○議長(野口 俊明君)再開いたします。
次、2番、米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)はい、議長。
2番目で、午前中、私が最後になるかなというふうに思っておりますが、よろしくお願いいたします。
それでは、通告書に従いまして2問質問させていただきます。
まず、冒頭にですが、1つ目、どうなる印刷工場、次の使い道はということで質問させていただいておりますが、実はこの問題につきましては、今、日本国じゅうで話題になっております尖閣諸島の領土問題におきまして、いろいろと取りざたされております。中国国内ではデモとか、それから日本企業が暴徒化した群衆の皆さんに危害を加えられるということがありますけども、私はそういったことの対抗するためにこの質問をすることではありません。私は、単純にこの企業の今後、またその施設の有効な使い道、これについて質問させていただくということをまず最初に述べさせていただきます。
旧光徳小学校の活用ということで、執行部は中国企業の誘致をしました。当初は23年4月に創業して「地域から雇用を」がうたい文句でした。うまくいけば工業団地に工場の増設などとも言っておられたはずですが、この企業の誘致に対しまして、町は水道の配管やもう一つ入っております誘致企業との間仕切りに800万円を支出したはずです。
ところが、いつまでたっても印刷機材の搬入がされません。昨年12月の定例会におきまして、この中国企業の進出につきまして一般質問をさせていただきました。そのときはことし6月になるような答弁だったと思いますが、現在9月になりますが、いまだにその動きが見えてきません。契約不履行として返還させるべきではないかと思いますが、このような状況をどう思われますか。
今、町づくりの地区会議が各地で活動を始めています。光徳地区も、今後地区会議の拠点が必要になることが予想されます。この誘致話があった時期は、町長の持論であった集落が元気になれば活性化になるとまだ言っておられたころでありまして、住民自治組織が地区ごとでまだ不完全な時期だったと思います。ですから、今現在、未来づくり戦略室が担当になっておりますが、今の状況とは全く違っていました。大山地区と違い、名和、中山地区には拠点となる施設、公民館がありません。体育館を含め今後の使用方法を地区会議にゆだねるべきと考えますが、以上2点、町長の考えを伺います。
○議長(野口 俊明君)町長、森田増範君。
○町長(森田 増範君)はい、議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。米本議員より、どうなる印刷工場、次の使い道はということにつきましてお答えをさせていただきたいと思います。
まず、大山金龍株式会社の親会社でありますところの金龍プラスチック印刷有限公司と知事公邸におきまして進出協定を結びましたのが、平成23年の3月のことでございました。それ以来、町は進出協定によりまして旧光徳小学校の改修工事などを行って、金龍プラスチックの会社は日本法人の設立など諸準備に着手されたところであります。
その後、急激な円高の進行、そういった要因などによりまして計画に大きな遅延が生じているということは、議員御指摘のとおりでございます。私も、このことについて大変憂慮いたしているところであります。
ただ、協定書には信義を重んじて誠実にこの協定を履行すると取り決めておるところでありまして、いわゆる紳士協定でございますので、計画の遅延のみをもって建物の賃貸借契約を一方的に解除していくということは、契約上困難であるのではというぐあいに認識いたしているところであります。
大山金龍株式会社からは、現状につきまして本年6月から国内での営業活動を開始しておられるところであり、工場については体育館の構造、強度などについての調査や塩害影響調査など、予想よりも時間を要しているために機械の設置に至っておらないというところでございまして、来年の1月に終了予定の調査の結果を待って、稼働に向けた措置をとっていく予定であるという報告が参っているところであります。そういった状況にありますので、計画の遂行につきまして見守っていきたいというぐあいに考えているところであります。
次に、地区会議の役割についてでございますが、全町統一的に公共施設の利活用方法の検討を地区会議にゆだねるということではなく、それぞれの地区の地区会議の到達度や事業計画など、総合的に判断をしていくべきではないかなというぐあいに考えているところでございます。
以上で答弁にかえさせていただきます。
○議員(2番 米本 隆記君)議長、2番。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)それでは、先ほど町長も言われまして、ちょっとこの経過をもう一度確認させてもらいたいと思います。
体育館を使って印刷工場にということと、公社は製品の保管場所にさせてもらうというような話があったのは、これはたしか22年12月、最終区長会でまず最初にお話があった話ではなかったかなというふうに思います。それから、23年の2月に光徳地区の住民説明会がありましたけども、このときはまだそういったお話でなかったかと思います。
で、そのときの住民の皆さんからの声はですけども、まず廃液は出ないかとか、それからにおいとかそういったもの、騒音はどうかといったところが一応声として上がったというふうに思っております。
