平成24年9月定例会の一般質問

一般質問の日程

  • 平成24年第8回定例会第3日・・・平成24年9月20日(木)
  • 平成24年第8回定例会第4日・・・平成24年9月21日(金)

各議員の質問事項一覧

議員名から当定例会の各議員一般質問がご覧いただけます。

通告順

議席

番号

   

質 問 事 項

17

西山 富三郎

1.地方自治法の一部を改正する法律の若干の問題

2.全保育園、全保育所で運動遊びはどのように行われているか

米 本 隆 記

1.どうなる印刷工場、次の使い道は

2.3年数カ月行政を預かった自己評価は

近 藤 大 介

1.23年度決算について

杉 谷 洋 一

1.いじめ問題について

2.大山観光の取り組みについて

池 田 満 正

1.大山診療所の今後は

10

岩井 美保子

1.町管理のあき施設で地域活性化のまちづくりについて

2.名和拠点保育園の新設について

西 尾 寿 博

1.いじめと自殺

2.財政状況について

吉原 美智恵

1.各施策の成果と検証は

2.大山町の文化財保護行政を問う

野 口 昌 作

1.全国学力テストの結果と活かし方を問う

2.大山町を守るため、有害獣「猪」の捕獲奨励金増額を

10

11

諸 遊 壌 司

1.大山恵みの里公社への補助金のあり方について

2.小・中学生に対し日本の国土(領土)についての指導は

11

大 森 正 治

1.就学援助制度の拡充を

2.大山の頂上碑をどうする

12

14

岡 田  聰

1.いじめを許さない学校づくりを

2.教員評価制度の運用状況と成果は

13

竹 口 大 紀

1.名和地区の拠点保育所

14

13

小 原 力 三

1.町長としての実績と成果は

2.次期町長選挙への意欲は

3.町長としてのこれからのビジョンと決意は

【リンク】議員紹介ページ
【リンク】
平成24年第8回定例会 第3日会議録第4日会議録

西山富三郎議員の一般質問

○議長(野口 俊明君)日程第1、一般質問を行います。
 通告順に発言を許します。
 17番、西山富三郎君。
○議員(17番 西山富三郎君)皆さん、おはようございます。
 このたびも、同僚議員の配慮によりましてトップバッターになりました。2問質問いたします。よろしくお願いいたします。
 初めの質問は、地方自治法の一部を改正する法律の若干の問題と題しています。
 地方自治法の一部を改正する法律が、平成23年4月28日、参議院本会議において可決成立し、同年5月2日に平成23年法律第35号として公布されました。具体的には、1つ、地方公共団体の自由度の拡大を図るための措置(議員定数の法定上限の撤廃、議決事件の拡大、行政機関等の共同設置、全部事務組合等の廃止、予算・決算の報告義務等義務づけの廃止)。2つ目に、直接請求制度の改正(直接請求代表者の資格制度の創設署名に関する罰則の追加)となっています。次の項目をただします。
 1つ、市町村基本構想の策定義務の廃止の趣旨をどう認識していますか。
 2つ、現在の市町村基本構想の取り扱いはどうなりますか。
 3つ目、今回の改正により、議会の議決を経て策定するとされている基本構想を廃止することは、議会が町づくりに関する基本的な方針に関与する担保がなくなり、議会の機能を縮減することとなり、問題ではないでしょうかという声もあります。自治法96条第2項の規定に基づき、個々の市町村がその自主的な判断により引き続き現行の基本構想や総合計画といった町づくりの方針については、議会の議決を経て策定することは可能です。なお、一部の地方公共団体において既に議会の機能強化策の観点から、同条同項の規定に基づき当該団体が任意に策定する総合計画などに対し、議会の議決を要するとしているところです。大山町議会運営委員会でも、自治法96条第2項の拡大に取り組むこととして全員協議会に報告しているところであります。行政としてはどう取り組みますか。
 4点目、長と議会の関係は。車の両輪とは。以上です。
○議長(野口 俊明君)町長、森田増範君。
○町長(森田 増範君)はい、議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)おはようございます。
 9月の定例議会、14名の議員の皆さんからたくさんの一般質問をいただきました。
 また、今回は教育委員会の方への質問も多くあったかなと思っておるところであります。精いっぱいお答えさせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げたいと思います。
 まず、西山議員から、地方自治法の一部を改正する法律の若干の問題ということにつきまして4点御質問をいただきました。お答えをさせていただきたいと思います。
 まず、1点目の市町村基本構想の策定義務の廃止の趣旨をどう認識しているかということについてでございます。
 今回の地方自治法の一部改正における市町村基本構想の策定義務の廃止につきましては、地方分権改革推進計画及び地方分権改革推進委員会におけますところの第3次勧告の義務づけ、枠づけの見直し、その一環として実施されたものと認識いたしています。同計画や勧告では、地域のことは地域に住む住民が責任を持って決めることのできる活気に満ちた地域社会をつくるために地方公共団体の自主性を強化をして、政策や制度の問題も含めて自由度を拡大するということとともに、みずからの責任において行政を展開できる仕組みを構築するべきという方針が示されているところでございます。
 市町村基本構想の策定義務の廃止につきましても、こうした方針のもと各当該の市町村が長期的な経営のあり方をどのような手続、また形態で基本構想としてまとめるかどうかは個々の市町村の判断にゆだねることが適切であると、この趣旨によるものと理解を、認識をいたしておるところであります。
 2点目の現在の市町村基本構想の取り扱いはどうなるのかということについてでございます。
 今回の地方自治法の一部改正により、市町村の基本構想については地方自治法上の位置づけはなくなりましたけれども、それをもって既に策定をいたしました基本構想自体が廃止されるわけではございません。引き続き大山町の町づくりの総合的かつ計画的な行政運営の指針を示すという位置づけ、これに変化はないものと認識をいたしているところであります。
 3点目の総合計画などに対する議会の関与についての行政としての取り組みという質問についてでございますが、地方自治法第96条第2項の議会の議決案件のあり方につきましては、先ほど西山議員が述べられましたように現在議会において検討されているところと承知いたしております。町といたしましては、町政の基本的な方向を定めるような計画などの策定等につきましては、全員協議会の場などを含めて議会の議員の皆様と十分相談の上、進めてまいりたいと考えているところでございます。
 その上で、どのような案件に対して議決という形で承認をいただくことがふさわしいのか。そのような点については、議会と町長がともに町民に対する責任を担いながら、計画的かつ町民の視点に立った透明性の高い町政の運営を実現するという観点から、検討してまいりたいと考えているところでございます。
 4点目の長と議会の関係はと、車の両輪とはということについてでございます。
 日本国憲法第93条では「地方公共団体の長、その議会の議員及び法律の定めるそのほかの吏員は、その地方公共団体の住民が、直接これを選挙する」としておるところでありまして、議事機関としての議会の議員の皆さんと執行機関としての長のいずれも住民の直接選挙により選任することとなっております。
 このことは、長とそして議員によりますところの議会とがそれぞれ独立の立場において相互に牽制をし、その均衡と調和により地方自治の公正、適正かつ円滑な運営を実現していこうとする趣旨だと認識いたしているところであります。
 以上、4点お答えをさせていただき、御理解を賜りたいと存じます。
○議員(17番 西山富三郎君)議長。
○議長(野口 俊明君)西山富三郎君。
○議員(17番 西山富三郎君)表面的にはそういう答弁なんです。それを詰めていくのが執行部と議会の責任です。
 家は、その土地の大工さんに建ててもらいなさいということわざがあります。それぞれの土地の湿度、気温、風向きあるいは自然現象、さらには歴史的伝統なども熟知したその土地の大工でないと、その地域に適切な家は建てることができないということのようです。中央からキャリアの赤井室長さんが見えておりますので申しにくいわけですが、霞が関の大工さんにはですね、幾ら霞が関の官僚が調査したり研究したりして数値化し、それに基づいて図面を引いたところで、地域地域の真相、事情、環境、人情や人間関係まで数値化することは不可能であります。これまでは地域の真相、事情、環境まで理解していないのに霞が関の大工が命令をしてきておったんですね。先ほど町長がありましたように自主性、自由度の拡大ですが、さらに国も地域も国民も今こそ独立して自己責任を引き受け、勇気を持って出発しなくてはならないと思います。これが国民的な示唆だと思いますよ。国民的な目指すところ、示唆だと思います。
 町長、さらに気概をお聞かせください。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)ちょっと聞き取れないところがございまして、気概ということでございますですね。
○議員(17番 西山富三郎君)はい、そうです。
○町長(森田 増範君)先ほど西山議員、質問の中でも示されましたように、やはり地域の町づくりは住民、地域に住む者がその思いを持ってつくり上げていくものであると思っております。特に合併時に3つの町が合併をするということについては、3町それぞれから地域の住民の方々に参画をしていただき町づくりのプランを練ったりをし、そしてこの新町まちづくりプラン、総合計画がつくり上げられてきたという経過がございます。そこに大きな私はこの大山町の町づくりの土台があると思っております。
 そうした現在あります大山町の総合計画、そうしたものをしっかりとあずからせていただき、また承知をさせていただき、一つ一つ今取り組みをしているところでありますし、今後もその視点を貫いていくということが大切であると思っております。
○議員(17番 西山富三郎君)議長。
○議長(野口 俊明君)西山富三郎君。
○議員(17番 西山富三郎君)そういたしますと、その町の中身が変わってこなくてはいけないと思うんですね。2000年以降、自治体は大きくモデルチェンジを迫られたわけです。昔の古い役場であれば、政治体プラス事業体でよかったんですけれども、新しいモデルは政治体プラス事業体、政策体プラス事業体になったんです。ここに政策体はどうですかという私の質問なんです、このたびの質問。
 大山町は、政策体として他町村に劣後しないような法的担当の職員は置いているんですか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。担当課長から、担当者より答えさせていただきます。
○総務課長(酒嶋  宏君)議長、総務課長。
○議長(野口 俊明君)酒嶋総務課長。
○総務課長(酒嶋  宏君)自治体の方が政策体に変わって、そういう職員がおるかということですけれども、個々の事業につきましては職員全体が政策はつくっていくということで、その事業につきましては各担当課、各担当者が能力を高めていく、政策能力を高めていくということで、個々研修を積んでいるというふうに理解しております。
 で、全体的なですね、法務につきましては、総務課の方に法務担当という職員がおりますので、これにつきましては条例規則等を策定する場合にそれが町の例規の流れというですか、型式に合っているかどうか、それから大きな目で法律等とそごがないかということを確認するというような形になっていると思っております。
 ですので、政策自体につきましてはだれが担当というわけじゃなくてですね、各担当部署の職員全体の政策能力を上げていくという方向で進んでいくというふうに理解しております。以上です。
○議員(17番 西山富三郎君)議長。
○議長(野口 俊明君)西山富三郎君。
○議員(17番 西山富三郎君)地方自治法の旧2条の4項は廃止になりましたけれども、基本構想を全部つくらなくてもいいというのでなくて、つくってもいいですよという条例になったんです。
 で、先ほど町長が答弁いたしましたように今ある法律は生きているといいますから、これ専門的に言えば存置しているという言い方になります。そうしますとですね、やっぱり海図なき航海はできないわけですから、大山町が目指す姿はこうだと、このように進むんですよというものはなければならないと思うんです。それがやっぱり長の責任だし、議会の責任でもあるわけです。
 地方自治法100条の2項には、議会は学識経験者を選んで役場の事務、調査等を調査させるということができるというわけです。進んでいる先進地の議会は、そういうそれを専門的知見というわけですね、専門的な知見を持った者と我々議会、地域の事情をよく知った者とが協議して政策を立てることは可能なんです。総合計画を立てることも可能なんです。
 昭和44年に総合計画を立てなさいという指針が自治省から出たんです。私は昭和45年に議員になりましたから、そのときに、亡くなりましたから名前を出しますけども、南條先生というお医者さんでしたけど、非常に造詣の深い議員がおりまして、その方が議員がみずから基本構想をつくったというふうな経験も持っておりますので、やはり執行部も議会も海図、将来のあるべき姿というものは大事なものなんです。
 そこで、今あるこの総合計画は平成18年6月に策定されています。17年に合併ですから。27年度までです。今は後期基本計画の2年目に入っているわけです。この計画は、あなたは先ほど尊重されると言いました。
 そこで、専門的なことを聞きますが、この基本構想との調和義務が定められている各種事業が27件ある。27件あると言っています。当該個別法において、計画的な計画の策定自体に議会が必要とされるものがあるんだそうです。私、ちょっとこの地方自治法が変わりましたよということで本を見たらそう書いてあります。
 法律が来たら、やっぱり役場の皆さんは例えば総務課長会、住民生活課長会、あらゆる会で政務等が勉強があるんですから、このたびの自治法の改正についてこのような27件の勉強はされておられますか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。専門的なところ、また技術的なところでありますので、担当より述べさせていただきたいと思います。
○企画情報課参事兼未来づくり戦略室長(赤井 久宣君)議長、未来づくり戦略室長。
○議長(野口 俊明君)赤井未来づくり戦略室長。
○企画情報課参事兼未来づくり戦略室長(赤井 久宣君)御指摘の20本の法律でございますが、恐らくこれは各個別法で、この自治法上の基本構想と調和して例えば個別の計画を定めなければいけないというような規定では、御指摘ではないかと思います。
 例えば老人福祉法ではですね、改正前、第20条の8において、市町村は自治法2条4項の基本構想に即して市町村の老人福祉計画を定めなければならないとされていたところです。これらの規定は、自治法の今回の改正の附則におきまして削除されておりまして、その自治法自体が平成23年の8月に施行されておりますので、その規定は既になくなったものというふうに考えております。同様の法律が、残り19法についても措置されたものというふうに認識しております。
○議員(17番 西山富三郎君)議長。
○議長(野口 俊明君)西山富三郎君。
○議員(17番 西山富三郎君)さらに、執行機関の長の権限まで侵すことはできませんから、私たち議会も。長の執行機関に当然の権利があると言っていますが、そのようなことはどういうことですか。
 それから、自治例121条の3とはどういうものですか。地方公共団体の司法秩序の根幹という言葉も出てきております。御理解のほど、御説明願いたいと思います。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)専門的な御質問をいただいておるところであります。担当より答えさせていただきたいと思います。
○企画情報課参事兼未来づくり戦略室長(赤井 久宣君)議長、未来づくり戦略室長。
○議長(野口 俊明君)赤井未来づくり戦略室長。
○企画情報課参事兼未来づくり戦略室長(赤井 久宣君)ただいまの質問にお答えさせていただきます。
 恐らく質問の御趣旨が、地方自治法の96条の2項で、今回の改正で、それまで法定受託事務は議会の議決案件の対象外とされていたというものが、今回の改正で法定受託事務も議決案件の対象にできるとされたことを御指摘なのかなと思い、そういうことで認識しておりまして、ただ、その中でも議会、恐らく総務省からですね、来てる通知の中で執行機関に明らかに属するようなものというものは、その法定受託事務について議決の対象とされたところですが、それについては対象にはならないといった通知が来ておりまして、そのことを御質問されているのかなというふうに認識をした上でお答えをさせていただきますと、その議決の対象にならないと解されるものというのは、主にですね、法律とか政令で地方公共団体に執行が義務づけられている事務でありまして、その執行についてもはや団体としての改めての判断の余地がなくて、いわば機械的に行わなければならないものですとか、あと法令によって長その他の執行機関の権限に属することとされているもの。事務の性質から、当然長その他の執行機関の権限に専ら属するものと解されるものということが総務省からの通知で示されているところでございます。
 ただ、これは地方自治法の245条の4第1項に基づく技術的助言ということで、総務省から通知が来ておりますので、これは技術的助言ですので何ら法的拘束力のあるものではございません。
 あと、司法秩序の問題という御質問ですが、恐らく義務づけ、枠づけの存置のメルクマールのことを御質問されているのかなというふうに考え、認識しておりますけれども、地方分権改革で義務づけ、枠づけが存置される際のメルクマールというのが示されておりまして、その中で司法秩序の根幹となる制度に係る事務というのが、公共団体に義務づけする際の許容されるという一つのメルクマールということとされております。
 その司法秩序の根幹というのは、恐らく法人制度ですとか私有財産制度、そういったものの根幹にかかわるような規定で国が地方公共団体に義務づけているような規定、これは存置がされる可能性があるというものだと認識しております。以上でございます。
○議員(17番 西山富三郎君)議長。
○議長(野口 俊明君)西山富三郎君。
○議員(17番 西山富三郎君)中央の官僚さんに答弁していただきまして、国会議員になったような、国会みたいな、失礼いたしました。
 そういたしますと、次の、時間がありませんので議会と長の関係です。車の両輪と言っていますけどね、心棒は私は町民だと思ってるんですね。大山町という空間だと思ってるんです。そこには二次元的、三次元的、四次元的な考え方もたくさんあると思いますよ。
 そこでですね、やっぱり私は二元代表制ですから、これ正常な競争機関でなくてはならないと思ってるわけです。執行部の皆さんの知恵と私たちの能力と競争する。これが二元代表制の根幹だと思う。チェック・アンド・バランスです。
 そこでね、町長、具体的なことを言いますけども、やっぱりそうなりますとあなたも私どもも町民に選ばれたんです。選ばれた以上は、さらに発想力、行動力、倫理観が大切です。傲慢になったらいけません。腐敗したらいけません。両輪でいいんです。両輪が議会と執行部が付着して一つになったら倒れてしまいますわ。両輪だからしゃんと立ってるわけですね。私はこの認識が大事です。
 町長、えらい卑近なことを申し上げて悪いですけども、議員や町民や業者の方と癒着されているというふうなことはないでしょうね。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)全くございません。
○議員(17番 西山富三郎君)議長。
○議長(野口 俊明君)西山富三郎君。
○議員(17番 西山富三郎君)全くないという言葉ですので、そういたしますとね、聖徳太子は「和を以て貴しと為す」と言ったんです。源頼朝は「一所懸命」、一所懸命の「しょ」は「所」です。所に命をかけると言ったんですね。勝海舟は、政治家のひけつは「誠心誠意」の4文字だと言ったんです。二宮尊徳は「至誠を本とし分度を体とし推譲を用とする」と言ったんです。古代ローマの大政治家キケロは、正義を働く人を妨げてはならないと、こういうふうなことを言っています。
 町長も住民から選ばれて町長になりました。あなたは、勇気と真心を持って真実を語り合い合ってきましたか。グッド・ガバナンス、善政をしくために足を運び、汗をかき、たまには町民と涙を流し、車の両輪を全うしようとされてきましたか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。西山議員より、私の方への激励の言葉かなと思って受けとめさせていただきました。
 まさに議員おっしゃいます思いを持って、この町政のかじ取りをさせていただいております。一生懸命ということも私の大きな大切にしておる姿勢でありますし、また誠心誠意、二宮尊徳の話もされました。私が学生のときに師事しておりました先生が、まさに二宮尊徳を研究しておられる方でありまして、その道しるべ、4つの道しるべがございましたけども、それが私の今の支えでもあります。
 また、住民の視点、目線、現場での、そこに視点を置いて、観点を置いた施策はというお話もございました。
 今現在もそうでございますけれども、職員、町政の取り組みを進めていく中で、町づくりを進めていく中で、住民の皆さんのお力を発揮していただきたいと。あるいは一緒になって汗をかいていただきたいということでの取り組みを集落から、あるいはまちづくり会議から、あるいは各種団体のいろいろなグループがございます。そうした方々との連携をとりながら、今その取り組みを進めているところであります。まさに今、御質問をいただきましたことについて取り組みを進めておるところでありまして、改めてそのことについての大切さ、重要さ、認識させていただいているところであります。よろしくどうぞお願い申し上げます。
○議員(17番 西山富三郎君)議長。
○議長(野口 俊明君)西山富三郎君。
○議員(17番 西山富三郎君)もう一つね、議会と長の関係で重要な役割を示すのが職員なんです、職員。で、町長部局、行政機関は首長を頂点として組織され、予算の作成や執行、政策立案において当該自治体が持っている資源、これ資源というのは職員、職員を最大限に活用することができます。我々議会の資源というのはね、議員報酬を中心とする若干の資金とみずからの時間と知識、少数の事務局です。で、このように比較すれば、行政組織の方が優位です。
 しかしね、ここで皆さんには、私は古いんですから代表して皆さんの声を代弁しておきますけども、議員は選挙で選ばれたという正当性を持っております、正当性。我々、選ばれておる。勝手に議員になったわけじゃない。正当性を有しています。地域の意見を代表するという点において、職員は議員にまさることはできない。我々は地域の声を代弁することが仕事なんですね。そういう正当性を認識する職員が、その職員の姿として求められているんです。
 町長、長と執行部の関係において、議員に対するそのような認識は指導されておられますか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)長と議会との両輪ということの中での御質問でございました。その中で、議会議員の皆さんが地域の住民の皆さんの意見を代弁をしての立場にあって、その論点で、あるいはその姿勢で町政との、執行部との協議等々を望んでいるというお話でございました。それに対して、町長としての姿勢はどうかというお話かなと思って承りました。
 まさにおっしゃいますように、私自身も議会におった人間であります。そして、その柱となりますところ、基本となりますところは住民の視点、現場の視点からの政策、諸施策、諸事業でございます。さまざまな事業を取り組んでいるわけでございますけれども、その視点はやはり住民の視点に立った、現場の視点に立ったところからの考え方であり、取り組みであるというぐあいに考えておりますし、そのことを職員も承知しているというぐあいに認識いたしております。いろいろな事業、政策を取り組んできております。その内容についても、そのことを議会の皆さんも十分御承知をしていただいているからこそ、提案をさせていただいておりますいろいろな事業、政策等について御議決をいただいたり、あるいは御議論いただいたり、そして今日のいろいろな諸事業の取り組みに至っているというぐあいに考えておるところであります。引き続きの御指導も賜りたいと存じます。
○議員(17番 西山富三郎君)議長。
○議長(野口 俊明君)西山富三郎君。
○議員(17番 西山富三郎君)次の質問に移ります。
 2点目は、全保育園、全保育所で運動遊びはどのように行われているかということです。
 現在の子供たちを取り巻く社会環境は、少子化、情報化の進展、テレビゲームの普及などにより大きく変化してきました。これにより、子供たちの遊びは群れ遊びが少なくなり、動的な遊びから静的な遊びへと移行してきました。この遊びが体力の低下だけでなくキレる、荒れる、校内暴力などといった心に関する教育問題と大きく関係していることが脳科学に基づいた研究からわかっています。全身運動することによって前頭葉が活性化し、感情のコントロールする力がうまく働くようになります。この脳がぐんと成長するのは3歳から8歳で、人間らしさをつくり、生きる力をはぐくみます。
 1つ、遊びを通して日常生活で余り使わない筋肉を動かし、支持力、跳躍力、懸垂力、逆さ感覚などの基礎体力を身につける。2つ、できたときには大きな喜びと達成感や満足感を感じ、次への挑戦心や意欲を引き出し、体を動かすことが好きになる子供を育てる。3つ、子供の発達段階や精神面を考慮し、無理なく体を動かすことで動ける体をつくるとともに脳に活性化させる心の成長を促す。4、子供自身がみずから興味を持ち活動することで集中力が身につき、見る力、聞く力、考える力を養う。大山町ではこのような取り組みをどう行い、検証していますか。
○議長(野口 俊明君)教育委員長、伊澤百子君。
○教育委員長(伊澤 百子君)はい、議長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)おはようございます。
 今回の議会では、本当にたくさんの質問を教育委員会にいただきました。皆さんが教育委員会に寄せてくださっている関心の高さとか期待などをひしひしと感じているところです。精いっぱいお答えしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 ただいまの西山議員さんの全保育園、全保育所で運動遊びはどのように行われているかとの御質問にお答えをいたします。
 保育所での運動遊びの取り組み状況ですが、これはかなり以前より町内のすべての保育園、保育所でそれぞれ特色のあるいろいろなリズム運動を行っております。内容は、大体が朝9時半から約30分間、音楽に合わせて走ったりスキップしたり、あるいはブリッジ、また動物や昆虫をイメージしたポーズや、そういう動きというものを取り入れて子供たちが興味を持ちながら楽しく体を動かす。そして鍛えていくという、そういう工夫をいたしております。これらのねらいは、いろいろな運動遊びを体験をしたり、またそれを継続するということで体を動かす楽しさ、また自分の体を自分でコントロールすることができる成功感、達成感といったものを味わって、基礎的な運動能力を身につけ体力の向上を図るとともに、心身ともに健康な子供を育てるというところにございます。
 また、子供同士がほかのクラスの子や異年齢の子供たちの運動する姿というものを見ながら認め合い、励まし合ったり、時には励まされたりすることで非常に頑張って、できないこともまた挑戦をしていくというふうに、ともに成長していくことができる。そういう中で、子供たちの仲間としての連携というものも育っていくというふうに思っています。
 これらの運動で保育所が感じている効果というのは、まず第一に子供たちの腕の力、足の力などが確実に強くなり、体力がついてきているということです。そして音楽に合わせて運動いたしますが、これでリズム感とか機敏性というものもついてきているようです。
 議員がおっしゃいますように、朝のうちにしっかり体を動かすということで脳の活性化も図れるでしょうし、子供たちの意欲とか集中力も高まるものというふうに考えております。
 町内の保育所では、このリズム運動だけでなく季節によって園庭でのマラソンとか、あるいはいろんな遊具での遊び、室内でのボール遊びやマット遊びなど、子供たちの年齢に合ったいろいろな運動遊びというものを積極的に取り入れております。このほか、天気のいいときには保育所周辺の散歩に出かけたり、自然に親しみながら体力づくりに取り組んでいるところです。以上です。
○議員(17番 西山富三郎君)議長。
○議長(野口 俊明君)西山富三郎君。
○議員(17番 西山富三郎君)この間、少し保育所に行きまして先生方にお話を聞いたんですけどね、クマさん歩きとか片足クマさんとか、それからカンガルー跳びとか長縄跳びとかカエル跳びとかカエルの一休みとか、それからワニさん歩きとかね、豚の丸焼きなんていうのもあるんだそうですね。
 それでね、私は保育園は大学と同じぐらい大事だということを常々言ってるんです。この間、保育園の先生が言っておられましたが、今、問題を起こしております中国は保育園の先生と大学の先生と給料が一緒ぐらいだそうですね。それで、先ほど住民生活課長にちょっと調べてもらいました。亡くなる人の方がちょっと生まれる人の2.5倍ぐらい。そんな状態で、やっぱり子供が、女性の方が子供が生まれるような社会をつくらんと、非常にこれからの子供さんたちには大変なことになるだろうと思う。
 時間がありませんので、いろいろ用意してきたんですけどね、発達過程というのがある。おおむね6カ月未満、おおむね6カ月から1歳3カ月未満、おおむね1歳3カ月から2歳未満、おおむね2歳、おおむね3歳、おおむね4歳、おおむね5歳、おおむね6歳、このように分かれておるんだそうでして、それからこれも聞いたんですけども、学校の方にはカリキュラムがありますけどもね、保育所にはどんなものがあるんですかと言ったら、保育園は保育園なりにですね、保育課程、今、あれですな、保育所は幼児教育の施設ですか。それで保育課程ちゅうのがあって、年間計画というのがあって、月案というのがあって、週案というのがあって、日案というのがあるんだそうですね。このような私が今言いました8つの課程の子供たちに、綿密な計画を立てながら教育委員会やらいろいろ学校とか連携しながら、本当に子供たちはむだに生まれてきた子は一人もおらんと思うんですね。この子にもこの子にもこの子にもこの子にもこの子にも同じ光を与えて、立派な人間として生きてもらわなきゃいかんと思うんですね。その8段階に準じた保育所の計画はもちろんなされて、その中に運動遊びもあるんですか。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの西山議員さんの御質問ですが、今おっしゃいましたように各保育園、保育所では非常に緻密な子供が育っていくためのいろいろな指針、その中で取り組んでいるいろんなプログラムというものを週に、月に、季節に応じて、また年齢によってつくっております。今おっしゃいましたとおりでございます。
 運動もやはりその年齢に応じて、その月齢に応じていろいろな運動プログラムが考えられております。幼児期というのは、本当に生涯にわたって体を動かしていくいろいろなそのもとをつくる時期だというふうに思っておりまして大変大切な時期ですが、体力だけじゃなくて、今、前頭葉の問題が出ましたけれども、そういう脳の活性化、精神的な面でも意欲とか気力とか挑戦心とか、そういうものをあわせて育てていく大切な時期だというふうに思っております。心優しくたくましい子供たちを育てるというのが大山町の子供たちを育てる大きな目標ですので、それに沿って各園、各保育所が取り組んでいただいているというふうに思っております。(発言する者あり)
○教育委員長(伊澤 百子君)はい、済みません。
 議長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)教育長より補足をさせていただきます。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)今、御質問いただいたそのとおりなんですけれども、この今お話しになったことは新しい保育指針てっていうのができまして、それは平成18年に教育基本法が変わりまして、幼児期の教育てっていうのが新しい第11条に新しい項目として出てきたということを受けて、ここにありますように保育所の保育指針と幼稚園の教育要領というのが同時に改訂になった。その中で、今おっしゃいましたように、子供たちの心と体を育てていく、一番やっぱり体と心のバランスがとれるてっていうのが一番大事なんです。その中でも、特に幼児期の教育てっていますか、運動遊びてっていいますか、あるいは集中力てっていいますか、そういうのは特に大事だという形で、保育の質と内容を高めていこうという形で新しい保育指針ができましたし、今さっきおっしゃいましたように今までは保育計画と言っておりましたのが保育課程とか、そういうだんだん学校教育に近づいてきているなという。御存じのように保育所てっていうのは児童福祉施設ですので、若干そういう面では少なかったと思いますけど、それがだんだん教育基本法をもとにした中での教育の流れというのが入ってきたのかなというふうに考えております。
○議員(17番 西山富三郎君)議長。
○議長(野口 俊明君)西山富三郎君。
○議員(17番 西山富三郎君)生まれまして半年ぐらいたちますと、喃語というんですか、意味のわからない言葉、喃語というんだそうですけど、それから大きくなっていきまして、やっぱりあれですか、子供の最高の利益を考慮し、福祉の増進を図るのに最もふさわしい場所だというふうなこともそこの改正では出ておるんですか。
 それで前頭葉というのは運動野プラス前頭前野だそうですね。この頭の中割ってみたこと、わかりませんけども、4つぐらい大きな脳が分かれておるようですね。前頭葉とか頭頂葉とか後頭葉とか側頭葉。運動野、運動をつかさどる前頭前野、これが感情をコントロールするということだそうですけども、やっぱりこせこせしない子で伸び伸びと育つ。遊びの中から伸び伸びと育つ、このようなのが保育の目標ですか。伸び伸びとゆったりと育って、大きな人間になる。
 今、私が思うですよ。今まく木の実は後の大木だと。今の保育園の子供たちは、20年30年40年先には大きな大木になってほしいと思ってるわけです。皆さんもそうだと思いますね。そういうふうなことで、体を動かして脳を育て心を育てると。そしてですね、全身を使って遊べる動ける体をつくる。それで、やはり目指す子供像というのは健康な心と体を育つ。そして、おおらかにそれを見守って育てていくという考え方ですか。決意のほどをお聞かせください。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)はい。ただいま議員さんがおっしゃいましたように、まさに体と心のバランスがとれて初めて健全な発達をしていきます。先ほども申し上げましたように、これは将来の人間をつくっていく本当に基礎の部分だというふうに思っております。人生の中で、今、非常に仲間同士とうまく連携がとれないというような子供たちが次第にふえてきております。これらもやはり子供の時代の群れ遊びが少なくなってきたということにもやはりかかわりもあるのではないだろうか。しっかりとした運動量、また運動のプログラムをしっかりと保証してあげて、そして本当に心も体もたくましい人間をつくっていくことが大山町が目指している保育園、保育所の子供たちの姿ではないだろうかというふうに思っておりますし、非常にその幼児期の教育が大切であるということは教育委員会のもとでさまざまな園を回らせていただいて、そしてさまざまな園で必死になって取り組んでくださっている保育士の皆さんの姿や、それの中でも本当に元気いっぱい遊んでいる子供たちの姿を見るたびに、そういう思いを強く持っているところです。以上でございます。
○議員(17番 西山富三郎君)議長。
○議長(野口 俊明君)西山富三郎君。
○議員(17番 西山富三郎君)教育委員会に幼児教育課があるちゅうのは県内でも珍しいし、全国的にも珍しいわけですね。その点で、もう少し時間がありますので、その成果がやっぱりあらわれておりますか。どちらか、よろしく。これで終わります。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)はい。今の議員さんの質問は、本当に先日の教育委員会でも話が出ておりましたが、まさに成果があらわれとるというふうに思っております。それは教育長の方がお答えをいたします。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)はい。鳥取県で日野町あるいは江府町、智頭とか、どんどんそういったところがふえてきておりますというのは事実でございます。やっぱり実際にうちの保育士の先生方を見ておりまして、教育長になってから4年間、学校の先生に負けない指導案とか計画案だとかというのがどの保育士の皆さんも書けます。そういう面で、そしてきょうよりかもあしたはもっとよにしようとか、いろいろな子供さんがおられますけれども、少しでもよくなっていくように毎日園長先生、所長さんを初めとして保育士の皆さんが一生懸命頑張っておるというのを御理解いただけたらと思います。ぜひ議員の皆さんでも町民の皆さんでも、運動遊びも含めて保育園に行ってみてやっていただきたい、そういうのが思いです。
○議員(17番 西山富三郎君)終わります。

米本隆記議員の一般質問

○議長(野口 俊明君)再開いたします。
 次、2番、米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)はい、議長。
 2番目で、午前中、私が最後になるかなというふうに思っておりますが、よろしくお願いいたします。
 それでは、通告書に従いまして2問質問させていただきます。
 まず、冒頭にですが、1つ目、どうなる印刷工場、次の使い道はということで質問させていただいておりますが、実はこの問題につきましては、今、日本国じゅうで話題になっております尖閣諸島の領土問題におきまして、いろいろと取りざたされております。中国国内ではデモとか、それから日本企業が暴徒化した群衆の皆さんに危害を加えられるということがありますけども、私はそういったことの対抗するためにこの質問をすることではありません。私は、単純にこの企業の今後、またその施設の有効な使い道、これについて質問させていただくということをまず最初に述べさせていただきます。
 旧光徳小学校の活用ということで、執行部は中国企業の誘致をしました。当初は23年4月に創業して「地域から雇用を」がうたい文句でした。うまくいけば工業団地に工場の増設などとも言っておられたはずですが、この企業の誘致に対しまして、町は水道の配管やもう一つ入っております誘致企業との間仕切りに800万円を支出したはずです。
 ところが、いつまでたっても印刷機材の搬入がされません。昨年12月の定例会におきまして、この中国企業の進出につきまして一般質問をさせていただきました。そのときはことし6月になるような答弁だったと思いますが、現在9月になりますが、いまだにその動きが見えてきません。契約不履行として返還させるべきではないかと思いますが、このような状況をどう思われますか。
 今、町づくりの地区会議が各地で活動を始めています。光徳地区も、今後地区会議の拠点が必要になることが予想されます。この誘致話があった時期は、町長の持論であった集落が元気になれば活性化になるとまだ言っておられたころでありまして、住民自治組織が地区ごとでまだ不完全な時期だったと思います。ですから、今現在、未来づくり戦略室が担当になっておりますが、今の状況とは全く違っていました。大山地区と違い、名和、中山地区には拠点となる施設、公民館がありません。体育館を含め今後の使用方法を地区会議にゆだねるべきと考えますが、以上2点、町長の考えを伺います。
○議長(野口 俊明君)町長、森田増範君。
○町長(森田 増範君)はい、議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。米本議員より、どうなる印刷工場、次の使い道はということにつきましてお答えをさせていただきたいと思います。
 まず、大山金龍株式会社の親会社でありますところの金龍プラスチック印刷有限公司と知事公邸におきまして進出協定を結びましたのが、平成23年の3月のことでございました。それ以来、町は進出協定によりまして旧光徳小学校の改修工事などを行って、金龍プラスチックの会社は日本法人の設立など諸準備に着手されたところであります。
 その後、急激な円高の進行、そういった要因などによりまして計画に大きな遅延が生じているということは、議員御指摘のとおりでございます。私も、このことについて大変憂慮いたしているところであります。
 ただ、協定書には信義を重んじて誠実にこの協定を履行すると取り決めておるところでありまして、いわゆる紳士協定でございますので、計画の遅延のみをもって建物の賃貸借契約を一方的に解除していくということは、契約上困難であるのではというぐあいに認識いたしているところであります。
 大山金龍株式会社からは、現状につきまして本年6月から国内での営業活動を開始しておられるところであり、工場については体育館の構造、強度などについての調査や塩害影響調査など、予想よりも時間を要しているために機械の設置に至っておらないというところでございまして、来年の1月に終了予定の調査の結果を待って、稼働に向けた措置をとっていく予定であるという報告が参っているところであります。そういった状況にありますので、計画の遂行につきまして見守っていきたいというぐあいに考えているところであります。
 次に、地区会議の役割についてでございますが、全町統一的に公共施設の利活用方法の検討を地区会議にゆだねるということではなく、それぞれの地区の地区会議の到達度や事業計画など、総合的に判断をしていくべきではないかなというぐあいに考えているところでございます。
 以上で答弁にかえさせていただきます。
○議員(2番 米本 隆記君)議長、2番。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)それでは、先ほど町長も言われまして、ちょっとこの経過をもう一度確認させてもらいたいと思います。
 体育館を使って印刷工場にということと、公社は製品の保管場所にさせてもらうというような話があったのは、これはたしか22年12月、最終区長会でまず最初にお話があった話ではなかったかなというふうに思います。それから、23年の2月に光徳地区の住民説明会がありましたけども、このときはまだそういったお話でなかったかと思います。
 で、そのときの住民の皆さんからの声はですけども、まず廃液は出ないかとか、それからにおいとかそういったもの、騒音はどうかといったところが一応声として上がったというふうに思っております。
 ここからです、途中から話が変わったのは、ここではもう印刷はしないと。ここからはペレットから材料をつくって袋をつくる。それから、印刷はほかの場所でするというようなことで、担当課の方からはペレットについての詳しい説明があったものと思っております。つまり、この変更のときのペレットからつくったということはだれから聞かれたのか。それから、今申しました経過につきまして間違いはなかったのか。この2点、ちょっとお伺いしたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。詳細の経過についてでございます。担当より述べさせていただきます。
○観光商工課長(福留 弘明君)議長、観光商工課長。
○議長(野口 俊明君)福留観光商工課長。
○観光商工課長(福留 弘明君)まず、経過につきましてでございますけれども、先ほど米本議員さんが言われたとおりの経過をたどっての進出協定ということになっております。
 なお、途中で印刷は当面先送りということになりましたのは、体育館の中に巨大な印刷機を収納することが不可能であるというようなことで、当面体育館ではいわゆる製袋機、プラスチックの原料からポリエチレン等の袋を製造するということで、計画の変更につきまして協定を結んだということでございます。
 だれから聞いたかということでございますので、金龍プラスチック有限公司の金社長の意向を日本側の窓口となっている方を通じて伺ったということになります。以上です。
○議員(2番 米本 隆記君)議長、2番。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)はい。経過はそのとおりだということを認めていただきました。
 実は、私は8月の24日ですかね、ちょっと大山金龍さん、会社名を出しても、町長も言われますんで出しますけれども、聞き行きました。事務員さんが対応してくれましたが、実際に言われたのが、体育館が古くて直さないと使えない。それと、だからいつ操業できるかわからないというふうに言われたんですね。じゃ今、現在のお仕事は何をされてるんですかと言うと、営業活動をしておると。なら、その営業についてはどういったことをやっておられますかと言いますと、お聞きしますと、中国から輸入したものを日本法人としてそれを販売しとるということを言われたわけですね。ああ、そうですか、今まだ、私も今製品ができないんでそういうふうにされてるかなというふうに思っておりましたが、実はまたこの9月に入りましてから再度伺って、今度は社長室長にお聞きしました。そのとき、今、町長にもあったようなことなんですけども、体育館の修繕を今何か町と協議しとると。床が張ってあると振動があるんで、その振動についていろいろと問題がある。それで、それから議会の方にいろいろと聞かれるようなので、今、文書で出すようにしてますからということで、その11日ですか、この日には担当者はいないんで、きょうかあすには文書を郵送かファクスでお知らせしますよということを言われたわけです。
 私、思うんですけど、そのファクスとか文書で知らせていただいた内容というのが、今町長が言われた内容なのかどうなのか、その点についてお話を聞きたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。詳細について、担当より述べさせていただきます。
○観光商工課長(福留 弘明君)議長、観光商工課長。
○議長(野口 俊明君)福留観光商工課長。
○観光商工課長(福留 弘明君)ただいまのお尋ねでございますけれども、従前から再三にわたりまして担当レベルでは日本人社員の方に、今どういうことで今後どうする、どうなるのかといったようなことを課題を整理していただいて、協議しましょうということを申し上げてきております。なかなかまとまった回答をいただくことができませんので文書でもって申し入れ、9月12日付でございましたけれども、担当あてに現状と今後の計画についてということでお返事をいただいたということでございます。
○議員(2番 米本 隆記君)内容はこれですか。
○観光商工課長(福留 弘明君)議長、観光商工課長。
○議長(野口 俊明君)福留観光商工課長。
○観光商工課長(福留 弘明君)内容につきましてでございますけれども、先ほど町長が答弁をさせていただきましたことは回答文書を要約したものでございますので、内容的にはそういうことでございます。
 もう少し詳しく申し上げますと、特に今後のスケジュールのところですが、営業活動は今後も引き続き実施する。工場稼働に必要な調査等を引き続き実施する。これら調査結果を踏まえた上で、工場稼働に向けた措置をとることとする。なお、調査終了は25年1月予定というふうな回答をいただいております。以上です。
○議員(2番 米本 隆記君)議長、2番。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)先日、総務常任委員会でもこれ14日の日に伺ったんですね。このときも室長が対応されたんですけどね、その言われることと実際にこの内容が食い違いがあるんですね。
 実は、出れない理由というのは何点かあるんですけど、まず今町長が冒頭に言われました、最初言われましたけど、円高になったと言われましたね。ところが、私、昨年12月に一般質問でこの問題を出させてもらっております。そのときにも、多分ですよ、担当課なり行政、執行部の方からは金龍に対していつだったら出るかということは聞かれてるはずなんですよね。でなければ、6月という確実な話が出てこない。違います。私、そこがまず第一に不思議なんですよ。これについても後から教えてください、そう聞かれたのかどうなのか。
 それから、この金龍の室長の言われる設計者を交えて話し合ったら床の強度とか耐震強度、それに問題があるからだめだと。これは最初の話では、床は取っ払ってしまって下にコンクリでも張ってするという話でしたね。これはだれと話をされたんですか。これ2つ目。
 それから、もう1個、さっきもこの町長の答弁書にありましたけど、塩分を調査する。あそこは海に近いということは現場は見ておられるはずですね。それで計画を進めてこられた。なのに、今この状態ということはどういったことですか。現場を見ずに話だけでしたわけではないですね。現場を見ておられますね。どうですか、見ておられますね。それもあわせて、見ていてなぜこういった結論が出てくるのか。この3つ、教えてください。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。3つの質問について、担当より答えさせていただきます。
○観光商工課長(福留 弘明君)議長、観光商工課長。
○議長(野口 俊明君)福留観光商工課長。
○観光商工課長(福留 弘明君)ただいまの3点でございます。
 事業の創業予定等につきましては、大山金龍株式会社ということで日本法人が設立されました後は、代表権を持たれます日本側の専務取締役、この方を窓口にいろいろと伺っていた話ということになります。
 そして、床に強度がどうのこうのといった部分は、現在おられます社長室長さんが一方的に言っていらっしゃることで、議員御指摘のとおり私どもは床は置けないので床をとってコンクリートで補強してということで、当初伺っておりました。
 塩分の件も全く同様でありまして、現地をごらんになった上で了解をいただいたものということで、先ほど申しました課題を整理して話し合いましょうというのは、そういった一方的に言われている部分についてということでございます。
 なお、本社の方から社長、日本法人のイ・リさんというんですか、社長さんに伺いましところ、そういうことは社としては言っていないということでございますので、社長室長さんの個人的な感想ではなかったかというふうに今の議員さんの御質問を聞いて推察をしたところでございます。私どもにはそういう話は伺っておりません。
○議員(2番 米本 隆記君)議長。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)ということはですね、この塩分濃度ということをまず最初から織り込み済みということですね、本社の方は。それから、その契約内容につきましては、大体体育館の改修は大山金龍さんの方が全面的にされるということでしたね。これは間違いないですね。
 であるならば、今、円高でなるって言われましたけども、それもこれは勝手に今、何ていいますか、室長が言っておられることということで答弁がありましたんで、十分に対応できるということですね。なのにそれができてない。6月と言われたのが9月になってもできない、また半年ほど延ばして来年の1月。では、これからまたそれから先になりますよ、また半年延ばしますよ、先には設置しますよと。これをずっと繰り返すんですか。
 私は、何は何でもここを、何といいますかね、金龍さんの方から引き揚げてくださいとは言いませんけども、ただ、こういった使い道、まだ地区の方で光徳地区にはそういった拠点になる施設も何にもありません。そういったところにやはりゆだねてみるというのも一つではないかなということはありますんで、こういったことで延ばされるんであればどんどん地区会議の方で使用方法並びにそういったことも含めてした方が、地区の方としても、またその話し合いの土台となる使用方法についてもいろいろとまた話がしやすいんじゃないかというふうに考えるわけで、この問題を提起しているわけです。その辺につきまして、来年の1月とかいうことでまた言われますけれども、本当にそうなったときにいつを最終的に考えて結論を出されるのか、町長にお尋ねしたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。体育館の床の関係について、少し説明をさせていただきたいと思いますので、担当の方から、かかわっていた者の方から述べさせていただきたいと思います。
 それから、今の地区会議の活用ということへのお話もございました。地区会議、町内で10の町づくりの地区会議があり、それぞれがいろいろな今御協議をいただいているところであります。進捗度の進んでいるところ、それからこれからいろいろと協議していこうとしておられるところ、いろいろなスピードの速い、あるいはそうでないということはありますけれども、今御指摘のようにそれぞれの地区で町づくり、自分たちの広域的な地域としての課題を整理をしながら、取り組めるところから取り組んでいこうという動きが進んでおるところでございます。
 なお、この旧光徳小学校の活用ということにつきましては、今現在御指摘の状況があるわけでありますけれども、さかのぼりますれば以前から町の遊休公共施設、いかにして利活用していくのかということが大きなテーマであり、議会の方からも御質問もいただいたりしております。たしか22年の3月あたりの一般質問でも、このことについてどういう考え方を持ってるかという御指摘、あるいはアドバイスや御指導もいただいたと思っております。精いっぱい取り組んでいくというお答えをさせていただく中で御縁があり、このたびのこの印刷の会社の方の運びに結びついたと思っております。いろいろな経過の中でも議会の皆さんの方にも御説明をさせていただいたり、また地域の方にも出かけさせていただいたりして説明をさせていただき今日に至っている現状は、議員も御承知のことと思っております。そういった経過がございますので、そのことについてもひとつ御理解を願いたいと思います。
 今、そういう状況の中で、大山金龍の会社の方の動きがなかなか見えてきていないと。だからそういった地域での施設利用に使ってはというお話でございますけども、やはりまずはもう少しこの状況を、先ほど最初の答弁で述べさせていただきましたように見守らせていただくことが肝要ではないのかなと思っているところであります。本当に向こうの方がとても進展が進んでこないということがあるとするならば、それは議会の皆さんとまた御相談をさせていただいて、大きな決断をしなければならない場面はあろうと思っておりますけども、今の状況では工場稼働に向けた取り組みでおるということを担当課の方からも申し述べさせていただいたところでありますので、その状況を見守らせていただきたいなと思っております。
 円高という話がございます。一度円高が70円台から80円台に入って、少し緩んでくるのかなという動向がありましたけれども、またここ非常に厳しい70数円という状況が続いてきております。経済の世界でありますので、本当にどのような動きになってくるのか、そこは私どもの推察のできないところがございます。思いを持ってここにやってくるという強い決意をされた社長でございますので、その思いは今も変わらないと思っておりますけれども、いろいろな経済動向、円高等々の中で、あるいは私どもの掌中にできないところの中で今の状況にあるのかなと思ったりもするところであります。
 施設の利用ということについてはやはり大きなテーマでありますので、そういったことを考えながら、またかんがみながら、議会の皆さんとも相談をさせていただく場面も出てくるとするならば、御意見を賜ることもあろうかなと思っておるところであります。
 そういった状況にあるということでお答えにかえさせていただきたいと思いますし、床の関係については少し誤解や、あるいは憶測があってもいけませんので、少し時間を賜りたいと思います。
○副町長(小西 正記君)議長、副町長。
○議長(野口 俊明君)小西副町長。
○副町長(小西 正記君)体育館の床の件について説明させていただきたいと思います。
 当初、床につきましては、そのままの状態でも可能であろうというふうな判断がありました。それから専門的な者が、設計業者さんが入られていかれた後につきましては、床の上に鉄板を敷いて下からジャッキアップをするというふうな方法も検討されましたが、最終的にやった段階で、機械の振動によって製品のむらができる可能性も捨て切れないということでのコンクリートを打ちたいというふうな協議が上がってきたというのは事実でございますが、協定書を結ぶ段階ではジャッキアップという方法でやりたいというふうな話で進んできたところでございます。
 かつ、塩害につきましては、塩の話というのは私がやりとりした間の中では一つも出てきておりませんでした。しかし、これが製品の中でいろいろ検査が必要ということで検討された結果、塩害の塩分の調査ということが必要になったんではないかというふうには推測しますけども、私がやりとりをしている間については塩分についての関係はございませんでした。以上です。
○議員(2番 米本 隆記君)議長。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)さっき町長が円高のことも言われましたけど、ちょっと確認させてください。
 先ほど、担当課の課長は円高は関係ないと、これは本社のあれだと言われたけど、どっちです。さっき質問したときに、円高の方は、これはだれが言うたか、現場の方のこれは今の室長の言われたことだというふうなことだというんですけど、町長は円高になっとると、が原因だと言われます。これはどっちですか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)私の発言については、私の推測であります。
○観光商工課長(福留 弘明君)議長。
○議長(野口 俊明君)福留観光商工課長。
○観光商工課長(福留 弘明君)はい。先ほどの3点のときの私の答弁につきまして、円高には触れていなかったように思います。以上です。
○議員(2番 米本 隆記君)議長。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)ですから円高になってないということですから、私、最初に言ったですよね、これは社長室長に聞いた話でこうですけどどうですかという話を聞きましたんで、ですから12月の答弁のときには円高は全然関係ないんですよ、もう6月にはこっちに来るということをきちっと言われたわけですから、それが今の段階でまた言われるということ自体がおかしな話でありましてね。ですから、その辺のところの話が町の行政側の方が把握される内容と、私たちが聞いてくる内容といいますかね、がずれがあるというか、その言われることに、大山金龍さんの方の言われることにずれが出てくる。ですからおかしいことが出てくるんですよね。
 一番大事なのはね、今、塩分のことも言われましたけど、多分青島の工場、副町長も議会の代表も行かれましたけど、これ海のそばでなかったですか、工場は。違います。海じゃないです。ですから、私ね、あの辺、この塩分のことが出てくるということもおかしな話だと思っていますし、それと私こんなこと言って憶測で申しにくいんですけども、この前、大山金龍さんの方から社内の、何ていいますか、何ていいますかね、これ、パンフレットといいますか、これ総務の皆さんもらったんですけど、この中で事業内容については製造販売になってるんですね。製造販売なのに、まだここに来てない。輸入に頼ってやりますよということは、この説明書の中にもあります。安い中国でつくったものを輸入して、日本各地に販売するということをうたってあるんですね。私ね、これは問題ちょっとあるんですけど、何か日本に輸入したものを拡販するための会社設立じゃないかなというふうに、疑っちゃいけんですけども、ここまで話がずれてくるとそういうふうに思わざるを得ないんです。
 これを本当に、町長は1月と言っておられます。1月に結論を出すと。町長、一応任期は4月までです。本当にこれいつごろまでにきちっと検討されるのか。今の議員も、任期は来年の町長と同じで4月までです。きちっとこの辺のところをけじめといいますか、結論を出されるのはいつごろにされるのかお伺いしたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。まず、米本議員の方から現場の声ということで、社長室長とのやりとりをベースにしていろいろと御発言を今していただいておると思っております。そのことが大きなベースになっておるということでありますけれども、私どもの直接伺っている状況ではございません。そういったやりとりの中でのベースをこれからもやりとりをしていく中であるとするならば、私どもの方からも改めて社長室長の方に、こういった御発言があったけれども、本当にこの真意は何だろうかというような問いをさせていただくということも必要になってくるのかなと思っております。でもお互いの信頼関係ということは必要でありますので、お互いに誠意を持ってやりとりをしなければならないと思っていますけれども、この指摘のようにこちらの方の発言と議員がおっしゃいますことと大きな大きな違いが出てくるということであるとするならば、その辺については私どもの方からもう一度尋ねていくということは必要かなと思っておるところであります。思いがすれ違うということについては、大きな信頼関係にかかわっていくことでありますので、まずそのことをお伝えをさせていただきたいと思います。
 それから、今後のことということでありますけれども、これは企業の状況についてはそれぞれに経済活動をしておられる事業体であります。町でも既に企業の用地を取得していただいている企業もありますけれども、なかなかその実現に至っていない、工場建設に至っていないという現状も議員御承知のとおりであります。やはり企業との信頼関係やあるいは待つということについての大切さ、信頼関係、そのことを重視をしながら判断をしていかなければならないものだと思っております。判断をしていく本当に必要性があるときには、当然議会の皆さんの方と御協議をしながら進めていかなければならないと思っておるところであります。
 任期のことのお話もございましたけども、それとは関係なくこの動向を見守っていくということが今肝要ではないかと思っております。以上です。
○議員(2番 米本 隆記君)議長、答弁漏れ。
○副町長(小西 正記君)議長、副町長。
○議長(野口 俊明君)小西副町長。
○副町長(小西 正記君)青島の方に行きましたけども、光徳小学校ほど海に近い工場ではありません。もっと離れておりますので、余りに近いために塩素の方の心配、海水の方の心配をされておるんではないかというふうに推測をしております。
 それから、販売を新たにするためではありません。既に私らが青島に行かせていただいた時点で、日本との取引が数億円ございました。ですから、事実として販売拡大は目指しておられるということはありますけども、新規にというふうな考え方はなかったというふうに思っております。以上です。
○議員(2番 米本 隆記君)議長。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)先ほど町長が言われましたけど、誘致企業と大山金龍さんの件では話が大分違うと思うんですね。誘致企業は工業用地を取得されて、それでまだ進出できないというのも確かにあるかと思います。ただ、金龍さんの場合ですね、安い価格でお貸ししております。たしか年間40万ぐらい、60万ですか、でしたかいね、だったと思いますけども、すごい安い価格でお貸ししているというふうに私は思っております。ですから、その辺でもしそれであるならば地区会議の方が使った方がいいかというふうに私は思ったわけであります。
 そして、先ほど答弁書の中にあります来年1月に、もう一度聞きますよ、来年1月に調査が済むと言っておられますけども、私たち総務委員会が行きたときにはもうある程度具体的なところまで話が来ておりました。内容的にもお聞きしました。ですから、大体もう結論的なところはもう見えてるんじゃないかなというふうに思っております。本当に来年1月にこういう調査結果を待って、ならそれからまた稼働に向けた措置をとるということになれば、そこからまた改修されるのか、いや、今はいけませんからちょっと待ってくださいが始まるのか。どっちにしてもそれはわかりません。
 では、先ほど町長は企業の都合もあるような話をされましたけども、ずっとこのままにされておかれるおつもりなのでしょうか。その点についてお尋ねしたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。先ほど申し上げましたように、ずっとこのままに置いとくという発言を今させていただいたつもりはございません。
○議員(2番 米本 隆記君)議長。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)では、1月に結論が出ましたら早急にされるということで理解してよろしいですか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)相手があることでありますので、事の状況を見守っていく中で議会の皆さんと判断をしていくということになるのではないかと思っております。
 時期のことについては、今こうだということについては明確にお答えができる状況にはございません。
○議員(2番 米本 隆記君)議長。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)どうも、町長のお考えはわかりました。これ以上やっても無理だと思いますので、2問目へ行かせていただきます。
 町長に就任されてから約3年6カ月が過ぎました。トップとして大山町のかじ取りをしてこられました。その間、これはやりたかったということとか、これはできなかったということがあると思います。それはどのようなことですか。できなかったことがあれば、残り一応任期的にはあと7カ月ですが、何に重きを置いてされますでしょうか。
 また、町長が町民に約束されましたこと、つまり選挙公約になりますけども、それはどうなりましたか。
 それを踏まえて、町長は100点満点で自身にどのような点数をつけられるのかお伺いしたいと思います。
○議長(野口 俊明君)町長、森田増範君。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。米本議員より2つ目の質問であります行政を預かった自己評価はということについてお答えをさせていただきたいと思います。
 まず先に、選挙の公約ということにつきましてから述べさせていただきたいと思います。
 私は、大山の恵み、また豊かな資源など、この財産を生かして未来を開いていく町づくり、そして安心と安全ということを基本として、住民の視点、そして現場の視点、そこに軸を置いて取り組んでいくということを掲げているところであります。そして選挙の広報には、選挙公報ということでは、元気なまち、安心・安全なまち、また財政的に安定したまちを目指して5つの柱を掲げているところでございます。一つは、1点目は多様な資源を生かすまち、2点目は元気な町民・職員のまち、3点目が子育てしやすいまち、4点目が高齢者が安心して過ごせるまち、そして5点目がひとにやさしく、安全・安定のまちであります。その諸事業を進めていき、この目標達成に向けて積極的に取り組んできたところであります。
 次に、できなかったことと今後の取り組みということについてでございますが、特に職員の元気ということがあります。就任間もない時期にごみ袋代金の紛失、これが発覚をしたこと以来、不祥事が起こる中、住民の皆様の信頼回復に向けて職員の行動の規範や、この厳守や再発防止への取り組み、また職員間のコミュニケーションづくり、あるいは事務ミス対策などの研修などを積極的に行って、職員の資質の向上や意識の改革に努めてまいったところでございます。
 ただ、そのことによって職員が業務に対して萎縮してきているのではないのかと。あるいは職員のやる気向上のために能動的な意識へいかにすべきか、これが課題と受けとめております。
 管理職との会やプロジェクトチームによる検討はたびたび行っているところでございますけれども、特に現場で頑張っている職員との懇談、意見交換、これは不足をしているのかなと思っております。私は、役場はやりがいのある職場であり、住民の皆さんに期待される職場であると確信をいたしております。意見交換を通してお互いの思いを共有し合い、職員提案の実現などやる気、元気な職員の町、そして住民の皆さんに信頼される役場、行政組織、これをつくっていかなければならないと考えております。
 また、100点満点で幾らぐらいかということでございますけれども、これは本当に自己、自分自身が思うところであります。大まかなとらえ方として、80点ぐらいと思っております。
 ただ、その取り組みが大きく成長して実を結んで、実りの段階に、その段階には至っていないというふうに認識をいたしているところであります。以上です。
○議員(2番 米本 隆記君)議長。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)今、町長はいろいろとできたこと、できなかったことを言われますけども、できたこともあるかと思います。一番町にとってよかったというのが、今の住宅改修助成ですか、これは琴浦町が最初に取り入れていったのを同僚議員が一般質問で持ち出してこれが事業化されたということですけども、町内の事業者、また住民にとりましても町民にとりましても、これはいい事業をされたなと私は思っております。
 ただ、その中でいい事業もありましたけど、実際に町長が言われておりました、公約の中でも言われました見直しますというふうに掲げられました5つの点でございます。
 まず、その農産物加工所につきましてですけども、これは町長がある程度利益が出ない、何かそのリスクがあるのでこれはちょっと問題だということで、一応見直しをするということを言われましたけども、実際にはある程度めどが立ったので実行するということで実施されました。ところが、当初その計画で、当時の計画でありましたときに、民間委託ということで1,100万円ということがうたって計上してあったんですけども、実はそれ加工所ができた22、23年につきましては県の補助事業といいますか、これにつきまして、これがありまして加工所が運営できておりました。ところが、今回につきまして24年度はそれ以上のお金を、何ですかね、合併振興基金から出されておりますよね。めどが立ったというふうに言われましたけれども、それ以上のものを、町長が見直さないけんと言われました、その事業全体の1,100万のこれはおかしいじゃないかという以上のものを出さなければ事業ができない。こういったことについて、私、ちょっと認識的に町長どう思っておられるのか、まず1点この辺お聞きしたいと思います。
 それともう1点、観光交流センターにつきましてですけども、観光交流センター、これにつきましては名和インターチェンジの立地条件の辺を、これを述べておられますけども、町費投入によって継続的運営に不安があると。ですから、これを運営方法を経過を検証しながら見直すということで2点上げておられましたけども、実際この見直しについて、私はどのようにされてったのかなというふうにちょっとお尋ねしたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。見直しということの中での加工所についてと、それから交流センターということについて御質問をいただきました。
 加工所の事業についてのめどが立ったというとらえ方の中でありますけれども、当初の事業の計画、私が議員をしておりましたときの計画が地元の農産物を使う。それは当然ですけれども、その中で1次加工を主体として業務あるいは学校給食に提供していくというようなこと。そしてもう一つは、製品としてはカレーだったと思いますけれども、そういったものを主力としてやっていく運営というような計画であったと思っております。非常にそういうベースであるとするならば、当然収支ということはもちろんですけれども、雇用という面においても恒常的な形になるのかなという思いがありました。そうしたことを踏まえながら就任をさせていただき、担当課といろいろと意見交換をする中で今の製品となっていますところの肉製品を中心としたところの製品づくり、そしてそれを販売をしていく形の中で地元の産品を使っていく。
 そして、肉製品をまず使っていこうということの中のベースは、仕事をしゅんのものに左右されるということになりますとどうしても仕事があったりなかったり、計画性が立たないということもございます。雇用する中において、コンスタントに仕事が行っていけれる形づくり、それって何だろうなということの中で、今のベースの取り組みを一つの考え方として見直しをして進めた経過があります。
 ただ、当初から申し上げておりますように、加工ということについては非常に厳しい状況、加工所の運営は厳しいということはお話を再々させていただいておるところであります。私も、勤めておったときの職員の時代に加工の製品をつくって販売をした経過がありますけれども、そのときにも話をしましたけども、1年は珍しくて売れても2年3年、本当に売れていかない加工事業の厳しさということを話もさせていただきました。そういったことを踏まえながら内容の見直しをさせてもらって、取り組みを進めていくという話をさせていただいたと思っております。
 ただ、やはり事業をしていく中での収支、これは一つの経済活動でありますので、収支とんとんになれるような目標を目指していくということは大切でありますし、必要不可欠のことだと思っておりますけれども、なかなか今の現状の中ではそれに至っていない。今の職員も、そうしたことを目指して今一生懸命努力をしているところであります。
 観光交流センターの運営方法ということについて記しておりますけれども、大きなものの中で特に大山町の産品を売っていくということの中ではありますけれども、それに類するいろいろな大山のものをやはり入れていかなければならないだろうというような考え方、今も単に地元の産品ということではなく、大山にかかわるものを陳列させていただいたりとしているものはあります。
 そして、もう一つは運営ということの中であります。当初、厨房、食堂関係の方で本当にこだわりを持って手をかけて食堂経営といいますか、やっておった経過がありますけれども、既に皆さんも御承知のように収支についてはなかなか厳しい状況があります。原価率も非常に高い状況がありました。そういったことを踏まえながら加工所が運営をしていくということでありますので、加工所のできたものをそちらの方でも販売をしていくというような形の中で、厨房、食堂事業の経営的な改善ということに変えていた経過はあります。ただ、そのことによって飽きられてしまう食堂ではいけませんので、一つの今の状況を踏まえながら、職員等、今後の食材、食べ物の商品づくりということについては、鋭意研究したり開発していかなければならないと考えているところであります。以上です。
○観光商工課長(福留 弘明君)議長、観光商工課長。
○議長(野口 俊明君)福留観光商工課長。
○観光商工課長(福留 弘明君)済みません、御質問の中で若干誤解があるといけませんので、確認のために一言つけ加えさせていただければと思います。
 議員の御質問の中で、公社に対する補助金の金額が示されましたけれども、これは公社の公益事業に対しますものも含まれた総額でございまして、御質問の農産物処理加工施設、前年度委託料が決算額で2,142万円でございます。で、今年度はスキームを見直しまして補助金としておりまして、それに相当します試作品開発などに係る工場稼働費用としての補助金として940万円、研究開発費として254万円、販路開拓費、別の科目で従来は取り組んでたところでございますけれども、これに456万円ということで、総額にいたしましても1,650万円でございます。約500万円、25%くらいの前年に比べまして自助努力を公社の方にはお願いしているところでございますので、御理解いただきますようお願いいたします。
○議員(2番 米本 隆記君)議長。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)時間がありませんので、それでは町長にちょっと最後にお聞きしたいと思います。
 町長は、町長就任のとき箱物行政をやっぱりやめていくんだということで言っておられました。箱物行政と言われる中で、私はつくられたあの当時、歩くプールはやめられました。ところが、この加工事業、農産物加工所、それから何といいますか、名和の運動場の改修、そして大きなものとしましては山香荘の何といいますかサッカー施設の取り組み、そのほか保育園、中山みどりですか、それから大山きゃらぼく保育園建てられました。
 町長は、箱物から脱却してソフト重視に転換すると言っておられました。それで、町長が言う箱物とはどういったものを指して箱物と言われていたのか、これをお聞きしたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。米本議員の方から、再々に箱物行政ということについての御質問をいただきました。以前からも重ねていただいておる質問でありますので、その考え方は以前と変わっておりません。施設の運営計画等々、これがしっかりと協議をなされ、進めていくに値する状況の計画であるということが一つの柱であるということは再々申し上げたところであります。
 あわせて、誤解があるといけませんので述べさせていただきますけれども、討議資料という形の中でつくらせていただいておりますものの中で、箱物行政という項目がこの中にもございます。まさにおっしゃる文言はございます。
 ただ、その中でここに明らかに明記させていただいとることを述べさせていただき、御理解を賜りたいと思いますけれども、厳しい財政事情の現在、施設設置重視の行政から既存施設の有効活用、住民パワーの組織化などソフト重視に転換をするということをここに記させていただいておるところであります。必要な施設は、やはり保育園の建設もそうでございますけれども、させていただきながら、議会の御理解をいただきながら、取り組みを今日まで進めさせていただいたと思っております。
 あわせて、山香荘の件もいろいろと本当に議論をいただきました。ただ、私の思う中には、ここにうたってございますように既存施設の有効活用ということも私の思いの中に一つあるということもここの場でお伝えをさせていただきたいと思いますし、あるものをいかによみがえらせていくか、そして大山町の大きなこれからの柱のテーマはやはり海あり山あり大地にすばらしい資源がある町です。たくさんの方がここに訪れてくれる、来てくれる、交流人口をふやしていく。そこからいろいろな将来に向けての魅力的な展開があると私は考えておりますし、議会の皆さんもそのことを御理解いただいて、山香荘の件も進んできたと思っておるところであります。御理解を賜りたいと思います。
○議員(2番 米本 隆記君)議長。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)もう一回、最後に聞きます。
 町長は、福祉と健康づくりということもテーマに上げておられました。その中で私は聞きたいんですけど、実は障害者の方々についての福祉策、これについては町長はどういうふうに取り組んでこられましたのかお聞きしたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)障害の方々との要望や御意見もいただいた経過があります。少し時間をいただいて課長から答えさせていただきたいと思いますけども、施設の存続の関係等々があっていろいろと御意見、御要望をいただきました。担当課といろいろと話し合いをしながら、今そういった体制、御要望にこたえられる形で進んでいる案件もございますので、1つだけ紹介させていただきたいと思います。ほっとサロンの関係でございます。
○福祉介護課長(戸野 隆弘君)議長、福祉介護課長。
○議長(野口 俊明君)戸野福祉介護課長。
○福祉介護課長(戸野 隆弘君)ただいま町長から答弁がありましたところですけども、障害をお持ちの方々、幾つか協議会なり団体をつくっておられます。そういった皆さん方との今回総会等を含めまして、町長あるいは私の方それぞれ出席をさせていただいて御要望をお聞きしたり、あるいは意見交換をさせていただいているところでございます。例えば身体障害者の福祉協会、また手をつなぐ育成会等、その他ございます。
 そういった中で、町の施策に対する御要望、あるいは取り組みに対する御意見等お聞きしまして、個々御説明をさせてもらいましたり対応できるものを御要望を可能な限り反映させているということでございます。
 先ほど、町長の答弁の中で施設の整備ということで申し上げましたことは、例えばでございますけども、従来ありました障害者の作業所、新しい体系の中に23年度までに移行しなければいけないということがございました。そういった中で、具体的にはほっとサロン、作業所移行する中で活動の拠点として調理ができる施設を整備していきたいということがございまして、保健福祉センターだいせんの中の一室をそういった設備、厨房の施設に改良して使っていただけるというようなことを、これは事業そのものはホットサロンの方が県の事業を活用して、補助事業を活用して行っておられますけども、その施設の利用について特段の配慮をさせていただいて、御要望にこたえさせていただいたというようなこともございます。
 その他、障害者自立支援法に基づく法的な義務づけのある事業等をもちろん行っておりますけども、単町の医療費助成を含め各種の単町の事業も行っておるというところでございます。以上です。
○議員(2番 米本 隆記君)終わります。

