして、今のとこ町としましては適法な形でやっているというふうに判断しております。

○議員(6番 米本 隆記君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 米本隆記君。

○議員(6番 米本 隆記君) はい。ということは、齋藤参事の仕事というのは公社の方に、何といいますか、事務的な援助に行っているということでございますけども、私がどうも齋藤参事のお仕事を見させていただいて、そういった事務的なお仕事というよりも、何か農家の方の対応ばっかりされておりまして、生産物の集出荷のところとかね。この前、感謝祭やりましたら、ガラポンで一生懸命カランカランカラン、何等ですなんてやっておられましてね。何か公社の方に出ておられる参事としては、そこの専務であるならば大体扇のかなめ、中心的なところでどうですかということをやらないけんでないかなと。またそこに対する指導とか、そういった面が中心にならないといけないと思うんですけども、そういった面でもないですしね。ですからね、先ほど齋藤参事の役割についていろいろと言われましたけど、実際の仕事は公社の仕事をされているんじゃないんですか。それは今さっきも言いましたけど、1週間でその仕事はどのくらいになるんですか、再度確認させてください。1週間でどの程度の仕事量になっているんですか、それをちょっと教えてください。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。米本議員の方からの質問でございますが、先ほども話をさせていただいておるとこでありますが、公社の事業、収益事業、それから公益事業あるわけであります。特に公益事業ということの中では、これも町の補助等をいただきながらいろいろな取り組みを進めております。インターネットの関係の活用、イメージアップ事業であったり、ブランドの向上、販路拡大の事業であったり、あるいは農商工連携の事業であったり、先ほどお話をいただいております生産者支援への事業の取り組みであったり、地産地消の取り組みであったりと。特に地産地消ということについては、学校給食、保育園の給食、地元の食材を提供していく活動であったりということであります。公益事業というかかわりの中で、いろいろなそれは取り組みとして町の補助金を出させていただきながら活動展開をしているということでありますので、いろいろな形で場面場面、公益的な要素が多いというこの公社事業ということについて御理解を賜りたいと思います。

 詳細については担当の方から述べさせていただきます。

○観光商工課長(福留 弘明君) 議長、観光商工課長。

○議長(野口 俊明君) 福留観光商工課長。

○観光商工課長(福留 弘明君) まず、私の方から町長等の答弁を若干補足をさせていただきたいと思います。

 米本議員さんが今、御質問の中で言われました、例えば齋藤参事がガラポンをやっていると、そのとおりだと思います。これは公社の事業、私ども観光商工課の職員も手伝いに出ます。例えば着ぐるみ等で出動することもありますし、それこそガラポンすることもございます。土日の場合どうしてもそういうイベントの従事が多くなりますので、私自身そういった業務に従事すること非常に多うございます。というよりも、1年の半分はそういうことをやっております。つまり住民の皆さんに見えるところではそういうことしかしてないように思われるかもしれませんが、ふだん平日はこうやって議場にもお邪魔をするということで、町の職員としての仕事をしているわけでありまして、夜、農家の皆さんのところに話しに行く、これも重要な公益事業としての、特に公社の専務理事に課せられた重大な、重要な使命だというふうに思っておりますし、土日に子供たちと一緒に遊ぶ、これだって大きな仕事だと私どもは理解しております。

 齋藤参事の勤務実態につきましては、本人から述べさせていただきたいと思いますけど、町長、よろしいですか。

○観光商工課参事(齋藤  淳君) 議長、観光商工課参事。

○議長(野口 俊明君) 齋藤観光商工課参事。

○観光商工課参事(齋藤  淳君) 米本議員の御質問にお答えしたいと思います。

 米本議員は、一般財団法人大山恵みの里公社の評議員というお立場もありますし、恵みの里会という生産者組織の代表でありますので、私の仕事ぶりはよく御存じのことと思います。そういう意味で、まだまだ不十分だというふうなことだろうというふうにも受けとめております。精いっぱい頑張りたいと思いますが、基本、観光商工課参事としての固有事務も、先ほど課長が申し上げましたような業務もあります。具体的にはアンテナショップなんかの運営業務といったものも担当しておりますし、公社においてはいわゆる常勤役員としていろんな場面での判断、決定、そういったことを一生懸命でやらせていただいている。それに加えて、各種イベントごとがありますと、できる範囲でやらせてもらっているというふうなことであります。

 特に、私ども公社の一番大きな問題としては、やはりその生産物をどれだけ確保して、それをできるだけ仕込んでいくかということだろうと思います。生産者の皆さんとのかかわりというものを、そこを大事にしたいと今後も思っておりますので、引き続きそういった面を中心に頑張っていきたい、公益事業についてもまだまだ十分な取り組みができておりませんので、向こうこれから頑張らせていただきたいということでございます。よろしくお願いします。

○議員(6番 米本 隆記君) 答弁漏れがあります。私は1週間でどのくらい観光商工課の参事として仕事しますかって聞いているんですけど、答弁がありませんでしたね。

○観光商工課参事(齋藤  淳君) 失礼しました。議長、観光商工課参事。

○議長(野口 俊明君) 齋藤観光商工課参事。

○観光商工課参事(齋藤  淳君) 大体割合からいきますと、8割、9割が公社業務だということであります。

○議員(6番 米本 隆記君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 米本隆記君。

○議員(6番 米本 隆記君) 今、大変なことを言われましたね。8割、9割が公社の仕事だと。間違いないですね、確認しますよ。これは、先ほど法制担当の総務課長が言われた、ならんと言われますけども、十分にこれ地方公務員法違反に当たるんじゃないですか。まあその見解はまた後から、時間がありませんので、述べてもらいたいと思いますけども、どうなんですか、当たりませんか。もう一度法制担当の意見が聞きたいですね。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。後から担当の方からも述べさせていただきますが、先ほど申し上げましたように、公社の事業、収益事業、公益事業があります。公益事業については、特に町からの補助金をたくさん出させていただきながら、議会の御理解をいただきながら運営している現状があります。その公益事業について、非常に精力的に……(「議長、答弁漏れは……」と呼ぶ者あり)参事の方で取り組みをしているという状況であります。それが数字としての表現であったというぐあいに思っております。

○議長(野口 俊明君) 時間が来ました。

○議員(6番 米本 隆記君) 答弁漏れがありますよね。

○議長(野口 俊明君) 答弁漏れにつきましては、答弁者の答弁方法だと思います。また後で、終了後聞いてください。

○議員(6番 米本 隆記君) えっ、何でですか。私が言ったのは、公社に派遣手続はどうなんですかっていうことを、派遣手続のことは全然言われませんでした。(発言する者あり)

○議長(野口 俊明君) 私語はやめてください。

 これで米本隆記君の一般質問は終わります。

○議員(6番 米本 隆記君) 終わります。

近藤大介議員の一般質問

○議長(野口 俊明君) 再開したいと思いますが、議員の皆様に一言お願いしておきます。先ほど答弁漏れ答弁漏れということがたびたびありましたが、私、ここの議長席で今の質疑を聞いておりましても、言われた方と聞き取る側のいわゆる言葉の中で言っておられてもきちんと質問してるかしてないかということがわからないような一連の流れになる場合があります。質問者の皆さんは的確にそのことに対しての質疑をされないと今のように答弁漏れというようなことがたびたび起こる可能性もありますので、ひとつ聞かれる側もよろしく的確な質問方法を考えていただきたいと思います。執行部側もしっかりと聞き取ってください。

 それでは、再開いたします。

 次、10番、近藤大介君。

○議員(10番 近藤 大介君) 近藤大介でございます。改選になりまして初めての一般質問になります。よろしくお願いいたします。

 それでは、通告に従いまして、1項目、今後の財政見通しと町の活性化についてということで町長に質問をいたします。

 町長におかれましても、さきの選挙で2期目の当選を果たされました。改めてお喜びを申し上げますとともに、今後厳しい財政運営を迫られます中、どのような町づくりを目指していかれるのか、町長の考えを問いたいと思います。

 まず1点目でございますが、平成17年に3町合併しまして以来、今は合併の特例措置ということで交付税が優遇されておりますけども、平成27年度以降、再来年以降は段階的にこの交付税の収入が減少してまいります。その状況の中、中期的な財政計画をどのように考えておられますか。

 2点目、交付税の削減によりまして、行財政改革が一層必要になってまいります。行財政改革についてどのように取り組んでいかれるお考えか。

 3つ目、財政は近い将来非常に厳しくなっていくことが予測されますが、一方では、今現在、大山町には約45億円という潤沢な基金がございます。この基金の使途、使い道についてどのように考えておられますか。

 4つ目、限られた財源でこれからの4年間、町の活性化のために具体的にどのような施策に取り組んでいかれるお考えか。

 以上4点についてお答えをお願いいたします。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 近藤議員の今後の財政見通しと町の活性化についてということにつきましてお答えをさせていただきます。

 平成27年度以降、段階的に交付税収入が減少する。中期的な財政計画をどのように考えているかということでございますが、本町では、平成18年度に第1次の行財政改革プラン、21年度に第2次の行財政集中改革プランを策定をし、指定管理者制度の導入や給食センターの業務の委託などを進めてきたところでございますが、平成24年度には平成25年度からの第3次行財政改革集中プランを策定し、現在その計画を進めつつあるところであります。

 このような取り組みは、平成27年度以降に予定をされている合併に係る地方交付税の優遇措置が終了し、地方交付税が5年間で減少していくということを見越して進めてきたものであります。現在、後期の総合計画を進めておりますが、その策定に当たり財政計画を策定をしており、あわせて毎年度、次年度の予算編成に当たりましては財政推計を行いながら財政運営を進めている状況にあります。

 地方交付税制度につきましては、現在国においてその制度改正が検討されているという状況であり、次年度以降の状況が見通せないところでもあります。また、今後学校施設や公民館の老朽化、下水道施設の長寿命化に対する対応、防災無線のデジタル化、あるいは突発的な災害の発生に対する対応など、今後も財政的な負担がかさむものと考えております。今後も中長期の計画を策定し、また常に見直しを行いながら安定した財政運営に努めたいと考えております。

 行財政改革にどのように取り組むかということでありますが、さきに述べましたとおり、これまでも大きなものとしては指定管理者制度の導入、給食センターの民間委託、職員数の削減など行財政改革を進めてきておるところであり、平成25年度からも第3次の行財政改革集中プランに従い取り組みを進めてまいります。

 基金の使途についてということでありますが、民主党政権になって以降、国の地方財政計画の交付税総枠がふえたことにより普通交付税の収入が増加をしており、平成18年度の新型交付税施行時の約42億円からここ数年は約10億円前後の増加となっております。また、国からの100%交付金でありますきめ細やかな交付金、住民生活に光をそそぐ交付金などを活用することにより財政調整基金などを取り崩すことなく円滑な事業実施を進めることができ、基金の積み立ても行ってまいりました。しかし、今後は合併に係る地方交付税の優遇措置が終了し、地方交付税が5年間で減少していくことが見込まれます。本町の歳入の約半分を占める普通交付税の減少は、事業実施を行う上での財源確保が難しくなり、基金の取り崩しを行う必要性が生じることが予測されるところであります。今後も下水道施設の長寿命化、畑地帯の総合整備事業、防災関係、老朽施設の修繕など財政負担の増加が見込まれ、基金を活用していくことが必要になると考えているところであります。

 次に、限られた財源での町の活性化のためにどのような施策に取り組むかということでありますが、所信表明で申し上げましたように、5つの柱を掲げて取り組むことを考えております。その中で、特に住民活動、子育て、若者の定住化、農林水産業を初めとする産業の活性化策としましては、町民の活動を活発にし将来の町づくりを考えていくため未来づくり10年プランの策定を進め、さらに実践へつなげてまいりたいと存じます。

 また、若者定住、子育てなどを進めるため、定住・移住サポートセンターを設置をし取り組むとともに、山陰道の町内全線開通記念としての中山ナスパルタウンの若者向け分譲地の助成事業、若者定住の助成事業を進めてまいります。さらに名和地区拠点保育園の建設によりますところの子育て支援体制の充実を図ってまいります。

 産業に関しましては、国立公園から日本海まで豊富な資源を有する我が町であります。地域活性を図るために地場産業の振興の強化を進めてまいります。また、農商工連携や大山恵みの里づくりプランの推進を進めていくとともに、農業マイスター制あるいは親元新規就農支援制度の創設に取り組んでまいりたいと存じますし、あわせて大山ツーリズムなど大山北ろく観光交流産業化、ビジネス化へ向けての取り組みを進めてまいりたいと存じます。

 また、誘致企業や雇用促進助成制度を創設をし、地元の雇用の促進に努めてまいります。そのほかにも各種の施策を進めてまいりますが、地域活性化という点で取り組みを述べさせていただいたところであります。

 以上、答弁にかえさせていただきます。

○議員(10番 近藤 大介君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 近藤大介君。

○議員(10番 近藤 大介君) まず、行財政改革については着実にやってきていると、中長期的な視野に立って財政計画もつくって順調にやってきているというような御答弁でございました。

 しかし、これまでにも何度も申し上げておりますが、合併の特例がなくなると、今、年間約100億円の一般会計を使っている大山町の中で、交付税の収入が約10億円減ってくることになります。職員の皆さんは特によくおわかりだと思います。ましてや財政担当の方はよくおわかりだと思います。今の予算から10億、一体どこを削るか、何を削るか。これまでに何度も申し上げておりますけど、本当に厳しいコストカット、あるいは事業の先送りをしないと10億円は浮いてこないと私は思っているんですけれども、今の町長の答弁では、もう既にその交付税の削減を見越して財政計画、行財政改革を進めているというふうにおっしゃいました。であるならば、そんなに交付税が10億減る約7年後を心配する必要はないわけですけれども、本当にそうなのか。町長、先ほどの答弁で、繰り返しますが、地方交付税が減っていくのを見越して計画は立てているというふうにおっしゃったすぐ後に、減ってきたら事業実施を行う上で財源確保が難しくなるというふうにおっしゃってます。見越して順次行革を進めてあるのであれば7年後はがいに慌てることなくスリムな自治体になっているはずなんですけれども、そういいながらもその7年後の財源確保が難しいとおっしゃっている。答弁が矛盾しているわけですが、どっちですか。7年後は心配ないのか、それとも大変心配しなければならない状況なのか、どちらですか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 先ほど述べさせていただきました見越してということについての表現、担当より説明をさせていただきます。

○総務課長(酒嶋  宏君) 議長、総務課長。

○議長(野口 俊明君) 酒嶋総務課長。

○総務課長(酒嶋  宏君) 答弁の中でございました平成27年度以降の地方交付税の減少を見越して行財政改革を進めているということでございますけれども、答弁が矛盾しているのではないかということでございました。27年度以降の交付税が減るということを、重ねてになりますが、考えながら行財政改革を進めておりますけれども、それに見合うような形でなかなか進行していないということもありますし、答弁書に書いておりますけれども、町民の皆様に行政サービスを行っておりますので、そうこちらの方の財政計画的な形での事業整理ということもなかなか難しいということもございます。

 それから、後段の方でお話ししましたけれども、今後も多くの事業がございます。こういうものを計画を担当課の方で考えておるような進み方でやっていけばやはりどうしても難しい部分が出てきます。

 それから、最近の新聞報道等で見られた方もあると思いますけれども、国の方は地方交付税の制度を大きく変えようというような方向で検討されております。合併に係る地方交付税の算定がえが平成27年から大山町でも始まりますが、全国の市町村でもそういうことが影響しておりますので、これについての見直しということもあります。

 それから、リーマンショック以後に、地方交付税の中で、別枠加算ということで地方の活性化というふうなものについての交付税を上乗せをしていただいております。それから、所得税等五税で地方交付税が決まってきますけれども、この地方交付税の総額が地方が求めている金額よりも、財源額よりも少ないということがありまして、これにつきましては国の方が国債を発行して見る、それから地方の方が地方債で賄うと、これについては国の方が後年度で財政負担をするようになっておりますけれど、そういうような形でかなり交付税の状況は厳しいものがあります。なかなかこういう部分は推計の中では反映できませんので、先ほど申しましたように、長期の財政計画を立てておりますけれども、直近で見直しながら、国の状況を見ながら、それから大山町の事業計画を見ながら、見直しながら進めていくという状況がありますので、行革の方も随時進めていくというような状況であるということです。