ここからです、途中から話が変わったのは、ここではもう印刷はしないと。ここからはペレットから材料をつくって袋をつくる。それから、印刷はほかの場所でするというようなことで、担当課の方からはペレットについての詳しい説明があったものと思っております。つまり、この変更のときのペレットからつくったということはだれから聞かれたのか。それから、今申しました経過につきまして間違いはなかったのか。この2点、ちょっとお伺いしたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。詳細の経過についてでございます。担当より述べさせていただきます。
○観光商工課長(福留 弘明君)議長、観光商工課長。
○議長(野口 俊明君)福留観光商工課長。
○観光商工課長(福留 弘明君)まず、経過につきましてでございますけれども、先ほど米本議員さんが言われたとおりの経過をたどっての進出協定ということになっております。
なお、途中で印刷は当面先送りということになりましたのは、体育館の中に巨大な印刷機を収納することが不可能であるというようなことで、当面体育館ではいわゆる製袋機、プラスチックの原料からポリエチレン等の袋を製造するということで、計画の変更につきまして協定を結んだということでございます。
だれから聞いたかということでございますので、金龍プラスチック有限公司の金社長の意向を日本側の窓口となっている方を通じて伺ったということになります。以上です。
○議員(2番 米本 隆記君)議長、2番。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)はい。経過はそのとおりだということを認めていただきました。
実は、私は8月の24日ですかね、ちょっと大山金龍さん、会社名を出しても、町長も言われますんで出しますけれども、聞き行きました。事務員さんが対応してくれましたが、実際に言われたのが、体育館が古くて直さないと使えない。それと、だからいつ操業できるかわからないというふうに言われたんですね。じゃ今、現在のお仕事は何をされてるんですかと言うと、営業活動をしておると。なら、その営業についてはどういったことをやっておられますかと言いますと、お聞きしますと、中国から輸入したものを日本法人としてそれを販売しとるということを言われたわけですね。ああ、そうですか、今まだ、私も今製品ができないんでそういうふうにされてるかなというふうに思っておりましたが、実はまたこの9月に入りましてから再度伺って、今度は社長室長にお聞きしました。そのとき、今、町長にもあったようなことなんですけども、体育館の修繕を今何か町と協議しとると。床が張ってあると振動があるんで、その振動についていろいろと問題がある。それで、それから議会の方にいろいろと聞かれるようなので、今、文書で出すようにしてますからということで、その11日ですか、この日には担当者はいないんで、きょうかあすには文書を郵送かファクスでお知らせしますよということを言われたわけです。
私、思うんですけど、そのファクスとか文書で知らせていただいた内容というのが、今町長が言われた内容なのかどうなのか、その点についてお話を聞きたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。詳細について、担当より述べさせていただきます。
○観光商工課長(福留 弘明君)議長、観光商工課長。
○議長(野口 俊明君)福留観光商工課長。
○観光商工課長(福留 弘明君)ただいまのお尋ねでございますけれども、従前から再三にわたりまして担当レベルでは日本人社員の方に、今どういうことで今後どうする、どうなるのかといったようなことを課題を整理していただいて、協議しましょうということを申し上げてきております。なかなかまとまった回答をいただくことができませんので文書でもって申し入れ、9月12日付でございましたけれども、担当あてに現状と今後の計画についてということでお返事をいただいたということでございます。
○議員(2番 米本 隆記君)内容はこれですか。
○観光商工課長(福留 弘明君)議長、観光商工課長。
○議長(野口 俊明君)福留観光商工課長。
○観光商工課長(福留 弘明君)内容につきましてでございますけれども、先ほど町長が答弁をさせていただきましたことは回答文書を要約したものでございますので、内容的にはそういうことでございます。
もう少し詳しく申し上げますと、特に今後のスケジュールのところですが、営業活動は今後も引き続き実施する。工場稼働に必要な調査等を引き続き実施する。これら調査結果を踏まえた上で、工場稼働に向けた措置をとることとする。なお、調査終了は25年1月予定というふうな回答をいただいております。以上です。
○議員(2番 米本 隆記君)議長、2番。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)先日、総務常任委員会でもこれ14日の日に伺ったんですね。このときも室長が対応されたんですけどね、その言われることと実際にこの内容が食い違いがあるんですね。
実は、出れない理由というのは何点かあるんですけど、まず今町長が冒頭に言われました、最初言われましたけど、円高になったと言われましたね。ところが、私、昨年12月に一般質問でこの問題を出させてもらっております。そのときにも、多分ですよ、担当課なり行政、執行部の方からは金龍に対していつだったら出るかということは聞かれてるはずなんですよね。でなければ、6月という確実な話が出てこない。違います。私、そこがまず第一に不思議なんですよ。これについても後から教えてください、そう聞かれたのかどうなのか。