近藤大介議員の一般質問

○議長(野口 俊明君)一般質問を再開いたします。
 次、7番、近藤大介君。
○議員(7番 近藤 大介君)はい。そうしましたら、通告に従いまして今回は1点、23年度決算について全般的なことをお尋ねしていきたいと思っております。監査委員さんと、それから町長にお尋ねをいたします。
 まず、監査委員さんに。今回の決算審査に当たり、監査委員さんの決算監査意見書、その中にですね、監査委員の指摘として、たび重なる職員の不祥事に対して行政に対する住民の信用、信頼が薄らぎつつあるという指摘がありました。この指摘は、大変厳しい重たいものだと思います。
 改めて監査委員さんにお尋ねいたします。23年度決算を審査されて、どのような所感を持たれたのか。
 また、たび重なる不祥事の原因として、町職員のコミュニケーション不足を感じるという指摘をしておられます。そのように感じられる根拠はどんなものなのか。この点、代表監査委員の松本さんにお尋ねしたいと思います。
 次に、町長に対してですが、そもそも決算、自治体の決算全般に関してでございますが、決算の意義についてどのように考えておられますか。
 次、23年度決算について、全般的にどのように御自分で評価しておられますか。
 最後に、今回監査委員さんから町の行政に対して、その他何点か厳しい指摘がされております。それらの指摘事項について、どのように受けとめておられますか。以上について、お答えをお願いいたします。
○議長(野口 俊明君)代表監査委員、松本正博君。
○代表監査委員(松本 正博君)はい、議長。
○議長(野口 俊明君)松本監査委員。
○代表監査委員(松本 正博君)はい。ただいま近藤議員さんの方から質問をいただいたわけでありますが、決算審査の意見中、行政に対する住民の信用、信頼は薄らぎつつあるとの指摘は重い。改めて23年度決算を審査されてどのような所感を持たれたか。また、町職員のコミュニケーション不足を感じる根拠はという近藤議員さんの御質問にお答えをさせていただきたいと思います。
 平成21年度に発覚しました大山支所のごみ袋代金紛失事件以降、さまざまな俗に言います不祥事と言われる案件が連鎖的に発生をしております。その対策としまして、大山町職員コンプライアンス行動指針の徹底や各種研修会の開催、管理職の皆さんによりますプロジェクトチームの立ち上げなど防止に努められてきたものの、23年度におきましても医療機関への健診委託料の未払いや水道料の賦課誤り、年金特別徴収された町県民税の調定漏れ、長期にわたる中学校給食代の私的な立てかえなど、民間の事業者や町民の皆様に大変迷惑をおかけする案件が多く発生いたしておりますので、率直な感想を決算審査意見として述べさせていただいたところであります。
 また、職員のコミュニケーション不足を感じる根拠はということでありますが、先ほど申し上げました事例の中にも組織として点検、チェックなり上司と職員との意思疎通が図られていたなら、未然に防止できた案件が多くあったのではないかと思ったところでありまして、監査委員としましてはまことに残念に思っておるところであります。
 さらに、徴収対策の中でも関係各課の連携や情報の共有化が図られていない実情が散見されましたので、このことも意見として述べさせていただいたところであります。以上であります。
○議長(野口 俊明君)町長、森田増範君。
○町長(森田 増範君)はい、議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)それでは、私の方から近藤議員の2番目、3番目、4番目の御質問につきましてお答えをさせていただきたいと思います。
 まず、決算の意義について、どのように考えているかという質問についてでございます。
 行政における決算とは、1会計年度の歳入歳出予算の執行の結果を計数的にあらわして、住民の皆さんにその内容をお知らせするためのものだと思っております。予算はその年度の事業を進めるための収入支出の予定、また見積もりでございます。事業を進めていく中で予算どおりに進む場合もございますし、経済的、社会的な事情の変化に伴い必ずしも予算どおりに執行できない場面もございます。決算は、そのような諸事情のもとに執行された実績をあらわしたものでございます。1会計年度が終了しまとめられた決算は、予算に比較をして実際の支出はどのようになっているのか、予算の目的どおり執行されているのか、その効果を十分発揮できているのかなど検討することで、財政運営の適否、今後の財政計画の重要な資料になるものと考えております。
 次に、3点目の23年度決算についてどのように評価をしているかということについてでございます。
 昨今の厳しい経済不況の中、町税を初めとする自主財源が伸び悩む中で、国の地方財政計画の交付税総枠がふえたことにより、普通交付税の収入が52億3,789万2,000円ございました。これは平成18年度の新型交付税施行時の約42億円から約10億円増加をいたしており、合併後最高額となりました。また、国からの100%交付金でございますところのきめ細かな交付金、住民生活に光をそそぐ交付金、これらを活用することにより、財政調整基金などを取り崩すことなく円滑な事業実施をすることができたと思っております。
 全会計を見ましても、赤字決算となった会計はなく、実質公債費比率や将来負担比率につきましても国の早期健全化基準を超えるものはございません。そういったことから、平成23年度は健全な財政運営ができたと評価いたしております。
 しかし、一般会計で見ますと、自主財源収入がわずか約21%しかございませんので、国や県からの補助金や交付税に左右される不安定な状況であるということがうかがえます。国も厳しい財政の運営となってきておりますので、平成23年度のような交付税枠の増や、一過性の100%交付金を創設するようなことは今後難しいのではないかなと考えるところであります。
 23年度の結果に甘えることなく、目前に迫った合併算定がえの漸減措置への対応を踏まえた財政運営をしていく必要があると考えております。
 4点目の、監査委員さんの指摘事項をどう受けとめているかということについてでございます。
 監査委員さんからは、4点の御指摘をいただいております。1点目は、職員の違法行為、信用失墜行為により行政に対する住民の信用、信頼が薄らぎつつあるということ。また、コミュニケーションのとりやすい環境整備をという御指摘。2点目は、町税、国民健康保険税、住宅新築資金等貸付金などの未収金の対応に関すること。3点目は、遊休施設の活用や遊休地の売却、利用価値があるにかかわらず利用が少ない施設の活用策など、土地、施設などの利活用に関することであります。4点目は、大山診療所の今後の運営方針についてでございました。監査委員さんからのこれらの御指摘につきましては、非常に重く受けとめております。
 まず、1点目の御指摘でございますが、職員の不適切な行為の原因につきましては、個人のモラルにかかわる部分もあろうかと思いますけれども、事務的な基礎知識の不足や職場内の報告、連絡、相談が十分できていない状況もあるのではないかと考えております。ことしの不祥事を受けとめ、事務改善について工程表を作成をし、事務的な改善、支払い事務や契約に関する基礎的な研修、意識改革に関する研修などを実施をし、また職場内でのコミュニケーションの改善についても検討を進めているところでございます。
 2点目の御指摘の未収金に関してでございますが、本町の財政状況に非常に大きな影響のある問題であると考えております。これまでも未収金対策につきましては税務課滞納対策室を中心に大山町未収金徴収対策会議を開催をして、効果的な徴収対策を進めてきたところでございますが、昨今の厳しい経済情勢の中でなかなか徴収が進んでいないということも事実でございます。監査委員さんからの御指摘を受け、改めて滞納対策室と各課の連携等について検討を進めているところでございまして、一層の実効ある滞納対策を進めたいと考えております。
 3点目の遊休地、遊休施設の取り扱いにつきましては、これまでも議会とも御相談をしながら利活用、処分などにつきまして対応を進めているところでございますが、ことしの3月に保育所の統合によりまして5つの保育所が廃園となりました。その利活用につきましては、まずまちづくり委員会地区会議に御検討をいただいているところでございます。
 今後も保育所統合などで遊休施設が生じますので、その活用、処分につきましては十分検討しながら対応してまいりたいと考えているところであります。
 また、利用実績の少ない施設で観光資源になるものにつきましては、改めて利用の方法を検討していきたいと考えております。
 4点目の大山診療所につきましては、固定医の確保が難航している現状について御指摘をいただいております。これまでも議会の一般質問などで同様な質問をいただいておるところでございますが、大山診療所は大山地区の医療拠点として非常に重要な施設でございます。そのため、固定医の確保は診療所の運営を安定した形で継続させていくために最も重要な課題であると認識いたしているところでございます。監査委員さんの御指摘も真摯に受けとめさせていただきながら、現状におきましてはまず固定医の確保、これについて最大限努力をしてまいりたいと存じます。
 以上で答弁にかえさせていただきます。
○議員(7番 近藤 大介君)議長。
○議長(野口 俊明君)近藤大介君。
○議員(7番 近藤 大介君)再質問させていただきます。
 まず、改めて松本監査委員に1点お尋ねしたいと思うんですけれども、監査委員さんなり町長の方からも答弁があったんですけども、平成21年に大山支所でごみ袋代金の紛失が発覚して以来、毎年毎年職員の不祥事、不適切な事務が発覚いたしております。このことに関して、監査委員さんは昨年もおとどしも監査報告の中で、このままじゃ大山町役場に対する住民の信頼が失われるぞと、法令遵守をしっかりしなさいと何度も指摘しておられるところでございます。
 また、滞納対策、これについても、これこそ本当に合併以来毎年毎年ちゃんとやれと指摘されているところでございます。滞納対策については、いっとき職員さんの頑張りの成果も出てよくなってきたかなと思っておったら、また近年ちょっとおかしなことになってきていると感じます。
 監査委員さんの指摘を受けて、町長の考えはどうだという質問を今させていただいたんですけれども、言葉では非常に重く受けとめるということがありましたが、答弁を聞いておりますと何かよその団体で起きとる事件かいやと、非常に他人事のような答弁に感じました。そこには、何度も何度も同じことを指摘されているのに、十分なことができずに申しわけありませんという反省の姿勢は感じることができませんでした。
 監査委員さんにお尋ねします。同じことを何度も何度も指摘される中で、もっとしっかりやってごせやいというお気持ちも、お怒りに似た気持ちもあるんじゃないかと思うんですけど、そのあたり。簡単で結構です、御所見をお願いいたします。
○代表監査委員(松本 正博君)議長、監査委員。
○議長(野口 俊明君)松本代表監査委員。
○代表監査委員(松本 正博君)ただいまの近藤議員さんの御質問に対しましてお答えをさせていただきたいと思いますが、やはり不祥事が起きましてマスコミ等で取り上げられたり、それから先ほども申し上げましたけれども、民間の事業者の方なり住民の方に迷惑がかかるような事案が起きるということは、やはりどうしても住民の皆様からの信用なり信頼は薄らいでくるではなかろうかと思うところであります。
 先ほども、この問題に関しましては近藤議員さんの方からも21年度からというふうにお話がありましたが、21年度からこれ毎年のように指摘はさせていただいておるところでありまして、執行部の方におかれましてもこの対策なり改善策につきまして真剣に取り組みをしていただいているところでありまして、部分的には改善に至っておるというふうに受け取っておるところもありますが、やはり先ほどもありましたように毎年のようにこういうことが起こっておりまして、なかなか全体的な改善には至っていないなというふうに感じておるところであります。
 それで決算審査意見書の中にも書かせてもらっておりましたが、やはり職場の中におきましても、これはすべての方がということではありませんけれども、やはり報告なり連絡、相談といったような体制もしっかりとつくっていただきまして、コミュニケーションも高めていただきということも大切だろうと思いますし、また午前中の町長さんの答弁の中にもございましたけれども、やはり現場の職員の方と対話をされるということも大変大切なことではなかろうかなと思っておるところであります。
 現在、改善につきましての取り組みの検討も行われているところでありますので、早急に住民の皆様から信用や信頼が高まっていくような組織としていただきたいと思うところであります。以上であります。
○議員(7番 近藤 大介君)議長。
○議長(野口 俊明君)近藤大介君。
○議員(7番 近藤 大介君)毎年毎年、本当に職員の不祥事が立て続けに起こっている。そのこと自体も本当に大きな問題なんですけれども、今も監査委員さんの方から指摘がありました。大山町役場の職員みずからが、全体の奉仕者としての自覚が足りてないんではないかと。その中で、職員同士の報告、連絡、相談といったコミュニケーションが不足しているのではないかという指摘があります。大山町は、一般会計と特別会計と合わせて183億円の会計を持ついわば立派な大人の組織です。そこに決算報告の中で職員同士のコミュニケーションをちゃんとしなさいと、まるで子供のしつけをするような指摘をわざわざされなければならない。これは非常に情けないことではないですか。
 森田町長、そのことについてどのように感じられますか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。先ほど来、監査委員からもお話がございました。21年度から重なる不祥事、非常に残念でありますし、住民の皆さんに本当に信頼等を欠くこのことを反省をし、またその取り組みに対して信頼をしっかり回復していく取り組みとして、一つ一つ取り組んできたところであります。
 しかし、今日にもまだこの不祥事が続いているということについて非常に残念な思いがありますし、その原因について6月にも議会の中でも述べさせていただきましたけれども、先ほども少し触れていただきましたようにその事案事案の対応ではなく、全体としての改善、対応していかなければならないということで、今その取り組みを続けてきているという状況にあります。この案件については、本当にその住民の皆さんの信頼を損ねている現状、一日でも早く回復をしていくことに結びつけていきたいと考えているところであります。
○議員(7番 近藤 大介君)議長。
○議長(野口 俊明君)近藤大介君。
○議員(7番 近藤 大介君)開口一番、このような状態が起きるということが残念だというところからまず発言されるわけで、その点が本当に私、町長、組織を預かるトップとして、十分にこの問題を認識していらっしゃるのかなというのがまあ非常に疑問に感じるところでございます。
 再質問の監査委員さんの指摘の中でも、町長自身がもっと現場の職員とそのコミュニケーションをとるべきではないかという指摘もありました。聞くところによりますと、町長は管理職を集めた会議で部下や出先機関としっかりコミュニケーションをとるようにと指示しておられるようですけれども、そこで私は全員の皆さんじゃないですけども、何人かの課長さんにお尋ねしました。そもそも課長と部下のコミュニケーション云々をする前に、町長と課長のコミュニケーションはちゃんととれてるんですかとお尋ねしました。たまには、おお、何とか課長、元気にしとうかやと、最近元気がないだないかと。何か心配事でもないかとか、声をかけてもらったりされますかと。何とか課長、一仕事終わったし、ちょっとたまには飲みになと行かか、そういうコミュニケーションはありますかと聞いたところ、そういうことは全くないと、ほとんどないというのが大体聞いた範囲で皆さんの答弁でした。どの課長も、大体町長とコミュニケーションをとるのは仕事の事務的なことだけですとおっしゃいました。
 また、出先機関の普通の職員さんにもお尋ねします。たまには町長、その本庁舎以外の支所、出先機関、来られますかと聞くと、会議で来られることはありますけれども、たまにふらっとやってきて、どげしとう、どんな、そういう会話は、コミュニケーションは全くないと、ほとんどないとおっしゃっておられました。
 午前中の一般質問の中で、町長、再三再四現場主義ということをおっしゃっておられますけども、「隗より始めよ」という言葉があります。課長にあれせえこれせえと指示を出す前に、まず森田町長が率先して管理職とコミュニケーションをとる。若い職員さんらとコミュニケーションをとる。そういうことが満足にできないのに、組織の統率が図られるとお考えでしょうか。この点。
 あ、時間もあれですからもう全部言ってしまいます。
 その不祥事、ミスが続くということに関してですけれども、一体どげんなっとうだ、大山町役場は。こういう声を住民さんから聞きます。私も職員さんに、一体どげなのと聞くことがあります。中には、正直に今の様子を語ってくださる職員さんもあります。結構今の事務の進め方はずさんですと。忙しいと、ついついいいかげんな報告書を書いてしまうことがありますと。まあでも、どうせこのままチェックなしで返ってくるだろうと思ってたら、やっぱりチェックされずに返ってきたと。ああ、こんなもんなんだなと思ったと言われた職員がありました。
 それから、ある職員は、町長が施策に関して何を考えておられるのかよくわかりませんという職員もありました。こういう職員は実は結構多いです。で、町長の考えがわからんなら聞きに行きゃええがん、聞きに行ったらどうですかと言いますと、いや、変なことを言うと怒られるるですわというやなことを言われる職員さんもいました。
 また、ある職員は、私に対してこういう事業を新しくやってみたいと思うんですと、どう思われますかと言った職員がいます。非常にいいアイデアだと思いました。ええがな、それやりなよ、町長に提案しなよと勧めたところ、いや、今の町長に言ってもむだですわって答えました。
 また、ある職員は、課内である事業をだんだんと積み上げていって、町長とも相談しながら積み上げていったところ、もうちょっとでその事業が、何というんですか、進むと、進み出すというところで町長の方針が急に変わって、せっかく積み上げてきた事業が台なしになったといったことを言われた職員もありました。
 また、ある職員は、担当課と事前の下話もなく町長が県と直接話をして、これ、この事業をすることになったけんな、あと頼むぞとぽんと出されて非常に困ったと。
 そういったことの一つ一つ、その職員の資質向上の研修云々をする以前に、もっと考えなければならないことがあるように外からは見えるんですけども、町長、どのように感じられますでしょうか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。先ほどの近藤議員の質問を伺いますと、いかにもずさんに運営をしているなというようなとらえ方での発言を受けとめさせてもらって、本当に管理職職員がそこまで思いを持って述べたことなのかなと思っております。私は、逆に管理職には特に現場で仕事をしている者の思いや行動は現場の声として、あるいはアイデアとして出てくる、それをしっかり上げてきてもらいたいということを重ねて話しした経過もあります。そういったことと比べれば、先ほどの御指摘のお話の部分、どうしてこういうことになっているのかなというぐあいに思うところであります。
 新しい事業のアイデア、町長がむだだということをおっしゃったということでありますけれども、本当にそれは何だったのかなという逆に問いたい思いがあります。もしそれがあったとするならば、よほどの理由があると私は思っております。職員に、一生懸命汗をかいて出てきた起案に対してはやはり責任を持って、管理職もそうですけれども、判断をしていかなければならないと思っておりますので、そう簡単にこういった簡単な軽率な判断の中でのやりとりがあったとは思っておりません。
 いろいろなお話をしていただきました。職員との姿勢、管理職の姿勢、議員と話をされてこういうことがどんどん出てくるということ自体、やはり私自身のこの精進も含めて取り組んでいくことのもっともっと深く、そしてみんなでやっていかなければならないというところだなと思っております。
 米本議員の中でもお話ししましたように、十分できてなかったことの反省を踏まえて、各課の職員と意見交換をする場を進めていくということも、先般三役あるいはこのことについて協議検討していくメンバーの中で話も出させていただいたところであります。御指摘の点について真摯に受けとめ反省をさせていただきながら、不足している部分について職員との意見交換等を進めていきたいなと思っております。
 飲みニケーションという部分については、個々それぞれいろいろな感じがありますので、そこに踏み込むことがいいのかなと思いますけれども、個々の職員の中ですべての職員にそのような対応は当然できないと思っておりますけども、できるところからはやっているつもりであります。議員が聞かれた方々のところには、そういった対応をしてなかったのかなというぐあいには思うところもあります。御指摘を受けながら、今この不祥事の案件については特に監査委員さんの御指摘もいただいておりますし、6月の議会の中でも改めて反省の弁を述べさせていただき、また予算化のお願いもさせていただき、ただ、それだけでは十分ではありません。いろいろな取り組みをいたしているところであります。
 一つは、事務ミス、支払い事務の各課の徹底的な検証、見直ししております。また、管理職の、あるいは管理体制の強化という視点の中で、管理職を中心にチームをつくって答申を出していただきまして、さらにそれを踏まえて課長補佐級での会合や一般の職員の中での意見交換、管理体制は本当にこれでいいのかということもしていこうということであります。また、モチベーション意識の改革ということについても、その取り組みを進めているところであります。監査委員さんにも、その工程表を見ていただいたりしているところと思っております。一つ一つを着実に進めていくということと同時に、すべての職員に同じレベルの意識づけに何とか持っていくべき努力をしてまいりたいと思っております。
 私は、9割の職員は本当に一生懸命この意識を持ち、取り組みをしておると思っておりますけども、その中でもどうしても個性の中で、資質の中で至っていないものがあるのかなという感じを持っております。それは緊張感ということもしかりであります。そういったことを、職員の同じ意識の中で取り組みを進めてまいりたいと思っております。
○議員(7番 近藤 大介君)議長。
○議長(野口 俊明君)近藤大介君。
○議員(7番 近藤 大介君)そもそもがです、毎年毎年毎年不祥事が起きている。毎年毎年毎年指摘されている事務が改善されていない。私は、そこから質問をさせていただいているんです。それに答える答弁、町長の答弁がですよ、その言いわけから始まっている。最後に御指摘の点は真摯に受けとめると。最後にね、申しわけ程度につけ足されても全然心に響かんわけですわ。同じような答弁は去年もされた、おとどしもされた。なのに起こっている。そのことに対して、私はもちろん住民の皆さんも怒っているわけですわ。それに対して結果が出せてないということに対して、本来であればまずは平身低頭謝罪されるところから始めるのが筋だと私は思いますが、長く言ってても始まりませんから次に行きますけれども、決算全般ということでもう少しお尋ねするわけですが、我々議員は9月定例議会初日の大体5日ぐらい前に議案をいただくわけです。一応持ってきました。住民の皆さんにも見ていただこうかと思って。決算関連だけで、こんだけの資料をいただくわけです。(資料を提示)これを見ながら、23年度、大山町は180億円の税金を使いながら一体どれだけの行政サービスを生み出したのか。事業は効率的に実施されたか。効果的な成果があったか。当然、公平公正に行われたか。それ以前に、正しく法律にのっとって行われたかということもあるわけですけど、そんなものは議論以前の話であって、そのあたりは監査委員さんがしっかりチェックしておられるわけですから、我々はそういうどれだけの効果が出たのかというところを見るわけですけれども、たった数日でこんだけチェックせないけんわけですわ。
 ちなみに、これある企業の決算公表資料です。何か一つのものをつくっている会社よりも幅広くやってるところがいいだろうと思って、一応三菱商事の2011年度決算の資料を持ってきたわけです。大山町も農業のこともあれば福祉のこともあれば教育のこともあるわけですけれども、民間企業の大手商社もやはり同じようにエネルギー資源の開発、あるいは耕作機械の販売、食料品の流通、医療、介護、非常にさまざまな事業をされるわけですけれども、しかも三菱商事、年商が20兆円です。大山町の会計規模に比べて1,000倍、それだけの事業をやっている企業の決算公表資料が大体このぐらいですよ。決算審査資料、ねえ。決算書以外に決算資料がこんだけ。(資料を提示)
 これは何かと。正直言って、これだけ決算審査資料を読み込んでも、平成23年度、大山町がどういう事業に力を入れてどういう成果があったのか、正直さっぱりわかりません。参考までに、何人かの課長にはわかると思いますかって聞いたら、いや、自分の担当課のことで手いっぱいですわと。よその課が何をやってるかまでは見る暇もありませんと言ってました。
 町長にお尋ねします。済みません、長々しゃべった割に簡潔にお答えいただきたいんですけれども、これだけの分厚い資料を読んで、昨年度大山町が一体どういう事業をしてどういう成果が上がったのか、一般の住民が理解できると思いますか。そもそもあなた御自身が理解していらっしゃいますか。簡潔に済みませんけど答弁をお願いします。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)現在の資料については、後から担当課長の方からも少し述べさせていただきますけども、行政としての決算書、そうした様式に沿って報告をさせていただいておるという状況もあります。事業報告あるいは内容等についても、説明をさせていただいたりしておるところはありますけれども、民間企業あるいはそういった目的を持っての資料作成ということには至っていないというぐあいに思っているところであります。
 それから、先ほど不祥事の関係の中で少し……。
○議員(7番 近藤 大介君)その点については答弁を求めていません。時間がないですから次に行きます。
○町長(森田 増範君)毎年のミスということについての指摘を受けまして、このことについては、私は合併をして3つの町が集まってからの事務事業等々を進めていく中での取り組みの中で、欠けていた部分もあったりしているのではないかと思っております。たび重なる職員の異動ということもありました。そういったことを踏まえて……。
○議員(7番 近藤 大介君)言いわけを求めていません、答弁は結構です。
○町長(森田 増範君)言いわけではございません。そういう状況を踏まえて、いま一度徹底をしてすべての全課の事務の支払いの状況や管理体制、そういったものを今徹底をして、全体的に進めているということであります。以上です。
○総務課長(酒嶋  宏君)議長、総務課長。
○議長(野口 俊明君)酒嶋総務課長。
○総務課長(酒嶋  宏君)ただいま近藤議員から御質問のありました決算審査、決算書等が非常に厚いということでございますけれども、住民の皆様に中を詳しく見ていただいてわかりやすいようにということで、現在のものをつくっているというふうに考えております。
 概要につきましては、別途概要版をつくりまして主な事業等を書いておりますので、それを見ていただくためにその詳しい決算書を出してお配りしているということでありますので、これを1枚2枚のペーパーにすれば逆に何をしているのかが実はわかりにくくなってしまうのではないかなというふうに考えております。
 今のものがわかりにくくて、もっと簡略なものがわかりやすいということを議会の方で御提案いただければ、その方向でまた検討はしたいというふうに思います。以上です。
○議員(7番 近藤 大介君)議長。
○議長(野口 俊明君)近藤大介君。
○議員(7番 近藤 大介君)様式に沿ってやってるってまあ町長言われたんですけど、様式に沿ってやっているのはあくまで決算書の方であって、私が言いたいのは決算に対しての資料なわけですよね。実際に議員が中心になって見る資料、概要版というやなことも言われましたけど、概要版はまた別にあるわけです。そうすると、議員は分厚い決算書も見ながら、分厚い決算資料も見ながら、場合によっては概要版も見ざるを得ない。あれ見ながら、これ見ながらなわけです。
 結局それで議員が理解できるか、住民が理解できるか。その点に対しての配慮ということについては余り踏み込んだ答弁はなかったわけですけれども、やはりね、普通の住民さんが見てわかるようなもんじゃないと私はいけないと思うんです。専門的な知識がある人間だけが理解してもしようがないんです。それがやはり住民目線ということじゃないでしょうか。去年までこげしとうけん、ことしも同じやにしてする。そこに住民の視点って本当にあるんでしょうか。180億という非常に大きい、全部が全部税金じゃないですけれども、住民の皆さんからいただくお金を使って事業をした。その成果についてはこうですとしっかりときちんと説明をできるような資料でなければ、私は意味がないと思います。そういう意味で、住民の目線に立ってこうした資料ができていると、作成されていると町長お考えですか。答弁をお願いします。簡単にお願いします。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。近藤議員の御発言は、近藤議員なりの視点での御発言、御質問かなと思っております。この分厚い決算書、一般会計、特別会計ございますけれども、それをすべて網羅をした詳しい内容の資料であります。住民の代表であります議会の議員の皆さんにこの9月の定例議会、決算議会とも称します。20日間にも及びます長い期間であります。各常任委員会でその内容を時間をかけて詳しく担当課より説明を申し上げ、議員の皆さんからも細かな質問をいただき、その内容について理解をしていただき、決算についての特別委員会で報告をいただくということであろうと思っております。それだけこの資料は細かく皆さんにお示しをさせていただいている内容でありますし、その場は皆さんの特別委員会あるいは各常任委員会で詳しく詳しく説明をさせていただく。それは住民の代表である議員の皆さんにまず理解をしていただき、承知をしていただき、議決をしていただくということでございます。議決をしていただくということがこの決算についてのまず理解をしていただき、承認していただくということでありますので、まずはそれにふさわしい内容のものをつくらせていただき、今のものがあると思っております。
 ただ、御指摘の中で改善することがあれば、あるいは議会の皆さんとの協議の中でそういった案件、提案、相談をお互いにさせてもらえたらなと思うところであります。近藤議員の視点として、御意見として預からせていただきたいと思います。
○議員(7番 近藤 大介君)議長。
○議長(野口 俊明君)近藤大介君。
○議員(7番 近藤 大介君)結局のところね、23年度一体大山町はどれだけの行政サービスを住民に対して提供したか。住民に対して伝えなければならないことは何なのか。それがこの決算書からは何も見えてこないんです。ただ無機質な数字がいっぱい並んでいるだけ。4億も5億もかけた事業もあれば、2,000円、3,000円の事業もあったりする。金額が少ないからどうでもいいということではないですし、金額が大きいから大事な事業だということではありません。その中で、特に23年度の成果として住民の皆さんに伝えなければならないことは一体何なのか。それが私はこの資料からは全く見えてきません。ある意味、大山町役場の思いが伝わってこない。
 時間もありませんから、最後にお尋ねいたします。23年度予算ですね、昨年3月、町長は180億円使ってこういう事業をするんだという説明をしておられます。その中から、私が幾つかこれ大事だなと思うところを上げますので、それについての成果が一体どうだったのか簡潔にお答えいただきたいと思います。
 まず、23年度、イの一番に町長が言われたのは、徹底した行財政改革を推進するということでした。その成果は一体何ですか。
 次、定住化による人口増加対策を推進すると言われました。どのような成果がありましたか。
 それから、医療、福祉の関係です。子育て支援の一環として、いろんな予防に関しての助成、これ一生懸命頑張っておられました。それはそれで私、一つ成果だと思いますけれども、ただ、この分野ではやはり今一番大事なところは、ふえ続ける医療費、介護の負担、これについてどう抑制していくか、ここがやはり大きい課題だと思います。これについて、一体どのような成果があったでしょうか。
 最後に、集落の健康診断に関してですが、町長は政策の1丁目1番地的にですね、まずは集落からのまちづくりということを言っておられて、当初は一、二年中に集落の健康診断を終わらせるような勢いでの発言もあったんですが、実際に昨年されたのは160を超える集落のうち実施ができたのは11集落でした。今現在、過去3カ年を振り返ってもまだ60集落程度、3分の1をちょっと過ぎたぐらいでございます。
 関連して、行政の懇談会、住民目線ということで町民とひざを交えながら行政を進めるとおっしゃった割には、行政懇談会も昨年は14集落しかやっておられません。過去3年間合わせても50集落程度ということで、全体の3分の1にもなっていないというふうに感じるわけですが、これについて成果の自己評価はどうかと。
 以上、お尋ねいたしたいと思うんですが、すべて本当に町の主要施策として町長が予算の説明のときに言われた事業ばかりでございます。町長の口から、こういうことをやったということでは、そういうことは要りません。どういう成果が上がったのかということを町長の口からお答えいただきたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。まず、近藤議員の方から、資料の中から成果が見えてこないというお話がございました。
 決算書とは別に、この決算審査資料というのがございます。近藤議員も職員でございましたので、そのことについては既に周知の上での御発言かなと思いますけれども、ここに各課のそれぞれが担当しております諸事業、羅列、整理をさせてもらっております。そして施策の実施の状況、あるいは金額、そして施策の成果というものですべての課が一生懸命まとめ上げたものがここにございます。これも含めて、委員会で一生懸命説明をさせていただいておるという状況でございますので、近藤議員としての視点での御質問ということではあろうかなと思いますけども、余りにも発言が、こういった一生懸命やっております成果の資料等々を余りにも無視しておられるような感じをいたしましたので、この時間をいただいてまずこの成果ということについて述べさせていただきたいと思いますし、これを見ていただくことによってのそれぞれの事業の状況、22年度、23年度のものが把握していただけるものと思っております。
 それぞれの視点についての御質問がございました。
 失礼しました。集落の診断というところもまず述べさせていただきますけども、50集落というような話、いろいろございましたけども、これが取り組みがつぶさに結果が出るものであると思っておりません。大切なのは、集落の健康診断あるいはまちづくり会議もそうですけれども、住民の皆さんが集まって意見交換をし、あれをやらいや、これをやらいや、そういった集まっていくところからの話し合い、そこから一つ一つやれるところからやっていこうということがまず基本であると思っております。震災でも、支え合い、助け合いということがよく叫ばれるようになりましたけども、その基本はここにあると思っております。一つ一つ時間をかけて積み重ねていくことによっての成果、さらに膨らんでくると思いますし、まずは少しずつ取り組んでいただく先進事例が生まれてきているということであります。
 医療の抑制ということについては、医学的なところ等がありますので、時間があれば担当課から述べさせていただきたいと思います。
 子育て支援の関係、これは保育所、拠点保育所の整備ということもございますけれども、施設の整備ということだけではなくって、一つの拠点保育所につくるということによって分散をされていた乳幼児あるいは延長保育、一時保育、あるいは子育て支援センター、そういったものが一つのエリア、旧町ごとに拠点ができるということでありまして、保育、子育てのサービスの一元化、集約化、そしてそこから高い子育てへの支援体制ができると思っておりますし、あわせて、であるからこそ職員のレベル向上、これにもしっかりとつながっていくことであると思っております。
 定住ということでございます。目に見えるところの取り組みとしましては、中山のコーナンの後ろの方にあります町有地を活用しての若者向けの住宅、集合住宅、合わせて今16戸建設がされていますけども、これは町外に出られる方々をとどめようというとらえ方からであります。あわせて、大山口駅の分譲の関係等も大方の入居がありました。
 ただ、こういった施設建設ということではなくって、基本的には若い方がこの地に住んで生活ができる環境づくり、産業づくり、企業づくりであると思っております。その取り組みも観光交流産業化の取り組みであったり、農林水産業の諸施策の振興であったり、昨年の大きな災害があった後での支援体制の充実、そういったことを含めながら、トータル的にこの定住対策等々を進めているところであります。すべてのかかわりを進めていく中での定住対策ということになりますけれども、一つ一つやれるところから今一生懸命やっているところであります。以上であります。
○議員(7番 近藤 大介君)終わります。