 答弁がちょっと長くなりました。申しわけありません。

○議員(10番 近藤 大介君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 近藤大介君。

○議員(10番 近藤 大介君) なかなか長期的な財政計画が立てにくいというふうにおっしゃいましたけれども、総務課長御自身でおっしゃったように、国の地方財政計画、これからは地方に対しては年々厳しくなるというふうに見といて間違いはなかろうと思います。甘く見てはいけない、それは間違いないと思いますが、であるならばこそですよ、我々は将来的な財政状況に大変危機感を感じなければならない。冒頭の町長答弁で、行財政改革プランや集中改革プランについて触れられました。私、きょうはちょっとその計画持ってきておりませんが、過去に見ました記憶から、総務課長御自身も認めていらっしゃるように、その間近に迫っている財政の危機的状況に対して、十分な備えになっているほどの計画ではなかったというふうに思っております。そういう意味では執行部のみならず、我々議会議員ももちろんですが、住民の皆さんにもこれからの行財政サービス、なかなか思うようには隅々まで、かゆいところに手が届くまでサービスするのは大変難しい状況だというのをしっかり御理解いただきながら、では何を削って、何に重点的に予算を配分していくのか、みんなで考えていく必要があろうかと思うんですけれども、そういう状況の中での冒頭の答弁では、住民の皆さんに危機感を理解していただけるような内容ではなかったのではないかと。これまでも、これまではきちんと計画どおりにやっていますと聞こえるような答弁は、実は我々議員に対してもですし、住民さんに対してもちょっと不誠実な答弁ではなかったかと思うんですけれども、町長御自身の御感想いかがですか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。1期目4年間かかわらせていただく中で、冒頭にも申し上げましたように、政権の中からいわゆる経済対策の交付金、いろいろな手当てをいただく中でさまざまな事業展開ができたというのが、この4年間の前半、中盤であったかなと思っております。しかしながら、やはり厳しい財政状況であるという認識のもと、基金の積み立ての方への取り組みも一生懸命取り組ませていただいたところであります。近藤議員の方からも、時にはあるからしっかりと使うべきではないかという活性化の方向への向けての御発言があったり、あるいは場合には、先ほどのように厳しい状況を踏まえての対応というお話もいただいたりというところであります。非常に国の施策の中でそれを有効に活用しながら取り組んできたところであります。

 そういう状況の中ではありますけれども、このたびの合併をして10年後、平成27年からの優遇措置がなくなるということ、そして現政権のこれからの財政に対する考え方等々を見ていきますと、非常にこれまで予測していた以上に厳しい状況になってくるというぐあいに感じて……。

○議員(10番 近藤 大介君) そういうことではなくて、冒頭の答弁が適切ではなかったのではないかとお尋ねしているんです。的確に御答弁をお願いします。

○町長(森田 増範君) ということであります。そうしたことを踏まえて、今この取り組みを進めていくということであります。

○議員(10番 近藤 大介君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 近藤大介君。

○議員(10番 近藤 大介君) 私がお尋ねしたのは、住民の皆さんに危機感を感じていただけるような答弁になっていなかったと、むしろ誤解を与えるような答弁になっているのではないかと、そういったことについての感想を伺ったわけですが、そういったことには一切触れられませんでした。この件に関しては、もう答弁結構です。

 そういった厳しい状況の中でですよ、これから大山町はどのような町づくりをしていくのかということについて少しお尋ねをしたいと思います。

 森田町長は、今回2期目の町政運営を担われるに当たって、気持ちも新たにされたところもあろうかと思います。改めて森田町長の町づくりのビジョンについて少しお尋ねしたいなと思っておりましたが、冒頭の答弁、そのこれからの重点施策は何かという質問に、施政方針、所信表明とほぼ同じことの御回答をいただいております。一般質問の杉谷議員なり米本議員に対しての答弁もほぼ同じ内容でございましたが、5つの柱ということをおっしゃられました。5つの柱、非常に何といいますかね、大くくりの内容でございまして、結局のところ高齢者の福祉も大事だからやりますと、子育て支援も大事だからやりますと、教育の充実も必要だからやりますと、農林水産業も振興しなくちゃいけないからやりますと、雇用の確保のために企業誘致もやりますと。あれもやる、これもやるというふうにおっしゃったんですが、これから本当に財政が厳しくなる状況の中で、どれもが十分に本当にできるのでしょうか。それはやりたい、特に選挙前の公約としてそういったやりたい事業が網羅的に出てくるのはやむを得ないと思いますけれども、やはりこれからの将来の大山町を見据えたときに、どれも重要な施策でありますけども、やはり予算の都合上、そこに優劣、順序をつけなければならない。その中で一番優先されるべき事業は何なのか、やはりそれがトップの判断であり、決断であろうかと思います。

 改めてお尋ねをいたしたいと思います。これからの4年間、特に力を入れなければならない施策、課題は何なのか、御答弁をお願いします。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。近藤議員より質問をいただきました。5つの柱、大くくりという御発言でございますけれども、一つの町づくりを、大山町の町づくりを進めていくということの中では、柱として掲げていくということで、この5つの柱を掲げているというところであります。当然それを進めていく中で、施策として、具体的な事業としていろいろな取り組みをしていくということであります。それは予算を伴うものもありますし、そうでないものもあります。いろいろなこの5本の柱の中で取り組みを進めていくということであります。

 そして、優先すべきものは何かという御質問でありました。すべての取り組みを進めていく土台は、冒頭から申し上げてありますように、みんなでつくる未来の大山町、このまちづくり10年プランを、行政だけではなく住民の皆さんやあるいは民間力、行政の職員一丸となってプランづくりにかかわり、そのかかわりの中で人を育て、意識を高め、町づくりに一体化していく、一丸となって取り組んでいく、そして実践につなげていくためのプランづくりであります。そこから産業のテーマであり、福祉のテーマであり、教育のテーマであり、あるいは住民参画というテーマであり、いろいろな場面に展開していくものと考えております。そのような考え方で進めてまいりたいと存じます。

○議員(10番 近藤 大介君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 近藤大介君。

○議員(10番 近藤 大介君) 少し視点を変えます。森田町長は、今、我が町大山町が置かれております現状、主要な課題についてどのように認識しておられますか。また、10年後、大山町はどんな町になっていると想定しておられますか。あるいは10年先の大山町はどうあるべきだと考えておられますか。簡潔に御答弁をお願いします。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 議員からの御質問、たびたび答えさせていただいたり所信表明でも述べさせていただいております。大山町は全国にも本当にまれな国立公園大山、そして日本海まで有するすばらしい資源、財産を持っております。この財産を磨き、光り輝く。その取り組みは、町民の皆さんや民間力や行政一体となって取り組んでいく。その取り組みの中で若者が定住をし、子育てしやすい高齢者の方々が安全で安心して暮らしていける町、そしてにぎわいのある元気な町、これを目指していくということを申し上げているところであります。

○議員(10番 近藤 大介君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 近藤大介君。

○議員(10番 近藤 大介君) 合併以来、森田町長に限らず、多くの方が大山町はすばらしい資源、財産を持っていると、生かしていけばいい町づくりができるというふうに言ってきたわけですが、そうあってほしいのはやまやまでございますが、現実はどうか。住民の皆さんは本当に、あるいは周辺市町村の皆さんは本当にそういうふうに考えていらっしゃるのか。ここ30年の間に若者の人口は半減してきています。この30年の間に1年間に生まれる子供の数、出生数は3分の1になってきています。結果としてといいますか、住民の評価、外部からの評価は大山町は決して総合的な意味で魅力的な町ではないからこそ、こうなっているのではないでしょうか。

 私は、国勢調査の推計から、国勢調査から人口の推計を自分なりにちょっとしてみたんですけれども、昨年の1年間の出生数は80人でした。この30年間の人口減少のカーブでいきますと、5年後は64人ぐらいになると。さらに10年後には50人ぐらいにもなると。今、大山町内には3つの中学校、4つの小学校がありますが、この大山町に1年間に生まれる子供の数が50人や60人にしかならなくなったときに、町の自立性は本当に保てるのでしょうか。町長の危機感についての認識を問います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。危機感としての認識ということでございますけども、非常に人口が減るということについては、大山町だけではなく全国的な動向の中で、非常に国も含めて危機的な意識を持っての取り組みがなされている、なされつつある現状であると思っております。そのために町としても、地元におられる方々の出会いの場づくりであったりとか、単に子育て支援ということではなく、やはり今、地元におられる方々が結婚される出会いの場、そこから子育てであったり人口をふやしていく、できるところからの取り組みを今、一生懸命進めているという現状であります。危機意識については、近藤議員と同じ思いでいるというぐあいに思っております。

○議員(10番 近藤 大介君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 近藤大介君。

○議員(10番 近藤 大介君) 一昨年の12月定例会で、実はその今、大山町が一番力を入れなければならない課題は何かと、同じような質問を町長にいたしました。その際には町長は、一番大事な取り組まなければならないのは、そのときは定住施策だとおっしゃいました。若者が帰ってこれる、地元で安心して生活できるための町づくりというか施策を最重要課題だというふうに実は1年半前はおっしゃっているんですね。きょうお尋ねした際には、みんなでつくる未来の大山町だと。それで、平成28年に始まる町の総合計画であります未来づくり10年プランの策定作業が今、一番大事な課題なんだというふうにおっしゃいました。

 米本議員の質問にも同じような御答弁だったと思います。1年半前よりも大山町の少子化あるいは若者の人口流出は、むしろより切迫した厳しい状況になっておるわけですけれども、そういう状況の中で未来づくり10年プラン、私はいい施策だと思います。いい施策だと思っていますけれども、プランづくりが町の一番の課題に上がってくると、主要事業に上がってくるということは、いささか疑問に思うわけでございます。やはり若者が安心して暮らせる施策、これをイの一番にやる、そういうその意気込み、前向きな積極的な姿勢を示していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。近藤議員より、以前の質問の中で若者定住ということを述べたではないかという話でございました。まさにそのとおりであります。その後、特に大山町の世代ごとの結婚をされない状況、企画情報課未来づくり戦略室の方で数字をまとめてみました。議員も御承知のとおりであります。特に30代の大山町内の結婚をされていない男性の割合48.5%、女性の場合は10%少ないぐらいであったと思っておりますが、若者定住ということを当然進めていく中で、やはり今この地元におられて生活をして、経済的にも持っておられる方々が、やはり出会っていただいて、結婚をしていただいて、そして本当に子育ての環境のいい、しやすいこの大山町で生活をしていただく、定住をしていただくという道筋でなければ、若者定住だけでのかけ声では充実していかないのではないかなという思いの中で、この出会いの事業を進めた経過であります。もちろんそれによって若者が定住していただくということであります。

 そして、この10年プランのお話もいただきましたが、これは先ほど申し上げましたように、さまざまな活動、事業、地域活性であり、産業であり、福祉であり、教育、子育て、それにかかわっていくための土台であると思っております。かかわっていただく町民の方や民間力、あるいは職員一丸となって考えて、そして取り組みを進めていき、自分たちの住んでいるところは自分たちでつくっていくという意識をお互いに共有をしていって行動していくということ、そのことによってさまざまな今、一生懸命やっていてもなかなか、なかなか前進していかない課題への解決、それを進めていく、特に財政ということもございますが、そういったことも含めながらみんなでこの町づくりを取り組んでいく、その土台をこのたびの10年プランということの中でお願いをさせていただいているところであります。

○議員(10番 近藤 大介君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 近藤大介君。

○議員(10番 近藤 大介君) 結局そのなかなか順位をつけるというのは実際には難しい話なんですけれども、若者定住の施策に力を注ぐのか、それとも住民参画によるプランづくりが優先課題なのか、結局どうなんでしょう。町長の答弁は、ここにおられる役場の管理職の方々も聞いておられるわけで、最優先課題は何なのか、そこでの共通認識がとれないと、組織としてまとまった統一のとれた行動ができないのではないかというふうに私は危惧するわけですけれども、質問をいたします。所信表明のときにも述べられましたし、一般質問の何人かの議員にもお答えになっておられますが、町長は、その厳しい財政状況の中ですね、選択と集中、効果的な施策をやるというふうにおっしゃっているわけですけれども、森田町長がおっしゃる選択と集中とはいかなる意味なのか、簡潔に御答弁をお願いいたします。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。いろいろ話をされますので、一つずつの話をさせていただきますが、どちらが優先なのかという話をされましたけども、先ほど述べましたのは、今これから取り組んでいく中においての土台として10年プランが必要であるということであります。優先ということの意味合いで誤解があるといけませんけれども、やはり5つの柱をあわせて取り組んでいくと。それぞれの部署、それぞれの課があります。この5つの課題に向けて、柱に向けて、それぞれの担当課が進んでいくということでありますので、御理解を賜りたいと思います。

 選択と集中ということにつきましては、さまざまな取り組みを進めていく中、あるいは今、現在進めております事業、そうしたものを検証する、見直す。必要であること、効果の高いものは継続をしていくということ、あるいはこの5つの柱の中でさらに将来の町づくりに必要である事業、それについては果敢に取り組んでいくということであります。

○議員(10番 近藤 大介君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 近藤大介君。

○議員(10番 近藤 大介君) 私の感想としては、何が最も大事なのかという、その質問に対して、毎回その私に言わせれば町長の答弁がぶれるわけですよね。5つの柱だとおっしゃった。以前は若者定住とおっしゃったじゃないかと言ったら、若者定住だとおっしゃった。で、いや、その土台となるプランづくりが一番大事なんだと。今また、やっぱり5つの柱が大事なんだというふうにおっしゃった。結局そういう状況の中で、仕事は管理職の課長らが中心にされるわけですし、我々もその森田町長が目指しておられる町づくりは何なのか、それに沿っていろいろ是々非々を考えるわけですけれども、その目指す方向が結局その日の風向きによって変わってしまうと。先ほど、選択と集中とは何かという答弁の中でもですね、その5つの柱の中でその状況に応じてその福祉の分野だったり農業の分野だったりと判断していくというようなことが、ニュアンスのことをおっしゃいましたけれども、それというのは結局のところ、その場その場で町の主要施策が変わってくるということではないでしょうか。それは町のその町づくりのビジョンに一貫性がなくなるということではないでしょうか。その点についてどうお考えになりますか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。近藤議員の話を伺っていますと、何か無理していろいろな方向性をこう変えよう、変えようとしておるような感じを受けて聞いておるところですけれども、何か1つを求めると、1つということについて求めておられるように感じるわけでありますけれども、1つということではないと思っております。先ほど来から目指す道筋については述べさせていただきました。そうしたとらえ方の中で、この町としての取り組みを進めていくということであります。

 先ほどちょっと質問された点についてお答えができてないかもしれません。もう一度お願いしたいと思います。

○議員(10番 近藤 大介君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 近藤大介君。

○議員(10番 近藤 大介君) いや、もう答弁は結構です。

 少し視点を変えたいと思います。基金のことについて改めて触れたいと思います。

 冒頭申し上げましたように、これから財政は非常に厳しくなることが予想されますが、とは言いながら、今現在45億円という潤沢な基金があります。これも繰り返しになりますけれども、本当に今、若い世代の流出が一向にとまらない。これまでも施策をしていたにもかかわらず、それでもとまらない。少子化は進む。本当に今がぎりぎりのところではないかなと。今が年間の出生数が80ぐらいです。これが70、60になると、本当に一つの自治体としてやっていけるのか、本当に私は不安に思います。せめて今の現状で踏みとどまるためにですよ、やはり今ある45億円の基金、積極的に今使うべきではないでしょうか。

 私は、何もけちけちして財政支出を削れということだけを言っているのではありません。将来的に収入が減りますから、経常的な経費、これは本当に徹底的に見直して行政のスリム化をしていく必要があろうかと思いますけれども、町の将来を見据えた上で必要な投資は決して惜しんではいけない、そういうふうに思っております。結局のところ町長はその若者定住にどれだけの意気込みで向かわれるのか、これまでの答弁ではわからないわけですけれども、今が最後のチャンスだと私は思っているんです。町内の出身者はもちろんですけれども、Iターン、Uターン、Jターン含めてですよ、町外から若い人が大山町に移り住んでいただけるような住宅施策、安価な、さらなる安価な宅地の分譲であったりとか、あるいは子育て世代向けの賃貸住宅の整備であったりとか、あるいは町長が、私は詳しくは聞いておりませんけども、米本議員のやりとりで聞きましたその100万円というのも、想像するのに必ずしも悪い施策ではないような気もしております。そういった施策もあってもいいでしょう。また、今回の選挙、町長選挙の争点の1つにもなっておりましたけれども、保育料の無料化というようなこともあってもいいかもしれない。あるいは、さらなる教育の充実でもいいかもしれない。すべては若い人をどれだけ大山町に来てもらうか、ふやすか、その1点に絞った上での積極的な投資、またそれを、そういう施策を町外に積極的にアピール、PRしていくこと、そういう施策を一貫して総合的にやっていく必要があろうかと思うんですけれども、町長のお考えはいかがでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。いろいろと話を伺いまして、若者定住を進めるための先行的な投資、それにいわゆる絞って積極的に今あることを使うべきではないかというようなお話かなと思って伺わせていただきました。45億円、潤沢というぐあいにおっしゃいますけれども、実は自由に使える基金と、目的内でしか使えない基金があるわけであります。時間の関係がありますので、そのことについては議員も承知のとおりだと思っておりますので、非常にそういう意味合いからすると、自由に使える基金というものが潤沢にあるという状況ではないと思っております。議員も御承知のことと思っております。