それから、この金龍の室長の言われる設計者を交えて話し合ったら床の強度とか耐震強度、それに問題があるからだめだと。これは最初の話では、床は取っ払ってしまって下にコンクリでも張ってするという話でしたね。これはだれと話をされたんですか。これ2つ目。
それから、もう1個、さっきもこの町長の答弁書にありましたけど、塩分を調査する。あそこは海に近いということは現場は見ておられるはずですね。それで計画を進めてこられた。なのに、今この状態ということはどういったことですか。現場を見ずに話だけでしたわけではないですね。現場を見ておられますね。どうですか、見ておられますね。それもあわせて、見ていてなぜこういった結論が出てくるのか。この3つ、教えてください。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。3つの質問について、担当より答えさせていただきます。
○観光商工課長(福留 弘明君)議長、観光商工課長。
○議長(野口 俊明君)福留観光商工課長。
○観光商工課長(福留 弘明君)ただいまの3点でございます。
事業の創業予定等につきましては、大山金龍株式会社ということで日本法人が設立されました後は、代表権を持たれます日本側の専務取締役、この方を窓口にいろいろと伺っていた話ということになります。
そして、床に強度がどうのこうのといった部分は、現在おられます社長室長さんが一方的に言っていらっしゃることで、議員御指摘のとおり私どもは床は置けないので床をとってコンクリートで補強してということで、当初伺っておりました。
塩分の件も全く同様でありまして、現地をごらんになった上で了解をいただいたものということで、先ほど申しました課題を整理して話し合いましょうというのは、そういった一方的に言われている部分についてということでございます。
なお、本社の方から社長、日本法人のイ・リさんというんですか、社長さんに伺いましところ、そういうことは社としては言っていないということでございますので、社長室長さんの個人的な感想ではなかったかというふうに今の議員さんの御質問を聞いて推察をしたところでございます。私どもにはそういう話は伺っておりません。
○議員(2番 米本 隆記君)議長。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)ということはですね、この塩分濃度ということをまず最初から織り込み済みということですね、本社の方は。それから、その契約内容につきましては、大体体育館の改修は大山金龍さんの方が全面的にされるということでしたね。これは間違いないですね。
であるならば、今、円高でなるって言われましたけども、それもこれは勝手に今、何ていいますか、室長が言っておられることということで答弁がありましたんで、十分に対応できるということですね。なのにそれができてない。6月と言われたのが9月になってもできない、また半年ほど延ばして来年の1月。では、これからまたそれから先になりますよ、また半年延ばしますよ、先には設置しますよと。これをずっと繰り返すんですか。
私は、何は何でもここを、何といいますかね、金龍さんの方から引き揚げてくださいとは言いませんけども、ただ、こういった使い道、まだ地区の方で光徳地区にはそういった拠点になる施設も何にもありません。そういったところにやはりゆだねてみるというのも一つではないかなということはありますんで、こういったことで延ばされるんであればどんどん地区会議の方で使用方法並びにそういったことも含めてした方が、地区の方としても、またその話し合いの土台となる使用方法についてもいろいろとまた話がしやすいんじゃないかというふうに考えるわけで、この問題を提起しているわけです。その辺につきまして、来年の1月とかいうことでまた言われますけれども、本当にそうなったときにいつを最終的に考えて結論を出されるのか、町長にお尋ねしたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。体育館の床の関係について、少し説明をさせていただきたいと思いますので、担当の方から、かかわっていた者の方から述べさせていただきたいと思います。
それから、今の地区会議の活用ということへのお話もございました。地区会議、町内で10の町づくりの地区会議があり、それぞれがいろいろな今御協議をいただいているところであります。進捗度の進んでいるところ、それからこれからいろいろと協議していこうとしておられるところ、いろいろなスピードの速い、あるいはそうでないということはありますけれども、今御指摘のようにそれぞれの地区で町づくり、自分たちの広域的な地域としての課題を整理をしながら、取り組めるところから取り組んでいこうという動きが進んでおるところでございます。
なお、この旧光徳小学校の活用ということにつきましては、今現在御指摘の状況があるわけでありますけれども、さかのぼりますれば以前から町の遊休公共施設、いかにして利活用していくのかということが大きなテーマであり、議会の方からも御質問もいただいたりしております。たしか22年の3月あたりの一般質問でも、このことについてどういう考え方を持ってるかという御指摘、あるいはアドバイスや御指導もいただいたと思っております。精いっぱい取り組んでいくというお答えをさせていただく中で御縁があり、このたびのこの印刷の会社の方の運びに結びついたと思っております。いろいろな経過の中でも議会の皆さんの方にも御説明をさせていただいたり、また地域の方にも出かけさせていただいたりして説明をさせていただき今日に至っている現状は、議員も御承知のことと思っております。そういった経過がございますので、そのことについてもひとつ御理解を願いたいと思います。