杉谷洋一議員の一般質問

○議長(野口 俊明君)皆様にお願いしておきます。
 本日の昼の休憩時に、いわゆる議会の議員の皆さんの一般質問に対する規則を遵守するように議長はやれという申し入れがたくさんの議員の方からありました。なるべく皆さんの質問を阻害しないようにというつもりで、住民の皆様にもわかりやすいというように考えてするということで考えておりますが、本当に皆様が決められた規則でありますので、なるべくなら皆様方がきちんと質問時間を遵守していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 次、4番、杉谷洋一君。
○議員(4番 杉谷 洋一君)はい。私も前回時間をオーバーした一人ですので、今回は時間をきちんとやりたいと思いますので、よろしく御答弁のほどをお願いいたします。私自身も頑張ります。
 そこで、きょうはですね、2問の質問をさせていただきます。
 まず最初は、いじめ問題ということでさせていただきます。
 滋賀県大津市で中学校2年生の男子生徒がいじめを苦に自殺をした問題がクローズアップされ、全国各地でいじめの実態や対応が連日のように新聞、テレビなどで報道され、学校や教育委員会のお粗末さが浮かび上がってきています。
 現在の社会では、人と人の触れ合いや対話、思いやりが希薄となってきていると言われ、そのような社会環境の中でいじめを防ぐには、学校、家庭、地域で情報の共有化と迅速な対応が必要であり、あわせていじめを許さない学校や地域の風土づくりが重要であります。また、いじめの未然防止のため実態調査を定期的に実施し、被害を受けた児童生徒が発見されたときには、関係機関と連携して迅速に対応し、その児童生徒が安心して楽しく学校に通える環境づくりが求められております。
 いじめとは、児童生徒が一定の人間関係のあるものから心理的、物理的な攻撃を受けたことにより精神的な苦痛を感じ、その行為がいじめに当たるか否かの判断は、いじめられた児童生徒の立場に立って行うことであります。文部科学省のいじめの定義では、自分より弱い者に対し一方的に身体的、心理的な攻撃を継続的に加え、相手が深刻な苦痛を感ずることや、仲間外れや集団で無視されることによる心理的な圧迫など、相手に苦痛を与えるものも含まれています。その物理的な攻撃とは、身体的な攻撃のほか、金品をたかられたり物を隠されたりすることなどであり、学校の内、外を問わないとされております。
 いじめに当たるか否かの判断は、表面的、形式的に行うことなく、いじめられた児童生徒の立場に立って、いじめられた児童生徒の気持ちを重視することであります。
 いじめの問題は、どの児童生徒にも、どの学校でも起こり得ることであり、日ごろからいじめを許さない学校づくりに努めるとともに、いじめの兆候をいち早く把握して、迅速に対応し、また、いじめの問題が生じたときには、その問題を隠さず、学校、教育委員会が家庭、地域と連携して適切に対応し、さらに、児童生徒がいじめの悩みを教師や親に相談できないときには専門的な知識、技能を有している相談員に相談することの周知徹底を図ることとあります。
 政府は、いじめの自殺の対応強化を柱とする新たな自殺総合対策大綱を決定し、いじめ問題は隠さず、学校と教育委員会、家庭などが連携して迅速に対応すべきと明記しております。
 本町でいじめを未然に防止する対策について、教育委員会の所見を伺います。
○議長(野口 俊明君)教育委員長、伊澤百子君。
○教育委員長(伊澤 百子君)はい、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)本町でのいじめを未然に防止する対策について、ただいま杉谷議員さんより7点の御質問をいただきましたので、お答えをさせていただきます。
 まず、1点目の本町でのいじめ事例はどうかという御質問についてですが、鳥取県では現在、毎月、不登校とか問題行動などの生徒指導にかかわる調査を実施いたしておりまして、本町の各小・中学校の状況につきましても教育委員会の方でまとめて、県に報告をいたしております。その調査で報告をしている近年のいじめの件数は、平成21年度が4件、22年度も4件、23年度が1件となっております。また、本年度は8月末現在で3件の報告をいただいております。どのようないじめなのかということについては、9項目の区分から選択をして報告をしていますけれども、冷やかしやからかいというのが最も多く、次いで仲間外れとか集団による無視とか、軽くぶつかられたり、遊ぶふりをしてたたかれたといった事例がありました。これら報告された事案につきましては、すぐに学校が適切に対応し、今年度分も含めまして既に解決をいたしているというふうに聞いております。
 2点目の学校と教育委員会とのいじめに対する連携対処はどうなっているかという御質問についてですが、多くの場合、いじめが発覚するのは学校においてですので、基本的には学校が対応しながら、そして適宜教育委員会に報告をしていただいているというふうな状況です。で、場合によっては対応の方針につきましての協議に指導主事等が同席をいたしまして、アドバイスを行うということでございます。時には、保護者の方から直接教育委員会に御相談をいただくというケースもございます。そのような場合にはすぐに学校に出向き、情報を共有したり事実確認を行ったりしながら、それぞれの役割を明確にして対応しているというところでございます。
 3点目の学校や保護者、地域とのいじめに対する連携対処はどうかという御質問についてですが、いじめという重大な問題に関しましては、被害を受けた児童生徒ばかりではなくて、その保護者の方も大変に苦痛を、心を痛められます。また、いじめにかかわった児童生徒につきましても家庭でのしっかりした指導や見守りなどが必要となります。町内の学校におきましても、双方の保護者と連携をしながらいじめ問題の解決に努めているところです。幸い、本町で報告を受けております事例の多くは、いじめにかかわった児童生徒の保護者の方がみずから子供を連れて被害を受けた児童生徒のお宅へ謝罪に行かれるなど、責任を持った対応をしていただいておりまして、早期の問題解決につながっております。
 いずれにいたしましても、本質的ないじめの解決のためには、先生方や学校全体での取り組みだけではなくて、保護者の方や、また地域も一体となった取り組みが大切だと思っていますので、今後も連携をさらに密にして対処していきたいというふうに考えております。
 4点目の児童生徒に対してのいじめに関するアンケート調査は行われているかという御質問についてですが、これまでいじめに特化したアンケートというものを実施している学校はございません。しかし、「くらしのアンケート」といった生活全般にかかわるアンケートを実施し、その中で心配事とか、あるいは悩みなどについて尋ねるような項目を盛り込んでいる学校もありますし、またQ-U、ハイパーQUといった集団の人間関係などを把握するための標準テストというのがあるわけですが、これを実施している学校も幾つかございます。このたびの大津市の事件を踏まえまして、鳥取県でも8月下旬から9月の上旬にかけまして、緊急ないじめの実態調査というのが行われました。その調査に際しまして、町内の学校におきましても心のアンケートなどを実施して、改めて実態把握を行ったところです。その結果はどうかということは、既にそれまで報告を受けていたものと同様のものでございました。
 5点目の県が公表した教育行政の点検、評価に対する本町の評価はどうかという御質問についてですが、これは、県の教育委員会が県の教育行政について、68項目にわたりAからDの4段階の自己評価を行っておりますけれど、その中で、不登校・いじめ問題等への取り組みという項目の評価がやや順調でないというC評価であったということについての町の教育委員会の考えはどうかということかと思います。この件は新聞にも出ておりましたけれども、この評価につきまして、県が成果と課題というふうにまとめたものに記述をしておりますけれども、平成22年度の中学校の不登校出現率というものが11年ぶりに3%を超えて、全国でもワースト4になったことを受けての厳しい評価ではないかと思っております。大山町におきましても不登校ゼロを目指して、さらに一層取り組みを進めていきたいと考えておりますが、特に鳥取県でいじめに対する取り組みが不十分であるために低い評価になったというふうには考えてはおりません。
 6点目のいじめの実態を把握する第三者委員会の設置はという御質問についてですが、皆さんも報道などで御存じのように、鳥取県は、自殺などの重大な案件が発生した場合に、教育委員会とは独立した第三者の委員会を立ち上げるという方針を明らかにいたしました。大山町としては、現在のところは独自に第三者委員会を設置するという考えは持ってはおりません。
 最後に、7点目のいじめに対する児童生徒向けの電話相談体制等の整備はどうかという御質問についてですが、国の施策を受けて、鳥取県でも県の方で24時間いじめ相談ダイヤルというものを設置するとともに、毎年児童生徒にそのカードを配布いたしまして、その周知を図っているところです。大山町では、いじめに特化した電話相談体制というのは特にありませんが、教育相談の窓口として、学校教育課のほかに教育支援センター寺子屋というものを指定をいたしまして、ホームページなどで広く皆さんに知っていただくとともに、不登校の悩みなど、各種の電話相談に対応をいたしております。
 ちなみに、昨年度、この寺子屋が対応した相談電話は全部で167件でしたが、その中にいじめに関するものは1件もございませんでした。以上でございます。
○議員(4番 杉谷 洋一君)議長。
○議長(野口 俊明君)杉谷洋一君。
○議員(4番 杉谷 洋一君)私の通告書のまずさもあって、こういう関連のことをするかもわからんよということでしたけど、先回りして、非常にいい御答弁いただきました。ありがとうございます。きょうは教育委員長さん、大変たくさんの人が質問されて、大変かと思います。で、日ごろ山根教育長の方も、大山町は非常にこのいじめ問題、関心を持っておられる町民さん、たくさんおられます。山根教育長さんは日ごろからはっきり物を言う教育長さんですので、西部の方でも名が通っておりますので、そのあたりをですね、教育委員長さん、かわってですね、現場の声をですね、山根教育長の方からもひとつお願いいたします。
 それでですね、全部先回りして言われたもんだから、面食らっているところなんですけど、ちょっと待ってくださいよ。それでですね、確かに大津市中学校2年生の男子生徒のいじめを苦にした問題というのはですね、恐らく最初は本当からかいから、冗談からということからだんだんだんだんエスカレートして、最後はあのようになったというふうに思うわけです。このあたりもですね、国の方もですね、こんな問題が以前もあったときはですね、せいぜいですね、初等中等教育局長のですね、全国の都道府県の教育委員会の通達程度で終わったと思うんです。今回の事件はですね、特に平野文部大臣がですね、記者会見で、子供の命にかかわる問題は地域一丸となることが大事だ、国は前に出て取り組む使命と責任があると述べておられます。また、鳥取県知事も、先ほどちょっと話がありましたけども、第三者委員会などを立ち上げたりというような県知事の話もございましたし、この間の鳥取県議会の9月議会で補正予算が2,900万円が上程され、いじめ対策が何かなされようとしております。
 そこで、山根教育長、いいですか、この間の18日の境市の市議会で、佐々木教育長がですね、境の方もですね、いじめがあってですね、今月12日現在、小学校から3件、中学校から4件の報告が受けたことを明らかにしたということで、そういう質問に答えられてます。1件を除くと解決済みで、生命、身体、安全が脅かされるような重大なケースはないということがありました。最近はですね、一昔だったらですね、うちはそういういじめはありませんということで立派な答弁なさるわけなんですけど、このごろはですね、どこともですね、こういう市町村の議会、あるいは教育委員会の教育長あたりがですね、はっきりしたことでですね、答弁なさっております。
 そこで、本町、大山町ではですね、先ほどありました、教育委員長さんがですね、21年度は4件、平成22年度が4件、23年度は1件になっていますということがあるわけなんですけど、本町のその辺はどうなんですか。今、解決済みになっておるのか、それともまだくすぶってるのか、そのあたりをぜひ御答弁お願いいたします。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの杉谷議員さんの関連質問につきましては、率直に申し上げる教育長の方から対応させていただきます。
○教育長(山根  浩君)教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)別に率直にはあんまり申し上げませんけれども、いじめというのは、もう今の定義ですと、ないということは言えません。御存じのように、兄弟でもけんかもします。いろんなことがあります。人間関係てってというのはなかなか、一人のときにはかかわりがないわけですけれども、2人以上おりますと必ずかかわりが出てきます。兄弟でもちょっかい出したりですね、いろんなことがあると思います。しかも今のいじめの定義は、受けた側がですね、個々の行為がいじめに当たるかどうかてっていうのはですね、表面的だとか形式的にかかわらずですね、いじめられた生徒がいじめられたと感じたら、いじめという定義になっております。そういう中ではですね、必ず起こるだろうと、人間が200人、あるいは300人、400人おる中ではですね、必ず起こるだろうと思っております。
 で、いつも言っておりますのはですね、いじめがあることは一つも恥ではない。だけどそれを見逃すということはですね、絶対学校であってはなりませんし、学校がつい立てにならなくてですね、あるいは先生がつい立てにならなくて、だれが一体なるんだということはですね、いつも言っておりますので、起こったことは、小さなことも、今も委員長さん、お話しいただいたですけれども、小さなことも報告が上がってきますし、それから対応に苦慮するようなことは、うちの主導主事だったり次長だったりが一緒に来て対応しておるということでございます。
 もう一つだけ言わせていただくと、なかなかいじめを根絶することは難しいわけですけれども、そういう子供たちの人間関係を見ておく、いつも見ておる人、先生ばっかりではなくてですね、大山町の小学校には読書、音読ボランティアでありますとか、読書ボランティアの人でありますとか、あるいは見守り隊の皆さんでありますとか、たくさんの人にお世話になっております。そのほかにもたくさんお世話になってる。やっぱりそういうたくさんの人に見てもらっておるというのがですね、私は一つの抑止力になっていくのでないかな、あるいは早いうちに気づく要素になっていくのではないかなというふうには思っております。
○議員(4番 杉谷 洋一君)議長。
○議長(野口 俊明君)杉谷洋一君。
○議員(4番 杉谷 洋一君)どうもありがとうございました。次からは、どちらでもいいですので、答えていただきたいと思います。
 そこでですね、その私は子供のですね、健全な育成はですね、原点は家庭教育にあるかと思います。最近は家庭の教育力の低下とかなんとか叫ばれております。家庭でのですね、しつけ教育、善悪の判断や礼儀、親子関係も大事でなかろうかと思います。子供がですね、家に帰って、きょうはどんなことがあったんだよとか、そういうことがですね、家庭内でですね、話ができるという、そういう環境はですね、私は大事ではないかというふうに思います。それはですね、できたからといってですね、全部いじめがなくなるというもんでもありませんし、先ほど教育長言われたようにですね、ある程度ですね、兄弟げんかというのはですね、子供が大きくなっていく上においては大事なことだと思います。あるいはお互い友達同士でふざけ合いちゅうのもですね、これも大事な、成長の過程で大事なことだと思います。また、その中で、お互いちょっとでも我慢したり相手を思いやる気持ちというのがですね、そこから生まれてこようかと思います。教員はですね、こういういじめではなくしてですね、本来の職務のですね、学力向上のですね、私は教育に専念していただきたいというふうに思うわけでして、その辺でですね、先ほど本町のいじめを防ぐには学校、保護者、地域と連携対応ということでですね、音読ボランティアとか、そういう中で一生懸命頑張っていますよということでですね、安心いたします。
 そこで、次のことをちょっと質問します。
 私は、いじめを許さない学校や地域の風土づくりがまた重要であろうかというふうに思います。児童生徒に対してのいじめに関するアンケート調査は大山町は行われているのかどうかということ、また、そのアンケート調査をですね、1年間に1遍ぐらいやったら、こんなこと書いたらどうかなという、そういうことでなしにですね、ほんに聞きやすくですね、答えられる環境づくり、それはいじめられた子供、あるいはそれを見とる子供たちもですね、それがアンケートに書けたり、そういうことでですね、先生方がわずかな、ちょっとのことをですね、その変化を読み取っていただければいいなというふうに思いますし、また、ただ1年に1遍じゃなしに、私が思うには、学期ごとに、1学期、2学期、3学期ということでですね、そういう調査は行われているのか、今後どうされるのか、そのあたりも聞きたいと思いますし、また、担任の先生の(聴取不能)、ま、校長先生もあるわけなんですけど、そういういじめのマニュアルちゅうのはですね、大山町はつくっておられるか。例えば大山西小、大山小学校、どこの学校もそのマニュアルに沿って、こういう問題が起きたらどういうぐあいに対処するだというような、そういうマニュアルがあるのかどうなのかというようなことを、2点お尋ねいたします。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)それでは、ただいまの杉谷議員さんの関連質問につきまして、先ほどの答弁の中でもちょっと触れたと思いますが、くらしのアンケート、特別にいじめに特化したアンケートというのはやっておりませんけども、くらしのアンケートとかQ-UあるいはハイパーQUというテスト、ちょっと人間関係の悩み、うまくそれがいってるかどうか、悩みがないかどうか、そのあたりのテストなんですけれども、そういったものを通して子供の状態を把握をいたしております。担当課の方から詳しく……(発言する者あり)失礼いたしました。では、補足は教育長の方からお答えをいたします。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)今、委員長さんがおっしゃったとおりでございます。Q-UやハイパーQUをやってる学校は3校ありますけれども、この前、夏休み明けに県教委から来まして、全部やってくれと、大津の事件を受けてという形でしたので、それをやりました。で、9月の、まだこれは通ってるかどうかわかりませんけれども、県議会でハイパーQUを全小学校、全中学校で実施する金額が、何ぼだったか、1,800万だったでしょうか、何ぼだか、かなりの金額が出ておりました。それが通ったら、うちの場合で意見を聞きましたら、これをもし県が予算化ができたらされますかという校長先生に問い合わせしましたら、全部がやるという形でした。ハイパーQUですべてが解決するとは思いませんし、日ごろからの何といっても毎日の先生方の小さな変化に気づく目を持っていただくということが何より一番大事だろうと思います。いろんな形で調査とか、そういうのはもちろん大事なわけですけれども、私は、まず一番大事なのは、日ごろからの学校全体で小さな変化てっていいますか、そういうものに気づく目を持っていただくというのが一番大事じゃないかなというふうに思ってます。
 それから、なお、マニュアルにつきましてですけれども、これが県教委が18年にできたいじめ対策指針というのです。これも10月までに県は改定するという、で、各学校もこれに基づきまして、それなりの学校の今までもつくっておったわけですけれども、今度の新しく改定になったものも参考にしながら、それぞれの学校で取り組んでくれるものと思っております。以上です。
○議員(4番 杉谷 洋一君)議長。
○議長(野口 俊明君)杉谷洋一君。
○議員(4番 杉谷 洋一君)ソーシャルワーカーについてもお尋ねしようかと思いましたけども、これはですね、大山町、そういういじめの相談がないということですので、教育問題はですね、きょうも2人の人がですね、きょう、あす、質問されますので、質問事項を残しておきますので、よろしく御答弁のほどをお願いいたします。
 続いてですね……。
○議長(野口 俊明君)次の質問に入られますか。
○議員(4番 杉谷 洋一君)はい。
○議長(野口 俊明君)そういたしますとですね、ここで暫時休憩したいと思います。再開は40分といたします。休憩します。
              午後2時31分休憩
    ───────────────────────────────
              午後2時41分再開
○議長(野口 俊明君)再開いたします。
 引き続き4番、杉谷洋一君の一般質問を行います。
○議員(4番 杉谷 洋一君)議長。
○議長(野口 俊明君)杉谷洋一君。
○議員(4番 杉谷 洋一君)続いてですね、大山観光の取り組みについてということでですね、町長にお伺いいたします。
 我が町の霊峰大山は、昭和11年に富士山と同時期に日本で3番目の国立公園に指定され、また、視聴者が選ぶお勧めの山、日本明峰ランキングで富士山、槍ヶ岳に続き、堂々の3位に選ばれております。全国各地に愛好者を抱え、国内を代表する山であります。四季折々の景観はもとより、すばらしい自然、歴史、文化遺産を有しております。また、大山は古来、大神岳、火神岳と呼ばれ、大いなる神のまします山として人々に崇敬され、大山は鎌倉時代から室町時代にかけ、高野山金剛峯寺や比叡山延暦寺と並ぶ大寺院となり、栄華を誇っておりました。
 さらに、周辺地域は西日本一の面積を誇る大山のブナの原生林を中心とした大自然の恵みによる農産物など、数多くの魅力的な観光資源に恵まれております。
 しかしながら、大山寺は近年、観光客の減少傾向にあり、素通り観光客も多く、空き店舗がふえて低迷してきております。奈良時代には金蓮上人によって開祖された大山寺は、2018年に開創1300年を迎え、それに向けた取り組みが進められております。また、来年の秋には大山を中心にエコツーリズムの国際大会も開催され、これらを起爆剤に、埋もれている歴史文化遺産や日本の有数の国立公園としての観光資源を全国に発信することにより、観光産業と地域経済の発展につながるかと考えます。
 大山の観光施策に対して、滞在観光を中心としたソフト面の誘客戦略の充実強化など、今後もさらなる大山の観光振興に力点を置き、積極的に取り組むべきと考えますが、町長の御所見を伺います。
○議長(野口 俊明君)町長、森田増範君。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)杉谷議員の2つ目の質問であります。大山観光の取り組みについてということにつきましてお答えを述べさせていただきます。
 議員の御指摘を待つまでもなく、大山は本町の誇りであり、また本町のシンボルであり、私たちにとって心のよりどころとなる山であります。そして、それだけではなく、多くの観光客の方々にお越しいただけることによる経済効果、そういったものをもたらしてくれる、まさに宝の山でもあるものと認識をいたしております。そのため、観光振興に関しては、類似いたしますところの自治体と比べますと、特に強く力を入れている分野でありますことは御理解いただけるものと思います。
 さて、大山観光の現状、また課題でございますけれども、大きく分けて次の数点あると思っております。
 1点目に、入り込み客数はほぼ横ばいでございますが、冬が減って登山客がふえているという現状であります。また、滞在時間は減少傾向にあります。
 2点目に、団体客が大きく減り、少人数のグループ、家族連れが主力になっておりまして、寺社仏閣を中心としたところよりも自然体験的なところが多くなっております。
 また、3点目に、宿泊客が大きく減少している現状にあります。
 4点目は、外国のお客様、増加傾向にありますけれども、売り上げの増ということになかなかつながっていないという現状にあります。
 5点目に、観光客の受け入れ体制、いわゆるソフト部分でありますが、そこの点が、あるいはソフト部分への意識改革、これがおくれているものと思っております。
 6点目に、すぐれた文化、歴史の資産、こういったものをなかなか有効活用まだできていないという点がございます。
 そういった課題は多いところでございますけれども、参道における温泉の活用、これは民間の力によるところでございますが、あるいはスキー場の民間経営一本化に伴う効果が発揮されてきております。また、エコツーリズム、スポーツツーリズム、そういった新しい分野への取り組みなど、明るい展望も見えてきているところであります。
 議員御指摘のとおり、これからの観光は、いかに特色を打ち出して、お越しいただくお客様に満足をしていただき、また大山を訪れていただくか、たびたび来ていただくかということにかかっていると確信をいたしておるところであります。本町におきましては、基幹産業の一つであります観光関連産業の浮沈が町の活性化に大きく影響をいたすと思っておりますので、今後も継続してほかの競合の地域とは一線を画した特徴のある取り組み、そこに重点を置いて、県を初め周辺の市町村と連携を強化したオール大山といった取り組みを進めてまいりたいと考えております。
 大山には、すばらしい自然、歴史、文化、そして長年たくさんの方々によって自然保護や環境の保全が進められてきております。たくさんの方々に努めていただいております。そうした歴史があります。議員、先ほど述べられましたように、来年の秋にはエコツーリズムの国際大会もございます。国内あるいは海外への方々に私たちのふるさと大山、これを関係機関と連携をし、あるいは協議をして、今後、大山環境宣言、これは仮のまだところでございますけども、そういった大山環境宣言的なものを発信をし、あわせて、守る、はぐくむ、生かす、そうした取り組みを強化をしてまいりたいと考えているところであります。
 以上で答弁とさせていただきます。
○議員(4番 杉谷 洋一君)議長。
○議長(野口 俊明君)杉谷洋一君。
○議員(4番 杉谷 洋一君)私は、以前はですね、鳥取県を代表する観光地といえばですね、鳥取砂丘、大山であったかと思います。最近ではですね、どうも鳥取砂丘、境の水木しげるロード、あるいは花回廊という、大山の観光が私は衰退してきているかというふうに受けとめております。
 これは本町だけではなくしてですね、やっぱり大山が衰退するいうことは、特に県の西部地域全体の問題でもあろうかというふうに思います。やっぱり西部地域全体がですね、本当に大山が元気であってほしいなというふうには、これは西部の皆さんの願いでもあります。それにはですね、私は、大山寺集落の人が、きょうの西山議員さんの質問にもあったんですけど、地域は地域で地域のものはつくっていくということですので、私は、大山の集落にある人がですね、本当に一生懸命連携をさらに密にされてですね、いかれたり、また、そのところへですね、周りの集落や、特に大山町全体でですね、支援や応援体制を強固なものにして、我が町の誇りであるこの大山を支えていくべきではないかなというふうに思います。
 先ほどの町長の答弁にもありましたがですね、大山を訪れる観光客の動向、推移はいうふうに質問をしようかなと思っとったんですけど、横ばいであるということですので、これはですね、大山寺のみならず、伯耆町であるとか、そういう周りの市町村をですね、たくさんの人が入っておるから何か大山だけ横ばいというような形が見えるのではないかなというふうに思います。あわせて、大山観光のリピーターをふやすため、大山の恵みである山から海までの食材を生かした新鮮でおいしい、旅の思い出に残り、もう一度大山に行って食べてみたい、そんな食を提供したり、大山観光のリピーターをふやすための滞在型観光の取り組みについてはどうなんでしょうか。特にですね、私は、観光、ただ単に皆さんおいでおいで、来てくださいではなくしてですね、やはり年代層を絞った観光の誘致というのが大事かと思います。特にこのごろですね、この間の老人の日にですね、日本の65歳以上の人口がですね、3,000万人を超えましたということで、人口4人に1人は老人であるわけです。この人らはですね、仕事からリタイアされ、時間的に余裕のある人をですね、ターゲットにした、そういう観光はどんなもんでしょうか。町長にお伺いします。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)大山観光、特に来られる方々の中での、高齢者的な方々へのまた視点を置いた取り組みということについてのお話かなと思って伺いました。
 既に議員も御承知かと思いますけれども、大山を活性化していこうということで、地元出身の民間の事業者の方が温泉を掘削していただいて、今、その工事、あるいは来年のオープンに向けての取り組みがなされています。その取り組みにあわせて、単に施設ということではなく、大山の住民の方々のおもてなしであったりとか、あるいは若い方であったりとか、そういった方々を巻き込んだ接遇、あるいはソフト的なことへの研修等々も進めてきていただいております。大学との連携、県との連携も加わったりしておるところであります。町もそれに参画しながら支援をさせていただいておるところでありますけども、まずはそうした民間の今取り組んで進めていただいております温泉を活用した取り組み、これがまずリピーター、あるいはそれこそ大山にたくさん来ていただきますところの、今、高齢者の方が非常に大山登山多いんですけれども、利用していただく。あるいはそこで滞在時間を十分とっていただく。そこからの波及効果も期待をいたしておるところであります。まずはその辺の答弁ということでおさめさせていただきます。
○議員(4番 杉谷 洋一君)議長。
○議長(野口 俊明君)杉谷洋一君。
○議員(4番 杉谷 洋一君)時間もありますので、手短にいきたいと思います。
 確かにですね、温泉というのはですね、結構な魅力ですよね。確かに私の友達あたりがですね、どこか旅行しようやと言ったとき、まず最初には、そこには温泉があるのということがまず言われます。確かにですね、温泉は大きな武器になろうかというふうに思いますとですね、そのあたりでですね、大山の売りをつくっていただければなというふうに思います。
 そこでですね、大山はですね、大山を取り巻く、伯耆町であるとか、大山をぐるっと取り巻く伯耆町であるとか、あるいは中部の琴浦であるとか、そういう大山の恵みをですね、そういう周りの市町村も受けております。私はこれらの大山を取り巻く市町村と連携して、大山をどう守っていくべきかを考えるべきではないかなというふうに思います。そこにはですね、よく日野郡あたりでも県境サミットであるとか、全国でいろんなところでですね、サミット、サミット、サミット、あるわけなんですけど、そのあたりをですね、大山町長が中心になってですね、皆さんお集まりください、大山はですね、本当にみんなの山ですよと、大山が地盤沈下したら大変なんですよということでですね、大山でですね、大山サミットなるものを開催してですね、みんなで衰退している大山をですね、本当にきらりと光る大山として守り育てていったらどうかなというふうに思うわけですけど、そのあたり、町長はどのようにこの辺を考えておられますか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)議員より大山サミットという言葉の御質問をいただきました。大山サミットという取り組みは既に実は始めてございます。伯耆町、江府町、そして大山町、3つでございますけども、琴浦町はそこには加わっておりませんけれども、鳥取県を一つの核にしながら、軸足を置きながら、県とも連携をしながら3町連携をして、大山の活性化、あるいは地域資源を生かしたり地域活性につなげていく取り組みはどうしていこうかということで集っておる経過が実はございます。昨年は実は、ちょうど去年の9月、台風12号がございまして、大山環状線の通行どめというものがございました。早い時期にこれはしっかりと情報発信をしていかなければならないということ、来てくださいという意味合いですけれども、いうことで、私の方から県の方にも声をかけさせていただいて、災害復旧をいつまでにやるか、あるいは去年の秋、大山観光が、バスが通れる状況にしますよ、そういったことをお互いに共有したり、県の方への働きかけもしたりして、大山サミットという銘を打ってやった経過もあります。緊急的なテーマを掲げながらやった経過もあります。
 このたびの、先ほど最初の答弁の中にも入れておりました大山環境宣言、この取り組みについても実は担当課の方で今協議を進めつつあるところですけれども、大山町、伯耆町あるいは江府町、3つ一緒になって、この大山の歴史、文化、あるいは先ほど述べましたようにすばらしい原生ブナ林があって、おいしい水がある。あるいは一木一石運動、春、秋の一斉清掃、キャリーダウン、いろいろな環境をテーマとした取り組みが進んでおります。一方では、たくさんの方々が大山に来ていただくことによって、非常に登山道が荒れてきたりとかですね、お花畑の辺が若干これから、環境関係、しっかり発信していかなければ、たくさんの方々に来られることによっての自然への被害、出てくるかもしれない、そういったところもございまして、この大山環境宣言的なものを大山サミットを通じて発信をしていく、そういったところを担当部局の中で今、鋭意検討を実はしておるところであります。
 そういったことを、特に大山のエコツーリズムの国際大会、来年の秋ございますので、そこまでには取り組みの発信をしたり、発信、宣言をすることによって、それで終わるのではなくって、だからこそいかにしてこの大山を、今まで守ってきたものをより守っていくのか、あるいははぐくんでいくのか、活用していくのか、そういった取り組みも関係市町村や県、あるいは環境省や森林管理署、国関係、あるいはこれまでいろいろな活動に参画していただいております大山の頂上を保護する会であったり、エコを推進する会のメンバーであったり、そういった方々との連携や賛同をいただきながら、展開ができればなという思いを今持っておるところであります。これの具現化についてはこれからというところでございますので、また議員の御指導や、また御協力も賜りたいなと思うところであります。
○議員(4番 杉谷 洋一君)議長。
○議長(野口 俊明君)杉谷洋一君。
○議員(4番 杉谷 洋一君)これは中部のですね、琴浦なんかも関係しておりますし、米子市あたりもですね、恩恵ばっかりがですね、大山におんぶにだっこじゃなしにですね、みんなで取り組む大山ということでですね、ぜひぜひ、町長、頑張っていただきたいなというふうに思うわけです。
 そこでですね、次の大山寺の開創1300年に対する取り組みはということで、貴重なる大山の歴史文化遺産はですね、たくさんあります。そこでですね、僧坊をめぐるコースの整備とか、あるいは埋もれた歴史的文化財の発掘であるとか、それからブナの森などの森林浴によるいやしの森コース整備などの、そういう整備してですね、観光客にですね、そこをめぐってもらうという、そういう計画、考えはありませんでしょうか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)観光客の方々にリピーターとなっていただく、あるいは地元の方々もたびたび運んでいただく、そういう大山にしていきたいという思いはあるわけでございますけれども、先ほど申し上げましたような取り組みを進めていく中で、体系的に、あるいは計画的に、各関係の機関との共有であったり、仕事の分業であったり、そういったことをしっかり計画、プランを過程の中で進めていけたらなと思っているところであります。
 国立大山の協会あたりでも、横手道のブナ林のそういった整備に対する補助制度とか、いろいろな制度を設けたりして進めている経過はあります。大きな柱としての取り組みは先ほど申し上げたところでありますし、今できるところから、関係団体の方々に協力を得ながら、あるいはそちらからの提案ということの中で、要望、活動の提案があれば、それを受けて助成をしていくというような取り組みもできる環境にありますので、また一つ一つ具体的な動き等があれば賜りたいというぐあいに思います。
○議員(4番 杉谷 洋一君)議長。
○議長(野口 俊明君)杉谷洋一君。
○議員(4番 杉谷 洋一君)そういうところで、そういうのをぜひ、いろんなことをですね、行っていただきたいなというふうに思います。
 観光客は、霊峰大山に何を求めて訪れておられるのか、そういうアンケート調査なるものは大山町はこれまでにやっておられますか。それをまずお聞かせください。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)担当課より答えさせていただきます。
○観光商工課長(福留 弘明君)議長、観光商工課長。
○議長(野口 俊明君)福留観光商工課長。
○観光商工課長(福留 弘明君)失礼いたします。
 聞き取り調査等を行っているかということでございますが、従来から大山にお越しいただく方の意識調査的なものは随時行ってきております。あるいはインターネット等を通じましての御意見を常時伺いながら、参考にさせていただいていると。基本的には大山観光局に委託をいたしております大山町観光案内所、この窓口を通じてそういった観光客の動向等に対する意識の聞き取り等を行っているというところでございますし、今年度の事業の中では鳥取大学との共同事業の中で、この秋、参道を通行されるお客様への聞き取り調査を共同実施するという計画もございます。以上です。
○議員(4番 杉谷 洋一君)議長。
○議長(野口 俊明君)杉谷洋一君。
○議員(4番 杉谷 洋一君)鳥大との共同でですね、どういうふうにアンケートでですね、観光客の皆さんがですね、何を求めておられるのかちゅうのは、私は大事だと思うんですよね。また、それを本当に1つでもですね、それを実現していけばですね、いずれは大山町の観光客もですね、戻ってくれはしないかなというふうに思うわけです。
 最後にですね、町長、先ほどエコツーリズムとかありましたけど、これの来年に対するですね、町長のですね、最後に観光も含めた思いをですね、ここで述べていただきたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)大山観光に対する思いということでございますけれども、冒頭にも申し上げましたように、我が大山町の姿、国立公園大山の山頂からこの日本海まで広がる、本当に扇状に広がっていく、すばらしい山あり、海あり、そして大地で豊かな産物資源ありという町であります。そこの特に交流、観光交流という意味合いの中からしますと、この扇のかなめにこの大山観光があると思っております。いろいろな施策を取り組む中で、また、四季折々の大山を楽しんでいただくオールシーズンの大山、これが大きなテーマであります。今取り組んでおります中では、特に冬、スキー、非常に今、民間の事業者の方に一体的なスキー場の運営ができるようになりました。かつては3つの事業者がそれぞれ取り組んでいく中で、どうしても経営の安定化ということにつながらなかった経過がありますけども、幸いにも昨シーズン、一昨シーズン、2シーズンとも雪にも恵まれたということもあって、また、民間力の資本力ということもあって、本当に大山のスキー場の経営、運営の安定化というものに光が見えたような感じをしております。そうした冬の大山の部分、これはスキーに限らず、もっともっと体験型のものも出てくると思います。春の新緑、夏の登山、秋の紅葉、いずれにしても魅力あるところでありますけども、それをいかにしてリピーターとしてたくさんの方々に発揮していくかということが大きなテーマだと思っております。
 先ほど申し上げましたような民間の方々のお力をいただきながら、かりながら、温泉の活用も含めて、もちろん大山の地元の皆さんの参画、協力、あるいはそこに帰ってきておられます、たくさんの若い者が今帰ってきておられるような状況に入ってきております。若者のパワーをいただいたり、もう一つは、歴史、文化というとらえ方の中で、町としての僧坊跡の国史跡指定という動きも今進めておるところでありますし、西明院谷を守る会、特に阿弥陀堂等々を中心としたあのエリアでのいろいろな活性化の取り組みもございます。大山寺創建1300年というテーマの中でいろいろな取り組みも、地元の方々、それに賛同するたくさんの民間の方々とのお力の中で進んでいる経過もございます。先般は歴史文化懇話会というものも立ち上げていただいて、特に大山に造詣の深い、特に専門的な方々に一堂に会してもらって、少しずつそういった歴史的な裏づけをしっかりと次につなげられる形づくり、物づくりをしていこうと、あるいは資料づくりをしていこうというような動きも芽生えたりしております。
 いろいろな方々のお力をいただきながら、このかなめであります大山観光、大山町の、私たちの誇りでもございますし、特にたくさんの雇用が生まれる大山でもあります。しっかりとその取り組みを進めてまいりたいと思っております。今、そのいろいろな場面での取り組みを進めておるところでありますし、あわせて観光局が一般社団法人化されまして、事業体として大きく膨らんできておられます。また、事業も大きく展開されようとしております。そういったところへの町としての支援も入れながら、もっともっとビジネスとしての観光局の形になっていただきたいな、あるいはそういった方向性を協議していただきたいなという思いがあるところであります。以上です。
○議員(4番 杉谷 洋一君)以上で終わります。

池田満正議員の一般質問

○議長(野口 俊明君)次、6番、池田満正君。
○議員(6番 池田 満正君)6番。大山町大山地区の大山診療所の今後について質問いたします。
 森田町政になられてから3年5カ月が過ぎて、残りの任期が7カ月となりました。選挙のとき、大山町大山地区大山診療所の固定医を確保すると言っておられました。しかし、今、まだ固定医が決まっていません。
 そこで、次のことを質問いたします。残りの任期中に固定医を確保することができるのか。2、なぜ今まで固定医が決まらなかったのか。2つに答えてください。
○議長(野口 俊明君)町長、森田増範君。
○町長(森田 増範君)池田議員より、大山診療所の今後はということについて、2点御質問を賜りました。お答えをさせていただきたいと思います。
 まず1点目、残りの任期中に固定医を確保できるのかということについてでございます。
 大山診療所の固定医の確保ということにつきましては、本当に皆様に喜んでいただける御回答をすることができないまま今日に至っておるところでございまして、非常に御心配をおかけいたしておりますし、その点について申しわけなく、おわび申し上げるところであります。ただ、精いっぱいこの目標に向けて取り組みをしておるというところであります。
 これまでも議会の一般質問などで同様な質問をいただいておりまして、その都度お答えさせていただいているところでございますが、固定医の確保、これは、診療所の運営を安定した形で継続していくためにも最も重要であると認識をいたしております。また、この考えにはいささかの変更もございません。
 私の与えられた任期の中で、固定医によって診療ができるようになること、これがベストであると思っておりますが、医師の確保につきましてはクリアしなければならない事項が多く、時間を要することも事実であります。このことに御賢察を賜りながら、少しでも早く御期待に沿う結果をお示しできるよう、今後とも最大限の労力を傾注してまいる所存でございます。御理解のほどをお願い申し上げたいと思います。
 また、なぜ今まで固定医が決まらなかったのかということについてであります。
 議員御承知のように、お医者様も職業でございます。高い医療技術を身につけるためなどの理由から、特に若いお医者様、都市部へ集まっていかれる傾向が高いところでございまして、本町と同様な全国の各地から医師確保の困難さを嘆いておられる声、多く聞かれるところであります。これまでも複数の関係者の方々、お医者様と交渉をしてまいりました。この3月までも期待をしておる方も実はございました。しかし、いろいろな経過の中で、事例として病院からの引きとめ、いざとなったときの引きとめがあったりとか、抱えておられる患者、病院の現況を思いはかられる中、最終的に既に勤務をしておられるそこの病院から大山診療所に来られるという決断に至らなかったというところが数点ございます。
 しなしながら、地域医療の重要性を認識をしていただいているお医者様も少なからずおられます。本町としてはそのような方々に大山診療所を託したいなと思っております。また、議員のいろいろな人的なネットの中からでも、お声をかけていただく方、あるいは言ってみたらどうかいやというお医者様がございましたら、御紹介を賜りたいと思います。
 前の御質問にも答弁させていただいたところですけれども、今後とも本町の医療に御理解をいただく医師の確保に最大限尽力してまいる所存でございます。関係各位の御協力、御理解、賜りますようにお願い申し上げたいと存じます。
 以上で答弁にかえさせていただきます。
○議員(6番 池田 満正君)6番。
○議長(野口 俊明君)池田満正君。
○議員(6番 池田 満正君)患者数の減少、赤字化は、固定医がいないのが一番の原因だと、町長と同じ認識でございますけど、例えば条件、固定医の住む家を診療所の近くに確保するとか、それから報酬をふやす努力は考えていらっしゃいますか。また、大山診療所より山奥の日野病院、日南病院にも医者がいると聞いておりますが、その辺はどうお考えでしょうか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)まず、条件整備といいますか、そのことについて御質問いただきました。報酬の関係であったりとか、家の関係であったりとかという具体的なお話がございましたけども、これまで交渉させていただいたりした経過の中で、先生方の方とのやりとりの中では、逆に近いところに帰ってきたい、あるいはそういう思いをいただいておられる先生でございましたので、家といったような条件の話をした、私の記憶の中ではございません。あわせて、報酬というところについての条件まで踏み込んだところはないと記憶しております。先生にとってのいろいろな思いを感じていただいて、その上で報酬の最終的な条件というところに至ればいいんですけれども、そこの部分にまだ至らなかったというのが私の記憶にあるところであります。ただ、大山診療所、地域医療ということに非常に興味を持ち、あるいは自分の経験を今後の余生といいますか、に生かしたいという熱い思いを語っていただいた方々も実は複数あるわけでありまして、そういったところのお話の状況であります。
 それから、患者数ということについては、固定医ということでありますけれども、今の固定医がない状況でありますけれども、大山診療所開設、今の新しい診療所ですけれども、開設もかかわっていただいた芦田先生に本当に今の地域医療ということを含めて、熱い思いを持って、今、本当にお世話になっております。固定医がないとは言いながら、1週間の中で4日間、5日間、計画的に鳥大の先生も来ていただきながら、常時診療ができる状況も実はあります。そういう状況の中ではありますけれども、やはり芦田先生の方からも固定医の確保ということについての働きかけの積極性を求められておるところでもございます。一生懸命そういったかかわりのある先生を探させていただきながら対応しているというのが現状であります。ということであります。
 もう1点あったかいな。
○議員(6番 池田 満正君)日野病院と日南……。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)失礼しました。
 近隣の病院にも実は接触をさせていただいた経過があります。地元の出身の先生もありますし、お声をいただいて、日野病院の方にも実は足を運ばせていただいた経過もあります。いろいろなかかわりの中で、現実に至らなかったというのが今の状況であります。
○議員(6番 池田 満正君)6番。
○議長(野口 俊明君)池田満正君。
○議員(6番 池田 満正君)この大山診療所は平成16年に施工されておりまして、その5年後、平成21年から平成43年度まで、ことしは平成24年ですから、今まで3年間、23年間借金の返済をしております。それで、当初は、今後23年間で5億9,882万円、町はお金を返さねばなりません。ただ、ちょっと状況が違ってきましたのは、平成22年に入院病棟が地域密着型老人介護福祉施設に変わったもので、一括返還がありまして、金利とかいろいろな形で返還の金額は多少は違っておるのかもしれませんけど、ことし含めてあと2億5,083万円、20年間返さねばなりません。そういうことを思いますと、一日でも早く固定医を確保しなければ、持ちぐされになってしまうような気がします。ですから、何ていうか、もう少し、今までの方法でいけんかったら、今後はどういう方法で、方法を変えてやるか、今までの方法どおりで固定医の確保に努められるか、そのあたりは考えておられませんでしょうか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)議員より償還計画の少しお話もございました。決算書の資料の中にもございまして、目を通していただいておると思いますけれども、120ページの中に大山診療所の年次別償還計画というのも載ってございます。24年度と25年度は建物と医療機器とが合わさった形での償還額になってございますが、26年度からは医療機器分1,100万が、予定どおりいきますれば、計画としてなくなっていくという状況があります。そういった償還の計画ということがあるということと同時に、今後の運営ということでありますけれども、やはり固定医の確保ということがポイントになると思いますし、大山診療所のありようということについては、監査委員さんの方からもいろいろと御指摘をいただいておるところではあります。
 ただ、今の大山診療所、そして大山口診療所、この2つの関係を見ますと、非常に大山診療所のエリアの方々が大山口診療所の方に行かれている、利用しておられるという状況が実はございます。これ以上大山口診療所の方に患者の方々がどんどんどんどんふえていくという環境は余り、先生の負担ということも含めて、芳しくないのではないかなと思っているところもございます。いろいろな状況を検証したりする中で、やはり固定医の確保ということにまず最大限努力をしていくということであると思っておるところであります。
 したがいまして、今の今後のいろいろな利用計画ということについては、今、こうだというものを新しく持ってはおりません。
○議員(6番 池田 満正君)6番。
○議長(野口 俊明君)池田満正君。
○議員(6番 池田 満正君)さっきちょっと町長が触れられましたけれど、大山町の監査委員の報告書が出ております。それによりますと、国民健康保険直営の大山診療所は、平成20年5月に常勤医師が退職して以来、応急的な体制により診療が行われていると。2階の入院病床及び介護病床部分は、地域密着型介護老人福祉施設として平成23年度から民間事業者により活用が図られている。その後です。1階の医療部分についても固定医確保が難航している現状を踏まえ、直営から民間委託への方向転換や財政状況悪化の際には廃止も視野に診療運営のあり方を検討されたいと出ております。
 私は、これは余りにも、廃止したら借金だけずっと今後20年間払うと。せっかくつくったものを。それから、ここが赤字でもこっちが負担が大きくなれば、診療所というのは全体の診療所を見て報告を出すべきだと思うんですわ。監査報告なんかでも。そういう面から見ると、ちょっと私は議員として矛盾しているような気がします。その辺の考えを今後、どういうふうに受けとめられているか、ちょっと聞かせてやってください。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)池田議員の今の質問でございますけれども、先ほどそれにかわる答えをさせていただいたなと思っておるところでございます。以上です。
○議員(6番 池田 満正君)町長に最後になら質問いたします。
○議長(野口 俊明君)許可を求めてから。
○議員(6番 池田 満正君)6番。
○議長(野口 俊明君)池田満正君。
○議員(6番 池田 満正君)町長は、安全・安心を重点に町政を行うと言っておられます。私は、廃止は地域の人の医療を金だけでははかり知れないと思います。それに対してどう思われるかもう一遍聞かせてください。私は、行政の仕事は、病気や弱者の救済も行政の大事な仕事であると思います。安全・安心の町政の観点からもう一度聞かせてください。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)監査委員さんの御指摘の中にも目を通していかなければなりませんけども、固定医確保に努力をせよということがまずうたってございます。その後に、先ほど御指摘のあったような指摘事項として出てきておるものと思っております。まずは固定医の確保ということを最大限に努力していきたいと思いますし、あわせて、先ほど述べました年次別の償還計画等々も2年後には変わってきてまいります。現状、そういった状況を踏まえる中で、今後検討していくべき案件ではないのかなと思っております。今の現状の中では廃止ということのとらえ方は持っておりません。監査委員さんからの御指摘は御指摘として、しっかりと受けとめさせていただくということでございます。
○議員(6番 池田 満正君)終わります。