 そういった中で、このたびの投資としての若者定住に絞ってやるべきではないかというお話でございました。すべてのことについてできるということではありませんけれども、先ほど来から述べておりますように、5つの柱を掲げる中の若者定住、当然これも大切な施策であり、やっていかなければならない取り組みであります。いただいた御提言を参考にさせていただきながら取り組みを進めてまいりたいと思います。そして、若者定住という中での住宅施策の話がございました。特に拠点の保育園建設をしていく中で、大山インターチェンジ、名和インターチェンジ、そしてこれから開通します中山インターチェンジ、そうしたインターチェンジ付近での住宅、集合住宅であったり分譲であったり、可能性がかなりこれからはあると思っております。民間の事業者からの集合住宅の建設も、ここ10年来、なかったと思っておりますけども、昨年、今年ですか、ありました。そうした民間の力が入ってくる、民間力が生かしていただける環境整備ということも、私どもの仕事であると思っております。いただいた提言、参考にさせていただきながら取り組みを進めてまいりたいと思います。

○議員(10番 近藤 大介君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 近藤大介君。

○議員(10番 近藤 大介君) 基金については、自由に使える基金もあるけれども、目的に沿った使い方しかできない基金もあるというようなことをおっしゃいましたけれども、自由に使える基金が今、財政調整基金で16億、合併振興基金で10億、これだけ合わせて地域振興のためにかなり自由度の高い基金が26億もあるんです。これのほかに減債基金が5億、公共施設の整備基金が6億と、これも使いようによっては使えるでしょう。自由に柔軟に使える基金、今それだけあります。少なく見ても26億あります。もう少し町長、財政について認識を深めていただきたいと思います。

 時間も少なくなってきましたので、少し別なことを伺いますけれども、米本議員の質問の中で、町長は選挙中に子供1人について100万円交付するというふうにおっしゃったという米本議員の質問に対して、町長はその発言を決して否定はされなかったわけですけれども、具体的な中身については何かという米本議員の質問に対しては、幼児教育の無償化のことだというような御答弁だったんですけれども、私聞いておりまして、質問と答弁が全く合ってないなと。仮にもしその100万円というのが、旧大山町が行っていた第3子に対しての100万円とかいうことなのであれば、必ずしも賛成するということでもないですけれども、私は一つ検討の価値のある施策かなというふうに思ったりもするんですけれども、住民に説明された1人当たり100万円支払うというのは、町長の思いとしては、どういう思いで発言された、提案された施策なのでしょうか、御答弁をお願いします。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。まず、先ほどから話いただいております中の基金ということでありますけれども。

○議員(10番 近藤 大介君) 基金のことは質問してませんよ。

○町長(森田 増範君) 誤解があるといけませんのでお答えしますけれども、これからのまだまだ進めていかなければならない事業、下水道の施設の長寿命化の関係、畑かん施設の取り組み、あるいは防災関係であり、教育施設の老朽化したものへの改修事業、それぞれが億の単位であります。そういったことを各課から提示をさせる中で、本当に厳しい財政運営が今後生まれてくるのではないかということで、その状況を今、推計しているところであります。

 先ほど子育て100万円ということについてのお話をいただきました。子育て支援をしていく体制の中で、若者定住をしていく中で、特にこの私の思いの中では保育料の無料化ということについては、国の今現在取り組んでおります状況、当然それが自治体、基礎的自治体、私たちの町からの負担も求められるものであると思っております。そうした町の持ち出しどれぐらいになってくるのか、国のそうした生活施策に対する予算が1人ぐらい当たりにどれぐらいかかってくるのか、そうしたことも頭の中に入れながら、先ほど述べた子育てに向けての対応できたらというところであります。

 今後の内容については、本当に財政の状況等もあります。国のそうした施策もあります。状況を見ながら取り組みを進めていけたらなというぐあいに思っているところであります。

○議員(10番 近藤 大介君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 近藤大介君。

○議員(10番 近藤 大介君) その私は、その町長は住民の皆さん、一部の方だったかもしれませんけども、住民の方に、子供1人100万円ということをある意味お約束をしておられるわけで、その中身について私は聞いておるんですけれども、その答えと、国が今、施策で検討しているその保育所なり幼稚園の無料化ということは全く別の話だと思うんですけれども、その100万円というのはどういう形で支給することをイメージしていらっしゃったんですか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。いずれにしても町の財政持ち出しということであります。そうした状況を踏まえる中で、どこを対象にしてどう取り組んでいくかということは検討すべき案件でありますし、そのことについてはしっかりと状況を踏まえながら検討していくべき案件であるというぐあいに思っております。具体的に、例えば国の方で出ておりますように、1子とか2子とか3子とか、あるいは何歳からということについてしっかりと考えている今の段階ではないということであります。

○議員(10番 近藤 大介君) はい、議長。

○議長(野口 俊明君) 近藤大介君。

○議員(10番 近藤 大介君) もう一度戻って、さっきのところでやめようかと思ったんですけど、基金のことについて最後にもう一度お尋ねいたします。

 町長の方から再度その公共下水道の老朽化のこともあるし、畑総事業のもあると、やらないかんということをおっしゃいました。ぜひね、やっていただきたいんですよ。私、そういった部分を含めて、農業インフラ、生活インフラ、それを整えることもやはりそれは若者定住につながる。特に畑総事業をやるということはですよ、その農業者、農業の後継者の支援にもつながるわけで、ぜひやっていただきたいなと思っております。にもかかわらず、町長そういうことをやらないけんとおっしゃいながらもですよ、聞きましたところ、25年度、今年度ですね、今年度の事業として、昨年県に対して畑総事業を前倒しでやりたいと事業の要望をして予算をつけさせておきながら、財政が厳しいからといって県がつけてごした予算を断ったというようなことを聞いております。ぜひ基金はあるわけですから、そういうその必要なインフラ整備、特に畑総は今後事業量がふえたり減ったりするものでない、もうあと数年で、もう何億だか今ちょっとすぐに金額が出てきませんけども、何億だかかければ事業が終わるものです、もう決まり切った事業です。水を待っておられる方もあるわけですから、ぜひ前倒しで事業をやっていただきたいと思うわけですけれども、なぜ前倒ししようとしていたのを先送りにされたのか、答弁をお願いします。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) はい。担当課より答えさせていただきます。

○総務課長(酒嶋  宏君) 議長、総務課長。

○議長(野口 俊明君) 酒嶋総務課長。

○総務課長(酒嶋  宏君) はい。畑地帯総合整備事業に関してですけれども、まだ事業費としましては10億近くの金額が残っております。これにつきましては、要望が多いことは聞いておりますけれども、今後も下水道の長寿命化とかたくさん事業がございます。これを率先してやりたいというところはございますけれども、ほかの大型事業との、をにらみながらどれを優先していくかということで、昨年の要望につきましてはちょっと事業化が難しいだろうということで、通年ベースでの事業化をお願いしたというふうなところでございます。

○議員(10番 近藤 大介君) 終わります。

大杖正彦議員の一般質問

○議長(野口 俊明君) 次、3番、大杖正彦君。

○議員(3番 大杖 正彦君) はい。皆さん、こんにちは。

 一般質問10番目、新人議員の大杖正彦でございます。

 議長、このたびは質問の機会を与えていただき、まことにありがとうございます。光栄と存ずるとともに、非常に感謝申し上げます。

 私は、若者の地元離れとか、先ほど来から論じられております少子高齢化、そして過疎化など大山町が直面する課題に一生懸命取り組まれておられる行政職員の方々のその御尽力に深く感謝するものでございます。そういった観点から、通告に従いまして2つの質問をいたしたいと思います。つたない質問になると思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 最初の質問は、スポーツによる大山町を元気にする取り組みについてでございます。

 私は大山で生まれ育ち、それこそ大山の自然の恵みである雪の中でスキーに没頭いたしまして、皆様の温かい御声援のおかげをもちましてオリンピック日本代表になることができました。私はそのスキースポーツからさまざまなことを体験いたしました。夢に向かって日々努力、頑張ること、だれもやってないような新しいことへの挑戦、ルールを守ることの大切さ、そしてライバルとの厳しい競争、そこから生まれる友情等など、スポーツの持つすばらしさとその楽しさを知ることができました。

 スポーツは、人々に夢や希望、感動、そして勇気を与える世界共通の文化であると私は信じております。すべての町民がスポーツに親しむことは、健康の維持増進、体力の向上、ストレスの解消、それから青少年の健全な育成、高齢者の生きがいづくりにつながります。くしくも町長は5月の臨時会におきまして、国民健康保険料の値上げ問題のその中で病気の予防対策として訴えられました生活習慣病の予防にも、スポーツは大きな効果を生み出します。また、スポーツに親しむことは、住民同士の連帯感をはぐくみ、一体となって町づくりをするという機運を高めることが期待できます。各競技団体による大型スポーツイベントの実施や合宿の誘致は、青少年を中心とした競技レベルの向上に寄与するばかりでなく、地域経済の活性化にも大きく貢献するものではないでしょうか。

 以上の観点から、次の4点についてお尋ねいたします。

 大山町は、住民の皆さんが生き生きと暮らし、町民福祉の増進と持続可能な地域社会を実現するために、スポーツによる元気な町づくり、活性化という理念、方向性を持っていらっしゃいますでしょうか。そして、その具体的な取り組み方についてお尋ねいたします。

 第2点目、町内にあります小・中学生の体力測定の結果でございますが、これは鳥取県内においてどのようなレベルでありますか、教えていただきたいと思います。

 3点目、同じく町内小・中学生のクラブ活動についてでございますが、県内で顕著な成績を上げているクラブはどういうものがございますか。

 それから4点目でございますが、身障者のスポーツ活動に対する具体的な町が行っている支援とその内容についてお尋ねいたします。お願いいたします。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 教育委員長からよろしくお願いいたします。

○議長(野口 俊明君) 教育委員長、伊澤百子君。

○教育委員長(伊澤 百子君) はい、議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育委員長。

○教育委員長(伊澤 百子君) ただいまの大杖議員さんのスポーツによる大山町を元気にする取り組みということで、第1点目、大山町は住民の皆さんが生き生きと暮らし、町民の福祉の増進と持続可能な地域社会を実現するために、スポーツによる元気な町づくりと活性化という理念、方向性を持っておられるか、その具体的な取り組みはという御質問についてお答えをいたします。

 議員のお言葉のとおり、だれもがそれぞれの体力や年齢あるいは技術、目的に応じて生涯にわたってスポーツに親しむということは、みずからの体力増強したり、生活習慣病の予防など健康の維持増進が図れるというだけではなく、地域社会での連帯感をはぐくんだり、明るい町づくり、町民生活を築いていく上でも大変大切なものであるというふうに思っております。

 そういった考えをもとに、大山町でも総合計画の中に生涯スポーツ活動の推進というものを掲げ、スポーツを楽しむ環境の充実や、スポーツの活動のいろんな組織あるいは団体の育成などを目指して、体育施設の充実したり、参加しやすいスポーツイベントを開催したり、あるいは総合型の地域スポーツクラブの育成などさまざまな施策を行ってきているところです。

 平成23年に制定されましたスポーツ基本法で、定めるように努めるものとされました地方スポーツ推進計画の策定につきまして、今、検討を始めているところでございますが、その中で、議員御指摘になりました理念とか方向性などを改めて盛り込んでいくことができるのではないかというふうに考えているところでございます。

 2点目で、町内の小・中学生の体力テストの結果は、県全体でどのようなレベルにあるかについてお答えをいたします。

 平成24年度全国体力・運動能力・運動習慣等の調査によりますと、小学生の調査対象、これは5年生ですが、この5年生では男女ともほぼ県平均を上回っております。中学生の調査対象というのは2年生なんですけれども、この2年生の女子の方はかなり上回っているという結果になっておりますが、ただ、男子の方につきましては全体的に下回っておりまして、特に柔軟性とか筋の持久力等が低い値を示しているということは上げられます。ただ、これはあくまで一部の抽出調査でありまして、また年度によってもかなり変化するものであるということは申し添えておきます。

 3点目の町内の小・中学生のクラブ活動について、県内で顕著な成績を上げているクラブはについてお答えをいたします。

 顕著なというお言葉にふさわしいのかどうかというところは難しいのですが、小学生では、県で優勝して全国大会に出場しておりますのはスポーツ少年団の剣道部、また柔道部、そしてバドミントン部などがありますし、また100メートル走などの個人優勝が続く陸上部あたりが顕著であるかというふうに思います。

 中学生では、この近年に限って申し上げれば、ジュニアオリンピック陸上競技大会の走り幅跳び6位、県中学総体砲丸投げ優勝の活躍が続いております陸上部あたり、また中国中学校柔道選手権大会準優勝いたしました女子柔道部あたりが該当するのではないかというふうに思います。

 4点目の身障者のスポーツ活動に対する支援の具体的な取り組みはにつきましてお答えをいたします。

 具体的な取り組みとなりますと、西伯郡内の町村と郡の身体障害者福祉協会とが共催で実施をいたしております西伯郡身体障害者体育大会、これの開催等以外には具体的な取り組みができていないというのが現状でございます。

 ハード面につきましても、バリアフリーなどを意識した施設の改善には可能な限り努めておりますけれども、まだまだ十分とは言えない現状です。

 ただ、つけ加えますと、先日開催しました名和マラソンフェスタで、聴覚に障害のある参加者への対応として、初めて手話通訳者の導入を行ったこととか、前年に引き続きまして車いすでハーフマラソンコースを挑戦し完走なさいました、そういう方がいらっしゃるということなど、特別な例かもしれませんが新たな展開を感じているところであります。

 スポーツ基本法、その推進のために策定されましたスポーツ基本計画の中では、年齢や性別、障害などを問わず、広く人々が、関心や適性などに応じてスポーツに参画することができる環境を整備することが基本的な政策課題とされております。地域のスポーツ施設が、障害者を受け入れるための手引きや用具等の開発・研究の推進とか、健常者と障害者が、ともに利用できる地域スポーツ施設のあり方や同じ場所でスポーツを行う方法などを今、国レベルで検討されることになっておりますので、今後はその成果も導入しながら取り組みを進めることができればと考えているところでございます。以上です。

○議長(野口 俊明君) 大杖議員の一般質問の途中ではありますが、これから質疑に入りますと12時を回りますので、ここで一たん休憩をして午後1時より再開したいと思います。

 休憩いたします。

午前11時56分休憩

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午後 1時00分再開

○議長(野口 俊明君) 午前中に引き続きまして、一般質問を再開いたします。

 引き続き、3番、大杖正彦君。

○議員(3番 大杖 正彦君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大杖正彦君。

○議員(3番 大杖 正彦君) それでは、午前中の質問に対して4点の答弁をいただきましたので、私の感じるところを1つ2つお聞きしたいと思います。

 まず、平成23年度に制定されたスポーツ基本法で定めるよう努めるところとされた地方スポーツ推進計画の策定について検討を始められたというところでございますが、こういう考えは追従するんではなくて先んじて行動することが、先んずれば人を制すということになります。スポーツの中では非常に重んじるテーマでございますので、町としての予定についてお伺いしたいと思います。

○教育委員長(伊澤 百子君) 議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育委員長。

○教育委員長(伊澤 百子君) ただいまの議員の質問につきまして、平成23年に制定されたスポーツ基本法について大山町はどのように取り組んでいるかということで、教育長の方よりお答えをいたします。

○教育長(山根  浩君) 議長、教育長。

○議長(野口 俊明君) 山根教育長。

○教育長(山根  浩君) おっしゃるとおりでございまして、ただ、このスポーツ基本法てっていうのの一番有名な文句は、スポーツは世界共通の人類の文化であるという言葉から始まっております。これが各県あるいはそれぞれの市町村、また市町村では、市では計画立てたところが何カ所かあるようですけれども、まず県がつくりまして、それを受けて大体市町村が頑張っていくという流れになってくると思います。質問いただきましたので、私たちもこのスポーツ基本法ができた、特に共通の人類の文化であるという、そこのところを大切にしながら大山町に合ったものをこれから検討していこうと思っております。以上です。

○議員(3番 大杖 正彦君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大杖正彦君。

○議員(3番 大杖 正彦君) ありがとうございます。この点はできるだけ中身を濃く、それも迅速に進めていただき、将来的には大山町がスポーツの町となるようなことを目指し、そのためには条例制定化を目指すべく進めていくよう私も含めてお願いを申し上げるところでございます。

 次に、2番目の体力テストの結果についてですが、先ほど御答弁いただきまして、大山町の学童の体力の結果、おおむね鳥取県全体のレベルを上回ってるというふうに、個別には相違があるということですが、しかし、5月の新聞ですが、全国的に見ると鳥取県の子は全国を下回るというふうに報じられております。このことから、この鳥取県内で平均を上回っているということに甘んずることなく、やはり全国的にも、比べても鳥取県の子供たちは元気がいいと言われるような結果を私たちは希望するものでございます。そのために、町としては学童の体力レベルアップ、向上にどのような考えあるいは取り組みをされているかお聞かせください。

○教育委員長(伊澤 百子君) 議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育委員長。

○教育委員長(伊澤 百子君) ただいまの議員の御質問、やっぱり体力をつけるということは、学力も大切ですが、まず学力をつける前のその子の力になるというふうに思っておりますので、保育所も含めまして、現場の方でいかにして子供たちに体力をつけていくか、自分の夢を実現していくために学力をつけることは当然でございますが、その前にそれだけの強い体をつくっていこうということで取り組んでおります。保育所によっては本当に毎日、暑い時期でも毎日子供たちが芝生で走る時間というものをつくっていたり、小学校におきましても毎日朝マラソンをやったりとか、あるいは間でマラソンの時間を設けたりとか、いろんな形で子供たちに体力をつけるための手だてというのを学校挙げて取り組んでいただいているというふうに認識しております。