今、そういう状況の中で、大山金龍の会社の方の動きがなかなか見えてきていないと。だからそういった地域での施設利用に使ってはというお話でございますけども、やはりまずはもう少しこの状況を、先ほど最初の答弁で述べさせていただきましたように見守らせていただくことが肝要ではないのかなと思っているところであります。本当に向こうの方がとても進展が進んでこないということがあるとするならば、それは議会の皆さんとまた御相談をさせていただいて、大きな決断をしなければならない場面はあろうと思っておりますけども、今の状況では工場稼働に向けた取り組みでおるということを担当課の方からも申し述べさせていただいたところでありますので、その状況を見守らせていただきたいなと思っております。
円高という話がございます。一度円高が70円台から80円台に入って、少し緩んでくるのかなという動向がありましたけれども、またここ非常に厳しい70数円という状況が続いてきております。経済の世界でありますので、本当にどのような動きになってくるのか、そこは私どもの推察のできないところがございます。思いを持ってここにやってくるという強い決意をされた社長でございますので、その思いは今も変わらないと思っておりますけれども、いろいろな経済動向、円高等々の中で、あるいは私どもの掌中にできないところの中で今の状況にあるのかなと思ったりもするところであります。
施設の利用ということについてはやはり大きなテーマでありますので、そういったことを考えながら、またかんがみながら、議会の皆さんとも相談をさせていただく場面も出てくるとするならば、御意見を賜ることもあろうかなと思っておるところであります。
そういった状況にあるということでお答えにかえさせていただきたいと思いますし、床の関係については少し誤解や、あるいは憶測があってもいけませんので、少し時間を賜りたいと思います。
○副町長(小西 正記君)議長、副町長。
○議長(野口 俊明君)小西副町長。
○副町長(小西 正記君)体育館の床の件について説明させていただきたいと思います。
当初、床につきましては、そのままの状態でも可能であろうというふうな判断がありました。それから専門的な者が、設計業者さんが入られていかれた後につきましては、床の上に鉄板を敷いて下からジャッキアップをするというふうな方法も検討されましたが、最終的にやった段階で、機械の振動によって製品のむらができる可能性も捨て切れないということでのコンクリートを打ちたいというふうな協議が上がってきたというのは事実でございますが、協定書を結ぶ段階ではジャッキアップという方法でやりたいというふうな話で進んできたところでございます。
かつ、塩害につきましては、塩の話というのは私がやりとりした間の中では一つも出てきておりませんでした。しかし、これが製品の中でいろいろ検査が必要ということで検討された結果、塩害の塩分の調査ということが必要になったんではないかというふうには推測しますけども、私がやりとりをしている間については塩分についての関係はございませんでした。以上です。
○議員(2番 米本 隆記君)議長。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)さっき町長が円高のことも言われましたけど、ちょっと確認させてください。
先ほど、担当課の課長は円高は関係ないと、これは本社のあれだと言われたけど、どっちです。さっき質問したときに、円高の方は、これはだれが言うたか、現場の方のこれは今の室長の言われたことだというふうなことだというんですけど、町長は円高になっとると、が原因だと言われます。これはどっちですか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)私の発言については、私の推測であります。
○観光商工課長(福留 弘明君)議長。
○議長(野口 俊明君)福留観光商工課長。
○観光商工課長(福留 弘明君)はい。先ほどの3点のときの私の答弁につきまして、円高には触れていなかったように思います。以上です。
○議員(2番 米本 隆記君)議長。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)ですから円高になってないということですから、私、最初に言ったですよね、これは社長室長に聞いた話でこうですけどどうですかという話を聞きましたんで、ですから12月の答弁のときには円高は全然関係ないんですよ、もう6月にはこっちに来るということをきちっと言われたわけですから、それが今の段階でまた言われるということ自体がおかしな話でありましてね。ですから、その辺のところの話が町の行政側の方が把握される内容と、私たちが聞いてくる内容といいますかね、がずれがあるというか、その言われることに、大山金龍さんの方の言われることにずれが出てくる。ですからおかしいことが出てくるんですよね。
一番大事なのはね、今、塩分のことも言われましたけど、多分青島の工場、副町長も議会の代表も行かれましたけど、これ海のそばでなかったですか、工場は。違います。海じゃないです。ですから、私ね、あの辺、この塩分のことが出てくるということもおかしな話だと思っていますし、それと私こんなこと言って憶測で申しにくいんですけども、この前、大山金龍さんの方から社内の、何ていいますか、何ていいますかね、これ、パンフレットといいますか、これ総務の皆さんもらったんですけど、この中で事業内容については製造販売になってるんですね。製造販売なのに、まだここに来てない。輸入に頼ってやりますよということは、この説明書の中にもあります。安い中国でつくったものを輸入して、日本各地に販売するということをうたってあるんですね。私ね、これは問題ちょっとあるんですけど、何か日本に輸入したものを拡販するための会社設立じゃないかなというふうに、疑っちゃいけんですけども、ここまで話がずれてくるとそういうふうに思わざるを得ないんです。