岩井美保子議員の一般質問

○議長(野口 俊明君)再開いたします。
 次、10番、岩井美保子君。
○議員(10番 岩井美保子君)それでは、通告に従いまして、2項目の質問をさせていただきます。
 初めに、町管理の空き施設で地域活性化のまちづくりをと思っておりますが、企業と一緒になって拠点づくりをと考えているところでございますが、認可のほどはどんなふうでございましょうか。
○議長(野口 俊明君)町長、森田増範君。
○町長(森田 増範君)岩井議員より、町管理の空き施設で地域活性化のまちづくりについてということについて御質問をいただきました。お答えをさせていただきたいと思います。
 特に本年3月に拠点保育所、大山と中山に拠点保育所が完成をいたしましたために、使用を取りやめた、廃止をした保育所、これにつきましては、幾つかの企業や福祉団体から保育所の利用について提案をいただいたところでもございますが、保育所につきましては、まずまちづくり委員さん、まちづくり地区会議、こちらの提案を優先をしていくことをまず考えているところであります。まちづくり地区会議での利活用の提案がいよいよない場合には、集落や企業などからの提案がございましたら、それによりますところの利活用も検討いたしていきたいというふうに考えております。
 そのほかの遊休施設につきましては、利活用の提案がございましたらば、内容を十分検討させていただいて、活用の内容や利用の条件が折り合っていけば、使用の許可ということもあり得ると考えております。もちろん議会の皆さん方の方にも御相談を申し上げるということであります。
 なお、本町が所有する施設につきましては、現在台帳の整備を進めているところでございまして、全体の建物の利活用について、一定の方向性を検討した上で、計画的に修繕を行うなど、利用の必要のある建物の適正な維持管理に努めてまいりたいと考えております。
 また、将来利用が見込めないと思える施設につきましては、取り壊しを行うといったことも検討していかなければならないと考えております。
 以上で答弁にかえさせていただきます。
○議員(10番 岩井美保子君)議長。
○議長(野口 俊明君)岩井美保子君。
○議員(10番 岩井美保子君)ただいまは前向きな答弁をいただきましたので安心したところでございますが、なぜこういうことを質問したかといいますと、この間ですね、7月26日に提出されました高麗保育所跡地の活用についてということで、高麗の地区会議会長さん、谷野さんからですね、きちんとした書類が提出されております。それを私たちもいただきましたので、これを何回も、私、繰り返して読ませていただきました。
 それで、これをもらってから読みましたのに、開館を毎日できないというような内容で、週に何回かのあれでということがうたってあります。私たちが考えておりますのは、あっ、その前にですね、名和地区はまだ、この資料をいただきました。見ますと、名和地区はまだ、秋までにまちづくり会議を開催する予定ということで、何も書いてないわけでございまして、そこで私たちは、名和地区の女性が集まりまして、このことについて協議をいたしました。それはなぜかといいますと、集まる拠点もありませんし、これからまちづくり会議を開催する予定ということになっておりますので、この予定がいつにクリアされるのかわかりませんですけれども、このことについて女性の考え方を決めていこうということで集まりました。それで、集まったみんなは、協力していこうと、このまちづくりに協力していこうということを決めたところでございます。
 そこでですね、この企業と一緒になってということを私書き上げましたのは、コンビニのことでございます。私たち名和地区にはお店がありません。それでですね、この空き施設にコンビニに入っていただいて、そしてお店があきますと、老いも若きもそのお店に来ますので、そこら辺のあたりから進めていってはどうだろうかという話をいたしました。
 そこで、コンビニなどの施設を置くということは、町としてもお考えがなかったんじゃないかと思っておりますし、この私の思いから、東伯町の古布庄というところの山間の中にコンビニのストアがありました。そこに行って調査をさせていただきましたら、そこの元会社といいますか、方が、大山町には移動販売車を予定しているということを伺いましたので、その分と私が計画を立てるコンビニのお店とですね、競合はしないかという思いがしておりまして、これは町がかかわっておられますでしょうか。そのことを一つ質問させていただきます。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)岩井議員より、移動販売車の御質問がございました。担当者の方が多分よく知っておると思いますので、そちらの方から説明をさせていただきたいと思いますが、まず、施設利用の関係で、岩井議員の女性のメンバーでいろいろな活用を協議したり話し合ったりして、いろいろな取り組みを協力していこうという話がなされたということについては非常にありがたく思いますし、そうしたグループ等の活動というのは非常にこれから大切だと思っておりますので、期待をするところでございます。
 後で赤井室長の方からも話をさせていただきたいと思いますけれども、まちづくり地区会議の取り組みについてはいろいろなパターンが今ございます。上中山の方でのまちづくり地区会議の方では、特に中山の女性会の方々が以前に利活用、こういうことをしたいけどもという提案を私の方にもいただいたりした経過がありまして、それを、多分同じような思いの中だと思いますけども、中山地区のまちづくり地区会議の方のグループの中に多分入られたりして、いろいろな取り組みの参画メンバーの中に入っておられると思っております。内容についてはまた改めて私どもの方にも計画等々が出てくるとは思っておりますけども、そういう状況があります。
 民間の方の活用ということについても、これまでそういうパターンの想定をしておりませんので、これからの検討することなのかなと思いますし、また、名和地区のまちづくり地区会議の方もこれから話がということでありますので、いろいろな取り組みがなされる中で、皆さんもそのメンバーの中に加わっていかれるとか、そういうこともあってもいいのかな、あるいは必ずしも公共施設でない、民間施設が例えばあるとするならば、そういったこととのセットもあったりするのかなと、いろいろな地域でのまちづくりの提案は、それぞれごとにいろいろなパターンが、いろいろな、多様な提案があると思ってますので、そこは地域の中で検討してもらいながら進んでまずはいくことかなと思っています。
 少し時間をいただいて、担当しておりますところから述べさせていただきたいと思います。
○企画情報課参事兼未来づくり戦略室長(赤井 久宣君)議長、未来づくり戦略室長。
○議長(野口 俊明君)赤井未来づくり戦略室長。
○企画情報課参事兼未来づくり戦略室長(赤井 久宣君)町長からお話のありました上中山地区会議について補足させていただきますと、保育所の活用ということで、まちづくり会議の方が上中山地区の住民の皆様にですね、アイデアを募集されて、それを計画として今取りまとめをされているところということで、近々町長さんの方に要望を出されるというふうに聞いております。内容としては、女性会の活動の拠点にするということですとか、あと子供にお話し会をしたりとかですね、そういう趣味の会の集まりですとか、あと防災拠点にしたいとか、あそこを拠点にイベントをしたいとか、そういうことを検討されているというふうに承知をしております。
 それと、移動販売の件につきましては、一部ですね、大山町で展開されたいというですね、ということを検討されているところがあるというふうには聞いておりますけれども、御指摘のあった業者さんについては、現時点では私どもの方では承知はしておりません。以上でございます。
○議員(10番 岩井美保子君)議長。
○議長(野口 俊明君)岩井美保子君。
○議員(10番 岩井美保子君)確認ですけど、それでは町としては移動販売車にはかかわっておられないということですね。それでいいでしょうか。そこを確認しておきませんと、競合いたしますので、私たちもお店をという希望を持ってもですね、だめじゃないかと思うような気がしておりますが、どうですか、町はかかわってないですね。移動販売車。
○企画情報課参事兼未来づくり戦略室長(赤井 久宣君)議長、未来づくり戦略室長。
○議長(野口 俊明君)赤井未来づくり戦略室長。
○企画情報課参事兼未来づくり戦略室長(赤井 久宣君)特にこの移動販売に関しまして、何か町が許可をするとかですね、許可が必要とかということでは特に、という制度ではございませんので、民間の業者さんがされるということであれば、それは、もちろんいろんな住民さんへの周知などが必要だと思いますけれども、基本的には民間さんの事業ですので、町がかかわるというかですね、例えば許可とか、そういう形でかかわるという話ではないのかなというふうに思っております。
○議員(10番 岩井美保子君)議長。
○議長(野口 俊明君)岩井美保子君。
○議員(10番 岩井美保子君)先ほど名和の地区会議と申しましたですけど、それの進展というのは全然ありませんか。まだ報告はないんでしょうか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)担当より述べさせていただきます。
○企画情報課参事兼未来づくり戦略室長(赤井 久宣君)議長、未来づくり戦略室長。
○議長(野口 俊明君)赤井未来づくり戦略室長。
○企画情報課参事兼未来づくり戦略室長(赤井 久宣君)名和地区におきましてはですね、まだまちづくり委員さん、ことしから第2期になりましたけれども、まだ会議の方は開催されておりません。各地区ですね、会議を開催するに当たっては、事前にですね、まちづくり委員さんの方とか、地元の方とか、丁寧に訪問してお話をしながらですね、打ち合わせをして、今後どうしましょうかという話をですね、しながら各地区進めてまいりましたけれども、名和地区の方はですね、まだそこまで十分回り切れていないというのが現状です。議員さん、お話ありましたとおり、そういうこのまちづくりをやっていこうというお話があるというふうにお伺いしましたので、またそういった方のお話を聞きながら、開催に向けて準備を進めていきたいと思っております。
○議員(10番 岩井美保子君)議長。
○議長(野口 俊明君)岩井美保子君。
○議員(10番 岩井美保子君)先ほど町長の答弁でですね、それこそ民間の空き地を利用、空き施設をということをおっしゃいました。この民間の空き施設を利用した場合に、町から6次産業といいますか、6次総という補助金というようなことを使わせてもらうことはできるんでしょうか。全然そういうことは、民間の空き施設であった場合は何も自分たちでせよということなんでしょうか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)6次産業関係の事業等々について、また施策担当課の方から述べさせていただきたいと思いますけれども、いずれにしても、民間、町有地でありますれば、町有施設でしたら町の方になりますけども、民間ということになりますと、持っておられる地権者の方、あるいは所有者の方との協議ということになると思います。まずそこが基本だと思いますけれども、その後の制度が活用できるかどうかということだと思いますので、担当より答えさせていただきたいと思います。
○企画情報課参事兼未来づくり戦略室長(赤井 久宣君)議長、未来づくり戦略室長。
○議長(野口 俊明君)赤井未来づくり戦略室長。
○企画情報課参事兼未来づくり戦略室長(赤井 久宣君)今の御指摘の移動販売を立ち上げるに際しての支援制度ということですけれども、町ではですね、例えばうちの担当課で持っております地域活性化支援事業交付金というのは活用ということは考えられますし、あと県の方でですね、そういった移動販売の立ち上げについて支援をする制度というのが、中山間地域の活性化に関する交付金というのがありましてですね、そういう立ち上げ支援というのは活用できるかと思いますし、あと福祉関係のですね、でも支え愛補助金というのがありますので、それは100%補助で、そういった県の制度も活用できるかなというふうに考えております。
○観光商工課長(福留 弘明君)議長、観光商工課長。
○議長(野口 俊明君)福留観光商工課長。
○観光商工課長(福留 弘明君)御質問の中で6次産業というお言葉ありましたが、6次産業の助成の場合、農業者の方がやられなければいけませんので、この場合は適合しないのかなと。この場合、適合いたしますのは、農商工連携という、まことに縦割りの制度ではありますけれども、そちらの分野になろうかと思います。この場合、使うのがですね、公共施設を使うとか民間施設を使うのかということではなく、どういう事業を展開されるかということで、事業内容によって判断をさせていただくということになろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。
○議員(10番 岩井美保子君)議長。
○議長(野口 俊明君)岩井美保子君。
○議員(10番 岩井美保子君)わかりました。これから皆さんと一緒に話し合いを進めていきたいと思いますので、次の質問に入らせていただきます。
 次は、名和拠点保育園の新設についてということで上げておりますが、これは新設に当たってということででしてね、済みませんが、①番でです。完全給食になぜできないかということを上げております。
 この完全給食になぜできないかということの理由はですね、以前、同僚議員が2度もこの問題については質問をしておられます。それでもなかなかなかったです。完全給食にするというお答えがなかった。それでですね、今回はこの名和保育園、拠点保育園ができるに当たり、新設に当たりまして、本当に完全給食にしていただきたいという思いの質問はこれで最後だと思います。保育園が建ってしまえばもう施設は終わりますので、そういう観点で私はこのことについて最後の質問だと思っておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。
 次に、イ、ロ、ハ、ニということで上げておりますが、これは私が思いつくままに書き上げておりますが、3歳以上はね、主食を持参、副食は提供されるんです。
 ロは、レンジを使うことができない子供たちは冷たい御飯を食べます。冷たい御飯はあったかい御飯よりおいしくないということになります。もう冬になれば嫌だな、冷たくてという思いもあるかと思います。本当に食の環境がよいとは言えない状況ではないかということでございます。
 ハは、完全給食に対する保護者の負担増、給食室の問題などがありますが、これは解決できるんじゃないかという思いがしております。
 次に、子供の権利、健康に配慮し、成長にふさわしい生活ができるように対応していただきたいということで質問をさせていただきます。
 それから2番目は、紫外線から子供たちの肌を守るための工夫ということで、このごろの紫外線はすごく強いですよね。あの小さなやわらかい肌がですよ、紫外線に冒されるという心配もしております。ですからプールの対応はどうでしょうかということを質問いたします。
○議長(野口 俊明君)教育委員長、伊澤百子君。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの岩井議員さんの名和拠点保育園の新設について、2つの質問をいただきました。
 初めに、ことしはおかげさまで大山きゃらぼく保育園、中山みどりの森保育園という2つの拠点保育園が開園をいたしました。皆さんもおいでいただいたと思いますが、子供たちの元気な声で満ち満ちております。そしていよいよ今度は名和の拠点保育園の実現に向かっていくというところでございます。この2つの拠点保育園から上がってくるさまざまな御意見をいただいた上で、またさらにいい、すばらしい園をつくっていきたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いいたします。
 初めに、完全給食になぜできないのかとの御質問ですが、昨年の12月議会でも、それからほかの、前の議会でも、ほかの議員さんの一般質問で答弁をさせていただきました。まず、児童福祉法では、保育所運営費に含まれる給食の材料費が、3歳未満児については主食及び副食給食、そして3歳以上児は副食給食とすると定められております。保育所運営費といいますのは、法で規制されている最低基準を維持するための費用で、公立の保育所では一般財源化をされておりまして、保護者から徴収する保育料を除いた額、これが大部分になるわけですが、これは市町村が全額負担をすることになっております。費用の面でいいますと、3歳以上児には副食のみを提供しますので、主食を含めた完全給食にすると、その部分の費用は保育料とは別に、別途に保護者の方からいただくということになると思います。
 それはさておきまして、子育てという観点から申し上げますと、子育てのその責任というのはそれぞれの子供の親にあると、主たる責任は親にあるということは言うまでもありませんが、子供たちの健やかな成長のためには、地域社会が全体で取り組み、支えていくということが重要だというふうに考えております。
 大山町といたしましても子育てにかかわる負担感を軽減するために、早朝保育、延長保育、土曜日の午後保育、また一時保育など、各種の保育サービスを行っておりますほか、子育て支援センターを増設し、ファミリーサポートといった子育てに関するさまざまな支援体制を充実して、子育ての環境整備を行ってきております。
 しかしながら、先ほど杉谷議員さんの質問でもちょっと触れましたように、不登校の問題、またいじめの問題など、子供を取り巻くさまざまな問題行動が起こっておりますが、その背景の一つには、親子関係の希薄さも上げられるのではないかと思っております。
 子供の幼児時期の体験というのは思春期に結果としてあらわれるというふうに言われておりますけれども、乳幼児期の子供たちに親が十分にかかわり、そして子供が望んだような愛され方を十分にしてもらうということにより、親子の人間関係の基礎をつくるということが人間の成長にとっては非常に大切だというふうに考えております。
 冷たい御飯はおいしくない、御飯離れになると議員さんはおっしゃいますけれども、子供たちにとって保育所というのは初めて出会う社会の場でもあります。幼い子供が親と離れて一日頑張っている中で、お昼御飯に自分のお弁当箱に家族が自分のために入れてくれた御飯、それは大人が思う以上に子供にとっては愛着があって、うれしいものではないでしょうか。
 また、3歳から5歳の子供は食事を食べる量に非常に大きな差があります。たくさん御飯を食べる子もいれば、非常に小食の子供さんもおられます。自分の子供が食べる量を考えて、また、その日の子供の体調を考えて御飯をお弁当箱に詰めるということも家族の愛情でしょうし、子供が持ち帰ったお弁当の中身を見て、本当にきれいに食べていれば、きれいに食べたねと子供を褒めるなど、逆に残っていればどうしたのかなというような、そこで家族のコミュニケーションを深めていくということもできると思っております。
 子供は、自分のために親がしてくれているということをちゃんと見て育っております。夜型の生活リズムとか、朝御飯につきましては欠食だったり、孤食だったり、近年言われておりますが、そういう中で、親も最初からしっかり全部できるわけではありませんが、子供を育てることで親になっていくというふうに言われております。忙しい日々の中で、朝起きて、御飯を炊いて、そして朝御飯をつくって、そういう懸命な姿、懸命に子供を育てている姿という、その親の姿を見て子供たちは成長していくものだというふうに思っております。
 子供たちが保育所で食べる給食は年間約250食です。これは子供たちが1年間に食べる食事の4分の1でしかありません。保育所でも食育というのには非常に力を入れて、いろいろなことをやっておりますけれども、何といっても家庭の食卓というのが子供たちにとっても一番楽しくて、また大切な場ではないかと思います。家庭の食をより望ましく、健全なものにしていくということも、そういうための家庭への働きかけをするということも保育所の一つの役割かなというふうに考えております。
 子供たちは朝からリズム運動やマラソンなどの活動で、しっかりと体を動かしております。これが御飯をおいしく食べることに通じておりまして、子供たちは調理の方がつくってくださった心のこもった温かい給食と、親が朝用意をしてくれたお弁当、御飯を喜んで食べております。
 今後、社会情勢とか生活環境の著しい変化により、また検討する必要もあるかもしれませんが、大山町の保育所におきましては、現在のところこのような給食についての思いを持って取り組んでおりますので、どうか御理解をいただきたいというふうに思っております。
 次に、紫外線から子供たちの肌を守るための工夫をとの御質問にお答えをいたします。
 町内の保育所では、リズム運動などのほかに屋外での活動も積極的に取り組んでいまして、特に暑くなってくる7月の上旬から9月の上旬までの天気のいい日は、どこの保育所もほとんど毎日プール遊びというのをしております。プールに入る時間はちょっと違いますが、大体10時ごろから各クラスとも30分程度です。
 今、議員さんがおっしゃいました紫外線対策というのは、近年本当に紫外線というのは大変危険なものだと言われております。特に小さい子供たちにとっては。そのあたりを園としてもいろいろ取り組んでおりまして、プールサイドにテントを張って日陰をつくったりとか、また、適宜子供たちを陰で休ませるとか、また、未満児だけでなくて、今は3歳以上児もTシャツを着る。ラッシュガードみたいなのも着たり、そういうことをして日差しを直接肌に当たらないようにしたり、また、ビニールプールにはビーチパラソルなどを立てて日陰をつくっております。プール以外の活動、屋外活動のときには、どの子も今、垂れのついた、ここまで垂れのついたUVの帽子をかぶって外に出ております。
 ことしの夏はもう、近年はそうですけれども、大変に暑くて、熱中症などにも気を配って保育をしておりますが、今後、紫外線対策にも一層努めてまいりたいと思っております。
 大山町の保育方針の、心豊かでたくましい子供を育成するとなっておりますが、この暑い夏でもきちんと対策をとりながら、しっかりと運動させて、そして未来の大山町を担う子供たちが、保育所や保護者や、また地域の人々としっかりかかわり合いながら、たくましく育っていってほしいと願っておりますので、今後とも御指導よろしくお願いいたします。
○議員(10番 岩井美保子君)議長。
○議長(野口 俊明君)岩井美保子君。
○議員(10番 岩井美保子君)詳しく御答弁をいただきました。私はですね、この完全給食になぜできないかということはですね、よそではやってるんですよ。江府町は2年前から、地産地消ということで、米を完全に地元のものを使うということで行っています。私、課長にですね、幼児教育課長に質問いたしました。この枠を取っ払うことはできませんかということを言いましたら、先ほども御答弁いただいたんですけれど、お米を炊くということに費用がかかる。その分を保護者が負担しなければいけないということだったんです。それで、簡単にね、何か理由づけがあってきちんと、それはさっきおっしゃいましたことはようわかります。子供たちの健康を見るためにとか、いろいろなことをおっしゃいましたですけど、それ以前にですよ、私たちは親として、子供にあったかいものを食べさせたいという思いがあるのは当然のことでして、国がこういう規制をかけてるからということで、何十年、私たちの子供のときもそうでしたから、何十年も前のときからずっと決まっている。そういう規制が取っ払われることであれば取っ払って、子供たちにいい環境で食事をさせるという考え方は本当にないものかと。大山町の教育委員会は、教育委員さんもたくさんおられますが、その中で話し合いをされた中で、皆さんが同じ答えだったんでしょうかということを一つ。
 それからですね、ちょっと深掘りになりますけど、深掘りの質問になって申しわけないですが、でしたら保育園の園長さんとか保育士さんたちは、冷たい御飯を持ってこられるんですか。炊いたのを食べられるんですか。3歳未満児までは給食が出るんですよ。3歳になって5歳まで3年間、御飯を持ってきなさいということですよね。で、小学校に上がり、中学校に上がったら、もう給食、完全給食になってます。何で保育園の子供が、3歳から5歳までが冷たい御飯を食べにゃいけんのかという思いがしてなりません。
 本当に私ごとで恐縮でございますが、私は生まれて5カ月で満州に渡りました。それで満州に渡ってですね、それから大きくなるまで、3歳で帰ってきたんですけど、そのときに白米を食べることが本当にできないという生活を送りました。ということです。私はそんなに記憶はないんですけど。でもやはり配給米で白米のおいしいのがあれば、子供には与えて、親はそれを食べなかったと。そういう思いから私の母は、農業をしたこともなかったですけど、米づくりに一生懸命生涯をかけてやってきました。それは子供たちを育てるために、白米がないとだめだからなんです。そういう思いでね、母親というのは思いがあるわけですよ。でも今こういう時代になって、十分にしてあげられることが、なぜ大山の教育委員会ではできないのか。よそではもう徐々にあれしておりますよ。
 で、次に、私、聞いたんですけど、よその町でも完全給食にしたらいいじゃないかという話が出ておるみたいでして、ですから大山町も名和保育所の拠点保育園ができるんですから、この際ですね、台所もちゃんときちんとしたものを計画されてですよ、完全給食にしてはどうでしょうかという私は勝手な思いを持っております。そういうところの2点はどうでしょうか。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの議員さんの関連質問についてお答えをいたします。
 まず、教育委員みんながそういう意見なのかどうかということですが、これの件につきましては、一般質問をかつてほかの議員さんからいただいた折に、2回に分けて委員会でみんなで意見を、議論をいたしました。これは期せずして委員全員が、やはり今のままの家庭で御飯を炊いて、そしてそれをお弁当箱に詰めて子供に持たせてあげよう、その方が子供の教育のために、子供をたくましく育てていくために、あるいは家庭としっかりとした温かいきずなを保っていくために、いろんな観点から、これは大切なことだというふうに、大山町の教育委員は全員がそのような意見を持って、そういう結論にたどり着いたということを申し上げておきます。
 それから、私も保育所に行くときにお弁当を、私もお弁当を詰めて持っていって、子供たちと一緒に食べるわけですが、すごく子供たちはお弁当箱を見せてくれるんです。見て見て、このお弁当箱って、いろんなカラフルな、アニメのお弁当箱だったり、いろんな模様がありますよね。はし一つでも違うんですよね。やっぱりこれが御家庭の方が子供たちに、こういうお弁当箱にこういうふうに御飯を入れてもらったんだ。そしてまた、すごいきっちり食べてる。詰まってる子もいれば、もうお弁当箱にちょびっとしか入ってない子もいるんですよね。そういうのを自慢そうに見せてくれたり、黙って食べてる子供たちを見てると、この子供たちを、お弁当を入れられるおうちの方の思いというかね、この子いっぱい食べるから大きくなるから、いっぱい入れようねと、こう入れてあげられる姿とか、なかなか食べれないよね、でもこれだけは頑張って食べようと言ってあげて詰めておられるお母さんの姿とかというのが、もう実にそういう場で一緒にお弁当を食べながらほうふつとされるんです。
 私自身も5歳の孫がいまして、基本的にはお母さんですが、お母さんはまだ赤ちゃん見たりするときに、私が入れてあげるんですけれども、そのときに、これぐらい食べるとか言うと、おばあちゃん、もうちょっと少なくしてとか、もっと入れてとか、やっぱりその日によって子供の状態はちょっと違うんですよね。帰ってきたときに、本当にきれいに食べてるときに、あら、きれいに食べたねってまた声もかけられますし、何かちょっと残ってるときには、残ってることもあるんですが、何か調子が悪いんじゃないかなってお母さんと話したりすることもあります。たかがお弁当箱ですけど、そのお弁当箱から浮かんでくる家庭の姿とか親の思いとか、子供のうれしい気持ちとか、そういうのはやっぱり大切にしていきたいなというふうに思っております。
 それと、園の保育士さんも冷たい御飯を食べておられるかどうかということで、これはね、ちょっと私もはっきりと把握はしていないんですけれども、ただ……(「自分で持って」と呼ぶ者あり)自分で皆さんたしかお弁当を持ってきておられたと思います。おかずは園のおかずを食べますけれども。で、また、未満児は早く食べるし、離乳食だったりしますし、未満児用の御飯だったり、それから中にはアレルギー食だったり、もう実にさまざまな給食を調理の方はつくってくださっているんですよね。本当に大変だなというふうに思うんですけれども。
 ちなみにちょっと園の保育士の方たちの意見もお聞きをしてみました。今さっき岩井議員さんが懸念をしていらっしゃいました炊飯器だとかいろんな設備、食器だとか、配ぜんするところとか、食器保管庫とか、そういったところの懸念もありましたけれども、保育士の方たちがみんな一番懸念をしていらっしゃる、どこの保育園の保育士さんも懸念をしていらしたことは、今さっき私が申し上げた親が子供の食べる御飯の量をしっかり把握ができないんじゃないかとか、やっぱりこれを、お弁当というのは親子の大事なコミュニケーションだと思いますとか、そういう意見、そういう懸念はやっぱり期せずしてたくさん伺っております。もちろん親御さん、保護者の方にしてみれば、あったかい御飯を園で出していただければ、それにこしたことはない、負担も軽くなるし、また、子供たちもあったかい御飯を食べるからいいだろうというふうに思うんですけれども、でも冷たくてもなお大切なものもたくさんあるなというふうに、教育委員会としては今そういう方針でおりますので、どうか、施設だけの問題ではなく、そのように御理解いただきたいと思います。以上でございます。
○議員(10番 岩井美保子君)議長。
○議長(野口 俊明君)岩井美保子君。
○議員(10番 岩井美保子君)それではもう一つ、深掘りになりますが、子供にですね、おやつでも御飯でも与えるのにですよ、じゃああったかいのと冷たいのとどっちがいいかなんていうような質問をされたこととか調べられたということはありませんか。子供の権利としてですね、どちらを選ぶかという思いは私たちするんですよ。そのことはどのように思ってますかということと、それから、幼児教育課長には、本当に国のしがらみといいますか規制というものが取っ払うことはできないものか。これがもうきちんとして決まっているものでできないのか。じゃあ江府町なんかはどのようにしてそこをされたのかはまだ私は聞いてませんですけど、それを取っ払うにはどうしたらいいのかというようなことを調べられたことはございませんでしょうか。以前にも同僚議員が質問しておりますので、このことに関してはもう、先ほど委員長が言われましたとおり、何回も聞いております、その答えは。十分私も知っておりますけれど、子供たちのことを考えたときにという思いがしてなりませんので、最後の質問としてですね、この新しい拠点保育園ができますのに、最初の計画から入れていただくといいですけど、後で今度完全給食になんてっていったときには台所改善からしてかからにゃいけませんよね。そういう思いもありまして、最初から取り組んでいただいたらどうかなという思いがしてなりませんですけど、お願いいたします。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの岩井議員さんの御質問で、あったかいおやつと冷たいおやつということでしたかね、どちらが子供の権利を、おいしい、健康なものですね。あんまりそういうことは考えたことはないんですが、ただ、そうですね、えとして子供は余りあったかいものとか熱いものとかというのは、大人は熱いものを熱く食べたいという思いがあるんですけど、子供はあんまりそれはないのかなというような気がちょっとしたりはいたしますが、ちょっとふさわしいお答えになったかどうかわかりません。子供の権利ということでいえば、先ほど申し上げたような、子供が本当に健やかに育っていくための、周りの人の温かいかかわり方ということこそ子供が健やかに育つ権利ではないかと思ったりもいたします。
 それと、先ほどおっしゃった既に取り組んでいるところというのは、恐らく江府町の保育園だと思いますが、江府町全体で1園だけというところです。ちょっと聞きましたら、人数も非常に少ない、20名ぐらいのところかなということですけれども、そこはやはり地産地消としてお米をしっかりと食べさせたいから、園で消費したいからということであれでしたが、園で消費もできますし、むしろ朝、御飯を炊くということで、家庭でもパン食に流れがちな中で御飯をしっかり、御飯を炊く、だから朝御飯食べようというところにもつながるかなと思ったりいたしております。以上でございます。
 あっ、はい、そちらから……。
○幼児教育課長(林原 幸雄君)議長、幼児教育課長。
○議長(野口 俊明君)林原幼児教育課長。
○幼児教育課長(林原 幸雄君)岩井議員さんの、国の基準についてお答えをさせていただきます。
 この3歳以上には副食を出すということは国の最低基準というもので定められておりまして、これは法的な拘束を受けるものでございます。ですから、詳しくは調べておりませんが、江府町が地産地消のために主食を提供するということに対しては、何らかの手続が必要ではないかというふうには思っているところです。
 この基準、最低基準が変更されないかという御質問ですけども、これは国が定めているものでございますので、私たちの方でお答えすることはできないというふうに思います。以上です。
○議員(10番 岩井美保子君)議長。
○議長(野口 俊明君)岩井美保子君。
○議員(10番 岩井美保子君)それではですね、先ほど課長の答弁にもありましたですが、法律ですからそういうことはできないということですが、じゃあ担当しておられますので、ちょっと国の方に聞いていただくことはできるかなという思いはいたしますが、この3歳から5歳までに主食を持たせるという、親が持たせるという根拠は何なのでしょうかということを伺ってみたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。
 それで、私の質問は以上で終わります。
○議長(野口 俊明君)ちょっと待ってください。今の岩井議員の質問について答弁ができますか。
○議員(10番 岩井美保子君)答弁は要りませんので。調べていただいたら。
○議長(野口 俊明君)いいんですか。
○議員(10番 岩井美保子君)はい。

西尾寿博議員の一般質問

○議長(野口 俊明君)再開したいと思いますが、ここで、傍聴者の皆さん、そして議員及び管理職の皆さんにお断りをいたします。
 間もなく5時になりますが、本日は、5時を超えましても通告順7番、西尾寿博議員の一般質問の終了まで、時間を延長して質問を続行したいと思います。残りました通告8番以降の議員の一般質問は、あす9月21日に引き続き行いたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 一般質問を続けます。
 次、8番、西尾寿博君。
○議員(8番 西尾 寿博君)議長、8番。
 議長からお許しを得ましてですね、2つ、通告どおりやりたいと思います。
 まず1つ目が、いじめと自殺ということですが、大津市で起きたいじめ問題を受け、平井知事と県教委は、有識者による第三者調査機関の設置など、いじめ問題への対応を新たに盛り込んだ鳥取県の子どもたちの未来のための教育に関する協約、いじめによる自殺など重要事案が発生した場合、第三者調査機関を設置することを決めたほか、10月末までに県のいじめ対策指針を検討するとなっております。その内容について、あるいは大山町のいじめの実態、県教委との連携について、そして実際の教育の中の取り組み、目標についての考えをただします。
 また、全国の自殺者は3万人を超えて、一向に減らない傾向にあります。鳥取県においても深刻な問題であるが、解決策が見つからないのが現状です。自己責任を持って生きる大人を救うことは容易なことではないと考えます。就労等、原因によっては国の政策による責任が大きい問題もあるが、大山町でも少なくないようなので、自殺防止の取り組み、成果についてただします。
○議長(野口 俊明君)教育委員長、伊澤百子君。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの西尾議員さんの鳥取県のいじめ対策の内容について、また、大山町のいじめの実態、県教委との連携について、実際の教育の中の取り組み、目標についての考えをという御質問にお答えをいたします。
 まず、鳥取県のいじめ対策の内容についてですが、先ほどおっしゃいましたように、鳥取県の子どもたちの未来のための教育に関する協約というものを県知事と県の教育委員会との間で結ばれた、いわゆる教育振興協約というものには、これまで4点の教育振興施策というのが取り上げられておりました。要約しますと、1点目は少人数学級の全面実施による学びの質の向上、2点目は未然防止から登校支援までの各段階に応じた不登校対策、3点目が特別支援教育の充実、そして4点目が文化・芸術、スポーツ振興による心身の健やかな育ちへの支援です。これらに加えまして、このたび5点目として、学校が児童にとってより安心して通学できる場となるよう、総合的ないじめ対策に取り組みますという内容が加わりました。これらにはまた非常に細かく目標や指針が上がっております。
 第三者機関の設置についてですが、県内学校現場におけるいじめによって児童や生徒の重大な事故が引き起こされた際、学校、教育委員会以外の第三者的な視点から事実関係の調査、検証を行うために、鳥取県いじめ問題調査委員会というものを設置するということで、委員は大学教授とか弁護士、臨床心理士など3名から5名程度が想定をされておりまして、これは知事部局が主管をされます。
 鳥取県いじめ対策指針が改定をされますが、これは平成19年に策定された指針について点検を行い、より実効性の高い内容へ改定を行うということです。まだ詳細については把握をいたしておりません。
 これらの対策のほかに、子どもの悩みサポートチーム、これは仮称ですけれども、これの設置だとか学校・警察連絡制度の拡充、そして児童生徒の人間関係の状況を把握するための心理検査ハイパーQUを活用する学校への支援、相談体制の充実といった対応も示されております。
 次に、大山町のいじめの実態ですが、先ほどの杉谷議員さんのときにも申し上げましたが、過去3年間の報告件数というものは、平成21年度が4件、平成22年度が4件、平成23年度が1件、そして今年度は8月末現在で3件というふうになっておりまして、主な内容というのは、冷やかしやからかい、それから仲間外れ、集団による無視、軽くぶつかられたり、遊ぶふりをしてたたかれたりといったものです。
 県の教育委員会との連携についてですが、先ほど話題に上がりました鳥取県いじめ対策指針というものを各学校においても参考にしながらいじめの未然防止や早期発見などに努めているところです。また、ハイパーQUを活用する学校への支援といった事業が実現すれば、ぜひ活用したいというふうに考えております。先ほどの杉谷議員さんの質問の中で申し上げましたけれども、町独自に第三者委員会を設置することは考えていないというふうに申し上げましたが、あってはならないことですけれども、万々一、非常に重大な案件が発生した場合には、県の教育委員会はもとより、県の知事部局とも連携をとりながら対応していく必要も出てくるかというふうにも考えております。
 最後に、実際の教育の中の取り組みや目標についてですが、多くの子供たちが集団生活をする学校においては、人間関係のあつれきとかトラブルが起こるのはある意味で当然のことでありまして、時にいじめに発展することもあろうかと存じます。機会あるごとに学校には、いじめが起こることは恥ではない、しかし、いじめを見逃すことは絶対にあってはならない、これは先ほど教育長がおっしゃったと思いますが、これを繰り返し繰り返し指導をさせていただいております。各学校におきましては、日々の児童生徒の様子とか表情を観察することはもとより、連絡帳の記述とか、子供同士の会話とか、個別の教育相談や生活アンケートなどから、小さなサインも見逃さないで、早期発見に努めておるところでございます。
 その一方で、いじめを未然に防止したり早期に解決したりするための根本というのは、やはり人を思いやる心とかいたわる心、正義を重んじる心、そしてそれを行動に移す実践力などを児童生徒に育てていくことだと考えております。大山町の基本計画の施策の概要の中にも人権教育の充実と道徳教育の推進というのを上げておりますが、各学校においても人権教育とか道徳教育を教育の根幹であるというふうに位置づけて、非常に大切にしながら、児童生徒の心の教育に今後とも力を入れていきたいと思っております。以上でございます。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)町長、森田増範君。
○町長(森田 増範君)西尾議員より、自殺に係る取り組みということにつきまして、私の方からお答えをさせていただきたいと思います。
 我が国では、平成10年以降、自殺者が連続して3万人を上回るなど、憂慮すべき事態が続いているところであります。本町の自殺にかかわる統計数値として、平成16年から22年までの7年間で、男性で33人、女性で8人の計41人が自殺により亡くなっておられるところでございまして、年代別では、60歳以上が50%を超え、また、働き盛りでありますところの40代、50代の方々が40%を占めているところであります。
 国では、ことし8月に自殺対策基本法に基づく自殺総合対策大綱を5年ぶりに見直して、自殺や多重債務、うつ病などの自殺関連事象に関する正しい知識を普及啓発をし、これらに対する偏見をなくしていくということ、また、自殺の危険を示すサインや危険に気がついたときの対応方法などについて理解を促進するということ、自殺の危険性が高まっている人に対する相談支援を行うなど、さまざまな機関、団体により実施するということといたしております。
 本町では、自殺対策を保健行政の重要な柱に位置づけて、平成21年度から鳥取県自殺対策緊急強化交付金を活用して事業に取り組んでいるところでございます。特に実施に当たりましては住民の参画を重視をいたしまして、その主なものとして、22年度には町民の皆様から公募して、標語とイラスト案をもとに、こころの健康カルタを作成いたしました。そしてカルタ普及員を養成をし、保健師とともに町民の方々への普及を行っているところであります。23年度には心の健康フェアを開催をして、多くの方々に自殺対策を含めた心の健康づくりについて学んでいただく機会を提供いたしました。また、心理士などによりますところの心の健康相談日を設けて、心の悩みなどについて相談を受けているところであります。
 自殺対策にかかわる事業の成果は、すぐにあらわれるものではないと言われているところでございますが、これまでの取り組み結果を評価しながら、今後も引き続きこの事業を実施をし、だれも自殺に追い込まれることのない社会、この実現を目指してまいりたいと考えております。
 以上、答弁にかえさせていただきます。
○議員(8番 西尾 寿博君)議長、8番。
○議長(野口 俊明君)西尾寿博君。
○議員(8番 西尾 寿博君)この問題については、先ほど同僚議員がしたばっかしなのでですね、余りやり方とかなんか触れたくないので、時間もありますし、私が着目したのはですね、文科省の発表と厚生労働省、そして警察庁の自殺の発表なんですが、数が倍近く違うということに実は着目しております。当事者である側は、なかなかその実態を把握していながら発表しないというのがこの大きな原因じゃないかなと私は思っておりますが、それがですね、今回、大山町も、先ほど聞いたところですが、ワースト4番、ワーストフォーというのかどうか知らんですけども、鳥取県でワーストフォー、これがどのような数字なのか考えてみました。ワーストワンであれば、はっきり言って一生懸命、目を皿のようにして、あるいはびりびりしながら、先生がですよ、子供の態度をしっかり見たという結果なのかなと。これが逆にナンバーワンで、ゼロでした。これは信じるんですかね。私はどちらがいいかようわからんですけども、そのようにこの数字だけでどうこう言いたくありませんが、私としては、かえって、実はうちはね、結構多いんですよと、しっかりケアしてます、私はそれの方が何か安心だなと。
 先ほど議員さんが、恐縮ですが自分の体験を話しますと言っておられまして、私、ちょっと楽になりましたので、実は自分の体験を話したいなときょうは思っておりました。
 私、おやじがですね、愛知県の方からやってきまして、今の琴浦町で生まれました。餓鬼のころにすごくいじめられたもんですから、これじゃいかんなと思いまして、逆にいじめる方に回りました。それが長く続きまして、あっという間に親分になってしまいまして、ところが中学校に入ったらですね、2つ上ぐらいかが私が入学するのを待っておりました。あんのたまやられました。これがですね、すごく陰惨で、陰湿で、私、1年と2年、ほとんど毎日のように殴られ、けられ、2年間耐えて、3年になるまで待っておりました。3年になった途端にそこそこ散り散りになりまして、何とか助かったわけですが、高校になったら今度は何とか友達をつくらないけんなということに力を注いで今現在に至っております。だから両方、それもですね、中学校のときはすごく執拗ないじめをいただきました。おかげで何くそ人生というようなことで、強くなったのかなと。しかし、やっぱりそのトラウマがあるせいか、何かやられるとですね、なめられると、はらわたを引きずり出されるまでやられるんかなという感覚に襲われまして、すごくやる気が出ます。
 逆に息子は、3月の29日生まれでして、5年生ぐらいまではいじめの対象でした。ところが、今、186センチの90キロぐらいで、大学の時代にK-1に遊びに行ったりとかみたいなことで、あっという間に解消してしまいましたけども、私はそのときもですね、実は教員にも言ったことがあります。うちの息子は背中にゴキブリと書いて帰ってくるが、どがなこったろうかい。あっという間に仲間ができまして、4人、5人、うちもだ、うちもだということで、教員に詰め寄ったところ、いやあ、西尾さん、それは勘弁してごしないなと、みたいなことで、いじめにはなったかどうかようわからんですけども、とりあえず徒党を組んで、みんな役員になろうやと。PTAの役員になろうで。なりました。なって、その中でいろいろ話をしたりしたわけですが、その私の子供の時代がちょうどですね、いじめがクローズアップされたころです。私が生まれたころは逆に自殺者が2,826名と。1955年です。このときが一番自殺者の死者が多いと。今はどんと減ってですね、200名。人口も多かったしですね、時代の背景もあるでしょうが、とりあえずこの年が一番多い。なぜなのか。私が生まれたころに、19歳からですね、5歳ぐらいの統計だそうですけども、これはですね、人口動態統計、御存じと思いますが、これは厚生労働省ですね。警察の実態調査と近いわけですよ。警察は1割高いかなと。ところが文科省はもう全然低い。もうそのあたりでね、私、全然信用してない。文科省の言うことはね、自分のね、ことだけなんです、はっきり言ったら。ほいで、なぜかいうたら、これは死亡、自殺者の話でしょう。いじめに関してはね、これ、動態統計もとってません。これ5年ごとにとるらしいですけども。警察もいじめに関してはほとんど関与しません。はっきり言ったら、自殺の場合は、これ3つあるんですけども、統計数が、いじめの場合は文科省だけなんですよ。ということは、全くね、比較するものがないんですよ。だから自殺の誤差から考えて、いじめはもっと多いんだろうと、実は3倍ぐらいじゃないのということを私は言いたいわけです。
 私の時代は全然いじめとかそんな問題は関係なくて、もう親はですね、生きることが精いっぱいだった時代ですから、おまえの言うことを一々聞いておれるかと、おまえは自分で解決せえと、みたいな話だったと私は思いますけども、今、ここの時代になってですね、これだけいろいろなっとるのにですね、きょうの話聞いとったら、ちょっと頭にきましたよ。私は2年間ほどでね、もうすごい陰惨なやつをやられた経験があるので、はっきり言いますけども、今のところゼロですよとか、4ですよとか、そんな数字じゃないんですね、本当はね。もう探し出してくださいよ。逆に言ったら。もっと。でないとね、本当で苦しい人がね、しゃべりませんよ。いじめで修復できたり、あした行ったら何とかなれるわみたいな程度だったら結構しゃべりますよ。ところが本当でこれ言っちゃうとね、大騒ぎになるだとか、あるいはもうちょっと巻き添えが多いんじゃないかとか、もっとやられるんじゃないかとか、もう孤独になっちゃうんじゃないかなみたいな方はね、多分しゃべらない。私はね、それを思ってます。
 そういった意味で、いじめの対策の中で、2013年に県がモデル校をつくろうじゃないかと。アメリカが何かいじめ対策として成功しておるという事例がある。それに対して2013年にモデル校をやるかというような話も実は出てます。レディー・ガガがですね、いじめをされたと発表されましたけど、そういったことで、何か国籍が違ったり移民に対してはすごくきついんだと、それをアメリカはうまくやってきたということで、何かモデルになるらしいですけども、先ほど言いました、例えばワーストワンになってもいいじゃないかと。先ほどの答弁でも恥ずかしくないんだよなんて言ってますけども、実はワーストワンって恥ずかしいに決まっとるし、恥ずかしいのかそうでないのか、そうじゃなくって、ワーストワンにならなってしまったろうやみたいな、すごく小さいことでもうちは見つけるんだよと。その基準は多分ないと思うんですよね。それは大山町の考えであったりするんだと思うんですよ、私はね。私、逆にワーストワンになってほしい。そのかわり本当で苦しい子はいないはずだと、これぐらい一生懸命探してるんですよと、こんなことを私は言いたいんですよ。
 ほいで、先ほど言ったモデル校の話、それについて、どんなお考えかちょっと聞きたいですね。
 済みません。先ほどの動態調査の話もちょっと。実際の数字をどう思うかという話。この3つぐらい。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)今、西尾議員さんの御質問でした。
 まず初めにちょっと、ワーストフォーというかワースト4というのは、あれは県が不登校、鳥取県の不登校ということで、いじめではないということをまず初めにお話ししておきます。
 あと補足の方は教育長の方よりしていただきますが、確かに今、議員さんがおっしゃいましたように、表にあらわれてこない、ひたすら隠して隠して、こらえてというか、傷ついている子供たちが、ここの数字に上がってこない子供たちがいるのではないだろうかというのは、私たちもいつもそのことを考えております。で、事務局はもとより、学校の先生方にも、本当に小さなサイン、見逃さないでいただきたいということはやっぱり常日ごろ申し上げておりますので、なかなかそのあたりが見えてこない、いじめというものに対しては、だからこそ難しい、人間社会の中であるからこそ難しいというものを感じております。
 補足のところはあと教育長の方よりお答えをいたします。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)西尾議員の生い立ちやら、子供さんとのかかわりやら、PTA役員となって頑張ってこられたことやら、非常に興味深く拝聴させていただきました。おっしゃるとおり、統計てっていうやつで見てみますと、これは9月12日の朝日ですけれども、いじめ、とにかく昨年度は7万件だった。だけどばらついておると。で、認知件数なんかにいきますと、非常に鳥取県や佐賀県で低いという結果も出ております。で、そこのところが非常にある面での、もう一つ言いますと、島根県は暴力行為が非常にふえてきたと。いじめばっかりじゃなくして問題行動が、器物破損、対教師暴力、いっぱいことふえてきたと。もう一つは、見えないことを一つ知っておるやつの中に、ネットいじめというやつが出てきておるということです。
 で、おっしゃられることは非常によくわかりまして、どういう形で把握するのかという形です。ただ、一つだけ御理解いただかないといけないなと思っておりますのは、学校は教育機関です。で、警察と違って真相究明のための強制力を持ちません。そういう面でですね、非常にある面では甘いじゃないかてって言われることは、これは甘んじて受けなければならんじゃないかなという気がします。
 それから、一般社会でありましたら、例えば300円、1,000円人から巻き上げてもすぐ恐喝でですね、なってしまいます。学校の中でありますと、中学校までの中ですと、14歳ぐらいまでだったら、ですと罪に問われないという、そういう面があって、教育的な説諭みたいなもんで終わってしまうという生ぬるさてっていうのは当然認めなきゃいけんと思います。
 で、今、大山町で、今、西尾議員さんおっしゃいましたように、たくさん出てもいいじゃないかという御発言でした。私はそれはそのとおりだと思っております。あることが恥ではないと思ってます。恥ずかしいことではない。それを見逃すことの方がもっと教員として、あるいは学校としてですね、あるいは教育委員会として恥だと思っております。で、小さな変化に気づく目を持つてっていうのがですね、とても大事なことだと私は思っております。
 で、その中でですね、やっぱり一番大事なのは、学校は集団の教育をするところです。クラスの中で毎日生活をするわけですので、クラスの中がやっぱり居心地がいいということがですね、学校教育として常に考えていかなきゃいけない。で、大山町が頑張っております人権教育も、あるいは道徳教育も、やっぱりそこだろうと思っております。で、居心地のいいクラスをつくるためにどうしたらいいかというのをそれぞれの学校で考えていただいておりますし、そういうために一生懸命いろんな形で研究もしていただいておるということだろうと思っております。やっぱり学校で皆さん方も一番最初にいじめの問題が出てきたのは1986年、今から四半世紀の中野区の富士見中学の鹿川君の葬式ごっこてっていうのが衝撃をもって迎えられました。そういう形から含めてですね、また同じことが起こってるてっていうことにむなしさも感じますし、もっと頑張っていかなければいけないというふうに考えております。
○議員(8番 西尾 寿博君)議長、8番。
○議長(野口 俊明君)西尾寿博君。
○議員(8番 西尾 寿博君)いじめでなくって、ワースト4はですね、不登校だということだそうですが、不登校の中身はどのようなことで調査するのか、例えばですね、保護者の方とお話をするのか、本人と会ってお話しするのか、あるいはその友達から聞くのか、あるいはもう友達じゃなくって、もうちょっと違う、視点の違った第三者、友達でないんだけども、全体的に見ているよとかね、逆に友達に聞くということもなかなか難しいので、ちくったとか、ちくられたとかみたいな約束事は子供でも結構やっとるので、なかなかその辺も聞き出せないのかなと思ったりもします。そのようなことをどのようなことで調査するんかなと。ちょっとお願いしたいなと思います。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの西尾議員さんの御質問ですが、どういうところから判断をしていくのかと、見ていくのかということで、あとは担当の次長の方よりお答えをいたしますけれども、初めに、大山町は御存じのように寺子屋がありまして、非常にここで熱心に、そして非常に温かな、不登校の子供たち、学校には行けないけど寺子屋には通えるという子供たちの対応もしていただいておりますし、保護者からのいろんな不安や電話などにも対応していただいております。
 ちなみに小学校が30日以上長期欠席をするという子供たちは現在5名、そして不登校がそのうち2名、それから中学校が30日以上長期欠席をしている者は現在22名、その中で不登校が12名ということになっております。
 残りは次長の方からお答えをいたします。
○教育次長兼学校教育課長(齋藤  匠君)議長、教育次長。
○議長(野口 俊明君)齋藤教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(齋藤  匠君)ただいまの不登校の認知というところの御質問だったかと思いますが、先ほど委員長が申しましたように、欠席日数がですね、30日を超えるというところがまず大前提でございます。で、その事由がですね、例えば病気による入院であるとか、入院でなくてもそういった医療的な診断も出ていて学校を休んでいるというような場合は不登校には含まれません。そのほかにもですね、なかなか詳細までは申し上げにくいんですが、家庭の事情等で学校に出てこれない子供さんとかですね、そういったものは不登校に含まれませんので、そういったものを除いた中で、30日以上欠席という形の子供がですね、不登校という形で報告させていただいているところです。
 なお、先ほど委員長がですね、人数を申し上げましたが、これは23年3月、23年度の、24年3月ですね、23年度の終わりの数字でございますので、今現在の時点では、卒業した子供たちもたくさんおりまして、もう少し少ない人数になっております。以上でございます。
○議員(8番 西尾 寿博君)議長。
○議長(野口 俊明君)西尾寿博君。
○議員(8番 西尾 寿博君)ちょっと一つ漏れたのかなと思いますが、2013年にモデル校ってありますが。アメリカのモデル、よいモデルというかね、みたいな話があるので、大山町はテメキュラというところがありますので、案外そのあたりでね、実態調査ができたり、あるいはその子供とじかにどういったことをやっとるんかという話もね、できそうな気がするんですけども、そういったお考えはどうですか。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの御質問に対しましては、私は個人的にはその話はまだ聞いておりません。申しわけありません。あとは教育長の方よりお答えいたします。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)モデル校てっていうのは今初めて聞きました。多民族の国家ですので、そういうこともあるんだろうかなと思います。アメリカの場合てっていうのは、行かれた、西尾議員も行かれたと思いますけれども、スクールポリスという、学校にですね、マルガリータ・ミドルスクールでもおりますけれども、学校の門のところにスクールポリスの人がおって、ぐるぐる回っておるという、そういうのが日本とある面では違ったやり方なのかなという……。
○議員(8番 西尾 寿博君)あればやるんかやらんのかでいいです。
○教育長(山根  浩君)今、県からもそういう話も来ておりません。内容を詳細に検討して、考えていきたいと思っております。
○議員(8番 西尾 寿博君)議長。
○議長(野口 俊明君)西尾寿博君。
○議員(8番 西尾 寿博君)大山町でね、自殺者が、町長がおっしゃってました。41名ですね。これ、率、10万人対象とした発生率というんでしょうかね、がですね、智頭がちょっと高いのかな。率はですよ。ただ、率と人数でいきますと、大山町は鳥取県で一番自殺率が高いじゃないかなというように、自殺死亡率ですか、が1番。不名誉な、これは本当で不名誉な数字だなというふうに思っておりますが、具体的にいろいろ調べてみますと、もうちょっとゆっくり話そうかなと思ったんですけども、時間がないので、いろいろ統計をとって、それを調べてみるとですね、やっぱり50代、60代の方が多い。それも男性。その中で25%がうつ病だということになっていきます。うつの原因というのは、健康問題であったり、就労問題であったり、このあたりが50代、60代の1番の原因かなというふうな統計が出ております。これも厚生労働省の動態統計ということになろうかなと思います。
 実は、家庭内でもしそんなことがあった場合に、親戚の方と会いながら、いろんな相談すると思うんです。そしたらですね、大体結論的には事故死にしとこうとか、いろいろね、考えたら、実はもうちょっと数字は上がる可能性もある。同じようなことですね。先ほどの文科省と、文科省はちょっとひどいんですけども、もうちょっと本当はある可能性もあると私は思います。
 その中で、とりあえず率として鳥取県で一番悪い、自殺率が高いということで、具体的なですね、行動、あるいは成果、余り、そのことについて実は触れたんですけども、答えがありませんが、もう一度お答えください。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)西尾議員からの質問に答えさせていただきますが、詳細については担当課の方から述べさせていただきたいと思いますが、鳥取県内の中で自殺の方の人数、また率が非常に高いということでありまして、非常にこの状況というのは、結果としての数字だと思ってますけれども、お一人お一人がいろいろな悩み、あるいは経済的なこと、先ほどおっしゃいましたような結婚であったり就労であったり、心情的な中での追い詰められた状況の中で、死に至らざるを得ない状況であったということでございます。
 そういったことを踏まえて、先ほど述べましたように、21年度からこの自殺対策、大山町は非常におっしゃいますように他町村と比べても多いということでありまして、担当課よりいろいろな取り組みを進めてきている現状であります。県の方からの事業を活用しながらということもありますし、特に保健課の方でつくっております健康カルタ、これは集落の方でのいろいろなサロンであったり、そうしたところでも使っていただいたりしておりますし、養成講座というものをつくって、地域の方々にこのことをテーマとした啓発や周知をしてもらうということで、その輪が広がっている現状があります。
 成果ということについては、これがすぐ形としてあらわれてくるものなのかなというぐらいな状況ではないかと思ってますけども、この取り組みを町としてしっかりやっておるという発信をしていくということ、そしてこの自殺に関しますところの研修会といいますか、会、たくさん来ていただいておる状況もあります。関心が高い案件だと思っております。そうした啓発活動を通じて、自殺というものが本当に身近なところにあるということを周知をまずしていくということから今進めておるところであります。
 詳細について、担当から少し述べさせていただきます。
○保健課長(後藤 英紀君)議長、保健課長。
○議長(野口 俊明君)後藤保健課長。
○保健課長(後藤 英紀君)続きまして、保健課の方から、自殺に対します対策、その成果につきまして説明させていただきます。
 先ほど西尾議員さんが言われました、大山町は県内でも1番の自殺率だということでありますが、これは平成16年から19年の3カ年に自殺の10万人当たりに対します数が1番だったということがありまして、実は平成20年から22年にかけましては若干減っておりますので、今の時点で1位かと言われましたら、数字がありませんのできちんと答えられませんけども、1位ではないかもしれませんが、ただ、やはり高いことには変わりはないと思っております。
 そして、その対策ですけれども、先ほど町長が申し上げましたとおり、平成21年から県の補助事業を使いまして対策を取り組んでおります。その中で、やはり住民の方にこのことをきちんと知っていただくことが一番大事なことというふうにとらえております。先ほど町長の中でもありましたように、こころの健康カルタ、御承知と思いますけども、このようなかるたをつくりまして、今、これを持って町内の各種会合等に出かけております。(現物を示す)このかるたにつきましても、こころの健康カルタの普及員、それから保健師を通じまして、一緒になって出かけております。それからこころの健康フェアということで、やはりこれも町民の方に自殺、それから心の健康について知っていただきたいということで、たくさん来ていただくような取り組みを図っております。
 そういったことで、成果でありますけれども、なかなかこの成果というのはすぐには見えてこないものではありますが、私たちは、このことを幅広く知っていただいて、そして相談できやすい環境づくりをつくっていくことが、少しでも、一人でも自殺する人を少なくするといこうとにつながっていくかと思います。また、何年か後にそういった成果は発表できるかと思いますけども、少しでもそういったことをまず普及していくことが、今、一番大事なことというふうにとらえております。以上です。
○議員(8番 西尾 寿博君)議長。
○議長(野口 俊明君)西尾寿博君。
○議員(8番 西尾 寿博君)そうですね。大事なことだと思います。
 9月の10日から16日にかけて自殺予防週間があったわけですが、米子市の広報を見たときに、データと、自殺者の動向みたいなものがですね、広報に載っておりました。米子市はですね、年に30人ぐらい亡くなるということで、相談窓口だとかですね、ゲートキーパーというのがあるらしいですけども、そのようなこととかですね、やっておりましたが、大山町は、私、あったのかなと。なかなかちょっとよう見つけんかったですけども、そのようなことをやっとると言いながら、率にすると、米子で30人ですから、14万人ですか、うちの8倍ということで、ざっと考えるとですね、やっぱりうちは多いのかなと思ったりもします。2人から3人、毎月亡くなるそうですけどね。ただ、先ほど言ったように、そういう認定するのか認定しないのかというこのぎりぎりの分け方によっては変わるというふうに思うわけでして、そうはいっても多いことには間違いないのかなと思います。その取り組みがですね、かるたをもってやっておりますなんてって、何かかるたで済ませとる、えらい軽いなというふうに、しゃれではありませんけども。もう少しですね、このゲートキーパーでちゃんとね、4つの原則という、はっきりしとるんですよね。そうでしょう。まず気づき、傾聴、つなぎ、見守りと。この3つの中に、気づき、変化にちゃんと、だれが見とるんかな。だれかが見てますよと。あとは傾聴。その方に対して、うつなんでしょうけどね、しっかりその人の気持ちを尊重して本当に聞いてあげる方がおるのかということなんでしょう。あとつなぎ。それをだれかにすぐつなげてあげる。専門家医だとかね。そうだと思いますね。見守り。見守る方がおるんか。いなかったらだれかが見守ってあげるという、役割を果たすということが、たしかこれ、ゲートキーパー、4つの原則となっておりますが、この件に関して発信してますか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)担当課より答えさせていただきます。
○保健課長(後藤 英紀君)議長、保健課長。
○議長(野口 俊明君)後藤保健課長。
○保健課長(後藤 英紀君)ゲートキーパーの育成といいますか、確保についてでありますが、先ほど西尾議員さんおっしゃいましたとおり、ゲートキーパーといいますものが、国の方でもそういった設置を各自治体の方にも促しておるところであります。取り組みにつきまして発信をしているかということにつきましては、まだ具体的な発信はしておりませんけども、やはり今後はこういったゲートキーパーというものを広めていくことがやはり肝要かというふうに考えておりますので、そのやり方につきましても今後、実際に実施していけるよう検討してまいりたいと思います。
○議員(8番 西尾 寿博君)議長。
○議長(野口 俊明君)西尾寿博君。
○議員(8番 西尾 寿博君)どうなんですかね。時間がないので次へ進みます。ちょっと長引いちゃいました。
 財政状況について。早いもので、森田町政の締めくくりの決算審査定例議会となりました。合併時から次々と出した大型事業もやり終え、心配されていた財政基盤も落ちつきを見せているように見える。
 そこで、次のことで町長の考えをただします。
 1、首長が経営者とも言われています。基金と公債の兼ね合いについての考えは。
 2、標準財政規模と実際の財政状況とは随分かけ離れている。そのことについての考えは。
 3、第3次行政改革審議会を設置された。簡素で効率的かつ効果的な行政運営とはどういうものですか。
○議長(野口 俊明君)町長、森田増範君。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)西尾議員の2つ目の質問でございます財政状況についてということについてお答えをさせていただきます。
 まず1点目の、首長は経営者とも言われるが、基金と公債の兼ね合いについての考えはということについてでございます。
 まず、一般家庭に置きかえますと、貯金があるのになぜわざわざローンを組まないといけないのかという疑問があると思いますけれども、地方自治体、自治体の場合には、借入金の償還について、国からの交付税措置がある場合がございます。制度としてございます。そのため、基金があっても毎年交付税措置の高いものを選んで借り入れを行っているという実態がございます。
 平成27年度からは普通交付税の合併算定がえ措置が年々減っていくということは既に決まっておりますので、今後、財政を締めていかなければならないと、この基金の取り崩しをしながら事業実施をする必要が生じてくるものと考えております。
 この普通交付税は、国の財政状況、また地方の景気動向によって上下いたしますので、公債に対する交付税措置を当てにして借り入れをどんどん行いますと、将来負担比率あるいは実質公債費比率が後年に悪化してまいることにもつながります。自治体の経営者としてのこのバランスを見ながら、後年度に持続可能な財政運営を行っていくということが必要であると考えております。
 続きまして、2点目の、標準財政規模と実際の財政状況とは随分かけ離れていると、このことについての考えについてのお答えをいたします。
 まず、御指摘の標準財政規模でございますが、当該年度の普通交付税交付額と臨時財政対策債発行可能額に標準税収入などを加えたものの合計額でございまして、平成23年度は75億4,885万9,000円となっております。大山町の平成23年度歳入の決算額は約117億円でございますので、確かに言われるとおり決算額とは40億円以上乖離いたしております。標準財政規模には、国庫支出金、地方債のうち臨時財政対策債を除いたもの、また使用料及び手数料、そして雑収入などが含まれておりませんので、標準財政規模と実際の歳入歳出予算に乖離が出てくるということはやむを得ないものであると思っております。
 標準財政規模は、1950年代後半の地方財政危機のときに、自治体の赤字を定義し、その大きさをとらえるために開発された指標ということでありまして、財政上の一つの目安であるものでございます。
 ただし、この標準財政規模は、実質赤字比率、また連結の実質赤字比率、将来負担比率、実質公債費比率を算定する上では数値を左右する重要な指標でございますので、決してないがしろにしてよい指標であるとは考えておりません。地方債残高や起債の元利償還金の標準財政規模に対する比が大きくなりますと、実質公債費比率や将来負担比率が悪化をいたします。将来の財政推計を立てる上で、標準財政規模の大きなウエートを占める普通交付税の額を見ながら町債の発行計画を立てていくということが必要であると考えているところでございます。
 3点目の簡素で効率的かつ効果的な行政運営ということについてでございますが、過去においての財政的に豊かな時期におきましては、必要性の少ない施策を進めたり、過剰な設備投資を行ったり、あるいは利用の少ない道路などの建設をしたりした時期、自治体もあったのではないかと思っております。バブル経済が破綻して以降、厳しい経済状況が続く中、行政の運営につきましてもその経済性や効率性を求められることになりました。
 そのような流れの中で、本町では、旧町の時代から行政改革に取り組んでいるところであるというように考えております。町税などの自主財源は歳入の約2割でございまして、地方交付税、国、県支出金などの依存財源が約8割を占める状況であるために、国などから交付される財源に大きく影響される状況が続いているところであります。また、27年度からは市町村合併の特例でありますところの合併算定がえの期間が終了して、それ以降、5年間で交付税が逓減してまいります。
 今後も安定的で、継続的な財政運営を進めるため、選択と、そして集中によって、事業、施策の実施に当たっては、今まで以上にそれらの必要性、緊急性、事業の規模などを検討するとともに、事業、施策を進める場合には、少ない財源でより大きな効果が上がるように行政運営について配慮していく必要があるものと考えているところでございます。
 以上で答弁にかえさせていただきます。
○議員(8番 西尾 寿博君)議長。
○議長(野口 俊明君)西尾寿博君。
○議員(8番 西尾 寿博君)時間が迫っちゃいました。最後ですね、2つほどじゃあお聞きして終わろうかなと思いますね。私の前にしっかりした同じような話があったもんですけ。
 5年間で交付税が減るということですね。合併特例債の分ですが。これ、5年間延びるという話もあるんですけども、その点が一つ。そして、もう一つ、それは軽くていいですけども、7年間でですね、合併したときにですね、基金が20億円ふえてます。そして起債がですね、9億円ほど減っておりますね。合わせて、まあよう頑張ったなといえばそうですが、30億円何とかうまいことやりくりしたということなんですよ。でもこれがすごく大事で、じゃあはっきり言ってやりたいことがなかったのかと。金もあったり、基金はどんどん減る場合に、やりたいことはやるよねと、普通。私だったらやりますよ。そのために直接選挙で選ばれとるのですから、私はこれもやって、町民のためですよ、当然。町民のためになることであれば、はっきり言って起債もしてでも、あるいは今どうであれ、これからやるというときに、今やらんとできんとかある場合があると思うんですよね。当然それはするべきだったなと。基金はたまりました。もう借金も減りました。じゃあ、おまえ、何がしたかったんだやと言われても、まあしゃあないなと思いますが、その点だけ、どうぞ、お願いします。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)先ほどお答えの中にも触れさせていただきましたけれども、特にここ22年、21年、22年、23年、国の地域活性の交付金事業、非常に多額の経済対策ということになってる中での交付金がございました。そうしたものを活用して、いろいろな懸案の事項、取り組みをいたしているところでございまして、事業規模が23年度も100億円、117億円ということについても、そういったかかわりが非常にあるところであります。その内容については、公共施設等々、修繕等々ありますし、ただ、その事業を受けていただく点については、できるだけ地元の事業者の方々に受けていただいて、まさに地域の活性につながるような展開への事業の取り組みや、あるいは規模、取り組んだところであります。いろいろやることがあって、やらなかったんじゃないかということでございますけれども、国の施策を十分に活用しながら、そして支出する場合には、地元への事業者の方々への還元といいますか、事業への配慮、そしてそうはいっても当初から基金が少ないという状況もございますので、できる限りのものを基金として積み立てをさせていただきながら取り組んできたところであります。選択と集中ということでお話をさせていただきましたけれども、特に議会の皆さん方の御理解をいただきながら、個人住宅のいわゆるリフォーム事業、これ等についても本当に多額の補正、補正という形をとらせていただいておりますけれども、非常に効果のある施策、制度でありますので、こういった点には集中をした形での取り組みを議会の御理解をいただきながら進めている現状であるということもおつなぎさせていただきたいと思います。以上です。
○議員(8番 西尾 寿博君)終わります。