 補足を教育長の方より行います。

○教育長(山根  浩君) 議長、教育長。

○議長(野口 俊明君) 山根教育長。

○教育長(山根  浩君) 基本的には委員長が申し上げたとおりでございますけれども、やっぱりうちの教育委員会全員としての考えでございますけれども、やっぱり体、体力てっていいますか、それがすべての人生の幸福になることも含めて、もとだろうと思っております。話がありましたように、保育園から教育委員会が管轄しております関係上、保育園からの体力づくり、ただ単に体力ばっかりじゃなくて、食べ物というのがとても大事になってきます。あわせて保健課とかという、食育の問題でありますとか、そういう総合的に考えてやっぱりやっていかなければならないだろうなというふうに思っております。

 それから、お渡ししました大山町版の家庭学習の手引でございますけれども、これもやっぱり一番大事なのは家庭の応援がないとなかなか長続きせんだろうなという気がします。ちょっとでもできたり、きのうできなかったことがきょうできるようになったことを家庭の中でも褒めていただく。そういったこと、それから野菜を中心としたいろんな地産地消の食べ物を食べるとか、そういったことがやっぱりすべてのもとになってくるんじゃないかなという気がしております。その面でこれからも、ややもしますと大山町の子供というのは柔軟性に欠けるてっていいますか、体がかたいてっていうのが出ておりますので、そういうことも含めてこれからも頑張っていきたいと思っております。以上です。

○議員(3番 大杖 正彦君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大杖正彦君。

○議員(3番 大杖 正彦君) ありがとうございます。今のお話の中に、体力もそうですが、学力も必要だと、当然のことだと思います。優秀な人材育成のために、幼少のころは、まず人に負けないといいますか、何事にもくじけない体力、そしてその体力があって学業にも根気が入るということじゃないかというふうに信じておりますので、今の答弁にありますように、幼少のころからのさまざまな教育についてスポーツを加えて力を入れていただきたいとお願いいたします。

 それでは、3点目の顕著な、あるいは優秀な成績を上げているクラブあるいは選手についての御答弁をいただきましたが、1つ目、こういう団体あるいは選手の指導について、学校の教員の方が行っているのか、それとも特別にコーチ、指導者が外部からいらっしゃるのかどうか。それと、こういった活躍してる、活発に活動してるスポーツクラブに対しての町の支援というのはあるのかどうか、この2つについて教えていただけますか。

○教育委員長(伊澤 百子君) 議長、教育委員長。

○議長(野口 俊明君) 伊澤教育委員長。

○教育委員長(伊澤 百子君) ただいま、顕著な成績を上げたスポーツ少年団とかクラブとかというのは指導者は先生なのか、あるいはまた外部の方からお願いをしているのかという点と、そういう団体に対しての町の支援はどうなのかといった2点だったと思います。教育長の方よりお答えをいたします。

○教育長(山根  浩君) 議長、教育長。

○議長(野口 俊明君) 山根教育長。

○教育長(山根  浩君) 大山町には14のスポーツ少年団があります。いずれも特別な能力があって、才能があってやっていただく方ばかりではございません。子供が好きで、あるいは保護者で仕方なしてっていう方も中にはあるかもわかりませんけれども、ただ言えることは、一生懸命子供とともに、あるいはスポーツ少年団の保護者の皆さんと話し合いしながら一生懸命やっておられるということに関しては間違いございません。

 中学校になりますと、部活動で外部指導者の制度てっていうのもあります。年間時間が決められておりますけれども、外部から野球の上手な人を何時間かお世話になるというようなこともございます。ただ、いずれもスポーツ少年団てっていうのはスポーツだけをする少年団ではありませんで、奉仕活動やったりボランティア活動やったり、そういうことで心身ともに健全な子供たちを育てていくというのが一番の目的でございます。もちろん勝つことてっていうことも大事な要素でございまして、勝つことによってもう一つ高い段階での楽しみだとか喜び、大杖議員さんなんかは一番高いところでの競り合いだったり競争だったりあるわけでございますのでおわかりだと思いますけれども、やっぱりそういう中で学ぶことてっていうのもたくさんあるだろうと思っております。

 ただ、ならそれの援助はどうかてっていうようなことでございますけれども、例えばスポーツ少年団のジュニアバレーボール大会を、大山町のスポーツ少年団が中心になって、兵庫県、大阪府、岡山、島根、広島から来て、24チーム来てやられます。そういったときには、わずかですけれども、スポーツ少年団の中から御援助させていただいている。それからもう一つ、郡の大会で勝ち、県の大会で勝って全国の大会に行くときには派遣費の一部を補助させていただくというのが今のところのことでございます。ちょうどきょうの新聞だったですか、きのうの新聞だったですが、久保、中国女王てって砲丸投げで1位になったのがありますけど、これは大山中学校卒業の、体は小さいですけれども、砲丸投げで1番だったと。あるいは森山大成君てっていうのもおりますけれども、これは幅跳びやら三段跳びで頑張っておると、そういう生徒もおります。以上です。

○議員(3番 大杖 正彦君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大杖正彦君。

○議員(3番 大杖 正彦君) 私の申し上げたい点は、もちろん幼少のころは幅広くみんなが楽しく同じようにスポーツに親しむというのがスポーツ少年団の大きな、そこから少し頑張って、あるいはたくさん頑張ってきた子供たちをさらに高い成績、いい成績を上げさせていくために必要な援助というのがあるわけですね。経済的にも、それから児童的な、人材的な。これをやっていってそういうことが全県的に、あるいは全国的に優秀な成績をおさめるということは後に続く子供たちへの刺激にもなりますし、地域の住民の人たち全体への意識の高揚ですかね、応援してやろうと、応援するにはやはり町全体で支えていかなくてはならないという一体感を生むというふうに期待しておりますので、この辺はぜひ深く考えていただいて、今の事業あるいは取り組みを強く進めていただきたいと思います。

 それでは、身体障害者のスポーツ活動に対する支援の問題についてお尋ねしたいと思います。

 町単体ではもちろんこれは非常に難しい問題でありまして、町単体ではなく西伯郡内での障害者福祉協議会単位でやってらっしゃるということですが、これから時間をかけて中身を審査していただいて、そういう方々への支援を充実していただきたいと思います。

 オリンピック憲章に、オリンピズムは人間の尊厳を保つことに重きを置くとあります。スポーツは人権を尊重するものであると考えます。私自身も2006年、イタリア、トリノで行われました冬季パラリンピックの日本代表スキーチームのコーチをした経験もございます。身障者の選手たちは、我々健常者でも困難な領域に向かって本当にひたむきにチャレンジされています。その中には目の見えない方もいるんですよ。皆さん、想像してください。ただ平たんで一定な条件ならまだ見えなくても想像で、スキー競技は斜面変化、雪質の変化、凸凹、さらにポール、旗門という障害物まである。そういったことを克服していく。チャレンジするんです。でも、それはやはり周りの支援、サポート、コーチ、これがなければできないことです。そういう意味で、そういった周りのサポートもあって選手たちは見事にそのハンディを克服されています。身障者の方々はハンディがあるからゆえ一つのことに集中し、大きな努力をされ、成果を上げていらっしゃいます。そういった方々への温かい支援は行政の大きな役目ではないでしょうか。これはスポーツに限らずですが、スポーツ面でもこれから取り組んでいただくよう強くお願いをして、2番目の質問に入らせていただきます。

 2番目の質問は、大山の観光振興についてでございます。

 これまでの質問でも多く取り上げられて、さまざまな対策、取り組みが答弁され、私のこれからの質問は二番せんじになるようですが、それだけ重要度が高く、課題の大きさがはかり知れぬものでございます。

 昔からこの地方の人々は大山を「だいせんさん」と呼び、その美しさと豊かな自然の恵みの恩恵を受け、また災いあるいは災害から守ってくれると信仰し、あがめてきたと聞き及んでおります。その大山は国から国立公園の指定を受けており、その美しさ、豊かな自然は、大山町のみならず鳥取県、いや日本の宝と思っている人は少なくないと思います。大山町としてこの宝を日本全国、そして世界に広め、多くの人々に訪れてもらい、地域活性化に大いに生かすべきだと考えるのは私だけではないと存じます。そのために大山町独自での広報・宣伝活動では限りがあり、アピール力に欠けると思っておりますが、日本全国、世界に大山の魅力を広めるために周辺の市町村、そして県との連携により、より大きな広報・宣伝力ができ上がるものと考えますが、この観点から、まず観光大山の広告・宣伝活動について、周辺市町村及び県との連携の具体的な取り組みについてお尋ねいたします。

 2点目。今月の初め大山夏山開きが開催されましたが、その前夜祭で町長が大山環境宣言たるものを発表されました。このこととこの10月に開催されるエコツーリズム国際大会、この2つのことは大山町の活性化のためにどのような成果と繁栄をもたらすか考えをお聞かせいただきたいと思います。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 大杖議員の2点目の質問であります大山町の観光振興対策についてお答えをさせていただきます。

 議員も述べておられますけれども、大山は大山町民の宝、誇りというだけではなく、多くの方々に愛され、慈しまれている本当に大切な資産であると私も認識をいたしているところであります。

 さて、御質問の周辺市町村、県などとの連携についてでございますが、大山は大山町のものということだけではなく、多くの県民共通の財産であるという観点からも広域的な取り組みを重要なものとしてとらえ、連携や協働を呼びかけ、あるいは呼びかけにこたえてまいりました。小さなところから申しますと、隣の伯耆町、江府町、鳥取県と組織をいたしておりますところの大山サミット、また山ろく7市町村で組織をしております大山山麓観光推進協議会、さらには大山中海エコツーリズム協議会、鳥取県観光連盟、また山陰観光連盟などなど、いろいろなレベルで連携を図りながら情報発信を中心に連携事業に取り組んできたところでございます。また、これからもその取り組みをしっかりと継続してまいりたいと考えております。

 次に、大山環境宣言とエコツーリズム国際大会の期待される成果についてでございますが、言うまでもなく、まずイベントありきではあってはならないと考えております。エコツーリズム国際大会は単なるきっかけ、動機づけであると考えておりますし、大山環境宣言も多くの皆さんに大山の自然、歴史、文化、そういったことについて考えていただくための問題提起であると考えているところであります。少しでも関心を寄せていただける方々に少しでも実践行動を行っていただく、また観光事業者の皆さんにも自分の経営ということだけではなく大山全体のことについても考えていただくための取り組みであるということを考え、町行政として組織的に働きかけを行っているところであります。

 大山を守り、はぐくみ、生かす、この取り組みの、私は一つ一つ着実な活動こそが将来にわたって観光地大山の生き残りにつながっていくものと確信いたしております。今後もこうした取り組みに御理解と御協力をいただきますようお願い申し上げまして、答弁にかえさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。

○議員(3番 大杖 正彦君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大杖正彦君。

○議員(3番 大杖 正彦君) ただいまの答弁の中にさまざまな大山の広報活動について広域的な取り組みをされているということで理解を得ました。こういった事柄が実際に外からの観光客を呼び寄せる、あるいは来ていただくために具体的な対策をこれから期待するところでありますが、その具体的な内容について何かプランなりお考えをお持ちでしたらお聞かせ願いたいと思います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 取り組んでおります具体的な内容ということ、あるいはこれからのことということであります。担当課の方から述べさせていただきたいと思います。

○観光商工課長(福留 弘明君) 議長、観光商工課長。

○議長(野口 俊明君) 福留観光商工課長。

○観光商工課長(福留 弘明君) 失礼いたします。情報発信、広報活動を中心とした誘客活動ということにつきまして少々述べさせていただきたいと思います。

 先ほど町長答弁の中でもございました、あらゆるいろいろなレベルにおきまして連携を図りながら大山、あるいは鳥取県西部、あるいは鳥取県全体という形でPR活動に取り組んでおりますし、これからももちろん継続をしていこうと考えております。

 本年度取り組みます一例でございますが、大山町の予算ではなかなか取り組むことができない全国紙レベルへの広告掲載、これは鳥取県さんのお力添えで、特に関西地区、山陽地区を中心にそういった広告展開をお願いをしてるところでございますし、某全国紙の朝刊、夕刊それぞれ既に全4段の大きな広告を既に山開き前に掲出をいただいてるところでもございます。また、鳥取県の各、東京本部ですとか関西本部、名古屋連絡所ですか、そういったところを通じまして、大山に特化したというのはなかなか難しいわけですけれども、圏域の情報発信を強くお願いをし、鳥取県の雇用しております各観光プロモーターさんが積極的にエージェント回り等を行っていただく、その際に新しい情報を提供していただいている。そして、最近ではインターネットを中心といたしました電子メディアを活用しての情報発信事業に重点を置いてるところであります。マスコットキャラクターの活用でありますとか、場合によってはノベルティーグッズ等を活用したPR、あるいは物産というものをキーワードにしたPR活動、キャンペーン、そういったものを全国各地で展開をする。そういったような形でこの大山の魅力を少しでも外に広げていこうというところであります。

 特に連携ということでいきますと、モンベルというアウトドア用品メーカーさんがございますが、これに大山・中海圏域でモンベルフレンドエリアという形で参画をいたしておりまして、アウトドアに興味を非常にお持ちの皆さんを対象に重点的にプロモーションを行うといったような形で現在取り組んでおります。さらにことしは御指摘のとおりエコツーリズム国際大会を控えておりますので、特にこういった分野に対する重点的なプロモーション、これを考えているところでございます。以上です。

○議員(3番 大杖 正彦君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大杖正彦君。

○議員(3番 大杖 正彦君) ありがとうございます。その仕組みが我々の方にもわかりやすく理解できましたので、これからの成果について期待したいところであります。

 この活性化あるいはお客様がたくさん来ていただくということについて、大山の観光のあり方の基本的なものについても考え直す必要があるんではないかというふうに考えます。最近の新聞等の報道で、山陰各地の温泉街も歓楽型から自然そのものを楽しむ体験型、滞在型・体験型へ策をしながら移行しているというふうに聞いております。大山ももちろん先ほどからの話の中にその豊かなすばらしい自然という財産があります。この自然の財産だけに甘えてるだけでなく、お迎えする我々住民が来ていただくお客様に心からおもてなしの心をあらわして、ああ、こういう人たち、こういう親切な人がいるんだ、こういう気持ちのいいおもてなしを受けた、サービスを受けたというふうに言われて、また行ってみようと思っていただけるような町全体を挙げてのおもてなしの心のセミナーといいますか、そういったことへの啓蒙もぜひ取り組んでいただいて、ともすると、今まではスキーに代表されるように来てもらって当たり前というような考え方から、来ていただいてどう喜んでいただくかという考え方に視点を変えて取り組んでいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。その点についてお考えをお示しください。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 後ほど担当課の方からも補足をさせていただきたいと思いますが、まさに大杖議員おっしゃいますとおりだと思っております。観光地にたくさんの方々が来ていただくにおいて、リピーター、本当に来ていただいて心地よい気持ちの中でまた来てみたいという観光地のあり方、必要であると思っておりますし、今この取り組みについて民間の方のお力をいただいて、特に今進めていただいております大山の活性化、温泉プロジェクトの関係で、ファミリーさんの方にいろいろなお力をいただきながらここ数年間取り組みをしているところであります。そうした取り組みの中でもいろいろな機会を設けて、このおもてなしのセミナーを含めて、大山寺の方々の参加、あるいは周辺の方々、あるいは賛同される方々の参加をいただきながら取り組んでいる経過がございます。そのことについて担当課の方から少し触れさせていただきますが、あわせまして、大山の方でも民間のお力をいただいてスキー場の民間力による一体的な運営が今なされたりしておりますし、町としても文化、歴史という位置づけの中で僧坊跡地の国史跡指定、そういった取り組みもしたりしているところであります。

 若干先ほどのおもてなしの点、取り組みについて担当より述べさせていただきます。

○観光商工課長(福留 弘明君) 議長、観光商工課長。

○議長(野口 俊明君) 福留観光商工課長。

○観光商工課長(福留 弘明君) 失礼いたします。ただいまの町長の答弁につきまして、少しだけ補足をさせていただきたいと思います。

 この秋、11月2日が予定をされておりますが、大山にいわゆる日帰り温泉施設、それに健康がつくという新しい魅力をつけた温泉施設がオープンする予定でございます。この施設をつくられます際には、鳥取県あるいは大山町なども積極的に参画をさせていただき、単なる日帰り温泉施設ではなく、大山の魅力そのものを大きく増進させていくためのいろいろな工夫がちりばめられている新しい形の温泉施設であるものと期待をしてるところでございます。地元の従来から事業を営んでいらっしゃいます皆さんもこうした新しいことを一つのきっかけとして新しい形でのおもてなしの仕方というものに取り組んでいただければなと、こちらも期待をいたしてるところでございます。