これを本当に、町長は1月と言っておられます。1月に結論を出すと。町長、一応任期は4月までです。本当にこれいつごろまでにきちっと検討されるのか。今の議員も、任期は来年の町長と同じで4月までです。きちっとこの辺のところをけじめといいますか、結論を出されるのはいつごろにされるのかお伺いしたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。まず、米本議員の方から現場の声ということで、社長室長とのやりとりをベースにしていろいろと御発言を今していただいておると思っております。そのことが大きなベースになっておるということでありますけれども、私どもの直接伺っている状況ではございません。そういったやりとりの中でのベースをこれからもやりとりをしていく中であるとするならば、私どもの方からも改めて社長室長の方に、こういった御発言があったけれども、本当にこの真意は何だろうかというような問いをさせていただくということも必要になってくるのかなと思っております。でもお互いの信頼関係ということは必要でありますので、お互いに誠意を持ってやりとりをしなければならないと思っていますけれども、この指摘のようにこちらの方の発言と議員がおっしゃいますことと大きな大きな違いが出てくるということであるとするならば、その辺については私どもの方からもう一度尋ねていくということは必要かなと思っておるところであります。思いがすれ違うということについては、大きな信頼関係にかかわっていくことでありますので、まずそのことをお伝えをさせていただきたいと思います。
それから、今後のことということでありますけれども、これは企業の状況についてはそれぞれに経済活動をしておられる事業体であります。町でも既に企業の用地を取得していただいている企業もありますけれども、なかなかその実現に至っていない、工場建設に至っていないという現状も議員御承知のとおりであります。やはり企業との信頼関係やあるいは待つということについての大切さ、信頼関係、そのことを重視をしながら判断をしていかなければならないものだと思っております。判断をしていく本当に必要性があるときには、当然議会の皆さんの方と御協議をしながら進めていかなければならないと思っておるところであります。
任期のことのお話もございましたけども、それとは関係なくこの動向を見守っていくということが今肝要ではないかと思っております。以上です。
○議員(2番 米本 隆記君)議長、答弁漏れ。
○副町長(小西 正記君)議長、副町長。
○議長(野口 俊明君)小西副町長。
○副町長(小西 正記君)青島の方に行きましたけども、光徳小学校ほど海に近い工場ではありません。もっと離れておりますので、余りに近いために塩素の方の心配、海水の方の心配をされておるんではないかというふうに推測をしております。
それから、販売を新たにするためではありません。既に私らが青島に行かせていただいた時点で、日本との取引が数億円ございました。ですから、事実として販売拡大は目指しておられるということはありますけども、新規にというふうな考え方はなかったというふうに思っております。以上です。
○議員(2番 米本 隆記君)議長。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)先ほど町長が言われましたけど、誘致企業と大山金龍さんの件では話が大分違うと思うんですね。誘致企業は工業用地を取得されて、それでまだ進出できないというのも確かにあるかと思います。ただ、金龍さんの場合ですね、安い価格でお貸ししております。たしか年間40万ぐらい、60万ですか、でしたかいね、だったと思いますけども、すごい安い価格でお貸ししているというふうに私は思っております。ですから、その辺でもしそれであるならば地区会議の方が使った方がいいかというふうに私は思ったわけであります。
そして、先ほど答弁書の中にあります来年1月に、もう一度聞きますよ、来年1月に調査が済むと言っておられますけども、私たち総務委員会が行きたときにはもうある程度具体的なところまで話が来ておりました。内容的にもお聞きしました。ですから、大体もう結論的なところはもう見えてるんじゃないかなというふうに思っております。本当に来年1月にこういう調査結果を待って、ならそれからまた稼働に向けた措置をとるということになれば、そこからまた改修されるのか、いや、今はいけませんからちょっと待ってくださいが始まるのか。どっちにしてもそれはわかりません。
では、先ほど町長は企業の都合もあるような話をされましたけども、ずっとこのままにされておかれるおつもりなのでしょうか。その点についてお尋ねしたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。先ほど申し上げましたように、ずっとこのままに置いとくという発言を今させていただいたつもりはございません。
○議員(2番 米本 隆記君)議長。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)では、1月に結論が出ましたら早急にされるということで理解してよろしいですか。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)相手があることでありますので、事の状況を見守っていく中で議会の皆さんと判断をしていくということになるのではないかと思っております。