吉原美智恵議員の一般質問

○議長(野口 俊明君)日程第1、一般質問を行います。
 通告順に発言を許します。
 9番、吉原美智恵君。
○議員(9番 吉原美智恵君)はい。皆さん、おはようございます。
 それでは、2日目の一番手を担わせていただきます。よろしくお願いします。
 それでは、通告に従いまして2問質問いたします。
 まず1問目は、各施策の成果の検証はというところで、町長に質問いたします。
 平成23年度決算資料が出され、各課とも主要施策の成果がまとめられております。その成果をまとめるに当たって各事業の必要性、効率性、成果等の内部評価や検証はなされていますか。
 また、事業実施するに当たって、その目的や期待される効果がその課の職員に共有されていますでしょうか。評価の過程に職員が積極的にかかわれる環境はつくられていますか。
 また、内部評価を受けて、プランの再検討はなされていますでしょうか。
 以上の仕組みの中で、管理職会のあり方は各事業の成果の検証へとつながっているのでしょうか、お尋ねいたします。
○議長(野口 俊明君)町長、森田増範君。
○町長(森田 増範君)はい、議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)おはようございます。
 2日目でございます、吉原議員のまず1つ目の質問であります各施策の成果の検証はということにつきまして、お答えをさせていただきたいと存じます。
 まず、その成果をまとめるに当たって、各事業の必要性、効率性、成果などの内部評価や検証がなされているのかということについてでございますが、事業の内容や規模、そういったことによって、異なると考えますけれども、成果をまとめるに当たっては、担当課、職員において、それぞれ評価や検証を行っているところでございます。
 事業実施に当たって、その目的や期待される効果がその課の職員に共有をされているのかということでございますが、評価の過程に職員が積極的にかかわる、あっ、また評価の過程に職員が積極的にかかわる環境はつくられているのかということについてでございますが、事業実施に当たりましては、年度当初に私、町長の施政方針を念頭に、課において、その年度に実施する事業につきまして打ち合わせを行ったり、また担当職員につきましては、目標・成果シート、これを作成をして、その年度に各自が行う事業や、そのまた内容や実施する目標、スケジュールなど、担当課の管理職であります課長と、そして職員で確認する作業を行っておりまして、10月には中間的に進捗状況の確認を行い、年度末には1年間の成果と反省についての評価を同じく目標・成果シートを活用して行っているところであります。
 次に、内部評価を受けてプランの再検討を行っているかということでございますが、継続的な事業につきましては、各課での予算編成、それに続く予算査定において、それぞれ事業の必要性、効果など随時検証を行って、事業の改廃を含め、検討を行っているところであります。
 管理職会のあり方は、各事業の成果の検証につながっているのかということでございますが、管理職会では、監査委員さんからの指摘事項などにつきまして確認し、改善を図るよう努めているところでもあります。また、管理職で構成をいたしますところのプロジェクトチームにおいて、全体的な業務の効率化や組織の機構のあり方などについて随時協議を行い、業務の改善に努めているところであります。
 以上で答弁にかえさせていただきます。
○議員(9番 吉原美智恵君)議長、9番。
○議長(野口 俊明君)吉原美智恵君。
○議員(9番 吉原美智恵君)はい。先ほどの答えについてですけれども、質問させていただきます。
 まず、担当課内で評価や検証を行っているというふうに書いてあります、考えておられるということですけれども、その評価の仕方ですけれども、評価、あの成果シートも作成してるということですけども、それは担当職員が自分で作成をしてるということですか。それが一つと、またその場合、自分が評価するというと、なかなか、だれでもそうですけれども、やはり点数というのは難しいと思うんですね。その人その人の個人の自分に対して厳しいか甘いかで違ってくると思います。ですので、課内で、課の中で、その人の事業評価をほかの人がするのか、そういう仕組みがあるのか聞きたいと思います。まずそのこと。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)詳しい内容について、担当の方から述べさせていただきます。
○総務課長(酒嶋  宏君)議長、総務課長。
○議長(野口 俊明君)酒嶋総務課長。
○総務課長(酒嶋  宏君)目標・成果シートにつきましては、まず4月に、先ほど町長の方で述べましたように、自分の仕事の重点的なものについて、その年度の目標をつくるようにしております。それにつきましては、10月に進捗状況について課長と打ち合わせをすると。それから、年度末になりますと、まず自分がどの程度できたかという評価を作成しますが、それにつきまして課長の方に提出して、課長の方でその評価をしてもらうというような形をとっております。課全体でそれについて評価をするというような形はまだとっておりませんけれども、管理職の方で進捗状況、それから効果等も考えて評価をするというような形にしております。
○議員(9番 吉原美智恵君)議長、9番。
○議長(野口 俊明君)吉原美智恵君。
○議員(9番 吉原美智恵君)はい。それでですね、その課の人たちがですね、同じ何か事業をするときに共通認識を持つということがすごく大事でありまして、今の話ですと、担当職員と課長とのやりとりということになっております。その共通認識というのは、町長からの、町長の町政に対する思いとか方針とか、それを受け継いで、その課長が課長の課内でこう共通認識をするということになると思うんですけれども、そういうことがありますと、結局は、話がちょっと散らかりますけれども、ええ、町民さんがたまたま課に来られて担当の方がおられなくても、もしかしたらある2、3、4前の部署の方がその担当職員の仕事をある程度理解していたら、とりあえず仕事を受け取ること、あの聞くことはできると思います。それが全くおのおのになっていましたら、結局はわからないというところで、またもう一回来なくちゃいけない。その辺でまた町民さんとの信頼関係はどうなのかということになります。結局は、ええ、今、役場というものも、もう昔のように国とか県の言うことを聞いていればそれでいいという時代ではなくて、自分たちがおのおの政策をつくりながら交付金の幅も広がってきています。その中で事業をやっていくわけで、そういう点からも、課の中の共通認識というのは必要じゃないかと思いますが、それについて町長がお答え願いたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)共通認識ということについてでの御質問でございますけども、担当職員は、それぞれ担当の業務を持って、御存じのように主査、副査がついたりしとるところであります。私の大きな柱としての取り組み、それが担当課に入り、各職員の一つの業務として進んでいくということであろうと思っております。共通認識ということについての大きなとらまえ方、課としてのとらまえ方があると思いますけれども、それをさらに細分化をしていく中での事業の実施、これは責任の問題もありますけれども、やっぱり主査、副査という業務の分掌の中で実施をしていくものというぐあいに考えておるところであります。
○議員(9番 吉原美智恵君)議長、9番。
○議長(野口 俊明君)吉原美智恵君。
○議員(9番 吉原美智恵君)それでは、例えですけれども、1つの事業を見てみたいと思います。これは通告しておりませんので、課長には説明は求めませんので、町長がお答え願ったらそれでいいです。というのは、例えばですね、私、何回もこれまで議場で質問してまいりましたファンクラブの件ですけれども、例えばです。事業的には150何万の事業です、1年間ではですね。ただ、発足当時、平成17年から始まっています。そして、23年度まで、1、2、3、4、5、6、7回あります。で人数がですね、当時205人、今174人、昨年は168人で、1,000円会費に落として、2,000円から1,000円会費にして、その効果があったのか、174人ということになっています。そして、ファンクラブの交流会は、大阪69人、1回目、2回目38人、東京、1回目69人、2回目21人のような統計が出ています。これもですね、町長は1回目は私と、また町長も議員のとき、一緒に行きました。そして、千里中央でナシを売ったりもしました。そのときに、こういうふうに人数がその当時から変遷しているということは町長は御存じでしょうか。
 小さい事業と言われたら、そうかわかりませんけれども、小さいこともおろそかにしてはいけないと思っています。ファンクラブの目的は、成果はですね、この決算審査資料に確かに書いてあります。広報紙を送付する際にあの情報、パンフレットを工夫しとか、ファンクラブ交流会を開いた。で大山町を近くに感じてもらうことができた。大山町の食材を生かした料理を味わってもらいながら、会員相互の親睦を深めたというところで、この事業のお金が使われているということですが、ファンクラブの目的と理念、そして今ファンクラブはですね、町長は、よく私に対する答弁のときに同窓会が中心だと言われました。けれども、ファンクラブの3チャンネルのテロップを見ますと、大山を愛する人もどうぞというふうにいつも書いてあります。そして、私は、大山町に関係のない方を5人ぐらい入ってもらいました。その辺についてですね、この今やっていることとその理念が合致するのか。その辺についても、この決算審査の成果が書いてあります。その辺で町長の考えを聞きたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)ファンクラブの推移ということにつきましては、多分同じ資料を持っておられると思いますので、そのとおりであります。私も、その内容について状況を見ているところであります。先ほど吉原議員の方から、かねてから同窓会的なものだという御発言がありましたけども、多分その当時の段階の中で、スタートが発足当時のこの大山ファンクラブの会員の皆さんが中山のファンクラブの関係、そしてから旧の名和のファンクラブの関係が主力でこれがなされているので、そういった話をさせていただいたのかなと思っておるところであります。
 ただ、昨年、御存じだと思いますけども、名和の方の、旧名和町の方でのファンクラブのメンバーの会が解散をされました。大山ファンクラブという形のものがこうできてきておるので、そういった旧式のものは解散をしようやということで解散をされた経過が実はございます。この秋に出かけるときには、そういった旧の組織体制がない中でのファンクラブの交流会ということになってるところであります。
 そういった状況を踏まえながら、単に旧といいますか、いわゆる大山町の方だけではなくって、大山町にゆかりのある方々、企業の方もあると思いますけれども、そういった方も踏まえて入っていただければいいなというとらえ方でおるところであります。
 先日も鳥取県主催の関西でのファンクラブの会がありました。大山町出身の方も来ておられますし、企業の方も来ておられました。そういった方々に一緒に大山町、今度ありますので、御出席くださいという御案内もさせていただいたりしてるところであります。そういった広がりを今後もっと展開をしていくということは非常に重要であるというぐあいに考えておるところであります。
○議員(9番 吉原美智恵君)議長、9番。
○議長(野口 俊明君)吉原美智恵君。
○議員(9番 吉原美智恵君)ファンクラブのあの質問をしたわけではありませんが、あの事例として言わせていただいたわけですけれども、これがですね、何年もずっと同じ形で、同じように行われています。それを批判するというのではなくって、こういうことの事業について、あの、さまざま管理職会で、例えばです、例えば、あの、大山町として外に向かっている事業の中で、こういう、細かいことかもわかりませんが、こういうことでも同じことですね、ファンクラブの人数が広がらないということは。例えばこの議場におられる人が一人でもファンクラブ、その気持ちになってもらって入ったら、50人でもふえるかもわかりません。そして、その管理職会の中で、このような方法がいいのかどうかという話もできるかもわかりません。
 それはですね、やはり対外的な面でファンクラブというのは小さいことかもわかりませんが、ある意味では大山町を売り出すという、大きい山と書いて大山という事業で1,000万以上使っていますけれども、それにもつながる大事な事業かと思います。ですので、みんなで考えるというか、管理職会全体で1つの事業でもおろそかにせずにこう意見を出し合って、そして成果を考えてみるということが大事ではないかと思って今出したわけです。そしたら、ずっと同じことを毎年繰り返すということはないような気がいたしますが。そして、そのファンクラブもですね、1、成果と検証ということで、もし検証がなされておられますれば、ファンクラブの交流会に来られた方に大山町の提言をしてもらうとか、そういうことも書いてあります。実際にそういう提言があって、どこかで話されたか、持って帰って大山町の事業に生かされたか、そういうことがあったのか。
 例えばきょうの新聞で、たまたま岩手県の出身の三井住友銀行の相談役であります方が、故郷の岩手県の県人会と在郷経済人の仲間という会合に出られて、いろいろと提案されております。自立へのブランド戦略とか人口減少、少子高齢化に苦しむ中の医療・予防・介護を一体運営する効率的な仕組みというのは、小さいからできるのではないかという提言をされておられます。そういうことに、ファンクラブの交流会がそういう提言をいただく場になれば、また、また一層成果が上がるのではないかと思います。で、そういう、私も1回出ましたけれども、食事をいただいて、お酒を飲んで、そしてまたふるさとの話はとてもいいことだと思います。その中でも、せめてこう、経済人も来られますし、ごく一般の大山町を愛する方も来られると思います。そんな中で提言をいただいて、それが生かされたことがあるのか。それは、もし記憶になければ仕方がありませんが、町長、お答えください。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)提言ということについて私が伺ったことと、あるいは担当課で伺っておることがあろうと思いますので、担当課の方からも答えさせていただきますが、まずこのファンクラブの交流会、まあ例えということでお話をしておられますけども、おろそかにしているのではないかと、せずにという御発言がございました。おろそかにしている考え方は毛頭持っておりません。大切な事業だと思っております。それから、この事業自体も小さいものとしてとらえておりません。それは、大山にゆかりのある方、あるいは大山に本当に思いを持っていただく方、あるいは事業者の方、そういった方が集われる場であると思いますし、そういう場にしていかなければならないと思っております。
 提言という言葉、提言というお話がございました。大阪の方でのファンクラブの会にも地元出身の方で事業展開しておられる方が出席をしておられます。いろいろなお話をします。大山町に取り組んでいく、取り組み、事業の話があります。大山の活性化の話もあります。そうしたことに一緒になって汗をかいて取り組んでいくということについてもあります。それは大山のスキー場の関係であり、また温泉の関係であり、誘致企業の方々の思い、提言であります。私の時代ではないと思いますけれども、インターネットの開設等においても、そういった方々からの特に情報通信の早急な整備の提案等々もあったと私は感じておるところであります。
 あわせて、ここに出席をされます方々にふるさと納税のお願い、お話もさせていただいております。22年、23年、金額が飛躍的に伸びている場面があります。すべてではございませんけれども、そうした方々への働きかけ、お願いを通じて、こういった金額、額につながっていると私は思っておりまして、非常に大山町内にいる者にとって、大阪であり、あるいは東京であり、活躍しておられます皆さんとのつながりは非常に大切なものと思いますし、やはり人とのつながり、それは形には見えませんけれども、ある場面、ある局面、ある出会い、そこから展開していくものは非常に多いものだと思っておりますので、私は、人とのつながりというものについての交流事業は今後も重視をしていきたいと考えております。
○議員(9番 吉原美智恵君)課長の答弁はいいです。通告しておりませんので、結構ですので。
 議長、9番。
○議長(野口 俊明君)吉原美智恵君。
○議員(9番 吉原美智恵君)はい。例えばの例でした。おろそかというわけではなくて、いつも、ずっと同じ検証がなされているのかということと、それから効果と検証について同じ、ずっとあの、ただ会員についてはパンフレットを送ったり議会だよりを送ったり、まあそれもいいでしょうけど、そのことをずっと続けている、同じことを続けていることが本当にずっと検証されていることになるのかということを疑問を呈したわけでありますが。
 続きましてですね、それについて今、これから予算の策定も始まることであります。結局そのいろいろな事業が成果と検証がきちんとなされてこそ、予算編成もまたできていくのではないかと思います。その予算編成の仕方についてもですね、どのように行われているのか聞きたいですけども、ただ課長が行ってその、課長と、あと町長とその総務課長ですか、振り分けるところとの対面で決まっていくのでしょうか。やはり政策戦略会議というものがあって、いろいろな事業の成果と検証をしながら、来年、どの事業が大事で、そして町長がどのような思いで予算を組んでいくのかという、そういう課長全体の共通認識がないと、やはり自分のところの予算が来た、できたできなかっただけでは、大山町としては特色も出ないし、そしてまた課長全体の営業会議みたいなもんで、そういうことがきちんと風通しよく意見を出し合いながら事業について検証ができれば、やはり効率的なという、行財政改革につながる効率的で効果のある予算ができるんじゃないかと思います。その辺の予算の編成会議については、どうでしょうか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)まず、お答えさせていただく前に、まあ同じ事業の繰り返しということについての先ほど御発言がございました。同じ事業あるいはやってることの繰り返し、継続、これは私は必要なことだと思っております。ただ、その中でマンネリ化したものがあるならば、それはやはりその時代に合ったものに変えていかなければならないと思いますし、必要なもの、必要な取り組みは、やはり同じことであれ続けていく、継続するということの意味も私はあると思っております。いずれにしても、検証する中での次の具体的な取り組みということであると思っております。
 予算編成会議ということでございます。担当の方から述べさせていただきます。
○総務課長(酒嶋  宏君)議長、総務課長。
○議長(野口 俊明君)酒嶋総務課長。
○総務課長(酒嶋  宏君)ただいま予算編成会議ということで御質問をいただきましたけれども、予算の作成につきましては、予算作成のですね、方針を示しまして、各課の方から基本的には積み上げで上がってきたものを総務課長査定、それから副町長、町長査定というような形で詰めてまいります。大きな事業、政策的な事業になりますと、町長の方から指示があり、各課の方でそれを詰めていくというような形になると思いますけれども、全体で集まって予算編成会議というような改まった形ではやっておりません。管理職会議等で、ことし、次年度の予算編成の方針等を確認するというような作業はしてると思いますけれども、各課の事業について、ここ管理職で集まり、協議をするというような形はやっておりません。
○議員(9番 吉原美智恵君)議長、9番。
○議長(野口 俊明君)吉原美智恵君。
○議員(9番 吉原美智恵君)はい。予算編成とともに、管理職会のあり方に行くわけですけれども、例えば昨年ですね、恵みの里構想に基づいてのサッカー場のことであれ、また交通会議で新しい公共交通のあり方が決まりましたけれども、そのときですね、そういうことは課長会議というか、その中できちんと本当に皆さんが理解していたのだろうか。恵みの里計画、皆さんが本当に周知されて、その事業について、例えば町民の皆さんに聞かれたときに、本当に答えられたのだろうか。でも、本当はそういうことが大事であって、町長一人、また副町長、総務課長で何にも全部、何ていうの、受け入れられるわけもありませんし、やはり町長の分身が今の課長、管理職の方々だと思うんです。
 ですので、その中できちんと共通に理解し、共通の方向を向くようにされていたら、町民さんから、また各出会われたときにでも、私たち議員もそうですけれども、これはどうなって、どうなってるんだというときに、さあ、わからんじゃいけないと思うんですね。自分の担当じゃないからということでなくて、やはりそういう課長会議を風通しよく意見が出し合えるところにして、また理解するところにされて、そして予算に、編成についても、いろいろと意見、大きいものだとかは意見を聞きながら、やはり知恵を出し合いながら、まあ町長の方針も出していくと。そういうふうな形にされると、町民とのまた連絡もうまくいくんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)吉原議員より、まさにそのように私も考えておりますし、就任をさせていただいてから、そういった考え方を持って取り組みを進めております。特に恵みの里計画ということについてのお話がございましたけれども、山香荘の問題であり、あるいは公共交通の関係のことであり、管理職会が月1回ございます。以前には各課それぞれの事業等々についての取り組み、かなり絞ったものの話し合いであったように感じておる、聞いたりしておるところですけれども、やはり各課で取り組んでおります状況、そういったものを各課だけで所有するのではなくって、全体で把握をしていく、あるいは進捗状況を把握をする。山香荘のことであれば、今こういう状況にある、そういったことを管理職会でまず示していかなければならないということを課長に指示をし、暫時今、各課から行っている状況、大きな提案があればそれはそれですし、日常の業務の中で主力的なことがあればそれを紹介する。そうした形での管理職会に今なってきております。
 もちろんその中で、私の方から指示を出したり、あるいは尋ねたりとする場面もありますし、職員間同士でもその進めていく事業等について、これはどういうことだかいなと、あるいはこういうぐあいにしたらどうだろうかというような意見交換の場も、かなりふえてきているというぐあいに私は思っております。当初、非常に管理職の皆さんの意見交換、発言、非常に少ないなというぐあいに、就任した当時は感じておったところでありますけれども、今は本当にフリーに発言をしていただくような環境に、空気になってきているのではないかなと思っております。吉原議員の御提言といいますか、その御指摘は非常に大切だと思いますし、私もその思いで今進めているということで答えにかえさせていただきたいと思います。
○議員(9番 吉原美智恵君)議長。
○議長(野口 俊明君)吉原美智恵君。
○議員(9番 吉原美智恵君)最後に、この項目の最後にですね、来年度予算編成についてですけれども、例えば県がですね、政策戦略会議というものを設けて、1回目もう行われています。県だろうと町であろうと同じことだと思うんですけれども、その中にですね、やはり各部局長が参加されて、議論のたたき台として何か1つぼんと町長の方針を出す。来年度はこれをするんだ、これを中心、これに力を入れるんだ、きのうのお話では観光立町だとかって言っておられましたけれども、そのことをまず方針を上げて、あとそれについて10個のテーマが示され、今後、部局で検討を進めるということになっています。そういうやっぱり政策戦略会議というものも必要ではないかと思います。そして、きちんと皆さんが理解する、管理職が。こういう管理職の方が理解されて、課に持って帰って、課の職員もその課長からそういう町長の意図とテーマと戦略を理解して、やはりそれについて一緒に向かっていく、そういう取り組みが必要ではないかと思いますが、最後に聞きたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)吉原議員より建設的なお話をいただいております。政策戦略会議という具体的な事象のものは持っておりませんけれども、先ほど来からお話しいただいておりますように、私の大きな柱として施策の展開、そういったものについて、もちろんこれに準ずるような形での取り組みをしております。例えば地下水の保全条例の関係につきましても、いろいろな動きがあります。もちろんこれは企画情報課だけではありません。水道課であったり建設課であったり農林水産課であったり総務課であったり、いろいろな関係とまたがるところであります。あるいは場合によっては弁護士さんの方にも出かけていくというような場面もあったりしております。そうした大きなテーマを掲げて連携をするチームをつくって、そこからいろいろなこの実施案件につなげていくと。公共交通スマイル大山号の関係についてもそうでありますし、また緊急災害でありました、まあ台風災害あるいは豪雪の災害等々についても、緊急の場合、そういった関係するものに集合をかけ、チームをつくり、目的を達成するための工程表あるいはスケジュールを詰めながら進めていくところであります。主にそういった場合の担当部署はどこということも、そのときに詰めながら展開してるというのが現状であります。
 大切な御指摘であります。そういったことについても、これからもしっかりと取り組みを進めてまいりたいと思いますし、先ほど職員からの提案というふうな話もございました。私が進めていくというとらえ方もありますけれども、やはりきのうの一般質問の中でも職員の提案についてのお話がありましたけども、課の中から職員の提案がある、それは課長が本当にこれは大切な、すばらしい提案だということであれば、当然課長がそれを受けて上げてくる。その場合は、課の中でも協議をされることだと思っております。さらにその提案が大きなことであれば、各課連携をとって、私が主導しながらその提案を実施をしていくという道筋、これは先ほど述べた道筋と同じだろうと思っております。
 吉原議員の御提案を、御提言を再確認しながら、今後の施策の充実に努めてまいりたいと思います。ありがとうございます。
○議員(9番 吉原美智恵君)議長。
○議長(野口 俊明君)吉原美智恵君。
○議員(9番 吉原美智恵君)次に行きます。大山町の文化財保護行政を問うというところで、教育委員長に質問いたします。
 国の史跡指定で、指定を目指して大山僧坊跡等保存活用事業、所子伝統的建造物群保存対策調査事業が継続されていますが、その成果と検証はどうでしょうか。
 また、古事記にゆかりのある神社や歴史的に価値ある寺をツーリズムに生かしていくには、どのように観光商工課と連携していくのか、お尋ねします。
○議長(野口 俊明君)教育委員長、伊澤百子君。
○教育委員長(伊澤 百子君)はい、議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)おはようございます。きょうもよろしくお願いいたします。
 大山町の文化財保護行政を問うということで、ただいまの吉原議員さんの御質問、初めに、大山僧坊跡などの保存活用事業、所子伝統的建造物群保存対策調査事業の成果と検証はとの御質問につきまして、お答えをさせていただきます。
 御質問をいただきましたとおり、教育委員会では現在、国の重要文化財の大神山神社奥宮・大山寺の阿弥陀堂周辺に広がるおよそ60万平方メートルをエリアとする大山僧坊跡などの国の史跡指定と、それから所子集落の、これはおよそ26万平方メートルをエリアとした重要伝統的建造物群の保存地区の選定というのを目指して、この数年来ずっとさまざまな事業を進めております。両事業とも調査などを経ましてから、土地または建物にかかわる指定、選定について、各方面の同意をいただくことによって初めて国への申請が可能となるもので、これまで数年にわたり、地元の皆さんの御協力などにより調査を進め、県はもとより文化庁等との協議を重ねて今に至って、現在がまさにその同意を得るための作業段階というものを迎えていると、そういう状況にございます。
 この取り組みで重要なのは、国の指定あるいは選定を受けることが最終目標ではなくて、むしろ入り口でありまして、これから地域の宝、町民を初め国民の財産として保護し、伝えていくために、その後に長い年月をかけて、いろんな整備や調査等を行われ、それが将来的に実を結ぶという継続が前提の、まあある意味非常に地道な息の長い事業であるということでございます。ですから、現在の時点での成果としては、調査によって、やっぱり保護し、伝えるべき価値の高いものであるという学術的な位置づけをすることができたこと、そしてそれを皆さん方に提示できるようになったということかというふうに考えております。
 次に、検証についてですが、大山僧坊跡では、非常に長い歴史を誇りながら残存の資料が極めて少ない大山の僧坊跡群につきまして、詳細がわからなかった中世紀、室町時代の僧坊の状況あるいは全体的な広がりの範囲を確認することができました。そして、発掘調査によって、そこで営まれ、繁栄をしていた時期、当時の経済力、僧坊での日常、また当時の大規模な造成工事の様子など、想定をはるかに超える濃い情報を得ることができたことがそのまま検証と言えるのではないかというふうに考えております。
 所子集落の町並み保存につきましては、所子の歴史とか町並みの変遷、伝えられてきました民俗などの調査の上で、伯耆地方大山北ろくでの非常に定型的な、そして歴史的特異性を備えた町並みが伝えられている非常にまれな農村集落であるということをまとめ上げることができたということが上げられるかと思います。ちょうど先日、16日夜には、江面岡山理科大学教授にもまた同席をしていただきまして、住民の皆さんへの詳細な説明を行いました。これを11月ごろまで集中的に行うことによって、この取り組みの大きな前進を図りたいというふうに考えているところです。
 次に、古事記にゆかりのある神社や歴史的に価値ある寺をツーリズムにどう生かしていくか、どのように観光商工課と連携していくのかとの御質問につきまして、お答えをさせていただきます。
 ツーリズムにつきましては、まあこの地の歴史や文化のもとではぐくまれ、伝えられてきました歴史文化遺産、自然環境、まあ地域の産業や特産品など、大山町の持つ固有の財産とか魅力を地域の皆さんと共有をして誇りに思い、それをしっかり発信していくことが重要であるというふうに認識をいたしております。郷土の歴史とか文化というのは、まさにその中心でありまして、非常に大切な活用資源であると思っておりますし、その歴史的価値が認められる社寺仏閣などは大変貴重なもので、所有者や管理者の皆さんの御理解を得ながら、その活用を図っていく必要性というのも感じております。
 文化財行政というのと観光行政というのは、地域資源の価値や魅力の発信とその活用という部分で大変共通をしているというふうに思っております。文化財行政では、指定文化財の公開活用がどうしても中心になりますが、まだ未指定の文化財につきましても、また調査を行っておりまして、その蓄積もありますし、一部はこれまでも大山学や公民館講座の場を使って公開をしたり、また活用も図っているところでございます。
 観光商工課の郷土資源の発信につきましては、これまでも個々の内容にかかわる部分について、その都度求めに応じて文化財行政が持っている情報の提供というものを行っておりまして、そういう連携はいろいろとしてきております。ことしは、ちょうど古事記が編さんされて1300年ということで、大山町にも古事記にまつわるいろんな神社や史跡というのがこうあちこちに点在をしておりますが、御質問のありました古事記ゆかりの神社などをツーリズムでどう生かすのか、これは地域資源の魅力をどう発信して、そこにいかにしてお客様に来ていただくかということかというふうに思いますが、これについてはやはり観光ベースでの発信が基軸になりますので、その内容については、さらなる情報提供をしたり、共同での発信を進めていったりということで連携を強化してまいりたいというふうに考えております。以上でございます。
○議員(9番 吉原美智恵君)議長、9番。
○議長(野口 俊明君)吉原美智恵君。
○議員(9番 吉原美智恵君)はい。御丁寧な説明ありがとうございました。確かに文化財行政というのは、観光行政となかなかこれまでは独立というか、お互いに専門的分野でやっていたと思います。それでも、求めに応じて情報提供してるということですけれども、国史跡は観光が目的ではないようなことをおっしゃられました。確かにそうはあっても、今、世界遺産であれだけ三朝なんかでも一生懸命やられるというのは、結局人が来られて観光に生かされるから、一生懸命運動したりしてるわけですね。ですので、いつまでもそういう感じではないと思うんですけれども。
 その中で、史跡指定に向けた取り組みの経過をひもといてみますと、僧坊跡は平成12年8月から始まってるんですね。そして、大山寺周辺の観光を考える集いという西部県民局の提案から始まっておりまして、またその辺が片山知事の助言とか、そういうところで、町自身が独自にというわけではなかったわけですけれども、結局せっかく僧坊跡がもしかきちんと手入れされたら、私の記憶によりますと、日本一になるんじゃないかと、僧坊跡が、そういう話も聞きました。
 そしてですね、議会だよりの古い話になりますが、2006年、平成18年の議会だよりにですね、僧坊跡について私が尋ねております。そしたら、20年度までに、めどに国史跡を目指すとかと書いてありました、その当時ですけれども。という感じで、そう考えてみますと、かなりの年数がたってしまいまして、そしてまた大山学で大山寺周辺と寂静山の方を歩いたことがありました。そのときにガイドをされる先生が僧坊跡がこの辺にあったはずだというところで、上がってみました。そしたら、強者どもが夢の跡みたいな、夏草やというところがありますけれども、草ぼうぼうで、どこが僧坊跡かわからない状況でありましたので、まあ余り構えないのかわかりませんが、文化財というものは。ただ、本当にあれだけ中世のトイレが出たということで大騒ぎして、全国紙にも載りまして、たくさんの方がいらっしゃいました。で、私も行きました。今見る影もない草ぼうぼうの姿とで、ちょっとびっくりして、どうなってるのかなというのもありまして質問したわけですけれども、せめてここに僧坊跡がありましたよぐらいがあってもいいし、また今年度、僧坊跡には318万5,000円の決算が出ております。資料を詳細にしたりはいいんですけれども、遺跡から出た出土品などもありましたよね。それどこに行ったのかなと。たしか細目茶わんとか貴重な展示ができると思うんですけども、そのことも生かしてもらったりして、どこか公民館で展示してあるのかな、生かしてもらったりして、そしてその観光と文化財、大山文化財がマッチするのが大山町の特色であってですね、いろんなツーリズムがあります。で、そういうところはどうなのか、聞きたいと思います。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの御質問につきまして、教育長の方よりお答えいたしますが、初めに一言、私も僧坊跡のちょうど発掘をなさってたときに行かせていただきました。本当に落ち葉が敷き詰められた中で、たくさんの発掘をしてくださる人たちがいる中で、トイレの跡などについても、ここでたくさんの人たちが、僧坊、僧兵の方たちがここで、こんな文化があったんだということで非常に感動しました。これを本当に大切にしながら、本当に妻木晩田も、初めは何もない丘の上で夕日を見ながら、ここにたくさんの韓国の方からいろんなここ文化が伝わってきたんだな、ここで人が営まれたん、文化が営まれたんだなという感動を持ったんですけれども、やはりそういうものがあそこのところで何とかしてつくっていけないのかということは私も個人的には思っております。ごめんなさい、長くなりました。教育長よりお答えします。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)文化財に非常に応援していただいて、非常にありがたいと思っております。やっぱり歴史てっていうのはつくってはいけません。やっぱりこれからすべてのことが、やっぱり歴史あるいは自然てっていうのは、教育委員会は基本的に守るという立場でございますけれども、公開して活用していくというのも、もう一面ございます。で、今さっきのあの三百何十万というような話がありましたけれども、それは今たくさん出ました。そういった武具とか鉄のもんだとか、それを保存処理をする、東大寺の文化財の研究所に委託して保存処理をするための費用でございます。
 それから、まず一番大きなのは、ここにございますように、大山寺場合は見ていただいたと思いますけれども、中世の僧坊の跡てっていうのが初めて人々の目に触れたということだろうと思っております。ぜひいい形で大山の僧坊のことにつきましては今後も保存処理を当然しながら、公開に備えながら、やっていきたいと思っております。以上です。
○議員(9番 吉原美智恵君)議長、9番。
○議長(野口 俊明君)吉原美智恵君。
○議員(9番 吉原美智恵君)そうですね。保存の方がまずは先かと思いますが、なぜ観光商工課と連携をと言ったかと申しますと、古事記1300年ももう半分以上過ぎましたけれども、半分以上。唐王神社もこの間行ってきましたけど、そのままでしたけれども。実際にですね、連携したがいいというのは、何かにつけて観光は観光で、観光の立場でするわけですから、多分この僧坊跡がかなり年数がたったのは、途中で、途中でですね、観光の方で大山の観光の事業が始まった。温泉発掘とか、そういう何か街なみ環境整備とか、そういうところの絡みもあったのではないかと思いますので、どちらを優先するのかわかりませんが、やはり町の姿勢として、きのうは町長は僧坊跡のことを言われましたけれども、やっていくんだと。でも、それは相反してるんですね、今の状況としては。大山寺を街なみ整備をしてこう何とかパークをつくったりすることは、また僧坊跡の発掘には余り文化庁は喜ばないという、そういう相せめぎ合いがありますので、やはり連携をとっていただきたいと思ってるわけです。
 それから、あと所子伝統建もそうですけれども、所子伝統建については住民の皆さんの70%以上の同意が要るというところで、それでも頑張っておられると思います。しかしですね、活用していくには、やっぱり観光商工課と連携しなければいけない。で、また、その国指定がなくても、今の門脇家も重要な文化財でありまして、そこに来られる方について観光案内するボランティアなどが本当にきちんとあるのか。また、そのボランティアガイドですけれども、国際ツーリズム大会ということで、来年というところで、観光局、大山観光局の方は二種免許を取るということで、旅行業の。小さい大山町の中の史跡を回るんだと。そういう方針で頑張るということでした。となるとですね、その史跡についての案内、また説明、きちんとした説明ができる人、ボランティアガイドの方に実際に回ってもらったことがありますけれども、得意、不得意なところがあったりします。ですので、そういうきちんとしたボランティアガイドに対する資料などの提供とか、そういうところでやはり部局は違っても、課長同士が話をするという、そういう機会は要るのではないかと思っています。積極的な取り組みといいますか、文化財だから守るだけでいいとか、そういうことではなくてですね、それが必要だと思うんです。
 結局どれだけの価値があるかとか、やっぱり伝承と言われますけれども、何回も言いますけど、スセリヒメという名前が出てくる祭神は、ほかに日本全国ありません。ありません。逆に小野小町の墓とか、そういうのはたくさんあちこちにあります。ですので、せっかくそういうのを生かさないけんかったんですけど、過去形になってしまっちゃいけませんが、そういうところで、ボランティアガイドの説明に対してもですけれども、きちんと作文をされて、今2人しかおられませんが、そこの文化財の関係の職員はですね、大変だと思うんですけども、そういうところで、きちんと発信してもらって、観光商工課と連携をとっていただきたいと思うわけです。いかがでしょうか。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの御質問につきましては、教育長よりお答えします。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)最初にですね、大山僧坊と所子の伝統的建造物群がありますけれども、今、この前、委員長が答弁いたしましたとおり、16日に私も行ってまいりました。50名近い所子の皆さんが8時から10時15分までお話し合いをしましたし、聞いてもいただきました。今のところ所子の重要的建造物群を教育委員会としては最初に順位をつけるとすると、文化庁におられた江面先生も文化庁の皆さんとも含めて、そっちを先にしようと思っております。
 当然観光商工課とという活用の面でですね、今までも協力してまいりましたし、これからも協力していこうと思っております。やっぱりいいガイドさんをつくるてっていうのは、ある面では教育委員会の一つの仕事なのかなという気がしております。で、平等院の鳳凰堂の、平泉なんかも一緒のことですけれども、あの人たちも有償のボランティアです。やっぱりボランティアガイドでただてっていうのは、やっぱりその技術の向上とか、そういうことにはなかなかなっていかないではないかなという気がしております。で、私は、ぜひこういった大山僧坊にしても所子にしても、ある面で金を取るてっていいますか、そういった形でのボランティアのガイドの養成てっていうのを目指していきたいというふうに思ってます。
○議員(9番 吉原美智恵君)終わります。

野口昌作議員の一般質問

○議長(野口 俊明君)一般質問を再開いたします。
 次、5番、野口昌作君。
○議員(5番 野口 昌作君)はい。5番、野口昌作でございます。2問について質問いたします。
 最初に、全国学力テストの結果と、その生かし方を問うということで質問させていただきます。
 私がこの全国学力テストについての一般質問を行うに至った思いを述べさせていただきますが、実は先々月の7月の6日、議会で行政視察が行われました。場所は秋田県の大仙市でございます。大仙市といいますとですね、大曲市、その他7町村で合併して大仙、ここの仙という字がにんべんのある仙人の「仙」という字の大仙市でございましたが、ここの視察に行きました。秋田県はですね、全国学力テストの成績が優秀で、学力が高い県として有名でございます。どこに行っても取り組みが立派でございます。ここでの取り組みをですね、大仙市での取り組みの話を聞きまして、その後で我が町の山根教育長さんの話を聞きました、個人的ではございましたが。
 教育長さんの、山根教育長さんの話では、学校が荒れたり、それからクラスが荒れたり、また勉強の邪魔をする児童生徒がいるクラス、クラスによっては落ちついて勉強をしないクラスなど、勉強が力が入らないなどがあったりすれば、成績が下がると。これを直して、学校生活を正常にし、勉強ができる環境に持っていけば、生活も、あ、成績も上がってくるものだと、まあ当然だと思いますけれども。とにかく成績は正常な学校生活、学習意欲によってあらわれてくるんだと。いろいろ周囲の環境が整って、最後に成績となって、学力の成績となってあらわれてくるもんだということを私に力説で教えていただきました。私は、立派な教育観を持たれた教育長さんだなということで、我が町の教育長さんを本当に見直してですね、力強い感じがしたわけでございます。
 学校の環境が整って、最後に成績となってあらわれるということは、成績を比較してみれば学校の様子がわかると。学校が正常か問題を抱えているか、成績が教えてくれると、テストの成績が教えてくれることになるというぐあいに思ったわけでございまして、学年の全員の平均……あの、全国学力テストは学年全員の平均点ですから、成績のよい学校は多方面で充実している学校、成績の悪い学校は、学校生活、学校、突き詰めれば学校環境、教師、校長、教育委員会に問題がある学校ということになるというぐあいに思ったわけでございます。
 そういう中でですね、8月9日に、4月17日に行われた全国学力テストの成績が新聞に発表されました。鳥取県は全国と比較すると、中学校3年生はすべての科目で上回っておりましたが、小学校6年生が算数Aと算数B、理科の理数系で下回っておりました。県の教育委員会は、このテストで全国平均を下回った科目が出たのは初めてで、危機感を持っていると。各学校、市町村教育委員会と課題を分析したいというぐあいに言っているということが新聞に載っておりました。
 本町でのテストについて、次の点について、あ、次の点について質問をいたします。
 ①本町での抽出校はどの学校だったのか。
 2番目として、抽出校以外の学校は任意でテストを実施したか。
 3番目として、小学6年、各学校ごとに全国平均以上の成績の科目は。
 中学3年、各学校ごとに全国平均以上の成績の科目は。
 5番目として、小学6の成績から見た各学校の感想並びに問題分析、あ、課題分析の結果は。
 6番目として、中学3年の成績から見た各学校の感想並びに課題分析の結果は。
 7番目として、成績の県別順位上位が秋田県、富山県、石川県、福井県と固定化してる傾向にあるようでございまして、これらの県についてですね、見習うべき点が教育委員会としてはどのように分析しているか。
 8番目としてですね、全国学力テストを本町教育にどのように生かしていく考えかということを質問いたします。
○議長(野口 俊明君)教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)はい、議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤百子君。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの野口議員さんの全国学力・学習状況調査のこの結果と生かし方に関する8点の御質問をいただきましたが、回答に先立ちまして、初めに調査結果等の取り扱いについての配慮事項のことを説明させていただきます。
 この全国学力・学習状況調査の実施に当たりましては、毎年、文部科学省から実施についての通知文というのが出されていますが、その中に調査結果などの取り扱いについての配慮事項が示されております。そこには、調査結果の提供を受けた教育委員会や学校は、保護者や地域住民に対して説明責任を有する一方で、序列化や過度の競争につながらないようにすること。また、各児童生徒の個人情報を保護することなどが示されております。このことを踏まえて、現在、各都道府県は市町村ごとの結果を公表しておりませんし、ほとんどの市町村は学校ごとの結果というものを公表しておりません。
 大山町でも、これまで町全体の集計結果というのは、ホームページや広報だいせんでお伝えをしてきましたが、学校ごとの結果につきましては、このような配慮で公表いたしておりません。
 このような配慮事項を踏まえますと、ただいま御質問いただきました3番から6番につきましては、学校ごとの結果にかかわる内容であるために、まことに申しわけありませんが、お答えできかねると思います。ただし、各学校は独自に自分の学校の調査結果やその分析については、学校だよりなどで児童にはもちろん、保護者にしっかりと説明をしているということは申し添えておきます。
 また、1番の御質問は本来お答えしてもよい内容ですけれど、今年度は抽出校ということで小学校の抽出校が1校だけでございました。もしも市町村ごとの抽出校の結果というものが公表された場合は、そっくりその数値がその学校の結果とわかってしまいますので、今回は回答を控えさせていただきますことを御理解ください。
 そのほかの3点の御質問にお答えをいたします。
 まず、抽出校以外の学校は任意でテストをしたかということについてですが、抽出校以外の町内すべての学校が任意でこのテストを実施いたしております。
 次に、成績県別順位上位が秋田、富山、石川、福井など固定化の傾向があるようだが、見習うべき点など教育委員会としてはどのように分析をしているかという御質問ですが、これまで秋田県や福井県の取り組みを伺う機会があり、それぞれに学ぶべき点がありました。共通する要因としては、小・中学校の連携、それから児童生徒の素直さとか、まじめさ、家庭の教育力のその高さなどが上げられております。それらの要因を生み出すさまざまな取り組みの中で特に学んでいきたい点は、家庭における学習習慣の定着のための取り組みです。
 秋田県では、子供の学力向上において家庭を実施した「杉田わか杉っ子学びの十か条」というのを掲げ、学校と家庭がともに子供の学びを支える風土づくりが定着しているようです。今、議員さんも視察にいらしたという秋田県大仙市では、小学校1年生から「一人勉強ノート」で家庭学習をしております。それを支える家庭環境があるということです。
 一方、大山町では、学校や学年によってばらつきはありますけれども、児童生徒のこの質問紙の結果から、家庭学習の時間というものが全国平均、県の平均と比較しても、以前にもお伝えしたと思いますが、とても短いという状況が見られます。これにつきましては、各学校とも保護者と協力を組みながら、いろんな取り組みを行っているところです。また、町としても、学校と連携しながら家庭学習の手引というものを作成をしております。その効果的な活用方法も考えて、ぜひ家庭における学習習慣のさらなる定着というものを図っていきたいというふうに考えております。
 最後に、全国学力テストを本町教育にどう生かしていく考えかという御質問ですが、大山町では、小学校の3年生から中学校の3年生までを対象に、国語と算数、数学だけでなくて、社会、理科、英語を含めた標準学力調査というものを町独自に実施をいたしております。その標準学力調査の結果とあわせまして、この全国学力・学習状況調査の結果や児童生徒の質問紙の集計結果というものをしっかりと分析をして、各学校ごとに、また学年や学級ごとに、さらには一人一人の児童の学習状況というものも把握して、2学期以降の学習指導の改善や充実に役立てるようにしております。
 また、教育委員会におきましても、各学校の結果や大山町全体の結果というものを分析をして、取り組みの成果や課題を検証し、今後の取り組みの改善につなげていきたいと考えております。以上でございます。
○議員(5番 野口 昌作君)公表できないということですね。これは困ったね。いや、まあまあまあ。そうですか。そういうことですか。
 議長。
○議長(野口 俊明君)野口昌作君。
○議員(5番 野口 昌作君)そうしますとですね、1番から6番については公表できないというようなことでございます。抽出校も公表できないと。それから、全国平均と比較して、いい成績のところはということについても公表できないということでございますが、その学校の機関紙とかにですね、公表するということを言っておられますけれども、それはいつごろになって、今はここでは公表できない。そういうところで、機関紙等で各学校、中学校で言えば3中学校、小学校で言えば4小学校について、きちんとした結果を公表される考え方なのか、伺いたいです。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの議員の御質問ですが、各学校は、きちんとそれを公表するかということで、昨年、それぞれの学校が出しております便り……。失礼いたします。便りとは別に、全国学力・学習状況調査の結果の分析についてのお知らせということで、別個にそれぞれの学校がこういったようなものを出しておられます。(資料を提示)これは昨年の分ですが、これが大体10月から11月に……(「22年だよ。去年はやってない」と呼ぶ者あり)これは22年の分。これは、それぞれの学校が保護者に対して出したもので、現在、この本校の生徒の状況はこういう状況であると、全国平均もこうであると、県の平均はこれであると。自分の学校の生徒はこういう状況にあるということをしっかりと保護者の方と共通認識をする。そして、特にいろんな学習の、学力のみではなくて、いろんな調査の中で浮かんできた課題というものを一緒に保護者の方と共有をして、改善に取り組んでいくというようなことで頑張っておられます。
 補足を教育長より行います。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)例えば実際に見てもらうのが、この大体11月号ぐらいに、ここを見ていただきますと、22年も抽出でやりました。ですけれども、大山町全部の結果は、こういった形で県と全国の比較がわかるようになっております。で、もう一つ、11月号と12月号、ことしもそのぐらいになると思いますけれども、ホームページと同時に、12月号では一番大事な質問紙の調査てっていうのがあります。テストばっかりでなくて、日ごろどういう生活をしとるのか、あるいは本が好きなのかとか、いっぱいこと項目がございますけれども、それについての分析が約2カ月にわたって町の広報紙では教育通信という形で、町民の皆さんも知っておると思います。
 それから、あとは今さっき委員長が申しましたように、それぞれ詳しく、いっぱいことやっておる中学校、これは大山中学校ですけれども、結果を載せ、さらにいっぱいこと、ここの質問紙調査の中で結果を出し、そして保護者の皆さんにぜひこれはお願いしたいこととか、この面で頑張っていくとか、そういったような形で保護者の皆さんには公開しているというのが実情でございます。
○議員(5番 野口 昌作君)議長、5番。
○議長(野口 俊明君)野口昌作君。
○議員(5番 野口 昌作君)そうしますとですね、大体そういう成績発表をされて、何といいますか、学校間での違い、まあ差があるとは思いますけれども、その辺の掌握は学校では全部どの学校もされていると。それで、それを町内、西部、県というようなことでですね。全部先生方、教育委員の方は掌握されているという状況ですか。ちょっとその辺伺いたいと思います。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)はい。ただいまの御質問ですが、はい。テストの後にこういう集計結果が速やかに、またしっかりとしたものが順次出てまいります。教育委員会の方にも上げていただきまして、教育委員全員が町内の学校の状況、学力テストの状況、また学習状況の調査の方も把握をいたしております。そして、それは各学校の校長先生初め先生方全員も、このたびの本校の生徒のテストの状況がどうであったのか、また町内すべての学校の中ではどうだったのか、県のレベルの中ではどうなのか、あるいは国のレベルの中ではどうなのかということは把握できております。
 ただ、あくまでこの学力テストは、本当に学力のほんの一部のところの調査でございますし、また学習状況調査というのも、そのほんの一部のところでございますので、これでもってすべてをはかるというわけではございません。これをもとに、どのようにして授業を改善をしていくのかということが、それをどう生かしていくかということがむしろ大切なことですので、そのことは、それぞれの学校の校長先生を初め先生方みんなが本当に共通して、一緒になって取り組みをしていただいているというふうに思っております。以上です。
○議員(5番 野口 昌作君)議長、5番。
○議長(野口 俊明君)野口昌作君。
○議員(5番 野口 昌作君)教育委員長がですね、今、これはごく一部のことであってということでございますけれども、一部のことであってもやっぱり結果は結果だということでございます。やっぱりこれも何かをあらわしてるという状況だと思いますので。
 それでですね、そういう中で、教育委員会としては大体大山町内の各学校の成績が、今るる述べられました、いろいろな教育方針なり、やり方によって十分に満足のいく成績であるというぐあいに判断しておられますか、それともまだまだこれじゃだめだというぐあいに判断しておられますか、その辺ちょっと聞かせていただきたい。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)はい。今の野口議員さんの御質問でございますが、テストの、学力のテストの結果を言いますと、全国より県よりずっといい成績の出ている科目、また学校もございますし、まだまだだなというところもございます。いろいろでございます。で、それぞれによって一生懸命取り組みをなさっております。で、その成果が年を追ってあらわれてきている、確実にあらわれてきているところもありますし、思ったほど出てこない、なぜたろうかというようなところもございます。一言でお答えすれば、まだまだ、まだまだだというふうに思っております。はい、以上です。
○議長(野口 俊明君)議長、5番。
○議長(野口 俊明君)野口昌作君。
○議員(5番 野口 昌作君)今のお話の中でですね、ばらつきがあったりするというような、まだまだという点もあるということでございましたけども、うわさではございますけれども、中学校でですね、荒れているというようなうわさを聞いたりします。これ本当かどうかはわかりません。成績の発表が出されれば、発表がなされた場合ですね、本当かどうかということも恐らく成績によってわかってくるでないかというぐあいに思ったりしておるところでございますけれども。教育委員会としては、そういううわさを私、耳にしたわけでございますけれども、(……発言取消を許可した部分40字削除……)そういうことで、学校、あの教育委員会としては、そういう面を掌握したり指導したりということをやってるかということを伺いたい。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの野口議員さんの御質問ですが、(……発言取消を許可した部分45字削除……)いろんな課題はありますけれども、私、実は今荒れているということを聞いたのは初めてでありまして、毎年訪問しておりますが、ことしはまだちょっと行けておりません。もう間もなく行く予定にしておりますけれども、今のところ私の耳には入ってきておりません。教育長の方より補足をいたします。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)どういうことをとらえて荒れているてって言われるのか、ちょっとわかりませんけれども、確かに人間関係の問題で、いじめとかそういうことも含めた形での生徒指導上の問題があるということは報告が上がってきておりますけれども、荒れているということはまずないと思っております。少なくとも先生方も一生懸命やっておられますし、その非常にいい学校にしようという思いてっていうのはあると思っております。やっぱりあの成績ばかりではなくてですね、やっぱり学校てっていうのが子供たちにとって非常に居心地がよくて、いいクラスだと。クラスづくりてっていいますか、そういったことがやっぱり勉強だとか生活習慣だとか、そういったことに大きく影響してくるだろうと私は思っております。
 そして、今、大山町でも一緒のことですけれども、家で勉強しないと。やっぱり家で勉強する、大仙市との違いは何かてって言われると、やっぱり家で勉強する時間がかなり違うなという気がいたします。それはテレビを見たり、ゲームして遊んじょって成績は上がりません。やっぱりその辺と家庭でそういう習慣化ができるてっていうのは、とても大事な要素ではないかなという気がします。そして、さらに先生と生徒との人間関係がどうなのかということも含めて、大事な要素になってくるだろうと思います。いずれにしましても、一朝一夕、一夜漬けでは成績とか、そういった運動も含めて上がりません。地道な日常の毎日の授業というのが一番もとになってくるだろうと思っております。
○議員(5番 野口 昌作君)議長、5番。
○議長(野口 俊明君)野口昌作君。
○議員(5番 野口 昌作君)今そういうことがないように努力してるということでございまして、ぜひそういうことがないように、うわさでも立たないようにお願いしたいなというぐあいに思ったりしますが。
 それからですね、生活習慣調査というものが同時に行われているようでございますが、これは抽出校と、それから希望校、両方で行われたと思いますけれども、平日にテレビを見る時間、今まあ学校での、あ、家庭での学習時間という問題がございますけれども、この平日の家庭での学習時間というものが、大体全国では、小学校で、の6年で1時間以上が60%と、それから中学校では66.7%というぐあいにまあなっているようでございますけれども、(……発言取消を許可した部分5字削除……)これらの数字はどうなっておりますか、伺いたいですが、これも発表できませんか。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの御質問につきましては、教育長よりお答えいたします。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)はい。個別の学校につきましてですけれども、これはいつも校長先生を初め教頭先生あるいは研究主任の先生方とも話をするわけですけれども、とにかく平日のテレビやビデオ、DVDを見たりする時間が3時間以上と回答した生徒がですね、国や県よりかも大分高い。さらに、中学校3年生でも2時間以上と、テレビやビデオやDVDを見たりする時間が多いてっていうのは、やっぱりここの辺を変えてかからんと、だけど、これを変えるというのは非常に息の長い仕事だろうと思います。保護者の皆さんも、しかも小さなときから、あるいは保育所のときからずっとやっていかないといけないと思っております。
 いいところは、大山町の子供たちはたくさん、いっぱいあります。やっぱりその、楽な方にばっかり流れるんではなくて、そういったことも学校あるいは地域挙げて頑張っていく。大山町で非常に地域挙げて頑張ったことで、少なく、よそと比べてずっといいことは、本を読む時間がたくさんあるてっていうのは、よそに比べて断トツに頑張っております。それからもう一つは、携帯電話を持つ、所有しておる子供の割合が少ないてっていうのも大山町だろうと思います。これから先どげなってくるかわかりませんけれども、過去五、六年前からずっと頑張ってきました。携帯電話の持つ便利さと、それから影の部分というのをどこの学校でも保護者の皆さんに研修していただきました。そんなことも影響してるのかなと思っておりますけれども。息長く、やっぱり楽な方へ流れていきます。続けていく必要があるんだろうと思っております。以上です。
○議員(5番 野口 昌作君)議長、5番。
○議長(野口 俊明君)野口昌作君。
○議員(5番 野口 昌作君)学習時間が1時間以上というのんがどの、何%だかということはわかりませんか、今質問しましたが。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)今ここに、昨年はありませんでしたので、一昨年のデータを持ってきておりません、申しわけありません。ことしはまだデータが出てきておりませんので、また出てまいりましたらお知らせしたいと思っています。以上です。
○議員(5番 野口 昌作君)最初の質問を終わります。
○議長(野口 俊明君)許可を受けてからの発言にしてください。
○議員(5番 野口 昌作君)議長。
○議長(野口 俊明君)野口昌作君。
○議員(5番 野口 昌作君)次に、大山町を守るため、有害獣のイノシシの捕獲奨励金の増額をということで質問をさせていただきます。
 野生鳥獣によります農作物の被害は、農業経営を圧迫しております。特にイノシシの被害区域は年々広がり、新しく電気さくなどの設置を余儀なくされてるところでございます。これらの設置や管理の負担も年々増加し、農業所得を低下させております。イノシシの好む作物は、サツマイモ、ジネンジョなどの里芋を除く芋類、そしてトウモロコシ、スイカ、メロン、カボチャも食べます。ナシは、畑のミミズを求めて掘りたくりますし、ひいては枝を折って実を落とすというようなこともございます。稲にはですね、田んぼの中に入ってごろごろと寝ころんだりしまして、稲を倒してにおいをつけるというようなことがあります。このごろですね、酪農地帯ではトウモロコシの収穫が始まっております。電気さくの収穫、あ、電気さくを収穫作業の邪魔にならないように、仕事の、にかかる前に取り外しますが、作業が済んだら、またもとのように設置しておかなければ、一晩でも電気さくをしなかった場合には、もうめちゃくちゃにトウモロコシ畑が荒らされてしまうというような状況があるようでございます。
 いずれも1年間の仕事の結晶、愛情を持って育て上げて、そろそろ食べるかと思っているやさきに、一晩でやられてしまいます。奥の方から被害があっていますが、電気さくなどをしますから、味を知ったイノシシはですね、だんだん里におりてまいります。執行部の皆さん方の大半の方は被害を知られないというぐあいに、自分の家の被害というようなことは知られないと思いますけどですね、まして町長は鉄道の下の方ですから、恐らく鉄道を越えてくるということはまだまだ先でないかなというぐあいに思ったりします。まあ別の世界の話だなというぐあいに思っておられるでないかというぐあいに思ったりしますが。
 とにかく被害を食いとめる最も確実な方法は、個体を駆除することだと考えます。個体を駆除するのにですね、この決算書で見る捕獲数が22年度が103頭とってございますが、これをピークに、23年度は41頭、あ、それで、23年度は41頭、ことしはですね、今聞いておりますところでは27頭とか聞いております。捕獲頭数の減少の原因は、捕獲経費に対して奨励金が低額のため、力が入らないからだというぐあいに私は分析しております。わなもですね、元手がかかりますし、仕掛けたら毎日のように見回りに行かなければなりませんし、それから肉が売れない、おいしくなくてですね、売れないというときには、穴を掘って埋めなければなりませんし、現在の奨励金のですね、1万5,000円では到底割に合わないなというぐあいに思ったりしますし、皆さん方もそういうぐあいに言っておられます。
 23年度決算でも、20万円の予算がこの不用額として残っております。一般会計の決算でですね、5億円からのお金が残っておりますけれども、大山町を代表する農作物、水稲、酪農、ナシ、芋類、野菜を守るため、また家庭菜園の楽しみを守るためにですね、イノシシの捕獲をしなければいけないでないかというぐあいに思ったりいたします。農業を守り、そういうことを行っていくことが大山町を守っていくことにもつながっていくと、大きく大山町を守ることになるんだというぐあいに私はとらえるわけでございまして、この早い時点で奨励金の増額に踏み切っていただかないかということを町長にお尋ねいたします。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)野口議員の2つ目の質問であります、大山町を守るため、イノシシの捕獲奨励金増額をということについてであります。
 この有害鳥獣駆除期間でのイノシシの捕獲につきましては、箱わなと、くくりわなでの捕獲が主となりまして、わな代やえさ代など経費も相当かかり、わなの見守り、見回りも2回、3回必要であるということでありまして、作業に従事される方の負担というものは大きいものというぐあいに思うところであります。このために、大山町では、イノシシの捕獲奨励金を22年度から、それまでの1万円から1万5,000円に引き上げをいたしているところであります。また、猟友会へイノシシ、カラスあるいはヌートリアなどの有害鳥獣駆除を120万円で委託をして、捕獲業務に従事していただいているところであります。
 議員からは、捕獲奨励金が低額ではないかということでございますけれども、県内ではほとんどの市町村が補助金、この基本額の1万円でございまして、町単独でかさ上げを行っているのは本町と、そして日野町と、あ、日野郡の1町だけというところでございます。このため、本町の奨励金は、当分の間は現行の1万5,000円で据え置きにいたしたいというふうに考えてるところでございますけれども、個体数全体を減らすためには、狩猟期での捕獲頭数をふやすということも必要であるというぐあいに考えております。現在、この狩猟期の捕獲奨励金の制度を検討いたしているところでございます。できますれば今シーズンから実施をいたしたいと考えていますし、また議会の皆さんにもこの旨の御相談をさせていただくことになるというぐあいに思っております。
 いずれにいたしましても、鳥獣被害を減少させるには、えさとなる生ごみの投棄をなくしたり、農地周辺の草刈りなどで茂みをなくし、緩衝帯を設けることなども有効な手段でございますので、地域での取り組みや関係者の皆さんの御協力、これも得ながら被害の防止に努めてまいりたいと考えておるところであります。
 以上で答弁にかえさせていただきます。
○議長(野口 俊明君)議長、5番。
○議長(野口 俊明君)野口昌作君。
○議員(5番 野口 昌作君)今、金額についてですね、1万5,000円という金額が、まあ日野郡と、日野の方と、ここ大山町だということでございます。イノシシは、10年ほど前くらいにはたしか大体おらなんだというぐあいに思ったりしております。私たちも、イノシシの被害なんてなことは、旅行に出たときにバスの窓から、板が山側の方にこの置い……。あの、トタンが山側の方に並べてあると、あすこへイノシシが出るんだなというぐあいに思った程度でございましてですね、西の方からどんどんやってきたでないかということが言われております。なぜやってきたかというとですね、いろいろと新しい道ができまして、川にも橋がつくしということからですね、イノシシも橋を渡って来ているではないかというぐあいに言われたりしておりますけれども、そういうことでですね、鳥取県ではそういう状態ですが、島根の方ではやっぱり2万円から、またほかの県でしょうか、3万円出しているというようなとこもあったりするようでございましてですね、本当に被害ということを考えればですね、これぐらいの金額は出されてもいいでないかなというぐあいに思ったりするわけでございまして、そういうような考えに少しでもなっていただけないかということをちょっとお伺いいたします。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。野口議員の質問でございますけども、そのような考えになっていないということでございます。
○議員(5番 野口 昌作君)議長、5番。
○議長(野口 俊明君)野口昌作君。
○議員(5番 野口 昌作君)さっきの回答の中でですね、最後の方にですね、農地周辺の草刈り等で茂みをなくして緩衝帯を設けること等も有効な手段であることから、地域での取り組みや関係者の皆さんの御協力を得ながら被害防止に努めてまいりたいというぐあいに書いてございますけれども、これはですね、被害というものを結局町の被害というぐあいにとらえて、こういう書き方になってる。被害防止をしたいのは、これは個人的にやらなければいけない仕事でございますがですね、町の方がやっぱり被害防止にそういうようなこともしてもらってやらなければいけないという考え方だということになります。まあそういうことからしても、やっぱり今1万5,000円を考えていないというようなことがございました。あ、1万5,000円以上を考えていないというようなことがございましたが、やっぱり考えていただかなければいけないではないかなというぐあいに思ったりするわけでございますけれども、ここの最後の文章のところ、あ、答弁の中で、関係者の皆さんの御協力を得ながら被害防止に努めるということですから、何ていいますか、主体的に町の方が被害防止をやっていくという考え方、まあここのところは草を刈ってくれとか、ここにはさくをしてくれとかというようなことを町指導ででも、町の指導で、そういうことをやっていきたいという考え方の答弁なのか伺いたい。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)補足として担当課の方から述べさせていただきますが、まず1万5,000円ということについては、本当に近隣の、先ほど野口議員の方から西から攻めてきたんではないかという御発言がございましたけれども、この西部町村の関係、まあ琴浦、中部もそうですけれども、近隣の補助の額については、やはり同じエリアの中でありますので、大きな補助制度の金額の差ということについては、やっぱりこう行政を進める中でまず念頭に置かなければならないことだと思っておるところでありまして、この1万5,000円についても、近隣の中では大山町と日野郡の1町ということでありますので、この辺の御理解は賜りたいなというぐあいに思います。
 それから、地域の取り組みということについてですけれども、これは町の指導ということではなくて、やはり地域の皆さんがそれぞれイノシシが出てくる状況あるいはエリア、よく御存じといいますか、場所の状況も周知だと思います。山を管理をして、そして水田があってというようなまあ以前の形態から、山の管理がなかなか徹底できない、そして水田に至るまでの間に非常にこう管理ができてない、雑草、雑種的な状況がどんどんふえていくからこそ、そこに緩衝帯というものがなくなってしまって、どんどん里の方に、あるいはえさを求めて出てくるというような状況が各所であるということでありまして、そういったことにかかわれる、対象になられる地域の方々での取り組みをお願いしたいなと思うところでございます。
 少し担当課の方から述べさせていただきます。
○農林水産課長兼農業委員会事務局長(山下 一郎君)議長、農林水産課長。
○議長(野口 俊明君)山下農林水産課長。
○農林水産課長兼農業委員会事務局長(山下 一郎君)地域での活動について、町の方が積極的に実施をするのかという内容かと思いますけども、具体的には町としての事業という考え方は持っておりません。やはり地域の中で、今、中山間事業でありますとか農地・水、そういった共同活動にかかわる交付金等も活用をしていただきながら、地域の中でそういったものを、あの、中で取り組んでいただく。それで、その中で、どうしても何か助成はというようなことでもやらないと、それが実施できないということになれば、また皆さんと御相談をしていきたいなというふうに考えております。以上です。
○議員(5番 野口 昌作君)これで終わります。