 もう一つ御紹介をさせていただきますが、本年度、観光庁の補助事業でございますが、魅力ある観光地の再建・強化事業というものがございまして、大山もこの事業地として採択をいただいております。大手観光エージェント、旅行会社ですけれども、と組みまして、社団法人の大山観光局とこのエージェントが組みまして、大山圏域一帯にもう一回魅力を見直そう、取り戻そう、新たにつくろうといったような形で年間を通じて大々的に取り組んでいく予定であります。その中のメニューの大きなものの中に、今ありましたおもてなしについての研修といいますか講習といいますか、を重点的に取り組もうということにいたしております。素材はもう十分に魅力があるわけでございますので、この素材をどうやってお客様にしっかりとお伝えできるかというところについて重点的に取り組んでいく事業でございます。そういった形で今年度頑張っていきたいと思っております。以上です。

○議員(3番 大杖 正彦君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大杖正彦君。

○議員(3番 大杖 正彦君) ありがとうございます。先ほど来からの質問に、少子高齢化、交付税の資金削減等、困難な状況を打破して安全・安心で暮らしやすい大山町の発展を願いつつ、質問をこれで終わらせていただきます。ありがとうございました。

岡田 聰議員の一般質問

○議長(野口 俊明君) 次、14番、岡田聰君。

○議員(14番 岡田  聰君) 11番目となりました。1問だけ通告しておりますが、きのうからきょうにかけて、杉谷議員、米本議員、近藤議員、かなり突っ込んだ質問がなされておりまして、私のは短時間で手短に終わることになるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

 通告文を読み上げて、質問といたします。2期目を迎えた森田町長の施政方針はということでございます。

 去る4月21日投票の町長選挙で厳しい選挙戦を制され、森田町長2期目のスタートとなりました。施政方針で町長は、元気で安全・安心、そして安定を基本とし、住民視点・現場視点で取り組む。あなたの夢・みんなの力で次の世代につなげるふるさと大山町をつくりましょうと述べていらっしゃいます。具体的な内容について問いたいと思います。

 また、ある会社が昨年行った県民5,000人を対象にした調査が発表されましたが、その中で、10年後の鳥取県に必要なものということで、第1位は雇用の創出37%、第2は医療・介護体制の充実20%となっていたそうです。大多数の県民、町民も含めてでしょうが、切実に感じている雇用の問題についても問いたいと思います。

 個別に1から6項目質問いたします。

 1、幼児教育費(保育料)無償化は国策と連携し取り組むについての見通しは。これも結構、先ほど来質問がございましたが、よろしくお願いします。

 (2)大山恵みの里公社の経営安定化と生産組織の育成強化の具体策は。

 (3)大山恵みの里プランは民間活力を活用し進めるについてもどんなふうに進めていくのか。

 それから、(4)人権意識調査の実施とともに人権教育、啓発活動を行い、人権尊重の町づくりを進めるについてはこれまで以上の工夫が必要と思いますが、どうでしょうか。

 (5)津波避難経路等を点検し整備を進める。これについては喫緊の課題であろうかと思いますが、どのような進め方をなさるのか。

 (6)雇用の創出についても抜本的な施策が求められるが、どうでしょうか。

 以上、町長にただします。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 岡田議員より、2期目を迎えた森田町長の施政方針はということにつきましてたくさんの御質問をいただきました。

 まず、1点目の幼児教育費(保育料)無償化は国策と連携し取り組む、これについての御質問にお答えをさせていただきたいと存じます。幼児教育無償化につきましては、現在政府・与党が検討を進めているところであります。先日、6月6日に開催されました幼児教育無償化に関する関係閣僚・与党実務者会議では、幼児教育無償化に関する今後の取り組みの基本方向を次のとおり定めております。幼児教育無償化はすべての子供に質の高い幼児教育を保障することを目指すものであるという基本的な考え方を踏まえ、環境整備と財源確保を図りつつ、まずは5歳児を対象として無償化を実現することを視野に置いて平成26年度から段階的に取り組むものとされております。新聞などでも報道されましたが、平成26年度は、幼稚園と保育所の負担の平準化の観点から、小学校3年生以下の第1子がいる世帯の幼稚園保育料について、第2子は半額、第3子以降はすべて無償とすることとされています。現行の制度では、保育所に3人以上の子供が同時に入所している世帯の保育料は、第2子は半額、第3子以降は無償となっています。幼児教育無償化に関する財源確保に関しては、平成27年度から子ども・子育て支援新制度がスタートすることなど、諸般の状況を踏まえながら検討を行うとされているところであります。これらの状況から、財源確保などの課題が解消されれば子ども・子育て支援新制度と一体として平成27年度から実施されるものとして期待をいたしているところであります。

 2点目の大山恵みの里公社の経営安定化と生産組織の育成強化の具体策はということでありますが、公社経営の安定化の柱は流通事業における農産物を中心とする取扱品の需給調整と出荷量、出荷品目の拡大であると考えます。町内産の新鮮野菜類はいわゆる大山ブランドとしての評価は高く、県内外を問わず消費者ニーズは現在あります。公社から週2回の定期出荷を行っている東京板橋区大山商店街のとれたて村など首都圏への販路も徐々に拡大してきているところでありますが、委託販売での出荷量がなかなか伸びていないということから、見合った時期に見合った数量、品目を供給できてない状況も生じてきているところであります。その課題を解決するためには、これまでのように生産者個々に生産、出荷の調整をしてもらうだけではなく、生産者との合意形成によるところの計画生産、計画出荷の仕組みづくりや米子や岡山のスーパーへの配送を増便するなど、開店時間に配送した商品が午前中で売り切れるといったことでの販売機会の損失、こういったことを解消できるよう取り組む必要があると考えています。町といたしましても、このような取り組みを側面支援しながら公社に対する期待度、信頼感を高めつつ生産者組織の強化につなげたいと考えているところであります。

 3点目の大山恵みの里プランは民間活力を活用し進めるということについてでありますが、御承知のとおり、この計画は大山町の経済活性化計画でありまして、民間事業者の皆さんの積極的な参画と実践がなければ実現し得ない計画であります。例えば今年度は商工会さんの方に中心となっていただいて、大山グルメ食道、食の道づくりの事業に取り組んでいかれます。これは個々の事業者ではなかなか取り組めない新商品の開発やプロモーション、それを大山グルメ食道といったエリア面として売り込んでいこうとするものであります。行政が行うPR事業だけではどうしても経済効果に限界があるものと考えておりまして、新年度新たに国の支援を受けて取り組みます官民協働した魅力ある観光地の再建・強化事業など、これも民間活力利用の典型であると考えているところであります。また、1次産品につきましても生産者の皆さんの御理解と御努力がなければ魅力ある付加価値の高い生産物はどうしてもできてこない、出てこないものと思っており、ここでも民間活力の活用は重要な要素であると考えております。

 4点目に、人権尊重の町づくりを進めるのにこれまで以上の工夫が必要ということについてでございますが、その質問についてでございますが、あらゆる差別の解消と人権尊重の町づくりを町政の重要課題として取り組んでいるところであります。昨日の西山議員の質問にもお答えさせていただきましたように、ここ数年、差別事象が発生していることにつきましては強い憤りを感じるとともに、さらに学習・啓発活動、これを進めていかなければならないと改めて感じているところであります。これまで行ってきました人権尊重の町づくりへの取り組みは確実に人権意識の向上につながっていると思っております。しかし、参加者の固定化の打破、能動的に参加するための手だて、人権を日常生活に密着したものとしていくなどの課題、こういったことにも御指摘をいただいているところでございまして、こういった課題解消に向けた工夫、取り組みは引き続き努めていかなければならないと考えております。去る22日に男女共同参画講演会と共催で実施いたしました人権セミナーは、参加者の増につながるような考え方のもと、スタンプラリー方式を取り入れました。ほかの事業についても内容など工夫をしながら一人でも多くの方の学習、啓発の機会となりますように取り組み、人権尊重の町づくりを推進してまいりたいと存じます。

 5点目の津波避難経路などを点検し整備を進めるにつきましては、昨年度、沿岸の集落を中心に海抜表示を設置をし、また10月に行いました町の防災訓練では、地震による津波の発生を想定した避難訓練を実施いたしたところであります。防災訓練終了後、津波が想定される集落に対して海抜表示の追加や避難経路の危険箇所についてアンケート調査を実施いたしております。今年度はこのアンケート調査結果をもとに海抜表示の追加の設置や避難経路の危険箇所の確認、整備、そういったことを進める予定にいたしているところであります。

 6点目の雇用の創出についてでございますが、雇用のないところに若者の定住はあり得ないものと考えております。そのために、若者向けの住宅施策や結婚対策だけではなく、雇用創出につきましても大きな力を割いて取り組んでいるところであります。企業誘致活動はなかなか大山町単独では難しい分野ではありますが、できる範囲内での独自の誘致活動を行ってきてるところであります。おかげさまで、こうした経済情勢の中ではございますが、本町におきましては、企業の進出、こういったものが続いてきているというところでありまして、御承知のとおりであります。さらに町民の正規雇用を促進すべく今、議会に提案させていただいております雇用創出支援交付金制度、これの創設など、本町独自の取り組めますところの施策について先例や他自治体の例にとらわれないような施策に取り組んできているところであります。町内企業17社で組織をいたしておりますところの大山町企業連絡会、ここでも単なる情報交換だけにとどまらず、機会あるごとに町民の雇用につきましてお願いを重ねてきているところであります。今後もこうした施策を継続実施をして大山町民が一生この大山町、その町民として安心して暮らせる町づくりに取り組んでまいりたいと考えているところであります。いろいろな取り組みを進めてまいりますので、これからもお力添え賜りますようによろしくお願い申し上げます。

 以上で答弁にかえさせていただきます。

○議員(14番 岡田  聰君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 岡田聰君。

○議員(14番 岡田  聰君) 丁寧な回答、ありがとうございました。

 いろいろございますが、1番目の幼児教育費無償化についてのことですが、政府は27年度実施の見込みのようですが、若者向け施策の一環として、大山町率先して27年度まで待たずに独自の施策を進めるお考えはないのかどうかお聞きいたします。

 それから、ナスパルタウンの宅地がまだかなり売れ残っておりますが、今回の補正予算で40歳以下の購入者に対しては100万円助成という思い切った施策も打ち出されました。25年度末に名和淀江道路、中山名和道路、開通する予定でございますが、これはインターがあそこへできるチャンスでございます。非常に売り込みにしては絶好のチャンスだろうと思っておりますが、PR方法、これまで以上に工夫していただいて、少しでも多く売る工夫が必要だろうと思いますが、そこら辺のお考えについても伺いたいと思います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 2点の質問をいただきました。

 子育て支援ということについての幼児教育無償化ということに絡めての質問でありますけども、やはりこの国の施策が進んでいくに当たっては、もちろん町、基礎的自治体であります市町村の持ち出し等々もあるというぐあいに感じているところであります。そうした制度的な状況を踏まえながら、あるいはその内容等を検討しながら取り組みを進めていけたらなと思っているところでありますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

 それから、ナスパルタウンの件でございますけども、特にこのたび山陰道の全線開通ということを記念事業として、10区画の若者定住に向けての取り組みということで提案をさせていただいております。特にこれは若者定住ということと同時にあわせてナスパルタウンに近いところにインターチェンジができるということ、そうしたことのPRもあわせて取り組みをできたらなということで、この議会認めていただくということになりますれば、早い機会に担当課の方でそうしたチラシ等々、PR活動、展開していきたいなということで考えているところであります。以上です。

○議員(14番 岡田  聰君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 岡田聰君。

○議員(14番 岡田  聰君) 雇用の創出について伺いますが、大山電機が7月で閉鎖ということで非常に心配しておりましたが、町の担当課及びハローワーク等と協力して職を失う従業員の数以上の職の確保ができたということでございました。もっとも本人の希望があって、そこら辺のいいぐあいに希望どおりの職種であるかどうかはあると思いますが、かなりな大山町として誠意を持って対応された結果だろうと思って敬意を表します。かなり企業誘致も順調に進んでいるようでございますし、これから先、新しい工業団地、インター近くに確保できればいいんですけれども、そういった計画はないのかどうか、1点お聞きいたします。

 それから、大山恵みの里プランの中で、中央交流軸といいますか、中央観光軸といいますか、大山北ろく振興でもいろいろ考えていらっしゃいますが、今回の特に高速道路が開通ということで、道の駅を含めた中央交流軸にいかに人を呼び込むかということが非常に大きな問題となろうと思います。山香荘オープン以来非常に好評で、かなりな人が来場していただいたということで、駐車場不足ということも発生したようですが、あそこまでの看板の設置等、いろいろ大きな予算も補正についておりますが、一番ネックはアクセス道路だろうと思っております。非常にわかりにくい道路でありますし、ここら辺の解消も一番の大きな重要課題ではなかろうかと考えますが、検討する考えはないのかどうかお聞きいたします。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 2点の質問を質問をいただきました。

 工業団地の件でございますけれども、所子にございます大山インター工業団地、いっぱいになってきている状況の中で、南側の方に用地を求めてこれからも造成をしながら面積の拡大ができるという状況に今いたしているところであります。そのほかのところについてはこれから検討していくというところであろうと思っております。また、阿弥陀川の東にあります町有地等につきましても、当初から取り組みを検討しております案件、少しずつ進んできてるという状況でありますので、また今後ともそういったことについての報告はさせて、進展ある中で報告をまたさせていただきたいと思っております。

 山陰道が全線開通する25年度中ということでありまして、その後の道の駅のあり方等々、大きな課題ということであります。おっしゃるとおりであります。そうした課題を抱える中で、この夕陽の丘神田、人工芝グラウンドを含めた多目的グラウンドを整備いたしまして、グラウンドゴルフの広場も設けたりしておるところでありまして、特に先週も日曜日ちょっと行ってまいりましたけども、地元の子供たちを含めて子供たち100名あたりがキッズサッカーフェスティバルというような形で集っておりました。御家族の皆さんも本当にたくさんお集まりいただいているところであります。大切なのはやはりそうした集っていただく方々にいかにして大山町ファンになっていただいたり、海から山まである、この西、東の状況も踏まえて、町内を滞在していただくかということであります。そうした取り組みを進めていくということの中で、この道の駅へのアクセス、利活用ということも当然これから生じてくる課題であります。恵みの里づくり計画のこのプランということの中にも、大山から御来屋に通じる縦のライン、中央軸という位置づけの中でございまして、こういった取り組みを進めていく中で状況を見ながら、そうした取り組みを一つ一つまたさらに進めていくことであると思っているところであります。状況を今一つ一つ着実に進めているところでありますので、そうしたことを踏まえながら議会の皆さんとも御相談、御協議をさせていただき、取り組みを一つ一つ進めていきたいというぐあいに考えているところであります。

○観光商工課長(福留 弘明君) 議長、観光商工課長。

○議長(野口 俊明君) 福留観光商工課長。

○観光商工課長(福留 弘明君) 失礼いたします。ただいまの御質問でございますけれども、新しい工業団地ということで町長が申しましたとおりでございますが、現在のところ、基金を活用いたしまして、早ければ今年度中にも約2万平米の新しい敷地造成に着手できればというふうに考えてるところであります。

 続きまして、夕陽の丘神田へのアクセスの問題でございますが、御指摘のとおり、道路網が外から来られた方に対してわかりづらいのは事実でございますし、現在抱えてる課題の中でも最も先に取り組まなければいけない課題ではないかなというふうに認識をいたしております。以前から実は協議は行っておりますけれども、県道との絡み等を含めまして、具体化、いわゆるアクセス道の整備という形での具体化に向けてもう一歩踏み出した議論を行ってまいりたいというふうに考えております。あわせまして、対症療法になりますけれども、看板標識等、できるだけわかりやすいように整備をして、お客様にできるだけ御不便をおかけしないように努めてまいりたいと考えております。以上です。

○議員(14番 岡田  聰君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 岡田聰君。

○議員(14番 岡田  聰君) もう1点、神田の関係で、山香荘の関係で。これだけお客が、利用者がふえるとなると、多分食の提供、何か食べたいというお客さんが多くなると思います。そこらあたり、食の提供、民間も含めての話ですが、そのお考えはどうなのか。

 それから最後に、小さなことですが、大山町のホームページを見ますと、行政とか議会とか観光とかいろいろ、タグといいますか、出ておりますが、その中で観光を検索し、その中の大山町の特産品ということで中身を見ますと、伯耆町の産品がかなり載っております。八郷米、八郷の酒とか、いろいろあります。これもちろん大山町だけ単独でPRするよりも大山として核とした特産品のPRでいいとは思うんですが、大山町のホームページでありますし、また町長の公約にございました大山環境宣言を実施したいということでございますが、それに対して伯耆町だけが賛同してないということを含めて考えますと、ちょっとかなり大山町のホームページで宣伝もしてるけどなと思うんですが、そこら辺のお考えはどうでしょう。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) たくさんの御質問をいただいたところであります。