時期のことについては、今こうだということについては明確にお答えができる状況にはございません。
○議員(2番 米本 隆記君)議長。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)どうも、町長のお考えはわかりました。これ以上やっても無理だと思いますので、2問目へ行かせていただきます。
町長に就任されてから約3年6カ月が過ぎました。トップとして大山町のかじ取りをしてこられました。その間、これはやりたかったということとか、これはできなかったということがあると思います。それはどのようなことですか。できなかったことがあれば、残り一応任期的にはあと7カ月ですが、何に重きを置いてされますでしょうか。
また、町長が町民に約束されましたこと、つまり選挙公約になりますけども、それはどうなりましたか。
それを踏まえて、町長は100点満点で自身にどのような点数をつけられるのかお伺いしたいと思います。
○議長(野口 俊明君)町長、森田増範君。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。米本議員より2つ目の質問であります行政を預かった自己評価はということについてお答えをさせていただきたいと思います。
まず先に、選挙の公約ということにつきましてから述べさせていただきたいと思います。
私は、大山の恵み、また豊かな資源など、この財産を生かして未来を開いていく町づくり、そして安心と安全ということを基本として、住民の視点、そして現場の視点、そこに軸を置いて取り組んでいくということを掲げているところであります。そして選挙の広報には、選挙公報ということでは、元気なまち、安心・安全なまち、また財政的に安定したまちを目指して5つの柱を掲げているところでございます。一つは、1点目は多様な資源を生かすまち、2点目は元気な町民・職員のまち、3点目が子育てしやすいまち、4点目が高齢者が安心して過ごせるまち、そして5点目がひとにやさしく、安全・安定のまちであります。その諸事業を進めていき、この目標達成に向けて積極的に取り組んできたところであります。
次に、できなかったことと今後の取り組みということについてでございますが、特に職員の元気ということがあります。就任間もない時期にごみ袋代金の紛失、これが発覚をしたこと以来、不祥事が起こる中、住民の皆様の信頼回復に向けて職員の行動の規範や、この厳守や再発防止への取り組み、また職員間のコミュニケーションづくり、あるいは事務ミス対策などの研修などを積極的に行って、職員の資質の向上や意識の改革に努めてまいったところでございます。
ただ、そのことによって職員が業務に対して萎縮してきているのではないのかと。あるいは職員のやる気向上のために能動的な意識へいかにすべきか、これが課題と受けとめております。
管理職との会やプロジェクトチームによる検討はたびたび行っているところでございますけれども、特に現場で頑張っている職員との懇談、意見交換、これは不足をしているのかなと思っております。私は、役場はやりがいのある職場であり、住民の皆さんに期待される職場であると確信をいたしております。意見交換を通してお互いの思いを共有し合い、職員提案の実現などやる気、元気な職員の町、そして住民の皆さんに信頼される役場、行政組織、これをつくっていかなければならないと考えております。
また、100点満点で幾らぐらいかということでございますけれども、これは本当に自己、自分自身が思うところであります。大まかなとらえ方として、80点ぐらいと思っております。
ただ、その取り組みが大きく成長して実を結んで、実りの段階に、その段階には至っていないというふうに認識をいたしているところであります。以上です。
○議員(2番 米本 隆記君)議長。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)今、町長はいろいろとできたこと、できなかったことを言われますけども、できたこともあるかと思います。一番町にとってよかったというのが、今の住宅改修助成ですか、これは琴浦町が最初に取り入れていったのを同僚議員が一般質問で持ち出してこれが事業化されたということですけども、町内の事業者、また住民にとりましても町民にとりましても、これはいい事業をされたなと私は思っております。
ただ、その中でいい事業もありましたけど、実際に町長が言われておりました、公約の中でも言われました見直しますというふうに掲げられました5つの点でございます。
まず、その農産物加工所につきましてですけども、これは町長がある程度利益が出ない、何かそのリスクがあるのでこれはちょっと問題だということで、一応見直しをするということを言われましたけども、実際にはある程度めどが立ったので実行するということで実施されました。ところが、当初その計画で、当時の計画でありましたときに、民間委託ということで1,100万円ということがうたって計上してあったんですけども、実はそれ加工所ができた22、23年につきましては県の補助事業といいますか、これにつきまして、これがありまして加工所が運営できておりました。ところが、今回につきまして24年度はそれ以上のお金を、何ですかね、合併振興基金から出されておりますよね。めどが立ったというふうに言われましたけれども、それ以上のものを、町長が見直さないけんと言われました、その事業全体の1,100万のこれはおかしいじゃないかという以上のものを出さなければ事業ができない。こういったことについて、私、ちょっと認識的に町長どう思っておられるのか、まず1点この辺お聞きしたいと思います。