諸遊壌司議員の一般質問

○議長(野口 俊明君)次、11番、諸遊壌司君。
○議員(11番 諸遊 壌司君)はい、議長。
 諸遊壌司でございます。我々議員の任期もあと6カ月余り。私ごとでございますけども、議員になりまして18年、多分きょうが最後の一般質問になろうかと思っております。これまで以上に心を込めて、愛を込めて、そしていつも言いますように、大山町民の目線で、きょうは町長並びに監査、代表監査、教育委員長に問いただしていきたいと思います。よろしくお願いします。
 まず1点、大山恵みの里公社への補助金のあり方についてと題して、ええ、考えを述べたいと思います。
 前専務理事が辞職され、半年が経過しようとしておりますが、今現在も町民の間では、専務理事のなされた事業展開に疑問を持っておられる方もたくさんございます。聞くところによりますと、住民の方から公社事業に関して住民監査請求を出されるとのことでございます。また、そのことが、ええと地元の新聞9月11日付ですね、にも載っておりました。そのくらい疑問を抱いておられるあかしでもあるわけでございます。
 そこで、監査委員と町長に次のことをただします。
 まず1点、監査委員は、この請求をどのように取り扱われるのか。
 2点目、住民がこのような行動を起こされるほど疑問を持たれた前専務理事の行動に対し、町から公社への多額の補助金を支出された、支出される町長として、これをどう受けとめていらっしゃるのか。まず答えていただきたいと思います。
○議長(野口 俊明君)代表監査委員、松本正博君。
○代表監査委員(松本 正博君)はい、議長。
 ただいまの諸遊議員さんの御質問にお答えをさせていただきたいと思います。
 既に一部の新聞で報道されておりますが、去る9月10日に町民の方から、大山町から大山恵みの里公社への補助金についての住民監査請求書が監査委員に対して提出されました。監査委員は、この請求をどのように取り扱われるのかという御質問でありますが、この請求は地方自治法第242条第1号の定めによります請求でありますので、監査要件を備えておれば、請求のあった日から60日以内に監査委員が監査の結果を決定することになります。ですが、提出がありました請求書は一部に要件を満たさない部分がありましたので、現在は請求書の補正をお願いしているところであります。
 実質的な審査にはまだ至っておりません。請求書の補正が終わり次第、正式に請求を受理いたしまして、地方自治法等関係法令に規定の事務処理手順に従いまして、粛々と監査してまいりたいと考えております。以上であります。
○議長(野口 俊明君)町長、森田増範君。
○町長(森田 増範君)はい、議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。諸遊議員より1つ目の質問であります大山恵みの里公社への補助金のあり方について、お答えをさせていただきたいと存じます。
 まず、2点目の件についてが私のお答えでございます。このたびの監査請求の趣旨は、大山恵みの里公社の前専務理事の事業展開が公社事業として必要であったのか、費用対効果の判断、見通しが適正であったのかということであると受けとめておりますが、一部の町民の皆様に不信感を持たれ、住民監査請求に及ばれるということになったことについては、私として大変残念でございます。公社事業、そして運営は適正に行われていると認識いたしているところでございますが、真摯に受けとめ、誠心誠意対応してまいりたいと存じます。
 国外に目を向けた販路開拓の取り組みが町内の生産者の方々、加工事業者の皆さんにとって即効性のある展開になっていない現状がございますので、そのことが疑問を持たれている要因ではないのかなと思っております。また、前専務理事の出張報告を総括してみますと、町内には高品質な素材は豊富にあるものの、商品としての磨き上げがまだまだ不十分な状況にあるということ、そして生産コストが割高であるということ、また継続をして出荷をしていく数量の確保が現状は困難であるといったことなどが課題として見えてきているところでございます。
 ただし、私は、今回の事業展開は決してむだにはならないものと思っております。その理由は、平成23年度決算におきまして販売拡大によります流通部門の売り上げが増加をして、前年同様に町からの財政支援はございますけれども、2年連続の赤字の決算、これを黒字に転化できたこと、あるいは現金、キャッシュフロー、これを高めることができたということでございます。さらに、海外への販路開拓の取り組みは、将来に向けて大山町産品を大山ブランドとして国内外に広めるための先駆的活動あるいは先行投資ととらえているところであります。御理解を賜りますようにお願い申し上げたいと存じます。
○議員(11番 諸遊 壌司君)議長。
○議長(野口 俊明君)諸遊壌司君。
○議員(11番 諸遊 壌司君)町長の、まず、監査さんは、出たら、きちんと粛々と監査を、あ、監査いうか、住民請求を受けるということでして、ありがとうございます。
 町長に問います。町長は、つまりこの海外の事業展開は将来に向けて特産品のブランドを広めるためだから、先行投資だからいいんだと、というお答えでございました。さあ、どうでしょうかね。町民はそれで納得するのでしょうかね。
 じゃあ、もう一度聞きます。台湾、シンガポール6回、延べ69日、費用250万、これはやっぱり先行投資で必要だったと今でもお考えですか。今の現状、町民から、おかしいじゃないかと監査請求が出ている今なんですよ。それでも妥当と思われますか、町長。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)住民の皆さんからの監査請求ということについては、まだこちらの方で受理をされてない状況でございますので、その、出されるか出されないかわかりません。出されたということになりますれば、公社の方としても粛々と誠意を持って対応していくということでありますし、その運営事業等についても適正に展開をしてると、処理をしているというぐあいに考えております。この件については、以前にもたびたび諸遊議員の方からもお話があったところであります。このたびの住民の方々からの監査請求、諸遊議員も聞くところによりますというぐあいにおっしゃっておりますけれども、私自身も、この住民の方々の監査請求、聞きますと、確かでないかもしれませんけれども、諸遊議員もあわせてこういったことにかかわっていただいておられるというふうに聞いたりしておるところであります。それはそれとして、それだけのやっぱり疑問等々があるということだろうと思っております。精いっぱいの対応はさせていただきたいと思います。
 それから、この、以前の中でも説明をさせていただきましたように、この海外への進出等については、21年度に、失礼、22年度にジェトロの方から、国際貿易機構の方からのお話をいただき、御縁があって県内の事業者の方々と複数で出店をした経過があります。その出店を踏まえて、地元の方からさらに台湾のそごうであります。非常に日本で言いますれば東京の一流に近いデパート、店舗でありますけども、そういったところが声をかけられて、この展開がスタートしたというぐあいに認識しております。やはりこれも人とのつながり、あるいはその取り組みを見られた中での評価であったと思っております。一つの品物ということではなくって、大山恵みの里という一つの展開の中で、いろいろな商品ということでありました。そういったかかわりの中から、さらにシンガポールへというようなお話があって、さらなる展開に至ったというぐあいに承知をいたしております。
 いろいろないきさつ等々あると思いますけども、通常私どものような小さな公社、事業がそういった海外へ展開できるということについては、なかなか不可能な状況であると思っております。鳥取県にしても、台湾への商品販売の展開、中部の市町村も、そういった商談会等々にも一生懸命出られるわけでありますけども、1品1品の取り扱いはあったりしておりますけども、デパートで一つの大きなポジションをもらって、大山恵みの里公社という形の中で展開をしていくということについては、非常に意義のあったことだと思っております。もちろんそこに私も22年に行っておりますので、人とのつながりがあります。その方が鳥取県の方に来られての商談会に出席されたという経過もあったりしております。すぐに効果が出るということにはなかなか至らないと思っておりますけれども、この取り組みの成果といいますか、財産は、今後の展開、県もそうですし、周辺の市町村もそうです。その中に、また大山町としてもいろいろな展開を進めていく道筋が出てくる中で、取り組んだこのものがまた大きく生きてくるものと考えているところであります。以上です。
○議員(11番 諸遊 壌司君)議長。
○議長(野口 俊明君)諸遊壌司君。
○議員(11番 諸遊 壌司君)私が調べましたところによりますと、その台湾、シンガポールに大山町の特産品を売りに行くときに、販売推進員といいますでしょうか、平たく言えば売り子さん、これをまあ地元なのか鳥取県内なのか、連れていかれたと聞いております。この費用はどこが持ったのか。何人、何日行かれたのか。町長がわからなかったら、担当の専務理事、お答えください。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)担当より答えさせていただきます。
○議長(野口 俊明君)諸遊議員に一言注意いたします。
 諸遊議員は、この一般質問に当たりまして、恵みの里公社の職員等に対してのいわゆる参考人としての招致をしておられませんので、今の発言、専務にということにつきましては、これは受けかねます。(「担当は商工課参事ですけど……」と呼ぶ者あり)
○議員(11番 諸遊 壌司君)やり直しましょうか。担当、商工課参事ということで。
○議員(11番 諸遊 壌司君)はい、議長。
○議長(野口 俊明君)諸遊壌司君。
○議員(11番 諸遊 壌司君)そうしますと、詳細にわたって町長が答えがなかなかわからんかったら、観光商工課の参事、回答をお願いします。
○観光商工課参事(齋藤  淳君)議長、観光商工課参事。
○議長(野口 俊明君)齋藤観光商工課参事。
○観光商工課参事(齋藤  淳君)諸遊議員の御質問にお答えをしたいと思います。
 昨年の台湾そごうへの催事、まあ2回行われております。1回目が10月の7日から10月の19日、そして2回目が10月の28日から11月の14日という、まあ比較的長期間の催事であります。そこに大山にかかわる産品を送りまして、それを販売しております。で、そこにそのアルバイトを送り込んでおります。それは日本からであります。2名でありますけれども、その費用は合計しますと18万2,500円ということで、ほとんどがそのアルバイトの賃金であります。一部現場での交通費等が含まれます。以上であります。(発言する者あり)
 済みません。はい、議長。
○議長(野口 俊明君)齋藤観光商工課参事。
○観光商工課参事(齋藤  淳君)宿泊費については、全額そごうが負担をしております。以上です。
○議員(11番 諸遊 壌司君)はい、議長。
○議長(野口 俊明君)諸遊壌司君。
○議員(11番 諸遊 壌司君)よくわかりました。旅費は町が出して、宿泊費はあちらが出されたということでございます。つまりね、そこを私は追及するんじゃないんですよ。そほど、それだけ大山町としては海外展開をしようとした。ところが、ねえ、この間の全員協議会の説明会で齋藤参事といいますか、専務が話されましたように、今、4、5、6、7、8、5カ月ですか、全然売れてない。ここなんですよ。やっぱり先行投資と町長はおっしゃった。先行投資、必要かもしれません。ですけども、ゼロ。そこまで250万、69日、売り子さんも日本から来た。けども、前専務がやめられたら、その後は1円も売れてない。これで町民の皆さんが納得するのかどうなのか思うんですけども、町長はどうですか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)ちょっと聞きづらいところがありましたもので、ちょっと確認させてもらったところですけども、町の公社の、まず町の方から持ち出したということではなくって、公社の公益事業の中から支出をさせていただいておるということでございます。それから、公社のいわゆる農家の皆さんの商品が一つも売れてなかったということでしょうか。先ほどちょっと聞きづらかったもんでして。
○議長(野口 俊明君)諸遊壌司君。
○議員(11番 諸遊 壌司君)つまり3月までは何やかやイベントがあったもんで売れました。ここには詳細は載っておりませんけども……(「360万」と呼ぶ者あり)360万ですか、ありがとう。ところが、専務がやめられてから、3月以降ですか、4月以降、いまだかつて6カ月、5カ月たちますか、1円も、一つも、そば1杯も売れてない。これはむだな投資でないかなということで監査請求が出てるんですよ。これをどう思われますかということなんです。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)24年の4月以降のことですね、今おっしゃってましたのはですね。23年度の海外進出展開ということについては、それぞれの先ほど申し上げましたように、デパートからのかかわりの中で期間を持って催し、いわゆる催事での販売展開ということであります。そこに大山恵みの里公社という枠、看板を立てながら、商品を販売をしたという状況でありました。その後のお店での、アンテナショップといいますか、販売展開、イベントが終わってからは、継続して出荷をしているという状況はございません、23年度でありますけれども。その状況が24年度についても続いているということであります。これまでの展開のとらえ方としては、デパート等での催事で大山恵みの里というブランド、そこに台湾の方々に認知をしていただいていくということでありました。そういった流れでございますので、一定のところにずっと出荷をしていくという道筋での販売展開はしてございませんので、今は現状のとおりであります。
○議員(11番 諸遊 壌司君)議長。
○議長(野口 俊明君)諸遊壌司君。
○議員(11番 諸遊 壌司君)町長、そこなんですよ。イベントはすべて買い取りでした。だから、360万っておっしゃったかな、売れた。だけど、そのイベントが済んだら、そこの陳列に大山町の特産品が並ばなかったということでしょう。6回も、69日も行かれて何をしておられたんですか。町民は、そこを不思議だと思ってるんですよ。やっぱり町長、おかしいと思われんですか、あなたも。一般の、普通の人だったら、イベントで売れたけども、イベントが終わったら1円も売れてない、陳列もしてもらってない。これで将来展望のための投資と言われたって町民は納得できませんよ。せめて僕は納得できません。議員のみんな、納得できますか。もう一度答えてください。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)販売の戦略といいますか、販売方法等は、いろいろなパターンがあると思っております。それは当初からも申し上げておったと思いますけれども、公社の販売展開の中で、23年度、国内外同じように道筋のあるところには展開していこうということで、その方向性を持ってスタートしております。国内の中であったとするならば、例えばですけれども、これも例えば東京でイベントが、催事があって、そこに出店をしていく。その催事があった出店が必ずしも国内であっても続いていくということにはならないパターンだってたくさんあります。催事出店、いろいろな目的を持って展開をしていくわけであります。大山町の恵みの里のものを鳥取、東京でアピールしていこうということで催事に出店をするパターンはあります。大山町に限らず、鳥取県がチームを組んで出店する場合もあります。近隣町村で組んで出すパターンもあります。だからといって、それで継続をしていくのかということについては、国内であっても国外であっても、いろいろなパターンがあるというぐあいに思っております。
 ただ、そこで、目的としては、やはり台湾であれ東京であれ、大山の恵みの里、大山を売り込んでいこうということでいろいろな展開をしているわけであります。大山町に限らず、他町村、鳥取県だって精力的にそういった取り組みを、催事を持ってやってるという現状がありますので、諸遊議員としての視点、とらえ方はあろうと思っておりますけども、先ほど述べさせていただいた考え方、とらえ方もあるということで御理解願いたいと思います。
○議員(11番 諸遊 壌司君)議長。
○議長(野口 俊明君)諸遊壌司君。
○議員(11番 諸遊 壌司君)やっぱりね、町長、庶民と感覚がずれてるわ、本当に。じゃあ、わかりますよ、国内のイベントに商品を出して、イベント、祭り用に使ったほどで、その後の継続はないということもよくわかります。だけども、相手は台湾、シンガポールですよ。69日も行っておられましたよ。その前専務は、その69日間何をしておられたんですか。ぜひとも監査さん、69日、前専務が何をしておられたかね、業務を見てほしいんです、監査してほしいんですよ。そうしなくちゃ、たかが250万といえどですけども、その後、取引がゼロ。これも公社のお金といっても全部が大山町の税金から払った6,000万ですね。公益が3,000万、収益部分が3,000万、約合計すれば6,000万。この大金の中から出されたお金で69日行かれた。イベントに売れたけども、その後はゼロ。行かれたのは69日。これね、僕は納得できませんね。町長は答弁が上手になられて、本当に親切、優しく答弁されますけども、何ぼ優しくされても、この使い道が私は不明だと思います。ぜひとも監査さんにしっかり監査してもらいたいと思っております。
 議長、申しわけない、あと5分ほどで終わりますので、継続させてくださいませ。
 そこでね、町長、これ、ええと、議員の我々もよく言う人がありますけども、やっぱり町長は、首長は4年間の任期ですけども、大山株式会社、株式会社大山町の代表取締役だと思っておるんですよ。そういう感覚でないといけないと思っております。何しろ一般会計、特別会計合わせて160億から170億のお金をあなたの采配で、もちろん議会の承認が要りますけども、あなたの采配でいろいろ使うことができる。このお金を町民の福祉、健康、農業、産業、工業、観光、これにいろいろ振り分けて、そしてその、ええと、吉原さんが言われたかな、費用対効果、こうほど投資したらこうほど町民が喜んだ、こうほど投資したからこうほど農民がもうかった、これをされるのが町長、あなたの代表取締役としての腕の見せどころじゃないですか。幾らその250万使った、今の公社ですよ。たかが250万とおっしゃる。将来展望のための250万だったとおっしゃっても、私は町民が納得しないと思っております。答弁、町長に聞いてもいけんですので、だめ、同じような答弁でしょうで、ですので、どうですか、それを踏まえて監査、いろいろ今、町長と私とやりとりしました。監査のお仕事は、お金の出し入れの精査といいますでしょうか、調査、そして事業の精査もあると思います。いろいろ一般会計とか特別会計には監査としての意見、監査意見を出されますけども、今、私と町長とのやりとりを聞かれて、監査の意見はどうですか。これを聞いて、私は終わりたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)監査委員さんから後から述べていただきたいと思いますけども、その前に、たくさんのことを振られましたので、そのことの説明をさせて、答えさせていただきたいと思います。
 話、私、非常にうまくなったというぐあいにおっしゃいますけども、それを上回るのが諸遊議員だと思っておりまして、非常にこう話をされることに対しての答え方に苦慮しておるところであります。
 取引ゼロということについてのお話は先ほどお願い、話をさせていただきました。69日という海外の出張のことをたびたびおっしゃいますので、そのことに若干だけ触れさせていただきたいと思いますけども、決算、公社の決算につきまして、専務が海外の方に69日ということであります。しかし、残された300日近く、彼は本当に一生懸命、公社の事業運営、先ほど申し上げましたように、キャッシュフロー、資金がありません。2年連続の赤字がございました。何とか黒字化にしていかなければならない。いろいろな思いの中で残された300日フル稼働しておりました。結果として流通関係の方での2,000万ほどの増、それが結果的に運転資金につながって借り入れ等々しなくてもいい状況があり、あわせて単年度では、これも財政の御支援をいただきながらですけれども、500万ほどの黒字化ができたということであります。
 片一方では、そのように皆さんの方からの御指摘を仰ぐ場面があって非常に残念な思いはありますけども、これもやはり大山恵みの里公社を国内外に売っていこうという思いの展開でありますし、国内においてもそのような努力をして決算としての成果も上げているという現状も、理事長としてお伝えをさせていただきたいなと思って発言をさせていただきました。よろしくお願いします。
 監査委員さん、よろしくお願いします。
○代表監査委員(松本 正博君)議長、監査委員。
○議長(野口 俊明君)松本代表監査委員。
○代表監査委員(松本 正博君)ただいまの諸遊議員さんの御質問にお答えをさせていただきたいと思いますが、まあその質問されている内容に沿った答えになるかどうかはちょっとわかりませんけれども、まず、恵みの里公社の監査につきましては、私と、それからこの町の会計課の岡田課長さんが一応監事ということでさせていただいておりまして、この初日の、議会初日の恵みの里公社の決算報告の中にもその監査の意見書ということで載っとるわけでありますが、5月の30日だったと思いますけれども、平成23年度の公社の監査をさせていただきまして……。
○議長(野口 俊明君)監査委員さんに御注意いたします。本日この一般質問に当たりましては、恵みの里公社の役職員に対する出席は受けておりませんので、今の立場は大山町代表監査委員さんという立場でありますので、その立場での発言をお願いいたします。
○代表監査委員(松本 正博君)はい。そういたしますと、先ほどの諸遊議員さんと町長さんとのやりとりの中でどう思われたかということでありますが、聞いておりまして、どちらの意見を聞いとってももっともであるなと思っておりますので、今後は住民監査請求も出ましたときには、まあ先ほどの意見、お話がありましたようなことにつきまして、十分に精査させていただきながら監査をさせていただきたいと思います。以上であります。
○議員(11番 諸遊 壌司君)議長、前半戦はこれで終わりたいと思います。
○議長(野口 俊明君)ここで暫時休憩いたします。再開は午後1時といたします。休憩します。
              午後0時06分休憩
    ───────────────────────────────
              午後1時00分再開
○議長(野口 俊明君)午前中に引き続き一般質問を再開いたします。
 引き続き、11番、諸遊壌司君。
○議員(11番 諸遊 壌司君)はい、議長。
 2番目の質問に参りたいと思います。
 小・中学生に対し、日本の国土、つまり、領土についての指導、教育はと題して、教育委員会の考えをただしたいと思います。
 皆さんよく御存じのように、最近、北方領土、尖閣諸島、竹島について、日本国民にとりましてまことに不条理な現実に直面しております。この要因は、現在の政府、そして、これまでの自民党の政府も毅然とした対応をしていなかったのが最大の原因、要因と考えて私はおります。教育委員会として、児童生徒に対し領土についてどのような指導、教育をしておられるのか、ただしたいと思います。
○議長(野口 俊明君)教育委員長、伊澤百子君。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの諸遊議員の2番目の質問で、小・中学生に対し、日本の国土、領土についての指導はどんなふうにしているのかという御質問にお答えをいたします。
 公立小・中学校の学習といいますのは、御存じだと思いますけれども、文部科学省が定める学習指導要領というものがございまして、それに基づき指導がなされております。大山町内の学校におきましても学習指導要領に沿った、それに示された内容に沿って教科の指導を行っており、大山町教育委員会として、領土問題については現在のところ何か特別な指導というのは行っておりません。
 その学習の中身ですが、学習指導要領の中で領土について示されているのは、小学校においては5年生の社会で、世界の主な大陸と海洋、主な国の名称と位置、我が国の位置と領土という内容のところです。学習指導要領の解説書には、ええ、領土については北方領土の問題についても取り上げ、我が国固有の領土である歯舞群島、色丹島、国後島、択捉島が現在ロシア連邦によって不法に占拠されていることや、我が国はその返還を求めていることなどについて触れるようにするというふうに記されておりまして、教科書にも北方領土の問題というのは取り上げられております。
 で、中学校におきましては、社会科の地理的分野というところで日本の地域構成という内容がございます。解説書の方には、国境が持つ意味について考えさせたり、我が国が正当に主張している立場に基づいて、当面する領土問題や経済水域の問題などに着目させたりすることも大切であるというふうに記されておりまして、北方領土とあわせて今度は竹島についても触れられております。それから、公民的分野の方におきましては私たちと国際社会の諸課題という内容がございまして、その解説書の方には、領土については我が国においても未解決の問題も残されており、平和的な手段による解決に向けて努力をしていることということが記されております。そして、鳥取県西部地区で採択をされております公民的分野の教科書におきましては、北方領土、竹島に加えて尖閣諸島についても触れられております。
 大山町内の小・中学校においても、以上のような学習指導要領の内容を踏まえて、ええ、指導や学習を行っているというところでございます。例えば児童生徒が領土問題に関する図書資料や新聞記事などを調べたり、調べたことをもとに話し合う活動、これは領土問題に限りませんが、いろんなテーマについてそういう図書活動を行っておりますが、そういうのを行いながら、社会科の目標である我が国の国土と歴史についての理解と愛情を育てる学習というものを展開したりしているという現状でございます。以上です。
○議員(11番 諸遊 壌司君)議長。
○議長(野口 俊明君)諸遊壌司君。
○議員(11番 諸遊 壌司君)今、教育委員長から国の学習指導要領を見させてもらいました。ぐすいですね、ぐすい。
 まず、小学校においては、ね、云々ありまして、我が国はその返還を求めていることなどについて触れるようにする、ねえ、触れるようにする。中学校には、当面する領土や経済水域の問題などに着目させたりすることも大切である。こんな書き方でね、ロシアや韓国、中国に領土をとられるはずですよ。教育がなってない。(発言する者あり)うん、後からまあ教育長にも聞かかと思いますけどもね。
 つまり、皆さん御存じのように、9月の11日、尖閣諸島を国が、20億5,000万でしたかいな、それで地主さんと売買契約をされた。そこから中国が特に日本の企業に対して、中国に出ておられる企業に対して放火、破壊、略奪、いろいろされましたね。もう中国はGNP世界第2の大国なんですよ。そういう大きな国がこういう無秩序な、まあ常識のない。これをまあニュースで我々が見て、そこで学校の教育として、今現在こういう事態が起こってるときに、学校として、今世界、中国、韓国、ロシアが日本の領土に関してどういうことをしてるかという今現実の教育は、教えることはしていらっしゃるんですか。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの諸遊議員の御質問につきましては、私も非常に残念な、あるいはふんまんやる方ない思いも持っております。持っておりますが、それとまた学習指導要領に基づいて児童に指導していくということとは、また別のところもございます。
 で、その現在の大山町の取り組みにつきまして今申し上げましたが、補足を教育長よりいたします。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)非常に、この領土、今回の問題につきまして町の教育委員会が話すてっていうのはなかなか、国会でこういうのは特に討議していただいて、指導要領の問題も含めてですね、話し合っていただくてっていうのが原則だろうと思っております。
 で、御存じのように、中国あるいは韓国にしましても、教科書は一つしかありません。こういう書き方はしません。竹島は韓国の領土だ。それから尖閣諸島てっていうのも、中国も、御存じのように70年後半になってから経済水域という問題が出てきてから領有を主張するようになってっていうのは御存じだろうと思います。そういう中で今中国の皆さん方は、これは中国の領土だとして教えられてきておるわけです。
 非常にそのぐすいてって言われる思いは非常にわからんでもないわけですけれども、日本の場合てっていうのは海に囲まれておりますので、領土とか、国家の三要素として領土と領海と領空てってのがあるわけですけれども、そういうものにつきまして非常にある面で、意識がある面では薄いてっていうのは否めないだろうと思います。
 歴史的に見ましても、蒙古襲来のときが歴史的に一番最初に出会った歴史でございますけれども、他の国てっていうのは領土の獲得てっていうのは、もう歴史がずっと領土の獲得の、あるいは放棄したそれの歴史でございます。非常にその、今回の問題を初めとして、北方の国後島、択捉島にロシアのプーチン大統領が来たり、その前にメドベージェフ総理大臣が行ったり、あるいは、あろうことか竹島には韓国の大統領まで行くということについて、学校もニュースは見ておりますし聞いておりますし、先生方も見ておりますので、その時間とかということは別として、大山町の学校の中でも時事問題として、特に中学校の3年ぐらいになってきますと取り上げて話しするという機会てっていうのは、少なくとも私が教員しておるときにはいつもやっておりました。今確実にやっとるかてって言われるとちょっとわかりませんけれども、そういうことはあるだろうと思っております。
○議員(11番 諸遊 壌司君)議長。
○議長(野口 俊明君)諸遊壌司君。
○議員(11番 諸遊 壌司君)はい。教育長、教育委員長、そうなんですよ。もうこういう政治のことは生身のもんだと思います。こういう事件があったときに、子供たちはニュースか、中学生ならば新聞読みますでしょうかね。そこは知っていても、やっぱり教育現場、学校できちんと教えなければならない。日本人は怒ることを忘れた。私、怒るよりも仲よくにこにこ笑ったがいいと思います。しかし、怒るときには怒らないと、いつもにこにこにこにこ玉虫色じゃ、日本人はどうも玉虫色が大好きのようだし、まあまあまあまあいいでしょう。ああいうことは世界的には決して通用しない。日本の常識は世界の非常識というのが当たり前でして、それはやっぱり教育だと思うですだがん。
 これ、いい例でないかもしれんです。ひな壇には教育長が一番年上だな、議員では西山副議長か。で、昔の戦前教育、これはいい教育だなかったですけども、米英鬼畜、ね、日本は神の国である。これ、亡き父に聞いたんですけども、当たり前、それが正しいと思って人生を歩んできただと。で、鉄砲持って担いでお国のために出えのが当たり前だったと。教育ってもんはね、今から見ればそういうことは悪いことだかもしれんですけども、そういう教育を小さいときからしてもらえば、それが当たり前になる。同じことが中国でも韓国でもロシアでも、教育は、学校の教科書は一つとおっしゃいましたけども、尖閣諸島は中国のもんだ、竹島は韓国のもんだ、北方四島はロシアのもんだ、こういう教育をずうっと受ければ当たり前になっちゃうんですよ。ですからね、やっぱり国の、何ですか、学習要領にはそういうことはないかもしれんですけども、やっぱりね、やっぱり教育長が校長に、こういう時事、時事ですね、今の、生の事件を説明するような教育をぜひともしてほしいと思うんですけども、どうでしょうか。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの議員さんの御質問につきまして教育長がお答えいたしますが、その前に一言私の方も。
 本当に教育のすごい力というのは、あれだけ中国全土にあれだけの人がすごいデモをして暴動を起こして、しかも若い方たちが物すごくおられたということで、教育の持つ力の使い方によってはこんなことも起こるんだということを物すごく強く感じました。ただ、中国、だから日本ももう少し考えろというわけではなくて、やはり中国はあのことで全世界から大きく品格をおとしめたと思いますし、また信頼も失ったんではないかというふうに思っております。
 教育長の方に。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)本当に中学校の生徒や小学校の生徒も、青島のイオンのスーパーが略奪に遭ったり、すべてのいす投げられてたり、南部町のハーネスさんですか、焼き討ちに遭ったりした姿は全世界に配信はされておるわけです。私が云々ということよりかも、それぞれの学校でですね、やっぱりホットなことてっていうのは一番子供の心にも残りますし、そういった行為がどうなのかてっていうこと、あるいは、ここに、これが今の小学校と中学校で使ってる教科書でございます。(教科書を提示)そういう中にあって、やっぱりその諸遊議員のお怒りの気持ちやいろんなこともよくわかるわけですけれども、なかなかここのところが教育のもんてっていうのと、それから学習指導要領に出ておる、それを受けての教科書という形になってきます。
 いずれにせよ、尖閣諸島のことも竹島のことも北方領土のことも当然載っておりますし、ただ、韓国にしましても中国にしましても日本の植民地だった。特に韓国の植民地だったことてっていうのはですね、非常に歴史教科書の中でこれだけ苦労させられたてっていうことを徹底的にある面では、私も教科書見たことありますけれども、書いてあります、かなりの量として。中国もそうだろうと思います。やっぱりそういうのが、若い人たちがそういった形になっていくてっていいますか、あるいは国家もそういったところをある面で見逃したというでしょうか、何というか、いう面もあったではないかなと思います。なかなかこういう問題は一つの教育委員会が考えるてっていうよりかも、もうちょっと上の国の段階できちんと討議し、日本人として、日本としてやっぱり国を愛するてってのはとても大事なことだと思いますし、自分の領土が云々てっていうのはだれだって怒りがあるわけですので、その辺は含めて考えていただけたらと思っております。
○議員(11番 諸遊 壌司君)議長。
○議長(野口 俊明君)諸遊壌司君。
○議員(11番 諸遊 壌司君)教育長、わしね、教育長の人柄や行動力、好きですよ。だけどもね、この問題について、一つの教育委員会が、まず大山町の教育委員会が考えるでなくして国として考えなさいとおっしゃった。もちろんそうです。だけども、いいじゃないですか、大山町はわしの指導のもと小・中学校にやってるんだと、日本のモデルだと。全然恥ずかしくないですよ。悪いことを教えるわけでない。そういう気概がある人じゃないですか、あなたは。やりましょうや。全然恥ずかしくない。それを参考に、沖縄から北海道からみんな視察に来りゃいいじゃないですか、そういう教育。
 私、昔、豚飼っておりましたけれども、去勢された豚、今の日本の国民は財産ばっか、所得ばっかふえて、去勢、もう勢いがない。悪いことは悪い。つまり、私ずっと考えて、何で日本人は、そういう北方領土にしても韓国にしても尖閣諸島にしてもよう言わんだろうかと。これまでいろんな事件がありました。つまりね、経済が優先したんですよ。まあここは玉虫色にして、何ていうか、経済貿易を今より盛んにしよう。まあまあまあまあ、竹島問題にしても尖閣諸島の問題にしても昔からあったことです、まあまあまあまあと。これは経済優先。経済優先で、経済が発展することは必要なことですけども、心を売ってしまった。日本人として確固と、自立国、独立国としての主権を日本人はなくしてしまったと私は残念に思うんですけども。
 あと5分だけ。教育長に答えてもらうと長いですな。
 つまりね、私はね、特にもう中学生になったら、なぜ北方領土は日本の領土なのか、これ具体的に教えないとだめだと思うです。
 例えば北方領土、これは昭和16年、1941年、日ソ中立条約、これは不可侵条約と言ったりしますけども、これはとにかく日本は、アメリカ、中国、あちらと、英国ですか、戦争してるので、北方はソ連と攻めてきちゃいけんよという条約を結んでた。それが1945年、昭和20年の8月8日、もう終戦間際になって一方的に条約を破棄されてずうっと入ってこられた。こういうね、そして入ってこられて北方領土を占領されて、今もってロシアの領土だと言っとる。こういうことをきちんと教える。
 それから竹島にしても、これは1952年ですか、昭和27年になりますか、その当時の韓国ではイ・スイマン、日本語では李承晩という方が一方的に、ここまではうちの領土だぞ、水域だよてって線を引かれて、それからもう日本人が拿捕されたり、拿捕とか死傷者、結構4,000人ぐらい出ておりますね。拿捕の舟が328隻。でも日本はそのとき何もよう言わなかった。つまり、腑抜け、去勢された豚なんですよ。去勢はいけません。去勢でいいのは豚と牛ぐらい。
 やっぱりね、日本人の強い心、信念を、強い信念を、誇り、これ取り戻すのは教育しかないんですよ。いかに、日本は今は裕福ですけども、仮に裕福でなくても信念さえ、心意気さえしっかりしてれば人間は幸せと思うです。日本は余りにも金銭的な幸せばっかり追い詰めたがためにこういう腑抜けの国民になったでないかと思っておりますけども、あと3分ですので、教育長と教育委員長に答えてもらって終わりにしたいと思います。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの議員さんの非常に先鋭的な発言につきましては、教育長の方がお答えをするかと思います。
 私の方としては、教育委員長というより一人の個人の思いといたしまして、今、大山町でも非常にふるさと教育というのを力を入れております。私は常日ごろから、例えば愛国心とか領土とか君が代とか国家とかっていう言葉が、過去の不幸な本当に暗い歴史にすぐつながってしまう、非常にデリケートな問題であるがために、なかなか口にすることができない。でも、このたびのオリンピックでも、パラリンピックもそうですが、あの選手たちは本当に命をかけて、日本、自分たち仲間のためにもですが、日本という国家を背負って、あの国旗が上がるときにはやっぱり涙をする。国を愛する心というのは、これはいついかなるときでもどんなときでも、やはり子供たちにとって、ぜひ持ってほしい、ふるさとを愛し国を愛する心というのは持ってほしいというふうに思っております。これは個人的な思いです。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)お答えにはなりませんけれども、日本人は腑抜けなもんばっかりいないと私は思っております。今、委員長が申しましたように、オリンピックでも、日本人が活躍するとみんなで褒めたたえるてっていいますか、称賛するという気持ちはありますし、決して、今のような流れの中で日本人は腑抜けになってしまったとおっしゃいましたけれども、そういう面もあろうかとは思いますけれども、そういう人ばっかりでないということだけを申し上げたいと思いますし、北方領土とかそういうのは、外務省のホームページで見ますと全部きちんとは載っております。だけど、それをどう徹底するかだろうということをおっしゃったんだろうと思っております。以上でございます。
○議員(11番 諸遊 壌司君)終わります。(拍手)