 担当課の方からも補足ということで述べさせていただきたいと思いますが、夕陽の丘神田、山香荘での食事ということについてであります。これについては指定管理でチュウブさんが受けていただいているという現状でありますので、この指定管理であります、受けていただいておりますチュウブさんのお考え等々について担当課の方からわかる範囲内で答えさせていただきたいと思います。対応できる中で今この食の提供ということについては対応しているところでありますけれども、さらにということのお話かなと思っておりますが、お答えをさせていただきます。

 それから、ホームページということであります。ホームページをアクセスしていく中では、行政であったり観光であったり、いろいろあります。特に大山町の場合にはD-Club、観光を中心としたホームページ、別途あるところでありまして、そちらの方を中心として大山町の観光等々のPRができるのではないかと思っております。特産品ということでの伯耆町のものが多いということですので、その内容についてはまた担当の方からもお伝え願いたいと思いますが、町のホームページから恵みの里公社のアクセスの方もできるようになっておりまして、そこから公社のいろいろな毎日の情報発信もありますし、いろいろな産品の紹介等々もあるところであります。そういったところの活用もたくさんの方々に利用願いたいと思います。

 それから、環境宣言ということであります。それぞれの町村の中でのお考えなのかなと思っておりますが、これからまだまだこの宣言を発信をして、これから賛同を得たり説明をしたり理解を求めていったりという場面もあろうと思っておりますので、いろいろなこの大山環境宣言、大山環境会議、そういったことへの取り組み、理解を求めるようにこれからも進めていきたいというぐあいに考えておるところであります。

○観光商工課長(福留 弘明君) 議長、観光商工課長。

○議長(野口 俊明君) 福留観光商工課長。

○観光商工課長(福留 弘明君) 失礼いたします。若干補足をさせていただきます。

 まず、食の提供でございますが、現在指定管理をお願いしておりますチュウブさんにもこうした部分での対応の強化、強くお願いをさせていただいているところでございます。特に土日を中心に予想を上回る利用客が実はございまして、宿泊者への食の提供で現在の厨房で手いっぱいであるといったようなことがありますので、テイクアウト方式といいますか、場合によっては外からの持ち込み、仕出し系ですね、みたいな形も含めまして検討をしているところでございます。

 ホームページにつきましてでございます。大山町のホームページの中の特に観光ページでございますが、本町のページ以外に、先ほど町長が申しました恵みの里公社のホームページ、あるいは大山観光局が独自に展開しておりますもの、大山山ろくで共同で行っておりますホームページ、あるいは山陰のものと、実はかなり複雑にリンクをしております関係で、ただいま御指摘の部分がどの部分なのかちょっと私が今把握できていないところで恐縮なんですけれども、議員も言われましたように、あくまでもお客さんにとっては大山というとらえ方でございます。大山町にある同じものを紹介してるんであれば早速直す必要あろうかと思いますが、例えば大山町にはない地ビールであったりした場合は、やはりここは親切に御紹介しておくべきかなというふうに考えております。

 あと、環境宣言のことでございますけれども、確かに伯耆町さんから現段階では環境会議への入会申し込みは届いておりませんけれども、また出し忘れといったようなこともあろうかと思います。またいろいろとお願いをしていきたいなというふうに思っております。

○議員(14番 岡田  聰君) 以上、終わります。

遠藤幸子議員の一般質問

○議長(野口 俊明君) 再開いたします。

 次、5番、遠藤幸子君。

○議員(5番 遠藤 幸子君) 遠藤幸子でございます。通告書に従って1問質問したいと思います。消費者問題についてどうお考えかお聞きしたいと思います。

 近年、消費者トラブルは多様化しております。おれおれ詐欺から始まり還付金詐欺、振り込め詐欺、買え買え詐欺などいろいろありますが、このごろは送りつけ詐欺がかなりはやってると聞いております。そして、深刻な被害も発生していると聞いております。大山町でも困ったときはまず相談をと町報に載っておりますが、次のことをお聞きします。

 1つ、相談件数は。平成23年と24年度。

 2番目、相談内容の変化は。これも23年と24年度はどうでしょうか。若年層、高齢者の内容もあわせてお尋ねします。

 3番目、相談者に対して窓口ではだれがどのように対応していらっしゃるでしょうか。

 4番目、啓発活動は十分と考えていらっしゃるでしょうか。

 以上の4点をお尋ねしたいと思います。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 遠藤議員の消費者問題についてということにつきましてお答えをさせていただきます。

 まず、1点目の相談件数ということについてでありますが、大山町在住者の平成23年度中の相談件数、これが143件であります。24年度中については150件であります。

 次に、2点目の相談内容の変化はということでありますが、特に若年層、高齢層という区分をいたしておりませんので、特徴的に見受けられた傾向になりますけれども、平成23年度はいわゆる悪徳商法が多く、24年度後半からは架空の注文詐欺の相談が多いという状況がございました。

 次に、3点目の相談はだれがどのように対応するのかということについてでありますが、町では住民生活課で担当職員が受け、県の消費生活センター西部消費生活相談室では相談員が受けており、相談があればどちらでも受けて対応しているところであります。町で受け取ったもので相談内容の手口が巧妙な場合など専門的知識が必要な事例については、西部消費生活相談室の相談員の方と連携をいたして対応しているところであります。

 次に、4点目の啓発活動は十分と考えているかということでありますが、社会の変化に伴い新しい事例が次々と発生をしてまいっております。近隣で多く発生する事例の情報を得ると、未然防止を図るために広報無線で情報提供し、注意を呼びかけているところであります。また、ことし3月に被害防止と相談窓口をお知らせする啓発用パンフレットを全戸配布いたしました。最新の悪質な手口や被害の実例など、テレビ番組などでも取り上げられておりますが、町としても町民の方々により関心を持っていただき、被害防止につながるよう今後も啓発活動に努めていく所存であります。

 以上でお答えにかえさせていただきます。

○議員(5番 遠藤 幸子君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 遠藤幸子君。

○議員(5番 遠藤 幸子君) 平成23年度は143件、24年度は150件、この件数が多いかというのはどうかわからないですけども、町内でこれだけ相談があるというのは、これを全部と思ってらっしゃるのか、それともこれはごく一部であるというふうに思っていらっしゃるか、そこのところもちょっとお聞きしたいと思います。

 そして、相談の窓口での対応なんですが、専門的なことは消費生活センターの方に行くとおっしゃっておりますが、そうではなくて、もっと相談者の方から直接何かできるというか、まずここの本庁のところを入ったときに相談窓口と大きく書いてありますが、皆さんどうかわからないですけども、私が相談したいなと思ってあそこを入った場合、何かあの大きな文字に向かって行けるかなとまず思いました。その相談内容、自分の失敗というのはどんな小さなことでも余り人に知られたくないものですから、できるならもう少しそっと相談できるような場所があったらもっと気軽に相談に行けるんじゃないかなと思って、相談窓口の文字を見ております。

 まず、そこのところ、この件数が全部とお考えかどうかというところからお尋ねしたいと思います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 相談が一部なのか全部なのかという判断ということでありますけども、なかなか相談がしなければならない思いの中であるからこそ相談をされたということだと思いますし、その相談内容等についてもいろいろあると思っております。いろいろな消費者の方々のトラブル等々はいろいろな場面があるわけでありますので、そういったことの中での相談ということであろうと思っております。まだまだこのほかにもそれぞれの事案の中で大きいこと小さいことあるとは思いますけれども、それぞれ抱えておられるものはあるんだろうなと思ってるところであります。

○議員(5番 遠藤 幸子君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 遠藤幸子君。

○議員(5番 遠藤 幸子君) 先日私、消費者団体の会合に出る機会がありまして、いろんな資料をいただいてきました。これは県内の数字なんですけども、相談件数は徐々に減りつつというんですか、わずかですが、減ってはきておりますけども、ふえているのが、若い方の放送コンテンツというんですか、そういう何か携帯電話とかそういうものの相談が多い、それと高齢者、60歳以上の方で一番多いのが、健康食品を直接送りつけてくる、そういう相談が多いという話から、その会の中で一人の方がおっしゃいました。自分が出かけている間に、自分は注文してはいないけども、送りつけてきたものが着払い、代金を払わないと受け取れないものなんですけども、家族の方がいらっしゃって、これは出かけてる、その会に出ておられる方が注文したんであろうと勘違いしてお金を払ってその品物を受け取ってしまわれた。これはやはりみんなが情報を知らないからそうであったであろうし、断らなくてもこれぐらいの金額だったら家族が注文したでないかなというぐらいの金額だったらしいので、その方の家族の方がお金を払ってしまわれたんですけども、そういう場合の返金というんですか、そういうものというのは早くやれば割合返ってくる率というのは高いけども、一たん払ったものに対して、なかなかその手続というのですか、そういうものというのは素人、あんまり様子のわからない、専門的な知識のある方じゃないとなかなか難しいように消費者センターの方でおっしゃってたですけども、その話の中で一つ、情報をみんなが得る場面が少ないでないか。

 ニュースなんかが流れるのは割合大きな金額、悪質、そういうものが多いのですけども、自分の身近なところを振り返ってみたときに、例えば私は家族に90過ぎる父がおりますけども、ある日、帰ったら玄関に大きな発泡スチロールが2つも3つも置いてあるものですから、これはどうしたのと聞いたら、魚屋さんが売りに来て、これを1つ買ってくれたらおまけに2つも3つも余分につけてくれたと得意そうに言ってくれたもんですから、こんなにたくさん買ってどうするのと思って中をあけたら、まずほとんど全部食べれるようなものではありませんでした。それで幾ら、箱を見ながら連絡先を探したんですけども書いてありませんし、結局は泣き寝入りという格好になったんですけど、家族にしてみたら、いつも留守がちな家族に自分が一つぐらい何か家族のために買っておいてやろうという優しい気持ちだったかもわかりませんけども、そういう優しいというか、そういう気持ちにつけ込んだ悪質な詐欺であったと思います。こういうちょっとした詐欺というのはニュースにもなりませんし、その家でまあまあ仕方がないわ、今度から気をつけるだでぐらいで終わってしまうことが多いと思います。

 その消費センターの会に行ったときに、県と市町村共同による業務委託相談窓口というんですか、そういう案があるというふうにお聞きしました。ずっと以前、大山町にもちょっとお話をしてありますとおっしゃったですけど、そのときの回答というのが余りわからなくって、これからお聞きしたいと思うんですけども、一つの町で相談員を置くということは大変金額的にも無理なことですし、なかなかできることではない、それを何町か一緒になってそういう相談員をお願いしたり、それと消費生活センター、県と一緒になってそういう啓発ができるような、相談ができるような、そういうシステムを平成24年の1月に立ち上げたというふうに聞いております。こういう情報というのは町の方で御存じかどうかお聞きしたいと思います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 詳しいところは担当課の方から述べさせていただきたいと思いますけれども、先ほど遠藤議員おっしゃいましたように、専門の相談員さんの組織という形でのNPO法人、そうしたところからの広域的な取り組みということでのお話だと思っております。この西部の4つの町村でそうした取り組みについて今協議、検討しているという状況だと思っております。担当の方からお答えさせていただきます。

○住民生活課長(森田 典子君) 議長、住民生活課長。

○議長(野口 俊明君) 森田住民生活課長。

○住民生活課長(森田 典子君) 遠藤議員さんの御質問にお答えいたします。

 先ほど議員さんの方から具体的な相談の内容につきましての事例も御説明いただきまして、非常にわかりやすい相談内容であったかと思います。具体的にそういった内容を消費相談の窓口でお受けしておるというのが現状でございます。そういった事例があった場合には相談をしていただくということがよろしいということになるわけなんですが、対応といたしましては、町の方では地域の住民の方、町民の方を対象としまして相談をお受けしております。それから県の方では県民を対象ということで、そちらの方でも、県の相談センターの方でも相談をお受けしておるといったような体制でおります。

 今の悪質商法等の事案につきましては、広域的な側面が大きいところがございまして、単町での対応だけでは広報などにつきましても県の方も連携をしてといったようなことで対応しとるところでございます。予算的にも県の方は新聞であるとかテレビとかいうような予算の方も計上いたしまして、県として広報や啓発の方をしていただいておるということでございます。町の方の啓発といたしましては、広報無線で、頻繁に続いてそういった事案、同じような事案が見受けられるといったようなことがございますと、すぐに無線放送で注意を呼びかけて、防止につながるようにということで配慮して広報しとるといった状況でございますが、なかなか十分な広報ということは難しい面もございます。ことし3月にパンフレットで案内窓口の方を御紹介したりしておりますが、その後、4月、5月と相談件数の方もふえておるといったような現状もございます。町の方の相談体制といたしましては、先ほど議員さんがおっしゃいましたように、やはり専門員の配置ということは非常に大事な課題であろうというように考えております。

 相談窓口を充実させるために県下ではNPO法人に専門員を委託して窓口を充実させるという取り組みが行われています。西伯郡の町村でもこのことにつきましてやはり窓口を充実させるべきだと、専門員を置いて充実させるべきだという考えのもとに寄って体制などを検討して、今後そういった取り組みを進めていこうということで検討してまいっておるところでございます。

○議員(5番 遠藤 幸子君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 遠藤幸子君。

○議員(5番 遠藤 幸子君) 今、検討しているところだとおっしゃったですけども、やっぱりこういうことというのは急いで何かやっていかないといけないことじゃないかなと思います。さっきも言いましたけども、やはり大きなことはニュースで流れますけども、小さな隣の人が何か売りつけられて買ったんだけども、要らんものだったのにな、隣の集落では何か集まったところに怪しげな男の人が来て、こういうものをもらったところから何か買わされたとか、いろんなことを聞く機会というのが多いものですから、やっぱりそういうだまされたというんですか、こういう手口もあるんだよ、あんなちっちゃなことでもやっぱりみんなが知っとかないといけないんだよということはたくさんあると思います。

 ですから、今おっしゃったようなことがみんなに情報収集できるような、そんな方法というのがあった方がいいじゃないかなと思いますし、先ほどおっしゃった、検討してるとおっしゃったですけども、私、この間、会議のときにもらってきたこの紙を見たときに、日野町の例が出ておりました。日野町は県のセンターから役場まで40キロ、さらに山の奥の山間に点在する集落が多いところで、担当者は積極的に悪質商法撃退カレンダーなど全戸配布するんだけれども、そういういろんなケーブルテレビなんかでも啓発番組を作成するけども、やっぱり窓口には相談に来られない。そこでその相談員の方、NPO法人とか、そちらの方の相談員の方が高齢者の介護予防教室などの担当の福祉課、保健師の方と協力をしながら30集落を月1回、1日2カ所開催して、保健師さんなどと血圧測定、健康相談後、30分から50分程度、お茶を飲みながら消費者講座、参加者が3人から15人程度あったりするそうです。それはまめな会、参加型ミニ講座というふうにして継続してらっしゃるそうです。それが広まってから役場に寄せられる相談や情報が徐々に増加してきている、これからの取り組みで今後県とも市町村とも2つの情報を持ってNPOの特徴を生かしながら地域に密着した効果的な啓発活動を地域とともに考えていきたいというふうな、こういう紙をいただいて、ああ、やっぱり町と違って、高齢者があちこち広がってる、こういう大山町だからこんな方法で広めていった方がもっと被害が少なくなるんじゃないかなと考えて、それできょう町のお考えを聞きたいと思って提案したところなんですけども、そういうようなやり方を考えてみるとかっていうお考えはないのかお聞きしたいと思います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) NPOの関係の方での取り組みが例えば進んでいく場合にどのような方法になるかということについては担当の方からもう一度わかる範囲内で答えさせていただきたいと思いますけれども、共同での取り組みということの場合の想定されるところでありますが、先ほどのいろいろな事例をいただいて話をいただいたところでありますけども、やはりいろいろな巧妙な手口が、手口が巧妙になっていろいろな事例があるということでありまして、町であり、あるいは県の消費生活センターの方にもそういった事例がある、それが情報として私どもの方にまた提供されてくるということだろうと思っておりますので、町報、防災無線の方を通じて的確に身近にあった事例を町民の皆さんにお伝えをするということがまず大切なことかなと思っております。

 防災無線をたびたび流すということについてのいろいろなお声もあるわけですけれども、こうした被害が、いろいろな巧妙な手口があるということでありますので、まずはそうした事案発生の情報をもって、時に早い機会に防災無線を使って町内の方々に情報の提供、被害防止を図ると。それから先ほどサロンという話がございましたが、福祉、社協さんの方を通じたり、あるいはそれぞれの村の方でのサロン等々、実施していただいてる場面がありますけども、そうした中でこうした情報をお伝えをしていくということは大切なことかなと思って今伺ったりしたところであります。機会を得て、関係していただく方々の協力を得て、御理解を得て、そうした情報提供等々、被害をとにかく未然に防ぐというようなことで取り組みが進めていけたらなと思っているところであります。

 足らないところを担当の方から答えさせていただきます。

○住民生活課長(森田 典子君) 議長、住民生活課長。

○議長(野口 俊明君) 森田住民生活課長。

○住民生活課長(森田 典子君) お答えいたします。

 日野郡の例につきましては、大変よい事例としまして県の方から紹介も受けております。西伯郡の町村でもこの事例の方も検討いたしまして、どういったような体制で、費用の面も含めましてどういったような体制で西伯郡の町村でNPOの相談員さんを委託し、どういった形態で行っていくか、それぞれの町村で対応する部分もございますが、基本的な日数の配置であるとか曜日の配置であるとか、そういったことも協議をしながら、大変いい例の日野郡の例が身近にございますので、そういった情報も得ながら今後取り組んでまいりたいと思っております。