それともう1点、観光交流センターにつきましてですけども、観光交流センター、これにつきましては名和インターチェンジの立地条件の辺を、これを述べておられますけども、町費投入によって継続的運営に不安があると。ですから、これを運営方法を経過を検証しながら見直すということで2点上げておられましたけども、実際この見直しについて、私はどのようにされてったのかなというふうにちょっとお尋ねしたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。見直しということの中での加工所についてと、それから交流センターということについて御質問をいただきました。
加工所の事業についてのめどが立ったというとらえ方の中でありますけれども、当初の事業の計画、私が議員をしておりましたときの計画が地元の農産物を使う。それは当然ですけれども、その中で1次加工を主体として業務あるいは学校給食に提供していくというようなこと。そしてもう一つは、製品としてはカレーだったと思いますけれども、そういったものを主力としてやっていく運営というような計画であったと思っております。非常にそういうベースであるとするならば、当然収支ということはもちろんですけれども、雇用という面においても恒常的な形になるのかなという思いがありました。そうしたことを踏まえながら就任をさせていただき、担当課といろいろと意見交換をする中で今の製品となっていますところの肉製品を中心としたところの製品づくり、そしてそれを販売をしていく形の中で地元の産品を使っていく。
そして、肉製品をまず使っていこうということの中のベースは、仕事をしゅんのものに左右されるということになりますとどうしても仕事があったりなかったり、計画性が立たないということもございます。雇用する中において、コンスタントに仕事が行っていけれる形づくり、それって何だろうなということの中で、今のベースの取り組みを一つの考え方として見直しをして進めた経過があります。
ただ、当初から申し上げておりますように、加工ということについては非常に厳しい状況、加工所の運営は厳しいということはお話を再々させていただいておるところであります。私も、勤めておったときの職員の時代に加工の製品をつくって販売をした経過がありますけれども、そのときにも話をしましたけども、1年は珍しくて売れても2年3年、本当に売れていかない加工事業の厳しさということを話もさせていただきました。そういったことを踏まえながら内容の見直しをさせてもらって、取り組みを進めていくという話をさせていただいたと思っております。
ただ、やはり事業をしていく中での収支、これは一つの経済活動でありますので、収支とんとんになれるような目標を目指していくということは大切でありますし、必要不可欠のことだと思っておりますけれども、なかなか今の現状の中ではそれに至っていない。今の職員も、そうしたことを目指して今一生懸命努力をしているところであります。
観光交流センターの運営方法ということについて記しておりますけれども、大きなものの中で特に大山町の産品を売っていくということの中ではありますけれども、それに類するいろいろな大山のものをやはり入れていかなければならないだろうというような考え方、今も単に地元の産品ということではなく、大山にかかわるものを陳列させていただいたりとしているものはあります。
そして、もう一つは運営ということの中であります。当初、厨房、食堂関係の方で本当にこだわりを持って手をかけて食堂経営といいますか、やっておった経過がありますけれども、既に皆さんも御承知のように収支についてはなかなか厳しい状況があります。原価率も非常に高い状況がありました。そういったことを踏まえながら加工所が運営をしていくということでありますので、加工所のできたものをそちらの方でも販売をしていくというような形の中で、厨房、食堂事業の経営的な改善ということに変えていた経過はあります。ただ、そのことによって飽きられてしまう食堂ではいけませんので、一つの今の状況を踏まえながら、職員等、今後の食材、食べ物の商品づくりということについては、鋭意研究したり開発していかなければならないと考えているところであります。以上です。
○観光商工課長(福留 弘明君)議長、観光商工課長。
○議長(野口 俊明君)福留観光商工課長。
○観光商工課長(福留 弘明君)済みません、御質問の中で若干誤解があるといけませんので、確認のために一言つけ加えさせていただければと思います。
議員の御質問の中で、公社に対する補助金の金額が示されましたけれども、これは公社の公益事業に対しますものも含まれた総額でございまして、御質問の農産物処理加工施設、前年度委託料が決算額で2,142万円でございます。で、今年度はスキームを見直しまして補助金としておりまして、それに相当します試作品開発などに係る工場稼働費用としての補助金として940万円、研究開発費として254万円、販路開拓費、別の科目で従来は取り組んでたところでございますけれども、これに456万円ということで、総額にいたしましても1,650万円でございます。約500万円、25%くらいの前年に比べまして自助努力を公社の方にはお願いしているところでございますので、御理解いただきますようお願いいたします。