大森正治議員の一般質問

○議長(野口 俊明君)次、3番、大森正治君。
○議員(3番 大森 正治君)日本共産党の大森正治です。きょうも2問、質問させていただきます。
 まず、1問目ですけども、就学援助制度の拡充をということで質問させていただきます。
 憲法の26条、まず憲法から始まりましたが、これには義務教育の無償のことをうたってあります。それから教育基本法第4条、これに教育の機会均等の内容がうたってあります。そして学校教育法19条、これには就学援助の内容がありますが、これらに基づいて、ちょっと長い法律ですけども、就学困難な児童及び生徒に係る就学奨励についての国の援助に関する法律、こういうものが昭和31年に制定されました。これによりまして、家庭の状況とか裕福な家庭とか貧しい家庭とかにかかわらず、どの子にも教育の機会均等が一定程度保障されることになりました。それ以来、就学援助制度、これは国と市町村の責務としまして、就学困難な小・中学生の保護者に対して経済的な援助をする制度として定着してきたと思っております。
 そうした中、今、政治による構造改革路線、そして長引く不況のこの影響で、リストラとか非正規雇用の増大による雇用破壊と言われるような事態が起こって、そして賃金は下がる一方ですし、その上に介護保険料だとか国保税だとか、そういうさまざまな負担増が続いております。そのために日本の貧困率、これも報道されましたから皆さんも御承知のとおりですが、2009年には14.9%にも貧困率がなっておりますし、OECD加盟の30カ国中4番目のこれは高さであるという状況にもあらわれていますように、国民の生活は逼迫し、貧困と格差が広がっています。そして子供のいる家庭では子供の貧困となってあらわれ、日本の子供の貧困率は1980年代半ばから一貫して上昇し続けております。
 こういう社会情勢だからこそですね、親の経済的な事情によって子供の教育を受ける権利が左右されることがないように、教育費の父母負担を軽くすることが今強く求められています。その一つとして就学援助制度があるわけですけども、今この必要性と重要性が増しておりますし、小・中学生のいる家庭では、この制度の拡充が期待されているところであるというふうに私は思っております。
 そこで、次の点についてお伺いします。
 国の支給項目、幾つかありますけども、それとか、あるいは支給額ですね、これにプラスして、大山町独自に支給項目をふやしたり支給額を上乗せしたりすることを検討されないのでしょうかということ。
 それから2点目としまして、施行令の改正があったわけですけども、それによって2005年から、今のは就学に関するその施行令ですが、この改正で2005年から民生委員の助言を求める必要がなくなりましたけども、大山町では今も継続していらっしゃるようですが、その理由は何でしょうか。
 それから3点目に、この制度を周知徹底するために、さらにわかりやすい内容のチラシにする必要があると私は考えるのですが、できないのでしょうか。
 以上、3点お伺いします。
○議長(野口 俊明君)教育委員長、伊澤百子君。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの大森議員さんの就学援助制度の拡充をという御質問につきましてお答えさせていただきます。
 初めに、国の支給項目や支給額をプラスして、大山町独自に支給項目をふやしたり支給額を上乗せしたりすることを検討されないかとの御質問でありますが、御存じのとおり、準要保護者に対して行う事業につきましては、平成17年度の三位一体改革により国の補助金が廃止をされまして普通交付税での措置となり、一般財源での支出となっております。平成23年度の準要保護者への給付額は、小学校の方で約430万円、中学校の方では約470万円、合わせて900万円で、いろんなことを入れますと約1,000万円程度が毎年必要となっております。準要保護の対象者と給付額というのはこの数年減少傾向にはありますが、今後の財政状況等を勘案しますと、なかなか町単独での支給項目の追加や、あるいは支給額の上乗せということは、現段階では難しいなというふうに考えております。
 次に、施行令の改正で、2005年、平成17年から民生委員の助言を求める必要がなくなったが、大山町で継続している理由は何なのかというふうな御質問でありますが、民生委員さんには、日ごろからこの教育の分野以外にも介護の部分、福祉の部分で大変にお世話になっております。このことにつきましても、就学援助の該当者、また非該当者というのを厳正に判断する目的に加えまして、地域のつながりや支え合いを大切にしていくためにも、給付の対象者に該当することを証明する書類というものを提出していただいているところです。御理解いただきたいと思います。
 最後に、この制度を周知徹底するために、さらにわかりやすい内容のチラシにすることはできないかとの御質問でありますが、新入学される小学生の保護者の皆さんへは10月の就学健診時に準要保護の制度についてのお知らせを配布いたしておりますし、小学生、中学生の保護者の皆さんへは毎年学校を通じて1月に制度についてのお知らせを配布いたしておりますので、周知は徹底しているものと考えておりますが、チラシの内容とかホームページの活用など、さらに周知の工夫に努めていきたいと思っております。以上で答弁とさせていただきます。
○議員(3番 大森 正治君)議長。
○議長(野口 俊明君)大森正治君。
○議員(3番 大森 正治君)確かに小泉改革によりましてこの特定の交付税はなくなったわけですけども、その点でわかりにくくなってきているということですけども、でも普通交付税として措置されているので何らかの形で入っているということは間違いないわけで、町全く単独のですから、予算を約900万円ですか、合わせて。使ってるてっていうわけではないと思いますので、そのことを考えれば町独自でやれんこともないじゃないかというふうに思うわけです。それも支給項目を何をふやすか、あるいは支給額をどれだけプラスするかにもよるわけですから、これは少しプラスされただけでもやはりこの利用者の方にとっては本当に助かりますし、子育てについて大山町は、教育委員会は本当にあったかい目で見てるなと、行政をされてるなということも評価されるわけですから、こんなにぽんと現段階では考えられませんというふうに言ってもらうと、何だ、この程度しか考えられていないのかというふうにも私は思わざるを得ないんですよね。
 ちょっとここであれなんですが、予算執行については町長の判断がありますけども、これについて、あれでしょうか、教育委員会の方は予算要求する権限があるわけですけども、この点について町長の方と相談されたということはございますか。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)このたびの議員さんの質問に当たって、町長さんと増額をすることについて考えていないかという御質問です。
 町長さんと相談をしたり話し合いをいたしてはおりません。
○議員(3番 大森 正治君)議長。
○議長(野口 俊明君)大森正治君。
○議員(3番 大森 正治君)町長はどういうふうにお考えかわかりませんけども、考えてもいいじゃないかというふうに思っていらっしゃれば本当にいいんですけども、予算要求を私はぜひされるよう検討をしていただきたいなというふうに思うわけですけども。
 ほかのところのぐあいも余り言ってもいけんかもしれませんけども、やはり全国はいろいろありまして、支給項目も支給額もプラスしているところはあるわけですよね。例えばですけども、特に支給項目について言いますと、体操服とか水着を含む体育実技用具の費用、あるいはヘルメットの、これ中学生だと思いますけども、ヘルメットの購入費だとか、それから眼鏡の購入費ですね、コンタクトレンズも含めてでしょうけども。あるいは小学校でいうと算数セットの購入費とか、中学校では製図の購入費などですけども、大山町の場合もこれの中には入ってるものがあるのかどうなのかちょっとわかりませんが、もしあればお知らせいただきたいと思いますね。そういうところもあるわけです。
 これを大いに宣伝すれば、本当に教育については非常に厚く予算化している大山町だということを私も考えてますけども、これがさらに自慢できる部分にもなるんじゃないかなと、大山町を売る材料にもなるというふうにも考えます。小さい部分かもしれないけども、こういうところからやっぱり拡充することによって、大山町は教育の町だと、条件整備が非常に手厚くされてるということにもなると思うんですが、いかがでしょうかね。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)初めに、現在、要保護の子供さん、あるいは準要保護の児童につきまして、どういった額の給付を、どういった費目について給付しているかというところで、御存じだとは思いますけれども、先ほどおっしゃいました算数セットなどの教材なんですが、これが入ってるかどうかわかりませんが、小学校1年生も、あるいは2年生以上も1万1,100円というのをお出ししてます。それから中学生になられますと2万1,700円いうことで、あと入学時につきましては、小学校の場合は1万9,900円を別途、中学生になりますと2万2,900円を別途。それ以外に通学用の品ということで、これがどういうことに値するかわかりませんが、小学校、中学校ともに2,170円ずつをお出ししています。それからあと修学旅行費、校外活動費、給食費、また学校病のみが対象となっておりますが、医療費も実費を対象の児童には給付をいたしております。精いっぱいの給付かなというふうに思っております。
 補足は教育長が行います。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)一つだけお話ししたいと思います。通学用品費の2年生以上の2,170円てっていうのは、かっぱとか、そういったようなもんを想定しております。要保護の家庭てってのは生活保護を受けておられる家庭の子供さんですので、新入学児童の学用品費だとか通学用品費というのは、その生活保護の中から払っていただくという形になっております。今言いましたのは要保護、準要保護の家庭の子供さんのことでございます。以上です。
○議員(3番 大森 正治君)議長。
○議長(野口 俊明君)大森正治君。
○議員(3番 大森 正治君)ということは、先ほど私が支給項目の例を挙げましたけども、その中には大山町が独自でやってるというものは入っていないわけですね、その例を出したんですけども。もう一遍言いますと、体操服とか水着用具などの体育実技用具、ヘルメット購入費、眼鏡購入費あるいは算数セットとか製図セット、そんなようなものは入ってないですね。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)先ほど申し上げましたが、その学用品の中がどういうのが中身に対象になっているかわかりませんが、あるいは入ってるかもしれませんけど、算数セットとして幾らとかという形ではお出しいたしておりません。
○議員(3番 大森 正治君)議長。
○議長(野口 俊明君)大森正治君。
○議員(3番 大森 正治君)そういたしますと、あれですか、学用品費としてもうぱっと出て、どの項目というわけではない。私も現場におりましたから調べられたことがあるんですけども、例えばドリルだとか辞書だとか必要なものについて調べて、それらについて出てるというふうに思ってましたが。一つ一つの項目がはっきりしてるんじゃないでしょうかね、その辺はどうでしょうか。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの御質問につきましては担当課よりお答えいたします。
○教育次長兼学校教育課長(齋藤  匠君)議長、教育次長。
○議長(野口 俊明君)齋藤教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(齋藤  匠君)お答えします。学用品や新入学の児童用の学用品、こういったものは国が定めた額がありまして、先ほど委員長が申し上げたのはその基準の額でございます。で、大山町の要綱で国の示す範囲内というふうに定めておりますので、その中でそれぞれの御家庭が購入されたものをきちんと明細を出していただいて申請をしていただいて、その枠の中であればその全額をお払いするという形になっております。
 それで、先ほどの項目が上がった内容ですけれども、例えば算数セットや製図のセットというようなものは入学時に買われるものですので、当然、新入学時の用品、学用品費の中でお払いすることもできますし、それからヘルメット等も上限が限られてはおりますが、通学用品というような中でもお支払いできるかというふうに思っております。眼鏡といったものについてはちょっと、今この場でちょっと確かなことはちょっと申し上げることができないかなというふうに思っております。以上です。
○議員(3番 大森 正治君)議長。
○議長(野口 俊明君)大森正治君。
○議員(3番 大森 正治君)2010年から国の支給項目として新設されたものに、クラブ活動費とか生徒会費とか、それからPTA会費もあるようですが、もちろんこれも大山町には入ってるわけですね、ちょっと確認させてもらいます。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいま議員さんがおっしゃいましたクラブ活動費とか生徒会費とかPTA会費というのは、これは生活保護の費用の積算単価として上がっておりますので、準要保護は要保護、生活保護に準じるというふうになっておりますので、どの費目かはちょっとはっきりわかりませんが、含まれているのではないかなと思いますけれども、この場で明確にお答えすることはちょっとできません。申しわけありません。
○議員(3番 大森 正治君)議長。
○議長(野口 俊明君)大森正治君。
○議員(3番 大森 正治君)それはまた、なら確認していただきたいと思うし、もし入ってなければ、もう法改正で新設されてるようですから、ぜひ入れていただきたいと思います。
 それでですね、やはりこれを拡充していくというのは利用者の方の保護者の願いでもあると思うんですけども、そういう利用者の方のその声を聞くようなこと、こういう改善をしてほしいなという、まあ改善に向けての、何でも改善することが必要だと思うんですよ。あるままそれをするだけではなくて、あるいは出し渋るという言い方は失礼かもしれませんけども、そういう考えでやるんじゃなくて、常に改善していく、より利用者にとって喜ばれるような制度にしていくための改善って必要だと思うんですが、そのための声を聞くというのは本当に大事だと思うんですけども、私は。そのためのアンケートなどはとってはいらっしゃらないんでしょうか、利用者の方の声を聞くということはないんでしょうか。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)皆様のお声を聞くということで特別にアンケートをしているかという御質問でしたけど、特別には行っておりませんが、窓口で御相談にいらしたり、あるいは書類が上がってきたときに個別に面談させていただいたりというような中で、お声はいただいているというふうに思っております。
○議員(3番 大森 正治君)議長。
○議長(野口 俊明君)大森正治君。
○議員(3番 大森 正治君)やっぱり意図的にそういうのも聞いてほしいし、また、そういう声があるものはできるだけ反映させていただきたいというふうに思います。
 次に、法改正によりまして、施行令の改正によって、この認定に当たっては民生委員の助言を求めるということが必要でなくなったんですけども、教育委員会の方は、本町の教育委員会はしていらっしゃるということですが、理由がちょっとはっきりしないと思っておるんですけどもね、非該当者を厳正に判断する目的。信用されないということにもつながるのかなと思うんですけども、うがって考えれば。それから、地域のつながりや支え合いを大切にしていくため、ちょっと理由としてよくわからないんですけども、法的にもうそれがなくなったわけですから、そういうものはもうなくしていいんじゃないかなというふうに私は思うんですけどもね、その理由もちょっとはっきりしないなと思うんですし、それから、本町ではないのかもしらんですけども、これまでそういう民生委員さんの助言によってトラブルも起こってると、人権問題というようなことも起こってると、全国的にはですよ、という話を聞いてるんですよ。そのために多分法改正になってこの部分が削除されたと思うんですけども、本町ではそういうことがなければいいんですが、やはりね、必要ないものはなくてもいいんじゃないでしょうか。申請書とそのほかの書類だけで認定することが十分できるんじゃないでしょうかね、と思うんですが、やっぱり必要ですか。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの議員さんの御質問ですけれども、本当に民生委員さんには多岐にわたっていろんなお世話をいただいております。今非常に地域が連帯が希薄になってきてるという、これは田舎においても同じことが、決して都会だけじゃなく、田舎においても言えるかと思います。また、新しい方たちが次々に入っていらしたり出ていかれたりというような入れかわりも激しい中で、本当に民生委員さんも把握をなさるのも大変なことだというふうに思いますが、逆に言いますと、そういう御家庭がある、そしてその御家庭に対するいろんな支援がもし何かのときに必要になれば、やはり地域のつながりという意味で民生委員さんにもぜひお世話をいただきたいというような思いもあって、恐らくこの制度を大山町としては残してるというのではないかと思います。
 あとは教育長よりお答えします。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)もう委員長さんが全部言われましたけども、まさにそのとおりだと思います。やっぱり子供てっていうのは、いつも地域の中で育てるという形がやっぱり一番大事だろうと思います。根なし草のような子供を育ててはならんと思っております。やっぱりそのためにはたくさんの人の目で見ていただく、あるいは援助、民生委員さんとして援助ができることはまたしていただく、そういう意味からもやっぱりたくさんの人の目、地域の人の目という中が一番、そしてまた、新しくぽっと来られた方でも地域の人とのつながりの一つのきっかけにしていただけたらという思いもありまして、民生委員さんには大変御迷惑かけたりお世話になってるわけですけれども、今後とも続けていこうと思っております。
○議員(3番 大森 正治君)議長。
○議長(野口 俊明君)大森正治君。
○議員(3番 大森 正治君)民生委員さんの機能がそういうプラス面に働くのはやぶさかでないんですよ。当然そういう方がいいわけであって、子供の成長、このコミュニケーションなどにとってはいいわけですから、それはいいんですよ。それはそれでいいんですけども、なぜその認定に当たって教育委員さんの所見を求めて、それを認定の資料、一つの資料にされないけんのか。そこまで必要ないじゃないかなと思うんですよ。いろいろと困っていらっしゃったら助言していただいたりね、こういう制度がありますから利用されたらどうですかっていうふうに言っていただくのは、これはもう本当にうれしい限りだし、本来の民生委員さんの仕事だないかなと思うんですけど、何かそういう所見を書いて出せということは、チェックをされるような、マイナスの意味でのチェック機能にもなるんじゃないかなということで。だから法律もそれが削除されたと思うんですが、その点で私はちょっと問題にさせてもらってるんですよ。わかりますか。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)マイナスに働くチェック機能になっているのかというのが、私たちのところにはそういうお話を聞いておりませんので、それがそういうことをすることによって何かこうトラブルのもとに発展をするという話はまだ聞いておりませんので、大山町にもしそれがマイナスに働くというようなことがあるとすれば、またそのときには検討していくことが起こってくるかもしれませんが、今のところは、そうやって民生委員さんが地域のさまざまな方にいろんな目を注いでいただいている、温かい目を注いでいただいている、その地域のことをよく理解していただいていると。また逆に言えば、そういうことを理解していただくことを民生委員さんに何とか大変でしょうがお願いをいたしますというような意味で続けさせていただいてるというふうに御理解いただきたいと思います。
○議員(3番 大森 正治君)議長。
○議長(野口 俊明君)大森正治君。
○議員(3番 大森 正治君)どうも私の意図が十分伝わってないのかなというふうに思うんですけども、大いに民生委員さんのいい意味での機能をね、発揮していただくのはいいんであって、法律にまでなくなったものを今も続けるということは必要ないじゃないかということで言ってますので、まあひとつ検討してみてください。
 それからですね、この制度を周知徹底するということは本当に必要だろうと思います。子育て、非常に教育には金がかかるということで、これが少子化の要因にもなっておりますので、少しでもこういう困ってる家庭にこういう制度がありますよということで援助していくことは必要です。そのための制度なわけですから、そのためには皆さんが知られなければならないと思いますのでね、そのために教育委員会の方としても、先ほどの答弁にもありましたように、就学時健診のときとか、あるいはほかの学年は1月にチラシを配布してるということですが、そのチラシを私も見させてもらいましたけども、現場におるときにも見たかなと思ってちょっと思い出してるところですが、ちょっとわかりにくいし、これってうちには該当せんじゃないかなんていうふうに思われるような中身だなというふうに思います。
 ですから、もうちょっと具体的な認定基準をわかりやすく、数字的に出すのが困難なようなんですけども、でもそこは一つの基準として、これ以下だとか、所得の額はこれ以下だとか、あるいはこの補助の内容についてはこういうものがこれだけ出ますよとか、そういうふうな具体的な数字なども示しながらわかりやすいチラシだと、よりいいかなというふうにも思いますし、そういうものを表記していただくということがね。それについてはどう思われますか。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ここに、保護者の皆様へとか新小学校1年生の保護者の皆様へという準要保護制度についてのお知らせという、ちょうど事務局が用意をしてくれた書類もあって目を通してるんですが、これに限りませんけれども、本当に何かいただこうと思うと書類って非常に煩雑で、いろいろなものをあわせて提出しないといけないなということは、私も個人としては、個人的にはいろんな、これじゃなくていろんな場で感じております。
 わかりやすくというふうに思ってはおりますけれども、このまた対象になるためのさまざまな算定がありまして、その中の一つに、やはり御家族の数が、あるいは働いてらっしゃる御家族の数、同居をなさってる方の総所得といったようなところがどうしても必要となってしまうので、もう明白にこれぐらいの所得の方にはこれぐらい出ますよというふうなことがなかなか申し上げにくいので、ここにも書いてありますが、一定の要件が、所得制限など一定の要件がありますので、詳しくは教育委員会事務局学校教育課までお問い合わせくださいという一つを、ちょっと大きい字で入っております。本当にわかりにくいときには、もうぜひ事務局の方に相談をしていただきたいと思います。
 相談をしていただいても要件にうまく該当しないときには、残念ながら申請を受け付けることができない、受け付けても対象になることができないという御家庭も、やっぱりその計算式の中ではありますので、本当に基本的にこういうのはなかなかわかりにくい、書類もたくさん要るもんだなというふうなことを御承知いただき、御理解いただきたいと思います。
○議員(3番 大森 正治君)議長。
○議長(野口 俊明君)大森正治君。
○議員(3番 大森 正治君)私が何でこういうことを特に言いますかいいますとね、いただいた資料からちょっとはじき出して見ました。それは就学援助のこの受給率というんでしょうかね、どれぐらいの率で受給している家庭があるかということを調べましたら、全国平均では大体1割、10%の児童生徒が受給してるという数字が出ておりますけども、私も前から聞いたことがあるんですけども。
 それで本町の場合、ちょっと平成24年の資料を数字ではじき出しましたら、3つの中学校全体では11%の生徒が該当してるようですし、ところが4小学校、4つの小学校ですと6%なんですよ、計算してみましたら。これえらい低いな、何に原因しとるのかなということをちょっと私なりに分析したんですけども、やはり小学校の保護者への周知が不十分ではないのかなというふうに思いました。私なりの解釈なんですけども。
 またはじき出してみてもらったらいいんですが、その辺も分析していただきたいんですけども、もし小学校の保護者の方がこの制度を知られないと、該当すべき家庭なのに知られないといううちもあるかもしれませんですよね。ですからその周知のために、特に初めて小学校に入る家庭というのは全くわからないと思うんですよ。ですから、とりわけこの就学時健診の際の、秋に行われるそのときの説明を丁寧に、丁寧にというか、ただチラシを配って終わりじゃなくて、こういう制度があって、これはこういうものですからどうぞ必要でしたら御利用いただきたいということを、校長先生なり、あるいは該当の先生から説明をされることが一つのまた大事なことじゃないかと、子供一人一人を大切にすることにもつながっていくんじゃないかなというふうに思いますけども、いかがですか、その点。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの御質問につきましては、教育長の方がお答えいたします。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)今、認定率のことがありましたので、ちょっと数字が間違っておりますので、ちょっと訂正させていただけたらと思います。
 平成24年では、小学校が7.7%、中学校で11.4%でございます。それから平成23年度で、小学校が8%、中学校で12.3%です。それから22年度は、小学校で9%、中学校で13.6%でございます。
 おっしゃいましたように、これが今考えております、10月の新入生の新小学校1年生の保護者の皆様へという今考えておる書類です。(資料を提示)ことしの来年1年生になってくる保護者の皆さんにお渡しする準要保護の家庭の皆さんへの文書、またこれから手直しをしようと思いますけれども、とにかくわからないことがあったら学校教育課にお電話くださいということと、制度の対象者てっていうのは生活保護法による保護を受けていない方だと、で、対象者はこういう方ですとかいうのが1番から8番までですね、あります。町民税が非課税であるとか、あるいは生活保護法に基づく保護の停止または廃止があった方だとか、国民年金の掛金の減免を受けた方だとか、そういった方が、8項目ありますけれども、なりますよということも含め、詳しいことてっていうのはぜひ学校教育課にお電話くださいという形でいこうと思います。書類てっていうのも必要で、それが終わってから今度は全部の2年生以上の保護者の皆さんに、委員長が申しましたように、準要保護の制度についてお知らせという形でもう一回お知らせするという形をとっております。
○議員(3番 大森 正治君)議長。
○議長(野口 俊明君)大森正治君。
○議員(3番 大森 正治君)私がちょっとお願いしましたのは、特に新1年生に入る保護者向けに対して、その説明会のときに口頭できちっと説明していただきたいなということですので、お願いしときたいと思います。
 もう一つですね、こういう声を聞くんですよ。支給されるのはありがたいんだけども、その支給が後から払われるので、その立てかえしとかないけんというのがありますよね。特に給食費とか修学旅行費、兄弟が多いと小・中学生に高額になりますけども、そうすると非常にえらいと、本当に立てかえとかないけんのがえらいという声も聞くんですよ。ですから、せめてはっきりわかっている、その大体予想がつきますから、その実費負担、実費支給されてるんですけども、大体予想がつくその半分ぐらい、約ね、でも先に出してもらうといいのになということがあるんですが、そういう声を聞くんですけどね、そういうのは検討できませんでしょうかね、そういう点については。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)では、ただいまの議員の御質問につきましては担当課よりお答えをいたします。
○教育次長兼学校教育課長(齋藤  匠君)議長、教育次長。
○議長(野口 俊明君)齋藤教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(齋藤  匠君)ただいまの御質問でございますけれども、今現在は、それぞれ学期の終わりに支払いをさせていただくようにしております。事前支給できないかということでございますけれども、例えば4月、5月、年度の初め、1学期の場合ですけれども、4月、5月というのは前年の認定状況に基づいてやっておるわけですが、6月に前の年度の所得がきちっとわかってきまして再度認定し直すということがございまして、その場合に前年度より収入が、世帯の収入がふえたことで認定から外れるというようなケースも実はございます。それから、それは1学期に限らないことですが、結局転出されたりとかそういった場合に、もしも事前に払っていれば逆に返していただかなきゃいけないというようなことも想定されます。それから、大変申し上げにくいこともあるんですが、それぞれ目的があって給食費であるとか学用品費であるとか決まった額をお支払いするんですけれども、場合によってはお払いしているはずの給食費が滞納になったりというようなことも過去になかったわけではございませんで、そういったことも含めて、今のところは学期の終わりにという形で支給をさせていただいているという現状がございます。
 で、これを変えれるかどうかということ、半額というような発想はちょっと今まで持っておりませんでしたので、ちょっと可能なのかどうなのかも含めて検討はしてみたいと思いますが、先ほど申し上げたような理由で、前もっての支給はちょっと難しい部分があるかなというふうには思っております。以上でございます。
○議員(3番 大森 正治君)議長。
○議長(野口 俊明君)大森正治君。
○議員(3番 大森 正治君)了解しました。
 それでは、2問目に行きたいと思います。
 2問目は、大山のことです。大山の頂上碑をどうするということで質問させていただきますけども、皆さんよく御存じで、大山登山されると、頂上に登るとこういう碑が2つあります。(資料を提示)議員の皆様も御存じですけども、この中の家の屋根の形をしたような、いわゆる頂上碑というふうに呼んでますが、このことについて質問させていただきます。
 大山登山して、だれもがこの終着点としてたどり着くのがここです。この大山頂上1,710.6メートルと記してありますけども、この頂上碑です。登山者は、だれしもこの碑の前に立って喜び、そして征服感、そして解放感に浸ると思います。私もそうです。この頂上碑はだれの手によってつくられたのか、それから、いつからここにあるのか本当にわからないというなぞめいた碑だそうですけども、しかし、この碑というのは、それだけにでしょうかね、存在感もありますし、あるいは歴史的遺産と言ってもいいのではないかというふうに私は思います。
 ところが、この頂上碑が今崩落の危機にあります。南壁の激しい崩落によって碑のすぐ後ろまで侵食が進んできております。このままだとあと数年もつかもたないか。気象条件によっては一気に崩落が進んでしまうというおそれさえあります。そのため大山山頂のこのシンボル的存在である頂上碑を守るために、早急に動きをつくっていく必要があると私は考えます。
 聞きますと、平成18年から21年まで3回、頂上碑に関する検討会が開催されているそうです。大山町の方でイニシアチブをとっての検討会であったそうですけども、結論が十分得られないままになっているようです。ぜひですね、この検討会を再開して頂上碑のあり方について結論を急ぐ必要があるというふうに私は思いますが、そこで次の点を伺うんですけども、町長はこの頂上碑についてどう認識していらっしゃるでしょうか。それから、この崩落の危機に対しましてどんな対策を考えていらっしゃるでしょうか。以上2点お伺いします。
○議長(野口 俊明君)町長、森田増範君。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)大森議員より2つ目の質問であります、大山の頂上碑をどうするかということについてお答えをさせていただきます。
 大山に限りませんけれども、登山をしたときに頂上の碑や標柱を見ると、疲れが一気に引いていきます。そして大きな達成感が込み上げてまいります。また、記念写真はどれも笑顔のものばかりなのは私も同様でございます。私も毎年のように、ここ就任をさせていただいてから、大山の夏山開きの山頂祭、6月にあるんですけれども、そちらの方に毎年山頂に登っております。山頂碑の前でみんなと一緒に写真を撮ったりしておるところでもあります。登りますと、とてもいい汗をかきますし、また体力にも自信がつきます。本当にすばらしい経験をするところであります。
 大山の山頂碑は、議員御指摘のとおり、だれが置いたものかわからないものでございまして、頂上を保護する会の活動の中で現在地に固定されたものと認識をいたしてるところであります。山頂付近の崩落に伴いまして、この山頂碑もいつの日か崩れ落ちるのではないかとの御心配をいただき、大山町では18年ごろから、各関係団体の皆さんに声をかけさせていただきながらいろいろと議論をいただいてきた経過がございます。平成19年度には山頂付近の詳細測量を実施をし、それ以来、山頂の崩落状況を監視しているところであります。
 まず、山頂碑をどう認識しているのかとのお尋ねでございますが、さきに述べましたように、山の頂にはなくてはならないものでありまして、また、なくなることによって、その山そのものの価値にも影響が出てくる、影響を及ぼすということ、大切なものであると認識をいたしています。
 次に、崩落の危機に対しての対策ということでございますけれども、御承知のとおり、山頂は林野庁の所有でありまして、国立公園は環境省、国立公園としての管理は環境省であります。また、登山道の木道部分の設置の管理は鳥取県となっているところであります。したがいまして、本町には、特に何らの義務あるいは権利、そういった状況にはないところであります。直接何らかの手をこう下すことができないという状況下にあるというのが今の町の状況にあります。しかし、大山は私たちの町のシンボルであります。そういう状況ではありますけれども、知らない顔のままということには到底できないなというところでありまして、現在そういったところが現状であります。
 今のところ、この山頂碑の今後を考えるために頂上を保護する会というのがあるわけですけれども、そちらの方での音頭をとったり、その会議で示された方針によって、年2回程度のこの崩落の現状、状況を現地確認しているというのが現状でございます。そういったところでございまして、今後も継続して監視ということについて取り組みを続けていきたいというぐあいに考えます。崩落の進行が確認されてくるという場合には、本町から、先ほども言いました、いろいろな関係機関に声をかけていったりして対応策を検討していくということになると思っております。本町においては大山のシンボルでありますので、そうした労を惜しむつもりは全くございません。今後も関係機関と連携をしながら大山の魅力維持、継続に尽力してまいりたいと考えております。以上で答弁とさせていただきます。
○議員(3番 大森 正治君)議長。
○議長(野口 俊明君)大森正治君。
○議員(3番 大森 正治君)じゃ、認識としては、本当にこれは大事なものだから何とかしなければならないという認識ということですけども、ですから、いざいうときにはすぐに町としても対応したいということですが、本当に崩落の危機があるからということで過去3回、本町の方で音頭をとっていただいて検討会が持たれたようですけども、これさっき町長は、頂上を保護する会で音頭をとっていきたいというようなことですけども、また検討会とは別な形で、今度はこういう頂上を保護する会でやっていきたいと、会議を持ってどうするかを協議していきたいということでしょうか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)頂上を保護する会の事務局といいますか、事務方が観光商工課の方に……(発言する者あり)
 ちょっと私が誤解してるようですので、担当課の方にかわります。
○観光商工課長(福留 弘明君)議長、観光商工課長。
○議長(野口 俊明君)福留観光商工課長。
○観光商工課長(福留 弘明君)失礼いたします。先ほど町長の方が、答弁の中で頂上を保護する会という名前を出させていただきましたが、山頂碑の今後の行方を検討するための検討会議を、じゃあ大山町で音頭をとりましょうといいましたのが頂上を保護する会の席上であったということでございまして、決して頂上を保護する会がこの山頂碑の保護の主体になるという意味ではございませんので、御承知おきください。よろしくお願いします。
○議員(3番 大森 正治君)議長。
○議長(野口 俊明君)大森正治君。
○議員(3番 大森 正治君)それでいいと思います。あくまでも本町が、したがってどんどんやるということではないと思います。そういう話し合いの場を持つ、持っていただくと、その音頭取りをしていただくということでいいと思うんですよね。環境省とか、あるいは各種団体いっぱいありますので、そういう人たちを集めていただいて、皆さんの合議によっていい結論を得るようにしていただきたいと思うんです。その音頭をお願いしたわけです。
 ですからどこの組織だろうといいわけですけども。ただね、最後の方にありましたけども、それを今後も継続してその崩落の様子を監視しながら、これの崩落の進行が確認された場合には声をかけさせていただくと、本町から関係機関に声をかけさせていただくという、ここなんですよ。いつ崩落するかわからないというふうに私は思います。このごろの異常気象というですか、すごい雨が降ったり豪雪だったり、あるいは風も吹いたりで、いつ一気に侵食が進んで崩落するかわかりませんので、これね、状況を見ながらじゃなくて、やっぱり今すぐにもう一度その会を立ち上げていただいて協議し、結論を得るようにしていただきたいというふうに思うんです。そういう意味でのこの質問なのですけども、どうですか、やはりすぐにこの会を再開するつもりはないんでしょうか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)山頂の碑の対応ということでございますけども、会の中、頂上を保護する会の中でもいろいろと話が出てきております。実際に調査をしたという経過もあるわけですけれども、資金の問題であったりとか、あるいは実際の管理をしていくところはどこが根を持っていくのか、あるいはそういった取り組みをどうしていくのかというようなところがあります。その取り組みをすぐすぐということになかなかなってきていないというのが現状でございまして、この頂上を保護する会の中から声が出て関係機関と話し合いを出したりしてるという経過はありますけれども、なかなか具体化、具現化ということに至ってないというのが現状であります。会の中で話を今後の中でも出していくということは必要であると思いますけれども、そういったことを進めていく中で、さまざまな関係機関の方々との御協力もなければ一つ一つは実っていかなければいかないのではないかなと思ってるのが現状でありまして、そういう状況がここずっと続いてるということであります。
 以上、そういうところにお答えをちょっとさせていただきます。
○議員(3番 大森 正治君)議長。
○議長(野口 俊明君)大森正治君。
○議員(3番 大森 正治君)資金の問題とか、そのほかいろいろな課題はあろうかと思いますが、そういうことを話し合うための会、どうするかということをできるだけ早く結論として出しておいた方がいいから、早くこういう会を持たれたらどうでしょうかというふうに今言ってるんですよね。ですから、音頭をとって声をかけていただいて集まってもらって協議をするというだけのことなんですけども、いろいろな課題が山積する中で本当に担当課も大変だろうと思ってます。頂上を保護する会の担当でもありますし、その会の中でも声が出ると思うんですけども、ぜひこれに限っての結論を急ぐような、どうするかということを結論出していただくような、そういう会を早く立ち上げていただきたいというふうに思います。そういう意味での私の質問なんですけども、わかっていただいてるでしょうか。最後にそれ、ちょっと確認して終わりますから。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)思いと趣旨はよくわかります。担当の方で、事務方の方でそういった経過を含めて話し合い等々が進んでいるかもしれませんので、少し時間を担当課の方にいただきたいと思います。
○観光商工課長(福留 弘明君)議長、観光商工課長。
○議長(野口 俊明君)福留観光商工課長。
○観光商工課長(福留 弘明君)失礼いたします。今後の協議でありますけれども、町長の答弁にも若干ございましたように、この山頂碑を囲んでおります木道部分につきましては鳥取県の設置管理ということもございまして、山頂碑を動かすということは、あるいは何かするということは、この山頂付近にあります木道全体の移動という問題も出てまいりますものですから、そういった面で鳥取県の担当部署につきましては、口頭ではございますけれども、近日中の協議実施ということを申し入れているところでございます。ことしの7月に現地で再測量を行いましたところ、最大侵食エリアで50センチ程度、5年間で50センチ程度の崩落が認められております。ということで、そんな長い時間はございませんけれども、危急の状態でもないというふうには判断をいたしてるところでございます。以上です。
○議員(3番 大森 正治君)以上で終わります。

岡田 聰議員の一般質問

○議長(野口 俊明君)再開いたします。
 それでは、次、14番、岡田聰君。
○議員(14番 岡田  聰君)議長。私は2問、質問を提出しておりますが、1問目のいじめに関しては昨日から既にお二人の議員が詳しく質問されております。それでもせっかく通告しましたので、違った視点からひとつ御答弁をお願いいたします。
 いじめを許さない学校づくりをということでございます。
 大津市の中学校におけるいじめによる男子生徒の痛ましい自殺は、全国に大きなショックを与え、それ以降いじめが次々と明らかになり、自殺も全国で相次いでおります。いじめの卑劣さや残酷さは到底許されるものではなく、大きな憤りを感じているところでございます。
 大津市では、自殺後の校長、教師、教育委員会の対応は全くもって不適切であり、隠ぺい体質そのものでございます。生徒に行ったアンケート調査の中に、重大ないじめに関する情報、つまり、葬式ごっこ、自殺の練習といって首を絞める、死んだスズメを口に入れられていたなどと具体的な事柄が書かれていたにもかかわらず、公表もせず、いじめが自殺の原因とは断定できないと主張してきていたのが指摘されると、見落としていたなどといいかげんな態度でございます。担任の先生は、いじめでなくけんかだと思ったと言っておりました。いじめでなく、けんかが許されるのか。記者会見で校長、教育長がこんなことを平気で言う、その感覚に問題があると思っております。なぜ真摯に対応できなかったのか、自分の保身だけを考えている事なかれ体質だと思っております。大山町の教育委員会や各校長は、あのようになってはほしくないと思っております。
 そこで、いじめを許さない学校づくりについてですが、いじめは卑劣で残酷で、そして人間の尊厳の否定であり、人格否定という重大な人権侵害であります。しかし、そういう認識が児童や生徒には不十分だと考えられます。それが、いじめを取り巻く児童や生徒の見て見ぬふり、無関心を誘っているのではないでしょうか。そして、いじめを容認したり正当化したりする考え方につながっていると考えられます。こうした実態から、いじめを未然に防止するためには、被害者の深刻な精神的苦痛に思いが及び、心からいじめを憎むような深い認識を持つようにすることが必要と考えます。被害者よりも加害者の人権を大事にするという、そういう考え方はおかしいと日ごろから考えております。
 いじめを許さない学校づくりに不可欠な以下の項目についてどうお考えか、質問いたします。(1)ふだんから児童や生徒の実態把握や分析、(2)教師のいじめに対する厳然とした対応力、児童や生徒の良好な人間関係づくり、児童や生徒に対して、いじめは人権侵害に当たり許されない行為だという意識教育や、いじめに対応する行動力。以上についてお考えをただしたいと思います。
○議長(野口 俊明君)教育委員長、伊澤百子君。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)いじめを許さない学校づくりをという視点から、4つの項目について御質問をいただきました。
 いじめ問題につきましては、今回の議会で、先ほど議員さんもおっしゃいましたように2人の議員さん、そして本日3人目ということで、いろいろ答弁をさせていただきましたこととなるべくダブらないようにお答えをしたいというふうに思っております。
 まず、議員さん御指摘のとおり、一人一人の人権感覚を高め、いじめを許さない学級、学校づくりというものをしていくことが本当に大切なことだと考えております。これは学校教育の人間教育のまず基本、根幹の部分だというふうに位置づけております。そして、そのためにも不可欠なこととして上げていただいた4項目は、まさに私たちもとても重要と考えて取り組んでいるところです。
 1点目の、ふだんから児童や生徒の実態把握や分析、2点目の、教師のいじめに対する厳然とした対応力は、教師の資質、特に人権感覚というものに大きくかかわるものだと思っています。昨日の西尾議員さんの御質問の中で触れたことにも通じますが、小さなサインを見逃さない、小さな変化に気づく目を持つといったことがとても大切だと思っています。子供に小さな変化があったとしても、教師の人権感覚とか感性によっては、見ようとする者には見えるけれど、見ようとしない者には見えないということもあろうかと存じます。また、いじめに限らず人権侵害と考えられることがあったときに、教師が絶対に許さないという強い意思を持って指導に当たれば、児童生徒にもその熱意は伝わると考えております。教師自身の高い人権意識の育成というのが大変必要だというふうに思って取り組ませていただいています。
 3点目の、児童や生徒の良好な人間関係づくり、4点目の、児童や生徒に対して、いじめは人権侵害に当たり許されない行為だという意識や、いじめに対応する行動力というものは、児童生徒の心の教育、つまり人権教育や道徳教育にかかわるものだと考えております。良好な人間関係をつくるために必要なことは、やはり相手の立場を理解し、相手の立場に立って考えたり行動したりすることだと考えております。また、いじめを含めて人権侵害というものは決して許さない、そのような場面があれば勇気を持って正しく行動するといったことは、まさに人権教育で目指しているところです。現在も、各学校ともそういう認識を持ってしっかり取り組んでいただいておりますが、さらに児童生徒の心を育て、教師の資質を高めていくために、そして、いじめを許さない学校づくりを進めていくために、人間教育や道徳教育に今後さらに一層力を入れていくことが大切だというふうに考えております。以上です。
○議員(14番 岡田  聰君)議長。
○議長(野口 俊明君)岡田聰君。
○議員(14番 岡田  聰君)鳥取県の平井知事は、大津市の中学生がいじめ自殺をしたとされる問題を受け、今回の事態は非常に遺憾なことで教育関係者の猛省を求める必要があると感想を述べられております。県の教育委員会との間で結んでいる教育振興協約、鳥取県の子供たちの未来のための教育に関する協約でございますが、それに、その中にいじめ問題に関する目標も盛り込みたい意向だそうでございます。これに対し教育次長は、来年度からと言わずにスピーディーな動きにしていくことが大事だと言っております。数値目標を定めるというよりも、学校は子供にとって心を開く安心、安全な場所であることが大前提だと語っていらっしゃいます。いろいろな具体的な項目が8月の校長会で示されたようですが、これを受けて何か具体的な行動をされるのかどうかお伺いいたします。
 それから、文部科学省の9月5日に打ち出したいじめ対策アクションプラン、これもいろいろと、いじめ対策チーム新設とかスクールカウンセラー、社会福祉士など学校と家庭をつなぐスクールソーシャルワーカー、これらの大幅な増員とかいろいろと対策を打ち出しておりますが、これについてはどうお考えですか。この2つをお答えいただきたい。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの議員さんの御質問でございますが、教育長よりお答えをいたします前に、私も一言お話をいたします。
 大津市の事件につきましては、私たち教育委員会の方でも、同じ教育委員会として非常に深刻に受けとめさせていただきました。非常に腹立たしく、そしてまた悔しく残念でなりません。決してあってはならないことが起こってしまったというふうに思っております。いじめの問題も、それに対しての対応の仕方も、それを私たちも同じ教育委員として、教育委員会として、他山の石ではなく、身を引き締めて当たっていこうというふうに話し合ったところでございます。
 あとは教育長がお答えいたします。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)まず、鳥取県の対応でございますけれども、おっしゃいましたように、平井知事さんのお話を受けて県の教育委員会もすぐ動きまして、きのうも言いましたけれども、一つはいじめ対策指針、19年につくったもんですけれども、もう一遍見直すということが一つでございますし、県としては子どもの悩みサポートチームというものをつくろうと、それで、もしそれぞれの学校で困ってることがあったら学校に援助しようというのが一つでございます。
 それからもう一つは、学校と警察の連絡制度の拡充をしていこうというのが3つ目でございます。これは反社会的な行動や非社会的な行動、いろいろあるわけですけれども、警察が起こったことを学校に通報する、そして学校が困ったこと、あるいはそういったことを警察に言う、この双方向の拡充していこうという流れでございます。二十七、八日でしょうか、東、中、西に分かれてその説明会もあるようになっております。
 それから、きのう申し上げましたように予算が伴うものとして、また9月議会で、県の9月議会で審議されると思いますけれども、ハイパーQUというのを希望する学校には県費でやるということでございます。これが2,100万ぐらいかかるそうですけれども、大山町の7つの小・中学校は全部それを受けてやるというふうに今は決まっております。
 それからもう一つは、あってはならないことですけれども、万々が一起こったときに知事部局で、重大な案件が、自殺等の重大な案件が発生した場合には第三者機関を速やかに設置するというのが知事部局の対応です。知事部局に設置するというのが、大体今、県教委で考えておることの一つでございます。
 それから、国の場合てっていうのは、まだこれから予算も出てくるわけですけれども、国が考えておりますのは、今わかってるところでは、多様な専門家をいじめ問題アドバイザーとして委嘱して、いじめ問題への効果的な対応等について専門的な見地から助言を得られる体制を整備したいとかですね、あるいは幅広い外部専門家を活用していじめ問題等の解決に向けて調整、支援する取り組みをやっていこうとか、あるいは、そのもとになります道徳教育を相互支援して事業をやっていこうとか、議員おっしゃいましたようにスクールカウンセラーを配置を拡充していこうとか、スクールソーシャルワーカーを配置拡充していこうとか、そういうようなことも国としては今のところ考えてるようでございます。以上でございます。
○議員(14番 岡田  聰君)議長。
○議長(野口 俊明君)岡田聰君。
○議員(14番 岡田  聰君)文部科学省の打ち出した中で、いじめを繰り返す児童生徒を出席停止にするという制度がございますが、これ以前からあるようですが、なかなか運用が広がらないということのようですが、これに関してのお考えはどうでしょうか。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの御質問につきましては教育長の方がお答えをいたします。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)おっしゃるとおり、学校教育法に出席停止という項目がございます。で、この項目は、今までは、要するに学校で暴力を振るう、あるいは危害を加える、いわゆる正常な授業、学校の活動を妨げる者に対して出席停止をするという制度でございまして、事実、全国を見渡しましても10年間で10件しか、いじめに関してっていうのはありません。
 それはなぜ難しいかといいますと、出席停止は教育委員会が決定する。例えば法定伝染病とかそういうやつはすぐ出席停止ができます。これは学校の校長先生がすぐできます。ところが、それを出席停止をしようと思うと、まず保護者の同意が要ります。それから出席停止した後、そこの生徒の学習権を保障せないけんということで、どう授業させるかと、そういうやなことが出てまいります。そういうことの中から、なかなか出席停止という行為がとれなかったということがあると思います。
 新聞等で品川区の教育長が、いじめ問題についても出席停止という制度を積極的に使っていこうということを言ったというニュースがありましたけれども、後の手だててっていうのが、どうしても一人のどうせ先生も学習権を保障するとなると、そういう余裕があるのかということも含めてですね、非常に難しい問題もあると思いますけれども、新しい一つの切り口でないかなという気はしております。以上です。
○議員(14番 岡田  聰君)議長。
○議長(野口 俊明君)岡田聰君。
○議員(14番 岡田  聰君)先日の新聞に、文部科学省がまとめた都道府県別いじめの把握件数と解決率が出ておりました。鳥取県は78件、大津の中学生自殺の問題となった滋賀県は229件。10人当たりの件数では鳥取県が1.2件、滋賀県は1.3件。全国平均が1,000人当たりで50件だそうでして、非常に少ない数字でございます。一方、熊本県では把握件数が6,892件、1,000人当たりの件数が329件、解決率が98.1%と全国でも最高な数字が出ております。非常に多い県、少ない県、把握の数字に開きが出ております。一番解決率、把握件数の高い熊本県では、2006年から毎年、全児童生徒を対象に無記名式のアンケートを実施しており、県教育委員幹部は、いじめをきめ細かく把握し、解決に向けて一丸となって取り組んだ結果だと強調していらっしゃいます。鳥取県と熊本県の1,000人当たりの把握件数、27倍となっておりますが、熊本県の対応についてどうお考えでしょうか。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまのお話につきましては私も聞いております。いじめというのは、先ほどもお答えさせていただきましたが、見えない、見つけ出すことができない難しいところもございます。また、どこからがいじめなのか、あるいはけんかで終わってしまっているのかというようなところもあるかなというふうに思っております。大事なことは、見つけ出して、そしてそれがきちんと解決できると、これが一番望ましいことではありますが、だからいじめが少ないというのは、また逆に言えば、いじめを見つけ出すのがもしかしたら少ないのかもしれないというふうに言えると思います。
 大山町におきましては、きのうの答弁でも申し上げたように、いじめだというふうに上がってきているものは非常に件数が少ない。そして、それはいずれも学校側、もしくはまた教育委員会と一緒になって解決ができてるというふうに把握をしておりますが、さらに細かいところ、見えないところにも今後配慮をしながらしっかりといじめ対策をしていきたいと思います。
 補足を教育長がいたします。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)ここに9月12日の新聞がありますけれども、自治体ばらつく把握てっていう、それで最大55倍の差があると。今おっしゃいましたように、熊本県のいき方、きのうも西尾議員さんおっしゃいましたけれども、どれだけ解決したかと、98.何%ということを岡田議員おっしゃいましたけれども、やっぱりその熊本県の場合は、人口1,000人当たりで32.9人もいじめられとると。かなりの数でございます。それで解決率が98.8%ぐらいだと。私は、そういう自治体でばらつく把握てってここに書かれておりますけれども、ある面でいうと、その熊本県ではいじめ根絶月間てっていうのを設けて集中的にいろんな形のものをやってると、県としてやってるという。ですから、小さなことも上げていく、小さいうちに、小さなサインを見逃さないとか小さな変化に気づく目を持つという委員長の答弁がございましたけれども、そういった形でやっぱりやっていくことの方が、いじめをなくすことについて大切なんじゃないかなというふうに思っております。佐賀県と熊本県の差が55倍も差があると。この数字てっていうのは、その隠れた数字を私たちは大切にしなきゃいけんのではないかなというふうに思っております。以上です。
○議員(14番 岡田  聰君)議長。
○議長(野口 俊明君)岡田聰君。
○議員(14番 岡田  聰君)まあ多いだけがいいわけではなくて、なかなかここら辺の判断が難しいところだと思います。
 御答弁の中でございましたが、もう一度確認したいんですが、いじめをいち早く見つけ対策を行うことはもちろん大切でございますが、根本的な道徳心を養ったり相手を大切にする心を養う、また、それぞれの個人がそれぞれの違いがございますが、それらをお互いに認め合い、そしてそれぞれお互いを大切にしていく気持ちを養っていく、そういう意識を植えつける人権教育が一番大切だろうと思いますが、人権教育や道徳教育に一層力を入れていくことは大切だとおっしゃってましたが、具体的に何か変わった対策を打つのかどうか、これまでどおり力を入れるのかどうか、もう一度お願いいたします。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの岡田議員さんの御質問にお答えをいたします。
 本当に人権教育というのは、先ほどの答弁でも申し上げましたが、学校教育の根幹だというふうに思っております。そのように位置づけて、校長先生初め学校全体で取り組んでいただいております。日常の遊びの中から、日常の学習の中から、それは特別に道徳の時間とか学活、学級活動の時間とかを抽出して人権教育をするわけでなく、日常の学校生活の中すべてにおいて人権教育、人権という視点で教育を行っていくということを、今本当に学校全体で取り組んでいただいております。
 総合学習の時間もありますので、割と単発的な人権教育、道徳教育というより、長く、例えば一人の校外教師の方をお呼びしていろんなお話を聞いて、そしてそこからいろいろなことを感じていき、子供たちが質問をしたり気づきを持っていったりして、それが年間の集大成として学習発表会の場で発表するとかというようなことで、各学校の学習発表会の、特に6年生とか中学校の場合は3年生などは非常に質の高い発表をするようになりまして、やっぱりそれは、学校が長い間かかって一生懸命取り組んできた人権教育の成果ではないかというふうに思っております。ぜひ、議員さんもいらしてごらんになってるかもしれませんが、またぜひ皆さんに見ていただきたいと思いますし、また、いろんな場で児童を評価して、また励ましていただきたいというふうに思います。
 担当課より補足をさせていただきます。
○教育次長兼学校教育課長(齋藤  匠君)議長、教育次長。
○議長(野口 俊明君)齋藤教育次長。
○教育次長兼学校教育課長(齋藤  匠君)失礼いたします。先ほど学校の人権教育の取り組みということで御質問をいただきました。
 鳥取県、そして本町も、同和問題を中心に人権教育、同和教育というのが大変熱心に進めてこられた地域であるというふうにとらえています。いじめの件数が先ほど数字がいろいろ出ている。確かに十分掘り起こされていない部分もあると思う一方でですね、これまでの取り組みの成果として、子供たちにある程度のその人権意識とか人権感覚というのが育っていて、お互いに思いやる心というのがあるということも一面ではあるのかなという気持ちも持っています。
 で、そういった中で、先ほど委員長が申しましたように、各学校いろいろな形で人権教育に熱心に取り組んでおるわけですけれども、こういう今回のことを受けて今すぐ新たな取り組みというのを考えているわけではございませんが、例えば本当に日常の学級の問題を話し合う場というようなのが、例えば小学校では学級会、昔から学級会と言われました学級活動の時間がございますけれども、そういったことで年間指導計画の中にはしっかり位置づけられていますけれども、実際に効果的に行われているか、あるいは日々の朝の会や帰りの会、こういったところでその日にあったことを話したりするときに、しっかりと子供たちが自分たちでそういった問題を話し合うような場が設定されているかどうか、そういったことも含めてですね、日々の取り組みを再度見直してもらって、各学校で取り組みを進めていくことが大事ではないかなというふうに今思っているところです。以上です。
○議員(14番 岡田  聰君)議長。
○議長(野口 俊明君)岡田聰君。
○議員(14番 岡田  聰君)2問目に移ります。教員評価制度の運用状況と成果は。
 公正な人事管理に資するとともに、教職員が職務上の課題を認識して主体的に職務に取り組み、評価者がその職務遂行状況を公正、公平かつ客観的に評価することにより、教職員の人材育成及び資質、能力の向上を図り、もって学校組織の活性化に資することを目的とするとされております。
 (1)運用状況と成果はどうでしょうか。(2)大阪府では、生徒や保護者による教員の授業評価を今秋、施行実施予定のようでございますが、児童や生徒による教員の評価は、害はあってもメリットはないと考えますが、大山町ではやるべきではないと考えますが、どうお考えでしょうか。
○議長(野口 俊明君)教育委員長、伊澤百子君。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
 ただいまの岡田議員さんの2問目の御質問、教員評価制度の運用状況と成果はということにつきまして、2点の御質問にお答えをいたします。
 まず、運用状況とその成果についてですが、鳥取県におきましては平成の18年度から、現在行われているような教職員評価・育成制度というのが始まりました。教職員は学校教育目標や年度の重点目標というのを踏まえて4月に個人目標を設定いたしまして、その目標達成に向けて具体的な実践を行っています。そして職務遂行の状況とか職務全般について1月に今度は自己評価というのを行います。また、その評価者である校長の方も4月から6月に目標面談を行い、また8月から10月に今度は中間面談というのを行い、そして1月から3月には最終面談を行いまして、目標を修正したり、あるいは実践について指導、助言をしたりするということで、教職員の意欲や資質あるいは能力の向上を図るということを目的とした制度でございます。
 評価・育成表や面談の実施報告書の県への提出も定められておりまして、大山町の各小・中学校におきましても、この制度に従いまして教職員評価を実施しております。この制度によりまして、一人一人の教職員が学校という組織の中で自分の役割というものを自覚するとともに、明確な個人目標というものを持った上で日々の実践に当たるようになったというふうに考えております。そして、その実践に対する適切な評価を与えられるということで、教職員としての資質とか能力や意欲が向上しているというふうに考えております。管理職にとりましても、この制度があることで人事育成の意識がまた高まりまして、積極的な指導や助言等につながっているというふうに考えております。
 2点目の、大阪市で取り組もうとしている生徒や保護者による教員の評価についてですが、岡田議員さんが指摘されるとおり、私どもの方も、これは問題が多く行うべきではないというふうに考えております。本当に児童生徒の成長を考えた場合に、本人に対してはもちろん、時には保護者に対しても苦言を呈すこともあろうかと思います。強いことを申し上げる機会も必要かと思います。もしもそのことが教職員の低い評価につながるようなことがあれば、保護者だけでなく児童生徒にまで遠慮して当たりさわりのない指導しかできない、そういう教職員がふえていくおそれもあります。岡田議員さんのお考えと同様、大山町ではそのような評価を実施する考えはございません。以上でございます。
○議員(14番 岡田  聰君)議長。
○議長(野口 俊明君)岡田聰君。
○議員(14番 岡田  聰君)学校の先生は非常に多忙で、本来の児童生徒と触れ合い、教えていくということがかなりおろそかになりはしないかと心配しております。その上で児童や保護者の評価があるということになれば、本当に学力テストの点数ばかり気にする、点数アップばかり気にするような弊害が起こるのではないかと危惧しておりますが、大山町ではやらないということでございますので安心しておりますが、ちょっと町内でちょっと耳にした不確かな情報でございますが、児童の評価を取り入れたいという学校長がいるようなことを聞きました。この教員評価制度、町の方針は決まってるとは思いますが、ある程度学校長に一任されてそういう児童の評価も行えるのかどうか、もう一度確認したいと思います。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいまの御質問につきましては、教育長の方よりお答えをいたします。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)どういう形の伝聞とか、そういうのでわかりませんけれども、こういうことでないのかなという、例えば参観日なんかのときにですね、保護者の皆さんに、きょうの授業を見られてどうだったですかとかですね、子供たちは元気に挙手したりやっておりましたかとか、そういった授業の評価てっていうのは、それはあるだろうと思います。今おっしゃいましたように、この大阪市やちが目指してるそういう評価とはね、これは違うことです。そういうのは校長先生が職員とも話し合って、こういったさらによくするためにどうしたらいいのかてっていうのの一つの方法ではあるだろうと思っております。以上です。
○議員(14番 岡田  聰君)議長。
○議長(野口 俊明君)岡田聰君。
○議員(14番 岡田  聰君)わかりました。終わります。