○議員(5番 遠藤 幸子君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 遠藤幸子君。

○議員(5番 遠藤 幸子君) いろいろ予算的なこととかあると思いますが、早急に検討いただくことを提案して、以上で終わります。

大森正治議員の一般質問

○議長(野口 俊明君) 次、7番、大森正治君。

○議員(7番 大森 正治君) 日本共産党の大森正治です。いよいよ最後になりました。お互い脳細胞がかなり疲れていると思いますけども、町民のためにいい討論にして最後を締めくくりたいと思います。よろしくお願いします。

 私は2問通告しております。

 まず、1問目でございますが、安心できる国保政策をということで質問したいと思います。私はこれまでこの国保、国民健康保険につきまして何度か一般質問で取り上げてまいりましたけども、今回取り上げましたのは、国保税を昨年度に引き続きまして2年連続の値上げ、これが提案され、さきの臨時議会で決まってしまったと。そしてそれも昨年度と比べまして1人平均約9,500円という大幅な引き上げがありました。そういうところから、これは取り上げなくちゃということで取り上げさせていただいております。

 この国保税、国民健康保険税、これは高いというのが常識になっておりますが、そのために払いたくても払えないとか払うのに四苦八苦しているという、そういう人が多いというのは今や本当に恒常的になってるのではないでしょうか。その理由としましては、国庫負担金、つまり国からの支出金ですが、これが30年前は2分の1あったものが現在では4分の1に減らされているということにあります。これが国保の構造的な問題の根本的な要因にもなっていると思いますけども、この国民健康保険は自治体としても本当に苦労されていると思います。そういうところが多くあろうかと思いますが、一番苦労していらっしゃる、これは私も含めてですが、被保険者である国保加入者であると思います。そのことを大山町の国保加入者の実態からうかがい知ることができますので、その実態を数字で示してみたいと思います。

 まず、国保加入世帯は2,908世帯です。これは一番新しい平成25年度の場合ですが、そのうち200万円未満の世帯が81%、そして100万円未満の世帯は58%、実に国保世帯の6割が低所得と言える世帯であります。そして、基礎控除額33万円を超えない所得ゼロの世帯は36%もあります。国保加入世帯の3分の1以上は所得がないということであります。

 また、7割軽減、5割軽減、2割軽減の法定軽減世帯、これを見てみますと、国保加入世帯の49.6%、実に半数が法定軽減の対象者であるという実態があります。そして、国保加入世帯の25.6%、4分の1は40歳から64歳の現役世帯、これが法定軽減の対象になっているという実態があります。

 さらに、国保税の滞納額を見てみたいと思いますが、現年度分、過年度分を合わせまして、1億3,500万円に上ります。住宅新築資金等特別会計の滞納額を除きますと、2番目に滞納額が多い固定資産税の2倍弱の滞納額になっておって、一番多くなっております。

 このような実態を見ただけでも、国保加入者にとって国保税はいかに過酷であるかを知ることができます。そこで、次の諸点について伺うわけです。

 1点目、今年度の国保税は国保基金を約4,300万円繰り入れれば税率、税額とも据え置くことができたと思いますが、昨年よりも1人平均約9,500円もの引き上げをする、そういう選択肢を選ばれたのはなぜなのか。

 2点目、被保険者の税負担を軽減するために国保基金や一般会計からの繰り入れによって国保税の引き下げを図る、そういう政策は考えられないものなのか。

 3点目、国保基金の残高約1億円、これにこだわられる理由は何なのか。

 4点目、国保税を被保険者が納付しやすいように、現在の4期ではなくて、他の市町村並みに回数をふやして8期払いにすることはできないか。

 5点目、国保法77条などによる国保税の申請減免、離職者への国保税の減免、国保法44条による医療費の一部負担金の減免など被保険者の安心につながるような政策の拡充を打ち出す考えはないか。

 以上お伺いしたいと思います。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 大森議員より1点目の安心できる国保政策をということにつきましてお答えをさせていただきたいと存じます。

 近年の本町における国民健康保険事業の運営は長引く景気の低迷や医療費の増加などにより単年度収支の赤字が続いている状況にあり、不足する財源につきましては、加入者の負担を軽減するため、国保基金を取り崩して補ってきたところであります。しかし、国保基金の残高も少なくなってきており、今後も高齢化によりますところの医療費の増加は避けられない状況であることから、昨年度に引き続き国民健康保険税の税率、税額、その改正を行うことといたしました。

 1点目の御質問であります1人当たり平均約9,500円の値上げを選択をした理由についてでありますが、単年度収支の赤字が続く状況の中で、今年度、国民健康保険税を据え置き不足する財源すべてを国保基金からの繰り入れで賄うということは、来年度に国民健康保険税の急激な引き上げを行うことにつながるところであります。今後増加する医療費に対応する財源を確保し、国民健康保険事業の安定的な運営を図るためには、基金からの繰り入れは最小限に抑えるべきであると考えております。

 2点目の税負担を軽減するために国保税の引き下げを図る政策は考えられないものかということについてであります。国保基金の繰り入れにつきましては、既に平成24年度までに約2億6,000万円行っており、加入者の負担を軽減いたしてきております。今年度も2,000万円を繰り入れる予定であります。また、一般会計からの繰り入れにつきましては、既に低所得者への保険料軽減分や出産育児一時金に対する支援、国保財政の安定化を図るための繰り入れなど行っているところであります。そして、国民健康保険制度への支援は協会けんぽなどの被用者保険からも行われているところでありまして、高齢者の偏在による負担の不均衡を調整する前期高齢者交付金やサラリーマンOBの医療を負担する療養給付費交付金など多額の支援が行われております。この上さらに一般会計からの法定外からの繰り入れを行うことは国保以外の他保険に加入する現役世代の町民にとりましては自身の保険料と町税として国保への二重の負担を強いることにもなることから、基本的に行うべきではないと考えているところであります。

 3点目の国保基金の残高約1億円にこだわる理由でありますが、厚生労働省通知の国民健康保険の保険者の予算編成について、ここでは国民健康保険の基盤を安定・強化する観点から、基金の保有額につきましては、過去3カ年間の保険給付費、後期高齢者支援金、介護給付金の平均年額の5%以上に相当する額を積み立てすることとされており、本町では約9,800万円の積み立てが必要となるところであります。毎月の医療費などの支払いは約1億3,000万円、後期高齢者支援金などを含めると1億6,000万円になります。安定した財政運営を行うためには、基金残高の1億円は最低必要と考えるところであります。

 4点目の国保税の納期を8期にすることはできないかということについてでありますが、国民健康保険税の納期につきましては、旧中山町と旧名和町では4期納付、旧大山町では10期納付となっていました。合併に際して合併協議の中で協議をされ、納期の回数については新大山町では4回に決定をされたところであります。合併から8年を迎えます現在、この納期は定着いたしているものと考えております。しかしながら、国保税は被保険者全員分の保険税を世帯主に課税することから1期当たりの納付額が高額になる場合があること、また今年度も税率、税額を引き上げたことにより負担が大きくなることなどが考えられるところであります。特に今年度の大山町国保運営協議会で納付の回数を検討するよう答申がありましたことを踏まえて、納期の見直しを検討いたしたいと存じます。

 5点目の減免制度などの被保険者が安心できる政策を打ち出す考えはないかということについてであります。国民健康保険税の軽減措置につきましては、前年中の所得が一定基準以下の場合は均等割と平等割の7割、5割、2割の軽減、非自発的失業者への軽減は前年の給与所得を100分の30として計算をいたしております。また、災害などの特別な事情により生活が困難になりました場合については申請による減免制度を設けているところでございますし、一部負担金の減免につきましては、保険税の増額改正を行った現時点では慎重に検討を行う必要があると考えているところであります。

 以上で答弁にかえさせていただきます。

○議員(7番 大森 正治君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大森正治君。

○議員(7番 大森 正治君) 1点目のどうして9,500円もの値上げになるような引き上げを選択されたのかということについてですけども、もう決まったことですからこだわってもしようがない面がありますけども、これからのためにも私は言っておきたいと思いますので1つだけ質問いたしたいと思いますけども、試算として1、2、3というのが出されて、そしてその中の基金から2,000万円繰り入れることによって引き上げを9,500円までに抑えたということですけども、これに、先ほどもちょっと言いましたけども、あと2,000万円の基金を追加して、4,000万円ですね、約、4,200万ほどの基金を繰り入れれば税率とも税額とも引き上げる必要はなかったわけですけども、この辺ですよね。なぜそうならざるを得なかったのか、あくまでも1億円という基金の積み立てにこだわられたからなのかどうなのか、その点を一つお聞きしたいと思います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 国保運営協議会でも検討されている中でございます。担当より答えさせていただきます。

○住民生活課長(森田 典子君) 議長、住民生活課長。

○議長(野口 俊明君) 森田住民生活課長。

○住民生活課長(森田 典子君) お答えいたします。

 先ほど答弁の中でも御説明申し上げましたとおり、基金の残額はインフルエンザや高額な医療の急な請求に対しまして対応するために必要な基金でございます。その金額を1億円ということで最低必要だというふうに考えております理由につきましても、1カ月の支払いの金額が毎月平均で約1億3,000万円程度の支払いをしておる状況がございまして、翌月の支払いが残り万一といったことを考えますと、やはり1億円という基金の金額については堅持をしていきたいというように考えております。

○議員(7番 大森 正治君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大森正治君。

○議員(7番 大森 正治君) だから2,000万円ほどの基金の繰り入れしかできなかったということですね。ということは、もうこれ以上基金は取り崩せないから、繰り入れることはできないから、じゃあどうするかといったら、医療費はこれからも下がることは多分ないでしょう、言ってらっしゃるように。どんどんふえていきます。そうすれば、被保険者の負担に頼らざるを得ないということしかもうないわけですね、手段としては。というふうに考えていいでしょうか。これからもどんどん引き上げると、来年度どうなるか、所得のぐあいもあるわけですけども、これだけの不景気が長引けば恐らくそんなに所得が伸びるはずはありません。昨年度は所得が伸びたと、主に農業所得だそうですが、これは一昨年の雪害とか水害がありましたから、それによる被害が農産物ありましたので、相対的に昨年度は所得がふえたんではないかと思うんですよね。でも来年度、今年度の所得になりますけども、そんなに伸びるという可能性というのは私は薄いじゃないかなと思うんですよね。そうすれば医療費は膨らむ、当然加入者の負担をふやすしかないということになりますが、やっぱりそういうふうに仕方がないだろうと、来年度も医療費が伸びれば引き上げはやむを得ないだろうというふうにお考えなんでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 大森議員より御質問いただいたところでありますけども、先ほど冒頭にも議員述べられましたように、国保のこの国民健康保険制度については国のレベルにおいても大きな課題であるということの中で、この仕組み等々についても検討、協議なされている現状があります。そうした制度の中で、課題を抱えている状況の中で、各町村においても同様の厳しい状況の中で苦労している現状があります。以前にもお話をさせていただいたと思いますけども、大山町のこの保険料のレベル、県内の中から見る中で、中ほどよりも下のレベルにあるというぐあいに思っておるところでありますけども、この25年度の制度改正によっての結果はどうなるかちょっとわかりませんけども、そうした状況があります。今後においてもやはりできますればこの基金の額、維持をしながら対応ができたらというぐあいに思っておるところでありますけれども、いろいろな状況の中で、この収支の状況を改善できるかできないか、課題を抱えながらの運営であるということであります。今後についてはこの1年間見ていく中で、さらに判断をしていかなければならない状況があるものと思っております。もちろん運営協議会等々にも御相談をさせていただく中で、その御答申をいただくものと思っております。

○議員(7番 大森 正治君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大森正治君。

○議員(7番 大森 正治君) 私が質問しましたのは、もうこれ以上基金に手をつけることはできないようなので、膨らむ一方の医療費を賄うためには引き上げざるを得ないと、国保税を今後も引き上げざるを得ないのでしょうか、どうでしょうかということを聞いてるんですよ。そこをはっきりとおっしゃっていただきたいと思います。つまり言い方を変えれば基金を取り崩してもいいとお考えなのか、1億円の、言ってらっしゃるように、必要最低額ということを言ってらっしゃいますが、それが来てるわけですから、それでもやっぱり基金は取り崩さなきゃならないという判断をされるのかどうなのか、あるいはもう手をつけないで引き上げるしか方法はないとお考えなのか、そこを答えていただきたいと思います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) この1年のスタート、今始めたところでありますので、1年後の状況を今からここで明言するということはできないと思っております。

○議員(7番 大森 正治君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大森正治君。

○議員(7番 大森 正治君) 明言ができないということですけども、どっちにもとれるということですかね。できるなら取り崩したくないけども、取り崩すということも考えざるを得ないかもしれないということも含みを持たされたというふうに、一方的かもしれませんけども、解釈したいと思います。

 この国保基金の残高1億円が必要だということですけども、これは理由としまして、根拠としまして、基盤を安定・強化する観点から基金の保有額については過去3カ年間の保険給付費、後期高齢者支援金、介護納付金の平均年額の5%以上に相当する額を積み立てることとされておりということですが、これは厚労省からの予算編成についての、国保の保険者の予算編成についてという通知にあるからということですけども、これはいつの時点の通知なんでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 担当より答えさせていただきます。

○住民生活課長(森田 典子君) 議長、住民生活課長。

○議長(野口 俊明君) 森田住民生活課長。

○住民生活課長(森田 典子君) お答えいたします。

 平成12年に通知されておるものでございます。

○議員(7番 大森 正治君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大森正治君。

○議員(7番 大森 正治君) 既にこれは効力がないんじゃないでしょうかね。国保が国とのかかわりがなくなって地方自治体に任せられてから、特にこれは縛られるものではないというふうに聞いておりますが、こだわる必要はないというふうに私は思います。だからこそ他の自治体では、県内でも幾つかあるように聞いておりますし、全国でも聞いておりますけども、中にはもう本当に基金がゼロの自治体もあると、あっても何百万とかいうところもあるというふうに聞いてるんですよね。だから、こだわる必要はないというふうに思うんですが、あくまでもこだわられるんでしょうか。どうでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 国保のこの件についてはいつも話がかみ合わない相手同士だなと思っておるところでありまして、特にこの基金を取り崩して、大森議員は一般会計からの繰り入れをしながらでも対応していくべきだという観点から常にお話をいただいておるところでありますけれども、やはりそうではいけないだろうというとらえ方の中でこのたびの税率、税額の改正等もお願いをさせていただいているという状況であります。そこの姿勢といいますか、観点の違いということでありますので、何度おっしゃってもなかなか相入れないことでないかなと思っているところであります。

○議員(7番 大森 正治君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大森正治君。

○議員(7番 大森 正治君) この点については大森と我々とはかみ合わないとおっしゃるわけですけども、じゃあなぜかみ合わないのか考えてみたいんですけどね。なぜでしょうね。確かにそれは行政の方は大変なんだけども、できるだけ負担を強いることなくこの国保財政を、国保会計をうまく運営していきたいということに、これも一生懸命、四苦八苦されているとは思うんですが、それ以上に四苦八苦されているのは被保険者なんですよね。先ほどの実態から見ましてもわかるように、本当に国保税というのは高い。しかも所得の高い人たちからの税ではなくて、所得の低い人たちが非常に多い中の国保税の支払いなわけですよね。私はそこを問いたいんですよ、そこを。所得ゼロの、先ほども言いましたように、人たちにも容赦なくかかっていく。特に家族、子供がおぎゃあと生まれたらその赤ちゃんにも、言い方は悪いかもしれませんが、人頭税のごとく均等額ということでかかっていくわけですよね。今回も何ぼでしたかね、何千円か。ですから、所得がなくても払わなきゃならない。中には、聞いておりますところによりますと、本当に払わないけんので借金までして払っていらっしゃるという人もあります。

 そして、先ほどもありましたけども、軽減措置もあります。7割軽減だったけども、ちょっと所得が少しだけふえたために5割軽減になった、そのために負担が今年度は5万円もふえたという方もあります。そういう本当に納める側の大変さがひしひしと、私聞いておるもんですから、私自身もそれを体験してるんで、だからここを視点にせないけないんじゃないかと。行政の都合で考えるのか、加入者、被保険者の実態をしっかり見詰めた上で考えないけないのか、私はここだろうと思うんですよ。そうすれば一致すると思うんです。私はあくまでも被保険者の立場になって考えていくべきじゃないかと思うからですよ。そこに行政の方も立っていただきたい。そうすればかみ合っていくんじゃないでしょうか。これに対する答えというのは難しいかもしれませんけども、どうお考えでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) いつも同じ観点でお話をいただくところでありますけども、やはりこれからの医療費の増加ということも含めて、国保会計のこの制度があるということでありますので、この会計の運営、維持、継続、そうしたことを考えながら基金の取り崩し、本当に限りあるものでありますので、これを大切に運営をしていくということであると思っております。いっとき大きなインフルエンザ等々、いろいろな感染症であったり、いろいろなものがもしあるとすると、本当にこの状況ではなく基金を使わざるを得ない状況も単年度に出てくるわけでありますので、その辺の状況も御理解を願いたいと思います。