○議員(2番 米本 隆記君)議長。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)時間がありませんので、それでは町長にちょっと最後にお聞きしたいと思います。
町長は、町長就任のとき箱物行政をやっぱりやめていくんだということで言っておられました。箱物行政と言われる中で、私はつくられたあの当時、歩くプールはやめられました。ところが、この加工事業、農産物加工所、それから何といいますか、名和の運動場の改修、そして大きなものとしましては山香荘の何といいますかサッカー施設の取り組み、そのほか保育園、中山みどりですか、それから大山きゃらぼく保育園建てられました。
町長は、箱物から脱却してソフト重視に転換すると言っておられました。それで、町長が言う箱物とはどういったものを指して箱物と言われていたのか、これをお聞きしたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)はい。米本議員の方から、再々に箱物行政ということについての御質問をいただきました。以前からも重ねていただいておる質問でありますので、その考え方は以前と変わっておりません。施設の運営計画等々、これがしっかりと協議をなされ、進めていくに値する状況の計画であるということが一つの柱であるということは再々申し上げたところであります。
あわせて、誤解があるといけませんので述べさせていただきますけれども、討議資料という形の中でつくらせていただいておりますものの中で、箱物行政という項目がこの中にもございます。まさにおっしゃる文言はございます。
ただ、その中でここに明らかに明記させていただいとることを述べさせていただき、御理解を賜りたいと思いますけれども、厳しい財政事情の現在、施設設置重視の行政から既存施設の有効活用、住民パワーの組織化などソフト重視に転換をするということをここに記させていただいておるところであります。必要な施設は、やはり保育園の建設もそうでございますけれども、させていただきながら、議会の御理解をいただきながら、取り組みを今日まで進めさせていただいたと思っております。
あわせて、山香荘の件もいろいろと本当に議論をいただきました。ただ、私の思う中には、ここにうたってございますように既存施設の有効活用ということも私の思いの中に一つあるということもここの場でお伝えをさせていただきたいと思いますし、あるものをいかによみがえらせていくか、そして大山町の大きなこれからの柱のテーマはやはり海あり山あり大地にすばらしい資源がある町です。たくさんの方がここに訪れてくれる、来てくれる、交流人口をふやしていく。そこからいろいろな将来に向けての魅力的な展開があると私は考えておりますし、議会の皆さんもそのことを御理解いただいて、山香荘の件も進んできたと思っておるところであります。御理解を賜りたいと思います。
○議員(2番 米本 隆記君)議長。
○議長(野口 俊明君)米本隆記君。
○議員(2番 米本 隆記君)もう一回、最後に聞きます。
町長は、福祉と健康づくりということもテーマに上げておられました。その中で私は聞きたいんですけど、実は障害者の方々についての福祉策、これについては町長はどういうふうに取り組んでこられましたのかお聞きしたいと思います。
○町長(森田 増範君)議長。
○議長(野口 俊明君)森田町長。
○町長(森田 増範君)障害の方々との要望や御意見もいただいた経過があります。少し時間をいただいて課長から答えさせていただきたいと思いますけども、施設の存続の関係等々があっていろいろと御意見、御要望をいただきました。担当課といろいろと話し合いをしながら、今そういった体制、御要望にこたえられる形で進んでいる案件もございますので、1つだけ紹介させていただきたいと思います。ほっとサロンの関係でございます。
○福祉介護課長(戸野 隆弘君)議長、福祉介護課長。
○議長(野口 俊明君)戸野福祉介護課長。
○福祉介護課長(戸野 隆弘君)ただいま町長から答弁がありましたところですけども、障害をお持ちの方々、幾つか協議会なり団体をつくっておられます。そういった皆さん方との今回総会等を含めまして、町長あるいは私の方それぞれ出席をさせていただいて御要望をお聞きしたり、あるいは意見交換をさせていただいているところでございます。例えば身体障害者の福祉協会、また手をつなぐ育成会等、その他ございます。
そういった中で、町の施策に対する御要望、あるいは取り組みに対する御意見等お聞きしまして、個々御説明をさせてもらいましたり対応できるものを御要望を可能な限り反映させているということでございます。
先ほど、町長の答弁の中で施設の整備ということで申し上げましたことは、例えばでございますけども、従来ありました障害者の作業所、新しい体系の中に23年度までに移行しなければいけないということがございました。そういった中で、具体的にはほっとサロン、作業所移行する中で活動の拠点として調理ができる施設を整備していきたいということがございまして、保健福祉センターだいせんの中の一室をそういった設備、厨房の施設に改良して使っていただけるというようなことを、これは事業そのものはホットサロンの方が県の事業を活用して、補助事業を活用して行っておられますけども、その施設の利用について特段の配慮をさせていただいて、御要望にこたえさせていただいたというようなこともございます。
その他、障害者自立支援法に基づく法的な義務づけのある事業等をもちろん行っておりますけども、単町の医療費助成を含め各種の単町の事業も行っておるというところでございます。以上です。
○議員(2番 米本 隆記君)終わります。