竹口大紀議員の一般質問

○議長(野口 俊明君)次、1番、竹口大紀君。
○議員(1番 竹口 大紀君)竹口大紀です。通告に従いまして、今回は1問、質問したいと思います。
 名和地区の拠点保育所について質問をしたいと思います。
 4月から、大山きゃらぼく保育園、中山みどりの森保育園、2つの新しい拠点保育園ができて、新しい園舎、広い園庭、多くの友達に囲まれて新たな保育がスタートしたということですけれども、このたび名和地区の拠点保育所の建設地が決定されたということです。2014年4月、今から約1年半後の開所を目指して建設を進めていく計画とのことです。再編後は、既存の保育所を1カ所残して拠点保育所と2カ所の体制となることが決定していると、先日、教育委員会事務局から説明がありました。
 そこで、5つ質問したいと思います。まず1つ目、名和地区の保育所再編に関して、現在までに教育委員会ではどのような議論がされてきたのでしょうか。2つ目、既存の保育所を1カ所残す、1カ所残して拠点保育所との2園にするという理由は何かお答えください。それから3点目、名和地区の4つの保育所それぞれの人件費を含めた昨年度の運営費、幾らかお答えください。それから4つ目、拠点保育所の開所に合わせて、保育所運営の民間委託は行わないのかお答えください。それから5つ目、町長部局は保育所の再編に関してどの程度関与されてきたのか、そして今後どの程度関与されていくのか。以上、5つお答えください。
○議長(野口 俊明君)教育委員長、伊澤百子君。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)ただいま竹口議員さんから、名和地区の拠点保育所についてということで5つの御質問をいただきました。少し長くなりますけれども、お答えをしていきたいと思います。
 まず、名和地区の保育所再編に関して、現在まで教育委員会ではどのような議論がされてきたのかという御質問にお答えをいたします。
 この大山町の保育所再編の検討というのは、ちょっとさかのぼります。平成19年に教育審議会へ、これからの大山町の保育所のあり方について諮問をしたことから始まります。諮問の教育審議会では、出生数は減少してきているが保育所の児童数はほぼ横ばいであり、特に低年齢児の入所希望が増加をしている。定員を上回る保育所がある一方で、定員を大きく下回る保育所もある。あるいは施設の老朽化、保育室やトイレの不足、駐車場が狭いなど、各保育所それぞれに施設面の課題がある。また、保育所入所の乳児の増加、未満児の増加、特別支援が必要な児童の増加、あるいは早朝・延長保育への対応などにより、保育士の配置が次第に困難になってきている。緊縮財政の中で職員の増員や施設の大規模な改修などがなかなか困難であると、現状と課題を分析して約1年間審議を重ねて、平成20年の1月に次のとおりに答申が出されました。
 まず、定員に満たない保育所のある中山・名和地区の保育所は、適正規模となるように統合する。具体的な再編計画を早急に作成すること。定員を超える状況が続くことが今後も予想される大山地区の保育所については、増築または改築を行うということも視野に入れて早急に対策を検討すること。早朝保育、延長保育、乳児保育などの特別保育の拠点化を検討すること。また、就学前教育の重要性を考えて、保育所の統合にあわせて幼稚園の設置も検討すること。効率的な財政運営の観点から、保育所の民営委託も視野に入れて保育所運営方針を検討すること。こういう答申が出ました。
 で、この答申を、町報平成20年の2月号に大きく掲載をさせていただきまして、町民の皆さんの御意見を募集もさせていただきました。そして、同じ平成20年の8月に町内の3カ所で保育所のあり方を考える会というものを開催いたしまして、そこで出たいろんな御意見や質問、不安といったものをまとめて、今度は町報の10月号に掲載をいたしております。
 教育委員会では、こういった教育審議会の答申後に何度も協議を重ね、平成21年の9月に保育所再編基本方針というものを決定いたしました。主な内容は、まず保育所再編検討会というものを設置する。各地区に拠点保育所を設置し、各地区1園から2園にする。そして拠点保育所には子育て支援センターを設置する。完成目標を平成26年とするという基本方針でございます。
 これを受けて、同じ月に各保育所の保護者代表の方に集まっていただきまして、保育所再編の推進に係る説明会を開きました。各地区で検討会を設置いたしまして、今度は具体の再編計画を協議することの了承をいただいたところです。今度は、その後に各地区で保育所再編検討会という委員を選出していただきまして、各地区とも10月に検討会を立ち上げ、翌年の2月までに各地区とも大体5回ぐらい検討会を開いていただいております。で、報告書が提出されました。
 その間、保育所再編検討会の経過報告というものは、平成21年12月と22年1月の議会の全員協議会で報告をさせていただいております。保育所再編検討会の報告を受けまして、2月に町内3地区で保育所再編について意見を聞く会というのを設けまして、町民の皆さんから保育所の数や拠点保育所の位置や、またその保育内容などについていろんな御意見をいただきました。
 これらの取り組みでいただいた御意見を教育委員会で検討を重ねまして、今度は平成22年3月15日の議会教育民生常任委員会で再編検討会と意見を聞く会の報告をさせていただき、3月25日開催の教育委員会で保育所再編方針の決定というのをさせていただきました。
 その内容は、まず保育所の数について、中山地区は1園とし、3保育所を統合し、拠点保育所を新設する。名和地区は2園とし、3保育所を統合し、拠点保育所を新設する。そして既存の1保育所は存続をする。大山地区は2園とし、所子保育所と高麗保育所を統合して拠点保育所を新設する。大山保育所はそのまま存続をするとしております。
 拠点保育所の位置につきましては、十分な面積が確保できて、周辺の環境が安全な場所であること、また小学校、中学校に近く、保・小・中の連携がとりやすいこと、保護者の利便性というものを考慮して、山陰道などの交通アクセスがよいことの3点に留意しながら、引き続き協議をする。
 また、拠点保育所の内容については、保育サービスをそこに集約をする。子育て支援センターを併設するといたしております。
 そのほかとして、保育所、今度は建設検討会というものを設置し、施設内容とか保育内容など、具体を協議していくということにしております。
 これら再編検討委員会、意見を聞く会の内容は町報の平成22年の4月号で、保育所再編基本方針は、今度は町報の5月号で、町民の皆さんにお知らせをしたところでございます。
 で、4月の下旬には、所長、保育士、調理師の代表で構成をする建設検討プロジェクトを立ち上げまして、5月には各保育所の保護者代表による保育所建設検討委員会というのも立ち上げました。そして5月25日の議会の全員協議会による、議会で建設計画というものを御報告させていただいております。
 次に、既存の保育所を1カ所残す理由は何かとの御質問にお答えをいたします。
 教育委員会では、教育審議会の答申も踏まえながら、保護者や町民の方の御意見をいろいろお聞きする中で、地区ごとのさまざまな再編パターンというものを検討してまいりました。その中で、施設面においては早朝保育、延長保育、乳児保育、病後児保育などの特別保育サービスはもう集約をする。そして対応するための拠点保育所の新築は、やっぱり3地区すべてに必要だろうというふうに考えました。
 ただし、各地区拠点保育所を、もう1園に全部統合してしまうという急激な保育環境の変化というものは、通園距離の長さとか、保護者の負担がまたふえるのではないかとか、保育所を選ぶ選択肢がちょっと狭まっていくのではないかなどのデメリットを考慮いたしまして、教育委員会の出した基本方針では各地区1園から2園とするというふうに定め、各地区の保育所再編検討会で協議をお願いいたしまして、その報告を受けて名和地区については3保育所を統合し、1保育所を存続するということにしたところでございます。名和地区の拠点保育所建設については、今度はこれから保護者の方に、今度は事業の説明をいたしまして、御意見をいただきながら進めていきたいというふうに考えております。
 それから、名和地区の各保育所の運営費はということで、総額では約1億9,200万です。で、内訳といたしまして、庄内保育所が約5,600万、名和保育所が約4,000万、そして御来屋保育所が約5,700万、光徳保育所が約3,900万となっております。拠点保育所の開設にあわせて保育所運営の民間委託は行わないのかという御質問については、保育所の民営化につきましては教育審議会でも答申をいただいており、教育委員会でも今後の課題だというふうには思っております。が、民営化となりますと、計画を決定したり、保護者への説明から移管までには相当の期間をもって、2年以上もって周到に準備をする必要があるというふうに考えておりますし、まず、そのためには計画段階で民営化となると財政的にはどうなのか、保護者の負担はどうなのか、また、今までやってきた保・小・中の連携による保育はどういうふうになっていくのかなど、メリットやデメリットの検証、民営化の方法、公立保育所の保育方針との、また整合性、小・中学校との連携のとり方、職員の処遇など、さまざまなことを今度は時間をかけて検討しなければなりません。名和地区の拠点保育所が完成することにより、保育所の再編というのは一応一段落をいたしますが、これにあわせて民営化を進めるということは、時間的な問題とか、本当に必要かどうかということ、民営化が本当に必要かどうかということは、まだ今の段階でしっかりと議論がされていない、私どももまだしっかりしていないということもあって、今後の課題だというふうに思っております。
 最後に、町長部局は保育所の再編に関してどの程度関与してきたのかとの御質問にお答えいたします。
 町長部局とは、保育所再編に向けた事業を進める上でのスケジュールだとか財政措置の調整とか建設用地の調整関係、事業規模の調整など、随時協議を重ねてきました。特に中山みどりの森保育園の建設につきましては、林業関係の鳥取県緑の産業再生プロジェクト事業の補助金1億5,000万を利用することがおかげさまでできまして、木の香りがあふれる木造の園舎を、すばらしい園舎を建設することができました。名和地区の今度取り組みます拠点保育所建設につきましても、今までと同様に町長部局としっかり連携をとりながら、有利な財政運営、保育や施設の充実といったことに一層努めてまいりたいと存じております。
 長くなりました。以上でございます。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)町長、森田増範君。
○町長(森田 増範君)はい、議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。短い言葉でございますので用意をしておりません。口頭の方で失礼させていただきます。
 先ほど伊澤教育委員長の方から話がございました。教育委員会と町長部局ということでの関与、先ほど述べていただいたところであります。引き続きこれまでの2カ所の拠点保育所の建設同様にかかわりをさせていただきながら進めてまいりたいと考えております。
 なお、この2つの大山、そして中山の保育園の建設につきましては、当初から思いの中で、まず木のぬくもりのある施設の建設をお願いしたいなという思いを伝えさせていただきました。あわせて有利な補助事業の獲得、このことに精力的に関係、県を含めて機関に働きかけをさせていただいたところでございます。以上です。
○議員(1番 竹口 大紀君)議長。
○議長(野口 俊明君)竹口大紀君。
○議員(1番 竹口 大紀君)はい。今、通告した質問が終わりました。2分の質問で16分御答弁いただいて、60分のうち16分、非常に長かったなと。
 よく住民さんがね、テレビ見てらっしゃる住民さんがね、いや、執行部の答弁、竹口さんのとき、長いへんかと言われる方がいらっしゃるんですよ。わし、長いとな、ちょっとトイレへ行って帰ってくるだけどなんて言っとうなる住民さんがいらっしゃってですね、恐らくまあ今テレビ見とられる方の1割ぐらいはトイレへ行って帰ってきたのかなというふうに考えながら答弁を聞いてたわけですけれども、私は、今回質問したのは、1園残して2園体制にする財政余力があるのであれば、拠点保育所にサービスを集約して保育環境を充実させるべきだという立場で質問をさせていただいております。拠点のサービスを充実させた方が、子供の保育環境、それから保護者の社会状況に合わせた保育サービス、あるいは職員さんのシフト体制の負担の軽減であるとか、そういったところにメリットがあるというふうに思っております。
 まず、時間もありませんけれども、事実関係から整理していきたいと思います。
 保育所再編検討委員会で結論が出て、名和地区は1つ残して、新しいのを1つつくって2園体制にするという話であったかと思いますが、その再編検討委員会で話をされていた内容について質問ですけれども、当時、私も教育民生常任委員会に所属しておりましたので、保育所候補地ということでいろいろ見に行きました。で、再編検討委員会で話がされているのは、旧庄内小学校の土地を利用して拠点保育所をつくり、わからないですけれども、距離的な問題でか、光徳なりほかの1園なりを残すといったような再編案が話し合われていたかと思いますが、これが正しいかどうかお答えください。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)はい。では、再編検討委員会で話し合われた中身につきまして、ただいまの議員さんの御質問に担当課よりお答えいたします。
○幼児教育課長(林原 幸雄君)議長、幼児教育課長。
○議長(野口 俊明君)林原幼児教育課長。
○幼児教育課長(林原 幸雄君)竹口議員さんの御質問にお答えします。
 保育所再編検討委員会の中で、確かにおっしゃるとおり庄内小学校跡地に拠点保育所を建設し、別に1園を設置するという案と、もう一つ、拠点保育所を建設して1園を存続するという2案の中で検討されていたというふうに考えております。以上です。
○議員(1番 竹口 大紀君)議長。
○議長(野口 俊明君)竹口大紀君。
○議員(1番 竹口 大紀君)はい。ということですけれども、現状で建設地、これは名和中学校と名和小学校の間、周辺の土地を利用するということになっておりますけれども、その土地に拠点保育所を建設した場合に、地理的要因、通園距離の要因としまして一番遠いであろう庄内、光徳、どちらかを残した場合に、直線距離で恐らく光徳で二、三キロぐらいでしょうか、庄内でも同じく二、三キロぐらいになるかと思うんですけれども、これが本当に先ほど最初の答弁にありました通園距離の延長で保護者の負担がふえるのかという問題なんです。現状で、やっぱり山合いの地域から送り迎えされて送っておられる方もいらっしゃいますし、現在、保育所によほど近くない限り、ほとんどの家庭が車で送り迎えされてると思いますけれども、この距離を配慮するという中で1園残すんだという答弁ありましたけれども、現状で近い方が距離が延びるところは配慮して、山合いの地域で今でも距離が遠い方はそんなに距離のことは言わない。もし保育所を再編して1つの拠点保育所にして通園距離が延びるという配慮をしないといけないのであれば、今、山合いの地域から長い距離、長い方で5キロ、6キロ、あるいはそれ以上送ってこられてると思いますけれども、そういう方への配慮は必要ないんですか。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)はい。名和地区の保育所4園のうち3園を統合して1園を残すという基本方針までは立てておりますけれども、どこを残すかということについては、まだ全然検討段階でございます。これからまた検討の委員会というのを恐らく立ち上げていくことになると思いますが、そのときに、もう1園を残すという、今は基本方針ですけれども、その園につきましては、ただ単に距離だけの問題ではなく、またほかのいろいろな要素も考えて決定をしていくことになるかなというふうに思っております。すべてこれからということになりますし、検討をしていただくときになりましたら、同じように保護者の皆さん、代表の方々、園の方の代表の方々、保育士の方々にまた集まっていただいて検討していただくということになるかと思います。本当に遠いところから通っていただく方の負担については考えないのかということを言われましたが、やはりそういう問題はどの園についても起こっている、現に今もそうだと思いますし、起こることだと思っております。よろしいでしょうか。
○議員(1番 竹口 大紀君)議長。
○議長(野口 俊明君)竹口大紀君。
○議員(1番 竹口 大紀君)はい。1園残すのは、距離の、距離的要因だけじゃないと、そのほかにいろいろ要素があるということでしたけども、そのそのほかのいろいろな要素というところをお答えください。どういった要素、何が必要で、何のためにその1園を残すのか、それをお答えください。(「議長、休憩をお願いします」と呼ぶ者あり)
○議長(野口 俊明君)休憩します。
              午後3時46分休憩
    ───────────────────────────────
              午後3時47分再開
○議長(野口 俊明君)それでは、静かにしてください。
 再開いたします。
○教育委員長(伊澤 百子君)はい、議長、教育……。
○議長(野口 俊明君)再開します。はい。
○教育委員長(伊澤 百子君)はい、議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)はい。ただいまの議員の御質問につきましては、担当課の方よりお答えいたします。
○幼児教育課長(林原 幸雄君)議長、幼児教育課長。
○議長(野口 俊明君)林原幼児教育課長。
○幼児教育課長(林原 幸雄君)それでは、お答えいたします。
 拠点保育所のほかに1園残すというのはですね、これから先、子供の出生数はだんだん減ってくるということが考えられます。今の時点で大きな規模の保育所だけを建てるのではなく、2園にして、当面の間はそちらの小さな保育所の方にも通っていただきながら、将来的には1園になるということも検討する場面が来るのではないかというふうに考えているところです。
○議員(1番 竹口 大紀君)議長。
○議長(野口 俊明君)竹口大紀君。
○議員(1番 竹口 大紀君)はい。今、新たな理由が出てきました。将来の出生数減を見越して、大きい保育園だけじゃなく、小さい保育園も残して運営していくと。なぜ中山地区はされなかったのか不思議なんですけれども、それを話し出すと、恐らく二、三時間かかってしまいますんで、その名和に1園残すというところをもうちょっと追及していきたいと思いますが、教育審議会の答申が平成20年1月に出されました。これは約1年間かけて審議されて、議論されて結論を出されたわけですけれども、一番最初の答弁で、教育審議会の答申、定員に満たない保育所のある中山、名和地区の保育所は適正規模となるよう統合するというふうにありました。
 教育審議会の答申のここでいう適正規模、何人かというふうに具体的な数が明記してあります。3歳以上児、園児1クラス当たり15人から20人、これが適正規模であると教育審議会は答申しております。名和地区の人口、今、4月、24年4月1日現在、だんだんだんだん少なくなっていってるのは皆さん御承知のことと思いますが、近年で少ない2歳児、ゼロ歳児の年を見ますと、名和地区全体で27名、ゼロ歳児は28名となっております。もし2園、名和地区に保育所を残す、1園残して新しい保育所を1園建設するのであれば、この教育審議会が適正規模とうたう15人から20人のクラスというのは、どちらかの保育所ではできない、あるいは両方の保育所でできないという問題が出てくるのではないのかなというふうに思いますが、教育審議会のこの答申の適正規模15人から20人というのは尊重されないということですか。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)はい。では、ただいまの御質問につきましては、教育長よりお答えいたします。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)はい。竹口議員さんは1園がいいという論点だろうと思います。教育委員会といたしまして一番最初、ちょっともとに戻るわけですけれども、急激なことで再編検討委員会の皆さんに地域の代表の皆さん、学識経験者の皆さん、たくさんお集まりして何回もしていただきました。その中で、中山地区の皆さん方は1園がいいだ、それから名和地区の皆さんは1園か2園だと、大山地区も1園か2園だという、再編検討委員会で意見が出てまいりました。それを今、大事にしておるわけでして、これから先、課長がこれから申し上げると思いますけれども、先日もいよいよ建設に向けてそれぞれの地区でお話し合いをしていく中で、保護者の皆さん、地域の皆さんがもう1つでいいと、要するに1つで十分だと。私たちは、教育委員会といたしましては、そう、確かにいろんなことがあったり、新しい方がいいとか、いろんなことがあるかもわかりませんけれども、そんなにそんなに急がんでも、最終的には今さっき申しましたように1園になるにしてもですね、1つは残して、なだらかにできたらというふうな気持ちでおります。ただし、今度つくる新しい拠点保育所は将来を見越して、今27名とか28名とかおっしゃいました。含めてですね、それが、全部の児童がですね、入ってこれる規模にはしなければならないというふうに基本的な考え方として思っております。以上です。
○議員(1番 竹口 大紀君)議長。
○議長(野口 俊明君)竹口大紀君。
○議員(1番 竹口 大紀君)はい。私の質問は、教育審議会で示された適正規模は3歳以上児のクラスで1クラス当たり15人から20人、名和地区に2園保育所を運営するのであれば、現状の27人、28人、あるいはこれからまだまだ減っていくことが予想されますが、その中で適正規模が維持できるのか、あるいは教育審議会のこの適正規模といった15人から20人というのを無視してやっていくのかどうか、そこをお答えください。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)はい。教育長の方よりお答えいたします。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)教育審議会の答申そのものがですね、金科玉条ではないと私は思っております。それは審議会の答申として尊重はいたしますけれども、いろんな形でこれからも考えていかなければならない。例えば後から出てまいりました民営化の問題、教育委員会が今、ゼロ歳から15歳まで、ある面では非常に、その地域の子は地域で育てるというもとでやってる中でですね、民営化をどげするかてって、審議会の答申てっていうのはいろんな形を考えて、外部の先生も入っておられますので、いろんなことが出てくるだろうと思いますけれども、尊重はしますけれども、それに縛られるものではないと思っております。
○議員(1番 竹口 大紀君)議長。
○議長(野口 俊明君)竹口大紀君。
○議員(1番 竹口 大紀君)はい。尊重はするけれどもそれに縛られないということで柔軟にやっていきましょうと。2園あれば、十二、三人ずつになっても、それはそれでやっていきましょうというような話かもしれませんが、やはり私はね、1園、拠点保育所1園の方がいいというふうに主張したいと思います。
 先ほど保育所の再編検討委員会で、保護者の皆さん、地域の皆さん、名和地区の皆さんが拠点保育所と、もう1園あった方がいいというふうにおっしゃいましたが、このね、ね、皆さんというのがネックなんですよね。やっぱりね、保護者だけのことを考えるのか、地域住民のことを考えるのか、あるいは大山町の税金を使うわけですから町民全体の意見を尊重するのか、これいろいろな考え方があると思いますが、これを民主的に決めていこうとした場合に、民主的な決定権を住民さんから与えられているのは町長あるいは議会です。で、名和地区の皆さんが名和地区の皆さんがと言いますが、それはもうとり方によって、あるいは選ぶメンバーによって、それは変わってくる問題で、ここはしっかりね、町長部局あるいは議会ともっと議論しなければ、それが本当に住民さんの総意なのかどうなのかというのがわからないというふうに思います。
 ましてや1園残す、小規模な保育所を1つ残すという中で、先ほど一番最初の答弁にありました昨年の名和地区の保育所の運営費、一番お金のかかっていない光徳保育所でも約4,000万、年間で4,000万かかっています。緊縮財政、緊縮財政と言いながら4,000万も小規模の保育所を残すのに使うのかと。いや、それがですね、距離的に、もう5キロも10キロも離れて、地理的にちょっと通うのがというのであればまだ話はわかるんですが、その2キロ、3キロ、直線距離で、の統合もはばかられるようなものなのか。その子供の保育、どんどんお金使っていいよ、幾らでも使っていいよということであれば4,000万円使ってもいいと思うんですけれども、私はその小規模保育所を近くで残すんであれば、この4,000万円使えるんであれば、拠点保育所のサービスにそのまま4,000万円、毎年毎年使っていただいて、で、保育サービスを充実させた方が、より保護者のためになると思うんですよね。
 で、もう一つ、地域のため、地域住民のためという話ありましたけれども、大事なのはどちらなのかと。やっぱり保育園って子供を保育する施設ですから、それは地域住民さんからしたら、保育所がなくなって地域が寂れていくという理屈はわかるんですけれども、何のための施設ですか。子供を保育するための施設なんですよ、子供の成長のため。この施設をね、住民さんが寂れるからという話もね、わからんでもないですけれども、そのために小規模の保育所を残す。で、お金はかかる。サービスは、もしかしたら集約できないかもしれないし、2カ所で同じようなサービスをしないといけなくなるかもしれませんけれども、やっぱりこれはね、今の子育て世代の親たちの、保護者たちの感覚とかけ離れているのかなと。地域優先で、保育所を地域のために残しますよと言っていたらね、子育て世代、若い世代なんて、もうどんどん都会に出ちゃいますよ。やっぱり一番に考えるのは子供の成長、子供の保育、あるいは次に考えるのは保護者の社会的情勢による保育サービスの充実、ここじゃないですかね。
 百歩譲って地域のためにどうしても使わないけんということであれば、それこそ拠点保育所にすべてを集約させて、ほかの地域のまちづくり会議でもあるような、あいた保育所に住民自治組織、地区会議に入っていただいて使っていただけばいいじゃないですか。私はね、そういうふうに思うんです。
 今、議論する中で、1園残すという明確な理由が本当に感じられない。再編検討委員会で言われたからとか、過去に教育委員会で方針を決定したからという理由ばっかりが耳についてですね、本質的な議論になってないと思うんです。
 長くなりましたけど、今、ここまでの所見、伺いたいと思います。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)はい。ただいまの竹口議員さんの御質問、あるいは思いを伺いながら、これだけの御意見を再編検討委員会で、もしくは地域住民の御意見を聞く会でしっかりと聞くことができたらどんなに心強いだろうというふうに思ったところです。
 やはりいろいろな場で、いろいろな方の思いを、やはり私どもは聞き取っていかなければならない。で、まさにその本当に地域のためではなく子供の保育のためなんだと、子供の教育のためなんだと、今、そういうことが大きな声で言える世代の方がふえてきたのかなあというような思いも片方で持っております。
 初めに再編検討委員会でいただいてきた、あるいはたびたび開催してきました地域の方の御意見をいただく会では、なかなかそこまでの御意見をお聞きすることはできなかった。でも、ある程度時の流れとともに変わってきたのかなって、子供の出生数の変化とともに、やはり変わってきたところもあるのかなというような思いを持っております。
 先ほども教育長が話しましたように、再編検討委員会で出てきた基本方針というのは、しっかりと基本方針として尊重をしております。そのために長く皆さんが検討に検討を重ねて審議をして出してくださったものですので、それはそれでしっかりと尊重したいと思っております。ただ、今のような御意見もまたあるのであるならば、またそういう御意見もしっかり、皆さん、竹口議員さんばかりじゃなくて、もっともっと多くの人からの御意見を聞きながら、どういうふうな名和地区の保育園をつくっていくのか、拠点保育所をつくっていくのかということを、またこれからもしっかりと考えていきたいというふうに思います。以上です。
○議員(1番 竹口 大紀君)議長。
○議長(野口 俊明君)竹口大紀君。
○議員(1番 竹口 大紀君)はい。いろいろな人の意見を聞いて、それで今後の方針、また再編計画を考えていかれるということですけれども、やはりね、今の現状の保育園に通っている保護者さんの意見も大事でしょうけれども、恐らく保育所を建設されて、できてオープンした後に、もしかしたら、もう子供が保育園を卒園してしまって、いらっしゃらない保護者さんもいらっしゃるのかなというところで、私は今後、入って、保育園に子供を預けられる親、あるいはまだ結婚もしてないけども、これから結婚して名和地区に住んで保育園に通わせてというふうに考えてらっしゃる方の考えもすべて察しながら、考えながら意見を述べているつもりですけれども、町長は、この保育園再編に関してどのように考えてらっしゃいますか。もうすべて教育委員会任せでしょうか、それとも持論がおありで、保育所は拠点保育所ともう1園残した方がいいと思われるのか、御答弁ください。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。竹口議員から熱い思いを、1園という思いの中でいろいろな角度での御質問をいただいておるというぐあいに思っております。
 多分そういった角度の中でも、これまでの教育委員会の方からのお答えにもあったように、審議会、いろいろな、たびたび、一年をかけての協議、議論しながら拠点保育所プラスワンという結論を出されたと思っておるところでありまして、私は、そういった詰まった段階でのこの名和地区の保育所のあり方ということが前提で、今もこの拠点保育所の建設と、あるいはこのたびの9月の予算というものを出させていただいているところであります。
○議員(1番 竹口 大紀君)議長。
○議長(野口 俊明君)竹口大紀君。
○議員(1番 竹口 大紀君)はい。教育委員会の決定を尊重するといったような御答弁だったかと思いますが、今、我が町大山町では他町にない、他市町村にない取り組みとして教育委員会のもとに幼児教育課が設置され、児童福祉の施設である保育所を所管しております。やっぱり教育、教育委員会、教育委員会制度は、何回か前の一般質問でやったかと思いますけれども、その教育の政治的中立を守るためにつくられたと、もともと、いう機関でありますし、教育内容でありますとか、あるいは今、保育所と幼稚園、一つになろうかみたいな話もあるぐらいですから、保育所の中でどういう教育をやっていくかとか、そういう方針を決めていただくのは問題ないと思いますが、その保育所を再編してどういうものをつくっていこうかとか、建物は何個にしようかとか、そういう大枠な再編とかというところは、ぜひね、民意を受けて独任で決められる町長が町長部局の仕事として進められた方が、より民意が反映できるんじゃないのかなというふうに思いますが、どうでしょうか、町長。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。いろいろな論点で振っていただくところでありますけれども、保育所のあり方ということの先ほどの教育委員会からの答弁のまた原点に返ることになりますけれども、中山保育所は3つあったものを1つ、そして大山は大山保育所を残して、高麗、所子を合わせて1つという形で出され、名和は拠点保育所1つとプラスワンという形での現状のもの、そういった答申を受けて、いろいろと議論をされた経過を踏まえて、大山地区の大山きゃらぼく保育園、そして中山みどりの森保育園、それぞれ建設したところであります。
 おっしゃいますように、一つの拠点にするということについては、賛同される方、どうしてもそうでない方、いろいろな議論があっておりましたけれども、そういったことも踏まえて、今の大山、中山、それぞれの木のぬくもりのある保育園ができておるところであります。同じ思いの中で、同じ出てきたそのベースをもとにして、今、名和地区の拠点保育所の建設に入ろうとしているというところであります。
 私は、その経過についても、これまでも議会の方にもたびたびと御説明も教育委員会の方からしておりますし、あるいは町報を通じて等々流している経過もあります。それを踏まえながら、数年かけてずっと一つ一つ、今日まで拠点保育所をつくってきた経過、私はそれをまずは大切にしなければならないのではないのかなと思っております。竹口議員の思いもありますけれども、本当にそれがすべての皆さんのことなのかなと思っております。いろいろな思いを出しておられる意見の中から、議論の中から、今の拠点保育所建設の今日に至っていると思っておりますので、今、教育委員会が進めておること、これをしっかりと尊重し、一つ一つ、すばらしい名和地区の拠点保育所を建設したいと思っておりますし、プラスワンということについても、これから本当に地域の方々と、場所のことも含めて御検討いただくということになろうと思っております。
○議員(1番 竹口 大紀君)議長。
○議長(野口 俊明君)竹口大紀君。
○議員(1番 竹口 大紀君)はい。この時間が差し迫った中で町長に答弁を求める質問を振ったのがちょっと失敗だったなというふうに思いますが、まあ時間がありますので、もう一つ、1園残す理由の将来の出生数の減を見越して一つ小さい園も残しておく、大規模なものだけじゃなくて、一つ残しておかないといけないという答弁のところを突っ込んでいきたいと思いますが、名和地区はそのように考えられたのに、中山地区はそう考えられなかった理由を教えてください。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)はい。今、なぜ中山は3つあったのを1つにして、1つを残すという選択肢はなかったのかということですが、これはやはり再編検討委員会の中で、3つが一つになるというところに全員の思いがたどり着いたというふうに認識をいたしております。以上です。
 教育長から補足をいたします。
○教育長(山根  浩君)議長、教育長。
○議長(野口 俊明君)山根教育長。
○教育長(山根  浩君)はい。竹口議員も教育民生常任委員会に入っておられまして、たびたびお話をさせていただいたと思っております。で、22年の、21年の10月から一生懸命やりまして、そのときに中山は1園、それから大山は拠点保育所と大山保育所を、名和は拠点保育所と1園を残すというときには、1園がいいという意見を聞いたことはありませんでした。で、これからなんですけれども、やっぱりある面で、例えば23年度に大山のきゃらぼくが、保育園ができました。中山のみどりの森保育園ができました。それを見られたり、そこに通ってくる子供さんだったり保護者の皆さんだったり設備だったり、いろんなことを見られてですね、そういう1園の方がいいだないかという議論が出てきたんじゃないかなという推察はいたします。
 これから先、幼児教育課が中心となりまして、保護者の全部の人の御意見を聞く会も、これからも持ちます。さらに、今だったらまだ、例えば1園になるにしてもですね、それもできます。全員、ほとんどの方が1園がいいてっていう形の意見ばっかりが出てくるとするならばですね、またそれは本気になって教育委員会も考えていかなければならない。だけど、今のところは1園プラス、拠点保育所プラス1つだ、残す方向てっていうのが原則だろうというふうに思っております。御理解いただきたいと思います。
○副町長(小西 正記君)議長、副町長。
○議長(野口 俊明君)小西副町長。
○副町長(小西 正記君)相談を受けておりますので、ちょっと町長部局の方からつけ加えさせていただきたいと思います。
 現在計画しておりますのが、きゃらぼく保育園については定員が180名でございます。中山のみどりの森保育園は120名の定員をそれぞれ計画で建設したところでございますが、名和の建設については、今、大体150名定員ぐらいを考えておるところでございます。
 出生率につきましては、先ほど教育委員会の方で、あるいは竹口議員の方でおっしゃったとおり、実は中山の地域よりも名和地域の方の出生の方が少ない状態でございます。そういうことで、名和の人口、子供の数がぐんと減るということが近い将来、180の定員の規模のものを建てても、定員をかなり下回るような状況になるということで、一時的に1園を残すというふうな方策をとらせていただきたい。将来的には、名和地区に建てます拠点保育所で全部のお子さんたちを保育できるというふうな考え方で今進めておるところでございますので、その辺のところを御理解、お願いしたいというふうに思います。
○議員(1番 竹口 大紀君)議長。
○議長(野口 俊明君)竹口大紀君。
○議員(1番 竹口 大紀君)はい。今、教育長の方からは、まだ1園残して、1個拠点保育所つくるのは決まってないから、最終的に1園になる可能性もあるよというお話をいただいて、片や副町長からは、1園残してやるんだというお話をいただきました。
 町長の話では、教育委員会の意見、決定を尊重されるということですので、今の教育長の話を信じていきたいと思いますけれども、やっぱりね、大山の拠点保育所、大山きゃらぼく保育園、それから中山の拠点保育所、中山みどりの森保育園、見てると、すばらしいものができたなと、いいものができたなというふうに思うんです。で、名和のね、拠点保育所もぜひいいものをつくっていただきたい。
 大山が植物でね、きゃらぼく、中山がみどりの森で、これも植物となると、名和の拠点保育所は恐らく名和さくら保育園ぐらいになるんじゃないのかなというふうに思うんですけれども、その名和さくら保育園になろうがなるまいが、それはいいんですが、ぜひね、これからの子育て世代、若い世代が、名和に住んで、大山町に住んで保育所に通わせたいなと、もしくは町外からでも、その保育をさせたいがために大山町に来させたいなというような保育所をつくっていただきたいというふうに思います。
 で、最後の質問は、まだどういう方針でやっていくか決定してない、してないといいますか、基本方針は決まったけれども最終決定はされてない。これから1園残して拠点保育所を1個つくるのか、名和さくら保育園をつくるのか、あるいは名和さくら保育園1つでいくのかいうのは、今後決めていかれるということですけれども、どういうスケジュールでいつごろに最終決定されるのかいうことをお答えください。
○教育委員長(伊澤 百子君)議長、教育委員長。
○議長(野口 俊明君)伊澤教育委員長。
○教育委員長(伊澤 百子君)では、お約束をいたします。大山きゃらぼく保育園、中山みどりの森保育園、それぞれの園で今、新しい歴史が始まっておりますが、さらにそこから上がってきたさまざまな意見をまた取り入れながら、さらにすばらしいさくら保育園をつくり上げようと、お約束をいたします。
 後、スケジュールのことにつきましては、担当課より説明いたします。(「名前は」と呼ぶ者あり)
 はい、名前は、失礼いたしました。はい、仮称でございます。はい。1園かどうかということも含めまして、仮称でございます。はい。
○幼児教育課長(林原 幸雄君)議長、幼児教育課長。
○議長(野口 俊明君)林原幼児教育課長。
○幼児教育課長(林原 幸雄君)今後のスケジュールについてお伝えいたします。
 この議会終了後、今月の29日に各保育所でいろんな作業をされることがありますので、その機会を利用させていただいて、各保護者の方に今後の名和地区の拠点保育所の建設計画について御説明をし、そのとき同時にですね、その1園残す保育所の、どこを残すのか、それからもう一つの選択肢としては残さないのかというのを含めたアンケートをとろうと思っております。それと、そのアンケートの集計時、最終締め切り時までに各園で2人ずつの建設検討委員さんを出していただいて、今後、基本設計の中からいろいろと協議に加わっていただくというふうなことを考えております。以上です。
○議員(1番 竹口 大紀君)済みません、最終的な……(「もうだめだよ、そんなの。時間がない」と呼ぶ者あり)
 いやいや、答弁漏れですよ、答弁漏れ、答弁漏れ。(「時間がないもん」「時間がない」と呼ぶ者あり)
 いや、最終的な方針の決定はいつですかという質問をしてましたけども。
○幼児教育課長(林原 幸雄君)最終的な方針。
○議員(1番 竹口 大紀君)最終的な方針の決定はいつですかと。
○議長(野口 俊明君)これで……(「もうだめよ」と呼ぶ者あり)
○議員(1番 竹口 大紀君)いやいや、答弁漏れですよ。(「答弁漏れだって時間が……」と呼ぶ者あり)

小原力三議員の一般質問

○議長(野口 俊明君)再開いたします。
 次、13番、小原力三君。
○議員(13番 小原 力三君)大変長らくお待たせいたしました。本当に今期定例会、9月の2日間にわたりまして、本当に大変でございました。最後になりましたけど、もうしばらくおつき合いのほど、よろしくお願いいたします。
 私の質問でございますけども、1期4年間の町長としての実績と成果はということで質問をしてみたいと思います。4年間の任期も間もなく迎えようとしておりますが、町長、任期からこれまでの森田町政の取り組みとその実績、成果はということで質問をいたします。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)町長、森田増範君。(「みんなでしょ、みんな」「3問別々になって」と呼ぶ者あり)
○議員(13番 小原 力三君)ちょっとつじつまが合わんところがありまして。(発言する者あり)
○議長(野口 俊明君)森田町長。(発言する者あり)
 森田町長。
○議員(13番 小原 力三君)ちょっとつじつまが、1つずつやっていかんと、最後のやつはつじつまが合わなくなってしまうんじゃないかなというふうで、3問にちょっと振り分けさせていただきました。よろしくお願いいたします。
○町長(森田 増範君)いいですか。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。それでは、小原議員から町長としての実績と成果はということについて御質問をいただきました。お答えをさせていただきたいと思います。
 まず、地方経済の低迷、また少子化、高齢化が進む中、大山の恵み、そして豊かな資源、財産を生かし、未来を開く町、これを目指して、昨日、米本議員の方でも触れさせていただきましたけれども、5つの柱を掲げ、特に元気、安全・安心、安定というところでございますが、5つの柱を掲げて地域活性や子育て支援、また福祉の向上、若者定住に努めてまいったところであります。その中で取り組んだ事業、また現在も取り組んでいる事業、施策、ほんの一例でございますけれども、まず取り組んだこととして述べさせていただきたいと思います。
 まず、1点目に「多様な資源を生かす元気なまち」であります。農業関係では、耕作放棄地の取り組みで復元農地が80ヘクタールであります。また、ブロッコリーやナシ、あるいは新規就農者、そうした方々への積極的なさまざまな支援の事業、今現在進んでおりますけれども、畜産の臭気対策の事業の取り組み、またエコ農業の推進モデル事業として、会員、今30名ほどおられますけども、その取り組みを一つ一つ展開をいたしております。また、ことしは、昨年、あるいは一昨年、農業の施設災害、基盤災害、たくさんございました。農業災害復旧に対しての助成の充実、行っております。また、水田、土地改良事業や畑地のかんがいへの事業、これも役員さんといろいろと密に連携をとりながら、積極的な展開に、展開を進めていったところであります。
 観光商工関係では、いろいろと議論いただきましたけれども、山香荘の再整備、今進んでおります。また大山スキー場、これの民間の力によりますところの一体運営、進んでおります。さらには大山ツーリズムの推進、また大山恵みの里公社の経営の安定化、いろいろと御議論をいただいているところでありますが、そうした経営の安定化への道筋が進んでおります。さらには香取分校の活用としてのものづくり学校、あるいはソーラーパネル事業、大山インターチェンジの団地への企業誘致などなどございます。
 2点目の「元気な町民・職員のまち」ということにつきましては、個人住宅等改善助成事業、現在も進んでおります。このたびも補正をお願いいたしております。また住民の方々主体によりますところのまちづくり地区会議の展開や集落を中心とした、軸足に置いた集落活性化事業の実施、あわせて大きな課題であります結婚推進員制度の、つくっての展開や、婚活団体助成制度の取り組みがございます、などなどございます。
 また、3点目の「子育てしやすいまち」では、中山地区、大山地区の拠点保育園の建設、先ほど一般質問でもございましたが、名和地区の拠点保育所、これの取り組みについてが今進みつつあるところであります。また、不妊治療等への助成の事業もことしから始めさせていただきました。また、今、県の方でも加わって進んでおりますけれども、23年度に予防接種ということでヒブ、あるいは小児肺炎球菌、子宮頸がんワクチンの全額の助成、また若者向け集合住宅の建設ということで、現在のものも合わせて16戸、中山地区の方で建設をさせていただきました。あわせて大山口駅前の団地の分譲や中山のナスパルタウン団地の分譲の推進などなどを進めております。
 4点目の「高齢者が安心してすごせるまち」、これでは、この4月からスタートいたしましたが、新しい公共交通スマイル大山号の運行、また、これも議会の方からいろいろと御指導、御意見もいただきました脳ドックの助成事業、あわせて大山診療所2階の介護施設の活用、また福祉推進員さんと保健推進員さんの連携によりますところの集落を中心とした小地域保健福祉活動支援事業の実施などございます。
 5点目になります「ひとにやさしく安全・安定のまち」ということにつきましては、男女共同参画条例の制定、あるいは自主防災組織の育成・強化、ことし、今現在で103の集落になってきております。また、東日本の震災を受けての放射線量の測定器の設置、モニタリングポストでありますけれども、これの設置ができました。あわせて津波対策ということの中で、今現在進行中でございますけれども、沿岸部の野外防災無線の設置であります。さらには大山の恵みであります水、これの地下水保全条例の制定など、住民視点、現場視点で取り組んできたところでございます。また、財政的にも40億円を超える基金となり、健全運営が進んでいるところであります。そういった取り組みを進めており、次世代につなげる未来づくり、着実に進んでいるものと確信をいたしております。
 1番目の質問ということでございますので、ここで取りやめさせていただきます。
○議員(13番 小原 力三君)はい、議長。
○議長(野口 俊明君)小原力三君。
○議員(13番 小原 力三君)今、多岐にわたりまして実績と成果を説明していただきました。これは政務報告の中にほとんど書いてある文言でございます。
 そこで町長、1番目の質問でございますけども、追及いたします。
 今、私はマラソンでいこうか登山でいこうかというふうに思っておりましたけれども、やはり町長は山の方が好きのようでございますんで、大山登山で、例えば大山登山でいえば今何合目を登ろうとされているのか、そこの点、もう1点お聞きしたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。登山、大山登山にして何合目かということのようでございます。10合目がてっぺんということからしますと、きのう、評価という中では80点という自分なりの評価というものはさせていただきましたけれども、到達点ということからしますと3合目ぐらいなところかなというような感じを持っておるところであります。
○議員(13番 小原 力三君)はい、議長。
○議長(野口 俊明君)小原力三君。
○議員(13番 小原 力三君)大山は、の登山はですね、3合目から5合目が険しくて、7合目、8合目になるとちょっとなだらかになって、何といいますか、板が張ってあって登りやすくなっているということでございます。ということは、今後また、例えば町長選にて当選されれば、険しい道のりを歩まなければならないというふうに思っております。フルマラソン、42.192キロですけども、それもですね、やはり初めの10キロ、やっぱり20キロになるとアップダウンが険しくなって苦しくなる。なかなか思うようにゆかないのがスポーツの世界ではございます。これもまた、スポーツの世界と、また行政の絡み合うところがあるんじゃないかなと私は思っております。残業になりますので、早く終わりたいと思いますので。
 それでは2問目。次期町長選への意欲はと、核心に入ってまいります。
 来春行われます予定の首長選挙に再び出馬され、引き続き町政のかじ取りをなされる御意思のあるのかないのか、これをはっきりとお答えください。
○議長(野口 俊明君)町長、森田増範君。
○町長(森田 増範君)はい。2つ目の次期への意欲ということについてでございます。
 先ほど述べましたように、大山の恵み、豊かな資源、歴史・文化など、多様な財産を生かした人づくり、あるいは地域づくり、にぎわいのある元気で安心して暮らせる町づくり、次代につなげる未来づくりが進んでいると確信をいたしております。
 取り組みの一つ一つが芽生えて、着実に成長、進展している現状にあると存じます。先ほど大山登山の例でございましたけれども、3合目あたりの到達点かなというように感じているところではあります。さらに大きく成長させ、結実させるべく、全力で町政のかじ取りを行いたいとの思いはございます。
 ただ、次ということの中では、今の首長というこの職責にありますのは、支えていただいた方々のお力によるところでございます。次の追及の質問をいただきたくない思いでございますけれども、相談をさせていただく時間を賜りたいと存じます。以上です。
○議員(13番 小原 力三君)はい、議長。
○議長(野口 俊明君)小原力三君。
○議員(13番 小原 力三君)今の答弁の中に、次も全力で町政のかじ取りを行いたいというふうに決意を述べられました。(発言する者あり)
 いや、本当ですよ、ここ、書いてありますよ。何で。違いますか。(「思いだ」と呼ぶ者あり)
 思いじゃないです、決意ですよ、これは。
 それでですね、やはり仁王堂公園のカラス天狗のように、大山町に軸足をきちんと置きながら、これから全力でですね、ここにおられるスタッフの皆さんも一生懸命になって支え合いながら、一人は倒れます、必ず、台風や風で、雪で、倒れますので、全力で支えながら、大山町を立派にしていただきたいというふうに思いがあります。
 そこで町長、今、支持者の方にはね、また連絡すればいい、やはり先手必勝です、先手必勝。これを逃いたら、もうおしまいですよ。前町長も、同じ質問をさせていただきました。そしたら何と言いました。わしは悪代官のように言われましたと、悪代官のように。わしは悪代官なんて一言も言ってないんですよ。言ってないのに、悪代官のように言われる、そんなこと言った覚えはないんですけどね。まあそれは冗談で、あの話であって。それでですね、いろいろと今、政務報告の中で歴史・文化、豊かな資源を利用しながら町づくりに励んでいくということでございますけれども、私は、もうちょっと大きな目線で考えてみたいというふうに思っております。
 政務報告の中にもありますように、第3次行財政改革の策定についてということでございます。財政報告もありますように、行財政改革は毎日でございます。毎日行わなきゃできません。これは避けて通れない問題でございます。集中改革プランを策定するために、7月20日に第1回の審議会を開催しました。12月を目途に答申をいただく予定でございます。ちょっとスピードが遅いんじゃないですか。行政改革は待ったなしなんです。毎日なんです、これは。
 それが1点と、それからですね、これから事業を行わなきゃならない目玉商品がたくさんございます。今、もう書き切れんからもうやめましたけれども、中山でいえば報国の焼却場、あれ解体しなきゃならない。それから清水原の47年につくりました清水原国営パイロット事業、これの再開発、残ってますよ。それから開拓水道でですね、これ今、何か小さい管の石綿パイプが入っている。これ大改修しなきゃならない。それから阿弥陀川の今在家、蔵岡、坊領の3橋の橋のかけかえ、これも避けて通れない事業でございます。(発言する者あり)それから、3橋の橋につきましてはいろいろ問題がございましたけれども、最近仲よくなった、なられたそうでございますんで、だからいい話が進むんじゃないかというふうに思っておるところでございます。それから大山診療所の医師の問題でございますけれども、これは、どうでしたかいな、これは監査委員さんからの報告でございますけれども、これも一般質問で出ましたけれども、これも早急に解決しなきゃならない問題ではなかろうかなというふうに思っております。
 そして、また雇用の問題につきましても、大きな工場じゃなくしても、小さな工場でも、1人でも2人でも雇用できるようなものづくりといいますか、今、小さな、東京の大田区では小さな工場でも新幹線の部品をつくったり、あるいは……(発言する者あり)
 いや、本当ですよ。違いますか。笑っておられますけど。(発言する者あり)
 そういうような小さな会社でも誘致して、やはり大山町を、大きな会社ばっかりが来るのが能じゃないんです。小さい会社でも来たいという会社があれば、1人でも2人でも雇用を続けて、雇用対策につなげていただきたいというふうに考えているところでございます。
 まだまだたくさんありますけれども、また時間もありませんので、残業になりますので、この辺で、町長、どういうふうに思われますか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。まず、小原議員の思いで、冒頭に次期への意欲ということの中で決意というようなお言葉をいただいたところでありますけれども、私の思うところは、まずは先ほど述べさせていただいたところでございますので、どうぞこの言葉どおり受けとめていただきたいなと思います。あわせて、本当に支えていただいた方々のお力があってこその今であります。時間を賜りたいなと思うところであります。
 そして、悪代官という御表現をされましたけれども、私にとりましては優しい女房だというぐあいに感じておるところでありますので、変わらずの御指導も、これからも賜りたいと思います。
 そして、課題をたくさん述べられました。確かに大山町の課題はたくさんございます。まだまだ年をかけながら計画性を持って取り組んでいかなければならないことがたくさんございます。まずは、行財政改革のお話もございました。今、手をかけております、取り組んでおりますことをしっかりとやるということを述べさせていただきたいと存じます。以上です。
○議員(13番 小原 力三君)はい、議長。
○議長(野口 俊明君)ちょっとお待ちください。
○議員(13番 小原 力三君)5時になった。もう終わりますから、5時で。
○議長(野口 俊明君)傍聴者の皆さん、そして議員の皆さん、執行部の皆さん、お知らせいたします。間もなく5時になりますが、5時を過ぎましても、小原議員の一般質問が終了しますまで続行したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 そういたしますと、小原力三君。
○議員(13番 小原 力三君)はいはい。
 3番目というぐあいに、順番が3番目まで行きました。これ3番行けるかなと思っておりましたけれども、3番目まで到達いたします。3番目、町長としてのこれからのビジョンと決意はということでございます。政治は決断でございます。決断は政治であります。町長、これからの町政のビジョンと決意を簡単におっしゃっていただきたいと思います。
○議長(野口 俊明君)町長、森田増範君。
○町長(森田 増範君)はい、議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。失礼いたしました。3番目の町長としてのこれからのビジョンと決意はということでございます。
 先ほど当面の課題等々についての思いは伝えさせていただいたところでございます。さらに、その先のところのことへの御質問だろうと思っているところでありますが、先ほど述べましたように、ビジョンと決意ということにつきましては、今、お答えする状況にはないものと存じております。御理解を賜りますようにお願い申し上げたいと思います。先ほどの次期への意欲ということにつきましては、ここで述べさせていただいた思いをどうぞ感じていただきたいというぐあいに思います。よろしくお願いいたします。
○議員(13番 小原 力三君)はい、議長。
○議長(野口 俊明君)小原力三君。
○議員(13番 小原 力三君)一つ漏れておりましたけれども、メモ用紙が。
 町長はですね、2月の8日にですね、林業振興を考える会に出席されております。そこで大山町の林業を、注目といいますか、意欲はあったという報告を受けております。これはどういうような会なのか、ちょっとお示し願いたいと思います。そしてまた、今後の取り組みということで、まだ1回ですから、初回、2月の8日ですから忘れておられるかもしれませんけども、まずそこをひとつ伺って、もう1点で終わりたいと思いますので、よろしく。もし忘れちょったら、忘れましたっていって簡単に言ってください。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。小原議員の質問にお答えさせていただきます。
 よく御存じだったのかなと思っておるところであります。林業に造詣の深い小原議員でありますので、そういったことに非常に関心を持っておられたということだろうと思っております。
 これは農林課、農林水産課の方を中心として、ほかの関係の方にも少し声をかけさせていただいて、特に大山町は農林水産業が柱であります。大切な水、大山の水のおかげで私たちの生活があります、農業があります。そして豊かな海の幸があります。そうしたものの基本は山にあります。
 今、全国的にそうですけれども、山の魅力というものが非常に薄れている現状にあります、苦労している現状にあります。でも、一番大切な私たちの源は森林、山であると思っております。そして、この大山町の今ある恵みの根幹は山、当然天然のブナ林等々あるわけですけれども、それも含めてでありますけれども、そうしたことを踏まえて農林水産業を展開をしていく中で、一番基本になる林業をしっかりと視点を持って取り組んでいかなければならないのではないかなという思いの中で、まず声をかけさせていただいて、集まって意見交換をしたというところであります。
 その後に、農業関係の方でも農地、人、人・農地プラン等が入ってきたりしておりまして、ここの充実ということになかなかなっていない状況がありますけれども、このテーマは農業も水産業もあわせて循環型の大山町の産業構造をつくっていく大きなベースになると思っておりますので、このことは今後も取り組んでいく案件、大切な案件であるというぐあいに思っておるところであります。以上です。
○議員(13番 小原 力三君)はい、議長。
○議長(野口 俊明君)小原力三君。
○議員(13番 小原 力三君)さて、最後になりましたが、あんまり長くとりますと大変でございます、本当にお疲れのところ御苦労さまでございます。
 町長、あなたはですね、独裁者という、言う人がおります。決して私はそうではございません、と思っております。政策の実現に向けて町民、町議会、職員と意見交換、交渉が必要であります。やってこられたでしょう、そういう意見交換をやってこられたと思います。その結果、マニフェストで示された政策の交換を求められることもあるでしょう。町政を取り巻く状況も変動いたします。ただ、この場合には、理由や経過をきちんと説明しなければなりません。その意味で、マニフェストは変化に対応する余地を残すものでもあります。山香荘の、サッカー場ですね、サッカー場の問題も、決議を、議会の決議を得ております。恵みの里に対する補助金も決議を受けております。町長の、決して町長の責任では、一人の責任ではないはずでございます。責任、責任といいますと、議会は責任を持たないかといえば、やはり一端にも何らかの責任があろうかと私は思っております。私は強くそう思っております。町長、同感されますか。イエスかはいでお答えください。(発言する者あり)
○議長(野口 俊明君)森田町長。森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。先ほど説明責任ということの話、あるいは独裁者という話、いろいろとお話ししていただきました。
 私自身は、本当にたくさんの方々と意見を交換させていただいたり、あるいは御理解をいただいたりする中で、一つ一つ着実に歩んでいく道筋だと思っております。それは、よく話をさせていただきますように、私は農業で育った人間であります。その基本には土づくりがあります。いい種をまいても土がしっかり育ってなければ、いい土になってなければ、土づくりができてなければ芽が出ません。あるいは芽が出ても花が咲きません。土をつくるところに大きな労力がかかります。私は今、そこの部分にある種をまいている、それが芽が出ている、そういう段階かなと思っております。
 そういったことを進めていく中でも、たくさんの皆さんの御理解や御協力や話し合いや、あるいは逆に厳しい議論や指摘や、なければならないと思っております。すべての皆さんがすばらしい大山町をつくっていくんだと、どこにも負けない、誇れる大山町をつくっていくんだという使命の強い意思のもとの中での議論であり、協議であり、あるいは賛同であったりというぐあいに思っております。そうした多様なさまざまな議論、意見、人とのつながりやことを踏まえて実っていくものと思っております。たくさんの活発な議論や、あるいは取り組みは大切な土づくりにつながるものであると思っております。それを踏まえてこそ芽生えた芽が大きく大きく育って、花が開いて実がなって、本当にすばらしい若者が帰ってくる町につながっていく、高齢者の方々も安心をして過ごしていける大山町になれると思っております。これからも女房役として御指摘を賜りますように、よろしくお願い申し上げます。
○議員(13番 小原 力三君)終わります。皆さん、どうも御苦労さまでございました。
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