○議員(7番 大森 正治君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大森正治君。

○議員(7番 大森 正治君) 一方で非常に苦しんでいらっしゃる町民がいるのに、蓄え1億円、これとっとかないけないからというので使わないというのは何だか、その基金は何のためかということ、本当に町民のために使ったらいいのになというふうに思うんですよ。今町長は、今までもおっしゃってましたけども、何かあったとき、突発的な大きな病気がはやったときに使わなきゃならない。わかりますよ。わかりますけども、めったにあることではないですよ。これまでほとんどあってないようです。もし仮にあったとしても、基金があればそこから出せるんですが、基金がなくても一般会計からでも、その年だけでも出せるんじゃないでしょうか。あるいは国の方からの手当もあるんじゃないでしょうかね。そういうこともやっぱり考えられると思いますので、せっかくある基金を苦しんでいらっしゃる被保険者のために使うべきだというふうに私は思います。回答はいいですので、そのことは申し上げておきたいと思います。来年度引き上げがならないようにぜひそういう方向で考えてもらいたい、そういうふうに思います。

 そこで、せめて国保加入者、被保険者にとって払いやすいような方法を考えなければならないと思うんですが、総額では変わらないかもしれないけども、大変なんだけども、それでも払いやすいようにしていくというのはせめてもの安心感を与えることではないでしょうか。そのために私は以前から、納期が4期なんだけども、大山町は、他の市町村並みに6回、8回、あるいは10回とふやしていいじゃないかということを主張してまいりましたが、今回初めて検討するという回答がありました。納期の見直しを検討いたしますと。これからですので今具体的な話はできないかもしれませんけども、何回ぐらいを想定していらっしゃるでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 回数のお話でございますけども、今ここで何回ということを想定をしてるということはお話しすることができない状況であります。もちろんこれから担当レベル等々、あるいは運営協議会の方で御検討いただく中で御決定をいただくということであると思っております。

 それから、先ほど来からも話をしておりますけれども、本当に基金の関係についてはこのたびの状況を御理解いただくということでお願いしたいと思いますが、以前にもお話をしておりますように、議員がおっしゃいますように、住民の方々への負担軽減ということで、ここ数年、基金を取り崩すということと同時に税額、税率の負担の増ということについては行わない形で数年間来た経過があります。しかし、こういう医療費がふえていく状況等も踏まえながら、昨年と、そして今年度ということでいよいよお願いをせざるを得ない状況に至っているということについても町民の皆さんも含めて御理解を賜りたいと思います。

○議員(7番 大森 正治君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大森正治君。

○議員(7番 大森 正治君) 今から何回ということは言えないということですけども、やはりここは私は思いますので、ちょっと注文をさせていただきたいと思います。せめて8期は必要だろうと思います。やはりその1回分の支払いが半分になるということはかなり軽減されるわけですから、支払いやすくなるわけですから、単純に考えただけでも、さまざまな条件があって担当課の方は苦労されると思いますけども、そこはぜひ納税者、町民の、被保険者のためにということで努力していただきたいなというふうに私は切にお願いしたいと思います。

 最後に、今までの中にもあったんですけども、今4期なんだけども、分納を希望される方はそれ以上の分納をしますよということがあって、このことを言いますと、この回数のことを言いますと必ずその回答があったんですけども、実はその分納されてる方の話を聞きましたら、私どもが選挙前に行いましたアンケートにもあったわけですけども、分納をしてもらったのに毎回滞納通知が来て本当に気分が悪いと、そういう約束をしてもらってるのに何で何度も何度も来るのかという怒りの声を聞いておりますけども、毎回通知を出さなきゃならない理由と根拠は何でしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 担当より答えさせていただきます。

○税務課長兼滞納対策室長(野間 一成君) 議長、税務課長。

○議長(野口 俊明君) 野間税務課長。

○税務課長兼滞納対策室長(野間 一成君) 分納は法律に基づいた制度ではございませんで、運用でございます。したがいまして、分納誓約をしていただく際には督促料もちょうだいしますし、必要な書類も送らせていただくということの確約をとらせていただいた上で分納の誓約をしていただいておりますので、手続どおりでございます。

○議員(7番 大森 正治君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大森正治君。

○議員(7番 大森 正治君) ということは、それは条例に定めてあるからということですよね。そういうふうに、通知を出さなきゃならないというふうにね。(発言する者あり)ということは……。ということですね。(発言する者あり)ちょっとその点をお聞きします。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 担当より答えさせていただきます。

○税務課長兼滞納対策室長(野間 一成君) 議長、税務課長。

○議長(野口 俊明君) 野間税務課長。

○税務課長兼滞納対策室長(野間 一成君) 督促状を出すことは地方税法に定めがございます。

○議員(7番 大森 正治君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大森正治君。

○議員(7番 大森 正治君) それは法律ですけども、これを条例でということは無理なんですかね。分納を許可した人には滞納通知は出さないようにしてもよいというふうな、そういう条例をつくるということは、改正するということは無理なんでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 担当より述べさせていただきます。

○税務課長兼滞納対策室長(野間 一成君) 議長、税務課長。

○議長(野口 俊明君) 野間税務課長。

○税務課長兼滞納対策室長(野間 一成君) 法令違反の条例を議会で議決をしていただけるということであれば、そういうことも考えんことはございません。

○議員(7番 大森 正治君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大森正治君。

○議員(7番 大森 正治君) そういうことになりますよね。ちょっとこれ、かなり研究の余地があると思います。わかりました。(発言する者あり)

○議長(野口 俊明君) ちょっと静かにしてください。

○議員(7番 大森 正治君) この点について、お互い知恵を絞りたいですね。やっぱり不合理な点もあると思いますので、もう本人さんの了解を得るしかないのかもしれませんけども、はい、わかりました、その点については。

 もう1問予定しておりますので、次の質問に行きたいと思います。

 2点目は、大山電機閉鎖に伴う従業員の雇用確保を万全にというテーマで質問をいたします。

 一昨年以降、大手電機メーカーは次々とリストラ計画を発表し、そして実施しております。その数は全都道府県で80社以上、12万人以上と言われております。鳥取県内では鳥取三洋を子会社にしたパナソニックが2年前にリストラ計画を発表し、約500人の正規労働者が離職を余儀なくされました。そういう中で、今回パナソニックは大山電機へ一方的にカーナビの受注打ち切りを通告してきたわけです。そのために大山電機は閉鎖せざるを得なくなったわけでありますが、この今回の事態は多国籍大企業の身勝手さ、横暴を象徴する出来事であります。大企業の利潤追求が最優先であり、地方の下請会社、労働者、自治体のことは考慮しないものであるというふうに思います。その意味で、会社も労働者も、そして自治体も大企業の身勝手さによる犠牲者とも言えるというふうに思います。

 この大山電機ですけども、これは大山町が誘致した誘致企業の第1号といたしまして、1968年、昭和33年に現在地に創業して、地元の雇用、そして地域経済に少なからず貢献をしてきたと思います。今回の事態は雇用や地域経済に少なからぬ影響を与えるために自治体としても決して看過はできず、特に町内従業員の処遇問題は大きな関心事であります。そのために町長もみずから従業員の次の雇用確保のために努力していらっしゃるということを聞いております。現在経過の途中にありますが、一人の従業員も路頭に迷うことがあってはならないと思います。最終的に従業員全員の希望に沿ったいい解決を図る必要があります。そこで、次の点について伺います。

 1点目、大山電機閉鎖による従業員の再就職の実態は現時点でどうなっているか。

 2点目、従業員の再就職に向けて町当局はどのような対策を講じ、その結果どんな状況にあるのか。6月補正予算に計上されている雇用促進助成事業との関係はどうなのか。

 以上の点をお伺いいたしたいと思います。

○議長(野口 俊明君) 町長、森田増範君。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 大森議員の2点目の質問であります大山電機閉鎖に伴う従業員の雇用確保を万全にということにつきましてお答えをさせていただきます。

 旧大山町の誘致企業第1号という歴史と実績のある企業が本町から姿を消さざるを得ないという現実に、私も断腸の思いであります。系列の親会社が半期で7,000億円以上の損失を出すという想像を絶する状況のもと、大山町、鳥取県といった自治体レベルではどうにもできないという冷徹な経済原理に非常にむなしさを感じているところであります。

 さて、従業員再就職の現状はいうことでありますが、現在工場はまだまだ操業中でありまして、従業員の皆様も自由に求職活動ができるといった状況には、状態にはないようでございますが、その中でもかなりの方々が再就職先にめどをつけられつつあるというぐあいに伺っているところであります。

 次に、本町の取り組みについてでございますが、会社閉鎖を知りましてから今日までありとあらゆる手だてを講じて取り組んでまいりました。ハローワークや鳥取県との連携はもとより、私自身が先頭に立って求人開拓など地元あるいは大阪の方の関係の会社等々、出歩かせていただいて、取り組んでまいりました。その結果、本町の失業者20数名に対しまして、それを上回る求人数があり、あとはいかに就職に結びつけていくかという段階になっていると思っております。

 求人企業によります説明会も2回開催をして延べ20企業以上の御参加をいただいておりますし、また鳥取県さんも知事以下必死に動いていただいております。本町も独自に職業紹介ができる資格を取得いたしました。こうした取り組みにより、再就職希望の方全員に何とかおこたえできるのではないかなという見通しを持っているところであります。

 今議会に提案させていただいております雇用促進助成制度でございますが、この施策はあくまでも町民の正規雇用を促進することを目的としたものでございまして、大山電機さんの問題を前提とした施策ではございません。ただ、結果として大山電機従業員の皆さんの再就職先の開拓の大きな武器となっているのが現状であります。今後もこうした独自の施策等について推進するなど、大山電機を含め、本町の雇用増進に努力してまいりたいと考えているところであります。

 以上で答弁とさせていただきます。

○議員(7番 大森 正治君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大森正治君。

○議員(7番 大森 正治君) 本当にこの路頭に迷うかもしれない従業員の方に対しての行政としての働きかけ、積極的になさっているということに対しましては私自身も敬意を表したいと思います。幸い、これ町内の企業でしょうか、20企業以上のところから、本町の町内の失業されるかもしれないという20数名、24名とありましたですね。この方々に対する、それを上回る求人数も来てるということですけども、そしてこの再就職先にめどがついたという方もかなりあるということですが、これも町内の従業員の皆さんのことでしょうか。あるいは全体のことでしょうか。それと、かなりありますけども、もうちょっと、どれくらい、24名のうちどれぐらいはめどがついてるというふうなことがわかってましたら示してください。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 担当の方で答えさせていただきます。

○観光商工課長(福留 弘明君) 議長、観光商工課長。

○議長(野口 俊明君) 福留観光商工課長。

○観光商工課長(福留 弘明君) 失礼いたします。ただいまのお尋ねのめどがついたかなりの方は町内の方かということでございますが、これは全体のことでございます。会社の総務担当の方からの聞き取りでございまして、具体的に何名といったようなことは会社としても把握できていないが、実態としてかなりの従業員の方が自分でいろいろと動いて確保しているようだとの情報提供を受けているところであります。

○議員(7番 大森 正治君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大森正治君。

○議員(7番 大森 正治君) もうこれは個人個人の求職活動にゆだねざるを得ないということでしょうかね。その際、困られることがあったら相談に乗るというようなところは行政の方では予定されていないのでしょうか。どうなんでしょうか。あるいはそういう相談事があるなら会社の方が乗るようになっているのか、ハローワークもあるようですけども、その辺のところをちょっと教えてください。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) ハローワーク等があるわけでございますけども、担当の方からその内容について答えさせていただきます。

○観光商工課長(福留 弘明君) 議長、観光商工課長。

○議長(野口 俊明君) 福留観光商工課長。

○観光商工課長(福留 弘明君) 失礼いたします。ただいまのお尋ねでございますが、町長が申し上げましたように、基本的には個々の従業員の方がハローワーク等を通じて示された中に折衝していただくということになりますが、大山町民に限りましてでございますが、大山町で無料職業紹介所という公的資格を取得いたしましたので、大山町民の方が個別に御相談いただければ個別に町内の企業等を御紹介をするということは可能ですし、その旨、大山電機の総務を通じてお話をいただいているところでございます。

○議員(7番 大森 正治君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大森正治君。

○議員(7番 大森 正治君) わかりました。大山町ですから大山町の従業員の方を最優先で相談に乗るとかいろいろと手だてをするというのは当然かと思いますけども、とはいっても同じこの西部地区だと思いますが、他の従業員さんもたくさんいらっしゃいますよね。174名のうち正社員が89名で、正社員に限っていえば町内24名ですから65名ほどは町外の方なわけですけども、この方々への再就職ということもやはり心配になるわけですけども、この波及としまして、大山町の企業の方に再就職できるような、そういうようなあっせんといいますか、相談に乗るというようなことも考えられておられますでしょうか。私はされてもいいじゃないかな、もしそういう要望があればと思いますが、どうでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 補足としては担当の方から答えさせていただきますが、大山町内の企業もそうでございますけども、大山町外の企業の方々からもたくさんの求人ということについての御理解、御協力をいただいているところであります。県の働きかけもありますし、ハローワークの方からの働きかけもあったりして、この鳥取県西部の管内の中でも数としてはかなりの求人の数が来ているという状況がありますので、そうした状況をそれぞれの方々がハローワークを通じて自分に合ったところ、あるいは自分で考えを持ちながら求職活動をされていくということだろうと思っているところであります。若干担当の方からも答えさせていただきます。

○観光商工課長(福留 弘明君) 議長、観光商工課長。

○議長(野口 俊明君) 福留観光商工課長。

○観光商工課長(福留 弘明君) 失礼いたします。ただいまのお尋ねのうち、確かに正職員のうち大山町が24人です。ちなみに米子市が47と一番多いわけでありますけれども、企業説明会を行いますとか企業の求人開拓等につきましては、町民、町外の方といったような分け隔てをせずにもちろん取り組んでおります。ただ職業紹介となりますと、職業安定法という法律の縛りもございまして、大山町が大山町民以外の方を行うということは許されませんし、また大山町である限り町民利益を第一に取り組むべきかというふうに考えておりますので、個別の相談ということになりますと、大山町外の方はそれぞれお住まいの自治体で御相談いただくべきであるというふうに考えております。また、そういう方のために鳥取県も特設の相談窓口を西部総合事務所内に設けておられまして、全般的な対策は県町連携して行うようにいたしております。以上です。

○議員(7番 大森 正治君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大森正治君。

○議員(7番 大森 正治君) わかりました。もう一つ気になりますのが、今のは正社員の場合の例ですよね。契約社員とか派遣社員もいらっしゃるわけですが、契約社員は全部で10名、それから派遣社員は48名と、そのほかに実習生として、これは中国の方々でしょうか、27名もいらっしゃるわけですが、この人たちのことも気になるわけですけども、特に契約社員とか派遣社員、大山町の関係者、特にね、関係者、何名いらっしゃるのか、そしてこの人たちへの処遇というのは考えられていないのか、お聞きしたいと思います。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 詳細について担当より答えさせていただきます。

○観光商工課長(福留 弘明君) 議長、観光商工課長。

○議長(野口 俊明君) 福留観光商工課長。

○観光商工課長(福留 弘明君) 失礼いたします。大山町民24名と申しておりますのは契約社員さんも含めた数でございまして、正社員、契約社員さん、これは分け隔てなく対応させていただいております。しかし、いわゆる派遣さんと言われます派遣会社、実は3社くらいから入ってたようでございますけれども、こちらからの方につきましては全く情報を得ることすらできません。あくまでも派遣でございますので、大山電機の従業員ではないということで、派遣期間が終わればその方はどこかほかの企業に行かれるという契約でございますので、これは大山電機と派遣会社の契約によって対処していただくことになろうかと思います。派遣会社が何らかの格好で雇用期間中に契約破棄をするということになれば、今度はそちらの方での対応ということになろうかと思います。また、外国人労働者でございますが、これについては、国と国との契約関係もございまして、円満に解決できたというふうに聞き及んでおります。以上です。

○議員(7番 大森 正治君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大森正治君。

○議員(7番 大森 正治君) 最後に、これは立ち入った話になるのかもしれませんけども、大山電機を退職される方に対しての退職金ですね、これも重要な資金になろうと思いますが、退職される方にとっては、適切な支払いが行われると思いますけども、その辺のことも行政の方としては申し入れてもいいじゃないかなというふうに思うんですけども、どのようにお考えでしょうか。

○町長(森田 増範君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 森田町長。

○町長(森田 増範君) 会社の方で一生懸命かかわっていただいた方々でありますので、会社の方として誠心誠意取り組みをされているというぐあいに思っております。

○議員(7番 大森 正治君) 議長。

○議長(野口 俊明君) 大森正治君。

○議員(7番 大森 正治君) 以上で終わります。
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